JPH103583A - 機械警備システム - Google Patents

機械警備システム

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Publication number
JPH103583A
JPH103583A JP15686996A JP15686996A JPH103583A JP H103583 A JPH103583 A JP H103583A JP 15686996 A JP15686996 A JP 15686996A JP 15686996 A JP15686996 A JP 15686996A JP H103583 A JPH103583 A JP H103583A
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JP
Japan
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living room
room
setting method
floor
monitoring
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Application number
JP15686996A
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English (en)
Inventor
Osamu Suzuki
修 鈴木
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入監視の開始/解除の設定に集中設定方式
と居室設定方式とが混在する建物において、夜間、共用
部の照明が無駄なく必要な時だけ点灯するように制御し
て安全性を確保できる機械警備システムを得る。 【解決手段】 建物内の居室前に設けられたカードリー
ダによるID判別に基づき当該居室内に設けられた侵入
センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定す
る居室設定方式と、建物の玄関付近に設けられて複数の
居室の施解錠キーを収納するキーボックスへの施解錠キ
ーの収納状態に基づき侵入センサによる侵入監視の開始
/解除を集中設定する集中設定方式とが混在する建物内
居室の監視制御を、各居室毎の設定方式に従って監視制
御する制御手段を備えた機械警備システムにおいて、上
記制御手段により、居室設定方式だけが存在する階の共
用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設定されてか
ら所定時間後消灯制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ID判別装置を
用いて機械警備を行うようにした機械警備システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平2−162496号
公報に示すように、建物の玄関付近であるロビーに建物
内複数の居室の施解錠キーを収納するキーボックスを設
置し、キーボックスへの施解錠キーの収納状態に基づい
て施解錠キーが収納された居室内に設けられた侵入セン
サによる侵入監視の開始/解除を集中設定するものがあ
った。また、例えば特開昭61−183582号公報の
ように、各居室毎に該居室前にID判別手段を設けて、
該ID判別手段によるID判別に基づいて当該居室内に
設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を各
居室毎に居室設定するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機械警備システムにおいては、各階の共用部の照明を、
単純に当該階の全居室が警備中になると消灯するという
制御を行っていたため、上述した集中設定方式の場合
は、ロビーで侵入監視の開始/解除を設定していたため
良いが、上述した居室設定方式では、各居室前で侵入監
視の開始/解除を設定することになり、このような集中
設定方式と居室設定方式とが混在する場合には、共用部
の照明の消灯制御後、ロビーから入った人が自分の居室
前にたどり着き、ID判別手段による侵入監視の開始/
解除を設定するまで、当該階の共用部の照明は消灯され
ているため、安全性に問題があった。
【0004】この発明は上述した従来例に係る問題点を
解消するためになされたもので、侵入監視の開始/解除
の設定に集中設定方式と居室設定方式とが混在する建物
において、夜間、共用部の照明が無駄なく必要な時だけ
点灯するように制御して安全性を確保でき、集中設定方
式と居室設定方式とを融合させることができる機械警備
システムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る機械警備システムは、建物内の居室
