JPH05288348A - 調理装置 - Google Patents

調理装置

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JPH05288348A
JPH05288348A JP4083772A JP8377292A JPH05288348A JP H05288348 A JPH05288348 A JP H05288348A JP 4083772 A JP4083772 A JP 4083772A JP 8377292 A JP8377292 A JP 8377292A JP H05288348 A JPH05288348 A JP H05288348A
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誠治 森口
Tadao Yamashita
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 沸騰判定後に加熱源を、沸騰前より弱く、且
つ沸騰状態を維持する加熱力で作動させる沸騰維持制御
手段を有する調理装置において、カレー等の被調理物を
調理する場合でも被調理物の温度が適正に制御されて効
果的な煮込みが行なえ、且つ使い勝手を良くする事。 【構成】 20秒小火- 5秒大火で、被調理物を沸騰維
持させていて、検出温度Th≧平衡温TH +10℃が満
足する様になった時には、Mバーナの火力を強制小火に
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調理容器内の被調理物
を煮込み調理する調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の調理装置では、調理容器内の被調
理物の沸騰を使用者が監視し、沸騰を認知すると、加熱
力を手動で弱めて被調理物を煮込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の調理装
置は、沸騰監視に手間がかかるとともに、手動で加熱力
を調整しなければならないので小刻みな調整が必要とな
って手間がかかり、且つ調整の度合は使用者の勘に頼る
為、被調理物を効率的に煮込むのに適した加熱力が得ら
れ難いという欠点がある。この為、発明者らは、被調理
物が入った調理容器を加熱するガスバーナと、被調理物
の温度を検出する温度センサと、該温度センサにより検
出される検出温度Thの上昇速度が小さくなった時、被
調理物が沸騰状態にあると判定する沸騰検知手段と、沸
騰判定後にガスバーナを、沸騰前より弱く、且つ沸騰状
態が維持できる加熱力を実験で求め、この加熱力で作動
させる沸騰維持制御手段とを具備する調理装置を試作し
た。しかし、例えば、カレーやシチュー等の調理の場
合、沸騰維持する加熱力を加えて調理を行なっても、ル
ーを入れた後には、調理物の流動性が悪くなり、焦げ付
きが生じ易く、また、煮え立つ際にカレーやシチューが
飛び散って使い勝手が悪いという不具合が見い出され
た。本発明の目的は、沸騰判定後に加熱源を、沸騰前よ
り弱く、且つ沸騰状態を維持する加熱力で作動させる沸
騰維持制御手段を有する調理装置において、カレー等の
被調理物を調理する場合でも被調理物の温度が適正に制
御されて効率的な煮込みが行え、且つ使い勝手を良くす
る事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明は、被調理物が入った調理容器を加熱する加熱源
と、該加熱源による加熱力を制御する燃焼制御器と、前
記被調理物の温度に対応した電気出力を前記燃焼制御器
に送出する温度センサとを備え、前記燃焼制御器は、前
記温度センサにより検出される検出温度Thの上昇速度
が小さくなった時、前記被調理物が沸騰状態にあると判
定する沸騰検知手段と、沸騰判定後に前記加熱源を沸騰
前より弱く、且つ沸騰状態を維持する加熱力で作動させ
る沸騰維持制御手段と、沸騰判定後、ほぼ一定となった
