JP7077916B6 - エレベーターの呼びを自動で登録する機能を備えたエレベーターシステム - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターの呼びを自動で登録する機能を備えたエレベーターシステムに関する。
特許文献1は、エレベーターシステムを開示する。当該エレベーターシステムによれば、オートロックの解錠とエレベーターの呼びの登録とが連動する。このため、エレベーターの利用者の利便性を向上し得る。
特開2003-276958号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエレベーターシステムにおいては、利用者が建築物の内側の区画領域から建築物の外側に移動する際、エレベーターの呼びは自動登録されない。このため、利用者は、エレベーターの呼びを手動で登録することを要求される。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、利用者が建築物の内側の区画領域から建築物の外側に移動する際にエレベーターの呼びを自動で登録することができるエレベーターシステムを提供することである。
この発明に係るエレベーターシステムは、少なくとも1つのエレベーターが設けられた建築物の区画領域の出入口に対して当該区画領域の内側に設けられ、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出する内側圧力検出装置と、当該区画領域の出入口に対して当該区画領域の外側に設けられ、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出する外側圧力検出装置と、前記内側圧力検出装置が圧力を検出した後、前記外側圧力検出装置が圧力を検出した際に、前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布が前記内側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した場合に、前記エレベーターに対して当該区画領域の階の呼びを登録する制御装置と、を備えた。
この発明によれば、制御装置は、外側圧力検出装置により検出された圧力分布が内側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した場合に、エレベーターに対して当該区画領域の階の呼びを登録する。このため、利用者が建築物の内側の区画領域から建築物の外側に移動する際にエレベーターの呼びを自動で登録することができる。
実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の構成図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の特定階の平面図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の出入口が存在する階の平面図である。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2におけるエレベーターシステムが適用される建築物の構成図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の構成図である。
図1のエレベーターシステムにおいて、昇降路1は、複数の区画領域Aを備えた建築物の各階を貫く。複数の乗場2の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。かご3は、昇降路1の内部に設けられる。例えば、制御装置4は、昇降路1の内部に設けられる。制御装置4は、エレベーターシステムの動作を全体的に制御し得るように設けられる。
利用者は、エレベーターシステムを利用して建築物の出入口と複数の区画領域Aの各々のとの間を行き来する。
次に、図2を用いて、区画領域Aの階におけるエレベーターの呼びの登録方法を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の特定階の平面図である。
図2に示されるように、複数のドア5は、区画領域Aの出入口に設けられる。鍵6は、ドア5に設けられる。
内側圧力検出装置7は、区画領域Aの内側の床面に設けられる。例えば、区画領域Aが住居の場合、内側圧力検出装置7は、住居の玄関に設けられる。内側圧力検出装置7は、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。例えば、内側圧力検出装置7は、特開2018-118844号公報に記載されたかご操作盤と同様の機能を備えることで荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。
外側圧力検出装置8は、区画領域Aの外側の床面に設けられる。例えば、区画領域Aが住居の場合、外側圧力検出装置8は、住居に通じる廊下に設けられる。外側圧力検出装置8は、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。例えば、外側圧力検出装置8は、特開2018-118844号公報に記載されたかご操作盤と同様の機能を備えることで荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。
乗場側圧力検出装置9は、区画領域Aの階において乗場2の床面に設けられる。乗場側圧力検出装置9は、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。例えば、乗場側圧力検出装置9は、特開2018-118844号公報に記載されたかご操作盤と同様の機能を備えることで荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。
