JP2957383B2 - 回転式塗布装置 - Google Patents

回転式塗布装置

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JP2957383B2
JP2957383B2 JP15156793A JP15156793A JP2957383B2 JP 2957383 B2 JP2957383 B2 JP 2957383B2 JP 15156793 A JP15156793 A JP 15156793A JP 15156793 A JP15156793 A JP 15156793A JP 2957383 B2 JP2957383 B2 JP 2957383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネル用のガ
ラス基板、半導体ウエハ、半導体製造装置用のマスク基
板などの基板の表面に、遠心力を利用してフォトレジス
ト液などの塗布液を薄膜状に塗布するために、基板を水
平支持した状態で回転させる回転台と、この回転台上に
支持された基板の上面に塗布液を供給する塗布液供給手
段とを備えた回転式塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転式塗布装置としては、従
来、特開平2−219213号公報および特開平4−6
1955号公報に開示されているものが知られている。
これらの従来例によれば、基板を水平に支持して回転さ
せる回転台と、この回転台に支持された基板の上面と小
間隔をもって平行に配置されて回転台と一体に回転する
上部回転板とを有し、基板を回転台および上部回転板と
ともに回転させながら基板の上面の中央部に塗布液を供
給し、基板の回転による遠心力を利用して塗布液を基板
全面に拡散させて薄膜を形成するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例の場合に、その回転塗布時に、回転台の上
面に塗布液の一部が飛散し、それがミストとなって付着
し、多数枚の基板に対して回転塗布動作を繰り返すうち
に、回転台の上面に付着した塗布液がパーティクル発生
の原因となってしまう。このような回転台の上面への塗
布液付着に起因するパーティクル発生についての対策
は、従来何等講じられていず、品質の低下を招く欠点が
あった。更に、回転台の上面に付着した塗布液のミスト
が固化しないうちに次の基板に対する回転塗布が行われ
た際に、付着したミストが再び飛散して基板を汚染する
欠点があった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、発明の回転式塗布装置は、回転台の
上面への塗布液付着に起因するパーティクルの発生を防
止できるようにすることを目的とし、また、請求項
に係る発明の回転式塗布装置は、回転台の上面の洗浄を
行うに際して、上部回転板を取り外しての洗浄をせずに
短時間で簡単容易に行えるようにするとともに、その洗
ための構成に起因する慣性増加を回避できるように
することを目的とし、また、請求項に係る発明の回転
式塗布装置は、回転台の上面の洗浄をより一層簡単容易
に行えるようにすることを目的とし、更に、請求項
係る発明の回転式塗布装置は、回転台の上面の洗浄を簡
単な構成で行うことができるようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の回
転式塗布装置は、上述のような目的を達成するために、
基板を水平支持した状態で回転させる回転台と、この回
転台上に支持された基板の上面に塗布液を供給する塗布
液供給手段とを備えた回転式塗布装置において、回転台
の上面に向けて洗浄液を噴射する回転台洗浄手段を備
、この回転台洗浄手段を、中央に開口を有し、かつ、
回転台上に支持された基板の上面と所定の間隔をもって
平行に設けられるとともに前記回転台と一体に回転され
る上部回転板と、開口を開閉する蓋と、その蓋を開き位
置に変位した状態の開口を通じて回転台の上面に向けて
洗浄液を噴射するように固定支持部材に設けた洗浄ノズ
