JPH0761070A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH0761070A JPH0761070A JP5147916A JP14791693A JPH0761070A JP H0761070 A JPH0761070 A JP H0761070A JP 5147916 A JP5147916 A JP 5147916A JP 14791693 A JP14791693 A JP 14791693A JP H0761070 A JPH0761070 A JP H0761070A
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- JP
- Japan
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- intermediate transfer
- photoconductor
- recording paper
- paper
- roller
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排紙オーバ検知用のアームを機械的に動作さ
せることで排出された記録紙の量を正確に検知させる。 【構成】 排出された記録紙の量を正確に検知するため
にセンサCに付随している検知用のアームBを機械的に
動作させることで排出された記録紙を正確に排紙トレイ
34内に収めることにより排出された記録紙の量を正確に
検知できるようになる。
せることで排出された記録紙の量を正確に検知させる。 【構成】 排出された記録紙の量を正確に検知するため
にセンサCに付随している検知用のアームBを機械的に
動作させることで排出された記録紙を正確に排紙トレイ
34内に収めることにより排出された記録紙の量を正確に
検知できるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排出された記録媒体量
の検知を正確に行うための電子写真装置に関するもので
ある。
の検知を正確に行うための電子写真装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータやワー
クステーション等の出力端末として様々な原理のプリン
タが提案されているが、特に電子写真プロセスとレーザ
技術を用いたレーザビームプリンタ(以下、LBPとい
う)は記録速度と印字品質の点で優位性が高く、急速に
普及しつつある。一方、市場ではLBPのフルカラー化
に対する要求が高まっているが、フルカラーLBPの場
合、印刷の3原色でシアン,マゼンタ,イエローおよび
ブラックのトナーを重ねる必要性から、特定の像担持体
上に各色画像を正確な位置に形成せねばならない。一般
に、この位置合わせには、画像を重ねる像担持体上に基
準マークを設けておき、マークを検出した時点で各色の
画像形成プロセスを開始する方法がとられる。
クステーション等の出力端末として様々な原理のプリン
タが提案されているが、特に電子写真プロセスとレーザ
技術を用いたレーザビームプリンタ(以下、LBPとい
う)は記録速度と印字品質の点で優位性が高く、急速に
普及しつつある。一方、市場ではLBPのフルカラー化
に対する要求が高まっているが、フルカラーLBPの場
合、印刷の3原色でシアン,マゼンタ,イエローおよび
ブラックのトナーを重ねる必要性から、特定の像担持体
上に各色画像を正確な位置に形成せねばならない。一般
に、この位置合わせには、画像を重ねる像担持体上に基
準マークを設けておき、マークを検出した時点で各色の
画像形成プロセスを開始する方法がとられる。
【0003】電子写真プロセス技術を応用したカラー画
像を形成するLBPは、感光層を有する感光体上へ各色
に対応した光線を選択的に照射して結像し、複数の所定
のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数
の静電潜像をそれぞれの所定のトナーで現像し、それら
の単色のトナー像を重ね合わせることにより1枚の転写
材にカラー画像を形成する方法を採用する。
像を形成するLBPは、感光層を有する感光体上へ各色
に対応した光線を選択的に照射して結像し、複数の所定
のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数
の静電潜像をそれぞれの所定のトナーで現像し、それら
の単色のトナー像を重ね合わせることにより1枚の転写
材にカラー画像を形成する方法を採用する。
【0004】図4は本発明および従来例の電子写真装置
の構成図である。図4において、1は閉ループ状のNi
(ニッケル)のベルト基材の外周面上に有機光導電体(O
PC)等の感光層が薄膜状に塗布された感光体であり、
