JPH052934Y2 - - Google Patents

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JPH052934Y2
JPH052934Y2 JP1986029823U JP2982386U JPH052934Y2 JP H052934 Y2 JPH052934 Y2 JP H052934Y2 JP 1986029823 U JP1986029823 U JP 1986029823U JP 2982386 U JP2982386 U JP 2982386U JP H052934 Y2 JPH052934 Y2 JP H052934Y2
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JP1986029823U
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JPS62142059U (ja
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  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、画像形成装置の透光板保持構造に
関し、更に詳しくは、感光体面上に画像情報を投
影する光学系の光学フイルタ又は防じんガラス板
の保持構造に関する。
(ロ) 従来の技術 画像形成装置の感光体面上に画像情報を投影す
る光学系には、光学フイルタ、防じんガラス板な
どの透光板が使用されることがある。これらの透
光板の設置は、例えば、光学フイルタ板をホルダ
で保持し、そのホルダをネジ等によつて画像形成
装置の本体内に所定位置に取り付けることによつ
て行なわれていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 かくして、光学フイルタ又は防じんガラス板に
ホコリが付着するなどして掃除又は交換を行なう
場合は、複雑で熟練を要する作業が必要となり、
従つて画像形成装置の本体内部の構造に詳しい特
定技術者でなければその作業ができないという問
題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段及びその作用 この考案は細長い透光板と、この透光板を保持
するホルダと、このホルダを画像形成装置本体に
装着するホルダ装着手段とからなり、 ホルダが、透光板の両長辺に嵌合する一対の断
面内向コ字状部と、これらの断面内向コ字状部の
一方対向端縁から一体に伸びる一対の断面外向コ
字状部とからなり、 ホルダ装着手段が、画像形成装置本体のフレー
ムに形成された開口と、この開口から装入される
透光板及びそのホルダを案内すべく所定間隔で対
向し、ホルダの一対の断面外向コ字状部に摺動可
能に係合でき、透光板を、感光体面上に画像情報
を投影する光学系路の所定位置に配設させる一対
の装着レールとかなり、断面内向コ字状部の内側
面に、透光板をその厚み方向に押圧する第1挟持
手段を設けるとともに断面外向コ字状部の内側面
に、装着レールをその厚み方向に押圧する第2挟
持手段を設け、ホルダの挿入方向と異なる方向の
端部に、開口の縁部に当接し得るストツパを設け
てなる画像形成装置の透光板保持構造である。
すなわち、この考案は、透光板を特定のホルダ
で保持し、しかも画像形成装置本体のフレ−ムに
開口を設けてその開口からホルダを挿入・保持で
きるよう装着レールを設けることによつて、透光
板の着脱を簡単な作業にて行なえるようにするも
のである。更にこの考案は、断面内向コ字状部に
透光板を、断面外向コ字状部に装着レールをそれ
ぞれ押圧する特定の挟持手段を設ける共に、ホル
ダの挿入方向とは異なる方向の端部に、特定のス
トツパを設けることによつて、透光板のガタつき
を防止し、ホルダの装着深さを設定できる。
(ホ) 実施例 以下図に示す実施例に基いてこの考案を詳述す
る。なお、これによつてこの考案が限定されるも
のではない。
まず第5図において、画像形成装置としての複
写機1は、装置本体2と、この本体に設置された
感光体ドラム7と、この感光体ドラム面上に画像
情報を投影する光学系Cと、現像部D、転写部1
9、定着部26、用紙搬送部Eなどから主として
なる。
光学系Cは、レーザー発振器4、ポリゴンミラ
ー5、ミラー6、各種レンズ系3,8などを備え
ると共に光学フイルタ10を備え、この光学フイ
ルタは第4図において、細長い光学フイルタ板3
1と、このフイルタ板を保持するホルダ32とか
らなり、これらは、装置本体2と水平中板21に
装着保持されている。
而してホルダ32は、第1〜3図において、光
学フイルタ板31の両長辺に嵌合する一対の断面
内向コ字状部33,34と、これらの断面内向コ
字状部の一方対向端縁から一体に断面L字状に延
び、断面内向コ字状部との端片とで断面外向コ字
状に形成された断面外向コ字状部35,36と、
断面内向コ字状部の他方対向端縁から一体に平ら
に延びる一対の平状部37,38と、これらの各
部と一体の前端部39,40及び後端部41,4
2とから主としてなり、2分割の構成となつてい
る。
そして断面内向コ字状部33は、一方内側面4
3に浅い凹段部44,45を形成し、且つそれら
の凹段部44,45の中央には逆に内側面より突
出する第1挟持手段としての凸部46,47を形
成している。なお、48,49はカツト面であ
る。かくして光学フイルタ板31は、カツト面4
8,49により容易に断面内向コ字状部33に押
し込められ、凸条46,47によつて容易に離れ
ないよう結合される。