検出温度Th、即ち、平衡温THを検知する平衡温検知
手段と、前記沸騰維持制御手段の作動後に、検出温度T
h≧平衡温TH +所定温度wを満足する様になった時に
は、前記沸騰維持制御手段による沸騰維持の為の加熱力
を、上記平衡温TH +所定温度wに達する前より弱加熱
力となる側に変更する設定変更手段とを具備する構成を
採用した。
【0005】
【作用】加熱源は、被調理物が入った調理容器を加熱す
る。沸騰検知手段は、検出温度Thの上昇速度が小さく
なった時、被調理物が沸騰状態にあると判定する。沸騰
維持制御手段は、沸騰判定後に、加熱源を、沸騰前より
弱く、且つ沸騰状態を維持する加熱力で作動させる。沸
騰判定後において、平衡温検出手段は、ほぼ一定になっ
た検出温度Thの値を平衡温TH とする。設定変更手段
は、沸騰維持制御手段の作動後に、検出温度Th≧平衡
温TH +所定温度wを満足する様になった時には、沸騰
維持制御手段による沸騰維持の為の加熱力を、平衡温T
H +所定温度wに達する前より弱加熱力となる側に変更
する。
【0006】
【発明の効果】設定変更手段は、沸騰判定後に、沸騰維
持制御手段を作動させて、加熱源を沸騰前より弱く、且
つ沸騰状態を維持する加熱力で作動させている際に、検
出温度Th≧平衡温TH +所定温度wを満足する様にな
った時には、沸騰維持制御手段による沸騰維持の為の加
熱力を、平衡温TH +所定温度wに達する前より弱加熱
力となる側に変更している。この為、カレーやシチュー
等の様に、ルーを入れた後に流動性が悪くなって焦げ付
きが生じ易い被調理物の調理を行なう場合でも、被調理
物の温度が適正に制御され、効率的な煮込みができると
ともに、被調理物が調理容器の外に飛散する事なく調理
が行なえ、使い勝手が良い。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4に基づいて説
明する。図1及び図2に示す様に、ガステーブルAは、
カレーの具等の被調理物11が入った鍋等の調理容器1
2を加熱する左こんろ1と、鍋底を押圧する様に配され
る、サーミスタを内蔵した温度センサ2と、被調理物1
1の量を判断するタイマT、タイマTaを有する沸騰検
知手段31、Mバーナ13を小火- 大火で交互に繰り返
して燃焼させる時間制御手段(沸騰維持制御手段)3
2、平衡温TH を検出する平衡温検知手段33、及び設
定変更手段34を有し、温度センサ2の電気出力が入力
される制御ユニット3とを具備する。また、ガステーブ
ルAは、4100kcal/hのガス消費量を有するH
バーナ41を有する右こんろ4と、1950kcal/
hのガス消費量を有するグリルバーナ51を有するグリ
ル5も具備する。
【0008】左こんろ1は、2300kcalのガス消
費量を有するMバーナ13を有し、図示左方に設置され
ている。このMバーナ13には、点火を行う点火電極1
4、及び燃焼炎10に炙られて起電力を発生するサーモ
カップル15が臨んで配されている。また、図2におい
て、131はガス管路132に配されたセーフティバル
ブ、133はガス管路132から分岐する主ガス管路1
34及び副ガス管路135の内、主ガス管路134中に
配された温調用電磁弁である。尚、切替電磁弁133が
閉弁状態の場合、Mバーナ13は小火となり、開弁状態
の場合、Mバーナ13は大火となる。
【0009】タイマTは、温度センサ2が送出する電気
出力に基づいて検知される検出温度Thが80℃になっ
た時、カウントを開始し、検出温度Thが90℃になっ
た時、カウントを停止する事により、検出温度Thが8
0℃→90℃に昇温する迄の所要時間Δtを計測する。
【0010】沸騰検知手段31は、検出温度Thが90
℃から1℃毎上昇するのにかかる所要時間taを計測す
るタイマTaを有し、所要時間taが、判定値tk≧
(3×Δt+25)/11となって検出温度Thの上昇
速度が極めて小さくなった時、カレーの具等の被調理物
11が沸騰状態にあると判定し、沸騰判定時の検出温度
