JPH05289Y2 - - Google Patents
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- JPH05289Y2 JPH05289Y2 JP1987072951U JP7295187U JPH05289Y2 JP H05289 Y2 JPH05289 Y2 JP H05289Y2 JP 1987072951 U JP1987072951 U JP 1987072951U JP 7295187 U JP7295187 U JP 7295187U JP H05289 Y2 JPH05289 Y2 JP H05289Y2
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- plate brick
- plate
- cracks
- brick
- restraining force
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- 239000011449 brick Substances 0.000 claims description 34
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 11
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は溶融金属流量制御用摺動式スライドバ
ルブのプレートれんがの改良に関する。
ルブのプレートれんがの改良に関する。
従来の技術
最近、溶融金属の流量制御にスライドバルブが
使用されるのは一般的であり、また公知のスライ
ドバルブは、プレートれんがを容易に交換出来る
クイツク式が主流を占めている。そしてこの種ク
イツク式スライドバルブに使用されるプレートれ
んがは、キレツの発生及びキレツの拡大防止の為
1.6〜3.2mm厚さの鉄バンドを焼バメ施工すること
により拘束されており、そのプレートれんがの形
状例を第４図ａ及びｂに、又その場合の拘束力と
その作用する個所がベクトル（矢印）で第５図ａ
及びｂに示してある。
使用されるのは一般的であり、また公知のスライ
ドバルブは、プレートれんがを容易に交換出来る
クイツク式が主流を占めている。そしてこの種ク
イツク式スライドバルブに使用されるプレートれ
んがは、キレツの発生及びキレツの拡大防止の為
1.6〜3.2mm厚さの鉄バンドを焼バメ施工すること
により拘束されており、そのプレートれんがの形
状例を第４図ａ及びｂに、又その場合の拘束力と
その作用する個所がベクトル（矢印）で第５図ａ
及びｂに示してある。
第４図に示す様に、従来のプレートれんがの形
状は、プレートれんがの長手方向の全長をＬ、ノ
ズル中心を通る長手方向の中心線に平行な側面の
長さをｌとするとｌ／Ｌがほとんど0.4以上であ
る。
状は、プレートれんがの長手方向の全長をＬ、ノ
ズル中心を通る長手方向の中心線に平行な側面の
長さをｌとするとｌ／Ｌがほとんど0.4以上であ
る。
考案が解決しようとする問題点
プレートれんがに発生するキレツの中でプレー
トれんがの寿命に最も影響を及ぼすキレツは、プ
レートれんがの中央に長手方向に発生するキレツ
であり、そのキレツを第４図ａ及びｂにA1，A2
で示す。
トれんがの寿命に最も影響を及ぼすキレツは、プ
レートれんがの中央に長手方向に発生するキレツ
であり、そのキレツを第４図ａ及びｂにA1，A2
で示す。
従来のプレートれんがの形状では第５図ａ及び
ｂに示す様に鉄バンドによる拘束力のスパンl4，
l5が長く、その間の巾方向の拘束力は作用しない
ため、キレツA1，A2の拡大防止効果は大きくな
い。
ｂに示す様に鉄バンドによる拘束力のスパンl4，
l5が長く、その間の巾方向の拘束力は作用しない
ため、キレツA1，A2の拡大防止効果は大きくな
い。
従つて、該キレツA1，A2の拡大によりプレー
トれんがのキレツ部が異常に大きく溶損し、寿命
の低下をもたらしている。又最悪の場合では、溶
損が異常に早く進み、漏鋼事故に至ることもあ
る。そこで最近鉄バンドの拘束効果を増す目的
で、従来形状のプレートれんがに厚さ3.2〜９mm
の鋼製バンド（例えば帯鋼：Ｔ：3.2×W30mm）
を装着した例もあるが、上述の理由により、キレ
ツA1，A2の拡大防止効果は大きくない。
トれんがのキレツ部が異常に大きく溶損し、寿命
の低下をもたらしている。又最悪の場合では、溶
損が異常に早く進み、漏鋼事故に至ることもあ
る。そこで最近鉄バンドの拘束効果を増す目的
で、従来形状のプレートれんがに厚さ3.2〜９mm
の鋼製バンド（例えば帯鋼：Ｔ：3.2×W30mm）
を装着した例もあるが、上述の理由により、キレ
ツA1，A2の拡大防止効果は大きくない。
また、4.5〜９mm厚さの鉄バンドを焼バメ装着
するためには、1.6〜3.2mm厚さの鉄バンドに対
し、材料費、焼バメ作業工数等のコストは２〜５
倍となる。
するためには、1.6〜3.2mm厚さの鉄バンドに対
し、材料費、焼バメ作業工数等のコストは２〜５
倍となる。
問題点を解決するための手段
前述の如き従来方式の諸問題点を解決すべく、
本考案者等が種々検討、実験の結果本考案の開発
に成功したものであり、本考案の技術的構成は前
記実用新案登録請求の範囲に明記したとおりであ
り、摺動式スライドバルブにおいて、プレートれ
んがの形状を第１図〜第３図に示す如く、ｌ／Ｌ
値を０〜0.35の範囲内にすることにより、鉄バン
ドによる拘束の効果を十分に出し、第４図に示す
プレートれんがの中央に長手方向に発生するキレ
ツA1，A2の発生及び該キレツの拡大を防止する
ことにより、プレートれんがの寿命を延長し、か
つ安全性を向上したものである。
本考案者等が種々検討、実験の結果本考案の開発
に成功したものであり、本考案の技術的構成は前
記実用新案登録請求の範囲に明記したとおりであ
り、摺動式スライドバルブにおいて、プレートれ
んがの形状を第１図〜第３図に示す如く、ｌ／Ｌ