完全なシームレス(継目なし)構造となっている。感光体
1は2本の感光体搬送ローラ2,3によって垂直平面を
感光体搬送ローラ2,3間で形成するように支持され、
駆動モータ(図示せず)によって感光体搬送ローラ2,3
に沿って矢印A方向に周回動する。ベルト状の感光体1
の周面には矢印Aで示す感光体回転方向の順に帯電器
4、露光光学系5、ブラック(K),イエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)の各色の現像器6K,6Y,6
M,6C、中間転写体ユニット7、感光体クリーニング
装置8、および除電器9が設けられている。帯電器4は
タングステンワイヤ等からなる帯電線10と金属板からな
るシールド板11およびグリッド板12によって構成されて
いる。帯電線10へ4〜5kV程度の高電圧を印加すること
によって帯電線10がコロナ放電を起こし、グリッド板12
を介して感光体1は一様に帯電する。13は露光光学系5
から発射される露光光線である。露光光線13は階調変換
装置(図示せず)からの画像信号をレーザ駆動回路(図示
せず)により光強度変調やパルス幅変調して得られ、感
光体1上に特定色に対応する静電潜像を形成する。各現
像器6はそれぞれの色に対応したトナーを収納してい
る。各色の現像は、各色に対応し回転自在に両端を機体
本体に軸支された離接カム14K,14Y,14M,14Cが色
選択信号に対応して回転し、選択された現像器例えば6
Kを感光体1に当接させて行う。選択外の現像器6Y,
6M,6Cは感光体1から離間している。中間転写体ユ
ニット7は導電性の樹脂等からなる継ぎ目のないループ
ベルト状の中間転写体15と、中間転写体15を支持してい
る2本の中間転写体搬送ローラ16,17と、中間転写体15
へ感光体1上のトナー像を転写するため中間転写体15を
間に挟んで感光体1に対向して配置される中間転写ロー
ラ18を有している。
の構成図である。図4において、1は閉ループ状のNi
(ニッケル)のベルト基材の外周面上に有機光導電体(O
PC)等の感光層が薄膜状に塗布された感光体であり、
完全なシームレス(継目なし)構造となっている。感光体
1は2本の感光体搬送ローラ2,3によって垂直平面を
感光体搬送ローラ2,3間で形成するように支持され、
駆動モータ(図示せず)によって感光体搬送ローラ2,3
に沿って矢印A方向に周回動する。ベルト状の感光体1
の周面には矢印Aで示す感光体回転方向の順に帯電器
4、露光光学系5、ブラック(K),イエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)の各色の現像器6K,6Y,6
M,6C、中間転写体ユニット7、感光体クリーニング
装置8、および除電器9が設けられている。帯電器4は
タングステンワイヤ等からなる帯電線10と金属板からな
るシールド板11およびグリッド板12によって構成されて
いる。帯電線10へ4〜5kV程度の高電圧を印加すること
によって帯電線10がコロナ放電を起こし、グリッド板12
を介して感光体1は一様に帯電する。13は露光光学系5
から発射される露光光線である。露光光線13は階調変換
装置(図示せず)からの画像信号をレーザ駆動回路(図示
せず)により光強度変調やパルス幅変調して得られ、感
光体1上に特定色に対応する静電潜像を形成する。各現
像器6はそれぞれの色に対応したトナーを収納してい
る。各色の現像は、各色に対応し回転自在に両端を機体
本体に軸支された離接カム14K,14Y,14M,14Cが色
選択信号に対応して回転し、選択された現像器例えば6
Kを感光体1に当接させて行う。選択外の現像器6Y,
6M,6Cは感光体1から離間している。中間転写体ユ
ニット7は導電性の樹脂等からなる継ぎ目のないループ
ベルト状の中間転写体15と、中間転写体15を支持してい
る2本の中間転写体搬送ローラ16,17と、中間転写体15
へ感光体1上のトナー像を転写するため中間転写体15を
間に挟んで感光体1に対向して配置される中間転写ロー
ラ18を有している。
【0005】19は中間転写体15の基準位置を検出する中
間転写体基準検知センサーであり、中間転写体15の一端
部に配置されたスリット等の中間転写体基準マークで基
準位置を検知する。20は中間転写体15上の残留トナーを
掻き取るための中間転写体クリーニング装置であり、中
間転写体15上に合成像を形成している間は中間転写体15
から離間しており、クリーニングに供するときのみ当接
する。21は記録紙22を収納している記録紙カセットであ
る。記録紙22は記録紙カセット21から半月形をした給紙
ローラ23によって1枚ずつ用紙搬送路24へ送り出され
る。25は記録紙22と中間転写体15上の合成像の位置を一