前に設けられたID判別手段によるID判別に基づいて
当該居室内に設けられた侵入センサによる侵入監視の開
始/解除を各居室毎に設定する居室設定方式と、建物の
玄関付近に設けられて複数の居室の施解錠キーを収納す
るキーボックスへの施解錠キーの収納状態に基づいて施
解錠キーが収納された居室内に設けられた侵入センサに
よる侵入監視の開始/解除を集中設定する集中設定方式
とが混在する建物内居室の監視制御を、各居室毎に設定
された設定方式に従って監視制御する制御手段を備えた
機械警備システムにおいて、上記制御手段は、居室設定
方式だけが存在する階の共用部の照明を、当該階の全居
室が監視中に設定されてから所定時間後消灯制御するこ
とを特徴とするものである。
【0006】また、他の発明に係る機械警備システム
は、建物内の居室前に設けられたID判別手段によるI
D判別に基づいて当該居室内に設けられた侵入センサに
よる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定する居室設
定方式と、建物の玄関付近に設けられて複数の居室の施
解錠キーを収納するキーボックスへの施解錠キーの収納
状態に基づいて施解錠キーが収納された居室内に設けら
れた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を集中設定
する集中設定方式とが混在する建物内居室の監視制御
を、各居室毎に設定された設定方式に従って監視制御す
る制御手段を備えた機械警備システムにおいて、上記制
御手段は、集中設定方式だけが存在する階の共用部の照
明を、当該階の全居室が監視中に設定された後消灯制御
することを特徴とするものである。
【0007】また、さらに他の発明に係る機械警備シス
テムは、建物内の居室前に設けられたID判別手段によ
るID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵入セン
サによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定する居
室設定方式と、建物の玄関付近に設けられて複数の居室
の施解錠キーを収納するキーボックスへの施解錠キーの
収納状態に基づいて施解錠キーが収納された居室内に設
けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除を集中
設定する集中設定方式とが混在する建物内居室の監視制
御を、各居室毎に設定された設定方式に従って監視制御
する制御手段を備えた機械警備システムにおいて、上記
制御手段は、居室設定方式と集中設定方式が混在する階
の共用部の照明を、当該階の居室設定方式の全居室が監
視中に設定されてから所定時間経過し、かつ当該階の集
中設定方式の全居室が監視中に設定された後に消灯する
制御することを特徴とするものである。
【0008】また、上述した各発明に係る機械警備シス
テムにおいて、建物の通用口にID判別手段をさらに設
けると共に、上記制御手段は、該通用口のID判別手段
によりID判別された場合に、対応階の共用部照明を所
定時間の間点灯制御することを特徴とするものである。
【0009】さらに、上記制御手段は、通用口のID判
別手段によりID判別されてから所定時間経過後に、対
応階の共用部照明を点灯することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1と図2は実施の形態1に係る機械警
備システムを説明するための建物のレイアウト図であ
る。図1に示すように、この建物の1階部分は2ないし
4階の居室に通じる共用部(ロビー)でなり、玄関ドア
D11と通用口ドアD12が設けられ、玄関ドアD11
の近傍には侵入監視の開始/解除を集中設定する集中設
定方式による各居室のキーを収納するキーボックスKB
が、また、通用口ドアD12は電気錠E1を有し、その
近傍には通用口カードリーダCR1がそれぞれ設けられ
ている。なお、この共用部には照明LC1が備えられれ
ている。
【0011】また、2階には、居室前に設置されたID
判別手段としてのカードリーダCR21とCR22によ
るID判別に基づいて当該居室の電気錠E21とE22
が施解錠され、該居室内に設けられた侵入センサS21
とS22による侵入監視の開始/解除がそれぞれ居室毎
に設定される居室設定方式の居室T21とT22が設け
られ、これら居室T21とT22への通路は、共用部C
2によって連通されている。そして、これら居室T21
とT22及び共用部C2には照明L21とL22及びL
C2が備えられている。
【0012】一方、3階には、各居室を施解錠するキー
の上記キーボックスKBへの収納状態によって居室内に
設けられた侵入センサS31とS32による侵入監視の
開始/解除が集中設定される集中設定方式の居室T31
とT32が設けられ、これら居室T31とT32への通
路は、共用部C3によって連通されている。そして、こ
