JPH08254927A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH08254927A
JPH08254927A JP7056026A JP5602695A JPH08254927A JP H08254927 A JPH08254927 A JP H08254927A JP 7056026 A JP7056026 A JP 7056026A JP 5602695 A JP5602695 A JP 5602695A JP H08254927 A JPH08254927 A JP H08254927A
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JP
Japan
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paper
intermediate transfer
recording paper
roller
manual feeding
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Pending
Application number
JP7056026A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ejima
義紀 江島
Toshiyuki Mori
敏幸 毛利
Takashi Ono
孝史 小野
Junya Yamauchi
淳也 山内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙種に対応したシーケンスを確保し、普通紙
やOHPシートに適切に印字できる電子写真装置を提供
することを目的とする。 【構成】 普通紙、またはOHPシートを自動的に判別
するための透過型センサー43やレジストセンサー44
を設け、手差しモードでは自動判別により紙種に対応し
た転写プロセス、定着スピードを実行する。また、カセ
ットモードにおいて、記録紙22の誤挿入があった場合
は、自動判別によりエラーを表示紙、白紙を排出し、あ
るいはエラーを表示後、トナー画像を排紙する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通紙、またはOHP
(オーバーヘッドプロジェクタ)シート双方に良好な画
像を得るための電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ、ワー
クステーション等の出力端末として、様々な原理のプリ
ンタが提案されているが、特に電子写真プロセスとレー
ザ技術を用いたレーザビームプリンタ(以下、LBPと
いう)は記録速度と印字品質の点で優位性が高く、急速
に普及しつつある。
【0003】一方市場ではLBPのフルカラー化に対す
る要求が高まっているが、フルカラーLBPの場合、印
刷の3原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、及びブ
ラックのトナーを重ねる必要性から、特定の像担持体上
に各色画像を正確な位置に形成せねばならない。一般に
この位置合わせには、画像を重ねる像担持体上に基準マ
ークを設けておき、マークを検出した時点で各色の画像
形成プロセスを開始する方法がとられる。
【0004】電子写真プロセス技術を応用したカラー画
像を形成するLBPは、感光層を有する感光体上へ各色
に対応した光線を選択的に照射して結像し、複数の所定
のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数
の静電潜像をそれぞれの所定のトナーで現像し、それら
の単色のトナー像を重ね合わせることにより1枚の転写
材にカラー画像を形成する方法を採用している。
【0005】以下、従来の電子写真装置について説明す
る。図3は従来の電子写真装置の構成図である。図3に
おいて、1は閉ループ状のNi(ニッケル)のベルト基
材の外周面上に、有機光導電体(OPC)等の感光層が
薄膜状に塗布された感光体であり、完全なシームレス
(継目なし)構造となっている。感光体1は2本の感光
体搬送ローラ2、3によって垂直平面を感光体搬送レロ
ーラ2、3間で形成する様に支持され、駆動モータ(図
示せず)によって感光体搬送ローラ2、3に沿って矢印
A方向に周回動する。ベルト状の感光体1の周面には矢
印Aで示す感光体回転方向の順に帯電器4、露光光学系
5、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色の現像器6K、6Y、6
M、6C、中間転写体ユニット7、感光体クリーニング
装置8、及び除電器9が設けられている。
【0006】帯電器4はタングステンワイヤ等からなる
帯電線10と金属板からなるシールド板11、及びグリ
ッド板12によって構成されている。帯電線10へ4〜
5KV程度の高電圧を印加することによって帯電線10
がコロナ放電を起こしグリッド板12を介して感光体1
を一様に帯電する。13は露光光学系5から発射される
露光光線である。露光光線13は階調変換装置(図示せ
ず)からの画像信号をレーザ駆動回路(図示せず)によ