致させるため一時的に記録紙22を停止待機させるための
レジストローラであり、従動ローラ26と圧接している。
27は中間転写体15上の合成像を記録紙22に転写するため
の転写ローラであり、転写時のみ中間転写体15と接触回
動する。28は内部に熱源を有するヒートローラ29と加圧
ローラ30とからなる定着器であり、記録紙22上に転写さ
れた合成像をヒートローラ29と加圧ローラ30の挟持回転
に伴い圧力と熱によって記録紙22に定着させカラー画像
を形成する。
間転写体基準検知センサーであり、中間転写体15の一端
部に配置されたスリット等の中間転写体基準マークで基
準位置を検知する。20は中間転写体15上の残留トナーを
掻き取るための中間転写体クリーニング装置であり、中
間転写体15上に合成像を形成している間は中間転写体15
から離間しており、クリーニングに供するときのみ当接
する。21は記録紙22を収納している記録紙カセットであ
る。記録紙22は記録紙カセット21から半月形をした給紙
ローラ23によって1枚ずつ用紙搬送路24へ送り出され
る。25は記録紙22と中間転写体15上の合成像の位置を一
致させるため一時的に記録紙22を停止待機させるための
レジストローラであり、従動ローラ26と圧接している。
27は中間転写体15上の合成像を記録紙22に転写するため
の転写ローラであり、転写時のみ中間転写体15と接触回
動する。28は内部に熱源を有するヒートローラ29と加圧
ローラ30とからなる定着器であり、記録紙22上に転写さ
れた合成像をヒートローラ29と加圧ローラ30の挟持回転
に伴い圧力と熱によって記録紙22に定着させカラー画像
を形成する。
【0006】以上のように構成された電子写真装置につ
いて、以下その動作について説明する。画像の現像はブ
ラック,シアン,マゼンタ,イエローの順で行われるも
のとする。感光体1と中間転写体15は、それぞれ駆動源
(図示せず)により駆動され、互いの周速が同一の一定速
度になるように制御される。さらに中間転写体15は基準
位置を決定するための中間転写体基準マークを検知する
中間転写体基準検知センサー19により予め画像形成領域
を設定されている。この状態でまず高圧電源に接続され
た帯電器4内の帯電線10に−4000Vから−5000V程度の
高電圧を印加しコロナ放電を行わせ、感光体1の表面を
一様に−700V程度に帯電させる。次に感光体1を矢印
A方向に回転させ一様に帯電させた感光体1の表面上に
複数のカラー成分の中の所定の例えばブラック(K)に相
当するレーザビームの露光光線13を照射すると、感光体
1上の照射された部分は電荷が消え静電潜像が形成され
る。このときの潜像形成開始のタイミングは中間転写体
15の基準位置を検出する中間転写基準検知センサー19か
らの信号により決定される。一方、ブラックの現像器6
Kは、中間転写体基準検知センサー19で基準位置を検出
して、所定時間経過後に離接カム14Kの回転により矢印
B方向に押され感光体1に当接する。一方当接直前にト
ナーを表面に有する現像スリーブ31Kに−300V程度の
負電位を印加する。トナーに予め負電荷を与えておけ
ば、感光体1上の露光光線を照射され電荷がなくなった
部分(静電潜像部分)にのみトナーが付着し、いわゆるネ
ガポジプロセスによる現像が行われる。現像が終了した
現像器6Kは離接カム14Kの180度回転により、感光体
1との当接位置から離間位置へ移動する。現像器6Kに
より感光体1上に形成されたトナー像は中間転写体15に
各色ごとに感光体1と接触配置された中間転写ローラ18
に+800Vの高電圧を印加することにより転写される。
感光体1から中間転写体15へ転写されなかった残留トナ
ーは感光体クリーニング装置8により除去され、さらに
除電器9により残留トナーが掻き取られた感光体1上の
電荷は除去される。
いて、以下その動作について説明する。画像の現像はブ
ラック,シアン,マゼンタ,イエローの順で行われるも
のとする。感光体1と中間転写体15は、それぞれ駆動源
(図示せず)により駆動され、互いの周速が同一の一定速
度になるように制御される。さらに中間転写体15は基準
位置を決定するための中間転写体基準マークを検知する
中間転写体基準検知センサー19により予め画像形成領域
を設定されている。この状態でまず高圧電源に接続され
た帯電器4内の帯電線10に−4000Vから−5000V程度の
高電圧を印加しコロナ放電を行わせ、感光体1の表面を
一様に−700V程度に帯電させる。次に感光体1を矢印
A方向に回転させ一様に帯電させた感光体1の表面上に
複数のカラー成分の中の所定の例えばブラック(K)に相
当するレーザビームの露光光線13を照射すると、感光体
1上の照射された部分は電荷が消え静電潜像が形成され
る。このときの潜像形成開始のタイミングは中間転写体
