JPH05291229A - スピン洗浄乾燥装置 - Google Patents

スピン洗浄乾燥装置

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JPH05291229A
JPH05291229A JP4119603A JP11960392A JPH05291229A JP H05291229 A JPH05291229 A JP H05291229A JP 4119603 A JP4119603 A JP 4119603A JP 11960392 A JP11960392 A JP 11960392A JP H05291229 A JPH05291229 A JP H05291229A
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JP
Japan
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shower plate
spin
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shower
stage
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JP4119603A
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Masahiro Oishi
正浩 大石
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SPC Electronics Corp
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SPC Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板下面に残留する水滴をなくし、効率よく
乾燥する。 【構成】 筺体1内に、多数のシャワーホール6を設
け、上面に設けた複数個のスピンチャック8で基板7を
保持するシャワー板5を、スピン駆動源3で回転できる
ように設置し、シャワー板5の下面を小間隙をおいて囲
繞するようにステージ9を複数本のステージ保持棒1
0,10で筺体1に固定し、シャワー板5の上方に上部
リンスノズル12を下部に下部リンスノズル13を設
け、ステージ9にシャワー板5のシャワーホール6から
乾燥用気体を供給する下部ブロー導入管14を取付け、
筺体1の蓋16に上部ブロー導入管15を取付けたスピ
ン洗浄乾燥装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピン洗浄乾燥装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置用ガラス基板を洗浄
する装置には、基板を回転させながら薬液により洗浄を
行う工程と、基板を高速回転させて乾燥を行う工程を持
ったスピン洗浄乾燥装置が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のスピン洗浄
乾燥装置にあっては、基板の乾燥工程において、回転終
了後の基板下面に、吹き飛ばされなかった水滴或いは周
りから飛散されずに残留した水滴が残る場合があり、シ
ミやヨゴレの原因となり、後工程に影響を及ぼす要因と
なっていた。
【0004】例として表1に従来のスピン洗浄乾燥を用
いて基板サイズ縦;横;厚みがそれぞれ、300mm、
300mm、1.1mmのガラス基板を、洗浄乾燥した
場合の裏面での大きさ1mm2 の水滴が発生した比較を
示す。
【表1】
【0005】本発明は基板下面に残留する水滴をなく
し、効率よく乾燥することができる装置を提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、筺体内に、多数のシャワーホールを設け、
上面に設けた複数個のスピンチャックで基板を保持する
シャワー板を、スピン駆動源で回転できるように設置
し、シャワー板の下面を小間隙をおいて囲繞するように
ステージを複数本のステージ保持棒で筺体に固定し、シ
ャワー板の上方に上部リンスノズルを下部に下部リンス
ノズルを設け、ステージにシャワー板のシャワーホール
から乾燥用気体を供給する下部ブロー導入管を取付け、
筺体の蓋に上部ブロー導入管を取付けたするスピン洗浄
乾燥装置を構成したものである。
【0007】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、被洗浄
物である基板をスピンチャックで保持した後にスピン駆
動源でシャワー板を回転させ、上下部リンスノズルから
純水を吐出して洗浄し、洗浄後にスピン駆動源によりシ
ャワー板を高速回転させ、上部ブロー導入管から基板上
面に直接不活性ガスを当て、下部ブロー導管からはシャ
ワー板のシャワーホールから不活性ガスを基板の下面に
当てて乾燥する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。筺体1の内部をスピンカップ2で仕切って水滴を
受けるように形成する。そして、筺体1の底にスピン駆
