JPH10104970A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH10104970A JPH10104970A JP8278854A JP27885496A JPH10104970A JP H10104970 A JPH10104970 A JP H10104970A JP 8278854 A JP8278854 A JP 8278854A JP 27885496 A JP27885496 A JP 27885496A JP H10104970 A JPH10104970 A JP H10104970A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写体を備えたカラー画像形成装置にお
いて、基準マークに係わる画質欠陥を防止する。 【解決手段】 中間転写体3を備えたカラー画像形成装
置において、中間転写体3に設けられる像担持体1上へ
のトナー像Tの形成タイミング検出用の基準マーク6
と、この基準マーク6を検出するマーク検出手段7と、
このマーク検出手段7からの検出信号に基づいてトナー
像形成手段2のトナー像Tの形成タイミングを制御する
像形成タイミング制御手段8と、前記マーク検出手段7
からの検出信号に基づいて、中間転写体3上の基準マー
ク6が一次転写手段4、二次転写手段5を夫々通過する
間、一次転写手段4、二次転写手段5の転写バイアスを
オフに切り替える転写バイアス制御手段9とを備える。
いて、基準マークに係わる画質欠陥を防止する。 【解決手段】 中間転写体3を備えたカラー画像形成装
置において、中間転写体3に設けられる像担持体1上へ
のトナー像Tの形成タイミング検出用の基準マーク6
と、この基準マーク6を検出するマーク検出手段7と、
このマーク検出手段7からの検出信号に基づいてトナー
像形成手段2のトナー像Tの形成タイミングを制御する
像形成タイミング制御手段8と、前記マーク検出手段7
からの検出信号に基づいて、中間転写体3上の基準マー
ク6が一次転写手段4、二次転写手段5を夫々通過する
間、一次転写手段4、二次転写手段5の転写バイアスを
オフに切り替える転写バイアス制御手段9とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
レーザープリンタなどの画像形成装置に係り、詳細に
は、中間転写体を介して感光ドラムなどの像担持体上に
形成された未定着トナー像を用紙などの記録媒体に転写
するタイプのカラー画像形成装置の改良に関する。
レーザープリンタなどの画像形成装置に係り、詳細に
は、中間転写体を介して感光ドラムなどの像担持体上に
形成された未定着トナー像を用紙などの記録媒体に転写
するタイプのカラー画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー複写機やカラープリンタな
どのカラー画像形成装置において、特に感光ドラムなど
の像担持体に対して複数の色の異なるトナーが収容され
る現像装置を配置し、像担持体に各色のカラートナー像
を形成する都度当該カラートナー像を中間転写体に転写
する動作(一次転写装置による転写動作)を繰り返して
行い、全部の色のカラートナー画像を中間転写体に重ね
て転写した後に、二次転写装置によって用紙に一括転写
してカラープリントを作成する装置が知られている。こ
の種のカラー画像形成装置にあっては、中間転写体に対
して正確に各色のトナー像を重ねて転写する際に、色ず
れが生じないようにするために、像担持体にカラートナ
ー画像を形成するタイミングを、中間転写体上に設けた
基準マークに従って制御する方式がとられている。例え
ば、特開平7−92763号公報に示されるように、中
間転写体の端部領域に基準マークを形成し、中間転写体
を回転させる都度センサでこの基準マークを検出し、そ
の検出信号を用いて次の画像書き込みタイミングを設定
するようにしたものがある。
どのカラー画像形成装置において、特に感光ドラムなど
の像担持体に対して複数の色の異なるトナーが収容され
る現像装置を配置し、像担持体に各色のカラートナー像
を形成する都度当該カラートナー像を中間転写体に転写
する動作(一次転写装置による転写動作)を繰り返して
行い、全部の色のカラートナー画像を中間転写体に重ね
て転写した後に、二次転写装置によって用紙に一括転写
してカラープリントを作成する装置が知られている。こ
の種のカラー画像形成装置にあっては、中間転写体に対
して正確に各色のトナー像を重ねて転写する際に、色ず
れが生じないようにするために、像担持体にカラートナ
ー画像を形成するタイミングを、中間転写体上に設けた
基準マークに従って制御する方式がとられている。例え
ば、特開平7−92763号公報に示されるように、中
間転写体の端部領域に基準マークを形成し、中間転写体
を回転させる都度センサでこの基準マークを検出し、そ
の検出信号を用いて次の画像書き込みタイミングを設定
するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間転
写体の基準マークとして、例えば中間転写体端部に切り
欠きやホールなどを設けると、中間転写体を傷つけるこ
ととなり、中間転写体の寿命にも影響を与え、更にこの
部分に画像領域が来ると、一次転写装置や二次転写装置
の転写バイアスがかかることとなり、像担持体と一次転
写装置との間、あるいは、二次転写装置の転写ロールと
バックアップロールとの間でリークが起こり、画質欠陥
の原因となる。また、前記基準マークとして、中間転写
体に反射率の良いテープを貼り、このテープをフォトセ
ンサで検知する場合もある。このとき、テープが導電
性、例えばアルミニウムのような材料で、且つ、中間転
写体が半導電性の例えばポリイミドのような材料だった
場合において、このテープを中間転写体の画像領域端部
に設定する態様にあっては、一次転写装置や二次転写装
置の転写バイアスが印加されると、導電率の高いテープ
に電荷が集中してリークし、画質欠陥の原因となる。そ
こで、本発明は、前述のような画質欠陥を防止するとい
う技術的課題を解決するためなされたものであって、画
質欠陥のない画像を安定して得られるようなカラー画像
形成装置を提供することを目的としている。
写体の基準マークとして、例えば中間転写体端部に切り
欠きやホールなどを設けると、中間転写体を傷つけるこ
ととなり、中間転写体の寿命にも影響を与え、更にこの
部分に画像領域が来ると、一次転写装置や二次転写装置
の転写バイアスがかかることとなり、像担持体と一次転
写装置との間、あるいは、二次転写装置の転写ロールと
バックアップロールとの間でリークが起こり、画質欠陥
の原因となる。また、前記基準マークとして、中間転写
体に反射率の良いテープを貼り、このテープをフォトセ
ンサで検知する場合もある。このとき、テープが導電
性、例えばアルミニウムのような材料で、且つ、中間転
写体が半導電性の例えばポリイミドのような材料だった
場合において、このテープを中間転写体の画像領域端部
に設定する態様にあっては、一次転写装置や二次転写装
置の転写バイアスが印加されると、導電率の高いテープ
に電荷が集中してリークし、画質欠陥の原因となる。そ
こで、本発明は、前述のような画質欠陥を防止するとい
う技術的課題を解決するためなされたものであって、画
質欠陥のない画像を安定して得られるようなカラー画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、トナー像Tが担持されて回転移動する
像担持体1と、この像担持体1上にトナー像Tを形成す
るトナー像形成手段2と、像担持体1に接触配置されて
回転移動し且つ像担持体1上のトナー像Tが転写保持さ
れる中間転写体3と、中間転写体3上に像担持体1上の
トナー像Tを一次転写させる転写バイアスがオンオフ切
替可能に印加される一次転写手段4と、記録媒体Pに中
間転写体3上のトナー像Tを二次転写させる転写バイア
