JPH05288784A - 電気抵抗測定装置および電気抵抗測定方法 - Google Patents

電気抵抗測定装置および電気抵抗測定方法

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JPH05288784A
JPH05288784A JP11532792A JP11532792A JPH05288784A JP H05288784 A JPH05288784 A JP H05288784A JP 11532792 A JP11532792 A JP 11532792A JP 11532792 A JP11532792 A JP 11532792A JP H05288784 A JPH05288784 A JP H05288784A
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JP
Japan
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measuring
resistance
terminal
electric resistance
probe
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Application number
JP11532792A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Fukami
美行 深見
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NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精度の高い電気抵抗の測定を可能とする。 【構成】 第1の測定子1および第2の測定子2は電気
配線回路11の第1の端子12に当接する。第3の測定
子3および第4の測定子4は電気配線回路11の第2の
端子13に当接する。スイッチング部5は電気抵抗測定
時に第1の測定子1と第2の測定子2と第3の測定子3
と第4の測定子4との間の組合せを切換える。抵抗測定
器6はスイッチング部5で組合せが切換えられた測定子
間の電気抵抗を測定する。演算処理部8はアナログ/デ
ィジタル変換部7でディジタル値に変換された抵抗測定
器6の測定結果を基に第1の端子12と第2の端子13
との間のみの電気抵抗を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は電気抵抗測定装置および電気抵抗
測定方法に関し、特に電気配線基板の電気抵抗を測定す
る方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の電気抵抗測定方法において
は、図2に示すように、電気配線基板10内の電気配線
回路11の第1の端子12と第2の端子13との間の電
気抵抗を測定する場合、第1の端子12に第1の測定子
14を接触させ、第2の端子13に第2の測定子15を
接触させて抵抗測定器16によって測定している。この
抵抗測定器16の測定結果、すなわち第1の端子12と
第2の端子13との間の電気抵抗は表示部17に表示さ
れる。
【0003】このような従来の電気抵抗測定方法では、
電気配線回路11の第1の端子12および第2の端子1
3に夫々第1の測定子14および第2の測定子15を接
触させて電気抵抗を測定しているので、第1の測定子1
4および第2の測定子15と第1の端子12および第2
の端子13との間に接触抵抗が発生し、精度の高い電気
抵抗の測定が、困難であるという問題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、精度の高い電気抵抗の
測定を可能とすることができる電気抵抗測定装置および
電気抵抗測定方法の提供を目的とする。
【0005】
【発明の構成】本発明による電気抵抗測定装置は、配線
基板上の2個の端子点間の電気抵抗を測定する電気抵抗
測定装置であって、前記2個の端子点のうち一方に当接
される第1および第2の測定子と、前記端子点の他方に
当接される第3および第4の測定子と、前記測定子各々
を組合せる切換え手段と、前記切換え手段によって組合
された前記測定子間の電気抵抗を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定結果に基づいて前記測定手段によっ
て測定された前記2個の端子点間の電気抵抗から自装置
の配線抵抗および前記端子点と前記測定子との間の接触
抵抗を除去した値を算出する算出手段とを設けたことを
特徴とする。
【0006】本発明による電気抵抗測定方法は、配線基
板上の2個の端子点間の電気抵抗を測定する電気抵抗測
定方法であって、前記2個の端子点のうち一方に当接さ
れる第1および第2の測定子と、前記端子点の他方に当
接される第3および第4の測定子と、前記測定子各々を
組合せる切換え手段と、前記切換え手段によって組合さ
れた前記測定子間の電気抵抗を測定する測定手段とを設
け、前記測定手段の測定結果に基づいて前記測定手段に
よって測定された前記2個の端子点間の電気抵抗から自
装置の配線抵抗および前記端子点と前記測定子との間の
接触抵抗を除去した値を算出するようにしたことを特徴
とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、第1の測定子1および第2の測定子2
は電気抵抗測定時に電気配線基板10の電気配線回路1
1の第1の端子12に当接され、第3の測定子3および
第4の測定子4は電気配線回路11の第2の端子13に
当接される。ここで、第1の測定子1と、第2の測定子
2と、第3の測定子3と、第4の測定子4とは夫々スイ
ッチング部5の端子A〜Dに接続されている。
【0009】このスイッチング部5において端子A〜D
各々と、抵抗測定器6に接続された端子E,F各々との
接続の組合せを切換えることによって、抵抗測定器6で
は電気配線回路11の第1の端子12と第2の端子13
との間の電気抵抗の測定、第1の端子1に各々当接され
た第1の測定子1と第2の測定子2との間の電気抵抗の
測定、第2の端子2に各々当接された第3の測定子3と
第4の測定子4との間の電気抵抗の測定が夫々行われ
る。
【0010】抵抗測定器6の測定結果はアナログ/ディ
ジタル(A/D)変換部7でディジタル値に変換され、
演算処理部8のメモリ(A)〜(C)に夫々格納され
る。演算処理部8はメモリ(A)〜(C)に格納された
