JPH05282579A - 機械警備装置 - Google Patents

機械警備装置

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Publication number
JPH05282579A
JPH05282579A JP8214992A JP8214992A JPH05282579A JP H05282579 A JPH05282579 A JP H05282579A JP 8214992 A JP8214992 A JP 8214992A JP 8214992 A JP8214992 A JP 8214992A JP H05282579 A JPH05282579 A JP H05282579A
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JP
Japan
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tenant
turned
elevator hall
floor
passage
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JP8214992A
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Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テナントが無人であるときにテナント内の電
気設備だけでなくテナントの人が共用するエレベータホ
ールや通路などの電気設備をオフ制御することにより、
きめ細かな消費エネルギーの低減を計る 【構成】 施錠状態に基づいてエレベータホールRから
遠いテナントT1(T2)の無人状態を検出したときに
通路P1(P2)の照明を消灯した後、テナントT3
(T4)が無人であれば通路P3(P4)の照明も消灯
する。全てのテナントT1〜T4が無人状態を検出した
ときはエレベータホールRの照明をオフし、その後、そ
のフロアに最初に人が来ること検出したときにエレベー
タホールRの照明及び各通路P1〜P4の照明を全て所
定時間点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、機械警備装置に関
し、特に同一フロア上の複数テナントの人が共用するエ
レベータホールや通路の照明や空調機など電気設備をテ
ナントの有人/無人に従ってオン/オフ制御する機械警
備装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の機械警備装置として、例
えば特開昭61-183582号公報に示すように、複数のテナ
ントが専用の出入口ドアを有するビルにおいて、ID判
別装置とキーボックスを備え、ID判別装置に基づいて
キーボックス内の各テナント毎のキーを管理し、各テナ
ントを防犯管理するものがある。
【0003】また、例えば特開平2-162496号公報に示す
ように、複数の出入口ドアを有する部屋の侵入監視区域
を各出入口ドア対応に分割して各エリア専用の出入口ド
アの開閉動作を利用して各エリアの侵入監視を行うもの
がある。
【0004】さらに、テナント内の無人状態を検出し、
そのテナント内の照明や空調機など電気設備をオフし、
消費エネルギーを低減させるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置は、各テナント内の警備を行うだけで消費エ
ネルギー低減については考慮されていないか、または消
費エネルギーの低減を図るためにテナントが無人になっ
たときにそのテナント内の電気設備をオフするだけであ
り、テナントの人が共用するエレベータホールや通路な
ど建物内細部に設置された電気設備をオフすることまで
は消費エネルギー低減のために考慮されていないという
問題点があった。
【0006】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、テナントが無人か否かに基づい
てテナント内の電気設備だけでなくテナントの人が共用
するエレベータホールや通路などの電気設備をオン/オ
フ制御することにより、きめ細かな消費エネルギーの低
減を計ることができる機械警備装置を得ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る機械警備
装置は、1フロアに複数テナントが入っている建物にお
いて、同一フロアの各テナントの無人状態を検出し、各
