JPH05286877A - 2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−(1,4)の製法 - Google Patents

2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−(1,4)の製法

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JPH05286877A
JPH05286877A JP4281235A JP28123592A JPH05286877A JP H05286877 A JPH05286877 A JP H05286877A JP 4281235 A JP4281235 A JP 4281235A JP 28123592 A JP28123592 A JP 28123592A JP H05286877 A JPH05286877 A JP H05286877A
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メルガー フランツ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 次の反応式による式I 反応式: の2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−
(1,4)(BHB)の製法。 【効果】 BHBを高い収率と純度で経済的に製造でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、式I:
【0002】
【化4】
【0003】の2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタ
ンジオール−(1,4)の製法に関する。
【0004】
【従来の技術】J.Org.Chem.24,1005
(1959)により、ホルムアルデヒドを用いる4−ヒ
ドロキシブチルアルデヒドの共アルドール化において、
その際に形成された粗製2,2,−ビス−ヒドロキシメ
チル−ブチルアルデヒドをラネーニッケルを用いて断続
的に水素化して、濃厚液体シロップが生じるが、これか
ら、表題化合物は、慣例の分離法で単離できない。Iを
得るためには、得られた水素化混合物を、無水酢酸を用
いてアセチル化し、単離可能で、かつメタノールとの反
応により表題化合物Iに変えられるテトラ酢酸エステル
にすべきである。この方法で、2,2−ビス−ヒドロキ
シメチル−ブタンジオール−(1,4)I(以後、BH
Bと称する)は、4−ヒドロキシブチルアルデヒドに対
して、僅か24%の全収率で得られる。この不充分な収
率及び非常に手間がかかり、かつ経費のかかる有価生成
物の単離故に、この方法は、工業的使用に適さない。
【0005】この低収率は、おそらく、中間的に形成さ
れる生成物4−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチル−ブ
チルアルデヒド及び2,2−ビス−ヒドロキシメチル−
ブチルアルデヒドの副反応、例えば脱水素化−、逆アル
ドール−又は重合反応に起因する。しかしながら、これ
は、詳しく調査されなかった。
【0006】欧州特許(EP−A)第340970号明
細書により、水素化条件下での4−ヒドロキシブチルア
ルデヒドとホルムアルデヒドとの反応の際に、実質的に
は排他的に、2−メチルブタンジオール−(1,4)及
びブタンジオール(1,4)が生じる。BHBがこの条
件下で形成されないことは、明らかである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、B
HBの経済的製造を可能にする方法を見つけることを課
題とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って、式II:
【0009】
【化5】
【0010】の4−ヒドロキシブチルアルデヒド及び/
又は式III:
【0011】
【化6】
【0012】の2−ヒドロキシテトラヒドロフランを塩
基性触媒の存在下で、ホルムアルデヒドと縮合させ、引
き続き、得られた反応混合物を接触水素化し、かつ水素
化搬出物から2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタン
ジオール−(1,4)を単離する、式I:
【0013】
【化7】
【0014】の2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタ
ンジオール−(1,4)の製法が開発された。
【0015】本発明方法の基礎となる化学反応は、次の
反応式で明らかにされる:
【0016】
【化8】