かご側圧力検出装置10は、かご3の床面に設けられる。かご側圧力検出装置10は、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。例えば、かご側圧力検出装置10は、特開2018-118844号公報に記載されたかご操作盤と同様の機能を備えることで荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。
例えば、制御装置4は、内側圧力検出装置7が圧力を検出した際に、圧力分布に基づいて利用者の足跡を認識する。個々人の足跡には、体重、足の大きさ、重心の位置等に関して固有の圧力のかかり具合がある。例えば、制御装置4は、認識した足跡の圧力分布に基づいて利用者を特定する。また、例えば、制御装置4は、足跡の圧力分布に加え、足跡に基づいた歩幅、足跡の向き、足跡の位置の変化の速度等に基づいて利用者を特定してもよい。
その後、外側圧力検出装置8が圧力を検出した際に、外側圧力検出装置8により検出された圧力分布が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した場合に、制御装置4は、エレベーターに対して当該区画領域Aの階の呼びを登録する。
この際、制御装置4は、当該区画領域Aの出入口のドア5が施錠されるまでは、前記エレベーターに対して当該区画領域Aの階の乗場呼びを登録しない。
また、内側圧力検出装置7が圧力を再び検出した際に、当該圧力分布が前記外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した場合に、制御装置4は、エレベーターに対して当該区画領域Aの階の乗場呼びを登録しない。
制御装置4は、乗場側圧力検出装置9が前記外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出するまで、当該区画領域の階においてかご3を戸閉待機させる。
その後、乗場側圧力検出装置9が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した際に、制御装置4は、当該区画領域Aの階においてかご3を戸開待機させる。制御装置4は、かご側圧力検出装置10が乗場側圧力検出装置9により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した場合に、エレベーターのかご呼びを登録する。
次に、図3を用いて、建築物の出入口が存在する階におけるエレベーターの呼びの登録方法を説明する。
図3は実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の出入口が存在する階の平面図である。
図3に示されるように、自動ドア11は、建築物の出入口に設けられる。
出入口側圧力検出装置12は、建築物の出入口の外側において床面に設けられる。出入口側圧力検出装置12は、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。例えば、出入口側圧力検出装置12は、特開2018-118844号公報に記載されたかご操作盤と同様の機能を備えることで荷重がかかった位置を特定して圧力を検出し得るように設けられる。
制御装置4は、出入口側圧力検出装置12により検出された圧力に基づいて利用者を識別する。当該利用者が建築物の利用を許可された者である場合、制御装置4は、自動ドア11を解錠する。この際、制御装置4は、エレベーターに対して建築物の出入口の階の乗場呼びを登録する。さらに、制御装置4は、エレベーターに対して当該利用者に対応した階のかご呼びを登録する。
次に、図4と図5とを用いて、制御装置4の動作の概要を説明する。
図4と図5とは実施の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、制御装置4は、内側圧力検出装置7が圧力を検出したか否かを判定する。ステップS1で内側圧力検出装置7が圧力を検出していない場合、制御装置4は、ステップS1の動作を行う。ステップS1で内側圧力検出装置7が圧力を検出した場合、制御装置4は、ステップS2の動作を行う。
ステップS2では、制御装置4は、外側圧力検出装置8が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した圧力を検出したか否かを判定する。ステップS2で外側圧力検出装置8が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した圧力を検出していない場合、制御装置4は、ステップS1の動作を行う。ステップS2で外側圧力検出装置8が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した場合、制御装置4は、ステップS3の動作を行う。
ステップS3では、制御装置4は、区画領域の出入口のドア5の鍵6に関する検出機能が存在するか否かを判定する。
ステップS3で区画領域の出入口のドア5の鍵6に関する検出機能が存在しない場合、制御装置4は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、制御装置4は、内側圧力検出装置7が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出したか否かを判定する。ステップS4で内側圧力検出装置7が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した場合、制御装置4は、ステップS1の動作を行う。
ステップS3で区画領域の出入口のドア5の鍵6の検出機能が存在する場合、制御装置4は、ステップ5の動作を行う。ステップS5では、制御装置4は、区画領域の出入口のドア5が施錠されたか否かを判定する。ステップS5で区画領域の出入口のドア5が施錠されていない場合、制御装置4は、ステップS1の動作を行う。