スがオンオフ切替可能に印加される二次転写手段5と、
中間転写体3に設けられる像担持体1上へのトナー像T
の形成タイミング検出用の基準マーク6と、この基準マ
ーク6を検出するマーク検出手段7と、このマーク検出
手段7からの検出信号に基づいてトナー像形成手段2の
トナー像Tの形成タイミングを制御する像形成タイミン
グ制御手段8と、前記マーク検出手段7からの検出信号
に基づいて、少なくともトナー像Tの一次転写、二次転
写タイミングに応じて一次転写手段4、二次転写手段5
の転写バイアスをオンに切り替え、中間転写体3上の基
準マーク6が一次転写手段4、二次転写手段5を夫々通
過する間、一次転写手段4、二次転写手段5の転写バイ
アスをオフに切り替える転写バイアス制御手段9とを備
えたことを特徴とする。
1に示すように、トナー像Tが担持されて回転移動する
像担持体1と、この像担持体1上にトナー像Tを形成す
るトナー像形成手段2と、像担持体1に接触配置されて
回転移動し且つ像担持体1上のトナー像Tが転写保持さ
れる中間転写体3と、中間転写体3上に像担持体1上の
トナー像Tを一次転写させる転写バイアスがオンオフ切
替可能に印加される一次転写手段4と、記録媒体Pに中
間転写体3上のトナー像Tを二次転写させる転写バイア
スがオンオフ切替可能に印加される二次転写手段5と、
中間転写体3に設けられる像担持体1上へのトナー像T
の形成タイミング検出用の基準マーク6と、この基準マ
ーク6を検出するマーク検出手段7と、このマーク検出
手段7からの検出信号に基づいてトナー像形成手段2の
トナー像Tの形成タイミングを制御する像形成タイミン
グ制御手段8と、前記マーク検出手段7からの検出信号
に基づいて、少なくともトナー像Tの一次転写、二次転
写タイミングに応じて一次転写手段4、二次転写手段5
の転写バイアスをオンに切り替え、中間転写体3上の基
準マーク6が一次転写手段4、二次転写手段5を夫々通
過する間、一次転写手段4、二次転写手段5の転写バイ
アスをオフに切り替える転写バイアス制御手段9とを備
えたことを特徴とする。
【0005】このような技術的手段において、像担持体
1はその表面が感光体、誘電体などトナー像形成手段2
にて形成されるトナー像Tを担持できるものであれば適
宜選定して差し支えなく、その形状についてもドラム
状、ベルト状を問わない。また、トナー像形成手段2と
しては、帯電手段にて像担持体1を帯電した後に露光手
段やイオン流書き込みヘッドにて潜像を書き込み、しか
る後に、現像手段にて潜像をトナーにて可視像化するよ
うにしたり、あるいは、像担持体1上にイオン流書き込
みヘッドにて直接潜像を書き込んだ後に、現像手段にて
潜像を可視像化するようにしたり、現像剤担持体上に潜
像を形成し、この潜像をトナーに可視像化した後に像担
持体1に転移させるようにするなど各種方式のものが採
用される。
1はその表面が感光体、誘電体などトナー像形成手段2
にて形成されるトナー像Tを担持できるものであれば適
宜選定して差し支えなく、その形状についてもドラム
状、ベルト状を問わない。また、トナー像形成手段2と
しては、帯電手段にて像担持体1を帯電した後に露光手
段やイオン流書き込みヘッドにて潜像を書き込み、しか
る後に、現像手段にて潜像をトナーにて可視像化するよ
うにしたり、あるいは、像担持体1上にイオン流書き込
みヘッドにて直接潜像を書き込んだ後に、現像手段にて
潜像を可視像化するようにしたり、現像剤担持体上に潜
像を形成し、この潜像をトナーに可視像化した後に像担
持体1に転移させるようにするなど各種方式のものが採
用される。
【0006】また、中間転写体3は像担持体1上の各色
トナー像を転写保持し得るものであれば、例えばポリイ
ミド樹脂のようなプラスチック材料を用いた薄いベルト
状あるいはドラム状に構成したものでよく、更に、シー
ム部を設けたタイプ、シーム部を設けないタイプのいず
れも含まれる。
トナー像を転写保持し得るものであれば、例えばポリイ
ミド樹脂のようなプラスチック材料を用いた薄いベルト
状あるいはドラム状に構成したものでよく、更に、シー
ム部を設けたタイプ、シーム部を設けないタイプのいず
れも含まれる。
【0007】更に、一次転写手段4としては、像担持体
1から中間転写体3にトナー像Tを転写すべく所定の転
写バイアスをオンオフ切り替え可能に印加するものであ
れば、転写ロール、コロナ放電を利用したコロナ帯電器
など適宜選定して差し支えない。ここで、一次転写手段
4の転写バイアスをオンにする態様としては、一定の転
写バイアスを印加するようにしてもよいが、各色トナー
像の転写動作をより確実に行わせるという観点からすれ
ば、カラートナー像を多重転写する上で、後からの転写
工程における転写バイアスを順次大きく変化させて印加
することが好ましい。
1から中間転写体3にトナー像Tを転写すべく所定の転
写バイアスをオンオフ切り替え可能に印加するものであ
れば、転写ロール、コロナ放電を利用したコロナ帯電器
など適宜選定して差し支えない。ここで、一次転写手段
4の転写バイアスをオンにする態様としては、一定の転
写バイアスを印加するようにしてもよいが、各色トナー
像の転写動作をより確実に行わせるという観点からすれ
ば、カラートナー像を多重転写する上で、後からの転写
工程における転写バイアスを順次大きく変化させて印加
することが好ましい。
【0008】更にまた、二次転写手段5としては、中間
転写体3から記録媒体Pに多重のカラートナー像を転写
すべく所定の転写バイアスをオンオフ切り替え可能に印
加するものであれば、転写ロール、コロナ放電を利用し
たコロナ帯電器など適宜選定して差し支えない。
転写体3から記録媒体Pに多重のカラートナー像を転写
すべく所定の転写バイアスをオンオフ切り替え可能に印
加するものであれば、転写ロール、コロナ放電を利用し
たコロナ帯電器など適宜選定して差し支えない。
【0009】更に、基準マーク6としては、トナー像形
成手段2によるトナー像の形成タイミングを検出するた
めのものであれば、形状、大きさは問わず、例えば、切
欠、ホール、導電性テープ、ペイントによるマーキング
など適宜選定して差し支えない。また、基準マーク6の
設定箇所については、中間転写体3の非画像領域であれ
ば、適宜箇所に選定して差し支えない。例えば中間転写
体3の回転移動方向に直交する幅方向端部に限られるも
のではなく、中間転写体3の幅方向の任意の箇所、ある
いは、幅方向に亘ってライン状に形成する等の態様が挙
げられる。更に、導電性テープなどの基準マーク6の設
定箇所としては、中間転写体3の表面、裏面のいずれで
もよいが、マーク検出手段7の設置スペースを省略する
という観点からすれば、中間転写体3の裏面に基準マー
ク6を設け、中間転写体3の内部空間をマーク検出手段
7の設置スペースとして利用するようにすればよい。更
にまた、シーム部を有する中間転写体3にあっては、そ
もそもシーム部にはトナー像が担持されないため、中間
転写体3を可能な限りコンパクト化するという観点から
すれば、シーム部に基準マーク6を設けることが好まし
い。
成手段2によるトナー像の形成タイミングを検出するた
めのものであれば、形状、大きさは問わず、例えば、切
欠、ホール、導電性テープ、ペイントによるマーキング
など適宜選定して差し支えない。また、基準マーク6の
設定箇所については、中間転写体3の非画像領域であれ
ば、適宜箇所に選定して差し支えない。例えば中間転写
体3の回転移動方向に直交する幅方向端部に限られるも
のではなく、中間転写体3の幅方向の任意の箇所、ある
いは、幅方向に亘ってライン状に形成する等の態様が挙
げられる。更に、導電性テープなどの基準マーク6の設
定箇所としては、中間転写体3の表面、裏面のいずれで
もよいが、マーク検出手段7の設置スペースを省略する
という観点からすれば、中間転写体3の裏面に基準マー
ク6を設け、中間転写体3の内部空間をマーク検出手段
7の設置スペースとして利用するようにすればよい。更
にまた、シーム部を有する中間転写体3にあっては、そ