この際光学フイルタ板31は、凸条46,47
部分を押し拡げることになるが、この押し拡げを
後述のスリツト50,51が可能にし、更に光学
フイルタの保持を十分弾性的にし、光学フイルタ
表面に傷をつけることなくホルダに着脱できる。
断面外向コ字状部35は、前記凹段部44,4
5に対応して底片にスリツト50,51を形成
し、且つ一方のスリツト50の内側面には第2挟
持手段としての凸部52を形成している。断面内
向コ字状部34及び同外向コ字状部36は、33
及び35と同様であるので説明を省略する。ま
た、53,54は2分割構成のホルダを連結する
ための凹凸である。
一方、装置本体2の中板21には、感光体面上
に画像情報を投影するための光学系路の所定位置
にスリツト状切欠きを形成し、それによつて所定
間隔で対向する装着レール55,56を形成して
いる。そして前面側のフレーム57の、装着レー
ル55,56の延長線上には、ホルダ32の挿入
用開口58を形成している。
かくしてこの開口58からホルダ32を挿入す
ると、ホルダ32は、その断面外向コ字状部3
5,36が装着レール55,56を摺動案内さ
れ、前端部39,40が開口58に当接して、位
置決めされる。
なお、凸条52は、ホルダ32が容易に離脱さ
れないように位置決め状態を保持する。
次に、第2図及び第3図において、ホルダ32
の断面内向コ字状部33,34の深さは、なめら
かに変化し、具体的にはDa〜e及びDa′〜e′がそ
れぞれ次のごとく設定されている。
Da=5.0mm Da′=5.0mm Db=5.0〃 Db′=5.0〃 Dc=4.0〃 Dc′=4.0〃 Dd=5.0〃 Dd′=5.0〃 De=5.0〃 De′=5.0〃 かくして断面内向コ字状部33,34の長手方
向中央部分が浅く、長手方向両側に近づくに従つ
て徐々に深く構成されているので、若干の寸法上
のバラツキがあつても、少なくとも光学フイルタ
の中央部分はコ字状部33,34に当接し、光学
系路(経路)上での設置位置が正確に保障され
る。なお、寸法Da、Da′、De及びDe′は4.5mm程度
に設定して光学フイルタの中央部分の位置のずれ
を防止することができる。
以上の実施例とは異なり、光学フイルタ板及び
防じん用ガラス板を光学系路に設置する場合があ
り、この場合でも、それぞれこの考案のホルダの
使用が可能となる。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、光学フイルタ、防じん用ガ
ラス板などの透光板の着脱作業がきわめて容易に
なる。更に透光板がホルダに確実に挟持固定され
るとともに、ホルダが装着レールに対して挟持固
定されるので、装置の振動に伴ない透光板がガタ
つくことはなく、従つて光通路を妨げることがな
いので、安定的に良好な画像を形成できる。又、
ストツパによりホルダの装着時にホルダが所定位
置に設定されて開口より奥に入り込むことがない
ので、ホルダの使い勝手も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部分解斜
視図、第2〜3図はそのホルダの構成説明図、第
4図は要部構成断面説明図、第5図は複写機の要
部構成説明図である。 1……複写機、2……装置本体、C……光学
系、10……光学フイルタ、21……中板、32
……ホルダ、33,34……断面内向コ字状部、
35,36……断面外向コ字状部、55,56…
…装着レール、57……フレーム、58……開
口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 細長い透光板と、この透光板を保持するホル
    ダと、このホルダを画像形成装置本体に装着す
    るホルダ装着手段とからなり、 ホルダが、透光板の両長辺に嵌合する一対の
    断面内向コ字状部と、これらの断面内向コ字状
    部の一方対向端縁から一体に伸びる一対の断面
    外向コ字状部とからなり、 ホルダ装着手段が画像形成装置本体のフレー
    ムに形成された開口と、この開口から装入され
    る透光板及びそのホルダを案内すべく所定間隔
    で対向し、ホルダの一対の断面外向コ字状部に
    摺動可能に係合でき、透光板を、感光体面上に
    画像情報を投影する光学系路の所定位置に配置
    させる一対の装着レールとからなり、断面内向
    コ字状部の内側面に、透光板をその厚み方向に
    押圧する第1挟持手段を設けるとともに断面外
    向コ字状部の内側面に、装着レールをその厚み
    方向に押圧する第2挟持手段を設け、ホルダの
    挿入方向と異なる方向の端部に、開口の縁部に
    当接し得るストツパを設けてなる画像形成装置
    の透光板保持構造。 2 透光板が光学フイルタ又は防じんガラス板で
    ある実用新案登録請求の範囲第1項に記載の構
    造。
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JPS62142059U JPS62142059U (ja) 1987-09-08
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Citations (1)

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JPS6111123B2 (ja) * 1979-05-28 1986-04-01 Kawasaki Steel Co

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