JPH10275263A - 入退室管理装置 - Google Patents

入退室管理装置

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JPH10275263A
JPH10275263A JP5408298A JP5408298A JPH10275263A JP H10275263 A JPH10275263 A JP H10275263A JP 5408298 A JP5408298 A JP 5408298A JP 5408298 A JP5408298 A JP 5408298A JP H10275263 A JPH10275263 A JP H10275263A
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door
signal
input
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electric lock
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Masao Takatomi
正雄 高冨
Koichi Terasono
孝一 寺園
Takumi Hashiguchi
巧 橋口
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Sohgo Security Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重要エリアにおいて、昼夜を問わず常時高い
防犯性を保持し、かつ入退室が許可されている者は煩雑
な操作なしで入退室ができる入退室管理装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 重要エリアの出入口扉にマグネットスイッチ
が設置されており、常時警備モードとなっている。入退
室を許可されている者が正規のカードをカードリーダに
読み込ませると、出入口扉の電気錠が解錠されかつマグ
ネットスイッチが第1の所定時間だけ警備解除モードと
なる。その後、開扉動作があったときは閉扉時に、開扉
動作がなかったときには第2の所定時間の経過時にマグ
ネットスイッチが警備モードに戻るので、高い防犯性を
有しかつ煩雑な操作を必要としない入退室管理装置を実
現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行の電算室、金
庫室、あるいはテレビ局などの重要エリアにおいて、出
入り可能な人を制限する入退室管理装置である。
【0002】
【従来の技術】従来、重要エリアへの入退室を管理する
ために、個人識別装置が使用されている。個人識別装置
としてはたとえば、カードリーダ(磁気カード、ICカ
ード、非接触カードなど)、暗証番号、指紋、声紋、掌
形、網膜、虹彩、ホログラム、画像等を用いたもの、お
よびそれらを組み合わせたものがある。そして、それら
の個人識別装置と侵入感知器とを併用したものも、多く
用いられている。すなわち、人の出入りが比較的多い昼
間は、扉のマグネットスイッチや室内の赤外線感知セン
サなどの侵入感知器を警備解除モード、すなわち制御手
段が侵入感知器からの侵入検知信号の入力を異常と判定
しないようにしておき、さらに個人識別装置にて正規の
操作がなされたときにのみ電気錠を解錠し、開扉できる
ようにしている。そして、人の出入りの少ない夜間は、
侵入感知器を警備モード、すなわち制御手段が侵入感知
器からの侵入検知信号の入力を異常と判定するようにし
ておき、人が出入りするときにはモード切換器により侵
入感知器を警備解除モードにしておいてから、昼間と同
様に個人識別装置における正規の操作により、開扉を可
能とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は、昼間などの侵入感知器が警備解除モードのときに、
出入口の扉が不正にこじあけられても検知できないとい
う問題があった。また、夜間などの侵入感知器が警備モ
ードのときには、人が出入りするたびにモード切換器に
よって侵入感知器を警備解除モードにしなければなら