もそもシーム部にはトナー像が担持されないため、中間
転写体3を可能な限りコンパクト化するという観点から
すれば、シーム部に基準マーク6を設けることが好まし
い。
【0010】また、マーク検出手段7としては、基準マ
ーク6を検出するものであれば、基準マーク6の具体的
態様に応じて光反射式、光透過式センサのような光学式
センサを始め適宜選定して差し支えない。更に、このマ
ーク検出手段7の設置数については一つでもよいし、複
数でも差し支えない。
ーク6を検出するものであれば、基準マーク6の具体的
態様に応じて光反射式、光透過式センサのような光学式
センサを始め適宜選定して差し支えない。更に、このマ
ーク検出手段7の設置数については一つでもよいし、複
数でも差し支えない。
【0011】更に、像形成タイミング制御手段8、転写
バイアス制御手段9については、夫々の制御機能を具現
化し得るものであれば、マイクロコンピュータを用いる
など適宜設計変更して差し支えない。
バイアス制御手段9については、夫々の制御機能を具現
化し得るものであれば、マイクロコンピュータを用いる
など適宜設計変更して差し支えない。
【0012】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1において、中間転写体3の基準マーク6
がマーク検出手段7を横切ると、マーク検出手段7から
の検出信号が像形成タイミング制御手段8及び転写バイ
アス制御手段9に送出される。このとき、像形成タイミ
ング制御手段8は、マーク検出手段7からの検出信号に
基づいて、トナー像形成手段2のトナー像Tの形成タイ
ミングを制御する。一方、転写バイアス制御手段9は、
マーク検出手段7からの検出信号に基づいて、少なくと
もトナー像Tの一次転写、二次転写タイミングに応じて
一次転写手段4、二次転写手段5の転写バイアスをオン
に切り替え、中間転写体3上の基準マーク6が一次転写
手段4、二次転写手段5を夫々通過する間、一次転写手
段4、二次転写手段5の転写バイアスをオフに切り替え
る。このため、中間転写体3の基準マーク6部分に一
次、二次転写バイアスが印加されることがなくなる。従
って、中間転写体3の基準マーク6が切り欠き、ホー
ル、導電性テープなどいかなる態様であっても、また、
中間転写体3や一次転写手段4,二次転写手段5の部材
や軸方向長さなどによらず、基準マーク6を通じて像担
持体1と一次転写手段4との間、あるいは、二次転写手
段5の構成部材間にバイアスリークが生ずることがなく
なり、画質欠陥のない常に良好な画像が得られる。
説明する。図1において、中間転写体3の基準マーク6
がマーク検出手段7を横切ると、マーク検出手段7から
の検出信号が像形成タイミング制御手段8及び転写バイ
アス制御手段9に送出される。このとき、像形成タイミ
ング制御手段8は、マーク検出手段7からの検出信号に
基づいて、トナー像形成手段2のトナー像Tの形成タイ
ミングを制御する。一方、転写バイアス制御手段9は、
マーク検出手段7からの検出信号に基づいて、少なくと
もトナー像Tの一次転写、二次転写タイミングに応じて
一次転写手段4、二次転写手段5の転写バイアスをオン
に切り替え、中間転写体3上の基準マーク6が一次転写
手段4、二次転写手段5を夫々通過する間、一次転写手
段4、二次転写手段5の転写バイアスをオフに切り替え
る。このため、中間転写体3の基準マーク6部分に一
次、二次転写バイアスが印加されることがなくなる。従
って、中間転写体3の基準マーク6が切り欠き、ホー
ル、導電性テープなどいかなる態様であっても、また、
中間転写体3や一次転写手段4,二次転写手段5の部材
や軸方向長さなどによらず、基準マーク6を通じて像担
持体1と一次転写手段4との間、あるいは、二次転写手
段5の構成部材間にバイアスリークが生ずることがなく
なり、画質欠陥のない常に良好な画像が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明の実施の形態としてのカラー画像形成装
置の全体構成を示したものである。同図において、画像
形成装置10は、カラーレーザビームプリンタとして構
成されており、トナー像が担持されて回転移動する感光
ドラム21と、この感光ドラム21に接触配置されて回
転移動し且つ感光ドラム21上のトナー像が転写保持さ
れる中間転写ベルト31とを備えている。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明の実施の形態としてのカラー画像形成装
置の全体構成を示したものである。同図において、画像
形成装置10は、カラーレーザビームプリンタとして構
成されており、トナー像が担持されて回転移動する感光
ドラム21と、この感光ドラム21に接触配置されて回
転移動し且つ感光ドラム21上のトナー像が転写保持さ
れる中間転写ベルト31とを備えている。
【0014】本実施の形態において、感光ドラム21の
周囲には、トナー像を形成するためのデバイス(帯電器
22、画像書き込み装置23、ミラー24及び現像装置
25)が配設されており、また、感光ドラム21上の残
留トナーなどを除去するクリーニング装置26が配設さ
れている。ここで、帯電器22は感光ドラム21を所定
電位に帯電するもので、コロトロンや接触帯電ロールが
用いられる。また、画像書き込み装置23としては例え
ば画像データに応じてレーザー光を照射するレーザ走査
装置が用いられ、ミラー24を介してレーザー光を反射
して感光ドラム21に対して静電潜像を形成するもので
ある。更に、現像装置25はブラック(BK)、イエロ
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の四色の現像器
を回転可能に搭載したロータリー型からなり、画像書き
込み装置23に入力する画像データの色の情報に対応さ
せて、一色の現像器を現像位置に選択し、トナー現像を
可能とするものである。
周囲には、トナー像を形成するためのデバイス(帯電器
22、画像書き込み装置23、ミラー24及び現像装置
25)が配設されており、また、感光ドラム21上の残
留トナーなどを除去するクリーニング装置26が配設さ
れている。ここで、帯電器22は感光ドラム21を所定
電位に帯電するもので、コロトロンや接触帯電ロールが
用いられる。また、画像書き込み装置23としては例え
ば画像データに応じてレーザー光を照射するレーザ走査
装置が用いられ、ミラー24を介してレーザー光を反射
して感光ドラム21に対して静電潜像を形成するもので
ある。更に、現像装置25はブラック(BK)、イエロ
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の四色の現像器
を回転可能に搭載したロータリー型からなり、画像書き
込み装置23に入力する画像データの色の情報に対応さ
せて、一色の現像器を現像位置に選択し、トナー現像を
可能とするものである。
【0015】また、中間転写ベルト31としては、ポリ
イミド樹脂などのプラスチック材料を用いて薄いベルト
状に構成したものが使用されており、本実施の形態で
は、中間転写ベルト31はシーム部(継ぎ目)を設けず
に無端状のものとして構成され、トナー像を担持する際
にシーム部が障害となることがないようになっている。
更に、中間転写ベルト31は、例えば三つのロール3
2,33,34に掛け渡されており、一つのロール33
を駆動ロールとして回転駆動される。尚。他のロール3
2,34は従動ロールであり、そのうちの一つは中間転
写ベルト31に所定の張力を与えるテンションロールと
しても機能する。
イミド樹脂などのプラスチック材料を用いて薄いベルト
状に構成したものが使用されており、本実施の形態で
は、中間転写ベルト31はシーム部(継ぎ目)を設けず
に無端状のものとして構成され、トナー像を担持する際
にシーム部が障害となることがないようになっている。
更に、中間転写ベルト31は、例えば三つのロール3
2,33,34に掛け渡されており、一つのロール33