れら居室T31とT32及び共用部C3には照明L31
とL32及びLC3が備えられている。
【0013】さらに、4階には、図1及び4階のレイア
ウトを詳細に示す図2に示すように、カードリーダCR
41を用いて電気錠E41の施解錠及び侵入センサS4
1による侵入監視の開始/解除が個別に設定される居室
設定方式の居室T41と、居室を施解錠するキーの上記
キーボックスKBへの収納状態によって居室内の侵入セ
ンサS42による侵入監視の開始/解除が集中設定され
る集中設定方式の居室T42とが混在して設けられ、こ
れら居室T41とT42への通路は、共用部C4によっ
て連通されている。そして、これら居室T41とT42
及び共用部C4には照明L41とL42及びLC4が備
えられている。なお、この建物には、さらにエレベータ
ELが備えられている。
【0014】ここで、上記居室の前に設置されるカード
リーダCR21、CR22、CR41には、図3(a)
に示すように、IDカードを読み取るリーダヘッドRH
21と、ID判別結果及び監視中を表示するOK灯とN
G灯及び監視中灯を有する表示灯DE21が設けられ、
通用口カードリーダCR1には、図3(b)に示すよう
に、IDカードを読み取るリーダヘッドRH1と、ID
判別結果を表示するOK灯とNG灯を有する表示灯DE
1が設けられている。
【0015】また、上記キーボックスKBには、図4に
示すように、IDカードを読み取るリーダヘッドRHK
Bと、ID判別結果を表示するOK灯とNG灯を有する
表示灯DEKBと、居室T31、T32及びT42の施
解錠キーを収納するキー収納部KB31、KB32及び
KB42とが設けられており、これらキー収納部は、上
記リーダヘッドRHKBによりIDカードが読み取られ
ると、対応するキー収納部の蓋の電磁ロックKBL3
1、KBL32及びKBL42がそれぞれ外れて開くよ
うになされ、蓋が開いたキー収納部内のシリンダCEに
キーを差し込むことにより図示しない内部接点が閉成
し、逆にキーを取り出すと内部接点が開放するようにな
っている。
【0016】さらに、上記キーボックスKBの内部に
は、図5に示すように、居室内に設けられた侵入センサ
による侵入監視の開始/解除を集中設定する集中設定方
式とが混在する建物内居室の監視制御を、各居室毎に設
定された設定方式に従って監視制御すると共に、居室設
定方式だけが存在する階の共用部の照明は、当該階の全
居室が監視中に設定されてから所定時間後消灯制御し、
集中設定方式だけが存在する階の共用部の照明は、当該
階の全居室が監視中に設定された後消灯制御し、居室設
定方式と集中設定方式が混在する階の共用部の照明は、
当該階の居室設定方式の全居室が監視中に設定されてか
ら所定時間経過し、かつ当該階の集中設定方式の全居室
が監視中に設定された後に消灯制御する制御手段として
のCPU1と、処理プログラム及び固定データ等を記憶
してなるROM2、処理データ及び入力データ等を一時
記憶するRAM3、時計4、上記カードリーダCR1、
CR41、CR21、CR22及び電気錠E1、E4
1、E21、E22に接続された入出力インターフェー
ス5、各居室に設けられた侵入センサS41、S42、
S31、S32、S21、S22及び各居室及び共用部
に設けられた照明LC4、L41、L42、LC3、L
31、L32、LC2、L21、L22、LC1に接続
された入出力インターフェース6、リーダヘッドRHK
B、表示灯DEKB、電磁ロックKBL42、KBL3
1、KBL32、キーが差し込まれると閉成し、逆にキ
ーが取り出されると開放するキーシリンダ接点CE4
2、CE31、CE32と接続された入出力インターフ
ェース7が備えられている。
【0017】次に、上記構成に係る動作を図6ないし図
12に示すフローチャートを参照して説明する。これら
フローチャートはキーボックスKBのROM2内に格納
されてCPU1の制御に基づいて動作するものである。
居室前に設置されたカードリーダに基づく居室設定方式
の管理動作について図6に示すフローチャートを参照し
て説明する。図6において、まず、退室する際、カード
リーダによりIDカードがリードされ、ID番号の照合
結果OK時には、OK灯が一時点灯すると共に、当該居
室が侵入監視中でなければ、電気錠が施錠され、室内照
明が消灯され、さらに、監視中灯が点灯されて、居室内
の侵入センサによる侵入監視が開始される(ステップS
A1〜SA8)。なお、ステップSA2において、ID
番号の照合結果NG時には、NG灯が一時点灯され(ス
テップSA9)、ステップSA1以下を繰り返すことに
なる。そして、侵入監視が開始して、侵入センサが動作
した場合には侵入発生信号を管理者に出力報知する(ス
テップSA10、SA11)。
【0018】他方、この状態で、入室する際は、カード
リーダによりIDカードがリードされることにより、I
D番号が照合され、その照合結果OK時には、OK灯が
点灯すると共に、当該居室の監視中灯が消灯されて侵入
