JPH05283655A - マスクrom - Google Patents

マスクrom

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JPH05283655A
JPH05283655A JP8123892A JP8123892A JPH05283655A JP H05283655 A JPH05283655 A JP H05283655A JP 8123892 A JP8123892 A JP 8123892A JP 8123892 A JP8123892 A JP 8123892A JP H05283655 A JPH05283655 A JP H05283655A
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices
    • G11C17/126Virtual ground arrays

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  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明のマスクROMは、メインビット線と接
続されるメモリセルブロックを選択する複数の第1のブ
ロック選択線と、仮想接地線と接続されるメモリセルブ
ロックを選択する複数の第2のブロック選択線とを具備
し、第1のブロック選択線と第2のブロック選択線とが
メモリセルブロックを挟んで交互に配列される。 【効果】本発明を用いると、1ブロック中に多数のワー
ド線を設けることが出来、センスアンプのマージンに影
響を与えず、さらに、選択信号線の本数を減らして単位
ビットあたりの面積が小さなマスクROMを提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるマスクROM
(Read Only Memory)に関する。特
に、NOR型マスクROMに関する。
【0002】
【従来の技術】大容量のマスクROMのメモリセルとし
て、メモリセルのソース、ドレインをN型拡散層により
形成し、このN型拡散層と直交するようにワード線を配
置したNOR型マスクROMが使用されるようになって
いる。[図4]及び[図5]は、このようなマスクRO
Mのメモリセルアレイの回路構成及びメモリセルアレイ
の平面図を示している。
【0003】同図において、上下方向に配設されたビッ
ト線101はN型拡散層、左右方向に配設されたワード
線102はポリサイドによって形成される。ビット線1
01とワード線102が交差するように配置され、交差
部にMOSトランジスタのソース、及びドレイン領域、
交差部の間にMOSトランジスタのチャネルが形成され
るメモリセルトランジスタ103はNOR型構成であ
る。メモリセルトランジスタ103は、チャネルへの不
純物拡散量の相違などの手法により、セルが保持すべき
情報ビットに対応して所定のゲート電圧により導通し、
あるいは非導通となるように設定されている。この様な
構造のフラットセルはN型拡散層をビット線としてい
て、これの抵抗及び接合容量が大きくなる。したがっ
て、これらを低減し高速読み出しを可能にするためブロ
ック選択構造をしている。[図4]の回路はi番目のブ
ロックを示している。各ブロックはビット線101の両
端に各々接続された偶数列選択トランジスタ104及び
奇数列選択トランジスタ105と16本のワード線WL
0 〜WL15を各々ゲート電極とした16個のメモリセル
群により構成されており、メモリセルアレイはビット線
101方向に256ブロックに分割されている。ビット
線101は偶数列選択トランジスタ104及び奇数列選
択トランジスタ105を介してアルミニウムで形成され
たメインビット線106に接続されている。メインビッ
ト線106の下方端部は列選択線CSによって制御され
る列選択トランジスタ113を介してセンスアンプ11
4に接続される。仮想接地線107もアルミニウムで形
成されていて、偶数列選択トランジスタ104及び奇数
列選択トランジスタ105を介してメモリセルトランジ
スタ103のソースに接続される。仮想接地線107の
下方端部は列選択トランジスタ113及び仮想接地選択
線VSによって制御される仮想接地選択トランジスタ1
15を介して接地される。メインビット線106と仮想
接地線107は隣合うように配置されている。メモリセ
ルは偶数列108、奇数列109のどちらかに属し、ビ
ット線101の両端の偶数列選択トランジスタ104及