テナントの無人状態を検出したときにはエレベータホー
ルにつながる通路の最尾端位置テナントから順次各テナ
ント前通路の電気設備をオフ制御すると共に、その後、
無人状態でなくなったときにはテナント前通路の電気設
備をオン制御する制御手段を備えたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、制御手段により、同一フ
ロアの各テナントの無人状態を検出し、各テナントの無
人状態を検出したときにはエレベータホールにつながる
通路の最尾端位置テナントから順次各テナント前通路の
電気設備をオフ制御すると共に、その後、無人状態でな
くなったときにはテナント前通路の電気設備をオン制御
する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の諸実施例を図について説明
する。 実施例1.図1はビルのN階フロアを示す構成図であ
る。同図において、例えば4つのテナントT1〜T4
が、フロアの4辺にフロア中央部を囲んでテナントT1
とテナントT2とが対向しかつテナントT3とテナント
T4とが対向するように設置されている。また、テナン
トT1〜T4前の各通路P1〜P4にはそれぞれ個別に
点灯または消灯される照明が備えられる。
【0010】また、テナントT1〜T4前の各通路P1
〜P4の出入口ドアO1〜O4付近にはそれぞれカード
リーダC1〜C4が設置され、カードリーダC1〜C4
はID照合を行ってその結果に基づき各テナントT1〜
T4の出入口ドアO1〜O4をそれぞれ施錠または解錠
する。
【0011】また、フロア中央部にはエレベーターホー
ルRがあり、このエレベータホールRのテナントT1側
に例えば2つのエレベータE1及びE2の昇降路がある
と共にテナントT2側にも例えば2つのエレベータE3
及びE4の昇降路がある。また、エレベータホールRは
テナントT3前通路P3またはテナントT4前通路P4
と通じていて、テナントT1またはテナントT2の人が
エレベータホールRに行くときには通路P3または通路
P4を通らなければならないような構成にされている。
【0012】さらに、エレベータホールRには、通路P
1〜P4とは個別に点灯または消灯される照明が備えら
れる。
【0013】次に、この実施例1の電気設備の制御構成
を図2について説明する。同図において、K1〜K4は
それぞれテナントT1〜T4の出入口ドアO1〜O4の
電気錠であり、カードリーダC1〜C4によるID照合
結果に基づいて施錠または解錠される。出入口ドアO1
〜O4の施錠状態では、カードリーダC1〜C4から施
錠中信号k1〜k4が例えばビル内の機械室などに設置
される機械警備装置5に出力される。
【0014】また、上記機械警備装置5は、図示しない
エレベータ制御盤から出力されるエレベータE1〜E4
の位置信号や停止信号と戸開信号及び戸閉信号などエレ
ベータE1〜E4にそれぞれ対応するエレベータ制御信
号e1〜e4と上記カードリーダC1〜C4から出力さ
れる施錠中信号k1〜k4とが入力される入力インタフ
ェース51と、これら入力された外部信号に基づいて演
算処理を行うCPU52と、CPU52の演算データな
どを格納するRAM53と、CPU52の演算プログラ
ムを格納するROM54と、CPU52の演算結果に基
づいて通路P1〜P4の照明をオン/オフするための通
路照明制御信号x1〜x4とエレベータホールRの照明
をオン/オフするためのエレベータホール照明制御信号
rを図示しない照明制御装置に出力する出力インタフェ
ース55と、これら入力インタフェース51から出力イ
ンタフェース55までを接続するバス56とから構成さ
れる。
【0015】そして、CPU52とRAM53及びRO
M54との構成が、同一フロアの各テナントの施錠状態
に基づいて無人状態を検出し、各テナントの無人状態を
検出したときにはエレベータホールにつながる通路の最
尾端位置テナントから順次各テナント前通路の電気設備
をオフ制御すると共に、その後、無人状態でなくなった
ときにはテナント前通路の電気設備をオン制御する、こ
の発明の制御手段を成す。
【0016】次に、上述した構成のCPUによる動作を
図3〜図5のフローチャートについて説明する。
【0017】エレベータホールRの照明とテナントT1
〜T4前通路P1〜P4の照明が全て点灯されている状
態で動作を開始する。
【0018】まず、図3(a)によれば、ステップs1
においてテナントT1とT3のうちのエレベータホール
Rから遠いテナントT1の施錠中信号k1がカードリー
ダC1から出力されているか否かを判断し、テナントT
