JPH0529133Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529133Y2
JPH0529133Y2 JP1986035735U JP3573586U JPH0529133Y2 JP H0529133 Y2 JPH0529133 Y2 JP H0529133Y2 JP 1986035735 U JP1986035735 U JP 1986035735U JP 3573586 U JP3573586 U JP 3573586U JP H0529133 Y2 JPH0529133 Y2 JP H0529133Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel lid
fuel
open spring
lid
opener
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986035735U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62146628U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986035735U priority Critical patent/JPH0529133Y2/ja
Publication of JPS62146628U publication Critical patent/JPS62146628U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529133Y2 publication Critical patent/JPH0529133Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車体へ開閉可能に取り付けられるフユ
ーエルリツドに付勢力を付与してフユーエルリツ
ドの開放操作を補助するオープナの取付構造に関
する。
[従来の技術] 自動車の燃料注入部には、一般にフユーエルリ
ツド開閉可能に取り付けられており、燃料の注入
はフユーエルリツドを開けて燃料注入口を開放す
ることでなされ、燃料の注入後はフユーエルリツ
ドを閉じて燃料注入口を隠蔽するようになつてい
る。
ところで、上記のようにフユーエルリツドを開
放して燃料の注入が行なわれる燃料注入部の構造
では、フユーエルリツド開放時にフユーエルリツ
ドを開放する方向へ付勢して開放操作を補助する
オープナが配設されているものがある。
例えば、第4図及び第5図に示される燃料注入
部の構造では、フユーエルリツド10にオープン
スプリング(オープナ)12が取り付けられてお
り、フユーエルリツド10は開放時にオープンス
プリング12によつて半開きとされるようになつ
ている。この場合、オープンスプリング12はフ
ユーエルリツド10を開閉可能に軸支するフユー
エルリツド14に形成されたフランジ部14Aに
フユーエルリツド閉止状態で押圧当接され、フユ
ーエルリツド開放時にフユーエルリツド10を開
放する方向へ付勢して半開きとするようになつて
いる。なお、オープンスプリング12のフユーエ
ルリツド10への取付構造としては、第4図に示
される如く、フユーエルリツド10の裏面に爪部
10Aを設け、この爪部10Aにオープンスプリ
ング12をスナツプ嵌合させて取り付けることが
考えられている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記オープンスプリング12では、
通常鋼板から製作されるヒンジ14のフランジ部
14Aに当接する構成となつているので、金属接
触による傷付き(錆発生の原因となる)を防止す
るためにヒンジ14のフランジ部14Aへの当接
部12Aを樹脂等によつてコーテイングする等の
防錆手段が必要となり、コスト高となつていた。
本考案は上記事実を考慮し、簡単な構成で、樹
脂コーテイング等の防錆手段を廃止することがで
きるフユーエルリツド用オープナの取付構造を得
ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るフユーエルリツド用オープナの取
付構造では、オープナはフユーエルリツドに取り
付けられて燃料注入口を構成する合成樹脂又は合
成ゴムから成るフユーエルインレツトボツクスシ
ールド部材に押圧当接されるようになつている。
[作用] 上記構成のフユーエルリツド用オープナの取付
構造では、フユーエルインレツトボツクスシール
ド部材は合成樹脂又は合成ゴムから形成されるの
で、オープナとの接触によつて傷付きを生じても
錆が発生することがなく、またオープナはフユー
エルインレツトボツクスシールド部材との接触に
よつて傷付くことがなく、傷付きによる錆が発生
することがない。
[実施例] 第1図から第3図には、本考案に係るフユーエ
ルリツド用オープナの取付構造の実施例が示され
ている。第1図は、本考案実施例が適用された自
動車の燃料注入部の概略構造を示している。
第1図に示される如く、この自動車のクオータ
パネル20の一般面よりも車両内側に凹んだ凹部
22には、燃料注入口を構成する筒状の第1、第
2のフユーエルインレツトボツクスシールド部材
24,26と、フユーエルリツド28とが取り付
けられている。
第1、第2のフユーエルインレツトボツクスシ
ールド部材24,26は互いに重合されて凹部底
面22Aを貫通しており、車両外側(第1図矢印
A方向)の外端部24A,26Aは略直角に屈曲
されて凹部底面22Aと当接している。第1、第
2のフユーエルインレツトボツクスシールド部材
24,26はそれぞれ合成樹脂、合成ゴムから形
成されている。
