JP3591052B2 - 構内電話システムおよびその情報処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動構内交換機(以下、「PBX」という)とコンピュータとを接続してコンピュータからPBXを制御することにより、さまざまなサービスを提供する構内電話システムおよび構内電話システムの情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13は従来の構内電話システムを示す構成図である。図13において、1は構内に設置して外線電話(局線電話)と内線電話および内線電話同士を交換接続するPBX、2はPBX1と公衆電話網3とを接続する局線(外線)、4はPBX1と内線電話機5、多機能電話機6とを接続する内線である。
【0003】
以上のように構成された構内電話システムについて、その機能を説明する。構内に居る内線4の利用者は、PBX1を通して、内線間の通話を行ったり、内線電話機5から局線2に接続して公衆電話網3にアクセスし、外部の電話機との通話を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構内電話システムでは、内線電話機5、多機能電話機6は上述したように電話をかける又は受けるといった機能しか提供できなかった。また、留守番電話など、利用者が不在中にメッセージを受けるなどの機能を提供するものもあるが、このような機能は、人間が行う処理機能に比べれば、当然のことであるが、非常に限定されたものであるという問題点があった。
【0005】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、コンピュータに音声認識装置、音声合成装置を組み込むことにより、通常は人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を或る程度まで自動的に行える構内電話システム、およびコンピュータに音声認識装置、音声合成装置を組み込むことにより、通常は人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を或る程度まで自動的に行える構内電話システムの情報処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の第1の発明における構内電話システムは、自動構内交換機と、自動構内交換機と専用のインタフェースで接続され、音声入出力インタフェースを有するコンピュータと、コンピュータと音声入出力インタフェースを介して接続され、利用者の音声により話者を識別する音声認識装置と、コンピュータと音声入出力インタフェースを介して接続され、あらかじめ決められたガイダンス用などの単語群を利用者に対して発生する音声合成装置と、電話の取次ぎに関する規則群を格納したデータベースを有する記憶装置と、着信電話に対する取次ぎを利用者から与えられた指示や記憶装置に格納された取次ぎ規則群の規則によって自動的に行う自動取次ぎ手段と、自動取次ぎの相手が不在の場合には、自動取次ぎの相手の立回り先としてあらかじめ登録された内線電話番号へ自動構内交換機から自動的に発呼し、発呼に応答した応答相手に合成音声による問いかけを行い、応答相手から否定の返事があった場合、その呼を切断して次の立回り先が登録されていれば、その電話番号に発呼し、自動取次ぎの相手を探し、応答相手から肯定の返事があった場合、自動構内交換機から着信呼を転送する自動転送手段とを備えた構成を有している。
【0007】
本発明の第2の発明における構内電話システムは、第1の発明における構内電話システムに加えて、発信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、発信先に対応する予め登録された番号を検索し、検索した番号で発信し、検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼する自動発信取次ぎ手段とを備えた構成を有している。
【0008】
本発明の第3の発明における構内電話システムは、第1の発明における構内電話システムに加えて、予め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に発信者の発声データを記録し、発信者を登録者として加える自動登録手段と、自動登録手段の登録データに基づいて取次ぎ処理を行う取次ぎ処理手段とを備えた構成を有している。
【0009】
本発明の第4の発明における構内電話システムの情報処理方法は、着信電話に対する取次ぎを利用者から与えられた指示や記憶装置格納の規定の取次ぎ規則によって自動的に行う自動取次ぎ工程と、自動取次ぎの相手が不在の場合には、自動取次ぎの相手の立回り先としてあらかじめ登録された電話番号へ自動構内交換機から自動的に発呼し、発呼に応答した応答相手に合成音声による問いかけを行い、応答相手から否定の返事があった場合、その呼を切断して次の立回り先が登録されていれば、その電話番号に発呼し、自動取次ぎの相手を探し、応答相手から肯定の返事があった場合、自動構内交換機から着信呼を転送する自動転送工程とを有する構成を有している。