び奇数列選択トランジスタ105を切替えることによ
り、偶数列108、奇数列109の選択を行うことが出
来る。
【0004】例えば偶数列の読み出しは、偶数列選択線
110と、一本のワード線、例えばWL15が選択される
とハイレベル(以下、“H”と略記する)となり、メモ
リセルトランジスタ103’のソース、ドレインがアル
ミニウムの仮想接地線107及びメインビット線106
に接続される。このとき、奇数列選択線111がロウレ
ベル(以下、“L”と略記する)となって奇数列選択ト
ランジスタ105はオフになっている。奇数列のメモリ
セル103’’等のゲートにもワード線WL15によって
“H”が印加されるが、奇数列のメモリセルのソース、
ドレイン間はオン状態の偶数列選択トランジスタ104
を介して短絡されており、メモリセルトランジスタ10
3’’はオフになっている。
【0005】したがって、ブロックiの偶数列選択線1
10と、ワード線WL15が選択されると、メモリセルト
ランジスタ103’を通過する電流の有無に応じて、記
録された内容がセンスアンプ114に読み出される。奇
数列のメモリセルを読み出す場合も同様にして行える。
【0006】しかしながら、上記したメモリセル構造で
は、読み出し時の電流が読み出すメモリセルを底辺とす
るU字型の経路をたどる。例えば偶数列のメモリセルト
ランジスタ103’をアクセスする場合は、コンタクト
ホール112、偶数列選択トランジスタ104を介して
N型拡散層による抵抗の大きいビット線101の端から
端までを経路とする。N型拡散層によるビット線101
の行方向の長さをlとすると最悪の場合、電流は2lの
長さのN型拡散層を通過する必要がでてくる。したがっ
てこの部分で電圧降下が大きく、1ブロック中に設けら
れるワード線の本数は制限される。また、選択されたメ
モリセルの物理的な位置によって異なった電圧降下値で
あるため、センスアンプのマージンが小さくなるという
問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のNOR型マスクROMは1ブロック中に設けられるワ
ード線の本数は制限される、また、選択されたメモリセ
ルの物理的な位置によって異なった電圧降下値であるた
め、センスアンプのマージンが小さくなるという欠点が
あった。
【0008】本発明は、上記欠点を除去し、1ブロック
中に多数のワード線を設けることが出来、センスアンプ
のマージンに影響を与えず、さらに、選択信号線の本数
を減らして単位ビットあたりの面積が小さなマスクRO
Mを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、メインビット線と仮想接地線と複数の
メモリセルからなる複数のメモリセルブロックとを有す
るマスクROMにおいて、前記複数のメモリセルブロッ
クのうち前記メインビット線と接続されるメモリセルブ
ロックを選択する複数の第1のブロック選択線と、前記
複数のメモリセルブロックのうち前記仮想接地線と接続
されるメモリセルブロックを選択する複数の第2のブロ
ック選択線とを具備し、前記第1のブロック選択線と前
記第2のブロック選択線とが前記メモリセルブロックを
挟んで交互に配列されることを特徴とするマスクROM
を提供する。また、前記第1及び第2のブロック選択線
が隣接する前記メモリセルブロックどうしで共有される
ことを特徴とする読み出し専用メモリを提供する。
【0010】また、前記メモリセルブロックが平行に配
列された複数のビット線と、このビット線と直交する複
数のワード線と、前記ビット線及び前記ワード線の交差
部をソース及びドレイン領域とし前記交差部に挟まれる
部分をチャネル領域とする複数のメモリセルトランジス
タとからなることを特徴とするマスクROMを提供す
る。
【0011】
【作用】本発明で提供する手段を用いると、第1、第2
のブロック選択線がブロックの対辺に位置するので、電
流経路の折返しがなく、この結果、従来のマスクROM
と比較してN型拡散層を通る電流経路が半分ですむ。し
たがって、この部分での電圧降下は半分になる。
【0012】また、読み出し時のセル電流の電流経路の
折返しがないため、選択されたメモリセルの物理的な位
置によってブロック内での電圧降下値が変動せず、セン
スアンプのマージンが小さくならない。
【0013】また、隣合うメモリセルブロックどうしで
第1のブロック選択線及び第2のブロック選択線を共有
し合い、第1のブロック選択線と第2のブロック選択線