Thの値や所要時間Δtの値を含む沸騰検知信号310
を時間制御手段32に送出する(図2、3参照)。
【0011】時間制御手段32は、沸騰検知信号310
が入力された時点(沸騰検知手段31が沸騰状態を判定
した時点)から上記所要時間Δtが24秒未満であり、
被調理物11の量が少ないと判断された場合は、Mバー
ナ13を20秒間小火- 3秒間大火で交互に繰り返して
燃焼させ、また、所要時間Δtが24秒以上であり、被
調理物11の量が多いと判断された場合は、Mバーナ1
3を20秒間小火- 5秒間大火で交互に繰り返して燃焼
させる。この様に、時間制御手段32の作動により、M
バーナ13は、沸騰前より弱火力であり、且つ沸騰状態
を維持する火力で燃焼を行なう。尚、時間制御手段32
の作動後、検出温度Thが下がって、検出温度Th<平
衡温TH −5℃となる場合には、検出温度Th≧平衡温
H となる迄、温調用電磁弁133を開弁しMバーナ1
3を大火燃焼させ、また、検出温度Thが上がって、検
出温度Th≧平衡温TH +10℃となる場合には、検出
温度Th<平衡温TH +8℃となる迄、温調用電磁弁1
33を閉弁してMバーナ13を小火燃焼させる。そし
て、上記検出温度Th≧平衡温TH が成立した時点、或
いは検出温度Th<平衡温TH +8℃が成立した時点
で、原則として、それまで行っていた元の時間制御手段
32による作動に戻す。
【0012】平衡温検知手段33は、沸騰検知信号31
0により作動し、検出温度Thが100℃以上200℃
未満の平衡測定範囲内にある場合、15秒毎にサンプリ
ングされる検出温度Thの最新値をTn、その二つ前に
サンプリングした検出温度Thの値TnをTn-2とした
場合、(Tn−Tn-2)が−2℃≦(Tn−Tn-2)≦
2℃を連続7回満たす事を条件1とし、条件1を満たし
た7回目のTnをTH'とし、条件1を最初に満たした時
のTn-2をTsとした場合、(TH'−Ts)が−4℃≦
(TH'−Ts)≦4℃を満たす事を条件2とし、条件
1、2がともに成立した際には、その際のTH'の値を平
衡温TH としている。尚、条件1、2がともに成立する
迄は、沸騰判定時の検出温度Thの値を平衡温TH とし
て扱っている。また、本実施例では、条件1、2がとも
に成立し、一度、TH'の値を平衡温T H としても、その
H'より低いTH'が検出されれば、平衡温TH をその低
いTH'に更新している。また、検出温度Thが平衡測定
範囲外に出た時は前回算出された平衡温TH をメモリし
ておき、再び、平衡測定範囲内に入った際、その値を使
用している。
【0013】設定変更手段34は、所要時間Δtが24
秒以上の場合、20秒間小火- 5秒間大火を交互に繰り
返して燃焼する時間制御手段32の作動後に、検出温度
Th≧平衡温TH +5℃となった時から検出温度Th≧
平衡温TH +10℃(所定温度w)となる迄の所要時間
tを計測するタイマTGを有する。所要時間tが60秒
を越える場合には、検出温度Th<平衡温TH +8℃が
成立する迄、時間制御手段32の作動を一時停止してM
バーナ13を強制的に小火で燃焼させ、検出温度Th<
平衡温TH +8℃が成立した時点で時間制御手段32の
作動を、20秒間小火- 3秒間大火を交互に繰り返して
燃焼させる側に変更する。尚、所要時間tが60秒以下
の場合には、検出温度Th≧平衡温TH +10℃が成立
した時から検出温度Th<平衡温TH +8℃が成立する
迄、時間制御手段32の作動を一時停止してMバーナ1
3を強制的に小火で燃焼させ、検出温度Th<平衡温T
H +8℃が成立した時点で、再び20秒間小火- 5秒間
大火を交互に交互に繰り返して燃焼させる時間制御手段
32を作動させる。
【0014】つぎに、マイクロコンピュータを有する制
御ユニット3の作動を、図3及び図4とともに説明す
る。使用者が、操作パネル6の煮込みキー61を押し、
点・消火つまみ16を押圧してスイッチ17を閉成状態
にするとともに、セーフティバルブ131及びセーフテ