【0017】その際、環状ヘミアセタール2−ヒドロキ
シテトラヒドロフランIIIと平衡する4−ヒドロキシ
ブチルアルデヒドIIを、アルデヒド2分子でアルドー
ル化して、2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブチルア
ルデヒドIVに縮合させ、これを引き続き、水素化し
て、BHBにする。
【0018】アルドール化のために、ホルムアルデヒド
は、一般的に、4−ヒドロキシブチルアルデヒドIIに
対して1.5〜3.0、特に1.8〜2.5のモル比で
反応させる。更に、ホルムアルデヒドは、水溶液として
使用するのが有利である。そのホルムアルデヒド含有率
は、10〜50重量%が有利である。
【0019】塩基性触媒としては、ホルムアルデヒドを
4−ヒドロキシブチルアルデヒドを用いてアルドール化
する際に、アルドール縮合の触媒作用のために通常使用
される全ての塩基、例えばアルカリ−及びアルカリ土類
金属の水酸化物及び炭酸塩、3級アミン及び塩基性イオ
ン交換体を使用することができるが、本発明方法におい
ては、3級アミン、殊に3級アルキルアミンを使用する
ことが殊に有利である。
【0020】本発明方法において、脂肪族−も、脂環式
−も、ヘテロ環式脂肪族3級アミンも使用することがで
きる。炭素原子3〜20個、特に炭素原子3〜15個を
有する3級アミンを使用するのが有利である。殊に有利
な3級アミンは、C1〜C4−アルキル基から形成されて
いるものである。例として、次の3級アミンが挙げられ
る:トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−
プロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリ−イソ
プロピルアミン、トリ−イソブチルアミン、メチル−ジ
エチルアミン、メチル−ジイソプロピルアミン、エチル
−ジイソプロピルアミン、ジメチル−t−ブチルアミ
ン、N,N′−テトラメチル−エチレンジアミン、N,
N′,N″−ペンタメチル−エチレントリアミン、シク
ロヘキシル−ジメチルアミン、ジシクロヘキシル−メチ
ルアミン、トリベンジルアミン、ベンジルジメチルアミ
ン、N−メチルピロリジン、N−メチル−ピペリジン、
N,N′−ジメチル−ピペラジン、N,N′−ジエチル
−ピペラジン、N−メチルモルホリン、トリエタノール
アミン、メチルジエタノールアミン、キヌクリジン、
1,4−ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン。
【0021】この塩基は、一般的に、4−ヒドロキシブ
チルアルデヒドに対して0.5〜25、特に1.0〜1
0モル%の量で使用される。
【0022】4−ヒドロキシブチルアルデヒドとホルム
アルデヒドとの縮合は、一般的に、0〜100℃、特に
1〜70℃の温度、殊に有利には、1〜40℃で実施す
る。反応は、常圧で実施するのが有利であるが、圧力
下、特に反応系の自己圧下又は減圧下での操作方法は同
様に可能である。
【0023】通常、アルドール縮合は、水性反応媒体中
で実施されるが、所望に応じて、反応媒体に、反応条件
下で不活性な、特に水と良好に混合可能な、更に他の有
機溶剤、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン又はジ
メトキシエタンを加えることができる。
【0024】アルドール縮合の終了後及び水素化の前
に、塩基性触媒を、所望に応じて、酸の添加により中和
するが、その際、特に、機械的分離方法、例えば濾過又
は遠心分離により簡単に反応混合物から再び除去するこ
とができる酸性イオン交換体を用いて中和する。このよ
うな操作法は、無機触媒を使用する際に、殊に有利であ
ることが分かる。蒸留可能な塩基性触媒、例えば3級ア
ミンがアルドール縮合に使用される場合、これは、所望
に応じて、蒸留により、反応混合物から除去することも
できる。しかしながら、引き続く水素化を、この塩基性
触媒の存在下で実施することも可能である。本発明方法
の殊に有利な実施態様において、すなわち、アルドール
化触媒として3級アミンを使用する場合、アルドール化
生成物の水素化は、直接、すなわち触媒を前除去するこ
となしに、実施することができる。
【0025】水素化のために、2,2−ビス−ヒドロキ
シメチル−ブチルアルデヒドIVは、有利には、50重
量%より少ないIVを含有する溶液の形で使用される。
従って、有利には、水素化の前に、アルドール縮合から
の反応混合物に、更に、付加的溶剤を加える。水素化す
べき溶液が、通常50〜90重量%、殊に70〜85重
量%の水含有率を有するように、反応混合物を希釈する
のが有利である。
【0026】水の代わりに、水素化すべきアルドール縮
