JP2003276958A - 集合住宅用エレベータの防犯装置 - Google Patents
集合住宅用エレベータの防犯装置Info
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Abstract
動する集合住宅のエレベーター装置を得る。 【解決手段】非接触キーを利用したオートロック装置と
エレベーター装置を連動させ、オートロック装置と連動
して基準階へのエレベーター呼びと目的階を自動登録で
きるようなエレベーター装置を提供するようにした。
Description
れたエレベーターであって、特にオートロック装置と連
動して、かご呼びと目的階を自動登録するようにしたエ
レベーターに関する。
め、共同玄関にオートロックが設けられているマンショ
ンなどの集合住宅において、エレベーターとオートロッ
ク装置を相互に接続する技術が提案されている。この構
成により、オートロックの解錠操作をすることによっ
て、オートロックを解錠するとともに、共同玄関が設置
されている基準階に、目的階が登録されたエレベーター
かごを呼ぶ方法が既に提案されている。
139241号公報に示されている。上記公報に記載の
システムの動作について説明する。居住者の場合は、共
同玄関にて解錠操作を行うと、オートロックを解錠する
と共に、目的階が居住階に決定されたかごを共同玄関が
設置されている基準階に送る。来訪者の場合は、訪問を
うけた居住者が居室から解錠操作を行うと、オートロッ
クを解錠するとともに、目的階が訪問先居室がある階に
決定されたエレベーターかごを基準階に送る。
ートロックとして指紋照合式解錠装置を用いる。指紋照
合式解錠装置とは、読取った指紋データをあらかじめ登
録した指紋データと照合し、認証されたときに共同玄関
のオートロックを解錠する装置である。また、特に上記
公報に記載のシステムでは、エレベーターの目的階を自
動登録するために、指紋データと対応させて居住階デー
タも予め登録する。
動登録することによって、基準階からのエレベーター乗
り入れを制限し、乗客の行先を予め登録してなるべく不
要なフロアに行かせないようにして防犯性を高めること
が可能になる。また、登録操作を不要にして、利便性の
高いエレベーター装置を得ることができる。例えば乗客
が大きな手荷物を持っている場合などは、登録操作も容
易に行うことができないため、特に効果が高い。
置として利用する指紋照合式解錠装置においては、装置
設置時に居住者全員の指紋データと居住階データを登録
しておく必要がある。また、本装置においては予め指紋
を登録した者以外は解錠操作ができない。例えば居住者
が一人住まいで入院等により留守の場合に親族等が訪れ
たとしても、解錠操作ができない、という不便がある。
術における問題点を解決し、オートロック装置とエレベ
ーター装置を連動させる構成において、設置時や居住者
不在時でも利便性の高い解錠装置をオートロック装置に
利用できるようにすることを第1の目的とする。また、
本発明においては、オートロック装置と連動した従来の
エレベーター装置よりも、より利便性と防犯性に優れた
エレベーター装置を提供することを第2の目的とする。
解錠装置をオートロック装置に組み込み、該オートロッ
ク装置と連動してエレベーターのかご呼びと目的階を自
動登録できる機能を実現し、該機能において、エレベー
ターの利用と居住階への到達を制限する点で従来よりも
さらに防犯性に優れ、自動登録する点で従来よりもさら
に利便性に優れたエレベーター装置を提供することを目
的とする。
に提案される本発明の構成は以下のようなものとなって
いる。
ーターかごの運転を管理するエレベーター制御盤と、居
住階データを記録した鍵の読取を行う鍵読取装置とオー
トロックを共同玄関に備えたオートロック解錠手段と、
オートロック解錠手段を制御するオートロック制御盤
と、エレベーター補助制御盤とを備え、オートロック制