15の基準位置を検出する中間転写基準検知センサー19か
らの信号により決定される。一方、ブラックの現像器6
Kは、中間転写体基準検知センサー19で基準位置を検出
して、所定時間経過後に離接カム14Kの回転により矢印
B方向に押され感光体1に当接する。一方当接直前にト
ナーを表面に有する現像スリーブ31Kに−300V程度の
負電位を印加する。トナーに予め負電荷を与えておけ
ば、感光体1上の露光光線を照射され電荷がなくなった
部分(静電潜像部分)にのみトナーが付着し、いわゆるネ
ガポジプロセスによる現像が行われる。現像が終了した
現像器6Kは離接カム14Kの180度回転により、感光体
1との当接位置から離間位置へ移動する。現像器6Kに
より感光体1上に形成されたトナー像は中間転写体15に
各色ごとに感光体1と接触配置された中間転写ローラ18
に+800Vの高電圧を印加することにより転写される。
感光体1から中間転写体15へ転写されなかった残留トナ
ーは感光体クリーニング装置8により除去され、さらに
除電器9により残留トナーが掻き取られた感光体1上の
電荷は除去される。
【0007】次にシアン(C)の色が選択されると、離接
カム14Cが回転し、今度は現像器6Cを感光体1の方向
へ押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像を開始す
る。4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は上
記現像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写体15上に
4色B,C,M,Yのトナー像を重ねて合成像を形成す
る。このようにして形成された合成像は今まで離間して
いた転写ローラ27が中間転写体15に接触し、転写ローラ
27に+1000V程度の高電圧を印加するとともに圧力によ
って記録紙カセット21から用紙搬送路24に沿って送られ
てきた記録紙22に一括転写される。続いてトナー像が転
写された記録紙22は定着器28に送られ、ここでヒートロ
ーラ29の熱と加圧ローラ30の挟持圧によって定着されカ
ラー画像として出力される。転写ローラ27により記録紙
22上に完全に転写されなかった中間転写体15上の残留ト
ナーは中間転写体クリーニング装置20により、除去され
る。中間転写体クリーニング装置20は一回の合成像が得
られるまで、中間転写体15に対して離間の位置にあり、
合成像が得られ合成像が転写ローラ27により記録紙22に
転写された後接触状態になり、残留トナーが除去され
る。
カム14Cが回転し、今度は現像器6Cを感光体1の方向
へ押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像を開始す
る。4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は上
記現像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写体15上に
4色B,C,M,Yのトナー像を重ねて合成像を形成す
る。このようにして形成された合成像は今まで離間して
いた転写ローラ27が中間転写体15に接触し、転写ローラ
27に+1000V程度の高電圧を印加するとともに圧力によ
って記録紙カセット21から用紙搬送路24に沿って送られ
てきた記録紙22に一括転写される。続いてトナー像が転
写された記録紙22は定着器28に送られ、ここでヒートロ
ーラ29の熱と加圧ローラ30の挟持圧によって定着されカ
ラー画像として出力される。転写ローラ27により記録紙
22上に完全に転写されなかった中間転写体15上の残留ト
ナーは中間転写体クリーニング装置20により、除去され
る。中間転写体クリーニング装置20は一回の合成像が得
られるまで、中間転写体15に対して離間の位置にあり、
合成像が得られ合成像が転写ローラ27により記録紙22に
転写された後接触状態になり、残留トナーが除去され
る。
【0008】以上の動作にて1枚の画像の記録を完了す
る。また連続印字が行われているときには上記一連の動
作を繰り返し実行している。記録紙22の機外への排出は
1枚の印字終了ごとに行われており、その記録紙22は排
紙ローラ33,33Aによって排紙トレイ34内に保持される
構造になっている。排紙トレイ34内に保持された記録紙
22の量は排紙センサ35によって検知される。
る。また連続印字が行われているときには上記一連の動
作を繰り返し実行している。記録紙22の機外への排出は
1枚の印字終了ごとに行われており、その記録紙22は排
紙ローラ33,33Aによって排紙トレイ34内に保持される
構造になっている。排紙トレイ34内に保持された記録紙