ステップS4で内側圧力検出装置7が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出しない場合またはステップS5で区画領域の出入口のドア5が施錠された場合、制御装置4は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、制御装置4は、外側圧力検出装置8が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した圧力の検出を維持しているか否かを判定する。
ステップS6で外側圧力検出装置8が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した圧力の検出を維持している場合、制御装置4は、ステップS6の動作を行う。ステップS6で外側圧力検出装置8が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した圧力の検出を維持していない場合、制御装置4は、ステップS7の動作を行う。
ステップS7では、制御装置4は、エレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録する。その後、制御装置4は、ステップS8の動作を行う。ステップS8では、制御装置4は、当該乗場呼びにかご3を応答させる。
その後、制御装置4は、ステップS9の動作を行う。ステップS9では、制御装置4は、乗場側圧力検出装置9が当該区画領域の階の乗場2に設けられているか否かを判定する。
ステップS9で乗場側圧力検出装置9が当該区画領域の階の乗場2に設けられている場合、制御装置4は、ステップS10の動作を行う。ステップS10では、制御装置4は、当該区画領域の階でかご3を戸閉待機させる。その後、制御装置4は、ステップS11の動作を行う。ステップS11では、制御装置4は、乗場側圧力検出装置9が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出したか否かを判定する。
ステップS11で乗場側圧力検出装置9が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出していない場合、制御装置4は、ステップS12の動作を行う。ステップS12では、かご3が当該区画領域の階で戸閉待機してから予め設定された期間が経過したか否かを判定する。
ステップS12でかご3が当該区画領域の階で戸閉待機してから予め設定された期間が経過していない場合、制御装置4は、ステップS11の動作を行う。
ステップS11で乗場側圧力検出装置9が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した場合、制御装置4は、ステップS13の動作を行う。ステップS13では、制御装置4は、当該区画領域の階でかご3を戸開待機させる。その後、制御装置4は、ステップS14の動作を行う。制御装置4は、かご側圧力検出装置10がかご3に設けられているか否かを判定する。
ステップS14でかご側圧力検出装置10がかご3に設けられていない場合、制御装置4は、ステップS15の動作を行う。ステップS15では、制御装置4は、利用者による操作に応じたかご呼びを登録する。その後、制御装置4は、動作を終了する。
ステップS14でかご側圧力検出装置10がかご3に設けられている場合、制御装置4は、ステップS16の動作を行う。ステップS16では、制御装置4は、かご側圧力検出装置10が乗場側圧力検出装置9により検出された圧力分布に一致した圧力を検出したか否かを判定する。
ステップS16でかご側圧力検出装置10が乗場側圧力検出装置9により検出された圧力分布に一致した圧力を検出していない場合、制御装置4は、ステップS16の動作を行う。ステップS16でかご側圧力検出装置10が乗場側圧力検出装置9により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した場合、制御装置4は、ステップS17の動作を行う。
ステップS17では、制御装置4は、かご呼びの自動登録が有効であるか否かを判定する。ステップS17でかご呼びの自動登録が有効でない場合、制御装置4は、ステップS15の動作を行う。ステップS17でかご呼びの自動登録が有効である場合、制御装置4は、ステップS18の動作を行う。
ステップS18では、制御装置4は、建築物の出入口がある階のかご呼びを自動登録する。その後、制御装置4は、動作を終了する。
ステップS12でかご3が当該区画領域の階で戸閉待機してから予め設定された期間が経過した場合、制御装置4は、ステップS19の動作を行う。ステップS19では、制御装置4は、他の階の乗場呼びが存在するか否かを判定する。
ステップS19で他の階の乗場呼びが存在しない場合、制御装置4は、ステップS20の動作を行う。ステップS20では、制御装置4は、かご3が当該区画領域の階で戸閉待機した状態を維持する。その後、制御装置4は、動作を終了する。
ステップS19で他の階の乗場呼びが存在する場合、制御装置4は、ステップS21の動作を行う。ステップS21では、制御装置4は、他の階の乗場呼びにかご3を応答させる。その後、制御装置4は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、制御装置4は、外側圧力検出装置8により検出された圧力分布が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した場合に、エレベーターに対して当該区画領域の階の呼びを登録する。このため、利用者が建築物の内側の区画領域から建築物の外側に移動する際にエレベーターの呼びを自動で登録することができる。その結果、利用者が乗場2においてかご3を長時間待ち続けることを抑制できる。
また、制御装置4は、外側圧力検出装置8により検出された圧力分布が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した場合に、当該区画領域の出入口のドア5が施錠されるまでは、エレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録しない。このため、乗場呼びが無用に登録されることを抑制できる。
