JP2507545B2 - 防犯システム - Google Patents

防犯システム

Info

Publication number
JP2507545B2
JP2507545B2 JP63195204A JP19520488A JP2507545B2 JP 2507545 B2 JP2507545 B2 JP 2507545B2 JP 63195204 A JP63195204 A JP 63195204A JP 19520488 A JP19520488 A JP 19520488A JP 2507545 B2 JP2507545 B2 JP 2507545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
car
floor
relay
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63195204A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0247483A (ja
Inventor
修 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63195204A priority Critical patent/JP2507545B2/ja
Publication of JPH0247483A publication Critical patent/JPH0247483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507545B2 publication Critical patent/JP2507545B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレベータを有する建物の通用口および
この建物内の要監視室の出入口にそれぞれID判別装置を
設け、ID判別結果に応じて扉を施解錠すると共に、要監
視室の扉の施錠に応じてエレベータの乗場呼びおよびか
ご呼びを無効にする防犯システムに関するものである。
〔従来の技術〕
複数のテナントが入居するビルディング等において
は、タイムスケジュールに従って主扉が開閉制御され
る。夜間等、この主扉が閉じられた時間帯にテナントに
用件のある人のために、ビルディングの通用口とテナン
トの出入口とにそれぞれカードリーダを設け、ID判別結
果が良好であるとき扉の錠を解錠して、入館および入室
を可能にする一方、扉の錠の状態から人が退室したと判
断したときエレベータの乗場呼びおよびかご呼びを無効
にする防犯システムが普及しつつある。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる従来の防犯システムにおいては、エレベータの
乗場呼びおよびかご呼びを無効にした後は、例え、ID判
別結果が良好でも乗場呼びおよびかご呼びを有効とはし
なかった。このため、忘れ物をした人は階段等を利用し
なければならなかったり、あるいは、ホールに閉じ込め
られてしまうという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたも
ので、エレベータの乗場呼びおよびかご呼びが無効にな
った後でも、ID判別結果が良好な人であればエレベータ
を利用することのできる防犯システムを得ることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる防犯システムは、要監視室の扉を施
錠した一定時間後に、エレベータの乗場呼びおよびかご
呼びが無効の状態となった後に、ID判別を受けて良好と
判定されたとき、その人が退室した階床および基準階の
乗場呼びと、これらの階床に対するかご呼びを一定時間
だけ可能にする制御装置を備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、人の退室後に退室階の乗場呼び
およびかご呼びが無効状態となった後でも、ID判別結果
が良好である場合、この人が退室した階床および基準階
の乗場呼びと、これら階床に対するかご呼びを一定時間
だけ可能にするので、階段等を利用しなければならなか
ったり、あるいは、ホールに閉じ込められてしまうとい
うような従来装置の欠点が解消され、エレベータが利用
しやすくなる。
〔実施例〕
以下、図面に示す一実施例に従って本発明を詳細に説
明する。
第2図は、本実施例の適用対象を示す図で、ビルディ
ング(10)は5階建になっており、その2階から5階ま
で、要監視室としてのテナント2〜テナント5になって
いる。また、このビルディング(10)には、綱車(21)
に巻掛けられた主索(22)に、かご(23)と釣合い錘
(24)が結ばれてなるエレベータ(20)が設置されてい
る。そして、各階床には乗場呼びボタン(31)〜(35)
が設けられ、かご(23)にはかご呼びボタン(301B)〜
(305B)が設けられている。
一方、このビルディング(10)の2階〜5階は第3図
に示すように、エレベータホールとテナントnとが仕切
られ、その入口にカードリーダ(4n)(n=2,3,4,5)
が設けられると共に、カードリーダによる判別結果が良
好であるとき、扉(5n)の電気錠(6n)が解錠されるよ
うになっている。
また、このビルディング(10)の1階は第4図に示す
ようにホールになっており、夜間等に人が出入りする通
用扉(70)の側方にカードリーダ(80)が設けられ、そ
の判別結果が良好であるとき、通用扉(70)の電気錠
(90)を解錠するようになっている。
ところで、各階床のカードリーダ(4n)には第5図に
示すように、電気錠(6n)が接続されるが、この電気錠
(6n)が施錠されたとき、テナントが無人になったこと
を示す信号AをANDゲート(10n)の一方の入力端子に加
えるようになっている。このANDゲート(10n)の他方の
入力端子(反転端子)には、昼間の時間帯に「H」とな
る信号Bが加えられている。また、このANDゲート(10
n)の出力端子には、「H」の信号によって励磁される
呼び登録不可リレー(Rn)が接続されている。
一方、通用口のカードリーダ(80)には、第6図に示
すように、電気錠(90)が接続される他、2〜5階に対
応する合計4個の単安定マルチバイブレータ(OM2)〜
(OM5)が接続され、読取ったIDカードの内容からその