22の量は排紙センサ35によって検知される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
て、連続印字が行われている間は記録紙22は排紙トレイ
34内に次々に保持されていくのであるが、排紙センサ35
上に排出された記録紙22がたまっていくと排紙センサ35
が動作不良を起こし、実際には排紙量が多いのに排紙量
が少ないと検知されてしまい、排紙トレイ34内に排出さ
れた記録紙22があふれてしまうという問題点を有してい
た。本発明は上記従来の問題点を解決するもので、排出
された記録媒体の量を正確に検知することのできる電子
写真装置を提供することを目的とするものである。
て、連続印字が行われている間は記録紙22は排紙トレイ
34内に次々に保持されていくのであるが、排紙センサ35
上に排出された記録紙22がたまっていくと排紙センサ35
が動作不良を起こし、実際には排紙量が多いのに排紙量
が少ないと検知されてしまい、排紙トレイ34内に排出さ
れた記録紙22があふれてしまうという問題点を有してい
た。本発明は上記従来の問題点を解決するもので、排出
された記録媒体の量を正確に検知することのできる電子
写真装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電子写真装置は、排紙センサを機械的に動作
させ、排出された記録紙が排紙センサ上にたまらない構
成としたものである。
に本発明の電子写真装置は、排紙センサを機械的に動作
させ、排出された記録紙が排紙センサ上にたまらない構
成としたものである。
【0011】
【作用】この構成によって排紙された記録紙の量を正確
に検知できるようになる。
に検知できるようになる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図4は本発明の一実施例の電子写真装
置の構成図であるが従来例と同等の構成であるため構成
要素の詳細な説明は省略する。
ながら説明する。図4は本発明の一実施例の電子写真装
置の構成図であるが従来例と同等の構成であるため構成
要素の詳細な説明は省略する。
【0013】以下実施例の電子写真装置の動作について
説明する。画像の現像はブラック,シアン,マゼンタ,
イエローの順で行われるものとする。感光体1と中間転
写体15は、それぞれ駆動源(図示せず)により駆動され、
互いの周速が同一の一定速度になるように制御される。
中間転写体15には基準位置を決定するための中間転写体
基準マークがその両端部に設けられ、中間転写体15の中
間転写ユニット7への装着方向によらず中間転写体基準
検知センサー19により、基準位置が検出できるようにな
っている。
説明する。画像の現像はブラック,シアン,マゼンタ,
イエローの順で行われるものとする。感光体1と中間転
写体15は、それぞれ駆動源(図示せず)により駆動され、
互いの周速が同一の一定速度になるように制御される。
中間転写体15には基準位置を決定するための中間転写体
基準マークがその両端部に設けられ、中間転写体15の中
間転写ユニット7への装着方向によらず中間転写体基準
検知センサー19により、基準位置が検出できるようにな
っている。
【0014】印字指令が入力されると、まず高圧電源に
接続された帯電器4内の帯電線10に−4000Vから−5000
V程度の高電圧を印加しコロナ放電を行わせ、感光体1
の表面を一様に−700V程度に帯電される。次に感光体
1を矢印A方向に回転させ、一様に帯電された感光体1
の表面上に複数のカラー成分の中の所定の、例えばブラ
ック(K)に相当するレーザビームの露光光線13を照射す
ると、感光体1上の照射された部分は電荷が消えて静電
潜像が形成される。このときの潜像形成開始のタイミン
グは中間転写体15の基準位置を検出する中間転写基準検
知センサー19からの信号により決定される。一方、現像
器6Kは、中間転写体基準検知センサー19で基準位置を
検出して、所定時間経過後に離接カム14Kの回転により
矢印B方向に押され感光体1に当接する。一方、当接直
前にトナーを表面に有する現像スリーブ31Kに−300V
程度の負電位を印加する。トナーに予め負電荷を与えて
おけば、感光体1上の露光光線を照射され電荷がなくな
った部分(静電潜像部分)にのみトナーが付着し、いわゆ
るネガポジプロセスによる現像が行われる。現像が終了
した現像器6Kは離接カム14Kの180度回転により、感
光体1との当接位置から離間位置へ移動する。現像器6
Kにより感光体1上に形成されたトナー像は、中間転写
体15に各色ごとに感光体1と接触配置された中間転写ロ
ーラ18に+800V程度の高電圧を印加することにより転
写される。感光体1から中間転写体15へ転写されなかっ
た残留トナーは感光体クリーニング装置8により除去さ
れ、さらに除電器9により残留トナーが掻き取られた感