監視が中止され、電気錠が解錠され、室内照明が点灯さ
れることになり、居室内に入室することができる(ステ
ップSA12〜SA18)。なお、ステップS12にお
いて、ID番号の照合結果NG時には、NG灯が一時点
灯され、ステップSA10以下を繰り返すことになる。
このようにして、居室設定方式で管理される居室は、居
室前に設置されたカードリーダによりそれぞれ侵入監視
の開始/解除が設定される。
【0019】次に、玄関付近に設けられたキーボックス
で管理される集中設定方式の管理動作について図7に示
すフローチャートを参照して説明する。図7において、
まず、退館する際、カードリーダによりIDカードがリ
ードされ、ID番号の照合結果、該ID番号がキー収納
部KB42、KB32、KB31のいずれかの番号に対
応している場合にはOK灯が一時点灯すると共に、当該
キー収納部の電磁ロックが外され、蓋が開く。そして、
居室のキーをシリンダに差し込むことにより、該当する
居室の照明が消灯され、居室内の侵入センサによる侵入
監視が開始され監視中となり、該当する居室の侵入セン
サが動作すると侵入発生信号が管理者に出力報知される
(ステップSB1〜SB7)。なお、ステップSB2に
おいて、ID番号がキー収納部の番号に対応してなけれ
ば、NG灯が一時点灯され(ステップSB8)、ステッ
プSA1以下を繰り返すことになる。
【0020】他方、入館する際、上記ステップSB1〜
SB4を経て、居室のキーをシリンダから取り出した場
合は、該当する居室の照明が点灯し、侵入監視が終了す
ることになり、居室内に入室することができる(ステッ
プSB9、SB10)。なお、その後は、ステップSB
1以下を繰り返すことになる。このようにして、集中設
定方式で管理される居室は、玄関付近に設けられたキー
ボックスによりそれぞれ侵入監視の開始/解除が設定さ
れる。
【0021】また、図8は居室設定方式と集中設定方式
で管理される居室が混在する4階の共用部C4の照明L
C4を制御する退館時の制御フローチャートである。こ
こでは、まず、上述した図6に示すフローチャートにし
たがって居室T41前に設置されたカードリーダCR4
1によりIDカードがリードされ、その照合結果、当該
居室が侵入監視中に設定されれば、その際、退室した人
がエレベータELに乗るまで、共用部の照明LC4を点
灯しておく必要があるので、所定時間の経過を待って、
この階の他の居室T42が侵入監視中に設定されていな
ければ、共用部の照明LC4を点灯する(ステップSC
1〜SC4)。他方、ステップSC3において、居室T
42が侵入監視中に設定されていれば、すなわち、集中
設定方式で管理される居室T42が侵入監視中に設定さ
れていれば、1階のロビーに設けられたキーボックスK
Bにより設定されるので、該共用部の照明は即時消灯制
御される(ステップSC3、SC5)。
【0022】換言すれば、居室設定方式と集中設定方式
が混在する4階の共用部C4の照明LC4は、当該階の
居室設定方式の居室T41が監視中に設定されてから所
定時間経過し、かつ当該階の集中設定方式の居室T42
が監視中に設定された後に消灯制御されることにより、
居室設定方式の居室からのエレベータに乗るまでの照明
の点灯を確保でき、また、居室設定方式の居室が監視中
に設定され、かつ集中設定方式の居室が監視中に設定さ
れた場合には即時消灯制御することで、効率的で最適な
照明の省エネ制御を行うことができる。
【0023】また、図9は居室設定方式と集中設定方式
で管理される居室が混在する4階の共用部C4の照明L
C4を制御する通用口カードリーダによるID判別に基
づく入館時の制御フローチャートである。まず、通用口
カードリーダCR1によりIDカードがリードされ、そ
の照合結果、入館者が居室T41またはT42の人であ
れば、その際、ロビーへ入った入館者が自分の居室に到
着するまでの間、共用部の照明LC4を点灯しておく必
要があるので、所定時間点灯させる(ステップSD1〜
SD3)。
【0024】また、図10は集中設定方式で管理される
居室T31とT32のみが存在する3階の共用部C3の
照明LC3を制御する退館時の制御フローチャートであ
る。ここでは、まず、上述した図7に示すフローチャー
トにしたがってキーボックスKBのキー収納部KB31
内のシリンダに居室T31のキーが差し込まれる結果、
当該居室T31が侵入監視中に設定され、かつキー収納
部KB32内のシリンダに居室T32のキーが差し込ま
れる結果、当該居室T32が侵入監視中に設定されてい
れば、3階の共用部C3の照明LC3は消灯制御される
(ステップSE1〜SE3)。他方、居室T31または
T32のいずれかが侵入監視中に設定されていなけれ
ば、3階の共用部C3の照明LC3の点灯は確保される
(ステップSE1、SE2、SE4)。
【0025】また、図11は居室設定方式で管理される
居室T21とT22のみが存在する2階の共用部C2の
照明LC2を制御する退館時と通用口カードリーダによ