合からの反応混合物に、水素化の条件下で不活性である
有機溶剤、特に、反応混合物中に既に含有された水と良
好に混ざるものを加えることもできる。
【0027】このような溶剤の例として、次のものが挙
げられる:エーテル、例えばテトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジメトキシエタン、C1〜C4−アルコール、殊
にメタノール、エタノール、プロパノール及びイソプロ
パノール、エチレングリコール、メトキシエタノール及
びエトキシエタノール。
【0028】水素化すべき反応混合物から水を、完全又
は部分的に、例えば蒸留により除去し、かつ引き続き、
完全又は部分的に、有機溶剤を除去することも可能であ
る。反応混合物から水を、完全に又は大部分除去する場
合、これを、水と混ざらない、又は僅かに良好に混合可
能な有機溶剤に替えることもできる。有機溶剤を使用又
は共使用する場合、この有機溶剤を、水素化すべき反応
混合物に、水素化すべき反応混合物の水及び/又は有機
溶剤の全含有率が、50〜90重量%、特に70〜85
重量%になる量で加えるようにするのが有利である。
【0029】こうして製造されたアルドール縮合生成物
2,2−ビス−ヒドロキシメチル−4−ヒドロキシブチ
ルアルデヒドを含有する溶液の水素化は、慣例の方法
で、一般的に70〜200℃の温度で、かつ通常1〜2
00バールの圧力で実施することができる。不均一触媒
を用いて、有利に水素化される。この際、水素化触媒
は、反応混合物中に懸濁させるか、又は固定層中に配置
することができる。水素化すべき混合物は、缶内(Sump
f)−でも流過法(Rieselfahrweise)でも、固定層を介し
て導くことができる。その際、一般的に、10〜300
分、殊に20〜120分の滞留時間に調節される。
【0030】BHBへの2,2−ビス−ヒドロキシメチ
ル−4−ヒドロキシブチルアルデヒドの水素化のため
に、基本的には慣例の水素化触媒全て、例えば次のもの
が使用できる:ニッケル、コバルト、銅、マンガン、モ
リブデン、レニウム及び/又は白金族元素 パラジウ
ム、白金及びルテニウムを含有する触媒。その際、微細
粉末化された又は網状又はより大きな表面積の他の形の
純粋金属も、これらの金属1種以上を含有する触媒も使
用することができる。水素化触媒は、完全触媒として
か、又は担体触媒の形で使用することができる。慣例の
担体物質、例えば二酸化珪素、酸化アルミニウム、二酸
化ジルコン、二酸化チタン、活性炭、硫酸バリウム、炭
酸バリウム、炭酸カルシウム等を、この担体触媒のため
に使用することができる。例として、カタリティック・
ヒドロゲネーション(R.L.Augustine,Catalytic Hydrog
enation,Kapitel3,Marcel Dekker,Inc.,ニューヨーク19
65)、欧州特許(EP−A)第335222号明細書、
西独特許(DE−A)第1257753号明細書、米国
特許(US−A)第3449445号明細書、西独特許
(DE−A)第2321101号明細書、欧州特許(E
P−A)第44444号明細書及び西独特許(DE−
A)第3904083号明細書中に記載された水素化触
媒が挙げられる。本発明方法では、銅−及び又はコバル
ト−含有触媒及び/又はルテニウム触媒、殊に酸化アル
ミニウム上のルテニウムを使用するのが有利である。殊
に有利な銅−及び/又はコバルト−含有触媒は、西独特
許(DE−A)第2321101号明細書、欧州特許
(EP−A)第44444号明細書及び西独特許(DE
−A)第3904083号明細書による触媒である。
【0031】アルドール縮合も、水素化も、断続的又は
連続的に、慣例の反応器中で実施することができる。
【0032】水素化混合物から、有価生成物BHBは、
簡単な方法で、慣例の方法により、例えば、水に難溶性
の有機溶剤、例えば難溶性アルコール、ケトン、エーテ
ル、エステル又はハロゲン化された炭素原子を用いる水
素化水溶液の抽出又は晶出により単離することができ
る。BHBは、蒸留により精製し、かつ単離するのが有
利である。蒸留において、場合により触媒として使用し
た3級アミンも再生され、かつ必要に応じて、アルドー
ル縮合の工程に戻すことができる。
【0033】本発明方法により、有価BHBは、良好な
収率及び高い純度で得られる。
【0034】BHBは、種々異なる使用、例えばアルキ
ド樹脂及びラックの製造のために、ポリウレタンの製造
においてポリオール成分として、及び軟化剤及び乳化剤
の製造のために使用する。
【0035】その製造のために使用される4−ヒドロキ
シブチルアルデヒドは、欧州特許(EP−A)2938
18号明細書により、2−ブテンジオール−(1,4)
