JPH055566Y2 - - Google Patents

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JPH055566Y2
JPH055566Y2 JP1986041808U JP4180886U JPH055566Y2 JP H055566 Y2 JPH055566 Y2 JP H055566Y2 JP 1986041808 U JP1986041808 U JP 1986041808U JP 4180886 U JP4180886 U JP 4180886U JP H055566 Y2 JPH055566 Y2 JP H055566Y2
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、本体フレームに支持された光学装置
と、光学装置から出射した光を照射される画像担
持体と、光学装置から画像担持体へ出射する光の
透過を許容し、かつ光学装置への異物の侵入を防
止する防塵部材とを有する画像形成装置に関する
ものである。
従来技術 プリンタ、フアクシミリあるいは複写機等とし
て構成される上記形式の画像形成装置は従来より
周知である。防塵部材は光学装置内にトナー等の
異物が侵入することを阻止する部材であつて、こ
の部材が汚れたときはこれを取り外してその清掃
ないしは交換を行えるように、防塵部材を着脱自
在に支持する必要がある。そこで従来は、画像形
成装置の本体フレームまたは光学装置のケーシン
グ等に、防塵部材用の支持部材をねじ等によつて
組付け、この支持部材に防塵部材を着脱自在に支
持していた(例えば実開昭61−11123号参照)。
ところがこのようにすると、防塵部材用の支持
部材を製作し、これを本体フレームまたは光学装
置に取付けなければならないため、支持部材の製
作費がかさむだけでなく、その組付作業も大変煩
しい。
また防塵部材をセツトしたとき、これを所定の
位置に保持するための部材を設ける必要がある
が、従来はこの部材についても、ねじなどによつ
て本体フレーム又は光学装置のケーシングに組付
けていたため、その組付作業が煩雑で、画像形成
装置のコストが上昇せざるを得なかつた。
さらに、防塵部材の挿入又は脱抜時にこの部材
を案内する支持部を支持部材に設ける必要がある
が、従来はこの支持部が防塵部材の挿入又は脱抜
方向に連続して延びるガイドレール状に形成され
ていたため、これを成形によつて製造するとき、
その型抜きが容易でなく、しかもその成形型が複
雑となる欠点を免れなかつた。
目 的 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去し、従
来より容易に製造できる画像形成装置を提供する
ことである。
構 成 本考案は、上記目的を達成するため、冒頭に記
載した形式の画像形成装置において、本体フレー
ムを樹脂成形品から構成し、防塵部材の長手方向
側縁を挟んで防塵部材の挿入又は脱抜時に該部材
をガイドする支持部を、前記本体フレームに一体
に成形すると共に防塵部材の挿入又は脱抜方向に
沿つて千鳥状に配設し、防塵部材を所定の位置に
セツトしたとき、防塵部材の係止部に係合する弾
性片を本体フレームに一体に成形し、該弾性片に
係合して防塵部材の抜け出しを防止すると共に防
塵部材の挿入又は脱抜時には弾性片を弾性変形さ
せる膨隆部を防塵部材の先端に設けた構成を提案
する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は画像形成装置の一例としてレーザプリ
ンタを示し、給紙装置1から矢印A方向に給送さ
れた記録紙2はレジストローラ対3によつてタイ
ミングをとられてドラム状の感光体4から成る画
像担持体へ搬送される。
感光体4は時計方向に回転駆動され、その際帯
電チヤージヤ5によつて表面を帯電され、レーザ
光学装置6からのレーザビームLを照射されて感
光体上に静電潜像が形成される。この潜像は現像
ユニツト7を通るときトナーによつてトナー像化
され、このトナー像は感光体4へ搬送された記録
紙に転写チヤージヤ8により転写される。転写さ
れた記録紙上のトナー像は定着装置9によつて定
着され、定着装置9を出た記録紙は矢印Bで示す
如く第1の排紙部11または矢印Cで示すように
プリンタ本体12の上部壁面により形成された第
2の排紙部13へ排出される。
レーザ光学装置6はケーシング14を有し、そ
の内部に図示していないレーザ装置、回転多面鏡
15、レンズ16,17、ミラー18等の光学素
子が収容されている。レーザ装置から出射したレ
ーザビームLは各光学素子を通過ないしは反射し
てケーシング14に形成された窓孔19からケー
シング外へ出射し、後述する防塵部材20を透過
して感光体4に至り、ここに前述の如く画信号に
対応した静電潜像を形成する。
レーザ光学装置6のケーシング14はプリンタ
の本体フレーム21に固定支持されている。この
フレーム21は合成樹脂の成形品から成り、該フ
レーム21に適数の支持台22が予め一体に成形