るID判別に基づく入館時の制御フローチャートであ
る。まず、退館時の制御フローチャートを示す図11
(a)において、上述した図6に示すフローチャートに
したがって居室T21前に設置されたカードリーダCR
21によりIDカードがリードされ、その照合結果、当
該居室T21が侵入監視中に設定されれば、その際、退
室した人がエレベータELに乗るまで、共用部の照明L
C4を点灯しておく必要があるので、所定時間の経過を
待ち、また、この階の他の居室T22前に設置されたカ
ードリーダCR22によりIDカードがリードされ、そ
の照合結果、当該居室T22が侵入監視中に設定されれ
ば、同様に所定時間の経過を待ち、共用部C2の照明L
C2を消灯制御する(ステップSFa1〜SFa5)。
他方、他方、居室T21またはT22のいずれかが侵入
監視中に設定されていなければ、2階の共用部C2の照
明LC2の点灯は確保される(ステップSFa1、SF
a2、SFa6)。
【0026】また、通用口カードリーダCR1によるI
D判別に基づく入館時の制御フローチャートを示す図1
1(b)において、通用口カードリーダCR1によりI
Dカードがリードされ、その照合結果、入館者が居室T
21またはT22の人であれば、その際、ロビーへ入っ
た入館者が自分の居室に到着するまでの間、共用部の照
明LC2を点灯しておく必要があるので、所定時間点灯
させる(ステップSFb1〜SFb3)。
【0027】さらに、図12は通用口ドアD2の電気錠
E1及び共用部C1の照明LC1を制御する制御フロー
チャートである。まず、通用口に設置されたカードリー
ダCR1によりIDカードがリードされ、その照合結
果、当該建物内の居室の人のID番号であれば、OK灯
が一時点灯され、共用部C1の照明LC1が一時点灯制
御されると共に、通用口ドアD2の電気錠E1が一時解
錠制御される(ステップSG1〜SG5)。その際、昼
間の時間帯であれば、共用部C1の照明LC1が継続点
灯制御され、通用口ドアD2の電気錠E1が継続解錠制
御される(ステップSG6〜SG8)。また、玄関ドア
D1のロックを外すことにより、玄関ドアを利用するこ
とができる(ステップSG9)。
【0028】他方、上記ステップSG2において、通用
口に設置されたカードリーダCR1によりIDカードが
リードされ、その照合結果、当該建物内の居室の人のI
D番号でなければ、NG灯が一時点灯制御され、ステッ
プSG1以下を繰り返すことになる(ステップSG1
0)。また、上記ステップSG6において、通用口ドア
D2の電気錠E1が一時解錠制御された時、昼間の時間
帯でなければ、共用部C1の照明LC1は消灯制御され
ると共に通用口ドアの電気錠は再び施錠制御される。ま
た、このとき、玄関ドアD1をロックすることにより、
玄関ドアを利用不能にすることができる(ステップSG
11〜SG13)。
【0029】なお、この発明は、次の実施の形態によっ
ても実施できる。 1.キーボックスKBの代わりに、玄関にカードリーダ
を設けて各居室の侵入監視の開始/解除を設定しても良
い。 2.カードリーダとキーボックス用カードリーダは、テ
ンキーやバイオメトリクスID(指紋、声紋)等の形式
のものでも良く、またその併用でも良い。 3.カードは、磁気、光、IC、非接触等どのようなI
Dカードを使っても同様にできる。 4.建物レイアウトは、地下等どのような形でも同様に
できる。 5.無人となった階はエレベータをサービスさせないよ
うにしても良い。 6.所定の時間帯になったら、各階の共用部照明を点灯
させても良い。 7.照明だけでなく、空調等も同様に制御できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る機械警備
システムによれば、建物内の居室前に設けられたID判
別手段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられ
た侵入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に
設定する居室設定方式と、建物の玄関付近に設けられて
複数の居室の施解錠キーを収納するキーボックスへの施
解錠キーの収納状態に基づいて施解錠キーが収納された
居室内に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/
解除を集中設定する集中設定方式とが混在する建物内居
室の監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従っ
て監視制御する制御手段を備えた機械警備システムにお
いて、上記制御手段により、居室設定方式だけが存在す
る階の共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設定
されてから所定時間後消灯制御するようにしたので、侵
入監視の開始/解除の設定に集中設定方式と居室設定方
式とが混在する建物において、居室設定方式だけが存在
