JPH1021483A - 機械警備システム - Google Patents

機械警備システム

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Publication number
JPH1021483A
JPH1021483A JP8171317A JP17131796A JPH1021483A JP H1021483 A JPH1021483 A JP H1021483A JP 8171317 A JP8171317 A JP 8171317A JP 17131796 A JP17131796 A JP 17131796A JP H1021483 A JPH1021483 A JP H1021483A
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JP
Japan
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living room
setting method
floor
monitoring
intrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8171317A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP8171317A priority Critical patent/JPH1021483A/ja
Publication of JPH1021483A publication Critical patent/JPH1021483A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入監視の開始/解除の設定に集中設定方式
と居室設定方式とが混在する建物において、夜間、共用
部の照明が無駄なく必要な時だけ点灯するように制御し
て安全性を確保できる機械警備システムを得る。 【解決手段】 建物内の居室前に設けられたカードリー
ダによるID判別に基づき当該居室内に設けられた侵入
センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定す
る居室設定方式と、建物の玄関付近に設けられたコント
ローラによるID判別に基づいて集中して複数の居室内
に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を
それぞれ設定する集中設定方式とが混在する建物内居室
の監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って
監視制御する制御手段を上記コントローラ内に備え、該
制御手段により居室設定方式だけが存在する階の共用部
の照明を当該階の全居室が監視中に設定されてから所定
時間経過後に消灯制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ID判別装置を
用いて機械警備を行うようにした機械警備システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平2−162496号
公報に示すように、建物の玄関付近であるロビーに建物
内複数の居室の施解錠キーを収納するキーボックスを設
置し、キーボックスへの施解錠キーの収納状態に基づい
て施解錠キーが収納された居室内に設けられた侵入セン
サによる侵入監視の開始/解除を集中設定するものがあ
った。また、例えば特開昭61−183582号公報の
ように、各居室毎に該居室前にID判別手段を設けて、
該ID判別手段によるID判別に基づいて当該居室内に
設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を各
居室毎に居室設定するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機械警備システムにおいては、各階の共用部の照明を、
単純に当該階の全居室が警備中になると消灯するという
制御を行っていたため、上述した集中設定方式の場合
は、ロビーで侵入監視の開始/解除を設定していたため
良いが、上述した居室設定方式では、各居室前で侵入監
視の開始/解除を設定することになり、このような集中
設定方式と居室設定方式とが混在する場合には、共用部
の照明の消灯制御後、ロビーから入った人が自分の居室
前にたどり着き、ID判別手段による侵入監視の開始/
解除を設定するまで、当該階の共用部の照明は消灯され
ているため、安全性に問題があった。
【0004】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、侵入監視の開始/解除
の設定に集中設定方式と居室設定方式とが混在する建物
において、夜間、共用部の照明が無駄なく必要な時だけ
点灯するように制御して安全性を確保でき、集中設定方
式と居室設定方式とを融合させることができる機械警備
システムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る機械警備システムは、建物内の居室
前に設けられたID判別手段によるID判別に基づいて
当該居室内に設けられた侵入センサによる侵入監視の開
始/解除を各居室毎に設定する居室設定方式と、建物の
1カ所に設けられたID判別手段によるID判別に基づ