との両方に選択されたブロックから情報を読取る。この
ようにすると、ブロック選択線の本数を減らすことがで
きる。
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例のNOR型マスクRO
Mのメモリセルアレイ[図1]及び[図2]を参照して
説明する。[図1]及び[図2]は、この様なマスクR
OMのi番目のブロックのメモリセルアレイの回路構成
及びメモリセルアレイの平面図を示している。
【0015】同図において、上下方向に配設されたビッ
ト線201はN型拡散層、左右方向に配設されたワード
線202はポリサイドによって形成される。ビット線2
01とワード線202が交差するように配置され、交差
部にMOSトランジスタのソース、及びドレイン領域、
交差部の間にMOSトランジスタのチャネルが形成さ
れ、メモリセルトランジスタ203はNOR型構成であ
る。メモリセルトランジスタ203は、上記の通り、セ
ルが保持すべき情報ビットに対応して所定のゲート電圧
により導通し、あるいは非導通となるように設定されて
いる。各ブロックはN型拡散層にるビット線の組と16
本のワード線WL0 〜WL15を各々ゲート電極とした1
6個のメモリセル群により構成されており、メモリセル
アレイはビット線201方向に256ブロックに分割さ
れている。複数のブロックに渡ってビット線201と平
行してアルミニウムからなるメインビット線206が配
設されていて、下方端部は列選択線CSによって制御さ
れる列選択トランジスタ213を介してセンスアンプ2
14に接続される。また、複数のブロックに渡ってビッ
ト線201と平行してアルミニウムからなる仮想接地線
207が配設されていて、下方端部は列選択トランジス
タ213及び仮想接地選択線VSによって制御される仮
想接地選択トランジスタ215を介して接地される。N
型拡散層で形成されるビット線201はB、C、Dの3
つの組に分けられ、…B、C、D、C、B、C…の順に
並んでいる。メモリセルトランジスタ203も、ビット
線201Bをソースにビット線201Cをドレインとす
るメモリセルトランジスタ203BCと、ビット線20
1Cをソースにビット線201Dをドレインとするメモ
リセルトランジスタ201CDとに分けられる。したが
って、メモリセルトランジスタ203も、…BC、B
C、CD、CD、BC…の順に並んでいる。ビット線2
01Bとビット線201CとはCDセル選択線SCDに
よって制御されるMOSトランジスタ223によって接
続され、ビット線201Dとビット線201CとはBC
セル選択線SBCによって制御されるMOSトランジス
タ225によって接続されている。さらに、ビット線2
01Bは第1のi番目のブロック選択線BS1i によっ
て制御されるMOSトランジスタ227によって仮想接
地線207と接続されている。また、ビット線201D
は第2のi番目のブロック選択線BS2i によって制御
されるMOSトランジスタ229によってメインビット
線206と接続されている。
【0016】以下、メモリトランジスタ203BCの読
み出し動作を説明する。第1のi番目のブロック選択線
BS1i が“H”になり、MOSトランジスタ227が
オンになると、ビット線201Bと仮想接地線207と
が接続される。さらに、第2のi番目のブロック選択線
BS2i が“H”になり、MOSトランジスタ229が
オンになると、ビット線201Dとメインビット線20
6とが接続される。続いて、BCセル選択線SBCが
“H”になるとMOSトランジスタ225がオンにな
り、ビット線201Dとビット線203Cとが接続され
る。CDセル選択線列選択線SCDは“L”なのでMO
Sトランジスタ223はオフである。続いて、列選択線
CSが“H”になり接地選択線VSが“H”になると、
ビット線201Bが接地電位となり、ビット線201C
がセンスアンプと接続される。続いて、選択されたワー
ド線、例えばWL0 が“H”になるとメモリトランジス
タ203BCに書込まれた内容に応じてメインビット線
206と仮想接地線207との間に電流が流れる。この
電流をセンスアンプで検知する。このときの電流経路を
同図に点線で示す。
【0017】次に、メモリトランジスタ203CDの読
み出し動作を説明する。第1のi番目のブロック選択線
BS1i が“H”になり、MOSトランジスタ227が
オンになると、ビット線201Bと仮想接地線207と
が接続される。さらに、第2のi番目のブロック選択線
BS2i が“H”になり、MOSトランジスタ229が