1にまだ人がいる場合にはテナントT1は解錠されてい
るので、出力されていないことを検出してステップs7
に進む。
【0019】そして、ステップs7及びs8において、
照明制御装置に出力する通路照明制御信号x1をHレベ
ルにしてテナントT1前通路P1の照明を点灯させ、上
記ステップs1に戻る。そして、テナントT1が解錠さ
れている間即ちテナントT1に人がいる間、上記ステッ
プs1、s2、s7及びs8を繰り返してテナントT1
前通路P1の照明を点灯させ続ける。なお、この間、テ
ナントT1よりエレベータホールR側にあるテナントT
3前通路P3の照明は、テナントT3の施錠/解錠状態
に拘わらず即ち無人/有人に拘わらず点灯されている。
【0020】また、例えば夜にテナントT1を最後に退
室する人によりID判別装置C1が操作されてテナント
T1が施錠された場合、上記ステップs1においてテナ
ントT1の施錠中信号k1が出力されるので、ステップ
s2に進み照明制御装置に出力する通路照明制御信号x
1をLレベルにする。これにより、ステップs3におい
て、テナントT1前通路P1の照明が消灯される。
【0021】この状態で、ステップs4において、施錠
中信号k1及びk3が出力されているか否かを判断し、
テナントT3にまだ人がいる場合には、テナントT3は
解錠されていてテナントT3の施錠中信号k3が出力さ
れていないので、ステップs9に進む。
【0022】そして、ステップs9及びs10におい
て、照明制御装置に出力する通路照明制御信号x3をH
レベルにしてテナントT3前通路P3の照明を点灯さ
せ、上記ステップs1に戻る。そして、テナントT3が
解錠されている間即ちテナントT3に人がいる間、ステ
ップs1〜4、s9及びs10を繰り返してテナントT
3前通路P3の照明を点灯させ続ける。
【0023】また、上記ステップs4において、テナン
トT3が無人であって施錠されている場合、テナントT
3の施錠中信号k3が出力されているので、ステップs
5に進み照明制御装置に出力する通路照明制御信号x3
をLレベルにする。これにより、ステップs6におい
て、テナントT3前通路P3の照明が消灯されて、図5
のステップs21進む。
【0024】他方、上述した図3の動作と並行して図4
の動作が実行される。即ち、ステップs11においてテ
ナントT2とT4のうちのエレベータホールRから遠い
テナントT2の施錠中信号k2がカードリーダC2から
出力されているか否かを判断し、テナントT2にまだ人
がいる場合にはテナントT2は解錠されているので、出
力されていないことを検出してステップs17に進む。
【0025】そして、ステップs17及びs18におい
て、照明制御装置に出力する通路照明制御信号x2をH
レベルにしてテナントT2前通路P2の照明を点灯さ
せ、上記ステップs11に戻る。そして、テナントT2
が解錠されている間即ちテナントT2に人がいる間、上
記ステップs11、s12、s17及びs18を繰り返
してテナントT2前通路P2の照明を点灯させ続ける。
なお、この間、テナントT2よりエレベータホールR側
にあるテナントT4前通路P4の照明は、テナントT4
の施錠/解錠状態に拘わらず即ちテナントT4の有人/
無人に拘わらず点灯されている。
【0026】また、例えば夜にテナントT2を最後に退
室する人によりID判別装置C2が操作されて電気錠K
2が施錠された場合、上記ステップs11においてテナ
ントT2の施錠中信号k2が出力されるので、ステップ
s12に進み照明制御装置に出力する通路照明制御信号
x2をLレベルにする。これにより、ステップs13に
おいて、テナントT2前通路P2の照明が消灯される。
【0027】この状態で、ステップs14において、施
錠中信号k2及びk4が出力されているか否かを判断
し、テナントT4にまだ人がいる場合には、テナントT
4は解錠されていてテナントT4の施錠中信号k4が出
力されていないので、ステップs19に進む。
【0028】そして、ステップs19及びs20におい
て、照明制御装置に出力する通路照明制御信号x4をH
レベルにしてテナントT4前通路P4の照明を点灯さ
せ、上記ステップs11に戻る。そして、テナントT4
が解錠されている間即ちテナントT4に人がいる間、ス
テップs11〜s14、s19及びs20を繰り返して
テナントT4前通路P4の照明を点灯させ続ける。
【0029】また、上記ステップs14において、テナ
ントT4が無人であって施錠されている場合には、テナ
ントT4の施錠中信号k4が出力されているので、ステ
ップs15に進み照明制御装置に出力する通路照明制御
信号x4をLレベルにする。これにより、ステップs1