【0010】
本発明の第5の発明における構内電話システムの情報処理方法は、発信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、発信先に対応する予め登録された番号を検索し、検索した番号で発信し、検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼する自動発信取次ぎ工程を有する構成を有している。
【0011】
本発明の第6の発明における構内電話システムの情報処理方法は、予め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に発信者の発声データを記録し、発信者を登録者として加える自動登録工程と、登録データに基づいて取次ぎ処理を行う取次ぎ処理工程とを有する構成を有している。
【0012】
【作用】
この構成によって、利用者の音声により話者を識別し、あらかじめ決められたガイダンス用などの単語群を利用者に対して発生するようにしたので、人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、利用者に対しては利便性を一層高めることができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の一実施例に係る構内電話システムおよび構内電話システムの情報処理方法について図面を用いて説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施例に係る構内電話システムを示す構成図である。図1において、1はPBX、2は局線、3は公衆電話網、4は内線、5は内線電話機、6は多機能電話機であり、これらは図13と同様のものなので、同一符号を付して説明は省略する。7はシリアルインタフェースによる伝送路9によりPBX1に接続されたコンピュータ、8はPBX1を制御するためのインタフェースプログラム等を記憶する外部記憶装置、10はシリアルインタフェース付き多機能電話機6に接続されたコンピュータ、11は発信者または受信者の音声により話者を識別する音声認識装置、12は発信者または受信者に対して、あらかじめ決められたガイダンス用などの単語群を発生する音声合成装置である。
【0015】
次に、このような構内電話システムの機能、接続について説明する。PBX1は、発信、着信などの制御、回線接続の切替え等の機能を有し、局線2により公衆電話網3と接続されている。また、PBX1には、PBX1とコンピュータ7とを接続する専用インタフェースを介して、コンピュータ7が伝送路9により接続されている。コンピュータ7はPBX1の機能を制御する。さらに、コンピュータ7には外部記憶装置8が接続されている。コンピュータとしては、PBX1に接続されているコンピュータ7と、多機能電話機6に接続されているコンピュータ10とがある。さらに、コンピュータ7には、内蔵の音声入出力インタフェースを介して、音声認識装置11と音声合成装置12とが接続されている。
【0016】
図2は、図1のコンピュータ7の機能実現手段を示す機能ブロック図である。図2において、71は着信電話に対する取次ぎを利用者から与えられた指示や外部記憶装置8に格納された規定の取次ぎ規則によって自動的に行う自動取次ぎ手段、72は取次ぎ処理を行う自動取次ぎ手段71内の取次ぎ処理手段、73は自動取次ぎの相手が不在の場合には、あらかじめ登録された内線電話番号へPBX1から自動的に発呼して、合成音声により相手を探し、探し出した相手にPBX1から着信呼を転送する自動転送手段、74は発信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、発信先に対応する予め登録された番号を検索し、検索した番号で発信し、検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼する自動発信取次ぎ手段、75は予め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に発信者の発声データを記録し、発信者を登録者として加える自動登録手段である。
【0017】
以上のように構成されたコンピュータ7の自動取次ぎ手段71の動作について、図3のフローチャート、図4の表示図および図7のデータ図を用いて説明する。
【0018】