御盤が鍵読取装置によって読取ったデータを認証したと
きは、オートロックを解錠するとともに、エレベーター
補助制御盤は、基準階へのエレベーターかご呼び信号
と、該鍵から読取った居住階を目的階信号としてエレベ
ーター制御盤に登録する構成としている。上記構成によ
って、居住者が共同玄関にて解錠操作を行うと、オート
ロックを解錠すると共に目的階が登録されたかごを基準
階に待機させるようにした。ここで、基準階とは共同玄
関を設置する階をいう。
ーターかごの運転を管理するエレベーター制御盤と、居
住階データを記録した鍵の読取を行う鍵読取装置とオー
トロックを共同玄関に備えたオートロック解錠手段と、
オートロック解錠手段を制御するオートロック制御盤
と、エレベーター補助制御盤と、基準階のエレベーター
乗場に設けられた鍵読取装置を備え、共同玄関の鍵読取
装置にて読取ったデータを認証したときは、オートロッ
ク制御盤にてオートロックを解錠し、基準階のエレベー
ター乗場の鍵読取装置にて読取ったデータを認証したと
きは、エレベーター補助制御盤にて、基準階へのエレベ
ーターかご呼び信号と、該鍵から読取った居住階を目的
階信号としてエレベーター制御盤に登録する構成として
いる。上記構成により、居住者が共同玄関にて解錠操作
を行ったときはオートロックを解錠し、共同玄関を通過
して基準階エレベーター乗場にて鍵の読取操作を行った
ときは、目的階が決定されたかごを基準階に呼ぶように
した。
1又は2に記載のエレベーター装置であって、共同玄関
またはエレベーター乗場に設けられる鍵読取装置は非接
触キーリーダーである構成としている。上記構成によ
り、請求項1または2に記載のエレベーター装置にて使
用する鍵読取装置として、非接触キーリーダーを使用す
るようにした。
1から3のいずれかに記載のエレベーター装置におい
て、オートロック解錠手段は、共同玄関に備えた居住階
データを記録した鍵の読取を行う鍵読取装置、オートロ
ックに加えて、各居室にインターホン親機、オートロッ
ク解錠スイッチを、共同玄関にインターホン子機を備
え、オートロック解錠スイッチが操作されたときには、
オートロック制御盤にてオートロックを解錠すると共
に、エレベーター補助制御盤にて基準階へのかご呼びを
エレベーター制御盤に登録する構成としている。上記構
成により、請求項1から3のいずれかに記載のエレベー
ター装置において、来訪者の訪問をうけた居住者が室内
から解錠スイッチを操作した場合は、オートロックを解
錠すると共に、かごを基準階に待機させるようにした。
4に記載のエレベーター装置において、オートロック解
錠スイッチが操作されたときには、オートロック制御盤
にてオートロックを解錠すると共に、エレベーター補助
制御盤にて基準階へのかご呼びと共に解錠操作を行った
居室がある階を目的階として、エレベーター制御盤1に
登録する構成としている。上記構成により、請求項4に
記載のエレベーター装置において、来訪者の訪問を受け
た居住者が室内から解錠スイッチを操作した場合は、オ
ートロックを解錠すると共に、目的階を登録したかごを
基準階に待機させるようにした。
1から3のいずれかに記載のエレベーター装置におい
て、オートロック解錠手段は、共同玄関に備えた居住階
データを記録した鍵の読取を行う鍵読取装置、オートロ
ックに加えて、各居室にインターホン親機、オートロッ
ク解錠スイッチを、共同玄関にインターホン子機を備
え、オートロック解錠スイッチが操作されたときには、
オートロック制御盤にてオートロックを解錠すると共
に、エレベーター制御盤にてタイマーカウントを始め、
一定時間以内に基準階のエレベーター呼びボタンが操作
されたときのみエレベーター呼び登録をできるようにし
た構成としている。上記構成により、請求項1から3の
いずれかに記載のエレベーター装置において、来訪者の
訪問をうけた居住者が室内から解錠スイッチを操作する
と、オートロックを解錠すると共にタイマーカウントを