されており、これら支持台にケーシング14がね
じによつて固定されている。また本体フレーム2
1にはケーシング14から出射したレーザビーム
Lが通過するスリツト状の孔23が形成されてい
る。
プリンタ本体の内部にはトナー等の塵埃が飛散
しており、この塵埃が孔23および窓孔19を通
してケーシング14内に侵入すれば、光学素子が
汚れ、その性能が低下する。このため光の透過を
許容する透明ガラスまたは樹脂等から成る前述の
防塵部材20によつて孔23が塞がれ、ケーシン
グ14内へ塵埃の侵入が阻止されている。このよ
うに、防塵部材20は、光学装置6から感光体4
へ出射する光の透過を許容し、かつ光学装置6へ
の異物の侵入を防止する用をなすものである。
防塵部材20は第2図に明示する如く本体フレ
ーム21の孔23を区画する平行な2つの側壁2
4の内側に配置されている。本体フレーム21に
一体に成形された各側壁24の内面には、第3図
にも示すように防塵部材20の長手方向における
各側縁20aを摺動自在にガイドする上下の支持
部25,26が本体フレーム21と一体に成形さ
れており、防塵部材20はこれらの支持部材2
5,26に挟まれた状態で支持される。
防塵部材20は、第1図の紙面に対して垂直な
奥側へ挿入され、或いは手前側に脱抜されるよう
になつていて、この挿入又は脱抜時に上下の支持
部25,26が防塵部材20の長手方向側縁20
aを挟んでガイドする。
各側壁24の上下の支持部25,26は、防塵
部材20の挿入又は脱抜方向に沿つて千鳥状に配
設されているが、これは、後述するように本体フ
レーム21の成形時に型抜きしやすくするための
ものである。
防塵部材20を所定の位置にセツトしたとき、
第4図に示す如くこの部材の先端部に形成された
両係止部27に、本体フレーム21に一体に成形
された弾性片28が係合する。また両側壁24に
一体に架橋されたストツパ29に防塵部材20に
突設された規制片30が当たり、防塵部材20が
所定のセツト位置よりも奥に押し込まれることが
阻止され、同時に防塵部材20の先端に形成され
た膨隆部34が弾性片28に係合して、防塵部材
20の抜け出しが防止される。
このように防塵部材20は本体フレーム21に
係止された状態で保持されて孔23を覆つてお
り、その際ケーシング14の窓孔19を区画する
部分の下端部がクツシヨン材31を介して両側壁
24の上端部に密接している。このため、塵埃が
ケーシング14内に侵入する不都合を確実に阻止
できる。クツシヨン材31はケーシング4と側壁
24との間をシールする用をなし、その中央部に
レーザビームLの通過するスリツト状の孔32が
形成されている。
防塵部材20の清掃または交換のため、これを
脱抜するときは、この部材20の手前側端部に設
けられた取手33をつかみ、これを手前側に引け
ばよい。このようにすれば両弾性片28が防塵部
材先端の膨隆部34によつて弾性変形して開拡
し、防塵部材20は本体フレーム21の貫通孔
と、その外側の外装カバー(図示せず)に形成さ
れた貫通孔を通してプリンタ本体外に抜き出され
る。逆の操作を行うことによつて膨隆部34が両
弾性片28を開拡し、防塵部材20は所定の位置
に係止されてセツトされる。このように膨隆部3
4は、防塵部材20の挿入又は脱抜時に弾性片2
8を弾性変形させるのである。
図示した防塵部材20はシリンドリカルレンズ
から成り、回転多面鏡15の反射面の倒れを補正
する機能も有しているが、専ら防塵の目的のた
め、あるいは他の目的を兼用した防塵部材であつ
てもよい。
上述のように本体フレーム21が合成樹脂の成
形品から成り、防塵部材用に支持部25,26が
本体フレーム21に一体に成形されているため、
プリンタの製作時に防塵部材用の支持部材を製作
したり、これを組付ける必要はなく、本体フレー
ム21の製作と同時に支持部25,26を得るこ
とができる。また弾性片28と膨隆部34とによ
つて、所定位置にセツトされた防塵部材20の抜
け出しを防止でき、しかも弾性片28も本体フレ
ーム21に一体に成形されているので、プリンタ
の製作時にこれを組付ける必要はなく、作業を簡
素化できると共に、プリンタのコスト低減を達成
できる。
また、先に説明したように、本体フレーム21
に一体に成形された支持部25,26は、防塵部
材20の挿入又は脱抜方向に沿つて千鳥状に配設
されているが、これによつて次のような利点が得
られる。
第5図は本体フレーム21を成形する成形型の
上型40と下型41の一例を示している。これら
の型40,41を型締めし、このとき両型間に形
成されるキヤビテイに充された樹脂によつて支持
部25,26が本体フレームと共に成形される。
第6図は上型40と下型41を離間させたとき
の様子を示しているが、このとき、支持部25,
26は上述のように千鳥状に配置されているの
で、上型40と下型41を相対的に上下に離間さ
せるだけで、支持部25,26を離型することが
できる。このように簡単に型抜きすることができ
るのである。
これに対し、第7図に示したように支持部2
5,26を千鳥状ではなく連続したガイドレール