を駆動ロールとして回転駆動される。尚。他のロール3
2,34は従動ロールであり、そのうちの一つは中間転
写ベルト31に所定の張力を与えるテンションロールと
しても機能する。
【0016】更に、中間転写ベルト31を挟んで感光ド
ラム21の反対側には一次転写装置35が設けられてお
り、本実施の形態では、感光ドラム21上のトナー像を
中間転写ベルト31側へ転移すべき転写バイアスをオン
オフ切り替え可能に印加する転写ロールにて構成されて
いる。
ラム21の反対側には一次転写装置35が設けられてお
り、本実施の形態では、感光ドラム21上のトナー像を
中間転写ベルト31側へ転移すべき転写バイアスをオン
オフ切り替え可能に印加する転写ロールにて構成されて
いる。
【0017】更にまた、中間転写ベルト31のロール3
4に対向する箇所に二次転写装置36が設けられてお
り、本実施の形態では、二次転写装置36は、中間転写
ベルト31に対して接離自在で且つ所定の転写バイアス
をオンオフ切り替え可能に印加する転写ロールにて構成
され、用紙に対して中間転写ベルト31上のトナー像を
転写する場合にのみ、バックアップロールとしてのロー
ル34との間で中間転写ベルト31をニップし、所定の
転写バイアスを印加することにより、中間転写ベルト3
1上のトナー像を用紙へ転写させるものである。
4に対向する箇所に二次転写装置36が設けられてお
り、本実施の形態では、二次転写装置36は、中間転写
ベルト31に対して接離自在で且つ所定の転写バイアス
をオンオフ切り替え可能に印加する転写ロールにて構成
され、用紙に対して中間転写ベルト31上のトナー像を
転写する場合にのみ、バックアップロールとしてのロー
ル34との間で中間転写ベルト31をニップし、所定の
転写バイアスを印加することにより、中間転写ベルト3
1上のトナー像を用紙へ転写させるものである。
【0018】また、中間転写ベルト31の回転方向に対
して、一次転写装置35の上流側であって、二次転写装
置36の下流側には、クリーニング装置37が配設され
ている。このクリーニング装置37は、常時中間転写ベ
ルトに押圧されるものではなく、用紙にトナー像を転写
する動作にタイミングを合わせて清掃を行うように、中
間転写ベルト31に対するリトラクト機構(図示せず)
を介して支持されている。尚、クリーニング装置37
は、中間転写ベルト31から用紙に対してトナー像を転
写させる二次転写装置36と同期した状態で、中間転写
ベルト31に対して接することが出来るように構成する
などの制御機構を用いると、各機構の制御を簡素化させ
ることが出来る。
して、一次転写装置35の上流側であって、二次転写装
置36の下流側には、クリーニング装置37が配設され
ている。このクリーニング装置37は、常時中間転写ベ
ルトに押圧されるものではなく、用紙にトナー像を転写
する動作にタイミングを合わせて清掃を行うように、中
間転写ベルト31に対するリトラクト機構(図示せず)
を介して支持されている。尚、クリーニング装置37
は、中間転写ベルト31から用紙に対してトナー像を転
写させる二次転写装置36と同期した状態で、中間転写
ベルト31に対して接することが出来るように構成する
などの制御機構を用いると、各機構の制御を簡素化させ
ることが出来る。
【0019】更に、中間転写ベルト31の表面側の非画
像形成領域である端部領域には、図3に示すように、画
像書き込み装置23の画像書き込みタイミング検出用の
基準テープ38が貼られている。本実施の形態では、基
準テープ38としては、厚さが薄く、反射率の高く、且
つ、対中間転写ベルト31(ポリイミド樹脂)への粘着
性に優れた、アルミ蒸着したポリエステルフィルムが使
用されている。一方、検出センサ39は、中間転写ベル
ト31の回転方向に対して、一次転写装置35の上流側
であって、二次転写装置36の下流側に基準テープ38
と対向するように配設されており、本実施の形態では反
射型フォトセンサが使用されている。
像形成領域である端部領域には、図3に示すように、画
像書き込み装置23の画像書き込みタイミング検出用の
基準テープ38が貼られている。本実施の形態では、基
準テープ38としては、厚さが薄く、反射率の高く、且
つ、対中間転写ベルト31(ポリイミド樹脂)への粘着
性に優れた、アルミ蒸着したポリエステルフィルムが使
用されている。一方、検出センサ39は、中間転写ベル
ト31の回転方向に対して、一次転写装置35の上流側
であって、二次転写装置36の下流側に基準テープ38
と対向するように配設されており、本実施の形態では反
射型フォトセンサが使用されている。
【0020】また、本実施の形態において、用紙供給装
置40は、画像形成装置10本体の下部の給紙トレイ4
1と、この給紙トレイ41に対して配置される給紙ロー
ラ42とで構成されており、用紙搬送路43に向けて用
紙を送出するようになっていいる。更に、用紙搬送路4
3は、給紙トレイ41から二次転写装置36と中間転写
ベルト31との間の二次転写位置を通過するものであ
り、給紙トレイ41と二次転写位置との間には、用紙整
合装置(図示せず)が配置されており、用紙を整合させ
た状態で二次転写位置に向けて用紙を送り出し、二次転
写動作の間は、用紙を中間転写ベルト31の速度に同期
させて搬送する機構が設けられている。尚、二次転写位
置を通過した用紙は定着装置44を通過し、用紙上に転
写された未定着トナー像について定着処理がなされる。
置40は、画像形成装置10本体の下部の給紙トレイ4
1と、この給紙トレイ41に対して配置される給紙ロー
ラ42とで構成されており、用紙搬送路43に向けて用
紙を送出するようになっていいる。更に、用紙搬送路4
3は、給紙トレイ41から二次転写装置36と中間転写
ベルト31との間の二次転写位置を通過するものであ
り、給紙トレイ41と二次転写位置との間には、用紙整
合装置(図示せず)が配置されており、用紙を整合させ
た状態で二次転写位置に向けて用紙を送り出し、二次転
写動作の間は、用紙を中間転写ベルト31の速度に同期
させて搬送する機構が設けられている。尚、二次転写位
置を通過した用紙は定着装置44を通過し、用紙上に転
写された未定着トナー像について定着処理がなされる。
【0021】また、本実施の形態においては、図4に示
すように、画像書き込み装置62の書き込み開始タイミ
ング、一次転写装置63及び二次転写装置64の各々に
印加される転写バイアスのON、OFFタイミングを制
御する制御装置50が設けられている。この制御装置5
0は、CPU51、ROM52、RAM53及び入力イ
ンターフェース54、出力インターフェース55を備え
たマイクロコンピュータシステムにて構成されており、
前記ROM52には、それぞれのタイミングを決定する
プログラムが予め内蔵されている。尚、CPU51は内
部タイマー56を有し、所定時間のカウント動作を行う
ようになっている。このとき、CPU51は、検出セン
サ61からの検出信号を入力インターフェース54を介
して取り込み、ROM52内に予め組込まれている画像
の書き込み開始タイミング、一次転写及び二次転写バイ
アスのON、OFFタイミングを決定するプログラムを
実行し、所定の時間経過後出力インターフェース55を
介して、画像書き込み装置62に書き込みタイミング信
号、一次転写装置63及び二次転写装置64に転写バイ
アスのON、OFF信号を送出するようになっている。
すように、画像書き込み装置62の書き込み開始タイミ
ング、一次転写装置63及び二次転写装置64の各々に
印加される転写バイアスのON、OFFタイミングを制
御する制御装置50が設けられている。この制御装置5
0は、CPU51、ROM52、RAM53及び入力イ
ンターフェース54、出力インターフェース55を備え
たマイクロコンピュータシステムにて構成されており、
前記ROM52には、それぞれのタイミングを決定する
プログラムが予め内蔵されている。尚、CPU51は内
部タイマー56を有し、所定時間のカウント動作を行う
ようになっている。このとき、CPU51は、検出セン