の単離により、又は二者選択的に、例えば欧州特許(E
P−A)第150943号明細書中に記載されているよ
うな、アリルアルコールのヒドロホルミル化を介して得
られる。
【0036】
【実施例】
例1 4−ヒドロキシブチルアルデヒド176g(2モル)、
30重量%ホルマリン溶液(ホルムアルデヒド5モル)
500g及びトリエチルアミン3g(0.03モル)を
混合し、かつ先ず25℃で1時間、次いで、40℃で1
時間撹拌した。引き続き、反応混合物を水1000gで
希釈し、かつ得られた溶液を130℃で、かつ90バー
ルの圧力で連続的に水素化した。水素化触媒として、欧
州特許(EP−A)第44444号明細書による酸化ア
ルミニウム上の銅を使用し、その銅含有率は、CuOと
して計算して、55重量%であり、かつその酸化アルミ
ニウム含有率は、Al23として計算して、44.5重
量%であった。触媒負荷は、溶液1.2l/触媒l ×
hであった。水素化生成物の蒸留後処理により、BHB
(沸点(1トル):200〜205℃;融点:87〜8
8℃)201g(使用4−ヒドロキシブチルアルデヒド
に対して、全収率67%に相当する)が単離された。
【0037】例2 アルドール縮合を例1中に記載したのと同様にして実施
した。引き続き、反応混合物中に存在する水を減圧下
(3mバール、缶内温度:50℃)で、十分に留去し、
かつ残分を3倍量のテトラヒドロフラン中に溶かした。
得られた溶液を、170℃及び90バールの圧力で、連
続的に水素化した。水素化触媒として、西独特許(DE
−A)第3904083号明細書による、コバルト(C
oOとして計算して)66.8重量%、銅(CuOとし
て計算して)19.1重量%、マンガン(Mn23とし
て計算して)7.1重量%、モリブデン(Mo23とし
て計算して)3.3重量%、燐酸(H3PO4として計算
して)3.5重量%及びナトリウム(Na2Oとして計
算して)0.15重量%を含有する触媒を使用した。触
媒は、溶液1.9l/触媒l ×hを負荷した。水素化
生成物の蒸留後処理後に、BHBは、使用4−ヒドロキ
シブチルアルデヒドに対して全収率54%で得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 47/19 7457−4H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 の2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−
    (1,4)の製法において、式II: 【化2】 の4−ヒドロキシブチルアルデヒド及び/又は式II
    I: 【化3】 の2−ヒドロキシテトラヒドロフランを塩基性触媒の存
    在下で、ホルムアルデヒドと縮合させ、引き続き、得ら
    れた反応混合物を接触水素化し、かつ水素化搬出物から
    2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−
    (1,4)を単離することを特徴とする、2,2−ビス
    −ヒドロキシメチル−ブタンジオール−(1,4)の製
    法。
JP4281235A 1991-10-22 1992-10-20 2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−(1,4)の製法 Pending JPH05286877A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4134771A DE4134771A1 (de) 1991-10-22 1991-10-22 Verfahren zur herstellung von 2,2-bis-hydroxymethyl-butandiol-(1,4)
DE4134771.4 1991-10-22

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JP4281235A Pending JPH05286877A (ja) 1991-10-22 1992-10-20 2,2−ビス−ヒドロキシメチル−ブタンジオール−(1,4)の製法

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US (1) US5254757A (ja)
EP (1) EP0538686B1 (ja)
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DE (2) DE4134771A1 (ja)
ES (1) ES2077321T3 (ja)

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