光体1上の電荷は除去される。
接続された帯電器4内の帯電線10に−4000Vから−5000
V程度の高電圧を印加しコロナ放電を行わせ、感光体1
の表面を一様に−700V程度に帯電される。次に感光体
1を矢印A方向に回転させ、一様に帯電された感光体1
の表面上に複数のカラー成分の中の所定の、例えばブラ
ック(K)に相当するレーザビームの露光光線13を照射す
ると、感光体1上の照射された部分は電荷が消えて静電
潜像が形成される。このときの潜像形成開始のタイミン
グは中間転写体15の基準位置を検出する中間転写基準検
知センサー19からの信号により決定される。一方、現像
器6Kは、中間転写体基準検知センサー19で基準位置を
検出して、所定時間経過後に離接カム14Kの回転により
矢印B方向に押され感光体1に当接する。一方、当接直
前にトナーを表面に有する現像スリーブ31Kに−300V
程度の負電位を印加する。トナーに予め負電荷を与えて
おけば、感光体1上の露光光線を照射され電荷がなくな
った部分(静電潜像部分)にのみトナーが付着し、いわゆ
るネガポジプロセスによる現像が行われる。現像が終了
した現像器6Kは離接カム14Kの180度回転により、感
光体1との当接位置から離間位置へ移動する。現像器6
Kにより感光体1上に形成されたトナー像は、中間転写
体15に各色ごとに感光体1と接触配置された中間転写ロ
ーラ18に+800V程度の高電圧を印加することにより転
写される。感光体1から中間転写体15へ転写されなかっ
た残留トナーは感光体クリーニング装置8により除去さ
れ、さらに除電器9により残留トナーが掻き取られた感
光体1上の電荷は除去される。
【0015】次にシアン(C)の色が選択されると、離接
カム14Cが回転し今度は現像器6Cを感光体1の方向へ
押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像を開始する。
4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は上記現
像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写体15上に4色
B,C,M,Yのトナー像を重ね合成像を形成する。シ
アンの印字プロセスにおいても、画像形成タイミングの
基準は中間転写体基準位置である。このようにして形成
された合成像は今まで離間していた転写ローラ27が中間
転写体15に接触し、転写ローラ27に+1000V程度の高電
圧を印加するとともに圧力によって記録紙カセット21か
ら用紙搬送路24に沿って送られてきた記録紙22に一括転
写される。続いてトナー像が転写された記録紙22は定着
器28に送られ、ここでヒートローラ29の熱と加圧ローラ
30の挟持圧によって定着されカラー画像として出力され
る。転写ローラ27により記録紙22上に完全に転写されな
かった中間転写体15上の残留トナーは中間転写体クリー
ニング装置20により除去される。中間転写体クリーニン
グ装置20は一回の合成像が得られるまで、中間転写体15
に対して離間の位置にあり、合成像が得られ合成像が転
写ローラ27により記録紙22に転写された後接触状態にな
り、残留トナーが除去される。以上の動作にて1枚の画
像の記録を完了する。連続印字処理が行われているとき
は上記一連の動作を繰り返し実行している。
カム14Cが回転し今度は現像器6Cを感光体1の方向へ
押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像を開始する。
4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は上記現
像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写体15上に4色
B,C,M,Yのトナー像を重ね合成像を形成する。シ
アンの印字プロセスにおいても、画像形成タイミングの
基準は中間転写体基準位置である。このようにして形成
された合成像は今まで離間していた転写ローラ27が中間
転写体15に接触し、転写ローラ27に+1000V程度の高電
圧を印加するとともに圧力によって記録紙カセット21か
ら用紙搬送路24に沿って送られてきた記録紙22に一括転
写される。続いてトナー像が転写された記録紙22は定着
器28に送られ、ここでヒートローラ29の熱と加圧ローラ
30の挟持圧によって定着されカラー画像として出力され
る。転写ローラ27により記録紙22上に完全に転写されな
かった中間転写体15上の残留トナーは中間転写体クリー
ニング装置20により除去される。中間転写体クリーニン
グ装置20は一回の合成像が得られるまで、中間転写体15
に対して離間の位置にあり、合成像が得られ合成像が転