いて集中して複数の居室内に設けられた侵入センサによ
る侵入監視の開始/解除をそれぞれ設定する集中設定方
式とが混在する建物内居室の監視制御を、各居室毎に設
定された設定方式に従って監視制御する制御手段を備え
た機械警備システムにおいて、上記制御手段は、居室設
定方式だけが存在する階の共用部の照明を、当該階の全
居室が監視中に設定されてから所定時間経過後に消灯制
御することを特徴とするものである。
【0006】また、他の発明に係る機械警備システム
は、建物内の居室前に設けられたID判別手段によるI
D判別に基づいて当該居室内に設けられた侵入センサに
よる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定する居室設
定方式と、建物の1カ所に設けられたID判別手段によ
るID判別に基づいて集中して複数の居室内に設けられ
た侵入センサによる侵入監視の開始/解除をそれぞれ設
定する集中設定方式とが混在する建物内居室の監視制御
を、各居室毎に設定された設定方式に従って監視制御す
る制御手段を備えた機械警備システムにおいて、上記制
御手段は、集中設定方式だけが存在する階の共用部の照
明を、当該階の全居室が監視中に設定されたときに消灯
制御すると共に、それ以外のときは点灯制御することを
特徴とするものである。
【0007】また、さらに他の発明に係る機械警備シス
テムは、建物内の居室前に設けられたID判別手段によ
るID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵入セン
サによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定する居
室設定方式と、建物の1カ所に設けられたID判別手段
によるID判別に基づいて集中して複数の居室内に設け
られた侵入センサによる侵入監視の開始/解除をそれぞ
れ設定する集中設定方式とが混在する建物内居室の監視
制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って監視制
御する制御手段を備えた機械警備システムにおいて、上
記制御手段は、居室設定方式と集中設定方式が混在する
階の共用部の照明を、当該階の居室設定方式の全居室が
監視中に設定されてから所定時間経過し、かつ当該階の
集中設定方式の全居室が監視中に設定された後に消灯制
御することを特徴とするものである。
【0008】また、上記制御手段は、上記所定時間帯は
通用口のドアを施錠制御することを特徴とするものであ
る。
【0009】さらに、上記通用口の外に通用口ID判別
手段をさらに設け、上記制御手段は、該通用口ID判別
手段によるID判別判別結果、建物への入館者が、共用
部の照明が消灯制御されて監視中にある階の人であった
場合には、当該階の共用部の照明を所定時間の間点灯制
御することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1と図2は実施の形態1に係る機械警
備システムを説明するための建物のレイアウト図であ
る。図1に示すように、この建物の1階部分は2ないし
4階の居室に通じる共用部(ロビー)でなり、玄関ドア
D11と通用口ドアD12が設けられ、玄関ドアD11
の近傍には集中設定方式により各居室の侵入監視の開始
/解除を集中設定するためのID判別手段としてのコン
トローラCONTが、また、通用口ドアD12は電気錠
E1を有し、その近傍には通用口カードリーダCR1が
それぞれ設けられている。なお、この共用部には照明L
C1が備えられれている。なお、上記コントローラCO
NTにより侵入監視の開始/解除が設定される居室のド
アの錠はキーを用いて施解錠される。
【0011】また、2階には、居室前に設置されたID
判別手段としてのカードリーダCR21とCR22によ
るID判別に基づいて当該居室の電気錠E21とE22
が施解錠され、該居室内に設けられた侵入センサS21
とS22による侵入監視の開始/解除がそれぞれ居室毎
に設定される居室設定方式の居室T21とT22が設け
られ、これら居室T21とT22への通路は、共用部C
2によって連通されている。そして、これら居室T21
とT22及び共用部C2には照明L21とL22及びL
C2が備えられている。
【0012】一方、3階には、上記コントローラCON
TでのID判別に基づいて居室内に設けられた侵入セン
サS31とS32による侵入監視の開始/解除が集中設
定される集中設定方式の居室T31とT32が設けら
れ、これら居室T31とT32への通路は、共用部C3
によって連通されている。そして、これら居室T31と
T32及び共用部C3には照明L31とL32及びLC
3が備えられている。
【0013】さらに、4階には、図1及び4階のレイア
ウトを詳細に示す図2に示すように、カードリーダCR
41を用いて電気錠E41の施解錠及び侵入センサS4
1による侵入監視の開始/解除が個別に設定される居室
設定方式の居室T41と、上記コントローラCONTで
のID判別に基づいて居室内の侵入センサS42による
侵入監視の開始/解除が集中設定される集中設定方式の
居室T42とが混在して設けられ、これら居室T41と
T42への通路は、共用部C4によって連通されてい
る。そして、これら居室T41とT42及び共用部C4
には照明L41とL42及びLC4が備えられている。