オンになると、ビット線201Dとメインビット線20
6とが接続される。続いて、CDセル選択線SCDが
“H”になるとMOSトランジスタ223がオンにな
り、ビット線201Bとビット線203Cとが接続され
る。BCセル選択線列選択線SBCは“L”なのでMO
Sトランジスタ225はオフである。続いて、列選択線
CSが“H”になり接地選択線VSが“H”になると、
ビット線201Cが接地電位となり、ビット線201D
がセンスアンプと接続される。続いて、選択されたワー
ド線、例えばWL0 が“H”になるとメモリトランジス
タ203CDに書込まれた内容に応じてメインビット線
206と仮想接地線207との間に電流が流れる。この
電流をセンスアンプで検知する。
【0018】この様に、第1の実施例のマスクROM
は、[図1]で示したような電流経路を通り、従来のマ
スクROMと比較してN型拡散層を通る電流経路が半分
ですむ。したがって、この部分での電圧降下は半分にな
る。この結果、一つのブロックに従来よりも多くのワー
ド線(例えば32本)を設けることが出来る。さらに電
圧降下分は選択されたメモリセルの物理的な位置によら
ない。よって、センスアンプのマージンが小さくなると
いう問題が解決される。
【0019】しかし、このブロック構造のマスクROM
は、一つのブロックに2本のブロック選択線(第1のi
番目のブロック選択線BS1i と第2のi番目のブロッ
ク選択線BS2i )と2本の列選択信号線(BCセル選
択線SD、CDセル選択線SB)があり、合計4本の選
択信号が必要となってくる。したがって、1ブロックの
ワード線の本数が増えてコンタクトホールの個数が減っ
たとしても、選択信号線が増加するので、単位ビットあ
たりの面積がそれほど小さくならないという欠点があ
る。
【0020】[図3]及び[図4]は、本発明の第2の
実施例に関わるマスクROMのi番目のブロックのメモ
リセルアレイの回路構成及びメモリセルアレイの平面図
を示している。
【0021】同図において、上下方向に配設されたビッ
ト線301はN型拡散層、左右方向に配設されたワード
線302はポリサイドによって形成される。ビット線3
01とワード線302が交差するように配置され、交差
部にMOSトランジスタのソース、及びドレイン領域、
交差部の間にMOSトランジスタのチャネルが形成さ
れ、メモリセルトランジスタ303はNOR型構成であ
る。メモリセルトランジスタ303は、上記の通り、セ
ルが保持すべき情報ビットに対応して所定のゲート電圧
により導通し、あるいは非導通となるように設定されて
いる。各ブロックはN型拡散層にるビット線の組と16
本のワード線WL0 〜WL15を各々ゲート電極とした1
6個のメモリセル群により構成されており、メモリセル
アレイはビット線301方向に256ブロックに分割さ
れている。複数のブロックに渡ってビット線301と平
行してメインビット線306が配設されていて、下方端
部は、列選択信号CSによって制御される列選択トラン
ジスタ313を介してセンスアンプに接続される。ま
た、複数のブロックに渡ってビット線301と平行して
アルミニウムからなる仮想接地線307が配設されてい
て、下方端部は列選択トランジスタ313及び仮想接地
選択線VSによって制御される仮想接地選択トランジス
タ315を介して接地される。N型拡散層で形成される
ビット線301はB、C、Dの3つの組に分けられ、…
B、C、D、C、B、C…の順に並んでいる。ここで、
ビット線301Bはi−1番目のブロックに延びてい
て、i−1番目のブロックのB組のビット線と共有され
ている。また、ビット線301Dはi+1番目のブロッ
クに延びていて、i+1番目のブロックのD組のビット
線と共有されている。メモリセルトランジスタ303
も、ビット線301Bをソースにビット線301Cをド
レインとするメモリセルトランジスタ303BCと、ビ
ット線301Cをソースにビット線301Dをドレイン
とするメモリセルトランジスタ301CDとに分けられ
る。したがって、メモリセルトランジスタ303も、…
BC、BC、CD、CD、BC…の順に並んでいる。ビ
ット線301Bとビット線301CとはCDセル選択線
SCDによって制御されるMOSトランジスタ323に
よって接続され、ビット線301Dとビット線301C
とはBCセル選択線SBCによって制御されるMOSト
ランジスタ325によって接続されている。さらに、ビ
ット線301Bはi番目のブロック選択線BSi によっ
