JPH05289440A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05289440A
JPH05289440A JP4090519A JP9051992A JPH05289440A JP H05289440 A JPH05289440 A JP H05289440A JP 4090519 A JP4090519 A JP 4090519A JP 9051992 A JP9051992 A JP 9051992A JP H05289440 A JPH05289440 A JP H05289440A
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photoconductor
paper
toner
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Application number
JP4090519A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Ihara
宏文 井原
Yuji Toyomura
祐士 豊村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で用紙搬送路の短い画像形成装置におい
て、連続印字処理中に紙無しが発生した場合に中間転写
体上に4色のトナー画像を転写した後プロセスを停止し
て用紙回復後にその画像を用紙転写するモードを有して
おり、トナーの無駄をなくすことができる。 【構成】 連続印字処理中に紙無しが発生しても、中間
転写体15上に4色のトナー画像を転写した後、その画
像を中間転写体15上に保持しておき、用紙回復後その
画像を印字する構成になっておりトナーの無駄をなくす
ことができ、かつ小型の画像形成装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型でトナーの無駄が
少ない画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ、ワー
クステーション等の出力端末として、様々な原理のプリ
ンタが提案されているが、特に電子写真プロセスとレー
ザ技術を用いたレーザビームプリンタ(以下、LBPと
略称する)は記録速度と印字品質の点で優位性が高く、
急速に普及しつつある。
【0003】一方、市場ではLBPのフルカラー化に対
する要求が高まっているが、フルカラーLBPの場合、
印刷の3原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、及び
ブラックのトナーを重ねる必要性から、特定の像担持体
上に各色画像を正確な位置に形成しなければならない。
一般にこの位置合わせには、画像を重ねる像担持体上に
基準マークを設けておき、マークを検出した時点で各色
の画像形成プロセスを開始する方法がとられている。
【0004】電子写真プロセス技術を応用したカラー画
像を形成するLBPは、感光層を有する感光体上へ各色
に対応した光線を選択的に照射して結像し、複数の所定
のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数
の静電潜像をそれぞれの所定のカラーのトナーで現像
し、それらの単色のトナー像を重ね合わせることにより
1枚の転写材にカラー画像を形成する方法を採用してい
る。
【0005】図9は従来の画像形成装置の構成図であ
り、図10は従来の画像形成装置の中間転写体周辺図で
ある。
【0006】図9において、1は閉ループ状のNi(ニ
ッケル)のベルト基材の外周面上に、有機光導電体(O
PC)等の感光層が薄膜状に塗布された感光体であり、
完全なシームレス(継目なし)構造となっている。感光
体1は2本の感光体搬送ローラ2、3によって垂直平面
を感光体搬送ローラ2、3間で形成する様に支持され、
駆動モータ(図示せず)によって感光体搬送ローラ2、
3に沿って矢印A方向に周回動する。ベルト状の感光体
1の周面には矢印Aで示す回転方向の順に帯電器4、露
光光学系5、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)の各色の現像器6K、6Y、6
M、6C、中間転写体ユニット7、感光体クリーニング
装置8、及び除電器9が設けられている。帯電器4はタ
ングステンワイヤ等からなる帯電線10と金属板からな
るシールド板11、及びグリッド板12によって構成さ
れている。帯電線10へ4〜5kV程度の高電圧を印加
