JPH05293359A - モリブデン含有酸化物触媒の充填方法 - Google Patents

モリブデン含有酸化物触媒の充填方法

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JPH05293359A
JPH05293359A JP30652891A JP30652891A JPH05293359A JP H05293359 A JPH05293359 A JP H05293359A JP 30652891 A JP30652891 A JP 30652891A JP 30652891 A JP30652891 A JP 30652891A JP H05293359 A JPH05293359 A JP H05293359A
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徹 黒田
Motomu Okita
求 大北
Seigo Watanabe
聖午 渡辺
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/0015Feeding of the particles in the reactor; Evacuation of the particles out of the reactor

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モリブデン含有酸化物触媒を反応器へ落下充
填するときに生ずる触媒の粉化、崩壊を防止する。 【構成】 モリブデン含有酸化物触媒に充填密度0.1
〜1.0g/ml、0.1kg/cm2 の力を加えた場合の充
填体積減少率が1.0〜40.0%の充填補助材を触媒
に対し1〜70重量%混合して充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モリブデン含有酸化物
触媒の反応器への充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、成型触媒又は担持触媒を固定床
反応器に充填するには反応器上部より投入落下させる方
法が採られている。この方法は触媒の投入落下時の物理
的衝撃により触媒が粉化・崩壊することがある。これを
防ぐためには触媒自体にある程度以上の機械的強度を持
たせるか、又は充填の手法に何らかの工夫を施す必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】触媒の機械的強度は、
成型圧力を調節したり、成型又は担持の操作を工夫する
ことで、ある程度は改善される。しかし、このような手
法で機械的強度を高くした触媒は、概して触媒の持つ比
表面積が小さくなったり、反応に有効な活性点の数が減
少したり、また、反応に有効な細孔分布が制御できない
等の理由で目的生成物の収率が低くなり実用的ではな
い。
【0004】このような見地から、機械的強度の高くな
い成型触媒又は担持触媒の粉化・崩壊を最小限に抑えて
反応器に充填する有効な手段が望まれていた。本発明
は、モリブデン含有酸化物触媒の新規な充填方法の提供
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、モリブデン含
有酸化物触媒を反応管に落下充填する際に、充填密度が
0.1〜1.0g/mlであって、かつ、0.1kg/cm2
の力を加えた場合の充填体積減少率が1.0〜40.0
%である充填補助材を、モリブデン含有酸化物触媒に対
して1〜70重量%混合して反応管に充填する方法にあ
る。
【0006】本発明は、反応器に触媒を落下充填するに
当りクッション材を触媒の充填補助材として混合し、落
下時の物理的衝撃による触媒の粉化・崩壊を防止するも
のである。
【0007】クッション材として使用する充填補助材の
材質は、落下時の物理的衝撃により破損せず、反応温度
において安定であり、目的生成物の収率に影響を及ぼさ
ないものであればよく、例えば炭素鋼、ステンレス鋼、
チタン、セラミック等が挙げられる。また、その形状は
触媒の落下を実質的に妨げない形状及び大きさであれば
とくに限度はなく、例えば球状、円柱状、円筒状、糸
状、帯状、板状、らせん状等が挙げられるが、空隙率の
高いものが好ましい。
【0008】本発明において使用する充填補助材は、特
定の範囲の充填密度と充填体積減少率を持つものを使用
する。充填密度としては0.1〜1.0g/mlの範囲の
ものが好ましく用いられる。充填密度が0.1g/mlよ
り小さいと、触媒との混合がうまく行なえず、1.0g
/mlより大きいと、落下時の衝突により、触媒の粉化・
崩壊を招き好ましくない。
【0009】また、充填補助材は充填体積減少率が0.