サ61からの検出信号を入力インターフェース54を介
して取り込み、ROM52内に予め組込まれている画像
の書き込み開始タイミング、一次転写及び二次転写バイ
アスのON、OFFタイミングを決定するプログラムを
実行し、所定の時間経過後出力インターフェース55を
介して、画像書き込み装置62に書き込みタイミング信
号、一次転写装置63及び二次転写装置64に転写バイ
アスのON、OFF信号を送出するようになっている。
【0022】次に、本実施の形態に関わるカラー画像形
成装置の画像プロセスについて説明する。先ず、感光ド
ラム21に対して帯電器22の放電により一様な帯電を
行わせた後、画像書き込み装置23は、レーザー光を出
力し、ミラー24を介して感光ドラム21上に静電潜像
を形成し、前記静電潜像に対して現像装置25からトナ
ーを供給してトナー像として可視像化する。
成装置の画像プロセスについて説明する。先ず、感光ド
ラム21に対して帯電器22の放電により一様な帯電を
行わせた後、画像書き込み装置23は、レーザー光を出
力し、ミラー24を介して感光ドラム21上に静電潜像
を形成し、前記静電潜像に対して現像装置25からトナ
ーを供給してトナー像として可視像化する。
【0023】そして、感光ドラム21に形成されたトナ
ー像は、感光ドラム21と中間転写ベルト31とが接す
る一次転写位置で、中間転写ベルト31の裏面側に配設
された一次転写装置35にトナーの帯電極性と逆極性の
直流電圧を印加することにより、感光ドラム21から中
間転写ベルト31の表面に静電吸引転写される。一方、
一次転写後の感光ドラム21上の残留トナーはクリーニ
ング装置26によって除去される。
ー像は、感光ドラム21と中間転写ベルト31とが接す
る一次転写位置で、中間転写ベルト31の裏面側に配設
された一次転写装置35にトナーの帯電極性と逆極性の
直流電圧を印加することにより、感光ドラム21から中
間転写ベルト31の表面に静電吸引転写される。一方、
一次転写後の感光ドラム21上の残留トナーはクリーニ
ング装置26によって除去される。
【0024】単色画像を形成する場合には中間転写ベル
ト31に一次転写されたトナー像を直ちに用紙に二次転
写するのであるが、複数色のトナー像を重ね合わせたカ
ラー画像を形成する場合には、感光ドラム21上でのト
ナー像の形成並びにこのトナー像の一次転写の工程が色
数分だけ繰り返される。例えば四色のトナー像を重ね合
わせたフルカラー画像を形成する場合には、感光ドラム
21上にはその一回転毎にブラック(BK)、イエロ
(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)のトナー像が
形成され、これらトナー像は順次中間転写ベルト31に
一次転写される。一方、中間転写ベルト31は最初に一
次転写されたブラックのトナー像を保持したまま感光ド
ラム21と同一周期で回動し、中間転写ベルト31上に
はその一回転毎にイエロ、マゼンタ及びシアンのトナー
像がブラックのトナー像に重ねて転写される。
ト31に一次転写されたトナー像を直ちに用紙に二次転
写するのであるが、複数色のトナー像を重ね合わせたカ
ラー画像を形成する場合には、感光ドラム21上でのト
ナー像の形成並びにこのトナー像の一次転写の工程が色
数分だけ繰り返される。例えば四色のトナー像を重ね合
わせたフルカラー画像を形成する場合には、感光ドラム
21上にはその一回転毎にブラック(BK)、イエロ
(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)のトナー像が
形成され、これらトナー像は順次中間転写ベルト31に
一次転写される。一方、中間転写ベルト31は最初に一
次転写されたブラックのトナー像を保持したまま感光ド
ラム21と同一周期で回動し、中間転写ベルト31上に
はその一回転毎にイエロ、マゼンタ及びシアンのトナー
像がブラックのトナー像に重ねて転写される。
【0025】このようにして中間転写ベルト31に一次
転写されたトナー像は、中間転写ベルト31の回動に伴
って用紙搬送路43に面した二次転写位置へと搬送され
る。前記二次転写位置では二次転写装置(転写ロール)
36が中間転写ベルト31に接しており、給紙ローラ4
2によって所定のタイミングで給紙トレイ41から搬出
された用紙は二次転写装置36と中間転写ベルト31と
の間に挟み込まれる。そして、二次転写装置36にトナ
ーの帯電極性と逆極性の電圧を印加すると、中間転写ベ
ルト31に担持されたトナー像は二次転写位置において
用紙に静電吸引転写される。
転写されたトナー像は、中間転写ベルト31の回動に伴
って用紙搬送路43に面した二次転写位置へと搬送され
る。前記二次転写位置では二次転写装置(転写ロール)
36が中間転写ベルト31に接しており、給紙ローラ4
2によって所定のタイミングで給紙トレイ41から搬出
された用紙は二次転写装置36と中間転写ベルト31と
の間に挟み込まれる。そして、二次転写装置36にトナ
ーの帯電極性と逆極性の電圧を印加すると、中間転写ベ
ルト31に担持されたトナー像は二次転写位置において
用紙に静電吸引転写される。
【0026】そして、トナー像が転写された用紙は中間
転写ベルト31から剥がされ、用紙搬送路43を通り定
着装置44に送り込まれてトナー像の定着処理がなされ
る。一方、トナー像の二次転写が終了した中間転写ベル
ト31上の残留トナーはクリーニング装置37によって
除去される。
転写ベルト31から剥がされ、用紙搬送路43を通り定
着装置44に送り込まれてトナー像の定着処理がなされ
る。一方、トナー像の二次転写が終了した中間転写ベル
ト31上の残留トナーはクリーニング装置37によって
除去される。
【0027】このような画像形成プロセスにおいて、中
間転写ベルト31が回転し、検出センサ39が基準テー
プ38を検出すると、検出センサ39からの検出信号が
制御装置50に入力され、以下のような画像書き込み開
始タイミング及び転写バイアスのON、OFFタイミン
グが制御される。
間転写ベルト31が回転し、検出センサ39が基準テー
プ38を検出すると、検出センサ39からの検出信号が
制御装置50に入力され、以下のような画像書き込み開
始タイミング及び転写バイアスのON、OFFタイミン
グが制御される。
【0028】さらに具体的には、以下のとおりである。
先ず、検出センサ39から検出信号が出力されると、C
PU51内のタイマー56がカウントを開始する。タイ
マー56が所定の時間T2(後述)をカウントしたら、
CPU51は、画像書き込み装置(レーザ)23に制御
信号を出力する。すると、画像書き込み装置23はレー
ザー光を照射し、静電潜像の書き込みを開始する。
先ず、検出センサ39から検出信号が出力されると、C
PU51内のタイマー56がカウントを開始する。タイ
マー56が所定の時間T2(後述)をカウントしたら、
CPU51は、画像書き込み装置(レーザ)23に制御
信号を出力する。すると、画像書き込み装置23はレー
ザー光を照射し、静電潜像の書き込みを開始する。
【0029】また、タイマー56が所定の時間T3(後
述)をカウントすると、一次転写装置35に転写バイア
スをONする信号が出力され、最終色の一次転写が開始
してから(一次転写装置35に転写バイアスを印加し始
めてから)所定の時間T8(後述)がカウントされる
と、二次転写装置36に転写バイアスをONする信号が
出力されるようになっている。また、一次、二次転写装
置35、36について、夫々転写バイアスをONし始め
てから所定の時間T4(後述)経過したら転写バイアス
をOFFする信号を出力するようになっている。このと
き、本実施の形態にあっては、所定の時間T3とT9を
後述するようなある範囲にすることにより、中間転写ベ
ルト31上の基準テープ38にバイアスが印加されるこ
とがなくなる。
述)をカウントすると、一次転写装置35に転写バイア
スをONする信号が出力され、最終色の一次転写が開始
してから(一次転写装置35に転写バイアスを印加し始