ルとから構成する。
【0006】
【0007】また、請求項に係る発明の回転式塗布装
置は、上述のような目的を達成するために、請求項
係る発明の回転式塗布装置における蓋を、固定支持部材
に取り付けた駆動開閉機構によって閉じ位置と開き位置
とに変位可能に設け、かつ、洗浄ノズルを、固定支持部
材に取り付けた駆動機構によって洗浄位置と非洗浄位置
とに変位可能に設けて構成する。
【0008】また、請求項に係る発明の回転式塗布装
置は、上述のような目的を達成するために、基板を水平
支持した状態で回転させる回転台と、この回転台上に支
持された基板の上面に塗布液を供給する塗布液供給手段
とを備えた回転式塗布装置において、前記回転台の上面
に向けて洗浄液を噴射する回転台洗浄手段を備え、この
回転台洗浄手段を、回転台の回転軸を貫通して前記回転
台の上方に位置するように固定状態で洗浄ノズルを設
け、その洗浄ノズルにより前記回転台の上面に向けて洗
浄液を噴出するように構成する。
【0009】
【作用】発明の回転式塗布装置の構成によれば、基板
に対する所定の回転塗布を行った後、基板の無い状態に
してから洗浄液を回転台の上面に向けて噴射し、回転台
の上面に飛散して付着した塗布液を洗浄除去することが
できる。
【0010】特に、請求項に係る発明の回転式塗布装
置の構成によれば、通常の、基板を回転しながら行う塗
布液の塗布は、蓋を閉じ位置に変位させて、従来同様に
基板上部での空気層の乱れを生じさせることなく行うこ
とができる。そして、所定の回転塗布を行った後には、
蓋を開き位置に変位し、開口を通じて洗浄ノズルから
浄液を噴出しながら上部回転板を回転台と共に回転駆動
することにより、洗浄ノズルから回転台の上面に噴出し
た洗浄液を回転台の上面に沿って遠心流動させ、先の回
転塗布処理中に回転台の上面に付着した塗布液を洗浄
し、その後の回転塗布処理を均一に、かつ汚染のない状
態で行うことができる。
【0011】また、請求項に係る発明の回転式塗布装
置の構成によれば、蓋を駆動開閉機構により、そして、
洗浄ノズルを駆動機構によってそれぞれ駆動変位させ、
回転台の上面に対する洗浄を行うことができる。
【0012】また、請求項に係る発明の回転式塗布装
置の構成によれば、回転台の下方側から延ばして固定状
態で設けた洗浄ノズルにより、回転状態の回転台の上面
に洗浄液を噴出し、洗浄液を回転台の上面に沿って遠心
流動させ、回転台の上面を洗浄することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0014】図1は本発明に係る回転式塗布装置の第1
実施例の全体の概略構成を示す縦断正面図であり、角型
基板1を載置する回転台2が鉛直方向の軸心P周りに水
平回転可能に設けられ、その回転台2の上方に、回転台
2と平行に上部回転板3が設けられるとともに、その上
部回転板3が回転台2に上部支持板4を介して一体的に
回転可能に取り付けられ、これら回転部材の下方及び周
辺部を外から囲むように廃液回収ケース5が設けられ、
前記回転台2に、縦向き回転軸としての出力軸6を介し
て電動モータ7が連結されている。
【0015】回転台2は、角型基板1の外形形状より充
分大きい外形円板として構成されていて、その上面に立
設した多数の基板支持ピン8…上に角型基板1が水平に
載置支持されるようになっている。また、図示しない
が、回転台2上には角型基板1の四隅それぞれに一対づ
つの位置決めピンが設けられていて、これら位置決めピ
ンによって角型基板1が回転台2と一体に水平回転され
るようになっている。
【0016】また、回転台2の外周上面には、回転台2
と同外径のスペーサリング9およびリングプレート10
が同心円線上の場所に複数箇所で連結されるとともに、
このリングプレート10に上部支持板4がノブボルト1
1を介して着脱自在に取り付けられ、上部支持板4を取
り外すことで、リングプレート10の中央開口から基板
1を出し入れすることができるようになっている。
【0017】前記上部回転板3は基板1の外形形状より
大径の円板に構成され、上部支持板4の下面にカラー1