り光強度変調やパルス幅変調して得られ、感光体1上に
特定色に対応する静電潜像を形成する。各現像器6K〜
6Cはそれぞれの色に対応したトナーを収納している。
各色の現像は、各色に対応し回動自在に両端を機体本体
に軸支された離接カム14K、14Y、14M、14C
が色選択信号に対応して回転し、選択された現像器例え
ば6Kを感光体1に当接させて行う。選択外の現像器6
Y、6M、6Cは感光体1から離間している。
【0007】中間転写体ユニット7は導電性の樹脂等か
らなる継ぎ目のないループベルト状の中間転写体15
と、中間転写体15を支持している2本の中間転写体搬
送ローラ16、17と、中間転写体15へ感光体1上の
トナー像を転写するため中間転写体15を間に挟んで感
光体1に対向して配置される中間転写ローラ18を有し
ている。
【0008】19は中間転写体15の基準位置を検出す
る中間転写体基準検知センサーであり、中間転写体15
の一端部に配置されたスリット等の中間転写体基準マー
クで基準位置を検知する。20は中間転写体15上の残
留トナーを掻き取るための中間転写体クリーニング装置
であり、中間転写体15上に合成像を形成している間は
中間転写体15から離間しており、クリーニングに共す
る時のみ当接する。21は記録紙22を収納している記
録紙カセットである。記録紙カセット21は記録紙22
の種類(普通紙又はOHPシート)に対応して専用化さ
れており、不図示の識別手段により普通紙かOHPシー
トかを予め判定する。記録紙22は記録紙カセット21
から半月形をした給紙ローラ23によって1枚づつ用紙
搬送路24へ送り出される。25は記録紙22と中間転
写体15上の合成像の位置を一致させるため一次的に記
録紙22を停止待機させるためのレジストローラであ
り、従動ローラ26と圧接している。
【0009】27は中間転写体15上の合成像を記録紙
22に転写するための転写ローラであり、転写時のみ中
間転写体15と接触回動する。28は内部に熱源を有す
るヒートローラ29と加圧ローラ30とからなる定着器
であり、記録紙22上に転写された合成像をヒートロー
ラ29と加圧ローラ30の挟持回転に伴い圧力と熱によ
って記録紙22に定着させカラー画像を形成する。
【0010】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作について説明する。画像の現像はブ
ラック、シアン、マゼンタ、イエローの順で行われるも
のとする。感光体1と中間転写体15は、それぞれ駆動
源(図示せず)により駆動され、互いの周速が同一の一
定速度によるように制御される。さらに中間転写体15
は基準位置を決定するための中間転写体基準マークを検
知する中間転写体基準検知センサー19により予め画像
形成領域を設定してある。
【0011】この状態でまず高圧電源に接続された帯電
器4内の帯電線10に−4000Vから−5000V程
度の高電圧を印加しコロナ放電を行わせ、感光体1の表
面を一様に−700V程度に帯電させる。次に感光体1
を矢印A方向に回転させ一様に帯電された感光体1の表
面上に複数のカラー成分の中の所定の例えばブラック
(K)に相当するレーザビームの露光光線13を照射す
ると、感光体1上の照射された部分は電荷が消え静電潜
像が形成される。この時の潜像形成開始のタイミングは
中間転写体15の基準位置を検出する中間転写基準検知
センサー19からの信号により決定される。
【0012】一方、ブラック現像器6Kは、中間転写体
基準検知センサー19で基準位置を検出して、所定時間
経過後に離接カム14Kの回転により矢印B方向に押さ
れ感光体1に当接する。一方当接直前にトナーを表面に
有する現像スリーブ31Kに−300V程度の負電位を
印加する。トナーに予め負電荷を与えておけば、感光体
1上の露光光線を照射され電荷がなくなった部分(静電
潜像部分)にのみトナーが付着し、いわゆるネガポジプ
ロセスによる現像がおこなわれる。
【0013】現像が終了したブラック現像器6Kは離接
カム14Kの180度回転により、感光体1との当接位
置から離間位置へ移動する。ブラック現像器6Kにより
感光体1上に形成されたトナー像は中間転写体15に各
色毎に感光体1と接触配置された中間転写ローラ18に
+800Vの高電圧を印加することにより転写される。
感光体1から中間転写体15へ転写されなかった残留ト
ナーは感光体クリーニング装置8により除去され、さら
に除電器9により残留トナーが掻き取られた感光体1上
の電荷は除去される。
【0014】次にシアン(C)の色が選択されると、離
接カム14Cが回転し今度はシアン現像器6Cを感光体
1の方向へ押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像
を開始する。4色を使用する複写機あるいはプリンタの
場合は上記現像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写
体15上に4色B、C、M、Yのトナー像を重ね合成像
を形成する。この様にして形成された合成像は今まで離
間していた用紙転写ローラ27が中間転写体15に接触
し、用紙転写ローラ27に+1000V程度の高電圧を
