JPH0529106U - チツプ型可変電子部品 - Google Patents

チツプ型可変電子部品

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JPH0529106U
JPH0529106U JP7664491U JP7664491U JPH0529106U JP H0529106 U JPH0529106 U JP H0529106U JP 7664491 U JP7664491 U JP 7664491U JP 7664491 U JP7664491 U JP 7664491U JP H0529106 U JPH0529106 U JP H0529106U
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JP
Japan
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rotor member
type variable
driver tool
cross hole
chip
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Pending
Application number
JP7664491U
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English (en)
Inventor
保 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP7664491U priority Critical patent/JPH0529106U/ja
Publication of JPH0529106U publication Critical patent/JPH0529106U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定基板1の上面に、調節用のロータ部材8
を回転可能に装着し、該ロータ部材8の上面に十字孔1
5を設けて成るチップ型可変電子部品において、前記ロ
ータ部材8における十字孔15に、十字型のドライバー
工具16を係合することが容易にできるようにする。 【構成】 前記ロータ部材8の上面のうち、前記十字孔
15の周囲の部分を、円錐面17に凹み形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、抵抗値を調節できるようにしたチップ型の可変抵抗器とか、或いは 、静電容量を調節できるようにしたチップ型の可変コンデンサー等のように、固 定基板に対して回転可能に装着した調節用ロータ部材を、ドライバー工具にて回 転操作することによって、抵抗値や静電容量等を調節できるようにしたチップ型 の可変電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のチップ型可変電子部品のうちチップ型可変抵抗器は、例えば、 実開昭58−44805号公報及び特開昭63−296203号公報等に記載さ れているように、抵抗値を調節するためのロータ部材には、その回転中心に十字 孔を設けて、この十字孔に、十字型ドライバー工具を係合し、このドライバー工 具にて前記ロータ部材を廻すことにより、抵抗値を調節するように構成している 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種のチップ型可変抵抗器は、これをプリント基板等に対して他 の電子部品に一緒に装着し、この状態で、ドライバー工具を備えた自動調節機の 箇所に移行し、この自動調節機におけるドライバー工具を、前記チップ型可変抵 抗器のロータ部材における十字孔に係合して、当該チップ型可変抵抗器における 抵抗値を調節することが行われるものである。
【0004】 そして、前記自動調節機におけるドライバー工具を、前記チップ型可変抵抗器 のロータ部材における十字孔に対して係合するに際しては、プリント基板に対し て装着した前記チップ型可変抵抗器の上面を、カメラにて撮影し、その画像をコ ンピュータにて適宜処理することによって、当該チップ型可変抵抗器のロータ部 材における回転中心を検出して、この検出に応じて、前記ドライバー工具を、そ の軸線をロータ部材の回転中心に対して一致したのち、ロータ部材に向かって前 進動することによって行うものである。
【0005】 従って、前記自動調節機による抵抗値の自動調節に際しては、チップ型可変抵 抗器のロータ部材における回転中心を、コンピュータによる画像処理にて正確に 検出すると共に、ドライバー工具の軸線を、前記ロータ部材の回転中心に対して 正確に一致するようにしなければならず、これら一連の画像処理及びドライバー 工具の移動に高度な処理と操作とを必要とするから、抵抗値を自動的に調節する 場合における作業速度が遅くて、コストが大幅にアップするのである。
【0006】 特に、ロータ部材の回転中心の検出には、電子部品が小型になればなるほど、 より高い精度の画像処理と、ドライバー工具の高度な移動精度とを必要とするか ら、コストのアップが一層増大するのであった。 本考案は、この種のチップ型可変抵抗器等のチップ型可変電子部品を、当該電 子部品におけるロータ部材に対するドライバー工具の係合が容易にできる形態に して提供することを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を達成するため本考案は、固定基板の上面に、調節用のロータ 部材を回転可能に装着し、該ロータ部材の上面には、その回転中心に十字孔を設 けて成るチップ型可変電子部品において、前記ロータ部材における上面のうち前 記十字孔の周囲の部分を、円錐面に凹み形成する構成にした。
【0008】
【作 用】
このように、ロータ部材における上面のうち前記十字孔の周囲の部分を、円錐 面に凹み形成すると、このロータ部材における十字孔に、ドライバー工具を係合 するに際して、当該ドライバー工具の軸線と、前記ロータ部材の回転中心との間 にずれが存在してしても、ドライバー工具を、前記円錐面によるガイド作用によ って、確実に十字孔内に導くことができるのである。
【0009】
【考案の効果】
従って、本考案によると、ロータ部材の回転中心を、コンピュータによる画像 処理にて検出すること、及び、この検出に応じてドライバー工具を移動すること に多少の誤差があっても、ドライバー工具をロータ部材における十字孔に対して 確実に係合することができ、ロータ部材の回転中心を検出することの精度、及び 、ドライバー工具を移動する場合の精度を低くできるから、抵抗値等を自動調節 機によって自動調節することに要する時間を大幅に短縮することができて、その 作業能率の向上、ひいては、コストの低減を図ることができる効果を有する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面について説明する。 図1〜図4は、第1の実施例を示す、この図において符号1は、略中心に貫通 孔2を備えた絶縁体製の固定基板を示し、該固定基板1の上面には、抵抗膜3が 、前記貫通孔2を中心とする円弧状に形成され、また、前記固定基板1の一側面 には、前記抵抗膜3の両端に対する端子電極膜4,5が形成されている。