することによって帯電線10がコロナ放電を起こしグリ
ッド板12を介して感光体1を一様に帯電する。13は
露光光学系5から発射される露光光線である。露光光線
13は階調変換装置(図示せず)からの画像信号をレー
ザ駆動回路(図示せず)により光強度変調やパルス幅変
調して得られ、感光体1上に特定色に対応する静電潜像
を形成する。各色の現像器6K,6Y,6 M,6Cはそ
れぞれの色に対応したトナーを収納している。各色の現
像は、各色に対応し回動自在に両端を機体本体に軸支さ
れた離接カム14K,14Y,14M,14Cが色選択
信号に対応して回転し、選択された現像器例えば6Kを
感光体1に当接させて行う。選択外の現像器6Y,6
M,6Cは感光体1から離間している。中間転写体ユニ
ット7は導電性の樹脂等からなる継ぎ目のないループベ
ルト状の中間転写体15と、中間転写体15を支持して
いる2本の中間転写体搬送ローラ16,17と中間転写
体15へ感光体1上のトナー像を転写するため中間転写
体15を間に挟んで感光体1に対向して配置される中間
転写ローラ18を有している。
【0007】19は中間転写体15の基準位置を検出す
る中間転写体基準検知センサーであり、中間転写体15
の一端部に配置されたスリット等の中間転写体基準マー
クで基準位置を検知する。20は中間転写体15上の残
留トナーを掻き取るための中間転写体クリーニング装置
であり、中間転写体15上に合成像を形成している間は
中間転写体15から離間しており、クリーニングに共す
る時のみ当接する。21は記録紙22を収納している記
録紙カセットである。記録紙22は記録紙カセット21
から半月形をした給紙ローラ23によって1枚づつ用紙
搬送路24へ送り出される。25は記録紙22と中間転
写体15上の合成像の位置を一致させるため一次的に記
録紙22を停止待機させるためのレジストローラであ
り、従動ローラ26と圧接している。27は中間転写体
15上の合成像を記録紙22に転写するための転写ロー
ラであり、転写時のみ中間転写体15と接触回動する。
28は内部に熱源を有するヒートローラ29と加圧ロー
ラ30とからなる定着器であり、記録紙22上に転写さ
れた合成像をヒートローラ29と加圧ローラ30の挟持
回転に伴い圧力と熱によって記録紙22に定着させカラ
ー画像を形成する。
【0008】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作について説明する。画像の現象はブ
ラック、シアン、マゼンタ、イエローの順で行われるも
のとする。
【0009】感光体1と中間転写体15は、それぞれ駆
動源(図示せず)により駆動され、互いの周速が同一の
一定速度になるように制御される。さらに中間転写体1
5は基準位置を決定するための中間転写体基準マークを
検知する中間転写体基準検知センサー19により予め画
像形成領域を設定してある。
【0010】この状態でまず高圧電源に接続された帯電
器4内の帯電線10に−4000Vから−5000V程
度の高電圧を印加しコロナ放電を行なわせ、感光体1の
表面を一様に−700V程度に帯電させる。次に感光体
1を矢印A方向に回転させ一様に帯電された感光体1の
表面上に複数のカラー成分の中の所定の例えばブラック
(K)に相当するレーザビームの露光光線13を照射す
ると、感光体1上の照射された部分は電荷が消え静電潜
像が形成される。この時の潜像形成開始のタイミングは
中間転写体15の基準位置を検出する中間転写基準検知
センサー19からの信号により決定される。一方、ブラ
ックの現像器6Kは、中間転写体基準検知センサー19
で基準位置を検出して、所定時間経過後に離接カム14
Kの回転により矢印B方向に押され感光体1に当接す
る。この当接直前に現像器6Kではトナーを表面に有す
る現像スリーブ31Kに−300V程度の負電位が印加
され、トナーに予め負電荷を与えておくことにより、感
光体1上の露光光線を照射され電荷がなくなった部分
(静電潜像部分)にのみトナーが付着し、いわゆるネガ
ポジプロセスによる現像がおこなわれる。現像が終了し
た現像器6Kは離接カム14Kの180度回転により、
感光体1との当接位置から離間位置へ移動する。現像器
6Kにより感光体1上に形成されたトナー像は中間転写
体15に各色毎に感光体1と接触配置された中間転写ロ
ーラ18に+800Vの高電圧を印加することにより転
写される。感光体1から中間転写体15へ転写されなか
った残留トナーは感光体クリーニング装置8により除去
され、さらに除電器9により残留トナーが掻き取られた
感光体1上の電荷は除去される。