フユーエルリツド28は一端がヒンジ30(第
2図にも図示)を介して凹部底面22Aに回転可
能に軸支されて開閉可能となつており、第1図に
示される閉止状態でクオータパネル20の一般面
と同一平面上に位置して第1、第2のフユーエル
インレツトボツクスシールド部材24,26を隠
蔽するようになつている。ヒンジ30のヒンジピ
ン30Aはフユーエルリツド28の裏面に一体的
に突設された軸受部32に軸支され、ヒンジ30
のピン支持部30Bはボルト34、ナツト36を
介して凹部底面22Aに固着されている。
このフユーエルリツド28には、第2図に示さ
れる如く、キーシリンダ取付孔38が形成されて
おり、図示しないキーシリンダが取り付けられる
ようになつている。キーシリンダは凹部底面22
Aに取り付けられる図示しないロツクプレートと
対応して取り付けられ、車外からキー(図示省
略)を挿入して回転することによつて、ロツクプ
レートと係合されてフユーエルリツド28をロツ
ク可能となつている。
また、フユーエルリツド28には、オープナで
あるオープンスプリング40が取り付けられてい
る。
オープンスプリング40は第3図に示される如
く、板ばね材で略U字形に形成されており、屈曲
部を境に一方が支持部40A、他方が当接部40
Bとなつている。オープンスプリング40の屈曲
部には、幅方向中間部に嵌合溝42がオープンス
プリング長手方向に沿つて形成されており、屈曲
部から支持部40Aの長手方向略中央部まで延び
ている。この嵌合溝42は屈曲部側が支持部40
A側よりも幅広となつている。
このオープンスプリング40はフユーエルリツ
ド28の裏面に一体的に突設された略T字形断面
形状の爪部44に嵌着されており、支持部40A
を爪部44に保持されて取り付けられている。
フユーエルリツド28の爪部44へのオープン
スプリング40の嵌着は、オープンスプリング4
0を第3図に示される如く、爪部44に差し込ん
でスナツプ嵌合させることでなされる。
フユーエルリツド28に取り付けられたオープ
ンスプリング40はフユーエルリツド28の閉止
状態で当接部40Bが第1のフユーエルインレツ
トボツクスシールド部材24の外端部24Aに押
圧当接されて、外端部24Aとフユーエルリツド
28との間に付勢力を付与するようになつてい
る。この付勢力により、フユーエルリツド28は
閉止ロツク状態からロツク状態を解除されると、
オープンスプリング40に付勢されて半開きの状
態となるようになつている。
次に本実施例の作用を説明する。
第1図に示されているのは、フユーエルリツド
28の閉止状態である。この状態では、オープン
スプリング40は当接部40Bが第1のフユーエ
ルインレツトボツクスシールド部材24の外端部
24Aに押圧当接されてフユーエルリツド28を
開放する方向へ付勢しているが、フユーエルリツ
ド28はキーシリンダによつてロツクされてお
り、開放することはない。
燃料を注入するためにフユーエルリツド28を
開放する場合には、キーシリンダへキーを挿入し
て回転し、フユーエルリツド28のロツク状態を
解除すればよい。ロツク状態を解除されたフユー
エルリツド28はオープンスプリング40に付勢
されて半開状態とされ、これによつて容易に全開
状態に開放可能とされる。
燃料注入後にフユーエルリツド28を閉止する
場合には、上記とは逆にフユーエルリツド28を
閉止後、キーシリンダにキーを挿入して回転し、
フユーエルリツド28を閉止状態でロツクすれば
よく、これによつて第1図に図示の閉止状態とな
る。この際、フユーエルリツド28はオープンス
プリング40の付勢力に抗して閉止される。
このように本実施例では、オープンスプリング
40は樹脂製の第1のフユーエルインレツトボツ
クスシールド部材24の外端部24Aに押圧当接
されてフユーエルリツド28の開放操作を補助す
るようになつている。したがつて、第1のフユー
エルインレツトボツクスシールド部材24はオー
プンスプリング40との接触によつて傷付きを生
じても錆が発生することがなく、また、オープン
スプリング40は第1のフユーエルインレツトボ
ツクスシールド部材24との接触によつて傷付く
ことがなく、傷付きによる錆が発生することがな
い。すなわち、オープンスプリング40をフユー
エルインレツトボツクスシールド部材24に押圧
当接させるようにしただけの簡単な構成で、従来
必要とされていた樹脂製コーテイング等の防錆手
段を廃止することができ、コスト安である。
また、樹脂コーテイング等の防錆手段が廃止さ
れることから、フユーエルリツド28の塗装後に
オープンスプリング40を取り付ける等の組付手
順が制限される(樹脂コーテイングされたオープ
ンスプリング40をフユーエルリツド28へ取付
後、フユーエルリツド28を塗装した場合、塗装
時の高温により樹脂コーテイングが溶けてしまう
等の理由から)ことがなく、オープンスプリング
40のフユーエルリツド28への組付工程の自由
度が向上される。
さらに、オープンスプリング40をフユーエル
リツド28の中央部寄りに配置される第1のフユ
ーエルインレツトボツクスシールド部材24に押
圧当接させるようにしたので、従来(オープンス
プリング40をフユーエルリツド28の端部側に
配置されるヒンジ30に押圧当接させるようにし
た場合)に比べ、オープンスプリング40のフユ
ーエルリツド28への取付位置の自由度が向上さ
れる。また、オープンスプリング40が従来(オ
ープンスプリング40をヒンジ30に押圧当接さ
せるようにした場合)よりもフユーエルリツド2
8の回転中心(ヒンジピン30A)から離れた位
置に押圧当接されることからオープンスプリング
40のばね力を小さく設定することができ、オー
プンスプリング40の製作上、コスト安である。
