JPH05290232A - 定期券の時間帯別運賃可変装置 - Google Patents

定期券の時間帯別運賃可変装置

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JPH05290232A
JPH05290232A JP11834292A JP11834292A JPH05290232A JP H05290232 A JPH05290232 A JP H05290232A JP 11834292 A JP11834292 A JP 11834292A JP 11834292 A JP11834292 A JP 11834292A JP H05290232 A JPH05290232 A JP H05290232A
Authority
JP
Japan
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time
usage
ticket
fare
rush
Prior art date
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Pending
Application number
JP11834292A
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English (en)
Inventor
Masahiro Taniguchi
正宏 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、乗車利用が集中するラッシュ時と
非ラッシュ時との乗車運賃を、時差乗車する協力者には
割引するように料金調整して区別することにより、ラッ
シュアワーを効率よく解消する定期券の時間帯別運賃可
変装置を提供する。 【構成】この発明は、乗車利用が集中する特定時間帯の
特定区間を乗車する乗車運賃と、非特定時間帯の乗車運
賃とを異ならせて乗車利用させる定期券の時間帯別運賃
可変装置であって、乗車使用された使用時間帯と、使用
乗車区間と、使用回数との時間帯別使用データを定期券
に記録する自動改札手段を備えたことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば鉄道等で乗車
利用される定期券に関し、さらに詳しくは乗車利用が集
中するラッシュアワーの解消促進に有効な定期券の時間
帯別運賃可変装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市圏の交通は過密状態にあり、
鉄道等の車両は増発に限界があるため、通勤・通学等で
乗車利用が集中する朝夕の特定の時間帯では超満員のラ
ッシュアワーが生じている。このラッシュアワーを解消
するために、時差通勤や時差通学が要望されているが、
現状では十分に協力されておらず、ラッシュアワーを的
確に効率よく解消できるような対策が望まれていた。
【0003】それゆえ、時差乗車に協力した場合は、乗
車運賃を積極的に割引くような配慮が考えられるが、自
動券売機、自動改札機、自動精算機など全て自動化処理
する乗車管理システムが採用されつつあり、このため乗
客が乗車利用したラッシュ時と非ラッシュ時との時間帯
別使用状況の区別がつかず、この結果、割引料金の区分
もできなくなり、均一運賃のためラッシュアワーの緩和
に寄与できなかった。また、定期券による乗車利用に際
しては、使用回数に制限がないため、1枚の定期券を貸
借りして不正乗車される問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、乗
車利用が集中するラッシュ時と非ラッシュ時との乗車運
賃を、時差乗車する協力者には割引するように料金調整
して区別することにより、ラッシュアワーを効率よく解
消する定期券の時間帯別運賃可変装置の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、乗車利用が
集中する特定時間帯の特定区間を乗車する乗車運賃と、
非特定時間帯の乗車運賃とを異ならせて乗車利用させる
定期券の時間帯別運賃可変装置であって、乗車使用され
た使用時間帯と、使用乗車区間と、使用回数との時間帯
別使用データを定期券に記録する自動改札手段を備えた
ことを特徴とする。
【0006】また、乗車利用が集中する特定時間帯の特
定区間を乗車する乗車運賃と、非特定時間帯の乗車運賃
とを異ならせて乗車利用させる定期券の時間帯別運賃可
変装置であって、乗車利用された定期券に引続いて発行
する継続定期券の発行時に、前回まで使用していた前回
定期券の時間帯別使用データを読取り、この読取った時
間帯別使用データに割引乗車利用があるときは基準の乗
車運賃より該当割引額を割引いた割引定期券を発行する
自動券売手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明によれば、定期券の改札時に、自動改
札手段が、定期券の乗車使用された使用時間帯と、使用
乗車区間と、使用回数との時間帯別使用データを記録す
る。
【0008】また、乗車利用された定期券に引続いて発
行する継続定期券の発行時に、自動券売手段が、前回ま
で使用していた前回定期券の時間帯別使用データを読取
り、この読取った時間帯別使用データに割引乗車利用が
あるときは基準の乗車運賃より該当割引額を割引いた割
引定期券を発行する。
【0009】
【発明の効果】このように、定期券の改札毎に、その乗