ず、操作が煩雑で実用的でないという問題もあった。さ
らに、一般に使用されている鍵は容易に複製が可能であ
り、鍵によって電気錠を解錠しては防犯上好ましくない
という事情もあった。
【0004】
【目的】本発明は、上記問題点を解決し、昼夜を問わず
常時高い防犯性を保持し、かつ入退室が許可されている
者は煩雑な操作なしで入退室ができる入退室管理装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明は、重要エリアの出入口扉の
開閉を検知し、少なくとも開扉信号を出力する扉開閉検
出手段と、開扉信号が入力したときに異常信号を出力す
る制御手段とから構成された入退室管理装置であって、
前記扉に設置され、解錠信号が入力すると解錠動作を行
う電気錠と、重要エリアの内側または外側の前記扉付近
に設置され、個人情報が入力すると、該個人情報を出力
する個人識別手段と、所定時間を計時する第1タイマ手
段とを備え、前記制御手段は、扉開閉検出手段と電気錠
と個人識別手段と第1タイマ手段に接続され、個人識別
手段より入力した個人情報が正規のものと判定したと
き、電気錠に解錠信号を出力するとともに第1タイマ手
段を起動し、第1タイマ手段の計時中は開扉信号が入力
しても異常信号を出力しないことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、重要エリアの出入
口扉の開閉を検知し、開扉信号および閉扉信号を出力す
る扉開閉検出手段と、開扉信号が入力したときに異常信
号を出力する制御手段とから構成された入退室管理装置
であって、前記扉に設置され、解錠信号が入力すると解
錠動作を行い、施錠信号が入力すると施錠動作を行う電
気錠と、重要エリアの内側または外側の前記扉付近に設
置され、個人情報が入力すると、該個人情報を出力する
個人識別手段と、第1の所定時間を計時する第1タイマ
手段と、第2の所定時間を計時する第2タイマ手段とを
備え、前記制御手段は、扉開閉検出手段と電気錠と個人
識別手段と第1タイマ手段と第2タイマ手段に接続さ
れ、個人識別手段より入力した個人情報が正規のものと
判定したとき、電気錠に解錠信号を出力するとともに第
1タイマ手段を起動し、第1タイマ手段の計時中に開扉
信号が入力すると第2タイマ手段を起動し、第2タイマ
手段の計時中に閉扉信号が入力すると電気錠に施錠信号
を出力するとともに第2タイマ手段の計時を中止し、第
1タイマ手段または第2タイマ手段の計時中は開扉信号
を入力しても異常信号を出力しないことを特徴としてい
る。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の入退室管理装置において、重要エリアの内側の前
記扉付近に設置され、人を検出すると検出信号を出力す
る人体検出手段を設け、前記制御装置は、検出信号が入
力すると電気錠に解錠信号を出力するとともに第1タイ
マ手段を起動することを特徴としている。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明の入退室管理装置の実施例
を図面を参照しながら説明する。
【実施例1】本発明の入退室管理装置の第1の実施例
を、図1のブロック図と図2および図3のフローチャー
トを参照しながら説明する。図1は、銀行やテレビ局な
どの重要エリアにおける、本発明の第1の実施例の入退
室管理装置の構成を示すブロック図である。電気錠1
は、重要エリアとその外部との出入りのための扉に設置
されており、解錠信号が入力すると解錠動作し、施錠信
号が入力すると施錠動作する。扉開閉検出手段であるマ
グネットスイッチ2は、電気錠1が設置されている扉に
取り付けられており、扉の開閉を検知して開扉信号、閉
扉信号を出力する。なお、扉の開閉を検出する手段とし
ては、マグネットスイッチに限定されるものではなく、
リモートスイッチや感圧センサ、投光器と受光器から構
成される光学式センサ等、扉の開閉を検出できるもので
あればよい。また、電気錠1に扉の開閉を検出するため
の機能が内蔵されている場合は、これを扉開閉検出手段
としてもよい。個人識別手段であるカードリーダ3は、
重要エリアの室外の前記扉付近に設置されていて、カー
ド操作がなされると該カードのカード情報を出力する。
なお、本実施例では、個人識別手段としてカードリーダ
を使用した例を示すが、これに限定されるものではな
く、個人を識別するための情報として、暗証番号、指
紋、声紋、掌形、網膜、虹彩、ホログラム、画像等を用
い、個人情報に合わせて個人識別手段を指紋読取装置や
テンキー等にしてもよい。人体検出手段5は、重要エリ
ア内の前記扉付近の天井に設置されていて、人を検出す
ると検出信号を出力する。なお、本実施例では人体検出
手段5を用いるが、これに限定されるものではなく、人
体検出手段5に代えて上記個人識別手段3を用いてもよ
い。第1タイマ手段6は、第1の所定時間を計時する。
制御手段8aは電気錠1、マグネットスイッチ2、カー
ドリーダ3、人体検出手段5、第1タイマ手段6と接続
されている。制御手段8aは常時警備モード、すなわち
マグネットスイッチ2からの開扉信号の入力を異常と判
定する。また、カードリーダ3から入力した個人情報が
正規のものであると判定したときは、電気錠1に解錠信
号を出力するとともに第1タイマ手段6の計時を開始
し、第1タイマ手段6の計時中は警備解除モード、すな
わちマグネットスイッチ2からの開扉信号の入力を異常
と判定しないようにする。
【0009】次に、本発明の第1の実施例の動作を図2
および図3のフローチャートにしたがって説明する。重
要エリアの扉が開けられると、マグネットスイッチ2が
扉の開放を検出し、制御手段8aに対し開扉信号を出力
する。制御手段8aは、カードリーダ3から正規の個人
情報が入力されず、かつ、人体検出手段5から検出信号
も入力されないときに、マグネットスイッチ2からの開
扉信号が入力すると、図示しない警備会社等に警報を送
信する。
【0010】正規の入室者が重要エリアへ入室する場
合、まず、入室者は所持するカードをカードリーダ3に
読み込ませる。カードリーダ3は、カードに書込まれた
個人情報を読取り、読取った個人情報を制御手段8aに
対し出力する。制御手段8aは、カードリーダ3からの
個人情報が入力すると、この個人情報が予め記憶してい
る照合用データと一致するか否か比較し、個人情報が照
合用データと一致すると、電気錠に解錠信号を出力する
とともに第1タイマ手段6を起動させ、警備解除モード
となる。制御手段8aからの解錠信号が入力した電気錠
1は、解錠動作を行い、解錠する。また、第1タイマ手
段6は、所定時間計時を行う。入室者は、電気錠が解錠
すると、重要エリアの扉を開けて重要エリアへ入室す
る。このとき、入室者が扉を開けると、マグネットスイ
ッチ2が扉の開放を検出し、制御手段8aに対し開扉信
号を出力する。マグネットスイッチ2からの開扉信号が
入力した制御手段8aは、第1タイマ手段6が計時中で
あれば、扉の警報を異常とせず、マグネットスイッチ2
からの開扉信号に基づく警報は出力しない。その後、第
1タイマ手段6の計時が終了すると、制御手段8aは、
扉が閉鎖されマグネットスイッチ2からの閉扉信号が入
力していることを確認し、電気錠1に施錠信号を出力
し、警備モードになる。電気錠1は、施錠信号が入力す
ると、施錠動作を行い施錠する。なお、入室者がカード
リーダ2にカードを読み込ませた後、電気錠が解錠した
にもかかわらず入室しなかった場合であっても、第1タ
イマ手段6の計時が終了すると、制御手段8aは、扉が
閉じていることを確認して電気錠に施錠信号を出力し、
電気錠を施錠する。また、第1タイマ手段6の計時が終
了したときに、扉が閉鎖していなくマグネットスイッチ
2から開扉信号が入力していると、図示しない警備会社
等に警報を送信する。
【0011】重要エリアに入室した者が退室する場合、
退室者が重要エリアの扉に近付くと、人体検出手段5が
退室者を検出し、制御手段8aに対し検出信号を出力す
る。制御手段8aは、人体検出手段5からの検出信号が
入力すると、電気錠に解錠信号を出力するとともに第1
タイマ手段6を起動させ、警備解除モードとなる。制御
手段8aからの解錠信号が入力した電気錠1は、解錠動
作を行い、解錠する。また、第1タイマ手段6は、所定
時間計時を行う。退室者は、電気錠が解錠すると、重要
エリアの扉を開けて重要エリアから退出する。このと
き、入室者が扉を開けると、マグネットスイッチ2が扉
の開放を検出し、制御手段8aに対し開扉信号を出力す
る。マグネットスイッチ2からの開扉信号が入力した制
御手段8aは、第1タイマ手段6が計時中であれば、扉
の警報を異常とせず、マグネットスイッチ2からの開扉
信号に基づく警報は出力しない。その後、第1タイマ手
段6の計時が終了すると、制御手段8aは、扉が閉鎖さ
れマグネットスイッチ2からの閉扉信号が入力している
ことを確認し、電気錠1に施錠信号を出力し、警備モー
ドになる。電気錠1は、施錠信号が入力すると、施錠動
作を行い施錠する。なお、制御手段8aは、人体検出手
段5から検出信号が入力し、電気錠を解錠したにもかか
わらず退室者が退室しなかった場合であっても、第1タ
イマ手段6の計時が終了すると、制御手段8aは、扉が
閉じていることを確認して電気錠に施錠信号を出力し、
電気錠を施錠する。また、第1タイマ手段6の計時が終
了したときに、扉が閉鎖していなくマグネットスイッチ
2から開扉信号が入力していると、図示しない警備会社
等に警報を送信する。
【0012】
【実施例2】次に、本発明の入退室管理装置の第2の実
施例を、図4のブロック図と図2および図5のフローチ
ャートを参照しながら説明する。図4は、銀行やテレビ
局などの重要エリアにおける、本発明の第2の実施例の
入退室管理装置の構成を示すブロック図である。電気錠
1、マグネットスイッチ2、カードリーダ3、人体検出
手段5、第1タイマ手段6は、実施例1と同じであるた
め、ここでは説明を省略する。第2タイマ手段7は、第
2の所定時間を計時する。制御手段8bは電気錠1、マ
グネットスイッチ2、カードリーダ3、人体検出手段
5、第1タイマ手段6、第2タイマ手段7と接続されて
いる。制御手段8bは常時警備モード、すなわちマグネ
ットスイッチ2からの開扉信号の入力を異常と判定す
る。また、カードリーダ3から入力した個人情報が正規
のものであると判定したときは、電気錠1に解錠信号を
出力するとともに第1タイマ手段6の計時を開始する。
また、第1タイマ手段6の計時中に開扉信号が入力する
と第2タイマ手段7の計時を開始し、第1タイマ手段6
が計時を開始してから第2タイマ手段7の計時終了また
は第2計時手段7の計時中に閉非信号が入力するまでの
間警備解除モード、すなわちマグネットスイッチ2から
の開扉信号の入力を異常と判定しないようにする。
【0013】次に、本発明の第2の実施例の動作を図2
および図5のフローチャートにしたがって説明する。重
要エリアの扉が開けられると、マグネットスイッチ2が
扉の開放を検出し、制御手段8bに対し開扉信号を出力
する。制御手段8bは、カードリーダ3から正規の個人
情報が入力されず、かつ、人体検出手段5から検出信号
も入力されないときに、マグネットスイッチ2からの開
扉信号が入力すると、図示しない警備会社等に警報を送
信する。
【0014】正規の入室者が重要エリアへ入室する場
合、まず、入室者は所持するカードをカードリーダ3に
読み込ませる。カードリーダ3は、カードに書込まれた
個人情報を読取り、読取った個人情報を制御手段8bに
対し出力する。制御手段8bは、カードリーダ3からの
個人情報が入力すると、この個人情報が予め記憶してい
る照合用データと一致するか否か比較し、個人情報が照
合用データと一致すると、電気錠に解錠信号を出力する
とともに第1タイマ手段6を起動させ、警備解除モード
となる。制御手段8bからの解錠信号が入力した電気錠
1は、解錠動作を行い、解錠する。また、第1タイマ手
段6は、所定時間計時を行う。入室者は、電気錠が解錠
すると、重要エリアの扉を開けて重要エリアへ入室す
る。このとき、入室者が扉を開けると、マグネットスイ
ッチ2が扉の開放を検出し、制御手段8bに対し開扉信
号を出力する。マグネットスイッチ2からの開扉信号が
入力した制御手段8bは、第1タイマ手段6が計時中で
あれば、扉の警報を異常とせず、マグネットスイッチ2
からの開扉信号に基づく警報は出力しない。また、第2
タイマ手段7の計時を開始する。第2タイマ手段7は、
所定時間計時を行う。その後、入室者が入室し扉が閉鎖
すると、マグネットスイッチ2から制御手段8bに対し
閉扉信号が出力する。制御手段8bは、マグネットスイ
ッチ2からの閉扉信号が入力すると、第2タイマ手段7
の計時中であれば、電気錠1に施錠信号を出力し、警備
モードになる。電気錠1は、施錠信号が入力すると、施
錠動作を行い施錠する。なお、入室者がカードリーダ2
にカードを読み込ませた後、電気錠が解錠したにもかか
わらず入室しなかった場合、第1タイマ手段6の計時中
にマグネットスイッチ2からの開扉信号が入力しないた
め、制御手段8bは、第1タイマ手段6の計時が終了す
ると、扉が閉じていることを確認して電気錠に施錠信号
を出力し、電気錠を施錠する。また、入室者が第1タイ
マ手段6の計時中に扉を開けた後、扉を閉め忘れ、第2
タイマ手段7の計時が終了したときに、扉が閉鎖してい
なくマグネットスイッチ2から開扉信号が入力している
と、図示しない警備会社等に警報を送信する。
【0015】重要エリアに入室したも者が退室する場
合、退室者が重要エリアの扉に近付くと、人体検出手段
5が退室者を検出し、制御手段8bに対し検出信号を出
力する。制御手段8bは、人体検出手段5からの検出信
号が入力すると、電気錠に解錠信号を出力するとともに
第1タイマ手段6を起動させ、警備解除モードとなる。
制御手段8bからの解錠信号が入力した電気錠1は、解
錠動作を行い、解錠する。また、第1タイマ手段6は、
所定時間計時を行う。退室者は、電気錠が解錠すると、
重要エリアの扉を開けて重要エリアから退室する。この
とき、退室者が扉を開けると、マグネットスイッチ2が
扉の開放を検出し、制御手段8bに対し開扉信号を出力
する。マグネットスイッチ2からの開扉信号が入力した
制御手段8bは、第1タイマ手段6が計時中であれば、
扉の警報を異常とせず、マグネットスイッチ2からの開
扉信号に基づく警報は出力しない。また、第2タイマ手
段7の計時を開始する。第2タイマ手段7は、所定時間
計時を行う。その後、退室者が退室し扉が閉鎖すると、
マグネットスイッチ2から制御手段8bに対し閉扉信号
が出力する。制御手段8bは、マグネットスイッチ2か
らの閉扉信号が入力すると、第2タイマ手段7の計時中
であれば、電気錠1に施錠信号を出力し、警備モードに
なる。電気錠1は、施錠信号が入力すると、施錠動作を
行い施錠する。なお、退室者がカードリーダ2にカード
を読み込ませた後、電気錠が解錠したにもかかわらず退
室しなかった場合、第1タイマ手段6の計時中にマグネ
ットスイッチ2からの開扉信号が入力しないため、制御
手段8bは、第1タイマ手段6の計時が終了すると、扉
が閉じていることを確認して電気錠に施錠信号を出力
し、電気錠を施錠する。また、退室者が第1タイマ手段
6の計時中に扉を開けた後、扉を閉め忘れ、第2タイマ
手段7の計時が終了したときに、扉が閉鎖していなくマ
グネットスイッチ2から開扉信号が入力していると、図
示しない警備会社等に警報を送信する。
【0016】なお、上記実施例において、重要エリア内
の扉付近には、パッシブセンサの代わりにカードリーダ
を設置し、アンチパスバック方式、ゼロカウント警備等
を用いてもよい。また、動作の途中でカードリーダにお
いて新たに正規のカードが読み込まれたときには、最新
のカード操作を有効としてもよいし、また動作が終わる
までは他のカード操作を無効としてもよい。さらに、1
回のカード操作に対して1人しか出入りが出来ないよう
に、扉付近において、いわゆるマントラップやサークル
ゲートといった出入り制限のための装置を設置してもよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上、設明したとおり、本発明の入退室
管理装置では、重要エリアの扉にマグネットスイッチを
設置し、通常時はマグネットスイッチからの開扉信号を
異常と判定する。そして、個人識別手段において正規の
操作がなされたときにのみ扉の電気錠を解錠するととも
に、第1の所定時間内は開扉信号を異常と判定しないの
で、煩雑な操作なしで入退室が可能となる。また、第1
の所定時間内に開扉信号があった場合、その後の第2の
所定時間内に閉扉信号があったときは、再び開扉信号を
異常と判定する状態に戻る。さらに、第2の所定時間内
に閉扉信号がないことも異常と判定するので、警備の空
白の時間を極めて短かくすることができる。また、マグ
ネットスイッチからの開扉信号を異常と判定することを
警備モード、警備解除モードと連動させておけば、既存
の警備システムへの適用が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の入退室管理装置の第1の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の入退室管理装置の動作を示すメイン
フローチャートである。
【図3】 本発明の入退室管理装置の第1の実施例の入
退室時の動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の入退室管理装置の第2の実施例の構
成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の入退室管理装置の第2の実施例の入
退室時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電気錠 2 マグネットスイッチ 3 カードリーダ 5 人体検出手段 6 第1タイマ手段 7 第2タイマ手段 8 制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重要エリアの出入口扉の開閉を検知し、
    少なくとも開扉信号を出力する扉開閉検出手段と、開扉
    信号が入力したときに異常信号を出力する制御手段とか
    ら構成された入退室管理装置であって、 前記扉に設置され、解錠信号が入力すると解錠動作を行
    う電気錠と、 重要エリアの内側または外側の少なくとも一方の前記扉
    付近に設置され、個人情報が入力すると、該個人情報を
    出力する個人識別手段と、 所定時間を計時する第1タイマ手段とを備え、 前記制御手段は、 扉開閉検出手段と電気錠と個人識別手段と第1タイマ手
    段に接続され、個人識別手段より入力した個人情報が正
    規のものと判定したとき、電気錠に解錠信号を出力する
    とともに第1タイマ手段を起動し、第1タイマ手段の計
    時中は開扉信号が入力しても異常信号を出力しないこと
    を特徴とする入退室管理装置。
  2. 【請求項2】 重要エリアの出入口扉の開閉を検知し、
    開扉信号および閉扉信号を出力する扉開閉検出手段と、
    開扉信号が入力したときに異常信号を出力する制御手段
    とから構成された入退室管理装置であって、 前記扉に設置され、解錠信号が入力すると解錠動作を行
    い、施錠信号が入力すると施錠動作を行う電気錠と、 重要エリアの内側または外側の少なくとも一方の前記扉
    付近に設置され、個人情報が入力すると、該個人情報を
    出力する個人識別手段と、 第1の所定時間を計時する第1タイマ手段と、 第2の所定時間を計時する第2タイマ手段とを備え、 前記制御手段は、 扉開閉検出手段と電気錠と個人識別手段と第1タイマ手
    段と第2タイマ手段に接続され、個人識別手段より入力
    した個人情報が正規のものと判定したとき、電気錠に解
    錠信号を出力するとともに第1タイマ手段を起動し、第
    1タイマ手段の計時中に開扉信号が入力すると第2タイ
    マ手段を起動し、第2タイマ手段の計時中に閉扉信号が
    入力すると電気錠に施錠信号を出力するとともに第2タ
    イマ手段の計時を中止し、第1タイマ手段または第2タ
    イマ手段の計時中は開扉信号を入力しても異常信号を出
    力しないことを特徴とする入退室管理装置。
  3. 【請求項3】 重要エリアの内側の前記扉付近に設置さ
    れ、人を検出すると検出信号を出力する人体検出手段を
    設け、 前記制御装置は、検出信号が入力すると電気錠に解錠信
    号を出力するとともに第1タイマ手段を起動することを
    特徴とする請求項1または2に記載の入退室管理装置。
JP5408298A 1997-01-30 1998-01-30 入退室管理装置 Expired - Lifetime JP3300886B2 (ja)

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