JPH05282515A - 硬貨送出装置 - Google Patents
硬貨送出装置Info
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- JPH05282515A JPH05282515A JP4122508A JP12250892A JPH05282515A JP H05282515 A JPH05282515 A JP H05282515A JP 4122508 A JP4122508 A JP 4122508A JP 12250892 A JP12250892 A JP 12250892A JP H05282515 A JPH05282515 A JP H05282515A
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Abstract
径寸法を有する偽造コイン等を排除する硬貨送出装置を
提供すること。 【構成】 コイン通路18に沿って、落下孔30が基板
4に穿設され、スクレーパ本体15aと落下穴30を介
して対向する基板面4上には、コイン通路18上の正規
硬貨Aを、スクレーパ本体15a側に付勢する可動片3
1が設けられている。落下穴30の可動片側の外縁30
aからスクレーパ本体15aの外周部までの最短距離
(図中の矢印)は、正規硬A貨の径寸法よりも小さく、
偽造硬貨Bの径寸法よりも大きく設けられている。
Description
たは硬貨等を、一枚宛送出する硬貨送出装置に関し、特
に所望の径寸法よりも小さい硬貨は排除する硬貨送出装
置に関する。
願出願人による特公昭63−36040号公報がある。
図5および図6に示すように、従来の硬貨送出装置は、
4は、水平に対して45°で傾斜する基板であり、基板
4の下端側には、多数のコインを収容するホッパー1を
搭載する円筒形ケース2が設けられている。この円筒形
ケース2内で同心的に回転し得るようにコイン送り円板
5が基板4上に設けられている。正規のコインを収容し
得る径寸法を有する複数のコイン受け穴11,11が、
円周方向に沿って互いに離間して、コイン送り円板5を
貫通し設けられている。また、互いに隣接するコイン受
け穴11,11の間で、コイン送り円板5の下面に突出
するコイン送り腕12が、コイン受け穴11のほぼ中心
を結ぶ円まで半径方向に延長して配されている。これに
より、コイン受け穴11に収容されたコインは、コイン
送り円板5の回転にともなって、コイン送り腕12によ
り、基板4の中央付近に送られる。基板4の中央付近に
は、円筒形ケース2に穿設された出口孔13と、コイン
送り腕12により送られるコインを出口孔13に案内す
る出口案内部材14とが設けられている。一方、基板4
の上端側には、スクレーパ回転軸17に回転自在に軸支
されたスクレーパ本体15aと、スクレーパ本体15a
の外周から半径方向に放射状に延在して設けられ、コイ
ン受け穴11と同数の送り羽根16,16とを有するス
クレーパ15が配されている。スクレーパ15は、出口
案内部材14により出口孔13に案内されたコインを、
送り羽根16の先端部がコイン送り腕12と協働して出
口孔13から掻き揚げるために、出口孔13で、送り羽
根16の先端部がコイン受け穴11,11の間に突出す
るように、スクレーパ本体15aとコイン送り円板5と
の回転は同期されている。なお、8はスクレーパ本体1
5aとコイン送り円板5とを回転させる駆動装置であ
り、9は両者の同期をとるための減速装置である。スク
レーパ15は、掻き揚げられたコインを、スクレーパ本
体15aの回転に連れて、基板4上のコイン通路18に
沿って、基板4の上端に穿設された投出シュート24に
送り出す。このとき、コイン通路18には、作動レバー
26の先端側に設けられたローラ25が、コインに接触
可能な位置に配されている。作動レバー26は、枢軸2
7を中心に回動して、計数用近接スイッチ28を作動す
る。なお、作動レバー26は、ねじコイルスプリングか
らなる付勢手段23により常時コイン通路側に付勢され
ている。
た従来の硬貨送出装置では、正規の径寸法を有するコイ
ンよりも、小さい径寸法を有する偽造コイン等に対し
て、これを排除する機能を備えていないことから、偽造
コインをもカウントしてしまう欠点があった。
に鑑み、正規の径寸法を有するコインよりも、小さい径
寸法を有する偽造コイン等を排除する硬貨送出装置を提
供することである。
径寸法を有する第1の硬貨を一端側に上載する基板面
と、前記硬貨を予め定められた所定の送出経路に沿って
前記基板面の他端側に送る硬貨送り手段とを有する硬貨
送出装置において、前記第1の径寸法よりも小さい第2
の径寸法を有する第2の硬貨を、前記送出経路から排除
する排除手段を有することを特徴とする硬貨送出装置が