なお、この建物には、さらにエレベータELが備えられ
ている。
【0014】ここで、上記居室の前に設置されるカード
リーダCR21、CR22、CR41には、図3(a)
に示すように、IDカードを読み取るリーダヘッドRH
21と、ID判別結果及び監視中を表示するOK灯とN
G灯及び監視中灯を有する表示灯DE21が設けられ、
通用口カードリーダCR1には、図3(b)に示すよう
に、IDカードを読み取るリーダヘッドRH1と、ID
判別結果を表示するOK灯とNG灯を有する表示灯DE
1が設けられている。
【0015】また、上記コントローラCONTには、図
4に示すように、IDカードを読み取るリーダヘッドR
HCOと、ID判別結果を表示するOK灯とNG灯を有
する表示灯DECO1と、居室T31、T32及びT4
2が監視中であるか否かを示す監視中灯DECO2とが
設けられており、上記リーダヘッドRHCOへのIDカ
ードの読み取り操作によって、居室T31、T32及び
T42の侵入センサによる侵入監視の開始/解除が連動
しかつ集中して制御されるようになっている。
【0016】さらに、上記コントローラCONTの内部
には、図5に示すように、居室内に設けられた侵入セン
サによる侵入監視の開始/解除を集中設定する集中設定
方式とが混在する建物内居室の監視制御を、各居室毎に
設定された設定方式に従って監視制御すると共に、居室
設定方式だけが存在する階の共用部の照明は、当該階の
全居室が監視中に設定されてから所定時間後消灯制御
し、集中設定方式だけが存在する階の共用部の照明は、
当該階の全居室が監視中に設定された後消灯制御し、居
室設定方式と集中設定方式が混在する階の共用部の照明
は、当該階の居室設定方式の全居室が監視中に設定され
てから所定時間経過し、かつ当該階の集中設定方式の全
居室が監視中に設定された後に消灯制御する制御手段と
してのCPU1と、処理プログラム及び固定データ等を
記憶してなるROM2、処理データ及び入力データ等を
一時記憶するRAM3、時計4、上記カードリーダCR
1、CR41、CR21、CR22及び電気錠E1、E
41、E21、E22に接続された入出力インターフェ
ース5、各居室に設けられた侵入センサS41、S4
2、S31、S32、S21、S22及び各居室及び共
用部に設けられた照明LC4、L41、L42、LC
3、L31、L32、LC2、L21、L22、LC1
に接続された入出力インターフェース6、リーダヘッド
RHCO、表示灯DECO1、監視中灯DECO2と接
続された入出力インターフェース7が備えられている。
【0017】次に、上記構成に係る動作を図6ないし図
12に示すフローチャートを参照して説明する。これら
フローチャートはコントローラCONTのROM2内に
格納されてCPU1の制御に基づいて動作するものであ
る。居室前に設置されたカードリーダに基づく居室設定
方式の管理動作について図6に示すフローチャートを参
照して説明する。図6において、まず、退室する際、カ
ードリーダによりIDカードがリードされ、ID番号の
照合結果OK時には、OK灯が一時点灯すると共に、当
該居室が侵入監視中でなければ、電気錠が施錠され、室
内照明が消灯され、さらに、監視中灯が点灯されて、居
室内の侵入センサによる侵入監視が開始される(ステッ
プSA1〜SA8)。なお、ステップSA2において、
ID番号の照合結果NG時には、NG灯が一時点灯され
(ステップSA9)、ステップSA1以下を繰り返すこ
とになる。そして、侵入監視が開始して、侵入センサが
動作した場合には侵入発生信号を管理者に出力報知する
(ステップSA10、SA11)。
【0018】他方、この状態で、入室する際は、カード
リーダによりIDカードがリードされることにより、I
D番号が照合され、その照合結果OK時には、OK灯が
点灯すると共に、当該居室の監視中灯が消灯されて侵入
監視が中止され、電気錠が解錠され、室内照明が点灯さ
れることになり、居室内に入室することができる(ステ
ップSA12〜SA18)。なお、ステップS12にお
いて、ID番号の照合結果NG時には、NG灯が一時点
灯され、ステップSA10以下を繰り返すことになる。
このようにして、居室設定方式で管理される居室は、居
室前に設置されたカードリーダによりそれぞれ侵入監視
の開始/解除が設定される。
【0019】次に、玄関付近に設けられたコントローラ
CONTで管理される集中設定方式の管理動作について
図7に示すフローチャートを参照して説明する。図7に
おいて、まず、退館する際、カードリーダRHCOによ
りIDカードがリードされ、ID番号の照合結果、該I
D番号が居室T31、T32及びT42のいずれかの番
号に対応している場合にはOK灯が一時点灯すると共
に、当該居室が侵入監視中でなければ、該当する居室の
照明が消灯されかつ監視中灯が点灯制御され、居室内の
侵入センサによる侵入監視が開始され、該当する居室の
侵入センサが動作すると侵入発生信号が管理者に出力報
知される(ステップSB1〜SB9)。なお、ステップ
SB2において、ID番号が居室T31、T32及びT
42のいずれかの番号に対応してなければ、NG灯が一
時点灯され(ステップSB10)、ステップSB1以下
を繰り返すことになる。また、ステップSB4におい
て、侵入監視中であるときは後述するステップSB14
以下を実行する。
【0020】他方、入館する際、上記ステップSB1〜