ィバルブ131の下流に配されたメイン弁(図示せず)
を機械的に開弁すると、制御ユニット3は、セーフティ
バルブ131及び温調用電磁弁133に通電して開弁保
持状態にするとともに、点火電極14に通電するので、
Mバーナ13は点火され燃焼を開始する。ステップs1
において、制御ユニット3のマイクロコンピュータは、
検出温度Thが80℃になったか否か判断する。検出温
度Th=80℃(Yes)の場合は、ステップs2に進
む。ステップs2において、タイマTがスタートし、ス
テップs3に進む。ステップs3において、検出温度T
hが90℃になったか否か判断し、検出温度Th=90
℃(Yes)の場合は、ステップs4に進む。ステップ
s4において、タイマTをストップしてtの値を所要時
間Δtとしてメモリし、判定値tkをtk=(3×Δt
+25)/11として算出し、タイマTaをスタートし
てステップs5に進む。ステップs5において、検出温
度Thが1℃上昇したか否かを判断し、1℃上昇してい
る場合(Yes)、ステップs6に進み、1℃上昇する
のに要する所要時間taが判定値tk以上であるか判断
し、判定値tk未満である場合(No)、ステップs7
に進み、判定値tk以上である場合(Yes)、ステッ
プs8に進む(被調理物が沸騰状態にあると判定)。
尚、所要時間ta≧判定値tkと判断された場合、平衡
温検知手段33を上述した様に作動させて平衡温TH
検出開始し、以後、上記条件1、2がともに成立する迄
は、沸騰判定時の検出温度Thの値を平衡温TH として
扱い、条件1、2がともに成立した際には、上記TH'
値を平衡温TH とする。ステップs7において、タイマ
Taを再スタートし、ステップs5に戻る。ステップs
8において、検出温度Thが80℃→90℃に昇温する
迄の所要時間Δtが24秒未満であるか否か判断し、所
要時間Δt≧24秒の場合(No)、ステップs9に進
み、所要時間Δt<24秒の場合(Yes)、ステップ
s23に進む。ステップs9において、20秒間、温調
用電磁弁133への通電を停止し、温調用電磁弁133
を閉弁してMバーナ13を小火にし、つぎの5秒間は、
切替電磁弁133へ通電して切替電磁弁133を開弁し
てMバーナ13を大火にして交互に繰り返す燃焼にし、
ステップs10に進む。ステップs10において、検出
温度Th<平衡温TH −5℃であるか否か判断し、検出
温度Th<平衡温TH −5℃でない場合(No)、ステ
ップs11に進み、検出温度Th<平衡温TH −5℃で
ある場合(Yes)、ステップs17に進む。ステップ
s11において、検出温度Th≧平衡温TH +5℃であ
るか否か判断し、検出温度Th≧平衡温TH +5℃でな
い場合(No)、ステップs9に戻り、検出温度度Th
≧平衡温TH +5℃である場合、ステップs12に進
む。ステップs12でタイマTGをスタートさせ、ステ
ップs13に進む。ステップs13で、タイマTGのt
がt≦60秒であるか、否か判断し、t≦60秒である
場合(Yes)、ステップs14に進み、t≦60秒で
ない場合(No)、ステップs19に進む。ステップs
14において、検出温度Th≧平衡温TH +10℃であ
るか否か判断し、検出温度Th≧平衡温TH +10℃で
ない場合(No)、ステップs13に戻り、検出温度T
h≧平衡温TH +10℃である場合(Yes)、ステッ
プs15に進む。ステップs15において、切替電磁弁
133への通電を停止し、切替電磁弁133を閉弁して
Mバーナ13を小火にし、ステップs16に進む。ステ
ップs16において、検出温度Th<平衡温TH +8℃
であるか否か判断し、検出温度Th<平衡温TH +8℃
でない場合(No)、ステップs15に戻り、検出温度
Th<平衡温TH +8℃である場合(Yes)、ステッ
プs9に戻る。ステップ17において、切替電磁弁13
3へ通電を行い、切替電磁弁133を開弁してMバーナ
13を大火にし、ステップs18に進む。ステップs1