2を介してボルト連結されている。廃液回収ケース5の
底部は絞り込まれ、その下端に廃液排出口13が形成さ
れるとともに、周方向の複数箇所には塗布液から蒸発し
た溶剤ガスや塗布液ミストを排出する排気口14が形成
されている。
【0018】前記廃液回収ケース5の上部に筒状カバー
15が取り付けられ、その筒状カバー15に固定支持部
材16が着脱可能に取り付けられている。
【0019】図2の要部の一部切欠拡大正面図、図3お
よび図4の要部の平面図、図5の要部の側面図に示すよ
うに、上部回転板3の中央には開口19が形成され、こ
の開口19の鉛直方向上方位置において、固定支持部材
16の上方側支持プレート16aに駆動開閉機構として
の第1のエアシリンダ20が取り付けられ、その第1の
エアシリンダ20のシリンダロッド20aの先端にブロ
ック21が取り付けられるとともに、ブロック21に相
対昇降および相対回転可能に有底筒状の前記蓋17が吊
り下げ保持されている。
【0020】また、ブロック21の下面に第1の磁石2
2が付設され、一方、蓋17の底面に、前記第1の磁石
22と同極の第2の磁石23が付設され、蓋17を閉じ
位置に変位した状態で、ブロック21を蓋17と非接触
状態にしたときに、反発力によって蓋17を閉じ位置に
維持できるようになっている。
【0021】したがって、第1のエアシリンダ20の短
縮により、蓋17を開口19の上方の開き位置に上昇変
位させ、一方、第1のエアシリンダ20の伸長により、
蓋17を下降して開口19に嵌入する閉じ位置に変位
し、開口19を閉じながら蓋17のみを上部回転板3と
一体回転できるようになっている。
【0022】上方側支持プレート16aの第1のエアシ
リンダ20の横側方に、鉛直方向の軸芯周りで90°の範
囲で回転可能な第2のエアシリンダ24が設けられると
ともに、その第2のエアシリンダ24のシリンダロッド
24aにスプライン軸25が連結されている。スプライ
ン軸25に昇降のみ可能にスプライン筒26が取り付け
られるとともに、スプライン筒26に回転のみ可能に回
転筒27が取り付けられている。スプライン筒2に洗
浄ノズル18が一体的に取り付けられるとともに、上方
側支持プレート16aの第2のエアシリンダ24の横側
方下側に設けられた第3のエアシリンダ28のシリンダ
ロッド28aに回転筒27が連結されている。図示しな
いが、洗浄ノズル18には、洗浄液圧送機構に接続され
た配管が接続されている。上述の構成により、回転台2
の上面に向けて洗浄液を噴出する回転台洗浄手段が構成
されている。
【0023】上記構成により、蓋17が閉じ位置にある
非洗浄状態では、洗浄ノズル18を開口19の上方より
も外れた非洗浄位置に位置させておき、そして、蓋17
が開き位置にある洗浄状態では、第2のエアシリンダ2
4により回転して洗浄ノズル18を開口19の上方箇所
に位置させた後に、第3のエアシリンダ28を伸長して
洗浄ノズル18を下降させ、その吹き出し口18aから
回転台2の上面に向けて洗浄液を噴出する洗浄位置に変
位できるようになっている。上記洗浄ノズル18を洗浄
位置と非洗浄位置とに駆動変位させるための第2および
第3のエアシリンダ24,28から成る構成をして駆動
機構と総称する。
【0024】固定支持部材16の下方側支持プレート1
6bは環状に形成され、その内周面側に寄った上面の周
方向所定の4箇所それぞれに、山形状の係合突起29が
設けられ、一方、下方側支持プレート16bよりも上方
に位置するように、上部支持板4に取付部材30…を介
して環状プレート31が取り付けられるとともに、その
環状プレート31の周方向所定の4箇所それぞれに、係
合突起29を嵌入する筒体32が設けられ、前記上部回
転板3を着脱する際に、係合突起29…を筒体32…に
嵌入することにより、固定支持部材16で吊り下げるこ
とができるように構成されている。
【0025】以上の構成により、先ず、塗布処理に際し
ては、固定支持部材16を筒状カバー15から取り外す
とともに上部支持板4を回転台2から取り外し、固定支
持部材16で吊り下げて上部回転板3を上方に外して角