印加すると共に圧力によって記録紙カセット21から用
紙搬送路24に沿って送られてきた記録紙22に一括転
写される。
【0015】ここで、紙搬送のタイミングについて詳述
すると普通紙専用のカセットがセットされた場合は、不
図示のカセット識別手段により、普通紙を認識し所定の
印字シーケンスに移行する。まず、記録紙22は給紙ロ
ーラ23によりピックアップされ用紙搬送路24を通り
レジストローラ25まではこばれそこで待機状態とな
る。そして中間転写体15上の合成画像の先端が所定の
位置(A)まで来た時点で待機状態解除となり記録紙2
2は再搬送され紙の先端と合成像先端が転写ローラ27
で位置合わせされ、用紙転写される事になる。
【0016】次に、OHPシート専用カセットがセット
された場合は所定の印字シーケンスが実行される。すな
わちレジストローラ25で待機状態となるまでは普通紙
と同様のシーケンスで推移するが、中間転写体15にY
トナーを転写後、該中間転写体は普通紙のプロセススピ
ードから半速に落とされ、用紙転写の際のバイアスもO
HPシートに対応した値に切り替わる。これは以下の理
由による。すなわちOHPシートの場合、普通紙に比べ
て電気抵抗値が高く、用紙転写のプロセス条件も普通紙
のそれと異なったものとなる。また、熱容量が大きく、
定着時点で約2倍の熱量を必要とする。その為定着器で
のOHPシート一枚当たりの供給熱量を、ヒートローラ
29への通過速度を落とすという手段を用いている。従
って待機解除後のOHPシートも半速で搬送され転写ロ
ーラ27で転写される事になる。更に手差し給紙の場合
は手差しカバー40が倒された時点で手差し検出手段4
1により手差しモードを認識し所定のシーケンスが実行
される。つまり、手差しカバー40に記録紙22がセッ
トされるとただちに手差しローラ42の駆動回転により
記録紙22はレジストローラ25に導かれ待機状態とな
る。そしてその後は普通紙と同様の印字シーケンスが実
行される。
【0017】続いてトナー像が転写された記録紙22は
定着器28に送られ、ここでヒートローラ29の熱と加
圧ローラ30の挟持圧によって定着されカラー画像とし
て出力される。用紙転写ローラ27により記録紙22上
に完全に転写されなかった中間転写体15上の残留トナ
ーは中間転写体クリーニング装置20により、除去され
る。中間転写体クリーニング装置20は一回の合成像が
得られるまで、中間転写体15に対して離間の位置にあ
り、合成像が得られ合成像が用紙転写ローラ27により
記録紙22に転写された後接触状態になり、残留トナー
が除去される。
【0018】以上の動作にて1枚の画像の記録を完了す
る。また連続印字が行われているときには上記一連の動
作を繰り返し実行している。記録紙22の機外への排出
は1枚の印字終了毎に行われており、その記録紙22は
排紙ローラ33、33Aによって排紙トレイ34内に保
持される構造になっている。排紙トレイ34内に保持さ
れた記録紙22の量は排紙センサ35によって検知され
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
て、記録紙の誤挿入すなわち普通紙専用のカセットにO
HPシートをセットされた場合、又は逆の場合、及び手
差しモードに対して、紙の種類を直接検出する手段が無
く、実際の紙種に対応しない誤った印字シーケンスが実
行されることになった。例えば、普通紙専用のカセット
にOHPシートをセットされた場合、機械の印字シーケ
ンスとしては普通紙のモードで実行される為、用紙転
写、定着は、普通紙に対応したプロセス条件、スピード
で行われ、OHPシートとしては、転写条件の不一致、
熱供給不足が発生する。その為、転写不良、未定着状態
の印字品質になるという問題点を有していた。
【0020】そこで本発明は、普通紙とOHPシートを
判別して、適切に印字できる電子写真装置を提供するこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、普
通紙、またはOHPシートを自動的に判別する為の判別
手段を有し、手差しモードでは、自動判別により、紙種
に対応した転写プロセス、定着スピードを実行する。ま
た好ましくは、カセットモードにおいて、記録紙の誤挿
入があった場合は、自動判別によりエラーを表示紙、白
紙を排出し、あるいはエラーを表示後、トナー画像を排
紙する。
【0022】
【作用】この構成によって、手差しモードでは、紙種に
よらず良好な画質が得られる様になり、またカセットモ
ードでは、ユーザに対し記録紙の誤挿入を知らせること
ができる。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例の電子写真
装置の構成図である。図3に示す従来例と同一要素に
は、同一符号を付すことにより説明は省略する。40は
手差し給紙を行う場合にユーザによって開かれる手差し
カバー、41は手差しカバー40の開閉を検出するため
の手差しセンサー、42は手差しされた記録紙22を給
紙するための手差しローラ、43は記録紙22の種類を
判別するめの透過型センサー(光が透過すればOHPシ
ート、若しくはジャム、透過しなければ普通紙)、44