人の入居階を判断して、夫々対応する単安定マルチバイ
ブレータ(OM2)〜(OM5)に「H」の信号を与えるよう
になっている。そして、これらの単安定マルチバイブレ
ータ(OM2)〜(OM5)の出力側に呼び登録可能リレー
(Ry2)〜(Ry5)が接続されている。
第1図は上記各リレーの接点およびボタンによってか
ご呼びリレー(301)〜(305)の励磁、復帰を制御する
制御回路図である。
ここで、エレベータの2階のかご呼びリレー(302)
には、かご呼びボタン(302B)と、呼び登録不可リレー
(R2)と、かご位置検出のリミットスイッチ(L2)とが
この順に直列接続され、さらに、接点(R2)に呼び登録
可能リレー(Ry2)のa接点(Ry2)が並列接続されるほ
か、かご呼びボタン(302B)と接点(R2)との直列回路
にかご呼びリレー(302)のa接点が並列接続されてい
る。また、他の階床のかご呼びリレー(303)〜(305)
もこれと同様で、例えば、5階のかご呼びリレー(30
5)には、かご呼びボタン(305B)と、呼び登録不可リ
レー(R5)のb接点(R5)と、かご位置検出のリミット
スイッチ(L5)とがこの順に直列接続され、さらに、接
点(R5)に呼び登録可能リレー(Ry5)のa接点(Ry5)
が並列接続されるほか、かご呼びボタン(305B)と接点
(R5)との直列回路にかご呼びリレー(305)のa接点
(305)が並列接続されている。
また、1階のかご呼びリレー(301)には、かご呼び
ボタン(301B)と、かご位置検出のリミットスイッチ
(L1)とがこの順に直列接続され、さらに、かご呼びボ
タン(301B)にかご呼びリレー(301)のa接点(301)
が並列接続されている。
上記のように構成された本実施例の動作を、特に、夜
間に人が入館する場合の動作に限って説明する。
先ず、夜になり5階のテナントが全員退室するとき、
最後の人がカードリーダ(45)でこのテナントの電気錠
(65)を施錠する。これにより、テナント内の照明器具
や空気調和装置等の電源が切られる。また、カードリー
ダ(45)によって電気錠が施錠されると所定の時間経過
後に、ANDゲート(105)に「H」の信号Aが与えられて
呼び登録不可リレー(R5)が励磁される。なお、昼間の
時間帯においては、ANDゲート(105)に「H」になる信
号Bが加えられているので呼び登録不可リレー(R5)が
励磁されることはない。この呼び登録不可リレー(R5)
が励磁されたことによりかご呼びリレー(305)の励磁
回路が断たれてかご呼び登録ができなくなる。
一方、最後の人が電気錠(65)を掛けた直後にかご
(23)に乗込み、1階のかご呼びボタン(301B)を押す
とかご呼びリレー(301)が励磁され、かご(23)は1
階に向かって走行する。そして、かご(23)が1階に到
着するとリミットスイッチ(L1)が開放し、かご呼びリ
レー(301)を復帰させる。これによって、エレベータ
の戸が開き、最後の人はビルディングを出る。
次に、夜間の時間帯に、通用口の扉(70)の電気錠
(90)が施錠されているとする。ここで、テナント5の
人が忘れ物をして通用口のカードリーダ(80)にカード
を読取らせると、電気錠(90)が解錠されると共に、単
安定マルチバイブレータ(OM5)が10分間「H」の信号
を出力して、呼び登録可能リレー(Ry5)を励磁するの
で、5階のかご呼びが10分間可能となる。
この状態にて、テナント5の人がビルディング(10)
の中に入り、乗場呼びボタン(31)を押してかごを呼
び、エレベータに乗込む。続いて、かご呼びボタン(30
5B)を押すと、かご呼びリレー(305)が励磁され、か
ごは5階に走行する。5階にて、カードリーダ(45)に
カードをリードさせると電気錠(65)が解錠される。こ
の結果、呼び登録不可リレー(R5)は復帰させられる。
次に、この人がテナント5で用件を済ませ、扉(55)
を閉めてカードリーダ(45)にカードを読取らせると、
テナント5の電気錠(65)は施錠され、これと同時に呼
び登録不可リレー(R5)が励磁せしめられる。しかし、
このとき、呼び登録可能リレー(Ry5)が励磁されてい
るので、エレベータを呼び、1階に行き、通用口の扉
(70)を手で開けて外へ出る。この扉(70)はドアクロ
ーザにて自動的に閉じられる。
かくして、この実施例によれば、エレベータの乗場呼
びおよびかご呼びが無効の状態でID判別を受けて良好と
判定されたとき、その人が退室した階床および基準階の
乗場呼びと、これらの階床に対するかご呼びとを可能に
しているため、階段等を利用しなければならなかった
り、あるいは、ホールに閉じ込められてしまうことがな
くなる。
以上本発明を好適な実施例について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、次の
(a)項目乃至(i)項目に記載したように変更して実
施することもできる。
(a)夜間、通用口に向かわない方向の乗場呼び(上記
の例では上昇方向)は、かご呼びと同様に無効にしても
よい。
(b)上記実施例では、1つの階床に単一のテナントし
かない場合について説明したが、同一階床に複数のテナ
ントがある場合にも同様な制御ができる。
(c)また、通用口が複数の場合でもこれと同様な制御
を行なわせることができる。
(d)上記実施例では夜間の動作について説明したが、
休日等、昼間の時間帯でも同様な制御ができる。
(e)また、エレベータが複数の場合でも同様である。
(f)上記実施例では、扉の一方にカードリーダを設け
ているが、扉の両方にカードリーダを設けて、人が入館
するときと退館するときとで別のものを用いるようにす
ることもできる。
(g)ID判別装置として、カードリーダ以外の例えば、
テンキー、ICカード、指紋照合装置、非接触カード等を
使用しても、あるいは、これらを2つ以上併用してもよ
い。
(h)上記実施例ではカードリーダのみで呼び登録を無
効としたが、管理人が手動のスイッチを用いて呼び登録
を無効にできるようにしてもよい。
(i)通用口から人が入った場合、どのテナントの人か
を判断しないで全ての階の呼び登録を可能にしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、この発明によれ
ば、人の退室後に退室階の乗場呼びおよびかご呼びが無
効状態となった後でも、ID判別結果が良好である場合、
この人が退室した階床および基準階の乗場呼びと、これ