SB10を経て、カードリーダRHCOによりIDカー
ドがリードされ、ID番号の照合結果、該ID番号が居
室T31、T32及びT42のいずれかの番号に対応し
ている場合にはOK灯が一時点灯すると共に、当該居室
の監視中灯が消灯制御され、居室内の侵入センサによる
侵入監視が中止制御され、さらに、当該居室内の照明が
点灯制御される(ステップSB11〜SB16)。この
フローの操作後、居室の住人は、キーを用いて自分の居
室の施錠状態を解錠して入室することができる。なお、
上記ステップSB12において、ID番号の照合結果、
該ID番号が居室T31、T32及びT42のいずれか
の番号にも対応しない場合にはNG灯が一時点灯制御さ
れ、ステップSB12以下を繰り返す。また、上記ステ
ップSB16を経た後は、ステップSB1以下を繰り返
す。このようにして、集中設定方式で管理される居室
は、玄関付近に設けられたコントローラCONTにより
それぞれ侵入監視の開始/解除が設定される。
【0021】また、図8は居室設定方式と集中設定方式
で管理される居室が混在する4階の共用部C4の照明L
C4を制御する退館時の制御フローチャートである。こ
こでは、まず、上述した図6に示すフローチャートにし
たがって居室T41前に設置されたカードリーダCR4
1によりIDカードがリードされ、その照合結果、当該
居室が侵入監視中に設定されれば、その際、退室した人
がエレベータELに乗るまで、共用部の照明LC4を点
灯しておく必要があるので、所定時間の経過を待って、
この階の他の居室T42が侵入監視中に設定されていな
ければ、共用部の照明LC4を点灯する(ステップSC
1〜SC4)。他方、ステップSC3において、居室T
42が侵入監視中に設定されていれば、すなわち、集中
設定方式で管理される居室T42が侵入監視中に設定さ
れていれば、1階のロビーに設けられたキーボックスK
Bにより設定されるので、該共用部の照明は即時消灯制
御される(ステップSC3、SC5)。
【0022】換言すれば、居室設定方式と集中設定方式
が混在する4階の共用部C4の照明LC4は、当該階の
居室設定方式の居室T41が監視中に設定されてから所
定時間経過し、かつ当該階の集中設定方式の居室T42
が監視中に設定された後に消灯制御されることにより、
居室設定方式の居室からのエレベータに乗るまでの照明
の点灯を確保でき、また、居室設定方式の居室が監視中
に設定され、かつ集中設定方式の居室が監視中に設定さ
れた場合には即時消灯制御することで、効率的で最適な
照明の省エネ制御を行うことができる。
【0023】また、図9は居室設定方式と集中設定方式
で管理される居室が混在する4階の共用部C4の照明L
C4を制御する通用口カードリーダによるID判別に基
づく入館時の制御フローチャートである。まず、通用口
カードリーダCR1によりIDカードがリードされ、そ
の照合結果、入館者が居室T41またはT42の人であ
れば、その際、ロビーへ入った入館者が自分の居室に到
着するまでの間、共用部の照明LC4を点灯しておく必
要があるので、所定時間点灯させる(ステップSD1〜
SD3)。
【0024】また、図10は集中設定方式で管理される
居室T31とT32のみが存在する3階の共用部C3の
照明LC3を制御する退館時の制御フローチャートであ
る。ここでは、まず、上述した図7に示すフローチャー
トにしたがってキーボックスKBのキー収納部KB31
内のシリンダに居室T31のキーが差し込まれる結果、
当該居室T31が侵入監視中に設定され、かつキー収納
部KB32内のシリンダに居室T32のキーが差し込ま
れる結果、当該居室T32が侵入監視中に設定されてい
れば、3階の共用部C3の照明LC3は消灯制御される
(ステップSE1〜SE3)。他方、居室T31または
T32のいずれかが侵入監視中に設定されていなけれ
ば、3階の共用部C3の照明LC3の点灯は確保される
(ステップSE1、SE2、SE4)。
【0025】また、図11は居室設定方式で管理される
居室T21とT22のみが存在する2階の共用部C2の
照明LC2を制御する退館時と通用口カードリーダによ
るID判別に基づく入館時の制御フローチャートであ
る。まず、退館時の制御フローチャートを示す図11
(a)において、上述した図6に示すフローチャートに
したがって居室T21とT22前に設置されたカードリ
ーダCR21とCR22によりそれぞれIDカードがリ
ードされ、その照合結果、当該居室T21とT22が両
者共に侵入監視中に設定されてなければ、照明を確保す
る必要があるので、共用部の照明LC2を点灯制御す
る。そして、居室T21とT22が両者共に侵入監視中
に設定されていれば、退室の際に、エレベータELに乗
るまで、共用部の照明LC2を点灯しておく必要がある
ので、所定時間の経過を待ち、共用部C2の照明LC2
を消灯制御する(ステップSFa1〜SFa4)。他
方、他方、居室T21またはT22のいずれかが侵入監
視中に設定されていなければ、2階の共用部C2の照明
LC2の点灯は確保される(ステップSFa1、SFa
2、SFa6)。
【0026】また、通用口カードリーダCR1によるI
D判別に基づく入館時の制御フローチャートを示す図1
1(b)において、通用口カードリーダCR1によりI
Dカードがリードされ、その照合結果、入館者が居室T
21またはT22の人であれば、その際、ロビーへ入っ
た入館者が自分の居室に到着するまでの間、共用部の照