まず、自動取次ぎに関するアプリケーションプログラムを実行する(S1)。すると、利用者(発信者または受信者)の内線端末(多機能電話機)6の表示装置の画面上に図4に示すような表示が出る(S2)。利用者は、画面上の指示または音声合成装置12からの合成音声によるガイダンスに従って、通常時および不在時の取次ぎに関する指示を、内線端末6の特定のキーを押すか又は「転送102」のように発声してマイク(図示せず)から入力することによって、コンピュータ7に伝える(S3)。指示内容としての上記キー情報又は発声情報を入力したコンピュータ7はその指示内容を外部記憶装置8に一定のフォーマットで保存する(S4)。
【0019】
次に、取次ぎ指示の入力が終了したか否かを判定し(S5)、終了と判定した場合には、利用者の内線端末6への着信を待つ状態となる(S6)。終了でないと判定した場合には、ステップ3、4の処理を繰り返す。ステップ6で利用者のの内線端末6へ着信があったと判定した場合には、ステップ7へ移行する。内線端末6への着信を待つ状態(S6)においては、図3に示してないが、利用者は、席を空ける時には、内線端末6の予め決められたボタンを押下することによって、不在であることをコンピュータ7に知らせることができる。
【0020】
ステップ7では、まず音声合成装置12からの合成音声によるガイダンス(例えば「こちらは○○課△△です。お名前をどうぞ」というようなガイダンス)を流し、発信者の発声を待つ。発信者が発声すれば、その音声を音声認識装置11に取り込み、話者識別処理を行う(S8)。
【0021】
次に、ステップ8の話者識別処理について、図5に示すフローチャートおよび図6に示す音声認識装置11のブロック図を用いて説明する。電話線を通して入力された発信者の音声信号は、帯域フィルタ13でフィルタリングされた後、A/D変換器14でサンプリング、量子化される(S21)。音響分析部15は入力された音声信号から音声区間を切り出し(S22)、音声信号を話者の特徴をより明瞭に表すパラメータ(ピッチ周期や平均振幅などのパラメータ)の系列に変換する(S23)。次に、パターン変換部16で、離散化や参照用パターンとの時間の対応付けなどを行ない、パターンベクトルを構成する(S24)。次いで、判定部17で、あらかじめ登録された各登録者の標準パターンベクトルと上記パターンベクトルとの距離を計算し(S25)、話者がシステムに登録されているどの話者であるのかを識別(話者識別)、あるいは別に入力された話者IDの話者と一致するかを照合(話者照合)する(S26)。
【0022】
次に、図3に戻って、上記話者識別処理あるいは話者照合処理(識別処理)の結果に基づき、処理を分岐する(S9)。識別処理で、音声の既登録者中に該当者が見つかった場合はステップ10へ移行し、見つからなかった場合はステップ12へ移行する。ステップ10では、該当者に関する取次ぎの指示があるかどうかを判断し、指示があればステップ11へ移行し、指示がなければステップ12へ移行する。ステップ11では、取次ぎ指示に基づいて取次ぎの処理を行なう。ステップ11の取次ぎ処理及びステップ12の知識ベースによる取次ぎ処理(すなわち記憶装置8格納の規定による取次ぎ処理)は図2の取次ぎ処理手段72、自動転送手段73により行なわれるが、これらの処理の詳細については後に図8乃至図10のフローチャートを用いて説明する。ステップ11で取次ぎの処理が終了すれば、ステップ6に戻り、再度着信を待つ状態に入る。ステップ12では、外部記憶装置8に保存されている電話取次ぎに関する規則(図7参照)により、とるべき処理を判断し、後述する処理を行なう。その後、ステップ6に戻り、再度着信を待つ状態に入る。
【0023】
ここで各ステップと各手段との関係について説明すると、ステップ1〜10は自動取次ぎ手段71における処理動作を示し、ステップ11および12は上述したように取次ぎ処理手段72、自動転送手段73における処理動作を示す。
【0024】
次に、ステップ11の取次ぎ処理の詳細について、図8のフローチャートを用いて説明する。電話取次ぎの処理内容としては、図8のステップ31に示すように、「そのまま利用者(ここでは受信者)が応答する」、「他の電話機(他の場所)へ転送する」および「一般的な留守番電話のようにメッセージを残すよう発信者に対してアナウンスする」の3つの場合が考えられる。
【0025】
まず、上述したように、ステップ31では、取次ぎ指示の内容によって処理の分岐が行なわれる。「そのまま利用者が応答する」という指示の場合には、呼出しのベルを鳴らし(S32)、利用者がオフフックするのを待つ(S33)。一定時間内にオフフックしないか、または利用者が不在の設定を行なっている場合は、コンピュータ7からPBX1に指示して自動的に回線を接続し、発信者に対して予め用意した合成音声によりガイダンス(例えば「申し訳ありませんが、ただいま応答できません。おかけ直しになるか、発信音の後にメッセージをお残し下さい」というようなガイダンス)を流す(S34)。次いで、一定時間後に発信音を鳴らし、発信者のメッセージの録音を開始し、発信者がオンフックした時点で、PBX1に対して利用者の内線端末6の予め決められたキーのLEDを点滅させるように指示し、利用者にメッセージがあることを知らせるようにして終了する(S35)。ステップ33で一定時間内に利用者がオフフックすれば、利用者が応答することになり、コンピュータ7での処理は終了する。