6において、テナントT4前通路P1の照明が消灯され
て、図5のステップs21に進む。
【0030】次に、エレベータホールRの照明を点灯/
消灯する動作を図3(c)のフローチャートについて述
べる。まず、ステップs21において、全てのテナント
T1〜T4の各施錠中信号k1〜k4がLレベルである
か否かを判断し、Hレベルであるものがある場合には、
このステップs21を繰り返す。また、全てのテナント
T1〜T4の施錠中信号k1〜k4がLレベルである場
合即ち全てのテナントT1〜T4が無人になった場合に
はステップs22に進む。
【0031】そして、ステップs22において、エレベ
ータ制御信号e1〜e4に基づきエレベータE1〜E4
のうちのいずれかが下り方向行きでN階に停止して戸開
した後に戸閉したか即ちN階を最後に去る人がエレベー
タE1〜E4のいずれかに乗り込んでN階が無人になっ
たか否かを判断し、下り方向行きでN階に停止して戸開
した後に戸閉したものがない場合即ちN階にまだ人がい
る場合は、上記ステップs21に戻る。
【0032】また、上記ステップs22において、N階
を最後に去る人がエレベータE1〜E4のいずれかに乗
り込んでN階が無人になった場合には、ステップs23
に進み照明制御装置に出力するエレベータホール照明制
御信号rをLレベルにしてエレベータホールRの照明を
消灯する。
【0033】このようなエレベータホールRの照明と通
路P1〜P4の照明が全て消灯された状態で、ステップ
s24において、エレベータ制御盤からのエレベータ制
御信号e1〜e4に基づき、エレベータE1〜E4のう
ちのいずれかがN階に停止して戸開し、戸開信号が出力
されたか否かを判断し即ち例えば朝N階に来る最初の人
が乗ったエレベータがN階に到達したか否かを判断し、
N階に停止してエレベータ制御盤から戸開信号が出力さ
れたものがない場合即ちN階にまだ人が来ない場合は、
このステップs24を繰り返す。
【0034】また、上記ステップs24において、N階
に来る最初の人が乗ったエレベータがN階に停止して戸
開した場合即ちN階が無人でなくなる場合には、ステッ
プs25に進み照明制御装置に出力するエレベータホー
ル照明制御信号rと通路照明制御信号x1〜x4を所定
時間Hレベルにする。これにより、ステップs26にお
いて、エレベータホールRの照明と各通路P1〜P4前
の照明が所定時間点灯して上記ステップs1及びs11
に戻る。そして、N階に最初に戻って来た人が所定時間
内に自分のテナントを解錠すると、エレベータホールR
の照明と通路P1〜P4の照明が点灯し、解錠されたテ
ナントがなければ、照明は所定時間後消灯される。
【0035】このように、エレベータホールRの照明と
各通路P1〜P4前の照明が全て点灯することにより、
N階に最初に来た人は自分のテナントに行くことができ
る。
【0036】なお、上記通路照明の点灯/消灯制御と共
に、無人になったテナント内の照明も点灯/消灯され
る。
【0037】この発明の実施例1は、上述した通り、エ
レベータホールRへ行くためにテナントT3前通路P3
(またはテナントT4前通路P4)を通らなければなら
ないテナントT1(テナントT2)に人がいるときは、
テナントT3(テナントT4)が無人か有人かに拘わら
ずテナントT3前通路P3(テナントT4前通路P4)
の照明とテナントT1前通路P1(テナントT2前通路
P2)の照明を点灯し、テナントT1(テナントT2)
が無人になったときに、テナントT1前通路P1(テナ
ントT2前通路P2)の照明を消灯すると共にテナント
T3(テナントT4)が無人であればテナントT3前通
路P3(テナントT4前通路P4)の照明も消灯する。
そして、全てのテナントT1〜T4が無人となったとき
に、フロアを最後に去る人が乗ったエレベータが戸閉す
る際にエレベータホールRの照明を消灯する。さらに、
エレベータホールRの照明と通路P1〜P4の照明が全
て消灯されている状態のときに、そのフロアに最初に来
る人が乗ったエレベータが停止して戸開する際にエレベ
ータホールRの照明及び各通路P1〜P4の照明を全て
所定時間点灯する。これによって、きめ細やかに消費エ
ネルギーの低減を図ることができる。
【0038】実施例2.上記実施例1では、N階のテナ
ントT1〜T4が全て無人になってエレベータホールR
の照明と通路P1〜P4の照明が消灯された後、N階を
最後に去る人がエレベータに乗り込んでエレベータが戸
閉したときに、エレベーホールRの照明を消灯させる
が、N階のテナントT1〜T4が全て無人になって通路
P1〜P4の照明を消灯した後、所定時間経過後にエレ
ベータホールRの照明を消灯しても良い。この場合、所
定時間は、N階を最後に去る人がエレベータに乗り込む
ことができる時間である。
【0039】このようにすることにより、エレベータ制
御盤との信号のやり取りが少なくなるので、安価な装置
が得られる。
【0040】実施例3.上記実施例1では、N階のテナ
ントT1〜T4が全て無人になってエレベータホールR
の照明と通路P1〜P4の照明が消灯された後、N階に
最初に来る人が乗ったエレベータがN階に停止して戸開
するときにエレベータホールRの照明と通路P1〜P4
の照明を点灯するが、通用口にID判別装置例えば磁気
やICまたは光カードなどをリードするカードリーダを
設けて、テナントT1〜T4に最初に入る人がそれぞれ
カードリーダを操作したときに、カードリーダによりI
D照合を行ってカードリーダを操作した人が何階のどの
テナントの人かを判別し、判別したフロアのエレベータ
ホールRと判別したテナント前通路まで即ちテナントT
1〜T4の人が使用する通路の照明だけを所定時間点灯
するようにしても良い。また、判別したフロアのエレベ
ータホールRだけを点灯させても良い。
【0041】なお、所定時間だけ点灯するのは、ID判
別装置を操作した人が必ず自分のテナントへ行にとは限
らないためである。
【0042】実施例4.上記実施例1では、N階のテナ
ントT1〜T4が全て無人になってエレベータホールR
の照明と通路P1〜P4の照明が消灯された後、N階に
最初に来る人が乗ったエレベータがN階に停止して戸開
するときにエレベータホールRの照明と通路P1〜P4
の照明を点灯するが、N階への最初のかご呼び登録をエ
レベータ制御盤からの信号に基づいて検出したときにエ
レベータホールRの照明を点灯するようにしても良い。
【0043】実施例5.上記実施例1では、テナントT
1〜T4が施錠されていることを検出することによりテ
ナントT1〜T4が無人であると判断するが、テナント
T1〜T4のキーが通用口などに設置されたキーボック
スに戻されたことを検出することによりテナントT1〜
T4が無人であると判断しても良い。また、エレベータ
ホールや通用口などに手動スイッチを設けて、テナント
T1〜T4を最後に退室する人により手動スイッチがオ
ン/オフ操作されたことを検出することにより、テナン
トT1〜Tが無人であると判断しても良い。
【0044】実施例6.上記実施例3では、ID判別判
別装置として磁気やICまたは光カードなどをリードす
るカードリーダを用いるが、これ以外にも指紋や声紋ま
たはテンキーなどを単独でまたはこれらを併用して用い
ても良い。
【0045】実施例7.テナントT1〜T4が無人か有
人かに基づいて、エレベータホールRの照明と通路P1
〜P4の照明を消灯/点灯するだけでなく、照明ととも
に空調機をオン/オフしても良い。
【0046】実施例8.テナントが無人であることを、
テナントT1〜T4の全ての人が入室時と退室時に自分
のテナントの出入口に設けられたカードリーダC1〜C
4にカードをリードさせることによって検出しても良
い。
【0047】なお、この発明は次の態様に従って実施で
きる。 (1) エレベータホールへ行くのに自分の前を通って行
く必要のないテナント即ち一番奥のテナントが無人とな
ったとき(施錠されたとき)、自分のテナント前の通路
の照明や空調機などの電気設備をオフし、その後、無人
でなくなると、通路の電気設備をオンするようにして、
不要なときには電気設備をオフするので無駄な消費エネ
ルギーを削減することができる。。
【0048】(2) エレベータホールへ行くのに、自分
のテナント前を通って行く必要のあるエレベータホール
より奥側のテナントがすべて無人となり、さらに自分の
テナントも無人になったときに自分のテナント前の通路
の電気設備をオフし、その後少なくとも自分のテナント
が無人でなくなったときに自分のテナント前の通路の電
気設備をオンするようにして、不要なときには電気設備
をオフすることにより無駄な消費エネルギーを削減する
ことができる。
【0049】(3) 1フロアの全てのテナントが無人と
なるときには、最後のテナントが無人となった後、所定
時間後、少なくともエレベータホールの電気設備をオフ
することにより、エレベータホールの電気設備をオフ制
御するためのエレベータとの信号のやり取りがないの
で、安価な装置が得られる。
【0050】(4) 1フロアの全てのテナントが無人と
なり、その後エレベータが到着して最後のテナントの人
が乗り込むと、エレベータの戸閉信号に基づいてエレベ
ータホールの電気設備をオフすることにより、フロアが