する階の共用部の照明を侵入監視の設定に連動して制御
することができると共に、夜間、共用部の照明を無駄な
く必要な時だけ点灯するように制御して安全性を確保で
き、集中設定方式と居室設定方式とを融合させることが
できる機械警備システムを得ることができる。
【0031】また、他の発明に係る機械警備システムに
よれば、上記制御手段により、集中設定方式だけが存在
する階の共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設
定された後消灯制御するようにしたので、侵入監視の開
始/解除の設定に集中設定方式と居室設定方式とが混在
する建物において、集中設定方式だけが存在する階の共
用部の照明を侵入監視の設定に連動して制御することが
できると共に、夜間、共用部の照明が無駄に点灯される
のを防止して不要となったときに即時に消灯制御するこ
とができる。
【0032】また、さらに他の発明に係る機械警備シス
テムによれば、上記制御手段により、居室設定方式と集
中設定方式が混在する階の共用部の照明を、当該階の居
室設定方式の全居室が監視中に設定されてから所定時間
経過し、かつ当該階の集中設定方式の全居室が監視中に
設定された後に消灯する制御するようにしたので、侵入
監視の開始/解除の設定に集中設定方式と居室設定方式
とが混在する階において、夜間、共用部の照明が無駄な
く必要な時だけ点灯するように制御して安全性を確保で
き、集中設定方式と居室設定方式とを融合させることが
できる。
【0033】また、上述した各発明に係る機械警備シス
テムにおいて、建物の通用口にID判別手段をさらに設
けると共に、上記制御手段により、該通用口のID判別
手段によりID判別された場合に、対応階の共用部照明
を所定時間の間点灯制御するようにしたので、夜間、入
館時に自分の居室にたどり着くまでの間、共用部の照明
を確保できる。
【0034】さらに、上記制御手段により、通用口のI
D判別手段によりID判別されてから所定時間経過後
に、対応階の共用部照明を点灯するようにしたので、夜
間、入館時に自分の居室が存在する対応階の共用部の照
明を必要なときだけ無駄なく点灯して効率的な利用がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る機械警備シス
テムを説明するための建物のレイアウト図である。
【図2】 図1の4階部分の詳細なレイアウト図であ
る。
【図3】 図1のカードリーダを示す外観図である。
【図4】 図1のキーボックスを示す外観図である。
【図5】 図1のキーボックスの内部構成図である。
【図6】 キーボックスのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居室
前に設置されたカードリーダに基づく居室設定方式の管
理動作を示すフローチャートである。
【図7】 キーボックスのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、キー
ボックスで管理される集中設定方式の管理動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】 キーボックスのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居室
設定方式と集中設定方式で管理される居室が混在する4
階の共用部の照明を制御する退館時の制御フローチャー
トである。
【図9】 キーボックスのROM内に格納されてCPU
の制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居室
設定方式と集中設定方式で管理される居室が混在する4
階の共用部の照明を制御する通用口カードリーダによる
ID判別に基づく入館時の制御フローチャートである。
【図10】 キーボックスのROM内に格納されてCP
Uの制御に基づいて動作する制御フローチャートで、集
中設定方式で管理される居室のみが存在する3階の共用
部の照明を制御する退館時の制御フローチャートであ
る。
【図11】 キーボックスのROM内に格納されてCP
Uの制御に基づいて動作する制御フローチャートで、居
室設定方式で管理される居室のみが存在する2階の共用
部の照明を制御する退館時と通用口カードリーダによる
ID判別に基づく入館時の制御フローチャートである。
【図12】 キーボックスのROM内に格納されてCP
Uの制御に基づいて動作する制御フローチャートで、通
用口ドアの電気錠及び共用部の照明を制御する制御フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
T41,T42,T31,T32,T21,T22,T
11,T12 居室、C4,C3,C2,C1 共用
部、CR41,CR21,CR22,カードリーダ、S
41,S42,S31,S32,S21,S22,S1
1,S12 侵入センサ、L41,L42,L31,L