写ローラ27により記録紙22に転写された後接触状態にな
り、残留トナーが除去される。以上の動作にて1枚の画
像の記録を完了する。連続印字処理が行われているとき
は上記一連の動作を繰り返し実行している。
【0016】記録紙22の機外への排出は1枚の印字終了
ごとに行われており、その記録紙22は排紙ローラ33、33
Aによって排紙トレイ34内に保持される構造になってい
る。排紙トレイ34内に保持された記録紙22の量は排紙セ
ンサ35によって検知される。排出された記録紙22が排紙
トレイ34内で排紙センサ35で正確に量検知されるシーケ
ンスについて図面を用いて説明する。図1は本発明にお
ける排紙センサ(L)状態図、図2は本発明における排紙
センサ(H)状態図、図3は本発明における排紙オーバ時
の排紙センサ状態図である。記録紙22が排紙ローラ33お
よび33Aによって図1に示す矢印Xの方向の機外に排出
されると、排紙トレイ34上に保持されていくのである
が、図1に示すアームB上に記録紙22がたまっていくと
記録紙22は排紙トレイ34内に正規に保持されず、排出さ
れた記録紙22の量を正確に検知することができない。こ
れを防ぐためにアームBをカムAによって上下動させる
ことでアームB上の排出された記録紙22を排紙トレイ34
内に落とすような構成にする。カムAは排紙ローラ33A
の回転に従動して動作し、アームBに接触しており、排
紙ローラ33Aの回転によってアームBは上下動するよう
になっている。図1に示す状態ではセンサCは(L)であ
る。排紙ローラ33Aが回転すると、これに付随している
カムAによってアームBが下方へ押され、センサCが
(H)の状態となる(図2)。さらに排紙ローラ33Aが回転
すると、アームBは図1の状態に戻る。つまり、排紙ロ
ーラ33Aが回転している間はある一定周期でセンサCの
ステートは(H),(L)を繰り返す。排出された記録紙22
の量が少ないときはセンサCは(H),(L)のステートを
繰り返すが、記録紙22の量が多くなるとアームBは下方
に動けなくなり、センサCは(L)のステートを維持する
ようになる。この状態になると排紙オーバと検知される
(図3)。またセンサCの位置を上方又は下方に配置する
ことで排紙オーバと検知される排出された記録紙22の量
を任意に設定することができる。
ごとに行われており、その記録紙22は排紙ローラ33、33
Aによって排紙トレイ34内に保持される構造になってい
る。排紙トレイ34内に保持された記録紙22の量は排紙セ
ンサ35によって検知される。排出された記録紙22が排紙
トレイ34内で排紙センサ35で正確に量検知されるシーケ
ンスについて図面を用いて説明する。図1は本発明にお
ける排紙センサ(L)状態図、図2は本発明における排紙
センサ(H)状態図、図3は本発明における排紙オーバ時
の排紙センサ状態図である。記録紙22が排紙ローラ33お
よび33Aによって図1に示す矢印Xの方向の機外に排出
されると、排紙トレイ34上に保持されていくのである
が、図1に示すアームB上に記録紙22がたまっていくと
記録紙22は排紙トレイ34内に正規に保持されず、排出さ
れた記録紙22の量を正確に検知することができない。こ
れを防ぐためにアームBをカムAによって上下動させる
ことでアームB上の排出された記録紙22を排紙トレイ34
内に落とすような構成にする。カムAは排紙ローラ33A
の回転に従動して動作し、アームBに接触しており、排
紙ローラ33Aの回転によってアームBは上下動するよう
になっている。図1に示す状態ではセンサCは(L)であ
る。排紙ローラ33Aが回転すると、これに付随している
カムAによってアームBが下方へ押され、センサCが
(H)の状態となる(図2)。さらに排紙ローラ33Aが回転
すると、アームBは図1の状態に戻る。つまり、排紙ロ
ーラ33Aが回転している間はある一定周期でセンサCの
ステートは(H),(L)を繰り返す。排出された記録紙22
の量が少ないときはセンサCは(H),(L)のステートを
繰り返すが、記録紙22の量が多くなるとアームBは下方
に動けなくなり、センサCは(L)のステートを維持する
ようになる。この状態になると排紙オーバと検知される
(図3)。またセンサCの位置を上方又は下方に配置する
ことで排紙オーバと検知される排出された記録紙22の量
を任意に設定することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に本発明は、排出された記録紙の量を正確に検知できる
電子写真装置を実現できるという効果を有する。
に本発明は、排出された記録紙の量を正確に検知できる
電子写真装置を実現できるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における排紙センサ(L)状態