状に形成したとすると、かかる支持部25,26
は、第8図に示したように上型40と下型41の
ほかに、一対のスライド型42,43を有する成
形型によつて成形しなければならない。すなわ
ち、第8図に示した型締め状態で、各型40,4
1,42,43によつて区画されたキヤビテイ内
の樹脂によつて支持部25,26を成形するが、
その離型時には、先ず一対のスライド型42,4
3を矢印方向にスライドさせ、しかる後、上型4
0と下型41を上下方向に分離するのである。こ
のため、成形時の動作が大変複雑となり、しかも
成形型自体が複雑となつて製造コストが上昇する
不具合を免れない。
支持部25,26を千鳥状に配設することによ
つて、このような不具合を除去できるのである。
本考案はレーザプリンタ以外の各種プリンタ、
あるいは複写機、フアクシミリ等の画像形成装置
にも適用できることは当然であり、またレーザ装
置以外の光源を有する光学装置を備えた画像形成
装置等にも広く適用可能である。
考案の効果 本考案によれば防塵部材用の支持部、及び防塵
部材抜け出し防止用の弾性片が本体フレームに一
体に成形されているため、コストを低減でき、し
かも支持部や弾性片の組付作業も不要である。
また支持部が防塵部材の挿入又は脱抜方向に沿
つて千鳥状に配設されているので、本体フレーム
の成形時に型抜きしやすくなり、該フレームを容
易に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザプリンタの概略断面図、第2図
は第1図の部分拡大図、第3図は防塵部材を支持
部から取外した状態を示す斜視図、第4図は防塵
部材をセツトしたときの係止状態を示す斜視図、
第5図及び第6図は支持部を成形するときの様子
を示した説明断面図、第7図は連続して形成され
たガイドレール状の支持部を示す斜視図、第8図
は第7図に示した支持部を成形するときの様子を
示した説明断面図である。 6……光学装置、20……防塵部材、21……
本体フレーム、25,26……支持部、27……
係止部、28……弾性片、34……膨隆部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体フレームに支持された光学装置と、光学装
    置から出射した光を照射される画像担持体と、光
    学装置から画像担持体へ出射する光の透過を許容
    し、かつ光学装置への異物の侵入を防止する防塵
    部材とを有する画像形成装置において、 本体フレームを樹脂成形品から構成し、防塵部
    材の長手方向側縁を挟んで防塵部材の挿入又は脱
    抜時に該部材をガイドする支持部を、前記本体フ
    レームに一体に成形すると共に防塵部材の挿入又
    は脱抜方向に沿つて千鳥状に配設し、防塵部材を
    所定の位置にセツトしたとき、防塵部材の係止部
    に係合する弾性片を本体フレームに一体に成形
    し、該弾性片に係合して防塵部材の抜け出しを防
    止すると共に防塵部材の挿入又は脱抜時には弾性
    片を弾性変形させる膨隆部を防塵部材の先端に設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
JP1986041808U 1986-03-24 1986-03-24 Expired - Lifetime JPH055566Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986041808U JPH055566Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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Publication Number Publication Date
JPS62154458U JPS62154458U (ja) 1987-09-30
JPH055566Y2 true JPH055566Y2 (ja) 1993-02-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111123B2 (ja) * 1979-05-28 1986-04-01 Kawasaki Steel Co

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57136957U (ja) * 1981-02-21 1982-08-26
JPS6111123U (ja) * 1984-06-25 1986-01-23 株式会社リコー レ−ザプリンタ用の光学ユニツト

Patent Citations (1)

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JPS62154458U (ja) 1987-09-30

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