また、制御装置4は、外側圧力検出装置8により検出された圧力分布が内側圧力検出装置7により検出された分布に一致した後、内側圧力検出装置7が圧力を検出した際に、当該圧力分布が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した場合に、エレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録しない。このため、乗場呼びが無用に登録されることを抑制できる。
また、制御装置4は、乗場側圧力検出装置9が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出するまで、当該区画領域の階においてかご3を戸閉待機させる。このため、該当する利用者以外の利用者がかご3に乗ってかご呼びを登録することを抑制できる。
また、制御装置4は、乗場側圧力検出装置9が外側圧力検出装置8により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した際に、かご3を戸開待機させる。その後、制御装置4は、かご側圧力検出装置10が乗場側圧力検出装置9により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した場合に、エレベーターのかご呼びを登録する。このため、該当する利用者に合わせて、かご3を円滑に移動させることができる。
なお、エレベーターのかご呼びとして、かご側圧力検出装置10により検出された圧力分布に対応した階のかご呼びを登録してもよい。この場合、利用者に適したかご呼びを登録することができる。その結果、利用者を適切な階に円滑に移動させることができる。
また、エレベーターのかご呼びとして、出入口側圧力検出装置12により検出された圧力分布に対応した階のかご呼びを登録してもよい。この場合、利用者に適したかご呼びを登録することができる。その結果、利用者を適切な階に円滑に移動させることができる。
また、外側圧力検出装置8により検出された圧力分布が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した際に、外側圧力検出装置8により検出される圧力の位置の軌跡がエレベーターの方向とは異なる方向である場合に、エレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録しなくてもよい。この場合、乗場呼びが無用に登録されることを抑制できる。
なお、特開2016-37366号公報に記載された方法において、かご3を戸開待機させてもよい。
また、利用者のかご3への乗り込みを光電装置等に認識して、かご呼びを登録してもよい。
また、同一階の他の区画領域の外側圧力検出装置8による圧力の検出結果または同一階の廊下に設けられた圧力検出装置による圧力の検出結果に基づいて、利用者の移動を認識してもよい。例えば、利用者が他の利用者に回覧板を回しただけの場合、当該利用者は、他の区画領域の外側圧力検出装置8の上に留まる。この場合、乗場呼びを登録しなければよい。
次に、図6を用いて、制御装置4の例を説明する。
図6は実施の形態1におけるエレベーターシステムの制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置4の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ13aと少なくとも1つのメモリ13bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア14を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ13aと少なくとも1つのメモリ13bとを備える場合、制御装置4の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ13bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ13aは、少なくとも1つのメモリ13bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置4の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ13aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ13bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア14を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置4の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置4の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御装置4の各機能について、一部を専用のハードウェア14で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、かご3を移動させる機能については専用のハードウェア14としての処理回路で実現し、かご3を移動させる機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ13aが少なくとも1つのメモリ13bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア14、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置4の各機能を実現する。
実施の形態2.