【0011】次にシアン(C)の色が選択されると、離
接カム14Cが回転し今度は現像器6Cを感光体1の方
向へ押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像を開始
する。4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は
前記現像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写体15
上に4色B,C,M,Yのトナー像を重ね合成像を形成
する。この様にして形成された合成像は今まで離間して
いた用紙転写ローラ27が中間転写体15に接触し、用
紙転写ローラ27に+1000V程度の高電圧を印加す
ると共に圧力をかけ記録紙カセット21から用紙搬送路
24に沿って送られてきた記録紙22に一括転写され
る。続いてトナー像が転写された記録紙22は定着器2
8に送られ、ここでヒートローラ29の熱と加圧ローラ
30の挟持圧によって定着されカラー画像として出力さ
れる。用紙転写ローラ27により記録紙22上に完全に
転写されなかった中間転写体15上の残留トナーは中間
転写体クリーニング装置20により除去される。中間転
写体クリーニング装置20は一回の合成像が得られるま
で、中間転写体15に対して離間の位置にあり、合成像
が得られ合成像が用紙転写ローラ27により記録紙22
に転写された後接触状態になり、残留トナーが除去され
る。
【0012】以上の動作にて1枚の画像の記録を完了す
る。また連続印字がおこなわれている時には上記一連の
動作を繰り返し実行している。連続印字処理中に紙無し
が発生した場合には、それを検知すると直ちにプロセス
を停止させている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、連続印字モード実行中に記録紙22の有無
を検知する時点で、既に次に印字される画像の第1色目
のトナーが感光体1上に付着しており、記録紙22が無
い場合はこの記録紙22の有無を検知した時点でプロセ
スを停止させ、その分のトナーを感光体クリーニング装
置8で掻き取り、記録紙22をセットした後に新たに印
字を開始する方法をとっていたのでトナーの無駄が生じ
るという問題点を有していた。さらに、記録紙22の先
頭がレジストローラ25の位置に来た時点で記録紙22
の最後部は給紙ローラ23の所にあるため、この状態で
は次の記録紙22の有無の検知は不可能で、記録紙22
が無いことを検出可能な時点で最後の1枚の記録紙22
がレジストローラ25の位置以前にあれば、その記録紙
22までは通常の印字プロセスを行い、その後印字プロ
セスを停止させ、記録紙22がセットされた後印字プロ
セスを再開することにより印字プロセスを途中で停止さ
せる必要がないが、このようにするためには、用紙搬送
路24の給紙ローラ23からレジストローラ25までの
距離を記録22のサイズ以上にとらなければならない。
しかし、用紙搬送路24を長くすると構造が大型化して
しまい、装置の小型化が要求されているという観点から
考えると望ましくない構成である。
【0014】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、小型でトナーの無駄を省くことのできる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、記録紙が所定の位置に無い
場合、潜像担持体上のトナー画像を像担持体上に転写し
4色のトナー画像を形成した時点でプロセスを停止さ
せ、記録紙がセットされたら像担持体上に保持されてい
るトナー画像を記録紙に転写する制御手段を備えた。
【0016】
【作用】本発明は前記構成により、印字中に紙無しや、
紙づまりが発生しても像担持体上に一時的にトナー画像
を保持し、記録紙セット後像担持体上のトナー画像を印
字をすることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例における画像形成
装置の構成図、図2は本発明の一実施例における画像形
成装置の中間転写材周辺図である。図1,図2において
用紙検出手段33を新たに設けている以外は従来例と同
様の構成であるため詳細な説明を省略する。
【0019】以下、本発明の一実施例における画像形成
装置の動作について説明する。ここで画像の現象はブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローの順で行われるもの
とする。
【0020】感光体1と中間転写体15は、それぞれ駆