車使用した時間帯別使用データを記録するため、定期券
の使用度合いを正確に管理でき、この定期券から割引の
有無や割引率に応じた割引額を正確に設定することがで
きる。
【0010】また、割引の付与に際しては、継続定期券
の発行時に、時間帯別使用データに応じた該当割引額を
割引くことができるため、時差通勤や時差通学を実践す
る協力者の協力度合いに比例して安い運賃となる特典が
付き、時差乗車の利用を促進して確実にラッシュアワー
を緩和することができる。また、定期券の使用度合いに
比例して割引率が変化するため、不正使用の減少が図れ
るなど信頼性の高い改札管理が行え、さらに前回使用さ
れた前回定期券のデータが割引率に大きな影響を与える
ため、定期券の更新時に前回定期券が提出されて期限切
れ定期券の回収率が向上する。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は定期券の時間帯別運賃可変装置を示し、
図1はこの時間帯別運賃可変装置に使用される定期券1
1の一例を示し、この定期券11は表面に乗車区間、有
効乗車期日、価格、氏名、年齢等の定期券表示事項を印
刷し、裏面の磁気記録面12には、図2にも示すよう
に、有効期限の開始日と、終了日と、乗車利用毎の発駅
と、その経由駅数と、着駅との基本データ21を磁気記
録する基本データエリア13の他に、乗車使用毎の乗車
駅と、乗車時間と、ラッシュ時利用回数と、非ラッシュ
時利用回数との時間帯別使用データ22を磁気書換え記
録する時間帯別使用データエリア14を設けている。
【0012】図3は上述した定期券11を改札処理する
自動改札機の制御回路ブロック図を示し、CPU31は
ROM32に格納されたプログラムに沿って各回路装置
を制御し、その制御データをRAM33で読出し可能に
記憶する。
【0013】券読取り部34は、定期券11が自動改札
機に投入されたとき、この定期券の磁気データを読取っ
て定期券11の有効性を正確に改札チェックし、これと
同時に乗車使用した時間帯がラッシュ時か、非ラッシュ
時かに応じて時間帯別の使用データを磁気記録する。
【0014】搬送部35は、自動改札機に投入された定
期券11を取込み、また取込んで磁気データ処理した定
期券11を放出処理する。
【0015】扉制御部36は、自動改札機の扉を開閉制
御し、投入された定期券のデータが適切であれば、自動
改札機はその定期券による通行を許容し、定期券のデー
タが不適であれば、自動改札機はその定期券による通行
を規制する。
【0016】次に、定期券の自動改札処理動作を、図4
のフローチャートを参照して説明する。今、乗客が定期
券を用いて乗車利用する入札時に、自動改札機が定期券
の磁気記録面12に乗車駅、乗車時間を磁気記録し(ス
テップn1 )、乗車目的駅で降車する出札時に、自動改
札機が定期券に記録された基本データ21と、使用乗車
区間と使用時間帯等の時間帯別使用データ22を読取り
(ステップn2 〜n3 )、このとき、朝夕の通勤・通学
利用が集中するラッシュアワー時間帯のラッシュ時の乗
車利用のときは、時間帯別使用データ22のラッシュ時
利用回数の項目に1回を加算する(ステップn4 )。
【0017】これに対し、乗車利用が集中しない非ラッ
シュ時の乗車利用のときは、時間帯別使用データ22の
非ラッシュ時利用回数の項目に1回を加算する(ステッ
プn5 )。
【0018】この場合、定期券11に記録されるラッシ
ュ時利用回数や非ラッシュ時利用回数を合計した最大使
用限界値を予め設定しておき、この利用回数が最大使用
限界値を越えると非協力的な利用と判定して割引対象外
として取扱い、この最大使用限界値を越えなければ協力
的な利用と判定して割引対象定期券として取扱う。
【0019】また、出札時に超過乗車していると読取っ
た場合は、通行規制して自動精算機で精算する旨を表示
出力する(ステップn6 )。
【0020】次いで、定期券の自動精算処理動作を、図
5のフローチャートを参照して説明する。今、超過乗車
した定期券11および不足金額を自動精算機に投入して
精算したとき(ステップn11)、自動精算機は定期券1
1のデータを読取って、その使用状況からラッシュ時の
乗車利用と読取ったときは、時間帯別使用データ22の
ラッシュ時利用回数の項目に1回を加算し(ステップn
12〜n13)、また、乗車利用が集中しない非ラッシュ時
の乗車利用のときは、時間帯別使用データ22の非ラッ
シュ時利用回数の項目に1回を加算する(ステップn1
4)。
【0021】このように、定期券の改札毎に、その乗車
使用した時間帯別使用データを磁気記録するため、定期
券の使用度合いを正確に管理することができる。したが
って、この使用度合いに比例して定期券の割引率を変化
させれば、時差乗車の促進が図れ、また不正使用の低減
も図れ、信頼性の高い改札管理を実行できる。
【0022】図6は自動券売機の制御回路ブロック図を
示し、CPU61はROM62に格納されたプログラム
に沿って各回路装置を制御し、その制御データをRAM
63で読出し可能に記憶する。
【0023】定期券読取り部64は、継続定期券の発行
時に、前回使用されていた定期券の割引対象となる時間
帯別使用データ22を読取り、また今回発行する定期券
11の磁気記録面12に記録した定期券の初期データを
読取り確認する。
【0024】定期券発行部65は、入力設定された定期
券の入力設定データに基づいて初期データを記録した所
定の定期券を発行する。
【0025】紙幣処理部66は、定期券購入時に投入さ
れた紙幣を内部に取込み処理し、また釣紙幣を放出処理