【0011】 符号6は、前記固定基板1の下面に配設した金属板製の中心端子板を示し、該 中心端子板6には、前記貫通孔2内に嵌まる中空軸7が一体的に造形されている 。 符号8は、薄い金属板にて椀型に形成して成るロータ部材を示し、該ロータ部 材8は、前記中空軸7の先端に被嵌したのち、中空軸7の先端をかしめ広げるこ とによって(このかしめ広げ部を符号9で示す)、前記中空軸7に対して回転可 能に取付けられている。
【0012】 前記ロータ部材8における一端縁には、円盤型の表面板10を、折り曲げ線1 1′を有する連接部11を介して一体的に連接し、この表面板10を、前記連接 部11の個所における折り曲げ線11′に沿って前記ロータ部材8の上面に向か って折り返し状に折り曲げる。また、前記表面板10における一端縁には、リン グ状の摺動端子体12を、折り曲げ線13′を有する連接部13を介して一体的 に連接し、この摺動端子体12を、前記連接部13の個所における折り曲げ線1 3′に沿って前記ロータ部材8の下面に向かって折り返し状に折り曲げることに より、この摺動端子体12の先端に、前記抵抗膜3に対して接触する摺動片14 を形成する。
【0013】 そして、前記表面板10には、前記ロータ部材8における回転中心位置に、十 字孔15を穿設して、この十字孔15に、十字型のドライバー工具16を係合す るにおいて、前記表面板10における十字孔15の部分を、下向き円錐形に凹ま せることによって、前記表面板10における上面のうち前記十字孔15の周囲に 、円錐面17を凹み形成する。
【0014】 このように、ロータ部材8の上面における表面板10の上面のうち、これに穿 設した十字孔15の周囲の部分を、円錐面17に凹み形成すると、この表面板1 0における十字孔15に、ドライバー工具16を係合するに際して、当該ドライ バー工具16の軸線と、前記ロータ部材8の回転中心との間にずれが存在してし ても、ドライバー工具16を、前記円錐面17によるガイド作用によって、確実 に十字孔15内に導くことができるのである。
【0015】 また、図5及び図6は、第2の実施例を示し、この第2の実施例は、薄い金属 板製ロータ部材8aの周囲に、円弧状の抵抗膜3aに接触する摺動片14aを一 体的に形成する一方、このロータ部材8aに折り曲げ線11a′を有する連接部 11aを介して一体的に連接した表面板10aを、前記連接部11aの個所にお ける折り曲げ線11a′に沿って前記ロータ部材8aの上面に向かって折り返し 状に折り曲げし、この表面板10aに、十字型ドライバー工具16が係合する十 字孔15aを穿設すると共に、前記表面板10aにおける十字孔15aの部分を 、下向き円錐形に凹ませることによって、前記表面板10aにおける上面のうち 前記十字孔15aの周囲に、円錐面17aを凹み形成したものであり、この場合 においても、前記表面板10aにおける十字孔15aに、ドライバー工具16を 係合するに際して、当該ドライバー工具16の軸線と、前記ロータ部材8aの回 転中心との間にずれが存在してしても、ドライバー工具16を、前記円錐面17 aによるガイド作用によって、確実に十字孔15a内に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における第1の実施例によるチップ型可
変抵抗器の縦断正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII − III視断面図である。
【図4】図1におけるロータ部材の展開図である。
【図5】本考案における第2の実施例によるチップ型可
変抵抗器の縦断正面図である。
【図6】図5におけるロータ部材の展開図である。
【符号の説明】
1 固定基板 2 貫通孔 3 抵抗膜 4,5 端子電極膜 6 中心端子板 7 中空軸 8,8a ロータ部材 10,10a 表面板 14,14a 摺動片 15,15a 十字孔 16 ドライバー工具 17,17a 円錐面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定基板の上面に、調節用のロータ部材を
    回転可能に装着し、該ロータ部材の上面には、その回転
    中心に十字孔を設けて成るチップ型可変電子部品におい
    て、前記ロータ部材における上面のうち前記十字孔の周
    囲の部分を、円錐面に凹み形成したことを特徴とするチ
    ップ型可変電子部品。
JP7664491U 1991-09-24 1991-09-24 チツプ型可変電子部品 Pending JPH0529106U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7664491U JPH0529106U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 チツプ型可変電子部品

Applications Claiming Priority (1)

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JP7664491U JPH0529106U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 チツプ型可変電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529106U true JPH0529106U (ja) 1993-04-16

Family

ID=13611101

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JP7664491U Pending JPH0529106U (ja) 1991-09-24 1991-09-24 チツプ型可変電子部品

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173404A (ja) * 1989-12-01 1991-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可変抵抗器
JPH03201506A (ja) * 1989-12-28 1991-09-03 Murata Mfg Co Ltd 可変抵抗器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173404A (ja) * 1989-12-01 1991-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可変抵抗器
JPH03201506A (ja) * 1989-12-28 1991-09-03 Murata Mfg Co Ltd 可変抵抗器

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