めてから)所定の時間T8(後述)がカウントされる
と、二次転写装置36に転写バイアスをONする信号が
出力されるようになっている。また、一次、二次転写装
置35、36について、夫々転写バイアスをONし始め
てから所定の時間T4(後述)経過したら転写バイアス
をOFFする信号を出力するようになっている。このと
き、本実施の形態にあっては、所定の時間T3とT9を
後述するようなある範囲にすることにより、中間転写ベ
ルト31上の基準テープ38にバイアスが印加されるこ
とがなくなる。
【0030】以下、図5に基づいて一次転写部、二次転
写部において中間転写ベルト31上の基準テープ38に
転写バイアスが印加されなくするような制御方法を示
す。同図において、中間転写ベルト31が一周するのに
要する時間をT1、中間転写ベルト31上の基準テープ
38を検出センサ39が検知して画像書き込み装置23
が感光ドラム21に画像を書き込むまでの時間をT2、
中間転写ベルト31上の基準テープ38を検出センサ3
9が検知してから一次転写装置35に転写バイアスが印
加されるまでの時間をT3、一次転写装置35、及び二
次転写装置36に転写バイアスが印加されている時間を
T4、中間転写ベルト31上の基準テープ38が検出セ
ンサ39を通過してから一次転写装置35を通過するま
での時間をT5、画像書き込み装置23が感光ドラム2
1上に描いた画像が一次転写装置35まで到達するのに
要する時間をT6、画像書き込み装置23が画像を描い
ている時間をT7、一次転写装置35に転写バイアスが
印加されてから二次転写装置36に転写バイアスが印加
される迄の時間をT8、基準テープ38が一次転写装置
35を通過してから二次転写装置36を通過するまでの
時間をT9とする。
写部において中間転写ベルト31上の基準テープ38に
転写バイアスが印加されなくするような制御方法を示
す。同図において、中間転写ベルト31が一周するのに
要する時間をT1、中間転写ベルト31上の基準テープ
38を検出センサ39が検知して画像書き込み装置23
が感光ドラム21に画像を書き込むまでの時間をT2、
中間転写ベルト31上の基準テープ38を検出センサ3
9が検知してから一次転写装置35に転写バイアスが印
加されるまでの時間をT3、一次転写装置35、及び二
次転写装置36に転写バイアスが印加されている時間を
T4、中間転写ベルト31上の基準テープ38が検出セ
ンサ39を通過してから一次転写装置35を通過するま
での時間をT5、画像書き込み装置23が感光ドラム2
1上に描いた画像が一次転写装置35まで到達するのに
要する時間をT6、画像書き込み装置23が画像を描い
ている時間をT7、一次転写装置35に転写バイアスが
印加されてから二次転写装置36に転写バイアスが印加
される迄の時間をT8、基準テープ38が一次転写装置
35を通過してから二次転写装置36を通過するまでの
時間をT9とする。
【0031】T1〜T7のうち、T1は中間転写ベルト
31の周長と中間転写ベルト31の駆動速度によって、
T4は記録媒体(用紙)のプロセス方向の大きさによっ
て、T5は検出センサ39の位置から一次転写装置35
までの中間転写ベルト31上での距離と中間転写ベルト
31の駆動速度によって、T6は感光ドラム21上で画
像が書き込まれる位置から一次転写装置35までの距離
と感光ドラム21の駆動速度によって、T7は画像の大
きさによって決定されているもの(定数)である。前記
タイマー56は一色ごとにオフセットされるようになっ
ている。
31の周長と中間転写ベルト31の駆動速度によって、
T4は記録媒体(用紙)のプロセス方向の大きさによっ
て、T5は検出センサ39の位置から一次転写装置35
までの中間転写ベルト31上での距離と中間転写ベルト
31の駆動速度によって、T6は感光ドラム21上で画
像が書き込まれる位置から一次転写装置35までの距離
と感光ドラム21の駆動速度によって、T7は画像の大
きさによって決定されているもの(定数)である。前記
タイマー56は一色ごとにオフセットされるようになっ
ている。
【0032】T3は以下のように決定される。 T5<T3<T5+T1−T4 この式において、左辺は少なくとも基準テープ38が一
次転写装置35を通過した後一次転写装置35に転写バ
イアスを印加することを表し、右辺は少なくとも再び基
準テープ38が一次転写装置35を通過する前に一次転
写バイアスをOFFすることを表している。
次転写装置35を通過した後一次転写装置35に転写バ
イアスを印加することを表し、右辺は少なくとも再び基
準テープ38が一次転写装置35を通過する前に一次転
写バイアスをOFFすることを表している。
【0033】また、T2とT3との関係は以下に示すと
おりである。 T3−T6<T2<T3+T4−T7−T6 この式は、少なくとも一次転写バイアスが印加されてい
るときに全ての画像が一次転写されることを表してい
る。即ち、左辺は画像の先端が一次転写部を通過する前
に一次転写装置35がONされることを表し、他方、右
辺は画像の後端が一次転写部を通過した後に一次転写装
置35がOFFされることを表す。この両方の式を満足
するようにT2、T3を決定すれば、一次転写部で中間
転写ベルト31上の基準テープ38に転写バイアスは印
加されない。
おりである。 T3−T6<T2<T3+T4−T7−T6 この式は、少なくとも一次転写バイアスが印加されてい
るときに全ての画像が一次転写されることを表してい
る。即ち、左辺は画像の先端が一次転写部を通過する前
に一次転写装置35がONされることを表し、他方、右
辺は画像の後端が一次転写部を通過した後に一次転写装
置35がOFFされることを表す。この両方の式を満足
するようにT2、T3を決定すれば、一次転写部で中間
転写ベルト31上の基準テープ38に転写バイアスは印
加されない。
【0034】次に、二次転写部において中間転写ベルト
31上の基準テープ38に転写バイアスが印加されない
制御方法を示す。二次転写時の場合も一次転写の時と同
様に制御できる。即ち、二次転写装置36は、最終色の
一次転写が終了した後、転写バイアスが印加されるよう
にすればよい。このとき、基準テープ38が中間転写ベ
ルト31上で一次転写装置35と二次転写装置36との
距離を進むのに要する時間をT9とすると、基準テープ
38が検知されてから(T5+T9)時間経過に基準テ
ープ38が二次転写装置36を通過した後、(T3+T
8)時間に二次転写装置36にバイアスを印加開始し、
T4と同時間だけ印加すればよい。以上のように中間転
写ベルト31上の基準テープ38に基づいて制御を行え
ば、基準テープ38に転写バイアスが印加されることな
く、電荷のリークを防止でき、常に良好な画像が得られ
る。
31上の基準テープ38に転写バイアスが印加されない
制御方法を示す。二次転写時の場合も一次転写の時と同
様に制御できる。即ち、二次転写装置36は、最終色の
一次転写が終了した後、転写バイアスが印加されるよう
にすればよい。このとき、基準テープ38が中間転写ベ
ルト31上で一次転写装置35と二次転写装置36との
距離を進むのに要する時間をT9とすると、基準テープ
38が検知されてから(T5+T9)時間経過に基準テ
ープ38が二次転写装置36を通過した後、(T3+T
8)時間に二次転写装置36にバイアスを印加開始し、
T4と同時間だけ印加すればよい。以上のように中間転
写ベルト31上の基準テープ38に基づいて制御を行え
ば、基準テープ38に転写バイアスが印加されることな
く、電荷のリークを防止でき、常に良好な画像が得られ
る。
【0035】前述したようにして、トナー画像を形成す
るための感光ドラム21に対して、中間転写ベルト31
を配置してカラートナー像を重ねて転写させ、用紙に対
して中間転写ベルト31からトナー画像を一括転写する
ことにより、任意のカラープリントを作成する装置を構
成することが出来る。このような中間転写ベルトを備え
たカラー画像形成装置にあっては、どのような場合で