て制御されるMOSトランジスタ327によって仮想接
地線307と接続されている。また、ビット線301D
はi+1番目のブロック選択線BSi+1 によって制御さ
れるMOSトランジスタ329によってメインビット線
306と接続されている。
【0022】以下、メモリトランジスタ203BCの読
み出し動作を説明する。i番目のブロック選択線BSi
が“H”になり、MOSトランジスタ327がオンにな
ると、ビット線301Bと仮想接地線307とが接続さ
れる。さらに、i+1番目のブロック選択線BSi+1
“H”になり、MOSトランジスタ329がオンになる
と、ビット線301Dとメインビット線306とが接続
される。続いて、BCセル選択線SBCが“H”になる
とMOSトランジスタ325がオンになり、ビット線3
01Dとビット線303Cとが接続される。CDセル選
択線列選択線SCDは“L”なのでMOSトランジスタ
323はオフである。続いて、列選択線CSが“H”に
なり接地選択線VSが“H”になると、ビット線301
Bが接地電位となり、ビット線301Cがセンスアンプ
と接続される。続いて、選択されたワード線、例えばW
0 が“H”になるとメモリトランジスタ303BCに
書込まれた内容に応じてメインビット線306と仮想接
地線307との間に電流が流れる。この電流をセンスア
ンプで検知する。このときの電流経路を同図に点線で示
す。
【0023】次に、メモリトランジスタ303CDの読
み出し動作を説明する。i番目のブロック選択線BSi
が“H”になり、MOSトランジスタ327がオンにな
ると、ビット線301Bと仮想接地線307とが接続さ
れる。さらに、i+1番目のブロック選択線BSi+1
“H”になり、MOSトランジスタ329がオンになる
と、ビット線301Dとメインビット線306とが接続
される。続いて、CDセル選択線SCDが“H”になる
とMOSトランジスタ323がオンになり、ビット線3
01Bとビット線303Cとが接続される。BCセル選
択線SBCは“L”なのでMOSトランジスタ325は
オフである。続いて、列選択線CSが“H”になり接地
選択線VSが“H”になると、ビット線301Cが接地
電位となり、ビット線301Dがセンスアンプと接続さ
れる。続いて、選択されたワード線、例えばWL0
“H”になるとメモリトランジスタ303CDに書込ま
れた内容に応じてメインビット線306と仮想接地線3
07との間に電流が流れる。この電流をセンスアンプで
検知する。
【0024】さらに一般的には、j番目のブロックをア
クセスする場合は、j番目のブロック選択線とj+1番
目のブロック選択線を“H”にすれば良い。このよう
に、接地側とセンスアンプ側の二つのトランジスタをオ
ンにすれば選択されたブロックがアクティブになる。こ
の結果、一つのブロックに対して一本のブロック選択信
号線を割当てれば良く、BCセル選択線SBC及びCD
セル選択線SCDを加えて、一つのブロックに対して合
計3本の信号線でよい。変形ブロック型の従来例と比較
して信号線が一本減るという効果がある。したがって、
単位ビットあたりのセル面積が小さくなる。
【0025】また、第2の実施例に示した構造のマスク
ROMは、[図3]で示したような電流経路を通り、従
来構造のマスクROMと比較してN型拡散層を通る電流
経路が半分ですむ。したがって、この部分での電圧降下
は半分になる。この結果、一つのブロックに従来よりも
多くのワード線(例えば32本)を設けることが出来
る。さらに電圧降下分は選択されたメモリセルの物理的
な位置によらない。よって、センスアンプのマージンが
小さくなるという問題が解決される。
【0026】次に、本発明の第3の実施例にを[図5]
を参照して説明する。[図5]は本発明の第3の実施例
に関わるマスクROMのi番目のブロック及びi+1番
目のブロックのメモリセルアレイの回路構成を示してい
る。
【0027】同図において、上下方向にビット線40
1、左右方向にワード線402を配設する。ビット線4
01とワード線402は交差するように配置され、第1
の実施例と同様にNOR構成でメモリセルトランジスタ
403が配列される。メモリセルトランジスタ403
は、上記の通り、セルが保持すべき情報ビットに対応し
て所定のゲート電圧により導通し、あるいは非導通とな
るように設定されている。各ブロックはビット線の組と
16本のワード線WL0 〜WL15を各々ゲート電極とし
た16個のメモリセル群により構成されており、メモリ
セルアレイはビット線401方向に256ブロックに分
