JP2515094Y2 - エレベータ自動誘導システム - Google Patents

エレベータ自動誘導システム

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JP2515094Y2
JP2515094Y2 JP1989136989U JP13698989U JP2515094Y2 JP 2515094 Y2 JP2515094 Y2 JP 2515094Y2 JP 1989136989 U JP1989136989 U JP 1989136989U JP 13698989 U JP13698989 U JP 13698989U JP 2515094 Y2 JP2515094 Y2 JP 2515094Y2
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JP
Japan
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elevator
fingerprint
tenant
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lobby intercom
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JP1989136989U
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JPH0374574U (ja
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智之 井上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電気錠を設けた集合住宅やテナントなどに
設置され、内部に入ることが許された来訪者のみを、来
訪すべき住戸やテナントのあるフロアーまでエレベータ
によって自動的に誘導させるようにしたシステムに関す
る。
[従来の技術] 集合住宅や雑居ビルなどにおいて、来訪者の出入りを
電気錠を用いて管理するシステムは、すでに広く使用さ
れている。
第4図はこのような電気錠を用いた集合住宅用管理シ
ステムの構成を示したものであるが、管理人室には警報
監視盤1を設置し、共同玄関に設けた電気錠は電気錠制
御盤4によって制御される構成とされており、共同玄関
にはロビーインターホン2を設置している。
一方、集合住宅の各フロアーに設置された各住戸には
住宅情報盤3を設置しており、これらの間を多重信号線
「l」で接続することによりインターホンを通じての相
互通話、共同玄関の電気錠制御及び各住戸のセキュリテ
ィー監視制御が行なわれるようになっており、来訪者は
ロビーインターホン2によって来訪すべき住戸人を呼出
し、住戸人が住宅情報盤3によって応答し、その解錠キ
ー(不図示)を操作することによってはじめて共同玄関
の電気錠が解錠されて住宅内に入ることが出来るように
なっており、住宅内に入った来訪者はエレベータを操作
して住戸を来訪するようになっている。なお、6は信号
線「l」の分岐器、Dは各住戸の玄関口に設けたドアホ
ン子器を示している。
しかしながら、近年の集合住宅や雑居ビルは益々高層
化していることから、初めて来訪する者や老人,子ども
などにとってはエレベータを停止させる階が判然としな
いことが多く、このような問題を解消させるための具体
策が望まれている。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、このような問題を解決するためになされた
ものであり、ロビーインターホンによる呼かけに対して
入室の許可された来訪者だけを自動的にエレベータを可
動させて誘導出来るシステムを提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため提案される本考案は、電気錠
を設置した共同玄関に設けられ、任意の住戸やテナント
を指定し呼出すためのコード入力キー、呼出スイッチ
と、呼出スイッチを操作した指の指紋を読み取るための
指紋センサーとを設けたロビーインターホンと、各住戸
やテナントに設置され、共同玄関の解錠スイッチを設け
た住宅情報盤と、エレベータを有し、昇降操作スイッ
チ、その昇降操作スイッチを操作した指の指紋を読み取
るための指紋読取センサーを設け、上記各住戸やテナン
トの設置されたフロアー間を上下に移動させるエレベー
タ制御装置と、管理人室などに設置され、上記ロビーイ
ンターホン、各住戸やテナントに設置された住宅情報盤
及びエレベータ制御装置に信号線を介して接続され、こ
れらの間で制御信号を送受して必要な制御をなす警報制
御盤とを備えており、上記ロビーインターホンの呼出ス
イッチと、エレベータの昇降操作スイッチとの双方に設
けた指紋読取センサーによって、操作者の指紋が照合さ
れ、その一致が判別したときには、上記エレベータを上
記ロビーインターホンの呼出しに応答した住戸やテナン
トの設置されたフロアーまで可動させる構成としてい
る。
[作用] 本考案では、来訪者が共同玄関に設置されたロビーイ
ンターホンを操作し、呼出スイッチを操作したときに、
その来訪者の指紋が指紋読取センサーによって読みとら
れる。
その後、呼び出された住戸やテナント側ではロビーイン
ターホンと住宅情報盤を通じての会話を通じて来訪者を
確認した後、解錠スイッチを操作して共同玄関の電気錠
を解錠させ、これによって来訪者の入室が許容される。
かくして集合住宅やテナント内に入室した来訪者がエ
レベータの昇降操作スイッチを操作すると、このとき指
紋読取センサーによって再び指紋が読取られ、このよう
にして読取られた指紋は、ロビーインターホン側で読取
られた指紋と照合され、一致した場合には、警報監視盤
は、エレベータ制御装置に制御信号を送出する。
その結果、この制御信号を受けたエレベータ側制御装
置は、一旦エレベータを共同玄関の設置されたフロアー
まで可動させ、エレベータ内に来訪者が乗った後は、何
等の行き先ボタンが操作されなくても、呼び出された住
戸やテナントのあるフロアーまでエレベータを可動さ
せ、そのフロアーでエレベータを停止させる。
[実施例] 以下に、添付図を参照して、本考案の一実施例を説明
する。
第1図は、本考案システムの外観を示した基本構成を
示している。
共同玄関には電気錠とロビーインターホン2が置か
れ、電気錠は電気錠制御盤4によって施錠,解錠制御が
なされている。ロビーインターホン2は、その表面に住
戸やテナントに割り当てたナンバーの入力キー2a,呼出
スイッチ2bを備えており、呼出したナンバーは表示部2c