する。
【0026】硬貨処理部67は、同様に定期券購入時に
投入された硬貨を内部に取込み処理し、また釣銭を放出
処理する。
【0027】接客部68は、自動券売機の前面に装備さ
れ、この接客部を介して有効乗車期間や乗車区間等の定
期券の購入データを入力設定する。
【0028】次に、定期券の発行処理動作を図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。今、客が継続定期券を
購入する際、自動券売機は先ず前回まで使用していた前
回定期券の磁気記録データから乗車使用したラッシュ時
利用回数と、非ラッシュ時利用回数との時間帯別使用デ
ータ22を読取り(ステップn21)、この読取った時間
帯別使用データ22に非ラッシュ時利用による割引乗車
利用があるときは、その割引利用度合いに応じた該当割
引額を基準の乗車運賃より割引いて定期券を発行する
(ステップn22〜n23)。
【0029】このように、継続定期券の購入時に、前回
定期券に時差乗車利用があると読取った場合は、新定期
券を基準の乗車運賃より割安に発行する乗車運賃の可変
導入対策を取っている。このため、ラッシュアワーの時
間帯を避けた時差通勤や時差通学を促進して確実にラッ
シュアワーの緩和に寄与する。
【0030】また、読取った時間帯別使用データ22に
非ラッシュ時の乗車利用がないときは、割引のない基準
の乗車運賃の定期券を発行する(ステップn24)。
【0031】上述したラッシュ時は、早朝に限らず、夕
刻の特定時間帯にも適用し、またイベント等でラッシュ
アワーが見込まれる時間帯や曜日別にも適用することが
できる。
【0032】上述のように、定期券の改札毎に、その乗
車使用した時間帯別使用データを磁気記録するため、継
続して定期券の使用度合いを正確に管理でき、この定期
券から割引の有無や割引率に応じた割引額を正確に設定
することができる。
【0033】また、割引の付与に際しては、継続定期券
の発行時に、時間帯別使用データに応じた該当割引額を
割引くことができるため、時差通勤や時差通学を実践す
る協力者の協力度合いに比例して安い運賃となる特典が
付き、時差乗車の利用を促進して確実にラッシュアワー
を緩和することができる。また、定期券の使用度合いに
比例して割引率が変化するため、不正使用の減少が図れ
るなど信頼性の高い改札管理が行え、さらに前回使用さ
れた前回定期券のデータが割引率に大きな影響を与える
ため、定期券の更新時に前回定期券が提出されて、期限
切れ定期券の回収率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の定期券の磁気記録エリアを示す説明
図。
【図2】この発明の定期券の磁気記録データの説明図。
【図3】この発明の自動改札機の制御回路ブロック図。
【図4】この発明の自動改札機の改札処理動作を示すフ
ローチャート。
【図5】この発明の自動精算機の精算処理動作を示すフ
ローチャート。
【図6】この発明の自動券売機の制御回路ブロック図。
【図7】この発明の自動券売機の券売処理動作を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
11…定期券 14…時間帯別使用データエリア 22…時間帯別使用データ 31…CPU 61…CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗車利用が集中する特定時間帯の特定区間
    を乗車する乗車運賃と、非特定時間帯の乗車運賃とを異
    ならせて乗車利用させる定期券の時間帯別運賃可変装置
    であって、乗車使用された使用時間帯と、使用乗車区間
    と、使用回数との時間帯別使用データを定期券に記録す
    る自動改札手段を備えた定期券の時間帯別運賃可変装
    置。
  2. 【請求項2】乗車利用が集中する特定時間帯の特定区間
    を乗車する乗車運賃と、非特定時間帯の乗車運賃とを異
    ならせて乗車利用させる定期券の時間帯別運賃可変装置
    であって、乗車利用された定期券に引続いて発行する継
    続定期券の発行時に、前回まで使用していた前回定期券
    の時間帯別使用データを読取り、この読取った時間帯別
    使用データに割引乗車利用があるときは基準の乗車運賃
    より該当割引額を割引いた割引定期券を発行する自動券
    売手段を備えた定期券の時間帯別運賃可変装置。
JP11834292A 1992-04-11 1992-04-11 定期券の時間帯別運賃可変装置 Pending JPH05290232A (ja)

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ID=14734313

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022066852A (ja) * 2020-10-19 2022-05-02 株式会社日立製作所 交通費精算支援装置、交通費精算支援システム、及び交通費精算支援方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022066852A (ja) * 2020-10-19 2022-05-02 株式会社日立製作所 交通費精算支援装置、交通費精算支援システム、及び交通費精算支援方法

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