明LC2を点灯しておく必要があるので、所定時間点灯
させる(ステップSFb1〜SFb3)。
【0027】さらに、図12は通用口ドアD2の電気錠
E1及び共用部C1の照明LC1を制御する制御フロー
チャートである。まず、通用口に設置されたカードリー
ダCR1によりIDカードがリードされ、その照合結
果、当該建物内の居室の人のID番号であれば、OK灯
が一時点灯され、共用部C1の照明LC1が一時点灯制
御されると共に、通用口ドアD2の電気錠E1が一時解
錠制御される(ステップSG1〜SG5)。その際、昼
間の時間帯であれば、共用部C1の照明LC1が継続点
灯制御され、通用口ドアD2の電気錠E1が継続解錠制
御される(ステップSG6〜SG8)。また、玄関ドア
D1のロックを外すことにより、玄関ドアを利用するこ
とができる(ステップSG9)。
【0028】他方、上記ステップSG2において、通用
口に設置されたカードリーダCR1によりIDカードが
リードされ、その照合結果、当該建物内の居室の人のI
D番号でなければ、NG灯が一時点灯制御され、ステッ
プSG1以下を繰り返すことになる(ステップSG1
0)。また、上記ステップSG6において、通用口ドア
D2の電気錠E1が一時解錠制御された時、昼間の時間
帯でなければ、共用部C1の照明LC1は消灯制御され
ると共に通用口ドアの電気錠は再び施錠制御される。ま
た、このとき、玄関ドアD1をロックすることにより、
玄関ドアを利用不能にすることができる(ステップSG
11〜SG13)。
【0029】なお、この発明は、次の実施の形態によっ
ても実施できる。 1.玄関付近のコントローラCONTで侵入監視の開始
/解除を設定する集中設定方式の居室は、居室内、各階
の共用部共にダイレクトに侵入監視の開始/解除の信号
で照明を点灯/消灯制御する。 2.カードリーダは居室の前で侵入監視の開始/解除を
設定する。従って、玄関からその居室の前へ行くまでの
ルートの照明の点灯を確保する必要がある。そこで、通
用口でIDカードをリードされたときに、その人がどの
階の人かを判別し、ロビーとその階の共用部(歩いて行
く通路)の照明をその人が自分の居室にたどり着くまで
の間(想定した時間)点灯させる。
【0030】3.通用口から自分の居室にたどり着くま
での所定時間の間、該当階の共用部の照明を点灯するの
ではなく、以下のように、さらにシーケンシャルに制御
してもよい。 例えば、a.通用口から入館した場合に1階ロビーの共
用部照明を点灯する。 b.エレベータに乗った場合に1階ロビーの共用部照明
を消灯する。 c.エレベータが該当階に到着した場合に該当階の共用
部照明を点灯する。 4.退館するとき、居室を出て居室前のカードリーダで
IDカードをリードした後、所定時間後にその階の共用
部照明を消灯するのではなく、以下のように、さらにシ
ーケンシャルに制御してもよい。例えば、エレベータが
到着し、戸開し、人が乗り込み、戸閉後に共用部照明を
消灯する。
【0031】5.ID判別手段は、磁気、光、IC、非
接触カード等を読み取るもの、テンキー、またはバイオ
メトリクスID(指紋、声紋、サイン等)を読み取るも
の、またはその他のものでもよく、また、それらを併用
してもよい。 6.建物レイアウトは、地下有り、段差有り等どのよう
な形でも同様にできる。 7.無人となった階はエレベータを止め、共用部の侵入
監視をしてもよい。
【0032】8.照明だけでなく、空調、ガス、水等も
同様に制御できる。 9.所定の時間帯では共用部照明を点灯させても良く、
また、玄関ドアも自動解錠してもよい。 10.侵入監視時は警備会社や警察屁自動通報するよう
にしてもよい。 11.同一階の複数の居室の侵入監視の開始/解除を、
同一階の同一カードリーダで設定するようにしてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る機械警備
システムによれば、建物内の居室前に設けられたID判
別手段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられ
た侵入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に
設定する居室設定方式と、建物の1カ所に設けられたI
D判別手段によるID判別に基づいて集中して複数の居
室内に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解
除をそれぞれ設定する集中設定方式とが混在する建物内
居室の監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従
って監視制御する制御手段を備えた機械警備システムに
おいて、上記制御手段により、居室設定方式だけが存在
する階の共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設
定されてから所定時間経過後に消灯制御するようにした
ので、侵入監視の開始/解除の設定に集中設定方式と居
室設定方式とが混在する建物において、居室設定方式だ
けが存在する階の共用部の照明を侵入監視の設定に連動
して制御することができると共に、夜間、共用部の照明
を無駄なく必要な時だけ点灯するように制御して安全性
を確保でき、集中設定方式と居室設定方式とを融合させ
ることができる機械警備システムを得ることができる。
