JPH05292191A - 音声自動応答装置利用の相互自動通信方式 - Google Patents
音声自動応答装置利用の相互自動通信方式Info
- Publication number
- JPH05292191A JPH05292191A JP4091271A JP9127192A JPH05292191A JP H05292191 A JPH05292191 A JP H05292191A JP 4091271 A JP4091271 A JP 4091271A JP 9127192 A JP9127192 A JP 9127192A JP H05292191 A JPH05292191 A JP H05292191A
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- Japan
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- push signal
- signal sound
- automatic
- voice
- voice response
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 音声自動応答装置利用のシステムにおいて、
人間のプッシュボタン操作による情報選択を機械に代行
させることを可能にする。 【構成】 利用装置200は、通信回線300を介して
音声自動応答装置と接続し、プッシュ信号音を送出す
る。音声自動応答装置100では、制御部110の制御
に基づき、送られてきたプッシュ信号音により判断分岐
を行い、音声メッセージを通信回線300に送出する
が、この時、メッセージ内容を特定するプッシュ信号音
の列を、該音声メッセージの直前または直後に付加して
送出する。利用装置200では、制御部210の制御下
で受信したプッシュ信号音を分岐し、必要ならば次のプ
ッシュ信号音を自動的に送出する。
人間のプッシュボタン操作による情報選択を機械に代行
させることを可能にする。 【構成】 利用装置200は、通信回線300を介して
音声自動応答装置と接続し、プッシュ信号音を送出す
る。音声自動応答装置100では、制御部110の制御
に基づき、送られてきたプッシュ信号音により判断分岐
を行い、音声メッセージを通信回線300に送出する
が、この時、メッセージ内容を特定するプッシュ信号音
の列を、該音声メッセージの直前または直後に付加して
送出する。利用装置200では、制御部210の制御下
で受信したプッシュ信号音を分岐し、必要ならば次のプ
ッシュ信号音を自動的に送出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線などを経由
し、人間が電話機などのプッシュボタン操作によって情
報選択を行い、結果を音声で聴取する音声自動応答装置
利用のシステムにおいて、音声自動応答装置との通信を
自動化する方式に関するものである。
し、人間が電話機などのプッシュボタン操作によって情
報選択を行い、結果を音声で聴取する音声自動応答装置
利用のシステムにおいて、音声自動応答装置との通信を
自動化する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音声自動応答装置を利用する場
合、人間が電話機などのプッシュボタン操作で情報を入
力し、その回答を録音または合成の音声で得でいた。一
例として、音声自動応答装置を用いた「会議室予約シス
テム」について説明する。利用者は固有の識別番号(I
D)を待ち、会議室にも番号が付いているものとする。
このシステムの目的は、利用者が会議室の予約をできる
ことである。
合、人間が電話機などのプッシュボタン操作で情報を入
力し、その回答を録音または合成の音声で得でいた。一
例として、音声自動応答装置を用いた「会議室予約シス
テム」について説明する。利用者は固有の識別番号(I
D)を待ち、会議室にも番号が付いているものとする。
このシステムの目的は、利用者が会議室の予約をできる
ことである。
【0003】利用者は、音声自動応答装置が接続されて
いる電話番号に電話をかけると、装置は「こちらは会議
室予約システムです。IDを入力してください」と応答
する。利用者が自分のIDを入力すると、装置は続いて
「ご利用の日時を入力してください」と応答する。利用
者が日時を入力すると、さらに人数、会議室番号などの
項目を要求し、入力に応じて装置は動作を分岐する。ま
た会議室が空いていないような場合は、装置はその情報
を利用者に通知する。つまり、音声自動応答装置の分岐
は、利用者の入力に依存する場合と、そうでない場合と
がある。また、所々で「△△でよろしいですか。よろし
ければ#、やり直すならば*を入力してください」など
と応答し、後戻りを可能にする。このようにして、音声
自動応答装置は、対話形式で利用者からプッシュ信号音
により必要な情報を獲得し、プログラムを分岐させなが