動源(図示せず)により駆動され、互いの周速が同一の
一定速度になるように制御される。中間転写体15には
基準位置を決定するための中間転写体基準マークがその
両端部に設けられ、中間転写体15の中間転写ユニット
7への装着方向によらず中間転写体基準検知センサー1
9により、基準位置が検出できるようになっている。
【0021】まず印字指令が入力されると、高圧電源
(図示せず)により帯電器4内の帯電線10に−400
0Vから−5000V程度の高電圧を印加しコロナ放電
を行なわせ、感光体1の表面を一様に−700V程度に
帯電させる。次に感光体1を矢印A方向に回転させ一様
に帯電された感光体1の表面上に複数のカラー成分の中
の所定の例えばブラック(K)に相当するレーザビーム
の露光光線13を照射すると、感光体1上の照射された
部分は電荷が消え静電潜像が形成される。この時の潜像
形成開始のタイミングは中間転写体15の基準位置を検
出する中間転写基準検知センサー19からの信号により
決定される。一方、ブラック現像器6Kは、中間転写体
基準検知センサー19で基準位置を検出して、所定時間
経過後に離接カム14Kの回転により矢印B方向に押さ
れ感光体1に当接する。この当接の直前にトナーを表面
に有する現像スリーブ31Kへ−300V程度の負電位
を印加する。トナーに予め負電荷を与えておくことによ
り、感光体1上の露光光線が照射され電荷がなくなった
部分(静電潜像部分)にはトナーが付着し、いわゆるネ
ガポジプロセスによる現像がおこなわれる。現像が終了
した現像器6Kは離接カム14Kの180度回転によ
り、感光体1との当接位置から離間位置へ移動する。現
像器6Kにより感光体1上に形成されたトナー像は各色
毎に感光体1と接触配置された中間転写ローラ18に+
800V程度の高電圧を印加することにより中間転写体
15に転写される。感光体1から中間転写体15へ転写
されなかった残留トナーは感光体クリーニング装置8に
より除去され、さらに残留トナーが掻き取られた感光体
1上の電荷は除電器9により除去される。
【0022】次にシアン(C)の色が選択されると、離
接カム14Cが回転し今度は現像器6Cを感光体1の方
向へ押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像を開始
する。4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は
上記現像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写体15
上に4色B、C、M、Yのトナー像を重ね合成像を形成
する。シアンの印字プロセスにおいても、画像形成タイ
ミングの基準は中間転写体基準位置である。この様にし
て形成された合成像は今まで離間していた用紙転写ロー
ラ27が中間転写体15に接触し、用紙転写ローラ27
に+1000V程度の高電圧を印加すると共に圧力によ
って記録紙カセット21から用紙搬送路24に沿って送
られてきた記録紙22に一括転写される。続いてトナー
像が転写された記録紙22は定着器28に送られ、ここ
でヒートローラ29の熱と加圧ローラ30の挟持圧によ
って定着されカラー画像として出力される。用紙転写ロ
ーラ27により記録紙22上に完全に転写されなかった
中間転写体15上の残留トナーは中間転写体クリーニン
グ装置20により、除去される。中間転写体クリーニン
グ装置20は一回の合成像が得られるまで、中間転写体
15に対して離間の位置にあり、合成像が得られ合成像
が用紙転写ローラ27により転写材22に転写された後
接触状態になり、残留トナーが除去される。
【0023】以上の動作にて1枚の画像の記録を完了す
る。連続印字処理が行われている時は上記一連の動作を
繰り返し実行している。尚、記録紙22の有無を検知す
るために図3、図4に示す用紙検出手段33が給紙位置
に設けられており、用紙転写ローラ27による転写材2
2への転写は、図3に示すように用紙検出手段33で記
録紙22があることを検出することにより行われ、中間
転写体15上の画像を記録紙22に転写して印字プロセ
スを終了する。
【0024】次に、連続印字処理中、図4に示すように
用紙検出手段33が記録紙22がないことを検出した場
合のシーケンスについて説明する。
【0025】図5は本発明の画像形成装置を制御するた
めのブロック図であり、Bは用紙検出手段33により記
録紙カセット21の記録紙22の有無を検出する用紙検
出手段、Cは中間転写体基準検知センサー19により中
間転写体15の基準位置を検出する中間転写体基準位置