はレジストローラ25部直前で記録紙22の有り無しを
検出するアーム型のレジストセンサー(即ち、記録紙2
2を給紙後、透過型センサー43が、光を検出し、なお
かつ、その後レジストセンサー44がONすれば、OH
Pシート、ONしなければジャムと認識される)であ
る。
【0024】図2は本発明の一実施例の電子写真装置の
印字動作のタイミングチャートである。以下、電子写真
装置の動作について説明する。画像の現像はブラック、
シアン、マゼンタ、イエローの順で行われるものとす
る。感光体1と中間転写体15は、それぞれ駆動源(図
示せず)により駆動され、互いの周速が同一の一定速度
になるように制御される。中間転写体15には基準位置
を決定するための中間転写体基準マークがその両端部に
設けられ、中間転写体15の中間転写ユニット7への装
着方向によらず中間転写体基準検知センサー19によ
り、基準位置が検出できるようになっている。
【0025】印字指令が入力されると、まず高電圧源に
接続された帯電器4内の帯電線10に−4000Vから
−5000V程度の高電圧を印加しコロナ放電を行わ
せ、感光体1の表面を一様に700V程度に帯電させ
る。次に感光体1を矢印A方向に回転させ一様に帯電さ
れた感光体1に表面上に複数のカラー成分の中の所定の
例えばブラック(K)に相当するレーザビームの露光光
線13を照射すると、感光体1上の照射された部分は電
荷が消え静電潜像が形成される。この時の潜像形成開始
にタイミングは中間転写体15の基準位置を検出する中
間転写基準検知センサー19からの信号により決定され
る。
【0026】一方、ブラック現像器6Kは、中間転写体
基準検知センサー19で基準位置を検出して、所定時間
経過後に離接カム14Kの回転により矢印B方向に押さ
れ感光体1に当接する。一方当接直前にトナーを表面に
有する現像スリーブ31Kに−300V程度の負電位を
印加する。トナーに予め負電荷を与えておけば、感光体
1上の露光線を照射され電荷がなくなった部分(静電潜
像部分)にのみトナーが付着し、いわゆるネガポジプロ
セスのよる現像がおこなわれる。現像が終了したブラッ
ク現像器6Kは離接カム14Kの180度回転により、
感光体1との当接位置から離間位置へ移動する。
【0027】ブラック現像器6Kにより感光体1上に形
成されたトナー像は中間転写体15に各色毎に感光体1
と接触配置された中間転写ローラ18に+800V程度
の高電圧を印加することにより転写される。感光体1か
ら中間転写体15へ転写されなかった残留トナーは感光
体クリーニング装置8により除去され、さらに除電器9
により残留トナーが掻き取られた感光体1上の電荷は除
去される。
【0028】次にシアン(C)の色が選択されると、離
接カム14Cが回転し今度はシアン現像器6Cを感光体
1の方向へ押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像
を開始する。4色を使用する複写機あるいはプリンタの
場合は上記現像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写
体15上に4色B、C、M、Yのトナー像を重ね合成像
を形成する。シアンの印字プロセスにおいても、画像形
成タイミングの基準は中間転写体基準位置である。
【0029】ここで、紙搬送のタイミングについて図2
を用いて詳述すると、先ず普通紙専用のカセットがセッ
トされた場合は、不図示のカセット識別手段により、従
来例と同様、普通紙を認識し所定の印字シーケンスに移
行する。まず、記録紙22は給紙ローラ23によりピッ
クアップされ用紙搬送路24を通り透過型センサー43
で光の透過検出を行った後、レジストローラ25までは
こばれそこで待機状態となる。ここで透過型センサー4
3が光の透過を検出し、レジストセンサーがONすれば
OHPシートが給紙された事を不図示のCPUが認識し
(つまり記録紙の誤挿入)、エラーを表示後、普通紙の
印字シーケンスを実行する。ここで本発明の当該機種
は、構成上、レジストセンサーの紙検出時点、すなわち
紙種判別可能時点で次のレーザ露光が開始されており、
半速への切り換えが間に合わない。また光透過後レジス
トセンサーがOFFのままであればジャムを認識し所定
nのジャム処理ルーチンに移行する。更に、光が透過せ
ずレジストセンサーがONすれば、通常の普通紙として
認識し従来例と同様のシーケンスを実行する。
【0030】今度は、OHPシート専用カセットがセッ
トされた場合を想定すると、従来例と同様のシーケンス
により、給紙が開始される。透過型センサー43が光を
透過しレジストセンサーがONすればOHPシートを認
識し、所定動作を続行する。またレジストセンサーがO
FFであればジャム処理ルーチンに入り、透過型センサ
ー43が光を透過しなければ、記録紙の誤挿入という認
識で、エラー表示後、普通紙対応シーケンスとして続行
可能となる。この場合、製品の仕様として、OHPシー
ト対応シーケンスとする事も可能である。
【0031】次に、手差しモードについて述べると、手
差しカバー40は印字動作前にユーザによって開かれて
おり、手差しセンサー41で手差しモードが認識され、