値を０〜0.35の範囲内にすることにより、鉄バン
ドによる拘束の効果を十分に出し、第４図に示す
プレートれんがの中央に長手方向に発生するキレ
ツA1，A2の発生及び該キレツの拡大を防止する
ことにより、プレートれんがの寿命を延長し、か
つ安全性を向上したものである。
本考案の具体的数例に基いて詳細に説明する。
尚添付図面において、拘束力を示すベクトルの強
さは矢印の長さによりその大小を示す。
尚添付図面において、拘束力を示すベクトルの強
さは矢印の長さによりその大小を示す。
第１図はl1／L1＝0.29のプレートれんがの平面
図であり、鋼バンド１０の拘束力は図中のベクト
ル（矢印）で示すとおりであつて、プレートれん
が１１を巾方向から均一に拘束している。即ち、
プレートれんがの寿命に最も影響を及ぼす該プレ
ートれんが中央の長手方向のキレツ発生個所を巾
方向から効果的に拘束することができる。
図であり、鋼バンド１０の拘束力は図中のベクト
ル（矢印）で示すとおりであつて、プレートれん
が１１を巾方向から均一に拘束している。即ち、
プレートれんがの寿命に最も影響を及ぼす該プレ
ートれんが中央の長手方向のキレツ発生個所を巾
方向から効果的に拘束することができる。
第２図及び第３図はl2／L2＝０及びl3／L3＝０
の場合を示す平面図であり、この例でもプレート
れんがの中央部に有効な拘束力を矢印ベクトルで
示す如く均一に拘束する作用をし、第１図図示と
同様にキレツの発生が極めて少なく、プレートれ
んがの長寿命化が達成された。
の場合を示す平面図であり、この例でもプレート
れんがの中央部に有効な拘束力を矢印ベクトルで
示す如く均一に拘束する作用をし、第１図図示と
同様にキレツの発生が極めて少なく、プレートれ
んがの長寿命化が達成された。
尚、ｌ／Ｌ値を０〜0.35の範囲とする理由は、
本考案者等が実験の結果決定した範囲であり、
ｌ／Ｌ値が0.35％をこえると急激にキレツの拡大
現象を示すことが認められる。
本考案者等が実験の結果決定した範囲であり、
ｌ／Ｌ値が0.35％をこえると急激にキレツの拡大
現象を示すことが認められる。
考案の効果
本考案によると第１図〜第３図に示す巾方向の
拘束力によりプレートれんがの寿命に最も影響を
及ぼすプレートれんが中央の長手方向のキレツの
発生を防止でき、又、キレツが発生した場合で
も、前記拘束力によりキレツの拡大が防止される
ため、従来技術における問題点は全て解消され
る。又従来技術のプレートれんがに4.5〜９mm厚
さの鉄バンドをした場合と比較すると、本考案に
よるプレートれんがの形状であれば、3.2mm程度
の鉄バンドで同等の効果が得られるため、従来技
術の1/2〜1/5のコストとなる。
拘束力によりプレートれんがの寿命に最も影響を
及ぼすプレートれんが中央の長手方向のキレツの
発生を防止でき、又、キレツが発生した場合で
も、前記拘束力によりキレツの拡大が防止される
ため、従来技術における問題点は全て解消され
る。又従来技術のプレートれんがに4.5〜９mm厚
さの鉄バンドをした場合と比較すると、本考案に
よるプレートれんがの形状であれば、3.2mm程度
の鉄バンドで同等の効果が得られるため、従来技
術の1/2〜1/5のコストとなる。
第１図〜第３図は本考案によるプレートれんが
の代表的な数例の平面図であつて、鉄バンドによ
る拘束力をベクトル（矢印）で表示した図。第４
図ａ及びｂは従来技術によるプレートれんがの平
面図であつて、代表的なキレツを記入した図、第
５図ａ及びｂは第４図ａ及びｂのプレートれんが
に鋼バンドによる拘束力をベクトル（矢印）で表
示した図。 図中A1，A2はプレートれんがの長手方向に発
生するキレツ、１０は鋼バンド、１１はプレート
れんがを示す。
の代表的な数例の平面図であつて、鉄バンドによ
る拘束力をベクトル（矢印）で表示した図。第４
図ａ及びｂは従来技術によるプレートれんがの平
面図であつて、代表的なキレツを記入した図、第
５図ａ及びｂは第４図ａ及びｂのプレートれんが
に鋼バンドによる拘束力をベクトル（矢印）で表
示した図。 図中A1，A2はプレートれんがの長手方向に発
生するキレツ、１０は鋼バンド、１１はプレート
れんがを示す。
Claims (1)
- 溶融金属流量制御用摺動式スライドバルブにお
いて、プレートれんがの長手方向全長Ｌと、該プ
レートれんが開口部中心を通る長手方向の中心線
と平行な側面の長さｌとの比ｌ／Ｌ値を０〜0.35
の範囲内とした側周面を鋼製バンドで拘束したス
ライドバルブ用プレートれんが。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987072951U JPH05289Y2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987072951U JPH05289Y2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63184667U JPS63184667U (ja) | 1988-11-28 |
| JPH05289Y2 true JPH05289Y2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=30916853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987072951U Expired - Lifetime JPH05289Y2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05289Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127138A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Shigeharu Iwauchi | 衣服吊下げ保持装置及びサスペンダー装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100821189B1 (ko) * | 2006-11-06 | 2008-04-14 | 조선내화 주식회사 | 슬라이드 게이트용 밸브판 클램핑 장치 |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5226494U (ja) * | 1975-08-14 | 1977-02-24 | ||