【0026】
「他の電話機(他の場所)へ転送する」という取次ぎ指示の場合にはステップ36へ移行する。ステップ36では、登録されている合成音声により、ガイダンス(例えば「ただいま、△△は他所にいますので、お電話を転送致します。そのまましばらくお待下さい」というようなガイダンス)を流し、一時的に内線端末6を保留状態にしてから、ステップ37で、利用者が登録した電話番号(図4では102)に自動的に発信し、転送処理を行なう。転送先の電話機が応答したら、合成音声により、「△△さんにお電話です」などのメッセージを流し、利用者への取次ぎを依頼する(S38)。
【0027】
「一般的な留守番電話のようにメッセージを残すよう発信者に対してアナウンスする」という取次ぎ指示の場合にはステップ34以下の処理を行なう。
【0028】
ここで各ステップと各手段との関係について説明すると、ステップ31〜35は自動取次ぎ手段71内の取次ぎ処理手段72における処理動作を示し、ステップ36〜38は自動転送手段73における処理動作を示す。
【0029】
次に、ステップ12のデフォルト(取次ぎ指示なし)の場合の取次ぎ規則による電話取次ぎ処理について、図7のデータ図および図9及び図10のフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、発信者の名前または団体名等について、取次ぎ規則中の見出しに該当するものがあるかどうかを判定する(S41)。該当するものがあると判定した場合はステップ42へ移行し、該当するものがないと判定した場合はステップ49へ移行する。ステップ42では、図7に示すような取次ぎ規則中にある指示を読み出し、ステップ43で、その指示に基づいた処理を行なう。例えば発信者が森さんであった場合、図7の記述によれば最大の優先度を持つため(Titleが“MORI”のPriorityは“A”であるため)、呼出しのベルを鳴らし、合成音声によって、「△△さん、森さんからお電話です。至急、お取り下さい」などの注意を促すメッセージを流す(S44)。次に、応答の有無を判定する(S45)。一定時間待って応答があったと判定した場合には本処理は終了するが、応答がないと判定した場合は、やはり合成音声で、「申し訳ありません。ただいま不在です。お探ししますか?」などのような問いかけを行ない、発信者の予め決められたキーの押下または音声による応答が肯定か否定かを判定する(S46)。応答が肯定であると判定したときはステップ49へ移行し、否定であると判定したときは、ステップ47で、再び合成音声によってメッセージを残すようにガイダンスを流し、ステップ48で、メッセージを記録して処理を終了する。
【0030】
ステップ49以降では、可能性のある立回り先への自動発呼の処理を行なう。可能性のある立回り先とは、利用者(ここでは受信者)が予めコンピュータ7に入力しておいた転送先の電話番号である。
【0031】
ステップ49では、登録された合成音声により、「ただいま、△△を探しております。しばらくお待ち下さい」などのメッセージを流し、発信者に待機してもらう。次に、上記可能性のある立回り先のリストを外部記憶装置8から読み出す(S50)。次いで、リストが終りか否かを判定する(S51)。リストが終りでないと判定した場合は、リストから電話番号を取り出して、その番号に発呼する(S52)。次に、相手が応答したか否かを判定する(S53)。応答したと判定した場合は、合成音声によって、「そちらに○○課の△△は来ているでしょうか?」等の問いかけを行ない(S54)、応答者の予め決められたボタンまたは音声による返事を待つ(S55)。ステップ53で応答しないと判定した場合はステップ51に戻り、リストが終了したか否かを判定する。
【0032】
ステップ55で、肯定の返事であると判定した場合は、転送処理により呼を接続して終了する(S56)。否定の返事であると判定した場合は、呼を切断して(S57)、ステップ51に戻る。
【0033】
ステップ51でリストが終りと判定した場合、発信者に対して、登録された合成音声により、「申し訳ありません。△△は見つかりませんでした」などのメッセージを流し(S58)、さらに、「メッセージがあれば発信音の後にどうぞ」などのメッセージを流す(S59)。次に発信者が電話を切ったか否かを判定する(S60)。発信者が電話を切ったと判定した場合は、その時点で本処理は終了する。電話を切っていないと判定した場合は、メッセージを記録して終了する(S61)。
【0034】