8において、検出温度Th≧平衡温TH であるか否か判
断し、検出温度Th≧平衡温TH でない場合(No)、
ステップs17に戻り、検出温度Th≧平衡温TH であ
る場合(Yes)、ステップs9に戻る。ステップs1
9において、検出温度Th≧平衡温TH +10℃である
か否か判断し、検出温度Th≧平衡温TH +10℃でな
い場合(No)、ステップs20に進み、検出温度Th
≧平衡温TH +10℃である場合(Yes)、ステップ
s21に進む。ステップs20において、検出温度Th
<平衡温TH +5℃であるか否か判断し、検出温度Th
<平衡温TH +5℃でない場合(No)、ステップs1
9に戻り、検出温度Th<平衡温TH +5℃である場合
(Yes)、ステップs9に戻る。ステップs21にお
いて、切替電磁弁133への通電を停止し、切替電磁弁
133を閉弁してMバーナ13を小火にし、ステップs
22に進む。ステップs22において、検出温度Th<
平衡温TH +8℃であるか否か判断し、検出温度Th<
平衡温TH +8℃でない場合(No)、ステップs21
に戻り、検出温度Th<平衡温TH +8℃である場合
(Yes)、ステップs23に進む。ステップs23に
おいて、20秒間、切替電磁弁133への通電を停止
し、切替電磁弁133を閉弁してMバーナ13を小火に
し、つぎの3秒間は、切替電磁弁133へ通電して切替
電磁弁133を開弁してMバーナ13を大火にし、ステ
ップs24に進む。ステップs24において、検出温度
Th<平衡温TH −5℃であるか否か判断し、検出温度
Th<平衡温TH −5℃でない場合(No)、ステップ
s25に進み、検出温度Th<平衡温TH −5℃である
場合(Yes)、ステップs28に進む。ステップs2
5において、検出温度Th≧平衡温TH +10℃である
か否か判断し、検出温度Th≧平衡温TH +10℃でな
い場合(No)、ステップs23に戻り、検出温度Th
≧平衡温TH +10℃である場合(Yes)、ステップ
s26に進む。ステップs26において、切替電磁弁1
33への通電を停止し、切替電磁弁133を閉弁してM
バーナ13を小火にし、ステップs27に進む。ステッ
プs27において、検出温度Th<平衡温TH +8℃で
あるか否か判断し、検出温度Th<平衡温TH +8℃で
ない場合(No)、ステップs26に戻り、検出温度T
h<平衡温TH +8℃である場合(Yes)、ステップ
s23に戻る。ステップs28において、切替電磁弁1
33へ通電を行い、切替電磁弁133を開弁してMバー
ナ13を大火にし、ステップs29に進む。ステップs
29において、検出温度Th≧平衡温TH であるか否か
判断し、検出温度Th≧平衡温TH でない場合(N
o)、ステップs28に戻り、検出温度Th≧平衡温T
H である場合(Yes)、ステップs23に戻る。
【0015】以下、本実施例のガステーブルAの利点を
述べる。 (あ)設定変更手段34は、所要時間Δtが24秒以上
であり、20秒間小火-5秒間大火を交互に繰り返し燃
焼させる時間制御手段32の作動後、検出温度Th≧平
衡温TH +5℃となった時から検出温度Th≧平衡温T
H +10℃となる迄の所要時間tが60秒を越える場合
には、カレーやシチュー等の調理において、ルーを入れ
たと見なし、検出温度Th<平衡温TH +8℃が成立す
る迄、時間制御手段32の作動を一時停止してMバーナ
13を強制的に小火で燃焼させ、検出温度Th<平衡温
H +8℃が成立した時点で、時間制御手段32の作動
を20秒間小火- 3秒間大火で交互に繰り返し燃焼する
弱加熱力となる側に変更している。このため、被調理物
11が、上記カレーやシチューのルーを入れた後の流動
性が悪い状態のものであっても、被調理物11が調理容
器12の外に飛散したり、焦げ付きが発生したりする事
はなく、適度に被調理物11を煮込む事ができ、使い勝
手が良い。 (い)時間制御手段32の作動後、検出温度Th<平衡
温TH −5℃となった場合、検出温度Th≧平衡温TH