も、色ずれが生じず、転写部におけるリークなどの起こ
らない常に良好なフルカラープリントを作成することが
出来る。
るための感光ドラム21に対して、中間転写ベルト31
を配置してカラートナー像を重ねて転写させ、用紙に対
して中間転写ベルト31からトナー画像を一括転写する
ことにより、任意のカラープリントを作成する装置を構
成することが出来る。このような中間転写ベルトを備え
たカラー画像形成装置にあっては、どのような場合で
も、色ずれが生じず、転写部におけるリークなどの起こ
らない常に良好なフルカラープリントを作成することが
出来る。
【0036】前述の実施の形態では中間転写ベルト31
の基準マークがテープ38である場合を示したが、中間
転写ベルト31の基準マークが図8、図9に示されるよ
うな切り欠き312やホール313のような場合、また
は、中間転写ベルト31上にペイントなどでマーキング
を行って基準マークとした場合についても同様の制御を
行い、バイアスリークが起こらないように制御できる。
また、切り欠きやホールなどを用いた場合、センサとし
ては透過型のセンサを用いてもよい。
の基準マークがテープ38である場合を示したが、中間
転写ベルト31の基準マークが図8、図9に示されるよ
うな切り欠き312やホール313のような場合、また
は、中間転写ベルト31上にペイントなどでマーキング
を行って基準マークとした場合についても同様の制御を
行い、バイアスリークが起こらないように制御できる。
また、切り欠きやホールなどを用いた場合、センサとし
ては透過型のセンサを用いてもよい。
【0037】◎実施の形態2 図6は、中間転写ベルト31にシーム部311がある場
合において、そのシーム部311上に中間転写ベルトの
基準テープ38を設けた場合である。これにより、通常
トナー像が乗らないシーム部311には転写バイアスが
印加されることもなく、常に良好な画像が得られる。ま
た、一次、二次転写部以外で中間転写ベルト31にバイ
アスが印加される場合(例えば除電バイアス)も、同様
にして中間転写ベルト31の基準テープ38にバイアス
が印加されないように時間を設定すればよい。
合において、そのシーム部311上に中間転写ベルトの
基準テープ38を設けた場合である。これにより、通常
トナー像が乗らないシーム部311には転写バイアスが
印加されることもなく、常に良好な画像が得られる。ま
た、一次、二次転写部以外で中間転写ベルト31にバイ
アスが印加される場合(例えば除電バイアス)も、同様
にして中間転写ベルト31の基準テープ38にバイアス
が印加されないように時間を設定すればよい。
【0038】◎実施の形態3 さらに、図7は、前記中間転写ベルト31の基準テープ
38が中間転写ベルト31の裏面に設けられた場合であ
る。このとき、検出センサ39は中間転写ベルト31の
内側に設けられるため、検出センサ39の設置スペース
として、中間転写ベルト31の内部空間を有効に利用す
ることができ、装置の小型化を図ることができる。
38が中間転写ベルト31の裏面に設けられた場合であ
る。このとき、検出センサ39は中間転写ベルト31の
内側に設けられるため、検出センサ39の設置スペース
として、中間転写ベルト31の内部空間を有効に利用す
ることができ、装置の小型化を図ることができる。
【0039】尚、前記実施の形態では、画像形成装置
を、レーザビームプリンタとして構成した場合で説明し
たが、画像形成装置は、カラー電子写真複写機として構
成することや、その他に、任意のフルカラープリントを
作成する装置に適用することが可能である。
を、レーザビームプリンタとして構成した場合で説明し
たが、画像形成装置は、カラー電子写真複写機として構
成することや、その他に、任意のフルカラープリントを
作成する装置に適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカラー画像
形成装置によれば、中間転写体の基準マークが一次転写
手段や二次転写手段を通過する間、夫々の転写手段への
転写バイアスをオフにするように制御したので、中間転
写体の基準マークに起因するバイアスリークがなく、常
に良好な画像が得られる。また、中間転写体の基準マー
クを非画像領域に設け、基準マーク部分に画像を載せな
いようにしたため、中間転写体のクリーニングも中間転
写体の基準マークまではする必要がない。このため、例
えば基準マークがテープであったとしても、テープが剥
がれてしまうことがないし、また、中間転写体の基準マ
ークが切り欠きやホールであったとしても中間転写ベル
トのクリーニングによって中間転写体の切り欠きやホー
ルを傷つける心配もない。更に、本発明にあっては、中
間転写体として、最大画像領域に基準マーク生成用の僅
かな非画像領域を確保するようにすれば、基準マークに
起因する画質欠陥を回避することが可能になるため、中
間転写体が不必要に大型化する懸念はなく、その分、中
間転写体のコストアップを防止することができる。以上
のように本発明は、良好な画像が得られるだけでなく、
安全性、中間転写体の高寿命化、前述のようなコストダ
ウンにもつながる。
形成装置によれば、中間転写体の基準マークが一次転写
手段や二次転写手段を通過する間、夫々の転写手段への
転写バイアスをオフにするように制御したので、中間転
写体の基準マークに起因するバイアスリークがなく、常
に良好な画像が得られる。また、中間転写体の基準マー
クを非画像領域に設け、基準マーク部分に画像を載せな
いようにしたため、中間転写体のクリーニングも中間転
写体の基準マークまではする必要がない。このため、例
えば基準マークがテープであったとしても、テープが剥
がれてしまうことがないし、また、中間転写体の基準マ
ークが切り欠きやホールであったとしても中間転写ベル
トのクリーニングによって中間転写体の切り欠きやホー
ルを傷つける心配もない。更に、本発明にあっては、中
間転写体として、最大画像領域に基準マーク生成用の僅
かな非画像領域を確保するようにすれば、基準マークに
起因する画質欠陥を回避することが可能になるため、中
間転写体が不必要に大型化する懸念はなく、その分、中
間転写体のコストアップを防止することができる。以上
のように本発明は、良好な画像が得られるだけでなく、
安全性、中間転写体の高寿命化、前述のようなコストダ
ウンにもつながる。
【図1】 本発明の構成を示す説明図である。
【図2】 実施の形態1に係わるカラー画像形成装置の
構成を示す説明図である。
構成を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1に係わるカラー画像形成装置内
の中間転写ベルト上の基準テープとフォトセンサを示す
説明図である。
の中間転写ベルト上の基準テープとフォトセンサを示す
説明図である。
【図4】 実施の形態1に係わるカラー画像形成装置の
制御装置の構成を示す説明図である。
制御装置の構成を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1に係わるカラー画像形成装置の
制御装置のタイミングチャートを示す説明図である。
制御装置のタイミングチャートを示す説明図である。
【図6】 実施の形態2に係わるカラー画像形成装置の
中間転写ベルトのシーム部上に基準テープを設けた説明
図である。
中間転写ベルトのシーム部上に基準テープを設けた説明
図である。
【図7】 実施の形態3に係わるカラー画像形成装置の
中間転写ベルト裏面に基準テープを設けた説明図であ
る。
中間転写ベルト裏面に基準テープを設けた説明図であ
る。
【図8】 カラー画像形成装置の中間転写ベルトに形成
される基準マーク(切り欠き)を示すものである。
される基準マーク(切り欠き)を示すものである。
【図9】 カラー画像形成装置の中間転写ベルトに形成
される基準マーク(ホール)を示すものである。
される基準マーク(ホール)を示すものである。
1…像担持体、2…トナー像形成手段、3…中間転写
体、4…一次転写手段、5…二次転写手段、6…基準マ