測定値に基づいて演算処理を行い、第1の端子12と第
2の端子13との間の電気抵抗から自装置の配線抵抗
と、第1の端子12と第1の測定子1および第2の測定
子2との間の接触抵抗と、第2の端子13と第3の測定
子3および第4の測定子4との間の接触抵抗とを除去し
た値を算出し、その算出結果を表示部9に表示する。
【0011】この図1を用いて本発明の一実施例の動作
について説明する。本装置を用いて電気配線基板10内
の電気配線回路11の第1の端子12と第2の端子13
との間の電気抵抗を測定する際、まず第1の測定子1お
よび第2の測定子2を第1の端子12に当接し、第3の
測定子3および第4の測定子4を第2の端子13に当接
する。
【0012】次に、スイッチング部5において端子Aお
よび端子Bを端子Eに接続し、端子Cおよび端子Dを端
子Fに接続して抵抗測定器6を用いて電気配線回路11
の第1の端子12と第2の端子13との間の電気抵抗を
測定する。抵抗測定器6の測定結果はアナログ/ディジ
タル変換部7でディジタル値に変換して演算処理部8の
メモリ(A)に記録する。
【0013】この後、スイッチング部5において端子A
を端子Eに接続し、端子Bを端子Fに接続して抵抗測定
器6を用いて第1の測定子1と第2の測定子2との間の
電気抵抗を測定する。抵抗測定器6の測定結果はアナロ
グ/ディジタル変換部7でディジタル値に変換して演算
処理部8のメモリ(B)に記録する。
【0014】さらに、スイッチング部5において端子C
を端子Eに接続し、端子Dを端子Fに接続して抵抗測定
器6を用いて第3の測定子3と第4の測定子4との間の
電気抵抗を測定する。抵抗測定器6の測定結果はアナロ
グ/ディジタル変換部7でディジタル値に変換して演算
処理部8のメモリ(C)に記録する。
【0015】ここで、演算処理部8のメモリ(B)に記
録された電気抵抗は、スイッチング部5の端子Aと端子
Bとの間の配線抵抗と、第1の測定子1および第2の測
定子2と第1の端子12との間の接触抵抗とに近似して
いる。また、演算処理部8のメモリ(C)に記録された
電気抵抗は、スイッチング部5の端子Cと端子Dとの間
の配線抵抗と、第3の測定子3および第4の測定子4と
第2の端子13との間の接触抵抗とに近似している。
【0016】したがって、演算処理部8のメモリ(A)
に記録された値をWとし、メモリ(B)に記録された値
をXとし、メモリ(C)に記録された値をYとしたと
き、電気配線回路11の第1の端子12と第2の端子1
3との間のみの電気抵抗Zは、 Z=W−(X/2+Y/2) の式によって算出される。この式によって算出された値
は表示部9に表示される。
【0017】このように、電気配線回路11の第1の端
子12と第2の端子13との間の電気抵抗を測定する際
に、第1の端子12に第1の測定子1および第2の測定
子2を当接し、第2の端子13に第3の測定子3および
第4の測定子4を当接してスイッチング部5および抵抗
測定器6を用いて第1の端子12と第2の端子13との
間の電気抵抗と、第1の測定子1と第2の測定子2との
間の電気抵抗と、第3の測定子3と第4の測定子4との
間の電気抵抗とを夫々測定し、これらの測定結果に基づ
いて演算処理部8で第1の端子12と第2の端子13と
の間のみの電気抵抗を算出することによって、精度の高
い電気抵抗の測定を可能とすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
線基板上の2個の端子点間の電気抵抗の測定時に、2個
の端子点各々に2本の測定子を当接し、それら測定子の
組合せを切換えながら測定した測定子間の電気抵抗に基
づいて2個の端子点間のみの電気抵抗を算出することに
よって、精度の高い電気抵抗の測定を可能とすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 第1の測定子 2 第2の測定子 3 第3の測定子 4 第4の測定子 5 スイッチング部 6 抵抗測定器 8 演算処理部 11 電気配線回路 12 第1の端子 13 第2の端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板上の2個の端子点間の電気抵抗
    を測定する電気抵抗測定装置であって、前記2個の端子
    点のうち一方に当接される第1および第2の測定子と、
    前記端子点の他方に当接される第3および第4の測定子
    と、前記測定子各々を組合せる切換え手段と、前記切換
    え手段によって組合された前記測定子間の電気抵抗を測
    定する測定手段と、前記測定手段の測定結果に基づいて
    前記測定手段によって測定された前記2個の端子点間の
    電気抵抗から自装置の配線抵抗および前記端子点と前記
    測定子との間の接触抵抗を除去した値を算出する算出手
    段とを設けたことを特徴とする電気抵抗測定装置。
  2. 【請求項2】 配線基板上の2個の端子点間の電気抵抗
    を測定する電気抵抗測定方法であって、前記2個の端子
    点のうち一方に当接される第1および第2の測定子と、
    前記端子点の他方に当接される第3および第4の測定子
    と、前記測定子各々を組合せる切換え手段と、前記切換
    え手段によって組合された前記測定子間の電気抵抗を測
    定する測定手段とを設け、前記測定手段の測定結果に基
    づいて前記測定手段によって測定された前記2個の端子
    点間の電気抵抗から自装置の配線抵抗および前記端子点
    と前記測定子との間の接触抵抗を除去した値を算出する
    ようにしたことを特徴とする電気抵抗測定方法。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の測定子のうちの一
    方と前記第3および第4の測定子のうちの一方とを組合
    せて電気抵抗Wを算出する第1のステップと、前記第1
    および第2の測定子を組合せて電気抵抗Xを算出する第
    2のステップと、前記第3および第4の測定子を組合せ
    て電気抵抗Yを算出する第3のステップと、前記第1の
    ステップで算出された前記電気抵抗Wと前記第2のステ
    ップで算出された前記電気抵抗Xと前記第3のステップ
    で算出された前記電気抵抗YとからW−(X/2+Y/
    2)の値を算出する第4のステップとからなることを特
    徴とする請求項2記載の電気抵抗測定方法。
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