ここで各ステップと各手段との関係について説明すると、ステップ41〜48は自動取次ぎ手段71内の取次ぎ処理手段72における処理動作を示し、ステップ49〜61は自動転送手段73における処理動作を示す。
【0035】
なお、本実施例で提供される機能はコンピュータ7上に構築されるとしたが、コンピュータ10上に構築されるとしてもよく、この場合の処理動作はコンピュータ7の場合と同様になる。また、本実施例では取次ぎに関する指示はアプリケーションプログラムに基づくとしたが、このアプリケーションプログラムとは独立に、予めコンピュータ7から取次ぎに関する指示を入力し、外部記憶装置8に蓄積しておくこともできる。この場合には図4の表示はなされない。
【0036】
以上のように本実施例によれば、発信者の音声により話者を識別し、発信者に対して、あらかじめ決められたガイダンス用などの単語群を発生し、利用者(受信者)から与えられた指示や外部記憶装置8格納の規定の取次ぎ規則によって取次ぎを自動的に行なうようにしたので、人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、利用者に対しては利便性を一層高めることができる。また、自動取次ぎの相手が不在の場合には、あらかじめ登録された内線電話番号へPBX1から自動的に発呼して、合成音声により相手を探し、探し出した相手にPBX1から着信呼を転送するようにしたので、転送に際しても電話取次ぎの自動化が可能となる。
【0037】
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施例に係る構内電話システムおよび構内電話システムの情報処理方法について図面を用いて説明する。
【0038】
図11は、本発明の第2の実施例に係る構内電話システムの処理動作を説明するためのフローチャートであり、図2の自動発信取次ぎ手段74における処理動作を示すものである。
【0039】
図11において、まず発信者が発声した相手先の名前を音声認識装置11に取り込み(S71)、相手先(発信先)の電話番号を検索するとともに、発信者を話者識別により特定する(S72)。次に、相手先の電話番号に発信するようPBX1に対して指示を出し(S73)、相手の応答を待つ(S74)。相手が応答したと判定した場合、登録された合成音声により、発信者と相手の名前を告げて、取次ぎを依頼するメッセージ(例えば「△△から○○さんに発信しています。○○さんをお願いします」などのメッセージ)を流す(S75)。ステップ74で、一定時間呼出しを行なっても相手側が応答しないと判定した場合は、発信者に対して「□□番は応答しません。リダイアルしますか?」などのメッセージを流して(S76)、リダイアルするか否かの利用者の応答を単語認識する(S77)。一定時間をおいてリダイアルすると認識した場合にはリダイアルを行ない(S78)、リダイアルしないと認識した場合には終了する。
【0040】
以上のように本実施例によれば、発信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、発信先に対応する予め登録された番号を検索し、検索した番号で発信し、検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼するようにしたので、人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、また利用者に対しては利便性を一層高めることができる。
【0041】
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施例に係る構内電話システムおよび構内電話システムの情報処理方法について図面を用いて説明する。
【0042】
図12は、本発明の第3の実施例に係る構内電話システムの処理動作を説明するためのフローチャートであり、図2の自動登録手段75における処理動作を示すものである。
【0043】
図12において、音声合成装置12からの合成音声によるガイダンス(例えば「こちらは○○課です。お名前をどうぞ」などのガイダンス)を流し、発信者の発声を待つ(S81)。発信者が発声すれば、その音声を音声認識装置11に取り込み、話者識別処理を行なう(S82)。識別処理の結果に基づき、処理を分岐する(S83)。識別処理で登録者中に該当者がいたと判定した場合は、図3のステップ10以下の処理、すなわち取次ぎ処理手段72における処理を行なう(S84)。識別処理で登録者中に該当者がいないと判定した場合は、発信者の発声した音声データを記憶装置8に保存し、その音声データから話者識別処理に必要となる音声の特徴量を取り出し、名前とともに記憶する(S86)。その後は図3のステップ12以下の処理、すなわち取次ぎ処理手段72における処理を行なう(S87)。
【0044】
以上のように本実施例によれば、予め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に発信者の発声データを記録し、発信者を登録者として加え、その後は取次ぎ処理を行なうようにしたので、登録されていない発信者に対しても人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、また利用者に対しては利便性を一層高めることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように本発明は、発信者の音声により話者を識別し、予め決められたガイダンス用などの単語群を発信者に対して発生し、受信者から与えられた指示や規定の取次ぎ規則によって取次ぎを自動的に行なうようにできるので、人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、利用者に対しては利便性を一層高めることができる構内電話システムを実現することができる。また、自動取次ぎの相手が不在の場合には、あらかじめ登録された内線電話番号へPBX1から自動的に発呼して、合成音声により相手を探し、探し出した相手にPBX1から着信呼を転送するようにできるので、転送に際しても電話取次ぎの自動化が可能となる構内電話システムを実現することができる。
【0046】
た、発信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、発信先に対応する予め登録された番号を検索し、検索した番号で発信し、検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼するようにできるので、人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、また利用者に対しては利便性を一層高めることができる構内電話システムを実現することができる。
【0047】
さらに、予め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に発信者の発声データを記録し、発信者を登録者として加え、その後は取次ぎ処理を行なうようにできるので、登録されていない発信者に対しても人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、また利用者に対しては利便性を一層高めることができる構内電話システムを実現することができる。
【0048】
さらに、発信者の音声により話者を識別し、予め決められたガイダンス用などの単語群を発信者に対して発生し、受信者から与えられた指示や規定の取次ぎ規則によって取次ぎを自動的に行なうようにできるので、人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、利用者に対しては利便性を一層高めることができる構内電話システムの情報処理方法を実現することができる。また、自動取次ぎの相手が不在の場合には、あらかじめ登録された内線電話番号へPBX1から自動的に発呼して、合成音声により相手を探し、探し出した相手にPBX1から着信呼を転送するようにできるので、転送に際しても電話取次ぎの自動化が可能となる構内電話システムの情報処理方法を実現することができる。
【0049】
さらに、発信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、発信先に対応する予め登録された番号を検索し、検索した番号で発信し、検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼するようにできるので、人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、また利用者に対しては利便性を一層高めることができる構内電話システムの情報処理方法を実現することができる。
【0050】
さらに、予め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に発信者の発声データを記録し、発信者を登録者として加え、その後は取次ぎ処理を行なうようにできるので、登録されていない発信者に対しても人間の秘書が行うような電話取次ぎの作業を自動的に行うことができ、また利用者に対しては利便性を一層高めることができる構内電話システムの情報処理方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る構内電話システムを示す構成図
【図2】本発明の一実施例に係る構内電話システムを構成するコンピュータの機能実現手段を示す機能ブロック図
【図3】図2の自動取次ぎ手段の動作を説明するためのフローチャート
【図4】図1の多機能電話機の表示装置の画面を示す表示図
【図5】図6の音響認識装置の動作を説明するためのフローチャート