手差しローラ42が回転を開始すする。記録紙22が、
挿入されるとそのままレジストローラ25まで搬送され
る。この時点で前述の通り紙種の判別が行われ、普通紙
対応モード、またはOHPシート対応モードが決定さ
れ、印字シーケンスが開始される。
【0032】そしてその後は従来例と同様、中間転写体
15上の合成画像の先端が所定の位置(A)まで来た時
点で待機状態解除となり記録紙22は再搬送され紙の先
端と合成像先端が転写ローラ27で位置合わせされ、用
紙転写される事になる。この様にして形成された合成像
は今まで離間していた用紙転写ローラ27が中間転写体
15に接触し、用紙転写ローラ27に普通紙であれば+
1000V程度(OHPシートであれば1800V程
度)の高電圧を印加すると共に圧力によって記録紙カセ
ット21から用紙搬送路24に沿って送られてきた記録
紙22に一括転写される。この時誤挿入を認識すれば、
用紙転写ローラ27を接触させず、白紙の状態で記録紙
22を排出する事も可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、手
差しモードでは、紙種によらず良好な画質が得られる様
になり、又、カセットモードでは、ユーザに対し記録紙
の誤挿入を知らしめる事が出来るので、使用しやすい電
子写真装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子写真装置の構成図
【図2】本発明の一実施例の電子写真装置の印字動作の
タイミングチャート
【図3】従来の電子写真装置の構成図
【符号の説明】
1 感光体 4 帯電器 5 露光光学系 6K ブラック現像器 6Y イエロー現像器 6M マゼンタ現像器 6C シアン現像器 7 中間転写体ユニット 22 記録紙 40 手差しカバー 41 手差しセンサー 42 手差しローラ 43 透過型センサー 44 レジストセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 淳也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】普通紙、またはOHPシートを自動的に判
    別する為の判別手段を有し、手差モードでは自動判別に
    より、紙種に対応した転写プロセス、定着スピードを実
    行することを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】カセットモードにおいて記録紙の誤挿入が
    あった場合は、自動判別によりエラーを表示後、白紙を
    排出し、あるいはエラーを表示後、トナー画像を排紙す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子写真装置。
JP7056026A 1995-03-15 1995-03-15 電子写真装置 Pending JPH08254927A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7056026A JPH08254927A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 電子写真装置

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JP7056026A JPH08254927A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 電子写真装置

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JP (1) JPH08254927A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5809367A (en) * 1996-03-08 1998-09-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of automatically controlling transfer voltage and fusing temperature in an electrophotographic printing apparatus
JP2013148759A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびシート搬送プログラム

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5809367A (en) * 1996-03-08 1998-09-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of automatically controlling transfer voltage and fusing temperature in an electrophotographic printing apparatus
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