検出手段、Dは中間転写体クリーニング装置20の制御
を行う中間転写体クリーニング制御手段、Eは中間転写
体15の移動量を制御するベルト駆動制御手段で、Aは
これらを制御するための中央処理演算装置である。図6
は紙無し検知後の本発明における画像形成装置の動作フ
ローチャートである。
【0026】図2に示す記録紙22を用紙搬送路24に
送り出す時点で図5に示す用紙検出手段Bにより紙無し
が検知されているのであるが、この時には既に次に印字
されるべき画像の現像は開始されており、感光体1上に
は現像された分のトナーが付着している。従って紙無し
を検知した時点で印字プロセスを停止させると、次に印
字を開始する時には感光体1上のトナーを一度感光体ク
リーニング装置8で掻き取り、新たに印字を行うことに
なる。この紙無しを検知した時点では感光体1上に付着
しているトナーは第1色目(K)だけであり、他のC,
M,Yのトナーは感光体1上には付着していないので、
掻き取られるトナーの量は多くはないがトナーを有効に
利用し無駄を省くことを考えるとこの方法は好ましくな
い。そこで記録紙22を用紙搬送路24に送り出す時点
で紙無しを検知した場合(STEP1)中間転写体15
上には画像が保持されているため、中間転写体クリーニ
ング装置20は図7に示す中間転写体クリーニング制御
手段Dにより、中間転写体15に対して離間させてお
き、(STEP2)印字プロセスを停止させず、4色の
トナー画像を中間転写体15に転写させてしまう(ST
EP3)。この後印字プロセスを停止させ、すべての高
圧関連、現像器関連の退避処理を行う(STEP4)。
【0027】ここで紙無し時に中間転写体15上に保持
されている画像について図7を用いて説明する。図7
は、本発明の一実施例における画像形成装置の紙無し時
の画像位置を示す図である。この紙無し時、中間転写体
15は感光体1上の画像が中間転写体15上に完全に転
写された後停止するように制御されなければならない。
そのためには中間転写体15の周長、中間転写体15上
の画像領域を考慮して中間転写体15上の画像の先頭が
感光体1上へ接する直前の位置であることが望ましい。
もし中間転写体15上の画像の先頭を感光体1へ接する
位置以前の任意の位置で停止させると、中間転写体15
に転写される感光体1上の画像の後部が感光体1より中
間転写体15上に転写されない場合が発生することがあ
る。
【0028】次に中間転写体15上に保持された画像の
先頭が感光体1に接する位置の直前の位置に停止させる
方法について次に説明する。中間転写体15は、中間転
写体15上にスリット等の中間転写体基準位置マークを
設けておきこれを図5に示す中間転写体基準位置検出手
段Cで検知して中間転写体基準位置マークがどの箇所を
通過しているかわかるようになっている。つまり中間転
写体基準位置マークの部分に感光体1より転写される画
像の先頭をもってくるようにしておき、中間転写体基準
位置マークが中間転写体基準検知センサー19の位置を
通過して所定の時間経過後に中間転写体15を駆動して
いるモータを図5に示すベルト駆動制御手段Eにより停
止させる。この時モータの惰性回転時間も考慮にいれて
おく必要がある。
【0029】この中間転写体15上の画像は、用紙が補
給されるまで保持され、用紙が補給されると用紙を搬送
し中間転写体15上の画像を印字する。この印字動作に
ついて図8を用いて説明する。
【0030】図8は本発明の一実施例における画像形成
装置の紙回復後の画像先頭位置の流れを示す図である。
中間転写体15上にはトナー画像が保持されており、こ
れは負の帯電量を持っている。一方、感光体1は帯電器
4によって負に帯電されているが紙無しを検知した後は
高圧関連退避処理によって帯電器4はオフされている。
ユーザーはここで用紙を補給するのであるが、記録紙2
2を記録紙カセット21に補給すれば用紙検出手段Eに
よって用紙が回復したことを検知できる(STEP
5)。時間の経過とともに感光体1上の電位は減衰して
0V近傍になっており、中間転写体15の表面電位も高
圧関連退避処理によって転写バイアスがかかってないの
で0V近傍になっている。このような状態では、用紙補
給後に中間転写体15上に保持されている画像を用紙転
写位置に到達させる前の段階で中間転写体15の画像が
感光体1へ接する位置を通過する際に、中間転写体15
上の負に帯電したトナーの挙動が不安定になり、感光体
1の表面の機械的付着力で中間転写体15より感光体1
へ逆転写するトナーが発生する可能性がある。これを防
ぐために用紙補給後、中間転写ローラ18のバイアスは