始め、一定時間以内に基準階乗場の乗場ボタンを押した
場合にエレベーター呼びを登録できるようにした。
態について説明する。本形態においては、居住者が共同
玄関2aにて解錠操作を行うと、共同玄関2aを解錠す
ると共に、目的階を指定したかごを共同玄関2aに呼ぶ
ようにした。また、来訪者の訪問をうけた居住者が室内
からオートロック22の解除操作を行うと、共同玄関2
aを解錠すると共に、目的階を指定したかごを共同玄関
2aに呼ぶようにした。
形態は、エレベーターかごを制御するエレベーター制御
盤1、オートロック解錠手段2、オートロック解錠手段
2を制御するオートロック制御盤3、エレベーター補助
制御盤4、エレベーター乗場5に設けられた乗場呼びボ
タン51で構成される。火災時や非常時に本装置の機能
を休止する火災休止スイッチ6、非常休止スイッチ11
を設けることもできる。このスイッチが作動すると、エ
レベーターは通常運転に戻る。つまり、基準階の乗場呼
びボタン51を押してエレベーターに乗ることができる
ようになる。
明する。オートロック解錠手段2は、居住階データを記
録した鍵の読取を行う鍵読取装置21、オートロック2
2、インターホン子機25を共同玄関2aに備え、各居
室2bと管理人室にインターホン親機23、オートロッ
ク解錠スイッチ24を備えた構成となっている。鍵読取
装置21は、鍵をかざすことによってデータを読取る非
接触キーである。読取るデータの形式は磁気データであ
る。非接触キーは、鍵読取装置21に非接触で鍵をかざ
すだけですみ、従来のような解錠操作を必要とせず、ま
た照合や認証のために予めデータ等を登録する必要がな
いため設置時・使用時において利便性の高い解錠装置で
ある。鍵読取装置21として、他に電磁誘導や光、電波
など無線によりデータを受取る電波キー等、他の形式の
鍵読取装置21を利用してもよい。居住者の場合は、共
同玄関2aにて鍵読取装置21に鍵をかざすと、オート
ロック制御盤3にて鍵を照合し、認証された場合にはオ
ートロック22が解錠される仕組みとなっている。来訪
者の場合は、共同玄関2aのインターホン子機25にて
訪問先居室2bと連絡をとり、訪問を認めた居住者がオ
ートロック解錠スイッチ24を操作することによってオ
ートロック22が解錠される仕組みとなっている。
チャートを用いて説明する。本構成の装置が働いてお
り、オートロック装置とエレベーターが連動している場
合、共同玄関2aを通過して基準階からエレベーターを
利用するには以下の手順に従う(S1)。ここで、基準
階とは共同玄関2aが設置されている階をいう。本構成
の装置が働いていない場合は、エレベーターは通常運転
を行う。つまり、乗り場にて呼びボタンを押すことによ
り、誰でもエレベーターを利用することができる(S
2)。居住者の場合、共同玄関2aにてオートロック2
2の解錠操作を行う。解錠操作は非接触キーを鍵読取装
置21にかざすことによって行われる。オートロック制
御盤3にて鍵から読取ったデータが認証されると、共同
玄関2aのオートロック22を解錠する(S3、S
4)。オートロック制御盤3にて鍵から読取ったデータ
が認証されると、エレベーター補助制御盤4にて当該デ
ータから居住階を判別して目的階を検出する(S5)。
エレベーター補助制御盤4にて基準階へのかご呼びおよ
び検出された目的階をエレベーター制御盤1に登録す
る。登録をうけたエレベーター制御盤1の制御により、
目的階を自動登録したかごが基準階に到着する(S
6)。居住者がエレベーターかごに乗り、エレベーター
かごは自動的に目的階まで移動する(S7)。そして目
的階に到着する(S8)。
機25にて訪問先居室2bに連絡をする(S9)。居住
者はインターホン親機23にて来訪者と通話し、訪問を
認めるかどうか判断する(S10)。訪問を認める場
合、居住者はオートロック解錠スイッチ24を操作す
る。オートロック解錠スイッチ24が操作されるとオー
トロック制御盤3は共同玄関2aのオートロック22を