ーク、7…マーク検出手段、8…像形成タイミング制御
手段、9…転写バイアス制御手段、10…画像形成装
置、20…画像形成部、21…感光ドラム、22…帯電
器、23…画像書き込み装置、24…ミラー、25…現
像装置、26…クリーニング装置、30…中間転写部、
31…中間転写ベルト、32、33、34…転写ロー
ル、35…一次転写装置、36…二次転写装置、37…
クリーニング装置、38…基準テープ、39…検出セン
サ、40…用紙供給装置、41…給紙トレイ、42…給
紙ローラ、43…用紙搬送路、44…定着装置、50…
制御装置、311…シーム部、312…切り欠き、31
3…ホール
体、4…一次転写手段、5…二次転写手段、6…基準マ
ーク、7…マーク検出手段、8…像形成タイミング制御
手段、9…転写バイアス制御手段、10…画像形成装
置、20…画像形成部、21…感光ドラム、22…帯電
器、23…画像書き込み装置、24…ミラー、25…現
像装置、26…クリーニング装置、30…中間転写部、
31…中間転写ベルト、32、33、34…転写ロー
ル、35…一次転写装置、36…二次転写装置、37…
クリーニング装置、38…基準テープ、39…検出セン
サ、40…用紙供給装置、41…給紙トレイ、42…給
紙ローラ、43…用紙搬送路、44…定着装置、50…
制御装置、311…シーム部、312…切り欠き、31
3…ホール
Claims (3)
- 【請求項1】 トナー像(T)が担持されて回転移動す
る像担持体(1)と、 この像担持体(1)上にトナー像(T)を形成するトナ
ー像形成手段(2)と、 像担持体(1)に接触配置されて回転移動し且つ像担持
体(1)上のトナー像(T)が転写保持される中間転写
体(3)と、 中間転写体(3)上に像担持体(1)上のトナー像
(T)を一次転写させる転写バイアスがオンオフ切替可
能に印加される一次転写手段(4)と、 記録媒体(P)に中間転写体(3)上のトナー像(T)
を二次転写させる転写バイアスがオンオフ切替可能に印
加される二次転写手段(5)と、 中間転写体(3)に設けられる像担持体(1)上へのト
ナー像(T)の形成タイミング検出用の基準マーク
(6)と、 この基準マーク(6)を検出するマーク検出手段(7)
と、 このマーク検出手段(7)からの検出信号に基づいてト
ナー像形成手段(2)のトナー像(T)の形成タイミン
グを制御する像形成タイミング制御手段(8)と、 前記マーク検出手段(7)からの検出信号に基づいて、
少なくともトナー像(T)の一次転写、二次転写タイミ
ングに応じて一次転写手段(4)、二次転写手段(5)
の転写バイアスをオンに切り替え、中間転写体(3)上
の基準マーク(6)が一次転写手段(4)、二次転写手
段(5)を夫々通過する間、一次転写手段(4)、二次
転写手段(5)の転写バイアスをオフに切り替える転写
バイアス制御手段(9)とを備えたことを特徴とするカ
ラー画像形成装置。 - 【請求項2】 中間転写体(3)がシーム部を有する態
様において、基準マーク(6)がシーム部上にあること
を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】 基準マーク(6)が貼着部材である態様
において、基準マーク(6)が中間転写体(3)の表面
または裏面に貼着されたことを特徴とする請求項1記載
のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08278854A JP3116839B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08278854A JP3116839B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104970A true JPH10104970A (ja) | 1998-04-24 |
JP3116839B2 JP3116839B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17603070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08278854A Expired - Fee Related JP3116839B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116839B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6021287A (en) * | 1998-01-19 | 2000-02-01 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus having transfer devices and method for setting transfer voltage applied to the transfer devices |
WO2001035169A1 (en) * | 1999-11-11 | 2001-05-17 | Seiko Epson Corporation | Image forming device and image forming method |
US6735401B2 (en) * | 2000-03-24 | 2004-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Image forming apparatus having test pattern transfer prevention control |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP08278854A patent/JP3116839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6021287A (en) * | 1998-01-19 | 2000-02-01 | Minolta Co., Ltd. | Image forming apparatus having transfer devices and method for setting transfer voltage applied to the transfer devices |
WO2001035169A1 (en) * | 1999-11-11 | 2001-05-17 | Seiko Epson Corporation | Image forming device and image forming method |
US6633737B1 (en) | 1999-11-11 | 2003-10-14 | Seiko Epson Corporation | Image forming device having transfer registration control |
US7184677B2 (en) | 1999-11-11 | 2007-02-27 | Seiko Epson Corporation | Image forming apparatus for transferring respective toner colors on a transfer medium |
US6735401B2 (en) * | 2000-03-24 | 2004-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd | Image forming apparatus having test pattern transfer prevention control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3116839B2 (ja) | 2000-12-11 |
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