無人状態のときに電気設備をオフするので無駄な消費エ
ネルギーを削減することができる。
【0051】(5) 1フロアの全てのテナントが無人と
なったフロアに少なくとも人が来る行為(通用口に設置
された行先判別装置による行先判別信号の発生か、エレ
ベータのかご呼び信号の発生か、またはエレベータがそ
の階に到着したときの戸開信号)があったときに、少な
くともエレベータホールの電気設備を所定時間オンする
ことにより、無人となったフロアに最初に来る人のため
に必要最小限の電気設備だけをオンすると共に、そのフ
ロアに人が来なかったときには電気設備を所定時間後に
オフするので、無駄な消費エネルギーを削減することが
できる。
【0052】(6) 1フロアの全てのテナントが無人と
なったとき、通用口に設置された行先判別装置による行
先判別で行先のテナントが判別されたときは行先階のエ
レベータホール及びそのテナントへ行く通路の電気設備
を全て所定時間点灯することにより、無人状態の自分の
テナントに最初に入室する人にとって必要な電気設備だ
けをオンすると共に、その人が入室しなかったときには
所定時間後に電気設備がオフするので、無駄な消費エネ
ルギーを削減することができる。
【0053】(7) テナントが無人であることの検出
は、少なくともテナント出入り口の施状態に基づいて行
う。
【0054】(8) 通用口に設置された行先判別装置と
してID判別装置を用い、ID判別装置によるID照合
に基づいてID判別装置を操作した人が何階のどのテン
ントの人かを検出する。
【0055】なお、上記(3)及び(4)による電気設備の
オフと上記(5)及び(6)による電気設備のオンとの組み
合わせは自由にできる。
【0056】
【発明の効果】この発明は、以上説明した通り、1フロ
アに複数テナントが入っている建物において、同一フロ
アの各テナントの無人状態を検出し、各テナントの無人
状態を検出したときにはエレベータホールにつながる通
路の最尾端位置テナントから順次各テナント前通路の電
気設備をオフ制御すると共に、その後、無人状態でなく
なったときにはテナント前通路の電気設備をオン制御す
る制御手段を備えたことによって、テナントが無人か有
人かに基づいてテナント内の電気設備だけでなくテナン
トの人が共用するエレベータホール及び通路などの電気
設備がオン/オフ制御されるので、きめ細やかな消費エ
ネルギーの低減を計ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の諸実施例が適用される建物内フロア
を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例1の電気設備の制御構成図で
ある。
【図3】この発明の実施例1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】この発明の実施例1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】この発明の実施例1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
T1〜T4 テナント P1〜P4 通路 R エレベータホール 52 CPU 53 RAM 54 ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フロアに複数テナントが入っている建
    物において、同一フロアの各テナントの無人状態を検出
    し、各テナントの無人状態を検出したときにはエレベー
    タホールにつながる通路の最尾端位置テナントから順次
    各テナント前通路の電気設備をオフ制御すると共に、そ
    の後、無人状態でなくなったときにはテナント前通路の
    電気設備をオン制御する制御手段を備えたことを特徴と
    する機械警備装置。
JP8214992A 1992-04-03 1992-04-03 機械警備装置 Pending JPH05282579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09185792A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk 機械警備システム
JP2011238001A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 入退出管理システム

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