型基板1を回転台2の基板支持ピン8…上に所定の姿勢
で載置する。
【0026】次に、図示しない塗布液供給手段としての
塗布液供給ノズルを角型基板1の中央上方に移動させ、
所定量の塗布液を滴下供給する。その後、固定支持部材
16で吊り下げて上部支持板4を搬入し、上部支持板4
をリングプレート10上に、そして、固定支持部材16
を筒状カバー15上にそれぞれ取り付け、図6の要部の
正面図に示すように、第1のエアシリンダ20を伸長し
て蓋17を駆動変位し、上部回転板3の開口19を閉じ
ておくとともに洗浄ノズル18を非洗浄位置に変位して
おく。
【0027】その後、電動モータ7を起動して回転台
2、上部支持板4、上部回転板3および角型基板1を一
体に水平回転させる。この回転によって角型基板1上の
塗布液は遠心力によって外方に拡散流動して角型基板1
上面に薄く塗布される。この場合、回転台2と上部回転
板3との間に形成された偏平な塗布処理空間Sの空気層
も一体に回転し、角型基板1上に気流が発生しない状態
で塗布液の拡散流動が行われる。
【0028】角型基板1上を流動して外周に到達した余
剰塗布液は角型基板1の周縁から流出し、塗布処理空間
Sの外周全域から飛散してゆく。そして、飛散した塗布
液はスペーサリング9の上下に形成されている間隙を通
って廃液回収ケース5内に流出して回収される。
【0029】所定回数の回転塗布処理が行われると、固
定支持部材16を筒状カバー15から取り外すとともに
上部支持板4を回転台2から取り外し、固定支持部材1
6で吊り下げて上部回転板3を上方に外して角型基板1
を取り出してから、上部支持板4をリングプレート10
上に、そして、固定支持部材16を筒状カバー15上に
それぞれ取り付け、その後に、第1のエアシリンダ20
を短縮して蓋17を開き位置に駆動変位する。
【0030】しかる後、第2のエアシリンダ24を作動
して洗浄ノズル18を開口19の上方位置まで回転変位
し、その状態から第3のエアシリンダ28を伸長して洗
浄ノズル18を下降させ、開口19を通じて、図5に示
すように、上部回転板3の下方の洗浄位置まで変位す
る。その状態で、電動モータ7を起動して回転台2、上
部支持板4、上部回転板3を一体に水平回転させなが
ら、洗浄ノズル18から回転台2の上面に洗浄液を噴出
供給し、遠心力を利用して、回転台2の上面に付着した
塗布液のミストを洗浄除去する。
【0031】図7は、本発明に係る回転式塗布装置の第
2実施例を示す全体概略正面図であり、第1実施例と異
なるところは次の通りである。回転台2の回転軸2aの
下端と電動モータ33の駆動軸33aの上端とがベルト
式伝動機構34を介して連動連結されるとともに、回転
台2の回転軸2aに、その回転軸芯を通る貫通孔35が
形成され、その貫通孔35内に、上端に洗浄ノズル36
を取り付けた洗浄液パイプ37が挿入されるとともに、
洗浄ノズル36が回転台2の上方に位置されて固定状態
で設けられ、回転台2の上面に向けて洗浄液を噴出する
ように回転台洗浄手段が構成されている。他の構成は第
1実施例と同様であり、同一図番を付すことにより、そ
の説明を省略する。
【0032】
【0033】本発明としては、角型基板1に限らず円形
基板の回転式塗布装置にも適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、発明
の回転式塗布装置によれば、基板に対する所定の回転塗
布に起因して回転台の上面に付着した塗布液を洗浄除去
するから、回転台の上面への塗布液付着に起因するパー
ティクルの発生、ならびに、付着ミストの再飛散による
基板の汚染を防止でき、基板の処理品質の低下を回避で
きる。
【0035】特に、請求項に係る発明の回転式塗布装
置によれば、上部回転板に設けた開口を通じて洗浄ノズ
ルから回転台の上面に洗浄液を噴出することにより、回
転台の上面に付着した塗布液を洗浄するから、回転台の
上面に対する洗浄を、上部回転板を取り外しての洗浄を
せずに短時間で簡単容易に行うことができ、基板に対し
て、均一な膜厚で、かつ汚染のない塗布処理を効率的に
行うことができる。