ら必要な処理を進めていき、会議室を予約する。
いる電話番号に電話をかけると、装置は「こちらは会議
室予約システムです。IDを入力してください」と応答
する。利用者が自分のIDを入力すると、装置は続いて
「ご利用の日時を入力してください」と応答する。利用
者が日時を入力すると、さらに人数、会議室番号などの
項目を要求し、入力に応じて装置は動作を分岐する。ま
た会議室が空いていないような場合は、装置はその情報
を利用者に通知する。つまり、音声自動応答装置の分岐
は、利用者の入力に依存する場合と、そうでない場合と
がある。また、所々で「△△でよろしいですか。よろし
ければ#、やり直すならば*を入力してください」など
と応答し、後戻りを可能にする。このようにして、音声
自動応答装置は、対話形式で利用者からプッシュ信号音
により必要な情報を獲得し、プログラムを分岐させなが
ら必要な処理を進めていき、会議室を予約する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の音
声自動応答装置は、人間自身が電話機などでプッシュボ
タン操作することを前提としている。このため、人間の
操作をある装置に代行させて、音声自動応答装置との通
信を自動化しょうとすると、音声自動応答装置が出力す
る音声メッセージの内容を代行装置が音声認識技術によ
って自動認識することが必要になり、容易ではない。
声自動応答装置は、人間自身が電話機などでプッシュボ
タン操作することを前提としている。このため、人間の
操作をある装置に代行させて、音声自動応答装置との通
信を自動化しょうとすると、音声自動応答装置が出力す
る音声メッセージの内容を代行装置が音声認識技術によ
って自動認識することが必要になり、容易ではない。
【0005】本発明の目的は、音声認識技術などを必要
とすることなく、容易に音声メッセージの内容を解釈し
て、人間の操作を装置に代行させ、音声自動応答装置と
の通信を自動化することにある。
とすることなく、容易に音声メッセージの内容を解釈し
て、人間の操作を装置に代行させ、音声自動応答装置と
の通信を自動化することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、音声自動応答装置とその利用装置を通信
回線を通して接続し、利用装置からプッシュ信号音を送
出し、音声自動応答装置が該プッシュ信号音により判断
分岐を行い、音声メッセージを送出して、相互に通信を
行う場合、音声自動応答装置は、音声メッセージに該当
メッセージ内容を特定するプッシュ信号音を付加して送
出し、利用装置は、該送られてきたプッシュ信号音を解
釈して、必要なら次のプッシュ信号音を自動送出するよ
うにしたことである。
に、本発明は、音声自動応答装置とその利用装置を通信
回線を通して接続し、利用装置からプッシュ信号音を送
出し、音声自動応答装置が該プッシュ信号音により判断
分岐を行い、音声メッセージを送出して、相互に通信を
行う場合、音声自動応答装置は、音声メッセージに該当
メッセージ内容を特定するプッシュ信号音を付加して送
出し、利用装置は、該送られてきたプッシュ信号音を解
釈して、必要なら次のプッシュ信号音を自動送出するよ
うにしたことである。
【0007】
【作用】プッシュ信号音を音声メッセージから区別して
抽出する技術は、例えば、ダイヤルQ2などの音声自動
応答装置を使ったサービスで既に実施されている。利用
装置は、人間の操作を代行する場合、音声自動応答装置
がするのと同じ方法でプッシュ信号音により判断分岐を
行う。メッセージ内容とその前後に出力されるプッシュ
信号音列との関係はあらかじめ決めておく。プッシュ信
号音は通常は12種類あるから、1つのプッシュ信号音
で区別できる音声メッセージの種囲は高々12種類であ
る。区別すべき音声メッセージがそれ以上ある場合に
は、複数のプッシュ信号音の列で表現する。また、不定
長のデータ、例えば金額などのデータが音声メッセージ
に含まれるときは、前記プッシュ信号音列に続いて、そ
の金額を表すプッシュ信号音列を出力する。このとき例
えば、数字は“0”〜“9”、データの終端は“#”の
プッシュ信号音で表せばよい。
抽出する技術は、例えば、ダイヤルQ2などの音声自動
応答装置を使ったサービスで既に実施されている。利用
装置は、人間の操作を代行する場合、音声自動応答装置
がするのと同じ方法でプッシュ信号音により判断分岐を
行う。メッセージ内容とその前後に出力されるプッシュ
信号音列との関係はあらかじめ決めておく。プッシュ信
号音は通常は12種類あるから、1つのプッシュ信号音
で区別できる音声メッセージの種囲は高々12種類であ
る。区別すべき音声メッセージがそれ以上ある場合に
は、複数のプッシュ信号音の列で表現する。また、不定
長のデータ、例えば金額などのデータが音声メッセージ
に含まれるときは、前記プッシュ信号音列に続いて、そ