【0034】また、他の発明に係る機械警備システムに
よれば、上記制御手段により、集中設定方式だけが存在
する階の共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設
定されたときに消灯制御すると共に、それ以外のときは
点灯制御するようにしたので、侵入監視の開始/解除の
設定に集中設定方式と居室設定方式とが混在する建物に
おいて、集中設定方式だけが存在する階の共用部の照明
を侵入監視の設定に連動して制御することができると共
に、夜間、共用部の照明が無駄に点灯されるのを防止し
て不要となったときに即時に消灯制御することができ
る。
【0035】また、さらに他の発明に係る機械警備シス
テムによれば、上記制御手段により、居室設定方式と集
中設定方式が混在する階の共用部の照明を、当該階の居
室設定方式の全居室が監視中に設定されてから所定時間
経過し、かつ当該階の集中設定方式の全居室が監視中に
設定された後に消灯制御するようにしたので、侵入監視
の開始/解除の設定に集中設定方式と居室設定方式とが
混在する階において、夜間、共用部の照明が無駄なく必
要な時だけ点灯するように制御して安全性を確保でき、
集中設定方式と居室設定方式とを融合させることができ
る。
【0036】また、上記制御手段は、上記所定時間帯は
通用口のドアを施錠制御するようにしたので、安全性を
確保することができる。
【0037】さらに、上記通用口の外に通用口ID判別
手段をさらに設け、上記制御手段は、該通用口ID判別
手段によるID判別判別結果、建物への入館者が、共用
部の照明が消灯制御されて監視中にある階の人であった
場合には、当該階の共用部の照明を所定時間の間点灯制
御するようにしたので、夜間、入館時に自分の居室にた
どり着くまでの間、共用部の照明を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る機械警備シス
テムを説明するための建物のレイアウト図である。
【図2】 図1の4階部分の詳細なレイアウト図であ
る。
【図3】 図1のカードリーダを示す外観図である。
【図4】 図1のコントローラを示す外観図である。
【図5】 図1のコントローラの内部構成図である。
【図6】 コントローラのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居室
前に設置されたカードリーダに基づく居室設定方式の管
理動作を示すフローチャートである。
【図7】 コントローラのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、コン
トローラで管理される集中設定方式の管理動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】 コントローラのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居室
設定方式と集中設定方式で管理される居室が混在する4
階の共用部の照明を制御する退館時の制御フローチャー
トである。
【図9】 コントローラのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居室
設定方式と集中設定方式で管理される居室が混在する4
階の共用部の照明を制御する通用口カードリーダによる
ID判別に基づく入館時の制御フローチャートである。
【図10】 コントローラのROM内に格納されてCP
Uの制御に基づいて動作する制御フローチャートで、集
中設定方式で管理される居室のみが存在する3階の共用
部の照明を制御する退館時の制御フローチャートであ
る。
【図11】 コントローラのROM内に格納されてCP
Uの制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居
室設定方式で管理される居室のみが存在する2階の共用
部の照明を制御する退館時と通用口カードリーダによる
ID判別に基づく入館時の制御フローチャートである。
【図12】 コントローラのROM内に格納されてCP
Uの制御に基づいて動作する制御フローチャートで、通
用口ドアの電気錠及び共用部の照明を制御する制御フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
T41,T42,T31,T32,T21,T22,T
11,T12 居室、 C4,C3,C2,C1 共用部、 CR41,CR21,CR22,カードリーダ、 S41,S42,S31,S32,S21,S22,S
11,S12 侵入センサ、 L41,L42,L31,L32,L21,L22,L
11,L12 各居室の照明、 L4,L3,L2,L1 共用部の照明、D1 玄関ド
ア、D2 通用口ドア、CONT コントローラ、E1
通用口ドアの電気錠、CR1 通用口カードリーダ、
E41,E21,E22 電気錠、1 CPU、2 R
OM。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内の居室前に設けられたID判別手
    段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵
    入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定