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例における排紙センサ(H)状態
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施例における排紙オーバ時の排紙
センサ状態図である。
センサ状態図である。
【図4】本発明および従来例における電子写真装置の構
成図である。
成図である。
1…感光体、 2,3…感光体搬送ローラ、 4…帯電
器、 5…露光光学系、6K…現像器(ブラック)、 6
Y…現像器(イエロー)、 6M…現像器(マゼンタ)、
6C…現像器(シアン)、 7…中間転写体ユニット、
8…感光体クリーニング装置、 9…除電器、 10…帯
電線、 11…シールド板、 12…グリッド板、 13…露
光光線、 14K…離接カム(ブラック)、 14Y…離接カ
ム(イエロー)、 14M…離接カム(マゼンタ)、 14C…
離接カム(シアン)、15…中間転写体、 16,17…中間転
写体搬送ローラ、 18…中間転写ローラ、 19…中間転
写体基準検知センサー、 20…中間転写体クリーニング
装置、 21…記録紙カセット、 22…記録紙、 23…給
紙ローラ、 24…用紙搬送路、 25…レジストローラ、
26…従動ローラ、 27…転写ローラ、 28…定着器、
29…ヒートローラ、 30…加圧ローラ、 31K…現像
スリーブ(ブラック)、 31C…現像スリーブ(シアン)、
31M…現像スリーブ(マゼンタ)、 31Y…現像スリー
ブ(イエロー)、 32…光除電器、 33,33A…排紙ロー
ラ、 34…排紙トレイ、 35…排紙センサ
器、 5…露光光学系、6K…現像器(ブラック)、 6
Y…現像器(イエロー)、 6M…現像器(マゼンタ)、
6C…現像器(シアン)、 7…中間転写体ユニット、
8…感光体クリーニング装置、 9…除電器、 10…帯
電線、 11…シールド板、 12…グリッド板、 13…露
光光線、 14K…離接カム(ブラック)、 14Y…離接カ
ム(イエロー)、 14M…離接カム(マゼンタ)、 14C…
離接カム(シアン)、15…中間転写体、 16,17…中間転
写体搬送ローラ、 18…中間転写ローラ、 19…中間転
写体基準検知センサー、 20…中間転写体クリーニング
装置、 21…記録紙カセット、 22…記録紙、 23…給
紙ローラ、 24…用紙搬送路、 25…レジストローラ、
26…従動ローラ、 27…転写ローラ、 28…定着器、
29…ヒートローラ、 30…加圧ローラ、 31K…現像
スリーブ(ブラック)、 31C…現像スリーブ(シアン)、
31M…現像スリーブ(マゼンタ)、 31Y…現像スリー
ブ(イエロー)、 32…光除電器、 33,33A…排紙ロー
ラ、 34…排紙トレイ、 35…排紙センサ
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体を機外に排出するための排出手
段と、前記排出手段によって排出された前記記録媒体を
保持するための排紙保持手段と、前記排紙保持手段に保
持された前記記録媒体の量を検知する記録媒体量検知手
段とからなり、前記記録媒体量検知手段が機械的に動作
することを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体量検知手段が前記記録媒体
の量を複数の段階で検知することを特徴とする請求項1
記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147916A JPH0761070A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5147916A JPH0761070A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761070A true JPH0761070A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=15441001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5147916A Pending JPH0761070A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0761070A (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5147916A patent/JPH0761070A/ja active Pending
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