となる迄、時間制御手段32の作動を一時停止してMバ
ーナ13を強制的に大火で燃焼させている。このため、
沸騰後に、被調理物11を追加する調理や水を追加する
水炊き調理等の場合において、早期に検出温度Thを平
衡温TH に戻す事ができ、効率的に被調理物11を煮込
む事ができる。 (う)時間制御手段32の作動の後、検出温度Th≧平
衡温TH +10℃となった場合は、Mバーナ13を強制
小火にして検出温度Thを下げているので、被調理物1
1の焦げ付きや煮え過ぎ等の不具合の発生を防止でき
る。
【0016】本発明は、上記実施例以外に、つぎの実施
態様を含む。 a.所定温度wは、適宜決めれば良い。 b.沸騰検知手段による沸騰状態の検出方法は、例え
ば、単位時間当たりの検出温度Thの上昇速度が所定値
以下になった場合を沸騰状態と判断する等、他の方法を
使用しても良い。 c.平衡温検知手段による平衡状態の検出方法は、例え
ば、温度上昇率が所定値以下になった場合を平衡状態と
して判断する等、他の方法であっても良い。 d.加熱源としてはガスバーナに限らず、調理装置は、
電気、或いは石油を燃料としても良い。 e.沸騰を検知したときに、加熱源を沸騰前より弱く、
且つ沸騰状態を維持する加熱源で作動させる他の方法と
して、例えば、ガス管路中にガス量制御弁(比例弁)を
設け、弁の開度を自動調節して、沸騰前より弱い火力を
設定しても良い。 f.上記実施例では、平衡温TH +所定温度w(10
℃)に達した時、20秒小火- 5秒大火→20秒小火-
3秒大火に変更したが、これを例えば、20秒小火- 2
秒大火に替えても良い。また、比例弁を使用する場合に
は、平衡温TH +所定温度wに達した際、弁の開度を更
に絞って弱火力とすれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるガステーブルAの斜
視図である。
【図2】そのガステーブルAの構造図である。
【図3】そのガステーブルAにおける、経過時間- 検出
温度Th特性の一例を示すグラフである。
【図4】そのガステーブルAの制御ユニット3の作動を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 温度センサ 3 制御ユニット(燃焼制御器) 11 被調理物 12 調理容器 13 Mバーナ(バーナ) 31 沸騰検知手段 32 沸騰維持制御手段 33 平衡温検知手段 34 設定変更手段 Th 検出温度 TH 平衡温 w 所定温度 A ガステーブル(調理装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調理物が入った調理容器を加熱する加
    熱源と、 該加熱源による加熱力を制御する燃焼制御器と、 前記被調理物の温度に対応した電気出力を前記燃焼制御
    器に送出する温度センサとを備え、 前記燃焼制御器は、 前記温度センサにより検出される検出温度Thの上昇速
    度が小さくなった時、前記被調理物が沸騰状態にあると
    判定する沸騰検知手段と、 沸騰判定後に前記加熱源を沸騰前より弱く、且つ沸騰状
    態を維持する加熱力で作動させる沸騰維持制御手段と、 沸騰判定後、ほぼ一定となった検出温度Th、即ち、平
    衡温TH を検知する平衡温検知手段と、 前記沸騰維持制御手段の作動後に、検出温度Th≧平衡
    温TH +所定温度wを満足する様になった時には、前記
    沸騰維持制御手段による沸騰維持の為の加熱力を、上記
    平衡温TH +所定温度wに達する前より弱加熱力となる
    側に変更する設定変更手段とを具備する調理装置。
JP4083772A 1992-04-06 1992-04-06 調理装置 Expired - Lifetime JP2584933B2 (ja)

Priority Applications (2)

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