    する居室設定方式と、建物の1カ所に設けられたID判
    別手段によるID判別に基づいて集中して複数の居室内
    に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を
    それぞれ設定する集中設定方式とが混在する建物内居室
    の監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って
    監視制御する制御手段を備えた機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、居室設定方式だけが存在する階の
    共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設定されて
    から所定時間経過後に消灯制御することを特徴とする機
    械警備システム。
  2. 【請求項2】 建物内の居室前に設けられたID判別手
    段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵
    入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定
    する居室設定方式と、建物の1カ所に設けられたID判
    別手段によるID判別に基づいて集中して複数の居室内
    に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を
    それぞれ設定する集中設定方式とが混在する建物内居室
    の監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って
    監視制御する制御手段を備えた機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、集中設定方式だけが存在する階の
    共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設定された
    ときに消灯制御すると共に、それ以外のときは点灯制御
    することを特徴とする機械警備システム。
  3. 【請求項3】 建物内の居室前に設けられたID判別手
    段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵
    入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定
    する居室設定方式と、建物の1カ所に設けられたID判
    別手段によるID判別に基づいて集中して複数の居室内
    に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を
    それぞれ設定する集中設定方式とが混在する建物内居室
    の監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って
    監視制御する制御手段を備えた機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、居室設定方式と集中設定方式が混
    在する階の共用部の照明を、当該階の居室設定方式の全
    居室が監視中に設定されてから所定時間経過し、かつ当
    該階の集中設定方式の全居室が監視中に設定された後に
    消灯制御することを特徴とする機械警備システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載の機械警備システ
    ムにおいて、上記制御手段は、上記所定時間帯は通用口
    のドアを施錠制御することを特徴とする機械警備システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の機
    械警備システムにおいて、上記通用口の外に通用口ID
    判別手段をさらに設け、上記制御手段は、該通用口ID
    判別手段によるID判別判別結果、建物への入館者が、
    共用部の照明が消灯制御されて監視中にある階の人であ
    った場合には、当該階の共用部の照明を所定時間の間点
    灯制御することを特徴とする機械警備システム。
JP8171317A 1996-07-01 1996-07-01 機械警備システム Pending JPH1021483A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030071668A (ko) * 2003-07-18 2003-09-06 (주) 한국소프트웨어개발원 지능형 전원 및 보안 관리 시스템
JP2005259431A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Matsushita Electric Works Ltd 照明制御システム

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KR20030071668A (ko) * 2003-07-18 2003-09-06 (주) 한국소프트웨어개발원 지능형 전원 및 보안 관리 시스템
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