動源3を設置し、その一部をスピンカップ2を貫通さ
せ、軸4にシャワー板5を固定する。このシャワー板5
は径が400mmで厚さ5mmの円形板で、図2に示す
ように多数のシャワーホール6,6…を放射状に設け、
更に上面4個所に基板7を保持するスピンチャック8,
8,…を設けている。又、シャワー板5の下面には小間
隙をおいてシャワー板5を囲繞するようにステージ9を
設け、スプンカップ2を貫通した複数本のステージ保持
棒10,10で筺体1の底に支持されている。
【0009】更に筺体1のスプンカップ2より上側の側
壁にリンスノズル駆動部11を設け、これに上部リンス
ノズル12を回動自在に取付、上部リンスノズル12の
角度を変化させることにより基板7上へのシャワー位置
を変化させるようになっている。
【0010】又、筺体1の底にはスピンカップ2を貫通
して基板7の下面に薬液等をシャワーする下部リンスノ
ズル13を設置している。又、前記ステージ9に下部ブ
ロー導入管14を取付け、乾燥用の気体を基板7の下面
に供給するようになっている。上部ブロー導入管15は
昇降できるようになっている蓋16に取付けられてい
る。尚図1中17はスピンカップ2に取付けられた排液
管である。
【0011】本実施例は前記のように構成したもので、
ガラス基板7は縦、横、厚みがそれぞれ300mm,3
00mm,1.1mmであり、シャワー板5上のスピン
チャック8,8,…固定保持されている。そして、スピ
ン駆動源3によりシャワー板5を500〜1500rp
mで回転させる。この回転中にリンスノズル駆動部11
により上部により上部リンスノズル12を回転させて所
望位置で停止させ、10cc/min〜300cc/m
inの流量で純水を噴出させてガラス基板7の上面を洗
浄する。
【0012】一方、下部リンスノズル13からガラス基
板7の下面に向かって、10cc//min〜300c
c/minの流量で純水を噴出させて下面を洗浄する。
尚、上下部リンスノズル12,13からの純水の噴出時
間は3sec〜180secであり洗浄後の水はスピン
カップ2で受け、排液管17で外部に排出される。
【0013】洗浄後は純水の吹出しを停止させスピン駆
動源3を1,000〜5,000rpmの高速回転に切
替え、ガラス基板7を高速回転させる。この高速回転中
に上部ブロー導入管15と下部ブロー導入管14からシ
ャワー板5の多数のシャワーホール6,6,…を介して
窒素或はアルゴン等の不活性の気体をガラス基板7の上
下面に当て乾燥を行う。この乾燥時間は3sec〜18
0secである。
【0014】前記実施例により洗浄乾燥を行った場合の
裏面での大きさ1mm2 の水滴が発生した比率を表2に
示す。
【表2】 表1と表2とを比較すると水滴の発生率が1/10程度
に減少しており残留した水滴によるシミやヨゴレ等の後
工程での問題が改善された。尚、前記実施例においては
ガラス基板について説明したが、シリコンウエハにも実
施することができるものであり、シャワー板の孔の配置
も放射状だけではなく、任意の配置を行うことができる
ものである。
【0015】
【発明の効果】本発明においては被洗浄物の基板の裏面
に残留する水滴が従来に比し1/10程度に減少させる
ことができ、後工程でのシミやヨゴレを防止することが
できる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピン洗浄乾燥装置の一実施例の
蓋を上昇させた断面図。
【図2】シャワー板と下部リンスノズルとの配置を示す
平面図。
【符号の説明】
1 筺体 2 スピンカップ 3 スピン駆動源 4 軸 5 シャワー板 6 シャワーホール 7 基板 8 スピンチャック 9 ステージ 10 ステージ保持棒 11 リンスノズル駆動源 12 上部リンスノズル 13 下部リンスノズル 14 下部ブロー導入管 15 上部ブロー導入管 16 蓋 17 排液管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体内に、多数のシャワーホールを設
    け、上面に設けた複数個のスピンチャックで基板を保持
    するシャワー板をスピン駆動源で回転できるように設置
    し、シャワー板の下面を小間隙をおいて囲繞するように
    ステージを複数本のステージ保持棒で筺体に固定し、シ
    ャワー板の上方に上部リンスノズルを下部に下部リンス
    ノズルを設け、ステージにシャワー板のシャワーホール
    から乾燥用気体を供給する下部ブロー導入管を取付け、
    筺体の蓋に上部ブロー導入管を取付けたことを特徴とす
    るスピン洗浄乾燥装置。
JP11960392A 1992-04-14 1992-04-14 スピン洗浄乾燥装置 Expired - Fee Related JP3145177B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112161431A (zh) * 2020-08-29 2021-01-01 江苏晶品新能源科技有限公司 一种大容量单晶硅片快速烘干系统

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