図7は実施の形態1におけるエレベーターシステムが適用される建築物の構成図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、2つのエレベーターのうちの一方は、建築物の一側に設けられる。2つのエレベーターのうちの他方は、建築物の他側に設けられる。複数の区画領域Aは、2つのエレベーターの間に設けられる。
制御装置4は、外側圧力検出装置8により検出された圧力の分布が内側圧力検出装置7により検出された圧力分布に一致した際に、外側圧力検出装置8により検出される圧力の位置の軌跡の方向にあるエレベーターに対して当該区画領域Aの階の乗場呼びを登録する。
以上で説明した実施の形態2によれば、制御装置4は、外側圧力検出装置8により検出される圧力の位置の軌跡の方向にあるエレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録する。このため、利用者が建築物の内側の区画領域から建築物の外側に移動する際に適切なエレベーターに対して適切な呼びを自動で登録することができる。
1 昇降路、 2 乗場、 3 かご、 4 制御装置、 5 ドア、 6 鍵、 7 内側圧力検出装置、 8 外側圧力検出装置、 9 乗場側圧力検出装置、 10 かご側圧力検出装置、 11 自動ドア、 12 出入口側圧力検出装置、 13a プロセッサ、 13b メモリ、 14 ハードウェア

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのエレベーターが設けられた建築物の区画領域の出入口に対して当該区画領域の内側に設けられ、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出する内側圧力検出装置と、
    当該区画領域の出入口に対して当該区画領域の外側に設けられ、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出する外側圧力検出装置と、
    前記内側圧力検出装置が圧力を検出した後、前記外側圧力検出装置が圧力を検出した際に、前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布が前記内側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した場合に、前記エレベーターに対して当該区画領域の階の呼びを登録する制御装置と、
    を備えたエレベーターシステム。
  2. 前記制御装置は、前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布が前記内側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した場合に、当該区画領域の出入口のドアが施錠されるまでは、前記エレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録しない請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記制御装置は、前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布が前記内側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した後、前記内側圧力検出装置が圧力を検出した際に、当該圧力分布が前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した場合に、前記エレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録しない請求項1に記載のエレベーターシステム。
  4. 当該区画領域の階において前記エレベーターの乗場に設けられ、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出する乗場側圧力検出装置、
    を備え、
    前記制御装置は、前記乗場側圧力検出装置が前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した圧力を検出するまで、当該区画領域の階において前記エレベーターのかごを戸閉待機させる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエレベーターシステム。
  5. 前記エレベーターのかごに設けられ、荷重がかかった位置を特定して圧力を検出するかご側圧力検出装置、
    を備え、
    前記制御装置は、前記乗場側圧力検出装置が前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した際に、前記かごを戸開待機させ、前記かご側圧力検出装置が前記乗場側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した圧力を検出した場合に、前記エレベーターのかご呼びを登録する請求項4に記載のエレベーターシステム。
  6. 前記制御装置は、前記エレベーターのかご呼びとして、前記かご側圧力検出装置により検出された圧力分布に対応した階のかご呼びを登録する請求項5に記載のエレベーターシステム。
  7. 前記建築物の出入口の外側に設けられた出入口側圧力検出装置、
    を備え、
    前記制御装置は、前記出入口側圧力検出装置が圧力を検出した際に、前記エレベーターに対して前記建築物の出入口の階の乗場呼びを登録する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のエレベーターシステム。
  8. 前記制御装置は、前記出入口側圧力検出装置が圧力を検出した際に、前記出入口側圧力検出装置により検出された圧力分布に対応した階のかご呼びを登録する請求項7に記載のエレベーターシステム。
  9. 前記制御装置は、前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布が前記内側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した際に、前記外側圧力検出装置により検出される圧力の位置の軌跡が前記エレベーターの方向とは異なる方向である場合に、前記エレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録しない請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベーターシステム。
  10. 前記制御装置は、当該区画領域が2つのエレベーターの間に設けられている建築物において、前記外側圧力検出装置により検出された圧力分布が前記内側圧力検出装置により検出された圧力分布に一致した際に、前記外側圧力検出装置により検出される圧力の位置の軌跡の方向にあるエレベーターに対して当該区画領域の階の乗場呼びを登録する請求項1に記載のエレベーターシステム。
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