の金額を表すプッシュ信号音列を出力する。このとき例
えば、数字は“0”〜“9”、データの終端は“#”の
プッシュ信号音で表せばよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
説明する。
説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の全体ブロック図
である。図1において、100は音声自動応答装置、2
00は電話機や音声自動応答装置100と同種の装置
(以下、利用装置と称す)、300は音声自動応答装置
100とその利用装置200を結ぶ電話回線などの通信
回線である。音声自動応答装置100はプッシュ信号音
識別部101、プッシュ信号音送出部102、音声メッ
セージ記憶部103、音声メッセージ送出部104、及
び各部を制御する制御部110よりなる。利用装置20
0はプッシュ信号音送出部201、プッシュ信号音識別
部202、音声メッセージ出力部203、及び各部を制
御する制御部210よりなる。
である。図1において、100は音声自動応答装置、2
00は電話機や音声自動応答装置100と同種の装置
(以下、利用装置と称す)、300は音声自動応答装置
100とその利用装置200を結ぶ電話回線などの通信
回線である。音声自動応答装置100はプッシュ信号音
識別部101、プッシュ信号音送出部102、音声メッ
セージ記憶部103、音声メッセージ送出部104、及
び各部を制御する制御部110よりなる。利用装置20
0はプッシュ信号音送出部201、プッシュ信号音識別
部202、音声メッセージ出力部203、及び各部を制
御する制御部210よりなる。
【0010】利用装置200が人間の操作を代行する場
合、制御部210の指示に基づき、自動ダイヤリング方
式でプッシュ信号音送出部201からプッシュ信号音を
送出し、通信回線300を経由して音声自動応答装置1
00を呼び出す。音声自動応答装置100では、通信回
線300から入力されたプッシュ信号音を、プッシュ信
号音識別部101が識別して制御部110に通知する。
制御部110は、入力されたプッシュ信号音を分析し、
プッシュ信号音送出部102と音声メッセージ出力部1
04に指示を出す。音声メッセージ送出部103は、制
御部110の指示に基づき、音声メッセージ記憶部10
3から所定の音声メッセージを読み出して通信回線30
0に送出する。プッシュ信号音送出部102でも、制御
部110の指示に基づき、音声メッセージ送出部103
の動作と前後して所定のプッシュ信号音を通信回線30
0に送出する。このプッシュ信号音は、音声メッセージ
送出部103が送出する音声メッセージ内容を特定する
ものである。
合、制御部210の指示に基づき、自動ダイヤリング方
式でプッシュ信号音送出部201からプッシュ信号音を
送出し、通信回線300を経由して音声自動応答装置1
00を呼び出す。音声自動応答装置100では、通信回
線300から入力されたプッシュ信号音を、プッシュ信
号音識別部101が識別して制御部110に通知する。
制御部110は、入力されたプッシュ信号音を分析し、
プッシュ信号音送出部102と音声メッセージ出力部1
04に指示を出す。音声メッセージ送出部103は、制
御部110の指示に基づき、音声メッセージ記憶部10
3から所定の音声メッセージを読み出して通信回線30
0に送出する。プッシュ信号音送出部102でも、制御
部110の指示に基づき、音声メッセージ送出部103
の動作と前後して所定のプッシュ信号音を通信回線30
0に送出する。このプッシュ信号音は、音声メッセージ
送出部103が送出する音声メッセージ内容を特定する
ものである。
【0011】利用装置200では、通信回線300から
入力された音声メッセージに付加されているプッシュ信
号音を、プッシュ信号音識別部202が識別して制御部
210に通知する。なお、該利用装置200が人間の操
作を代行する場合、音声メッセージ出力部203は不動
作とする。制御部210は、入力されたプッシュ信号音
を分析し、プッシュ信号音送出部201に指示を出す。
プッシュ信号音送出部201は、制御部210の指示に
基づき、必要に応じて次のプッシュ信号音を通信回線3
00に送出する。
入力された音声メッセージに付加されているプッシュ信
号音を、プッシュ信号音識別部202が識別して制御部
210に通知する。なお、該利用装置200が人間の操
作を代行する場合、音声メッセージ出力部203は不動
作とする。制御部210は、入力されたプッシュ信号音
を分析し、プッシュ信号音送出部201に指示を出す。
プッシュ信号音送出部201は、制御部210の指示に
基づき、必要に応じて次のプッシュ信号音を通信回線3
00に送出する。
【0012】次に、本システムを会議室予約システムに
適用した場合の動作例を図2乃至図4に基づいて説明す
る。ここで図2は音声自動応答装置100の動作、図3
と図4は利用装置200の動作を示している。また、こ