解錠する(S12)。訪問を認めない場合、オートロッ
ク22が解錠されないため、来訪者はエレベーターを利
用することができない(S11)。オートロック解錠ス
イッチ24が操作されると、エレベーター補助制御盤4
は、基準階へのかご呼び信号と、解錠スイッチ24が操
作された居室2bがある階を目的階としてエレベーター
制御盤1に登録する。エレベーター制御盤1の制御によ
り、目的階が自動登録されたエレベーターかごが基準階
に到着する(S13)。来訪者はエレベーターかごに乗
込むと、自動的に目的階まで移動する(S14)。かご
が走行して目的階に到着する(S8)。
解錠操作に起因して、オートロック解錠、かご呼び及び
目的階呼びが自動的に登録されるため、共同玄関2aに
て鍵をかざすだけで、登録操作を行わずにエレベーター
を利用し、目的階まで到達できるという高い利便性を得
ることができる。また、オートロック22の解錠操作に
起因してかご呼びを自動登録することにより、エレベー
ターの利用を制限し、目的階を自動登録することによ
り、なるべく不要なフロアに行かせないようにすること
によって、防犯性も得ることができる。
て説明する。本形態では、居住者が共同玄関2aを通過
した後、共同玄関2aが設置されている基準階エレベー
ター乗場5の解錠装置を操作することにより、行き先が
指定されたエレベーターかごを基準階に呼ぶようにし
た。また、来訪者は共同玄関2aを通過した後、オート
ロック解錠から一定時間以内に基準階エレベーター乗場
5の解錠装置を操作することにより、エレベーターかご
呼びを登録できるようにした。
形態では、図3に示した第1の実施形態の構成に加え
て、基準階のエレベーター乗り場に鍵読取装置21が設
置される。
フローチャートを用いて説明する。本構成の装置が働い
ており、共同玄関2aを通過して基準階からエレベータ
ーを利用するには以下の手順に従う(S1)。本構成の
装置が働いていない場合は、エレベーターは通常運転を
行う。つまり、エレベーター乗り場にて呼びボタンを押
すことにより、エレベーターを利用することができる
(S2)。居住者が建物内に入る場合、共同玄関2aに
てオートロック22の解錠操作を行う。解錠操作は非接
触キーを鍵読取装置21にかざすことによって行われ
る。オートロック制御盤3にて鍵から読取ったデータを
照合し、認証されると、オートロック22を解錠する
(S3、S4)。居住者は共同玄関2aを通過し、基準
階エレベーター乗り場にて非接触キーを使用してかぎ読
み取り操作を行う(S5)。オートロック制御盤3にて
鍵読取装置21にて読取ったデータが認証されると、エ
レベーター補助制御盤4にて当該データから判別した居
住階をもとに目的階を検出する(S6)。エレベーター
補助制御盤4は基準階へのかご呼びおよび目的階の信号
をエレベーター制御盤1に送出する。信号を受けたエレ
ベーター制御盤1は、目的階が決定されたかごを基準階
に送る(S7)。居住者がエレベーターかごに乗込んだ
後、エレベーターかごは自動的に走行し、目的階に到着
する(S8、S9)。
のインターホン子機25にて訪問先居室2bに連絡をす
る(S10)。居住者はインターホン親機23にて来訪
者と通話し、訪問を認める場合は(S11)、オートロ
ック解錠スイッチ24を操作し、オートロック制御盤3
は共同玄関2aのオートロック22を解錠する(S1
3)。居住者が訪問を認めない場合は、オートロック2
2が解錠されないため、来訪者は共同玄関2aを通過す
ることができず、エレベーターを利用することができな
い(S12)。共同玄関2aを通過した来訪者は、基準
階のエレベーター乗場5にて乗場呼びボタン51を押し
て呼び登録操作を行う(S14)。この操作はオートロ
ック解錠から指定時間以内に行わなければならない(S
15)。かご呼び登録が指定時間に間に合った場合、か
ご呼びが登録され、エレベーター制御盤1はかごを基準