32,L21,L22,L11,L12 各居室の照
明、L4,L3,L2,L1 共用部の照明、D1 玄
関ドア、D2 通用口ドア、KB キーボックス、E1
通用口ドアの電気錠、CR1 通用口カードリーダ、
E41,E21,E22 電気錠、1 CPU、2 R
OM。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内の居室前に設けられたID判別手
    段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵
    入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定
    する居室設定方式と、建物の玄関付近に設けられて複数
    の居室の施解錠キーを収納するキーボックスへの施解錠
    キーの収納状態に基づいて施解錠キーが収納された居室
    内に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除
    を集中設定する集中設定方式とが混在する建物内居室の
    監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って監
    視制御する制御手段を備えた機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、居室設定方式だけが存在する階の
    共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設定されて
    から所定時間後消灯制御することを特徴とする機械警備
    システム。
  2. 【請求項2】 建物内の居室前に設けられたID判別手
    段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵
    入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定
    する居室設定方式と、建物の玄関付近に設けられて複数
    の居室の施解錠キーを収納するキーボックスへの施解錠
    キーの収納状態に基づいて施解錠キーが収納された居室
    内に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除
    を集中設定する集中設定方式とが混在する建物内居室の
    監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って監
    視制御する制御手段を備えた機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、集中設定方式だけが存在する階の
    共用部の照明を、当該階の全居室が監視中に設定された
    後消灯制御することを特徴とする機械警備システム。
  3. 【請求項3】 建物内の居室前に設けられたID判別手
    段によるID判別に基づいて当該居室内に設けられた侵
    入センサによる侵入監視の開始/解除を各居室毎に設定
    する居室設定方式と、建物の玄関付近に設けられて複数
    の居室の施解錠キーを収納するキーボックスへの施解錠
    キーの収納状態に基づいて施解錠キーが収納された居室
    内に設けられた侵入センサによる侵入監視の開始/解除
    を集中設定する集中設定方式とが混在する建物内居室の
    監視制御を、各居室毎に設定された設定方式に従って監
    視制御する制御手段を備えた機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、居室設定方式と集中設定方式が混
    在する階の共用部の照明を、当該階の居室設定方式の全
    居室が監視中に設定されてから所定時間経過し、かつ当
    該階の集中設定方式の全居室が監視中に設定された後に
    消灯制御することを特徴とする機械警備システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の機
    械警備システムにおいて、建物の通用口にID判別手段
    をさらに設けると共に、上記制御手段は、該通用口のI
    D判別手段によりID判別された場合に、対応階の共用
    部照明を所定時間の間点灯制御することを特徴とする機
    械警備システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の機械警備システムにおい
    て、上記制御手段は、通用口のID判別手段によりID
    判別されてから所定時間経過後に、対応階の共用部照明
    を点灯することを特徴とする機械警備システム。
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