| JPS5846393U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | 株式会社タカラ | 模型飛行機 |
| JPS5884668A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 摺動ノズル盤の補強方法 |
| JPS58157572A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-19 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 耐火物補強方法 |
| JPS5937324U (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-09 | 本田技研工業株式会社 | ヘルメツト |
| JPS5942197U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | 清水 慎吾 | スライド式マツチ箱 |
| JPS6036883A (ja) * | 1983-03-24 | 1985-02-26 | ユーエスエックス エンジニアーズ アンド コンサルタンツ，インコーポレーテツド | 炉弁の操作方法と炉弁 |
| JPS60145263A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-31 | デイデイエル―ヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 直線あるいは回転摺動閉鎖装置用の耐火材料製閉鎖板 |
| JPS60231567A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-18 | シユトピンク・アクチエンゲゼルシヤフト | 金属湯を収容する容器の湯口のためのスライド式閉鎖装置 |
| JPS61235061A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-20 | シユトピンク・アクチエンゲゼルシヤフト | スライド式ノズルのスライドユニツト |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP1987072951U patent/JPH05289Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5226494U (ja) * | 1975-08-14 | 1977-02-24 | ||
| JPS5846393U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | 株式会社タカラ | 模型飛行機 |
| JPS5884668A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Tokyo Yogyo Co Ltd | 摺動ノズル盤の補強方法 |
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| JPS5937324U (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-09 | 本田技研工業株式会社 | ヘルメツト |
| JPS5942197U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | 清水 慎吾 | スライド式マツチ箱 |
| JPS6036883A (ja) * | 1983-03-24 | 1985-02-26 | ユーエスエックス エンジニアーズ アンド コンサルタンツ，インコーポレーテツド | 炉弁の操作方法と炉弁 |
| JPS60145263A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-31 | デイデイエル―ヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト | 直線あるいは回転摺動閉鎖装置用の耐火材料製閉鎖板 |
| JPS60231567A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-18 | シユトピンク・アクチエンゲゼルシヤフト | 金属湯を収容する容器の湯口のためのスライド式閉鎖装置 |
| JPS61235061A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-20 | シユトピンク・アクチエンゲゼルシヤフト | スライド式ノズルのスライドユニツト |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009127138A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Shigeharu Iwauchi | 衣服吊下げ保持装置及びサスペンダー装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63184667U (ja) | 1988-11-28 |
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