の動作例では、利用者は予約時間に2つの候補を持ち、
第1候補が不可のときは第2候補を申請し、両方とも不
可のときは諦めるとしたものである。
適用した場合の動作例を図2乃至図4に基づいて説明す
る。ここで図2は音声自動応答装置100の動作、図3
と図4は利用装置200の動作を示している。また、こ
の動作例では、利用者は予約時間に2つの候補を持ち、
第1候補が不可のときは第2候補を申請し、両方とも不
可のときは諦めるとしたものである。
【0013】利用装置200は自動ダイヤリング等によ
り音声自動応答装置100を呼び出す。図ではこの時の
動作は省略してある。両装置間の接続が完了すると、音
声自動応答装置100は、「こちらは会議室予約システ
ムです。IDを入力してください」の音声メッセージと
ともに、これに対応したプッシュ信号音「10#」を送
出する(ステップ111)。利用装置200は、プッシ
ュ信号音「10#」の受信を確認すると(ステップ21
1)、プッシュ信号音「123#」を送出する(ステッ
プ212)。ここで、「123」は利用者のIDを意味
し、あらかじめ利用装置200内のメモリ等に格納され
ているとする。音声自動応答装置100は、受信したプ
ッシュ信号音(ID)を分析し(ステップ112)、I
Dが不当の場合は、例えば「IDが未登録、サービスで
きません」の音声メッセージ、及び、これに対応したプ
ッシュ信号音「110#」を送出して終了とする(ステ
ップ114)。一方、IDが正当であれば、「ご利用の
日時を入力してください」の音声メッセージ、及び、こ
れに対応したプッシュ信号音「11#」を送出する(ス
テップ113)。
り音声自動応答装置100を呼び出す。図ではこの時の
動作は省略してある。両装置間の接続が完了すると、音
声自動応答装置100は、「こちらは会議室予約システ
ムです。IDを入力してください」の音声メッセージと
ともに、これに対応したプッシュ信号音「10#」を送
出する(ステップ111)。利用装置200は、プッシ
ュ信号音「10#」の受信を確認すると(ステップ21
1)、プッシュ信号音「123#」を送出する(ステッ
プ212)。ここで、「123」は利用者のIDを意味
し、あらかじめ利用装置200内のメモリ等に格納され
ているとする。音声自動応答装置100は、受信したプ
ッシュ信号音(ID)を分析し(ステップ112)、I
Dが不当の場合は、例えば「IDが未登録、サービスで
きません」の音声メッセージ、及び、これに対応したプ
ッシュ信号音「110#」を送出して終了とする(ステ
ップ114)。一方、IDが正当であれば、「ご利用の
日時を入力してください」の音声メッセージ、及び、こ
れに対応したプッシュ信号音「11#」を送出する(ス
テップ113)。
【0014】利用装置200は、受信したプッシュ信号
音を分析し(ステップ213)、これが「110#」の
場合は、例えば新規登録等を行うことになるが、「11
#」の場合は、利用する日時を表わすプッシュ信号音を
送出する(ステップ214)。この予約日時も、あらか
じめ利用装置200内のメモリ等に格納されているとす
る。音声自動応答装置100は、受信したプッシュ信号
音(予約日時)を分析し(ステップ115)、空きがあ
れば、「予約できました」の音声メッセージ、及び、こ
れに対応したプッシュ信号音「12#」を送出し(ステ
ップ116)、また、空きがなければ、「空きがありま
せんので、別の日時を入力して下さい」の音声メッセー
ジ、及び、これに対応したプッシュ信号音「120#」
を送出する(ステップ117)。その後、音声自動応答
装置100は利用装置200から次のプッシュ信号音の
受信を待つことになる。なお、図1では省略したが、音
声自動応答装置100には会議室予約状況データベース
が接続され、ステップ115では、制御部110が該デ
ータベースを検索して空塞状況を判定することになる。
この種の検索は周知であり、また、本発明と直接関係す
る所でないので、これ以上の説明は省略する。
音を分析し(ステップ213)、これが「110#」の
場合は、例えば新規登録等を行うことになるが、「11
#」の場合は、利用する日時を表わすプッシュ信号音を
送出する(ステップ214)。この予約日時も、あらか
じめ利用装置200内のメモリ等に格納されているとす
る。音声自動応答装置100は、受信したプッシュ信号
音(予約日時)を分析し(ステップ115)、空きがあ
れば、「予約できました」の音声メッセージ、及び、こ
れに対応したプッシュ信号音「12#」を送出し(ステ
ップ116)、また、空きがなければ、「空きがありま
せんので、別の日時を入力して下さい」の音声メッセー
ジ、及び、これに対応したプッシュ信号音「120#」
を送出する(ステップ117)。その後、音声自動応答
装置100は利用装置200から次のプッシュ信号音の
受信を待つことになる。なお、図1では省略したが、音
声自動応答装置100には会議室予約状況データベース
が接続され、ステップ115では、制御部110が該デ
ータベースを検索して空塞状況を判定することになる。
この種の検索は周知であり、また、本発明と直接関係す
る所でないので、これ以上の説明は省略する。
【0015】利用装置200は、受信したプッシュ信号
音を分析し(ステップ215)、これが「12#」の場
合は、プッシュ信号音「#」を送出した後(ステップ2
16)、例えば「第1候補OK」等をプリンタに印刷し
(ステップ217)、動作を終了とする。音声自動応答
装置100は、この「#」のプッシュ信号音の受信を確
認して、同様に動作を終了する(ステップ115)。
音を分析し(ステップ215)、これが「12#」の場
合は、プッシュ信号音「#」を送出した後(ステップ2
16)、例えば「第1候補OK」等をプリンタに印刷し
(ステップ217)、動作を終了とする。音声自動応答
装置100は、この「#」のプッシュ信号音の受信を確
認して、同様に動作を終了する(ステップ115)。
【0016】これに対し、上記ステップ215で受信プ
ッシュ信号音が「120#」と判定された場合、利用装
置200は、引き続き第2候補の利用日時を表わすプッ
シュ信号音を送出する(ステップ221)。この第2候
補の利用日時も、あらかじめ利用装置200内のメモリ
等に、第1候補に続いて格納されているとする。その
後、利用装置200は音声自動応答装置100からの応
答を持ち、プッシュ信号音を受信すると、それを分析し
(ステップ222)、「12#」の場合、プッシュ信号
音「#」を送出し(ステップ223)、「第2候補O
K」を印刷して動作を終了とし(ステップ224)、ま
た、再び「120#」を受信した場合は、プッシュ信号
音「#」を送出した後(ステップ225)、例えば「予
約不能」を印刷して動作を終了とする(ステップ22
6)。音声自動応答装置100では、いずれの場合にお
いても「#」のプッシュ信号音の受信を確認して動作を
終了する(ステップ115)。
ッシュ信号音が「120#」と判定された場合、利用装
置200は、引き続き第2候補の利用日時を表わすプッ
シュ信号音を送出する(ステップ221)。この第2候
補の利用日時も、あらかじめ利用装置200内のメモリ
等に、第1候補に続いて格納されているとする。その
後、利用装置200は音声自動応答装置100からの応
答を持ち、プッシュ信号音を受信すると、それを分析し
(ステップ222)、「12#」の場合、プッシュ信号
音「#」を送出し(ステップ223)、「第2候補O
K」を印刷して動作を終了とし(ステップ224)、ま
た、再び「120#」を受信した場合は、プッシュ信号
音「#」を送出した後(ステップ225)、例えば「予
約不能」を印刷して動作を終了とする(ステップ22
6)。音声自動応答装置100では、いずれの場合にお
いても「#」のプッシュ信号音の受信を確認して動作を
終了する(ステップ115)。
【0017】以上、動作例の説明では、音声自動応答装
置100と通信するデータは、利用者が入力し易い形式
で利用装置200内の特定のレジスタまたはメモリ上に
書き込み、制御部210がそのデータを読んで判断分岐
を行うとしたが、これは頻繁に変更するデータ、例えば
会議室予約であれば日時であるとか、或いは金融関係で
は金額などのデータ等の場合に有効である。しかし、デ
ータのみならずプログラムの構造を利用者が変更するよ
うな場合は、プログラム作成用のツールを用意し、その
ツールがプログラム構造とデータを入力として、それを
制御部(プログラム)210に翻訳する方法も考えられ
る。
置100と通信するデータは、利用者が入力し易い形式
で利用装置200内の特定のレジスタまたはメモリ上に
書き込み、制御部210がそのデータを読んで判断分岐
を行うとしたが、これは頻繁に変更するデータ、例えば
会議室予約であれば日時であるとか、或いは金融関係で
は金額などのデータ等の場合に有効である。しかし、デ
ータのみならずプログラムの構造を利用者が変更するよ
うな場合は、プログラム作成用のツールを用意し、その
ツールがプログラム構造とデータを入力として、それを
制御部(プログラム)210に翻訳する方法も考えられ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話機などでプッシュ信号音を送出し、音声自動応答装
置からその回答を得る場合、人間が操作するのに必要な
プッシュボタン入力および音声応答出力の機能を損なう
ことなく、人間の操作を機械に代行させることが実現で
きる。これは、人間が操作をすべき時間に不在であっ
て、機械に操作を代行させたい場合に特に効果的であ
る。更に、2台以上の音声自動応答装置が自動的に相互
通信を行って分散処理を行うような協調システムの構築
も可能になる。
電話機などでプッシュ信号音を送出し、音声自動応答装
置からその回答を得る場合、人間が操作するのに必要な
プッシュボタン入力および音声応答出力の機能を損なう