階に送る。来訪者はかごに乗込み、目的階のボタンを押
して目的階を登録して移動する(S16)。かご呼び登
録が指定時間に間に合わなかった場合は、かご呼びを登
録することができず、再度インターホンにて居住者に連
絡する(S10)。
トロック22を解錠して共同玄関2aを通過した後、エ
レベーター乗場5にて鍵読取操作を行ってエレベーター
呼びを登録し、同時に目的階を予め自動登録するとい
う、3重ロックシステムを実現し、従来よりも高い防犯
性を得ることができる。特に居住者の後につづくなどし
て不審者が共同玄関2aを通過した場合でも、エレベー
ターが利用できないため、不審者が居住階まで到達する
のを防ぐことができる。来客の場合、オートロック解除
後、かご呼び登録できる時間を限定したことにより、不
用なエレベーターの利用を制限して防犯性を高めること
ができる。
ーター乗場5にて鍵をかざすだけで、かご呼びと目的階
が自動登録されるため、ボタン操作する必要がなく、利
便性を高めることができる。
図1又は図3に示すように、火災時・非常時にエレベー
ターを通常運転に戻す火災休止スイッチ6・非常休止ス
イッチ11を設けることもできる。
知機の信号を受取って作動し、エレベーター補助制御盤
4を経由してエレベーター制御盤1に伝えられる。この
スイッチが作動すると、エレベーターは通常運転に戻
り、基準階の乗場呼びボタン51が自由に登録できるよ
うになる。
ご操作盤内に設けらる。このスイッチを操作すると、エ
レベーター制御盤1に信号が伝えられ、火災休止スイッ
チ6同様、エレベーターは通常運転に戻る。尚、このス
イッチは引越しのときなどに使用されることが多い。
いて、一定の時間帯に限定して本装置の機能を休止し、
エレベーターを通常運転に切り替える機能を設けること
もできる。この機能はエレベーターかご操作盤内のスイ
ッチにより設定できるようになっており、設定された時
間帯は、エレベーターが通常運転に戻ることになる。こ
れは新聞配達に対応するためである。配達員が暗証番号
を入力するなどしてオートロック22を解除して共同玄
関2aを通過し、その後エレベーターを利用して各住戸
玄関に新聞を届けることができる。この機能によって、
居室2b内居住者に連絡をとらなくても、居住階に到達
し、各住戸玄関先まで新聞を届けることができるように
なる。
現できるようにした。
ーの利用者はオートロック22の解錠操作を行うだけ
で、エレベーターを利用し目的階に到達できる利便性に
優れたエレベーター装置を得ることができる。エレベー
ターのかご呼びを自動登録することで利用者を制限し、
行先階を予め指定することで不用な階に到達することを
制限して防犯性に優れたエレベーター装置を得ることが
できる。
ベーター乗場5での鍵照合操作によってかご呼びと行先
階を自動登録することによって、共同玄関2aのオート
ロック22と合わせて3重のロックを備えた防犯性の高
いエレベーター装置を得ることができる。
たは請求項2に記載の鍵読取装置21は、非接触キーリ
ーダーであるようなエレベーター装置を提供することに
よって、設置時や居住者不在時においても利便性の高い
鍵読取装置21を利用したエレベーター装置を提供でき
るようにした。
ら3のいずれかに記載のエレベーター装置において、オ
ートロック解錠スイッチ24が操作されるのと同時にか
ご呼びが自動登録されるため、来訪者はかご到着までの
待ち時間が減る、呼び登録が不要、という利便性を備え
たエレベーター装置を提供できるようにした。また基準
階でのエレベーター利用を制限することで防犯性をそな
えたエレベーター装置を提供できるようにした。
記載のエレベーター装置において、オートロック解錠ス
イッチ24が操作されるのと同時にかご呼びと目的階呼
びが自動登録されるため、来訪者は玄関を通過した後、
登録操作を一切しなくても目的階に到達できるという利
便性を備えたエレベーター装置を提供できるようにし
た。また、基準階でのエレベーター利用を制限し、さら