また、従来(オープンスプリング40をヒンジ
30に押圧当接させるようにした場合)に比べ
て、ヒンジ30にオープンスプリング40の当接
用のフランジ部(前記従来技術参照)を設ける必
要がなく、ヒンジ30の製作上、コスト安であ
る。さらにヒンジ30にオープンスプリング40
の当接用のフランジ部を設ける必要がないことか
ら、ヒンジ30の凹部底面22Aへの取付位置を
第1、第2のフユーエルインレツトボツクスシー
ルド部材24,26に接近させてフユーエルリツ
ド28をコンパクトにすることができ、フユーエ
ルリツド28の製作コストを低減を図ることもで
きる。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案に係るフユーエルリ
ツド用オープナの取付構造では、フユーエルリツ
ドに取り付けられて燃料注入口を構成する合成樹
脂又は合成ゴムから成るフユーエルインレツトボ
ツクスシールド部材にオープナが押圧当接される
ようになつているので、簡単な構成で、樹脂コー
テイング等の防錆手段を廃止することができる優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフユーエルリツド用オー
プナの取付構造の実施例が適用された燃料注入部
廻りの概略構造を示す断面図、第2図は第1図の
フユーエルリツドの斜視図、第3図は第1図のオ
ープンスプリングの分解斜視図、第4図は従来の
燃料注入部廻りの構造を示す断面図、第5図は第
4図のフユーエルリツドの斜視図である。 20……クオータパネル、24……第1のフユ
ーエルインレツトボツクスシールド部材、28…
…フユーエルリツド、40……オープンスプリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体へ開閉可能に取り付けられるフユーエルリ
    ツドに付勢力を付与してフユーエルリツドの開放
    操作を補助するオープナの取付構造であつて、フ
    ユーエルリツドに取り付けられて燃料注入口を構
    成する合成樹脂又は合成ゴムから成るフユーエル
    インレツトボツクスシールド部材に前記オープナ
    が押圧当接されることを特徴とするフユーエルリ
    ツド用オープナの取付構造。
JP1986035735U 1986-03-12 1986-03-12 Expired - Lifetime JPH0529133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986035735U JPH0529133Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986035735U JPH0529133Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62146628U JPS62146628U (ja) 1987-09-16
JPH0529133Y2 true JPH0529133Y2 (ja) 1993-07-27

Family

ID=30845489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986035735U Expired - Lifetime JPH0529133Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529133Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55131825U (ja) * 1979-03-15 1980-09-18
JPS56160129U (ja) * 1980-04-30 1981-11-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62146628U (ja) 1987-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4412696A (en) Door handle device for an automotive vehicle
JPH0237028A (ja) 車両のフューエルフィラドア構造
JP3467298B2 (ja) ロック板体ならびに底壁および前壁を有するロックケーシングを具備する自動車ドアロック
JPH0529133Y2 (ja)
US3979144A (en) Luggage boot lid lock for motor vehicle
JPH0534261Y2 (ja)
JPS5946811B2 (ja) 自動車のフイラ−リツド構造
JPS6113374Y2 (ja)
JPS639447Y2 (ja)
US20080116700A1 (en) Crowned Striker Mounting Plate
JP2515818Y2 (ja) 自動車のフューエルリッド装置
JP2606084Y2 (ja) ピラートリムの取付構造
JPH0336423Y2 (ja)
JPH0527290Y2 (ja)
JPH0540570U (ja) ドアヒンジ取付装置
JPS5918913Y2 (ja) ガ−ドモ−ルの取付構造
JPH0326973Y2 (ja)
JPH045664Y2 (ja)
JPS5830934Y2 (ja) ドアヒンジ
JP2603096Y2 (ja) ピラ−ガ−ニッシュの取付構造
JPS6244817Y2 (ja)
JPH0354285Y2 (ja)
JPS5814196Y2 (ja) 自動車用ロツク装置のガタ規制機構
JPH0322064Y2 (ja)
JPS6215076Y2 (ja)