【図6】図1の音声認識装置を示すブロック図
【図7】取次ぎ指示なしの場合に使用するデータを示すデータ図
【図8】図2の取次ぎ処理手段および自動転送手段の動作を説明するためのフローチャート
【図9】図2の取次ぎ処理手段および自動転送手段の動作を説明するためのフローチャート
【図10】図2の取次ぎ処理手段および自動転送手段の動作を説明するためのフローチャート
【図11】図2の自動発信取次ぎ手段の動作を説明するためのフローチャート
【図12】図2の自動登録手段の動作を説明するためのフローチャート
【図13】従来の構内電話システムを示す構成図
【符号の説明】
1 PBX
2 局線
3 公衆電話網
4 内線
5 内線電話機
6 多機能電話機
7、10 コンピュータ
8 外部記憶装置
9 伝送路
11 音声認識装置
12 音声合成装置
13 帯域フィルタ
14 A/D変換器
15 音響分析部
16 パターン変換部
17 判定部

Claims (6)

  1. 自動構内交換機と、前記自動構内交換機と専用のインタフェースで接続され、音声入出力インタフェースを有するコンピュータと、前記コンピュータと前記音声入出力インタフェースを介して接続され、利用者の音声により話者を識別する音声認識装置と、前記コンピュータと前記音声入出力インタフェースを介して接続され、あらかじめ決められたガイダンス用などの単語群を利用者に対して発生する音声合成装置と、電話の取次ぎに関する規則群を格納したデータベースを有する記憶装置と、着信電話に対する取次ぎを利用者から与えられた指示や前記記憶装置に格納された取次ぎ規則群の規則によって自動的に行う自動取次ぎ手段と、自動取次ぎの相手が不在の場合には、前記自動取次ぎの相手の立回り先としてあらかじめ登録された内線電話番号へ前記自動構内交換機から自動的に発呼し、発呼に応答した応答相手に合成音声による問いかけを行い、応答相手から否定の返事があった場合、その呼を切断して次の立回り先が登録されていれば、その電話番号に発呼し、前記自動取次ぎの相手を探し、応答相手から肯定の返事があった場合、前記自動構内交換機から着信呼を転送する自動転送手段とを備えたことを特徴とする構内電話システム。
  2. 信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、前記発信先に対応する予め登録された番号を検索し、前記検索した番号で発信し、前記検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と前記検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼する自動発信取次ぎ手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の構内電話システム。
  3. め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に前記発信者の発声データを記録し、前記発信者を登録者として加える自動登録手段と、前記自動登録手段の登録データに基づいて取次ぎ処理を行う取次ぎ処理手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の構内電話システム。
  4. 着信電話に対する取次ぎを利用者から与えられた指示や記憶装置格納の規定の取次ぎ規則によって自動的に行う自動取次ぎ工程と、自動取次ぎの相手が不在の場合には、前記自動取次ぎの相手の立回り先としてあらかじめ登録された電話番号へ自動構内交換機から自動的に発呼し、発呼に応答した応答相手に合成音声による問いかけを行い、応答相手から否定の返事があった場合、その呼を切断して次の立回り先が登録されていれば、その電話番号に発呼し、前記自動取次ぎの相手を探し、応答相手から肯定の返事があった場合、前記自動構内交換機から着信呼を転送する自動転送工程とを有することを特徴
    とする構内電話システムの情報処理方法。
  5. 発信者の音声によって話者識別を行い、発信者が発声した発信先を単語認識し、前記発信先に対応する予め登録された番号を検索し、前記検索した番号で発信し、前記検索した番号の発信に対して応答があった場合には登録された合成音声により発信者と前記検索した番号の相手の名前を告げて取次ぎを依頼する自動発信取次ぎ工程を有することを特徴とする請求項4に記載の構内電話システムの情報処理方法。
  6. 予め音声が登録されていない発信者の場合には自動的に前記発信者の発声データを記録し、前記発信者を登録者として加える自動登録工程と、登録データに基づいて取次ぎ処理を行う取次ぎ処理工程とを有することを特徴とする請求項4に記載の構内電話システムの情報処理方法。
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