に目的階も予め指定することで不用な階に到達するのを
防ぐことができ、防犯性の高いエレベーター装置を提供
できるようにした。
ら3のいずれかに記載のエレベーター装置において、オ
ートロック解錠後、一定時間のみ基準階乗り場にて乗場
呼びボタン51を登録可能とすることにより、エレベー
ターの利用を制限してさらに防犯性の高いエレベーター
装置を得ることができる。
すフローチャート
すフローチャート
Claims (6)
- 【請求項1】エレベーターかごの運転を管理するエレベ
ーター制御盤と、居住階データを記録した鍵の読取を行
う鍵読取装置とオートロックを共同玄関に備えたオート
ロック解錠手段と、オートロック解錠手段を制御するオ
ートロック制御盤と、エレベーター補助制御盤とを備
え、オートロック制御盤が鍵読取装置によって読取った
データを認証したときは、オートロックを解錠するとと
もに、エレベーター補助制御盤にて、該鍵から読取った
データから居住階を判別して目的階を検出し、基準階へ
のエレベーターかご呼びと目的階信号をエレベータ制御
盤に登録することを特徴とするエレベーター装置。 - 【請求項2】エレベーターかごの運転を管理するエレベ
ーター制御盤と、居住階データを記録した鍵の読取を行
う鍵読取装置とオートロックを共同玄関に備えたオート
ロック解錠手段と、オートロック解錠手段を制御するオ
ートロック制御盤と、エレベーター補助制御盤と、基準
階のエレベーター乗場に設けられた鍵読取装置を備え、
オートロック制御盤が共同玄関の鍵読取装置にて読取っ
たデータを認証したときは、オートロックを解錠し、基
準階のエレベーター乗場の鍵読取装置にて読取ったデー
タを認証したときは、エレベーター補助制御盤にて、該
鍵から読取ったデータから居住階を判別して目的階を検
出し、基準階へのエレベーターかご呼びと目的階信号
を、エレベーター制御盤に登録することを特徴とするエ
レベーター装置。 - 【請求項3】共同玄関またはエレベーター乗場に設けら
れる鍵読取装置は非接触キーリーダーである請求項1又
は2に記載のエレベーター装置。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載のエレベ
ーター装置において、オートロック解錠手段は、共同玄
関に備えた鍵読取装置、オートロックに加えて、各居室
及び/または管理人室にインターホン親機、オートロッ
ク解錠スイッチを、共同玄関にインターホン子機を備
え、オートロック解錠スイッチが操作されたときには、
オートロック制御盤にてオートロックを解錠すると共
に、エレベーター補助制御盤にて基準階へのかご呼びを
エレベーター制御盤に登録することを特徴とするエレベ
ーター装置。 - 【請求項5】請求項4に記載のエレベーター装置におい
て、オートロック解錠スイッチが操作されたときには、
オートロック制御盤にてオートロックを解錠すると共
に、エレベーター補助制御盤にてオートロック解錠スイ
ッチが操作された階を判別して目的階として検出し、基
準階へのかご呼びと共に目的階をエレベーター制御盤に
登録することを特徴とするエレベーター装置。 - 【請求項6】請求項1から3のいずれかに記載のエレベ
ーター装置において、オートロック解錠手段は、共同玄
関に備えた居住階データを記録した鍵の読取を行う鍵読
取装置、オートロックに加えて、各居室にインターホン
親機、オートロック解錠スイッチを、共同玄関にインタ
ーホン子機を備え、基準階のエレベーター乗場に乗場呼
びボタンを備え、オートロック解錠スイッチが操作され
たときには、オートロック制御盤にてオートロックを解
錠すると共に、エレベーター制御盤にてタイマーカウン
トを始め、一定時間以内に基準階のエレベーター呼びボ
タンが操作されたときのみエレベーター呼び登録できる
ようにしたエレベーター装置。
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