ことなく、人間の操作を機械に代行させることが実現で
きる。これは、人間が操作をすべき時間に不在であっ
て、機械に操作を代行させたい場合に特に効果的であ
る。更に、2台以上の音声自動応答装置が自動的に相互
通信を行って分散処理を行うような協調システムの構築
も可能になる。
【図1】本発明の一実施例の全体ブロック図である。
【図2】音声自動応答装置側の動作フローチャートの一
例である。
例である。
【図3】利用装置側の動作フローチャートの一例であ
る。
る。
【図4】図3の続きの動作フローチャートである。
100 音声自動応答装置 101 プッシュ信号音識別部 102 プッシュ信号音送出部 103 音声メッセージ記憶部 104 音声メッセージ送出部 110 制御部 200 利用装置 201 プッシュ信号音送出部 202 プッシュ信号音識別部 203 音声メッセージ出力部 210 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 音声自動応答装置とその利用装置を通信
回線を通して接続し、利用装置からプッシュ信号音を送
出し、音声自動応答装置が該プッシュ信号音により判断
分岐を行い、音声メッセージを指出して、相互に通信を
行う方式において、 前記音声自動応答装置は、前記音声メッセージに該当メ
ッセージ内容を特定するプッシュ信号音を付加して送出
し、前記利用装置は、送られてきたプッシュ信号音を解
釈し、必要なら次のプッシュ信号音を自動送出すること
を特徴とする音声自動応答装置利用の相互自動通信方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09127192A JP3167778B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 音声自動応答装置利用の相互自動通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09127192A JP3167778B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 音声自動応答装置利用の相互自動通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292191A true JPH05292191A (ja) | 1993-11-05 |
JP3167778B2 JP3167778B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=14021787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09127192A Expired - Fee Related JP3167778B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 音声自動応答装置利用の相互自動通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167778B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10164235A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-19 | Nec Shizuoka Ltd | 無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102568803B1 (ko) * | 2021-08-26 | 2023-08-22 | 주식회사 에이텍 | 노약자 케어를 위한 긴급 알림 호출시스템 |
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1992
- 1992-04-10 JP JP09127192A patent/JP3167778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH10164235A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-19 | Nec Shizuoka Ltd | 無線選択呼出受信システムおよび無線選択呼出受信方法 |
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Publication number | Publication date |
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JP3167778B2 (ja) | 2001-05-21 |
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