ら階床に対するかご呼び等のエレベータサービスを一定
時間だけ可能にするので、無人階床への不法進入を防止
できると共に、エレベータサービスの一定時間可能時で
あっても他階床へのサービスは禁止されるためより保安
効果が向上し、また、階段等を利用しなければならなか
ったり、あるいは、ホールに閉じ込められてしまうこと
がなくなり、エレベータが利用しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の主要部の構成を示す回路
図、第2図は本発明を適用するビルディングの内部構成
を説明するための説明図、第3図および第4図はこのビ
ルディングの平面図、第5図および第6図は同実施例の
部分的に構成を示すブロック図である。 (10)…ビルディング、(20)…エレベータ、(31)〜
(35)…乗場呼びボタン、(301B)〜(305B)…かご呼
びボタン、(4n),(80)…カードリーダ、(Rn)…か
ご呼び登録不可リレー、(Ryn)…かご呼び登録可能リ
レー、(301)〜(305)…かご呼びリレー。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータを有する建物の通用口およびこ
    の建物内の要監視室の出入口とにそれぞれID判別装置を
    設け、ID判別結果に応じて扉を施解錠すると共に、前記
    要監視室の扉の施錠に応じて前記エレベータの乗場及び
    かご呼びを一定時間後に無効にする防犯システムにおい
    て、前記エレベータの乗場呼びおよびかご呼びが無効の
    状態となった後に、ID判別を受けて良好と判定されたと
    き、その人が退室した階床および基準階の乗場呼びと、
    これらの階床に対するかご呼びを一定時間だけ可能にす
    る制御装置を備えたことを特徴とする防犯システム。
JP63195204A 1988-08-04 1988-08-04 防犯システム Expired - Fee Related JP2507545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63195204A JP2507545B2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 防犯システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63195204A JP2507545B2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 防犯システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0247483A JPH0247483A (ja) 1990-02-16
JP2507545B2 true JP2507545B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=16337189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63195204A Expired - Fee Related JP2507545B2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 防犯システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507545B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074585A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ運転制御システム
JP5316340B2 (ja) * 2009-09-18 2013-10-16 三菱電機株式会社 エレベータシステム
JP6037771B2 (ja) * 2012-10-26 2016-12-07 株式会社日立製作所 エレベーターシステム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63134484A (ja) * 1986-11-27 1988-06-07 株式会社東芝 エレベ−タ−の呼び登録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0247483A (ja) 1990-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11349238A (ja) 共同住宅用エレベーターの運転装置
JP2507545B2 (ja) 防犯システム
JP2937759B2 (ja) エレベータ不停止制御システム
JP2009208900A (ja) エレベータの防犯システム
JPH07252030A (ja) エレベータ運転制御装置
KR20060042984A (ko) 방범 기능이 부착된 엘리베이터 장치
JP3953260B2 (ja) 建物の警備装置
JPH07115804B2 (ja) エレベ−タの呼び登録装置
JPH01312183A (ja) 防犯システム
JP2004051342A (ja) エレベータ制御装置
JPH05139641A (ja) エレベータの呼び登録装置
JPS6337089A (ja) エレベ−タ制御装置
JP2507403B2 (ja) エレベ−タ−システム
JP2946928B2 (ja) 建物の警備装置
JPH11324489A (ja) 自動ドアの開閉装置
JPH05282579A (ja) 機械警備装置
JPH04173677A (ja) ホームエレベータの救出装置
JP2515094Y2 (ja) エレベータ自動誘導システム
JP2705394B2 (ja) 集合住宅の警備装置
JPH0720805B2 (ja) 多階床集合住宅のエレベータ
JPH1166178A (ja) 建物管理装置
JPS63134484A (ja) エレベ−タ−の呼び登録装置
JPH04125286A (ja) エレベータの運転制御装置
JP2874931B2 (ja) 建物の共用部の防犯管理方式
JPH11292407A (ja) エレベーターの運転装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees