JP2874931B2 - 建物の共用部の防犯管理方式 - Google Patents

建物の共用部の防犯管理方式

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JP2874931B2 JP1613490A JP1613490A JP2874931B2 JP 2874931 B2 JP2874931 B2 JP 2874931B2 JP 1613490 A JP1613490 A JP 1613490A JP 1613490 A JP1613490 A JP 1613490A JP 2874931 B2 JP2874931 B2 JP 2874931B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建物の廊下、ロビー、階段等の共用部にお
ける防犯管理方式に関するものである。
(従来の技術) このような分野における技術としては、例えば以下に
示すようなものがあった。
即ち、第3図に示すように、従来の建物内の共用部1
の防犯管理は、警備室2に設置される中央処理装置3、
この中央処理装置3に接続される共用端末4が設置され
ており、この共用端末4にはテナント1〜テナントnの
端末1〜n、共用部1の防犯センサSA5、共用出入口の
外側にあるカードリーダ(CR0)6、表示パネル7、電
気錠(EK0)8等が接続されている。また、テナント1
〜テナントnの端末1〜nにはその外側にあるカードリ
ーダCR1〜CRn、電気錠EK1〜EKn及び防犯センサS1〜Sn
それぞれ接続されている。
そこで、共用部1の出入口の近くに設置される表示パ
ネル7にテナント1〜テナントnの電気錠EK1〜EKnが施
錠状態か又は解錠状態かを表示し、最終退場者が共用出
入口の外側にあるカードリーダ(CR0)6を使って電気
錠(EK0)8を施錠することにより、共用部1の防犯セ
ンサSA5からの信号を共用端末4に読み込み、この信号
を有効とし、防犯体制を確立するようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来の防犯管理方式では、以
下のような問題点があり、共用部の防犯体制を完全に確
立することはできなかった。即ち、(1)最終退場者が
カードリーダCR0を使わなかった時には、防犯体制は確
立されない。
(2)表示パネルを外部者も見ることができ、防犯上好
ましくない。
本発明は、以上述べた共用部の防犯管理を完全には確
立できないという問題点を除去し、しかも残業等で作業
している少数の人の安全を図り得る建物の共用部の防犯
管理方式を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、 (1)建物の共用部の防犯体制を確立する防犯管理方式
において、全テナントの出入口の電気錠EK1〜EKnが施錠
された場合に施錠される建物の共用出入口の電気錠EK0
と、この電気錠EK0を解錠する建物の共用部の内部に設
置されるカードリーダCRAとを設け、このカードリーダC
RAの操作後、前記電気錠EK0を解除し、共用部の使用を
待って、再度前記電気錠EK0を自動的に施錠するように
したものである。
(2)建物の共用部の防犯体制を確立する防犯管理方式
において、全テナントの出入口の電気錠EK1〜EKnが施錠
された場合に施錠される建物の共用出入口の電気錠EK0
と、この施錠状態において建物の共用部を監視する防犯
センサSAと、前記電気錠EK0を解錠する建物の共用部の
内部に設置されるカードリーダCRAと、このカードリー
ダCRAの操作後、前記電気錠EK0を解除し、共用部の使用
を待って、再度前記電気錠EK0を自動的に施錠する手段
とを設け、前記電気錠EK0の施錠後、所定の時間は防犯
センサSAの出力信号を無効にするようにしたものであ
る。
(作用) 本発明によれば、上記したように、全テナントの出入
口の電気錠EK1〜EKnが施錠された場合に施錠される建物
の共用部の電気錠EK0と、この電気錠EK0を解錠する建物
の共用部に設置されるカードリーダCRAとを設け、最終
退場者によるカードリーダCRAの操作後、前記電気錠EK0
を解除し、共用部の使用を待って、再度自動的に施錠す
る構成したので、最終退場者以外は共用部出入口から退
場する時は、従来のように表示パネルに注意をはらうこ
となく、気軽に退場できると共に、注意を怠った時に発
生する防犯体制未確立を防止することができる。また、
従来のように表示パネルは部外者によって見られること
がなくなり、どのテナントが残業中であるか等の状況が
知られることによる防犯上の難点を解消することができ
る。更に、最終退場者は共用部のカードリーダ(CRA
を操作しない限り、建物から退場できないことになり、
確実な防犯体制を確立することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す建物の共用部の防犯管
理方式の構成図である。
この図に示すように、テナント1〜nの端末1〜nに
は、テナント1〜nの出入口の共用部側に設置されたカ
ードリーダCR1〜CRnが接続されるとともに、テナント1
〜nの出入口のテナント側に設置されたカードリーダCR
1′〜CRn′が接続される。また、テナント1〜nの端末
1〜nには前記カードリーダCR1〜CRn、CR1′〜CRn′で
操作される電気錠EK1〜EKnが接続されると共に、テナン
ト1〜n内の防犯センサS1〜Snが設置される。
更に、警備室2には中央処理装置3に接続される共用
部1の共用端末4が設置され、この共用端末4には共用
出入口の外側にあるカードリーダ(CR0)6、電気錠(E
K0)8、共用部1の防犯センサ(SA)5、共用部に配置
されるカードリーダ(CRA)10が接続されている。
そこで、この防犯管理方式の機能について説明する。
(1)端末1〜nの機能 (a)各テナントへ入室する時にはテナント1〜nの
出入口の共用部側に設置されたカードリーダCR1〜CRn
各テナント1〜nのカードを通すことにより、当該出入
口の電気錠EK1〜EKnを解錠すると共に、各テナント1〜
nの防犯体制を解除し、当該出入口の扉が開く状態とな
る。当該出入口の扉が一度開いて閉まった後は、電気錠
EK1〜EKnは再び自動的に施錠する。この情報(カードリ
ーダCR1〜CRnにカードが通され、扉が開けられた情報及
び再び扉が閉められ、電気錠が施錠された情報)は共用
端末4及び中央処理装置3に速やかに伝送される。
(b)各テナントからの退室時にはテナント1〜nの
出入口のテナント側に設置されたカードリーダCR1′〜C
Rn′に各テナント1〜nのカードを通すことにより、当
該出入口の電気錠EK1〜EKnを解錠し、当該出入口の扉が
一度開いて閉まった後は、電気錠EK1〜EKnを再び施錠す
ると共に、各テナント1〜nの防犯体制を確立する。こ
の情報は入室時と同様に共用端末4及び中央処理装置3
に速やかに伝送される。
(c)テナント1〜nの防犯体制確立後は、各テナン
ト1〜nに設置される防犯センサS1〜Snの周期的な機能
試験と防犯センサ動作信号の受信を行い、機能異常や、
動作信号がある時は、これらの情報は直ちに共用端末4
及び中央処理装置3に伝送される。
(2)共用端末の機能 (a)端末1〜nから伝送される電気錠EK1〜EKnがカ
ードリーダCR1′〜CRn′を使った後の施錠状態であると
いう情報が、全て揃った場合には、共用部1のカードリ
ーダ(CRA)10を使わない限り、共用部の出入口の扉の
電気錠(EK0)8は共用部1の内側からは容易に開かな
いよう施錠されている。なお、カードリーダCR1′〜C
Rn′を使った後の施錠状態の情報が全て揃うまでは電気
錠(EK0)8は内側から自由に開く。ただし、外側から
は共用出入口の外側にあるカードリーダ(CR0)6を使
わないと開かない。
このように、電気錠EK1〜EKnが施錠状態であると、い
つものように自由に共用部出入口の扉が開かない。そこ
で、最終退場者は共用部1の扉の近くにあるカードリー
ダ(CRA)10にカードを通すことにより、共用部1の出
入口の扉の電気錠(EK0)8が解錠される。扉が一度開
いて閉まった後は、電気錠EK0は再び自動的に施錠さ
れ、共用部1の防犯体制は確立される。この情報は共用
端末4及び中央処理装置3に速やかに伝送される。
(b)共用部1の防犯体制確立後は、共用部1の防犯
センサ(SA)5の周期的な機能試験と防犯センサ動作信
号の受信を行い、機能異常や動作信号がある時は、これ
らの情報は直ちに共用端末4及び中央処理装置3に伝送
される。
(c)共用部出入口の外側に設置されたカードリーダ
(CR0)6にカードを通すことにより、共用部出入口の
扉の電気錠(EK0)8を解錠すると共に、共用部1の防
犯体制を解除する。この情報は中央処理装置3に速やか
に伝送される。
(3)中央処理装置の機能 (a)端末1〜n、共用端末4から伝送された上記の
各情報は、CRT等に表示され、ブザー鳴動と共に磁気デ
ィスク等の記憶装置に履歴情報として記録される。
(b)モデム、通信制御装置等により建物外の管理会
社等に通報する設備が中央処理装置3に接続される時
は、防犯センサの機能異常や動作信号を通報設備を介し
て速やかに通報する。
ここで、最終退場者が複数の場合、例えばテナント1
の退場者A(電気錠の最終直前施錠者であるが、共用部
出入口に到達時点では最終退場者)が退場した後に、テ
ナントnの退場者B(電気錠の最終施錠者であるが、共
用部出入口に到達時点では最終直前退場者)が退場する
場合、全テナントの出入口の電気錠EK1〜EK0が施錠され
てから、共用部出入口を退場者Bが通過する場合は、退
場者Bによるカードリーダ(CRA)10の操作による通過
により、共用部1の防犯体制が確立される。すると、退
場者Aは共用部1を移動中であるために、防犯センサ
(SA)5からの信号が共用端末4に読み込まれ、防犯警
報が発生することになる。
従って、このような事態を防止するため、全テナント
の出入口の電気錠EK1〜EK0が施錠されてから、退場者が
カードリーダ(CRA)10の操作を行った後、暫くの時間
(n分間)、例えば最も離れたテナント間の距離を移動
するに要する時間は、防犯センサSAからの信号は共用端
末4において無効となし、防犯警報を発生させないよう
にする。
なお、前記したn分間は、全テナントの出入口の電気
錠EK1〜EK0が施錠された情報を中央処理装置3が受ける
と、中央処理装置3内におけるタイマ(図示なし)を始
動させて、計時することができる。
以下、本発明の建物の共用部の防犯管理フローを第2
図を参照しながら説明する。
まず、各テナントの電気錠の施錠を行う(ステップ
)。
次に、全てのテナントの電気錠の施錠が行われたか否
かを判断する(ステップ)。
次に、全てのテナントの電気錠の施錠が行われた場合
には、建物の出入口の電気錠の施錠を行う(ステップ
)。
次に、共用部のカードリーダが操作されたか否かを判
断する(ステップ)。
次に、共用部のカードリーダが操作された場合には、
建物の出入口の電気錠の解錠を行う(ステップ)。
次に、建物の出入口の扉が開かれた後、閉じられると
建物の出入口の電気錠が自動的に施錠される(ステップ
)。
次に、所定時間経過したか否かを判断する(ステップ
)。
次に、所定時間経過した場合には、共用部の防犯セン
サの出力信号を有効として、建物の共用部の防犯管理体
制を確立する(ステップ)。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、次の
ような効果を奏することができる。
(1)最終退場者以外は共用部出入口から退場する時
は、従来のように表示パネルに注意をはらうことなく、
気軽に退場できると共に、注意を怠った時に発生する防
犯体制未確立を防止することができる。
(2)従来のように表示パネルが部外者から見られるこ
とがなくなり、どのテナントが残業中かなどの状況が知
られることによる防犯上の難点を解消することができ
る。
(3)最終退場者は共用部のカードリーダ(CRA)を操
作しない限り、建物から退場できないことになり、確実
な防犯体制を確立することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示す建物の共用部の防犯管理
方式の構成図、第2図は本発明の実施例を示す建物の共
用部の防犯管理フローチャート、第3図は従来の建物の
共用部の防犯管理方式の構成図である。 1……共用部、2……警備室、3……中央処理装置、4
……共用端末、5……防犯センサ(SA)、6……カード
リーダ(CR0)、8……電気錠(EK0)、CR1〜CRn……テ
ナント1〜nの出入口の共用部側に設置されたカードリ
ーダ、CR1′〜CRn′……テナント1〜nの出入口のテナ
ント側に設置されたカードリーダ、EK1〜EKn……電気
錠、S1〜Sn……テナント1〜n内の防犯センサ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の共用部の防犯体制を確立する防犯管
    理方式において、 (a)全テナントの出入口の電気錠EK1〜EKnが施錠され
    た場合に施錠される建物の共用出入口の電気錠EK0と、 (b)該電気錠EK0を解錠する建物の共用部の内部に設
    置されるカードリーダCRAとを設け、 (c)該カードリーダCRAの操作後、前記電気錠EK0を解
    除し、共用部の使用を待って、再度前記電気錠EK0を自
    動的に施錠することを特徴とする建物の共用部の防犯管
    理方式。
  2. 【請求項2】建物の共用部の防犯体制を確立する防犯管
    理方式において、 (a)全テナントの出入口の電気錠EK1〜EKnが施錠され
    た場合に施錠される建物の共用出入口の電気錠EK0と、 (b)該施錠状態において建物の共用部を監視する防犯
    センサSAと、 (c)該電気錠EK0を解錠する建物の共用部の内部に設
    置されるカードリーダCRAと、 (d)該カードリーダCRAの操作後、前記電気錠EK0を解
    除し、共用部の使用を待って、再度前記電気錠EK0を自
    動的に施錠する手段とを設け、 (e)前記電気錠EK0の施錠後、所定の時間は防犯セン
    サSAの出力信号を無効にすることを特徴とする建物の共
    用部の防犯管理方式。
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