割されている。複数のブロックに渡ってビット線401
と平行してメインビット線406が配設されていて、下
方端部は図示してはいないが列選択トランジスタを介し
てセンスアンプに接続される。また、複数のブロックに
渡ってビット線401と平行して仮想接地線407が配
設されていて、下方端部は列選択トランジスタ及び仮想
接地選択トランジスタを介して接地される。ビット線4
01はB、C、Dの3つの組に分けられ、…B、C、
D、C、B、C…の順に並んでいる。ここで、ビット線
401Bはi−1番目のブロックに延びていて、i−1
番目のブロックのB組のビット線と共有されている。ま
た、ビット線401Dはi+1番目のブロックに延びて
いて、i+1番目のブロックのD組のビット線と共有さ
れている。また、ビット線401Cは1番目のブロック
から256番目のブロックまで延々と延びている。メモ
リセルトランジスタ403も、ビット線401Bをソー
スにビット線401Cをドレインとするメモリセルトラ
ンジスタ403BCと、ビット線401Cをソースにビ
ット線401Dをドレインとするメモリセルトランジス
タ401CDとに分けられる。したがって、メモリセル
トランジスタ403も、…BC、BC、CD、CD、B
C…の順に並んでいる。…i−2、i、i+2…番目の
ブロック内で、ビット線401Bとビット線401Cと
は選択線SBによって制御されるMOSトランジスタ4
23によって接続され、…i−1、i+1…番目のブロ
ック内で、ビット線401Dとビット線401Cとは選
択線SDによって制御されるMOSトランジスタ425
によって接続されている。さらに、…i−2、i、i+
2…番目のブロック内で、ビット線401Bはブロック
選択線BSi 等によって制御されるMOSトランジスタ
427によって仮想接地線407と接続されている。ま
た、…i−1、i+1…番目のブロック内で、ビット線
401Dはi+1番目のブロック選択線BSi+1 等によ
って制御されるMOSトランジスタ429によってメイ
ンビット線406と接続されている。
【0028】以下、メモリトランジスタ204BCの読
み出し動作を説明する。i番目のブロック選択線BSi
が“H”になり、MOSトランジスタ427がオンにな
ると、ビット線401Bと仮想接地線407とが接続さ
れる。さらに、i+1番目のブロック選択線BSi+1
“H”になり、MOSトランジスタ429がオンになる
と、ビット線401Dとメインビット線406とが接続
される。続いて、選択線SBが“H”になるとMOSト
ランジスタ425がオンになり、ビット線401Dとビ
ット線403Cとが接続される。選択線SDは“L”な
のでMOSトランジスタ423はオフである。したがっ
て、ビット線401Bが接地電位となり、ビット線40
1Cがセンスアンプと接続される。続いて、選択された
ワード線、例えばWL0 が“H”になるとメモリトラン
ジスタ403BCに書込まれた内容に応じてメインビッ
ト線406と仮想接地線407との間に電流が流れる。
この電流をセンスアンプで検知する。このときの電流経
路を同図に点線で示す。
【0029】次に、メモリトランジスタ403CDの読
み出し動作を説明する。i番目のブロック選択線BSi
が“H”になり、MOSトランジスタ427がオンにな
ると、ビット線401Bと仮想接地線407とが接続さ
れる。さらに、i+1番目のブロック選択線BSi+1
“H”になり、MOSトランジスタ429がオンになる
と、ビット線401Dとメインビット線406とが接続
される。続いて、選択線SDが“H”になるとMOSト
ランジスタ423がオンになり、ビット線401Bとビ
ット線403Cとが接続される。選択線SBは“L”な
のでMOSトランジスタ425はオフである。したがっ
て、ビット線401Cが接地電位となり、ビット線40
1Dがセンスアンプと接続される。続いて、選択された
ワード線、例えばWL0 が“H”になるとメモリトラン
ジスタ403CDに書込まれた内容に応じてメインビッ
ト線406と仮想接地線407との間に電流が流れる。
この電流をセンスアンプで検知する。
【0030】さらに一般的には、j番目のブロックをア
クセスする場合は、j番目のブロック選択線とj+1番
目のブロック選択線を“H”にすれば良い。このよう
に、接地側とセンスアンプ側の二つのトランジスタをオ
ンにすれば選択されたブロックがアクティブになる。こ
の結果、一つのブロックに対してブロック選択信号線は
一本になる。また、選択線SB、SDは二つのセルに対
して2本割当てればよい。この結果、二つのブロックに
対して合計4本の信号線でよい。変形ブロック型の従来
例と比較して1ブロックあたり信号線が2本減るという
効果がある。したがって、単位ビットあたりのセル面積
がさらに小さくなる。ここで、ビット線401Cは全ブ
ロックに延ばして配設されたが、配線の接合容量が無視
できないときは、適当な間隔をあけて分断しても良い。
【0031】以上、第1、第2、第3の実施例を説明し
てきたが、これらのマスクROMは読み出し時の電流経
路の折返しがないため、選択されたメモリセルの物理的
な位置によってブロック内での電圧降下値が変動せず、
センスアンプのマージンが小さくならない。
【0032】また、第2、第3の実施例のマスクROM
は、隣合うメモリセルブロックどうしで接地側のブロッ
ク選択線及びセンスアンプ側のブロック選択線を共有し
合い、両方に選択されたブロックから情報を読取る。こ
のようにすると、従来の変形ブロック構造と比較して1
ブロックあたり一本のブロック選択線を減らすことが出
来る。さらに、セル選択線を共有し合うことにより従来
の変形ブロック構造と比較して1ブロックあたり一本の
セル選択線を減らすことができる。また、両ブロック選
択線がブロックの対辺に位置するので、電流経路の折返
しがなく、この結果、従来のマスクROMと比較してN
型拡散層を通る電流経路が半分ですむ。したがって、こ
の部分での電圧降下は半分になり、一つのブロックに従
来よりも多くのワード線(例えば32本)を設けること
が出来る。この結果、単位メモリセルあたりの面積が小
さくなる。例えば、1ブロックに32本のワード線を設
けたとき、第1の実施例は従来のマスクROMと比較し
て9%、第2の実施例は従来のマスクROMと比較して
約10%単位メモリセルあたりの面積が小さくなる。ま
た、第3の実施例は従来のマスクROMと比較して約1
3%単位メモリセルあたりの面積が小さくなる。
【0033】
【発明の効果】本発明を用いると、1ブロック中に多数
のワード線を設けることが出来、センスアンプのマージ
ンに影響を与えず、さらに、選択信号線の本数を減らし
て単位ビットあたりの面積が小さなマスクROMを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路構成図
【図2】本発明の第1の実施例を示す平面図
【図3】本発明の第2の実施例を示す回路構成図
【図4】本発明の第2の実施例を示す平面図
【図5】本発明の第3の実施例を示す回路構成図
【図6】従来例を示す回路構成図
【図7】従来例を示す平面図
【符号の説明】
201 ビット線 202 ワード線 203 メモリセル 206 メインビット線 207 仮想接地線 213 列選択トランジスタ 214 センスアンプ 215 仮想接地線トランジスタ 225、227、229、223 MOSトランジス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインビット線と仮想接地線と複数のメ
    モリセルからなる複数のメモリセルブロックとを有する
    マスクROMにおいて、 前記複数のメモリセルブロックのうち前記メインビット
    線と接続されるメモリセルブロックを選択する複数の第
    1のブロック選択線と、 前記複数のメモリセルブロックのうち前記仮想接地線と
    接続されるメモリセルブロックを選択する複数の第2の
    ブロック選択線とを具備し、 前記第1のブロック選択線と前記第2のブロック選択線
    とが前記メモリセルブロックを挟んで交互に配列される
    ことを特徴とするマスクROM。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のブロック選択線が隣
    接する前記メモリセルブロックどうしで共有されること
    を特徴とする請求項1記載のマスクROM。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルブロックが平行に配列さ
    れた複数のビット線と、このビット線と直交する複数の
    ワード線と、前記ビット線及び前記ワード線の交差部を
    ソース及びドレイン領域とし前記交差部に挟まれる部分
    をチャネル領域とする複数のメモリセルトランジスタと
    からなることを特徴とする請求項1及び請求項2記載の
    マスクROM。
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