に表示されるようになっている。なお、2dは住宅情報盤
3との通話を行なうためのマイク,スピーカ部である。
各住戸やテナントには住宅情報盤3が設けられてお
り、ロビーインターホン2との通話を行なうためのハン
ドセット3aと、共同玄関の電気錠を解錠させる解錠ボタ
ン3bを有している。
また、エレベータ制御装置5は、各住戸やテナントの
置かれたフロアー間を移動するエレベータ(不図示)を
有しており、51は各フロアーの昇降口に設けた昇降操作
スイッチのうち共同玄関のあるフロアーに設置された昇
降操作スイッチを示している。
ロビーインターホン2,住宅情報盤3,電気錠制御盤4,エ
レベータ制御装置5は、いずれも専用の信号線「l」
(多重信号線)によって管理室などに設置された警報監
視盤1に接続されており、警報監視盤1には、これらの
間の情報連絡を行なうためにCPUを備えている。
また、第2図、第3図は、ロビーインターホンの構成
と、エレベータ制御装置の構成を示したものである。
このような本考案では、ロビーインターホン2には、
住戸入力キー2a,呼出スイッチ2bの他、し来訪者の指紋
を読取る指紋センサー2Cが付加され、ここで読取られた
指紋は信号処理部2Aで処理され、多重信号伝送部2Bを通
じて警報監視盤1側にイメージデータとして送り出され
る。この実施例では、住戸呼出スイッチ2bに指紋読取セ
ンサー2Cを付加させた構成としているが、指紋読取セン
サー2Cを住戸呼出スイッチ2bに内蔵一体化させた構成に
してもよい。
また、エレベータ制御装置5は、昇降スッチ51(共同
玄関にあるフロアー置かれたスイッチ)に加えて、同じ
ような指紋センサー5Cが付加され、昇降スイッチ51の操
作時にここで読取られた指紋は、指紋照合判別部5Dに送
られ、ここでは多重信号伝送部5Bを通じて警報監視盤1
側より送られて来たロビーインターホン2側の指紋読取
センサー2Cで読取られたイメージデータと比較照合さ
れ、そのイメージデータが一致していた場合には、信号
処理部5Aによってエレベータ(不図示)を直ちに共同玄
関のあるフロアーまで可動させる。
そして、来訪者がエレベータ内に乗ったことを確認す
る(この確認はエレベータ内に設けた乗客検知センサー
の信号をエレベータ制御装置5側で判断することによっ
て容易に出来る)と、エレベータを来訪者の呼び出した
住戸あるいはテナントのあるフロアーまで可動させ、そ
こで停止させる。
エレベータ制御装置5は、このようにして来訪者が、
呼び出した住戸やテナントのあるフロアーまで誘導した
後は、通常の運転状態に戻る。
なお、第3図では、エレベータ制御装置5側に設けた
指紋読取センサー5Cは、共同玄関のあるフロアーに設け
た昇降操作スイッチ51と別体として示しているが、通常
の使用状態を考慮した場合には、ロビーインターホン2
の場合と同様に昇降操作スイッチ51と一体的に構成すれ
ばよい。
[考案の効果] 本考案によれば、エレベータの昇降操作スイッチ側に
設けた指紋読取センサーによって、ロビーインターホン
側で入室の許可された来訪者の異同がチェックされるの
で、エレベータによる誘導をより的確にできるいっそう
改良された利便なエレベータ自動誘導システムが提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案システムの外観構成を示したブロック
図、第2図はロビーインターホンの概略構成図、第3図
はエレベータ制御装置の概略構成図、第4図は集合住宅
などに設置される電気錠管理システムの基本構成を示し
た図である。 [符号の説明] 1……警報監視盤 2……ロビーインターホン 2a……住戸コード入力キー 2b……呼出スイッチ 2C……指紋読取センサー 3……住宅情報盤 3b……解錠操作スイッチ 4……電気錠制御盤 5……エレベータ制御装置 51……その昇降操作スイッチ 5C……指紋読取センサー 5D……指紋照合判別部 「l」……信号線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気錠を設置した共同玄関に設けられ、任
    意の住戸やテナントを指定し呼出すためのコード入力キ
    ー、呼出スイッチと、呼出スイッチを操作した指の指紋
    を読み取るための指紋センサーとを設けたロビーインタ
    ーホンと、 各住戸やテナントに設置され、共同玄関の解錠スイッチ
    を設けた住宅情報盤と、 エレベータを有し、昇降操作スイッチ、その昇降操作ス
    イッチを操作した指の指紋を読み取るための指紋読取セ
    ンサーを設け、上記各住戸やテナントの設置されたフロ
    アー間を上下に移動させるエレベータ制御装置と、 管理人室などに設置され、上記ロビーインターホン、各
    住戸やテナントに設置された住宅情報盤及びエレベータ
    制御装置に信号線を介して接続され、これらの間で制御
    信号を送受して必要な制御をなす警報制御盤とを備え、 上記ロビーインターホンの呼出スイッチと、エレベータ
    の昇降操作スイッチとの双方に設けた指紋読取センサー
    によって、操作者の指紋が照合され、その一致が判別し
    たときには、上記エレベータを上記ロビーインターホン
    の呼出しに応答した住戸やテナントの設置されたフロア
    ーまで可動させる構成としたエレベータ自動誘導システ
    ム。
JP1989136989U 1989-11-27 1989-11-27 エレベータ自動誘導システム Expired - Lifetime JP2515094Y2 (ja)

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JP1989136989U JP2515094Y2 (ja) 1989-11-27 1989-11-27 エレベータ自動誘導システム

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JPH0374574U JPH0374574U (ja) 1991-07-26
JP2515094Y2 true JP2515094Y2 (ja) 1996-10-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0720805B2 (ja) * 1986-09-10 1995-03-08 株式会社日立ビルシステムサービス 多階床集合住宅のエレベータ

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JPH0374574U (ja) 1991-07-26

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