1kg/cm2 の力を加えた場合1.0〜40.0%の範囲
のものを用いる。充填体積減少率が1.0%より小さい
と、落下時の物理的衝撃を有効的に和らげることができ
ず、40.0%より大きいと、変形により、充填補助材
が反応ガスの流路を塞ぐことがあり、好ましくない。
【0010】充填補助材の使用量は、成型触媒又は担持
触媒に対し1〜70重量%好ましくは1〜50重量%の
範囲である。
【0011】ここで、充填補助材の充填密度及び0.1
kg/cm2 の力を加えた場合の充填体積減少率は、断面積
15.35cm2 のガラス製シリンダに、充填補助材を1
00ml充填して測定したものである。100ml充填した
充填補助材の重量がs(g)、0.1kg/cm2 の力を加
えたときの充填体積がt(ml)であったとすると、充填
密度、充填体積減少率は次式の如く定義される。
【0012】
【数1】
【0013】本発明において対象とするモリブデン含有
酸化物触媒としては、例えば不飽和アルデヒド製造用触
媒、不飽和カルボン酸製造用触媒、水素化分解用触媒、
脱硫用触媒等がある。
【0014】不飽和アルデヒド製造用触媒及び不飽和カ
ルボン酸製造用触媒の例としては、プロピレンの酸化に
よるアクロレイン及びアクリル酸製造用触媒、アクロレ
インの酸化によるアクリル酸製造用触媒、イソブチレン
又は第三級ブタノールの酸化によるメタクロレイン及び
メタクリル酸製造用触媒及びメタクロレインの酸化によ
るメタクリル酸製造用触媒等がある。
【0015】プロピレンの酸化によるアクロレイン及び
アクリル酸製造用触媒としては、一般式 Moa Bib Fec d e f g Sih i (ここで式中Mo、Bi、Fe、Si及びOはそれぞれ
モリブデン、ビスマス、鉄、ケイ素及び酸素を示し、A
はニッケル及び/又はコバルトを示し、Xはマグネシウ
ム、亜鉛、マンガン、カルシウム、クロム、ニオブ、
銀、バリウム、スズ、タンタル及び鉛からなる群より選
ばれた少なくとも一種の元素を示し、Yはリン、ホウ
素、硫黄、セレン、テルル、セリウム、タングステン、
アンチモン及びチタンからなる群より選ばれた少なくと
も一種の元素を示し、Zはリチウム、ナトリウム、カリ
ウム、ルビジウム、セシウム及びタリウムからなる群よ
り選ばれた少なくとも一種の元素を示す。a、b、c、
d、e、f、g、h及びiは各元素の原子比率を表し、
a=12のときb=0.01〜3、c=0.01〜5、
d=1〜12、e=0〜6、f=0〜5、g=0.00
1〜1、h=0〜20であり、iは前記各成分の原子価
を満足するのに必要な酸素原子数である。)で表される
組成を有するものが挙げられる。
【0016】アクロレインの酸化によるアクリル酸製造
用触媒としては、一般式 Moa b Sic d e f g (ここで式中Mo、V、Si及びOはそれぞれモリブデ
ン、バナジウム、ケイ素及び酸素を示し、Aは鉄、コバ
ルト、クロム及びストロンチウムからなる群より選ばれ
た少なくとも一種の元素を示し、Xはゲルマニウム、ホ
ウ素、ヒ素、セレン、銀、ナトリウム、スズ、テルル、
セリウム及びサマリウムからなる群より選ばれた少なく
とも一種の元素を示し、Yはマグネシウム、アルミニウ
ム、チタン、マンガン、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオ
ブ、タングステン、タンタル、アンチモン及びビスマス
からなる群より選ばれた少なくとも一種の元素の元素を
示す。a、b、c、d、e、f及びgは各元素の原子比
率を表し、a=12のときb=0.1〜6、c=0.1
〜15、d=0.1〜3、e=0〜3、f=0〜20で
あり、gは前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸
素原子数である。)で表される組成を有するものが挙げ
られる。
【0017】イソブチレン又は第三級ブタノールの酸化
によるメタクロレイン及びメタクリル酸製造用触媒とし
ては、一般式 Moa Bib Fec d e f g h (ここで式中Mo、Bi、Fe及びOはそれぞれモリブ
デン、ビスマス、鉄及び酸素を示し、Aはニッケル及び
/又はコバルトを示し、Xはカリウム、ルビジウム、セ
シウム及びタリウムからなる群より選ばれた少なくとも
1種の元素を示し、Yはマグネシウム、亜鉛、マンガ
ン、鉛、錫及びクロムからなる群より選ばれた少なくと
も1種の元素を示し、Zはリン、ホウ素、アンチモン、
ケイ素、硫黄、テルル、タングステン及びセリウムから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素を示す。a、
b、c、d、e、f、g及びhは各元素の原子比率を表
し、a=12のときb=0.01〜3、c=0.5〜
4、d=1〜12、e=0.01〜2、f=0〜5、g
=0〜20であり、hは前記各成分の原子価を満足する
のに必要な酸素原子数である。)で表される組成を有す
るものが挙げられる。
【0018】また、メタクロレインの酸化によるメタク
リル酸製造用触媒としては、一般式 Pa Mob c d e f g (ここで式中P、Mo、V及びOはそれぞれリン、モリ
ブデン、バナジウム及び酸素を示し、Xはヒ素、アンチ
モン、ビスマス、ゲルマニウム、ジルコニウム、テル