ONにする。その後、中間転写体15を駆動しているモ
ータを図5に示すベルト駆動制御手段Eにより回転させ
中間転写体15上の保持されている画像を用紙転写の位
置まで移動し、用紙搬送路24を通って記録紙カセット
21から送り出された記録紙22へ中間転写体15上に
保持された画像が転写される(STEP6)。この時の
用紙搬送のタイミングは、中間転写体基準位置マークを
中間転写体基準検知センサー19で検知することにより
計られる。
【0031】このようにして紙無し時に中間転写体15
上に保持された画像がトナーを無駄にすることなく記録
紙22に転写され、この後は通常の連続印字処理を実行
できる。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、記録紙が所定の位置に無い場合、潜像担持
体上のトナー画像を像担持体上に転写し4色のトナー画
像を形成した時点でプロセスを停止させ、記録紙がセッ
トされたら像担持体上に保持されているトナー画像を記
録紙に転写する制御手段を備えたことにより、印字中に
紙無しや、紙づまりが発生しても像担持体上に一時的に
トナー画像を保持し、記録紙セット後像担持体上のトナ
ー画像を印字することができ、トナーの無駄を省くこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置の構成
【図2】本発明の一実施例における画像形成装置の中間
転写体周辺図
【図3】本発明の一実施例における画像形成装置の紙有
り時の用紙検出手段動作図
【図4】本発明の一実施例における画像形成装置の紙無
し時の用紙検出手段動作図
【図5】本発明の一実施例における画像形成装置のブロ
ック図
【図6】本発明の一実施例における画像形成装置のフロ
ーチャート
【図7】本発明の一実施例における画像形成装置の紙無
し時における画像位置を示す図
【図8】本発明の一実施例における画像形成装置の紙回
復後の画像先頭位置の流れを示す図
【図9】従来の画像形成装置の構成図
【図10】従来の画像形成装置の中間転写体周辺図
【符号の説明】
1 感光体 2 感光体搬送ローラ 3 感光体搬送ローラ 4 帯電器 5 露光光学系 6K ブラック現像器 6Y イエロー現像器 6M マゼンタ現像器 6C シアン現像器 7 中間転写体ユニット 8 感光体クリーニング装置 9 除電器 10 帯電線 11 シールド板 12 グリッド板 13 露光光線 14K 離接カム(ブラック) 14Y 離接カム(イエロー) 14M 離接カム(マゼンタ) 14C 離接カム(シアン) 15 中間転写体 16 中間転写体搬送ローラ 17 中間転写体搬送ローラ 18 中間転写ローラ 19 中間転写体基準検知センサー 20 中間転写体クリーニング装置 21 記録紙カセット 22 記録紙 23 給紙ローラ 24 用紙搬送路 25 レジストローラ 26 従動ローラ 27 転写ローラ 28 定着器 29 ヒートローラ 30 加圧ローラ 31K ブラック現像スリーブ 31C シアン現像スリーブ 31M マゼンタ現像スリーブ 31Y イエロー現像スリーブ 32 光除電器 33 用紙検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電、露光、現像およびクリーニングの各
    装置が配設された潜像担持体と、前記潜像担持体上のト
    ナー画像を転写して担持する像担持体と像担持体上のト
    ナー画像を記録紙へ転写する転写手段とを有し、記録紙
    が所定の位置に無い場合、前記潜像担持体上のトナー画
    像を前記像担持体上に転写した後にプロセスを停止し、
    前記像担持体上に画像を保持させる制御手段を備えたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】記録紙が所定の位置で検出されると停止し
    たプロセスを再開し、前記像担持体上の画像を記録紙に
    転写させる制御手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
JP4090519A 1992-04-10 1992-04-10 画像形成装置 Pending JPH05289440A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007008722A (ja) * 2005-05-31 2007-01-18 Canon Inc 画像形成装置

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