【0036】しかも、洗浄ノズルを固定支持部材に設
け、基板に対して塗布液を塗布するときに洗浄ノズルを
上部回転板と一体回転させないから、回転台の上面に対
する洗浄構成に起因して重量が大になって回転慣性を増
加してしまうといったことを回避でき、基板に対して塗
布液を塗布するときに早期に高速回転状態に立ち上げる
ことができ、塗布処理に支障をきたすことが無い。
【0037】また、請求項に係る発明の回転式塗布装
置によれば、蓋および洗浄ノズルのいずれをも駆動変位
させて回転台の上面に対する洗浄を行うから、人為的な
操作でもって蓋や洗浄ノズルを変位させる場合に比べ、
回転台の洗浄をより一層簡単容易に行うことができる。
【0038】また、請求項に係る発明の回転式塗布装
置によれば、回転台の回転軸を貫通させて回転台の下方
側から延ばして設けた洗浄ノズルにより、回転台の上面
に洗浄液を噴出して洗浄するから、上部回転板の上方に
設ける場合に比べ、洗浄液の漏れによる基板の汚染など
を考慮せずに済み、構成的に簡単にできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転式塗布装置の第1実施例の全
体の概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】要部の拡大正面図である。
【図3】要部の平面図である。
【図4】要部の平面図である。
【図5】要部の側面図である。
【図6】回転塗布状態を示す要部の正面図である。
【図7】本発明に係る回転式塗布装置の第2実施例を示
す全体概略正面図である。
【符号の説明】
1…角型基板 2…回転台 2a…回転台の回転軸 3…上部回転板 16…固定支持部材 17…蓋 18…洗浄ノズル 19…開口 20…駆動開閉機構としての第1のエアシリンダ 24…駆動機構を構成する第2のエアシリンダ 28…駆動機構を構成する第3のエアシリンダ 36…洗浄ノズル 39…洗浄ノズル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 G03F 7/16 502

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を水平支持した状態で回転させる回
    転台と、この回転台上に支持された基板の上面に塗布液
    を供給する塗布液供給手段とを備えた回転式塗布装置に
    おいて、 前記回転台の上面に向けて洗浄液を噴射する回転台洗浄
    手段を備え この回転台洗浄手段が、 中央に開口を有し、かつ、回転台上に支持された基板の
    上面と所定の間隔をもって平行に設けられるとともに前
    記回転台と一体に回転される上部回転板と、 前記開口を開閉する蓋と、 前記蓋を開き位置に変位した状態の前記開口を通じて前
    記回転台の上面に向けて洗浄液を噴射するように固定支
    持部材に設けた洗浄ノズルと、 から構成されたものである ことを特徴とする回転式塗布
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の蓋を、固定支持部材に
    取り付けた駆動開閉機構によって閉じ位置と開き位置と
    に変位可能に設け、かつ、洗浄ノズルを、固定支持部材
    に取り付けた駆動機構によって洗浄位置と非洗浄位置と
    に変位可能に設けたものである回転式塗布装置。
  3. 【請求項3】 基板を水平支持した状態で回転させる回
    転台と、この回転台上に支持された基板の上面に塗布液
    を供給する塗布液供給手段とを備えた回転式塗布装置に
    おいて、 前記回転台の上面に向けて洗浄液を噴射する回転台洗浄
    手段を備え、 この回転台洗浄手段が、 回転台の回転軸を貫通して前記回転台の上方に位置する
    ように固定状態で洗浄ノズルを設け、その洗浄ノズルに
    より前記回転台の上面に向けて洗浄液を噴出する もので
    ある回転式塗布装置。
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