ル、銀、セレン及びホウ素からなる群より選ばれた少な
くとも1種の元素を示し、Yは鉄、銅、亜鉛、クロム、
マグネシウム、タンタル、マンガン、バリウム、ガリウ
ム、セリウム及びランタンからなる群より選ばれた少な
くとも1種の元素を示し、Zはカリウム、ルビジウム、
セシウム及びタリウムからなる群より選ばれた少なくと
も1種の元素を示す。a、b、c、d、e、f及びgは
各元素の原子比率を表し、b=12のときa=0.5〜
3、c=0.01〜3、d=0〜3、e=0〜3、f=
0.01〜3であり、gは前記各成分の原子価を満足す
るのに必要な酸素原子数である。)で表される組成を有
するものが挙げられる。
【0019】これらモリブデン含有酸化物触媒は、成型
触媒でも担持触媒でもよい。成型触媒の形状については
とくに限定はなく、球状、円柱状、円筒状、星型状等、
通常の打錠機、押出成型機、転動造粒機等で成型される
ものが用いられる。また、担持触媒を用いる場合、担体
の種類としてはシリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、
マグネシア、チタニア等の通常の担体が用いられる。ま
た、その形状についてもとくに限定ではなく、球状、円
柱状、円筒状、板状等が挙げられる。
【0020】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に説明す
る。なお文中「部」は重量部を意味する。また、成型触
媒又は担持触媒の充填粉化率(%)は次のように定義さ
れる。触媒a部を、水平方向に対して垂直に設置した反
応器上部より充填し、充填後反応器底部より回収された
触媒のうち、14メッシュのふるいを通過しないものが
b部であったとする。
【0021】
【数2】
【0022】実施例1 プロピレンの酸化によるアクロレイン及びアクリル酸製
造用触媒である下記の組成の触媒粉末を調製した。 Mo120.3 Bi1 Fe1 Co5 0.06Te0.1 x (式中元素記号右下の数字は各元素の原子比を表わし、
xは前記各成分の原子価を満足するのに必要な酸素原子
数である。以下、同じ。)得られた触媒粉末970部を
グラファイト粉末30部とよく混合した後、外径5mm、
内径2mm、高さ3mmの円筒形に打錠成型した。
【0023】上記で得られた成型触媒2kgに充填補助材
として、岩尾磁器工業社製のステンレス製マクマホン・
パッキング 3/8インチ(充填密度0.34g/ml、
充填体積減少率3.9%)を100g混合して、内径3
cm、長さ5mのステンレス製円筒型反応器上部から落下
充填した。このときの充填粉化率を測定したところ、
0.6%であった。
【0024】比較例1 実施例1と同様にして得られた成型触媒を実施例1と同
様の反応器に、充填補助材を使用することなくそのまま
落下充填した。このときの充填粉化率を測定したとこ
ろ、4.7%であった。
【0025】実施例2 アクロレインの酸化によるアクリル酸製造用触媒である
下記の組成の触媒粉末を調製した。 Mo123 Si4 Na0.7 Fe0.5 Co0.5 x 得られた触媒粉末970部をグラファイト粉末30部と
よく混合した後、直径5mm、高さ4mmの円柱形に打錠成
型した。
【0026】この成型触媒2kgに充填補助材として、直
径6mm、高さ4mmの円柱形のセラミックファイバーボー
ド(充填密度0.48g/ml、充填体積減少率7.2
%)を500g混合して、実施例1と同様の反応器に落
下充填した。このときの充填粉化率を測定したところ、
0.3%であった。
【0027】比較例2 実施例2と同様にして得られた成型触媒2kgに、充填補
助材として、直径7mmのセラミックボール(充填密度
1.25g/ml、充填体積減少率0%)を500g混合
して、実施例1と同様の反応器に落下充填した。このと
きの充填粉化率を測定したところ、5.2%であった。
【0028】実施例3 イソブチレン又は第三級ブタノールの酸化によるメタク
ロレイン及びメタクリル酸製造用触媒である下記の組成
の触媒粉末を調製した。 Mo120.2 Bi0.5 Fe2.5 Ni7 Cs0.5 x 得られた触媒粉末200部を直径4mmの球状アルミナ担
体800部に担持した。
【0029】この担持触媒2kgに充填補助材として、直
径略5mmに丸めたステンレス製たわし(充填密度0.7
8g/ml、充填体積減少率2.5%)を300g混合し
て、実施例1と同様の反応器に落下充填した。このとき
の充填粉化率を測定したところ、0.1%であった。
【0030】比較例3 実施例3と同様にして得られた担持触媒2kgに、充填補
助材として、直径5mmのシリカ・アルミナ多孔体(充填
密度0.97g/ml、充填体積減少率0%)を300g
混合して、実施例1と同様の反応器に落下充填した。こ
のときの充填粉化率を測定したところ、1.2%であっ
た。
【0031】実施例4 メタクロレインの酸化によるメタクリル酸製造用触媒で
ある下記の組成の触媒粉末を調製した。 P1.5 Mo120.8 Sb0.5 Cu0.1 1 x 得られた触媒粉末に少量の水を加え、よく混合した後、
押出成型機により、直径4mm、高さ5mmの円柱形に成型
した。
【0032】この成型触媒2kgに充填補助材として、直
径3mm、高さ5mmの円筒状ステンレス製スプリング(充
填密度0.65g/ml、充填体積減少率2.3%)を4
00g混合して、実施例1と同様の反応器に落下充填し
た。このときの充填粉化率を測定したところ、0.2%
であった。
【0033】比較例4 実施例4と同様にして得られた成型触媒2kgに、充填補
助材として、直径5mm、幅5mmの渦巻き状ステンレス製
テープ(充填密度1.35g/ml、充填体積減少率2.
5%)を400g混合して、実施例1と同様の反応器に
落下充填した。このときの充填粉化率を測定したとこ
ろ、1.5%であった。
【0034】
【発明の効果】本発明による方法で、充填補助材を触媒
に混合して反応器に充填すると、落下時の物理的衝撃に
よる触媒の粉化・崩壊が著しく防止できる。このためモ
リブデン含有酸化物触媒を用いる各種反応生成物の収率
向上に寄与する。また、充填時における触媒の粉化等を
懸念して触媒の機械的強度を必要以上に高くする必要が
なくなる。したがって、触媒設計上の制限が少なくな
り、幅広い条件での触媒製造が可能となる。
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】クッション材として使用する充填補助材の
材質は、落下時の物理的衝撃により破損せず、反応温度
において安定であり、目的生成物の収率に影響を及ぼさ
ないものであればよく、例えば炭素鋼、ステンレス鋼、
チタン、セラミック等が挙げられる。また、その形状は
触媒の落下を実質的に妨げない形状及び大きさであれば
とくに限はなく、例えば球状、円柱状、円筒状、糸
状、帯状、板状、らせん状等が挙げられるが、空隙率の
高いものが好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】これらモリブデン含有酸化物触媒は、成型
触媒でも担持触媒でもよい。成型触媒の形状については
どくに限定はなく、球状、円柱状、円筒状、星型状等、
通常の打錠機、押出成型機、転動造粒機等で成型される
ものが用いられる。また、担持触媒を用いる場合、担体
の種類としてはシリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、
マグネシア、チタニア等の通常の担体が用いられる。ま
た、その形状についてもとくに限定されるものではな
く、球状、円柱状、円筒状、板状等が挙げられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 57/055 A 7306−4H // C07B 61/00 300 (72)発明者 内藤 啓幸 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填密度が0.1〜1.0g/mlであっ
    て、かつ、0.1kg/cm2 の力を加えた場合の充填体積
    減少率が1.0〜40.0%である充填補助材を、モリ
    ブデン含有酸化物触媒に対して1〜70重量%混合して
    反応管に落下充填することを特徴とするモリブデン含有
    酸化物触媒の充填方法。
JP3306528A 1991-10-25 1991-10-25 モリブデン含有酸化物触媒の充填方法 Expired - Lifetime JP2819078B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007289810A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Mitsubishi Rayon Co Ltd 金属製充填補助材の分離方法
JP2009161445A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Mitsubishi Rayon Co Ltd 固定床反応器および不飽和カルボン酸の製造方法
US8252714B2 (en) 2008-05-16 2012-08-28 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing catalyst for use in production of unsaturated aldehyde and/or unsaturated carboxylic acid, and method for producing unsaturated aldehyde and/or unsaturated carboxylic acid

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US8586786B2 (en) 2008-05-16 2013-11-19 Sumitomo Chemical Company, Limited Method for producing catalyst for use in production of unsaturated aldehyde and/or unsaturated carboxylic acid, and method for producing unsaturated aldehyde and/or unsaturated carboxylic acid

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