得られる。
において、前記排除手段は、前記送出経路に対応する前
記基板面の少なくとも一部に、前記第2の硬貨を落下さ
せるための落下穴を有することを特徴とする硬貨送出装
置が得られる。
において、前記硬貨送り手段は、前記落下穴から離間し
て前記基板面に配され、前記基板面に対向して回転可能
に設けられた回転本体と、該回転本体の回動に連れて前
記送出経路に沿って移動し、前記第1及び第2の硬貨を
前記基板面の他端側に送る羽根部とを有することを特徴
とする硬貨送出装置が得られる。
において、前記回転本体に前記落下穴を介して対向する
前記基板面上に配され、前記送出経路上の前記第1硬貨
を、前記回転本体側に付勢する可動片を設け、前記落下
穴の可動片側の外縁から前記回転本体までの最短距離
は、前記第1の径寸法よりも小さく、前記第2の径寸法
よりも大きいことを特徴とする硬貨送出装置が得られ
る。
において、前記可動片は、一端を前記基板面に回動可能
に枢支され、他端に前記第1の硬貨に当接する当接部を
有する腕部と、前記当接部を前記回転本体側に付勢する
付勢部材とを含むことを特徴とする硬貨送出装置が得ら
れる。
において、前記当接部は、前記第2の硬貨の落下方向に
傾斜するテーパ面を有することを特徴とする硬貨送出装
置が得られる。
において、少なくとも前記落下穴を覆うカバーを設ける
と共に、該カバーの少なくとも前記落下穴に対応する位
置に、前記第2の硬貨を前記落下方向に付勢する付勢片
を設けたことを特徴とする硬貨送出装置が得られる。
において、前記選別穴の落下側に、選別シュートを設
け、前記第2の硬貨を収集することを特徴とする硬貨送
出装置が得られる。
において、前記硬貨送り手段は、前記基板面に対向して
回転可能に設けられた回転本体と、該回転本体の回動に
連れて前記送出経路に沿って移動して、前記第1及び第
2の硬貨を前記基板面の他端側に送る羽部とを有し、前
記排除手段は、前記送出経路上の前記第1及び第2の硬
貨を、前記回転本体側に付勢する可動片と、前記回転本
体に設けられ、前記第2の硬貨の外周に実質的に一致し
た凹部とを有し、該凹部は、前記可動片により前記回転
本体側に付勢された前記第2の硬貨のみを受容すること
を特徴とする硬貨送出装置が得られる。
に付勢されるため、スクレーパ本体の外周部に当接しつ
つ、コイン通路上の落下孔にさしかかる。ところが、落
下穴の可動片側の外縁からスクレーパ本体の外周部まで
の最短距離は正規硬貨の径寸法よりも小さいことから、
正規硬貨は落下孔の外縁に係り止まり、落下せずに通過
する。
ーパ本体の外周部までの最短距離は偽造硬貨の径寸法よ
りも大きいことから、偽造硬貨は、可動片により、スク
レーパ本体側に付勢されると、落下穴の可動片側の外縁
に係り止まることができずに落下し、落下側に配された
選別シュートに収集される。
する。なお、従来技術と同等の部位を示す同符号につい
ては説明を省略する。
有する正規硬貨Aと、正規の径寸法よりも小さい偽造硬
貨Bとが、それぞれ、送り羽根16により出口孔孔13
から、掻き揚げられ、スクレーパ本体15aの回転に連
れて、基板4上のコイン通路18に沿って、基板4の上
端に向けて送り出される。なお、基板4が、略水平位置
においても使用可能であることは自明である。
あるコイン通路18に沿って、落下孔30が基板4に穿
設されている。一方、スクレーパ本体15aと落下穴3
0を介して対向する基板面4上には、コイン通路18上
の正規硬貨Aを、スクレーパ本体15a側に付勢する可
動片31が設けられている。落下穴30の可動片側の外
縁30aからスクレーパ本体15aの外周部までの最短
距離(図中の矢印)は、正規硬A貨の径寸法よりも小さ
く、偽造硬貨Bの径寸法よりも大きく設けられている。
逆L字状を呈し、後端を基板面4に回動可能に枢支ピン
32より枢支され、先端に第1の硬貨に当接する当接部
33を有する腕部と、当接部33をスクレーパ本体15
a側に付勢する圧縮スプリング51とから構成されてい
る。
りコイルスプリング(図示せず)又は、永久磁石52の
同極反発力又は異極吸着力を利用してもよい。
り、スクレーパ本体15a側に付勢されるため、スクレ
ーパ本体15aの外周部に当接しつつ、コイン通路18
上の落下孔30にさしかかる。ところが、落下穴30の
可動片側の外縁30aからスクレーパ本体15aの外周
部までの最短距離は、正規硬貨Aの径寸法よりも小さい
ことから、正規硬貨Aは落下孔30の外縁30aに係り
止まり、落下せずに通過する。
からスクレーパ本体15aの外周部までの最短距離は、
偽造硬貨Bの径寸法よりも大きいことから、偽造硬貨B
は、可動片31により、スクレーパ本体15a側に付勢
されると、落下穴30の可動片側の外縁30aに係り止
まることができずに落下し、落下側に配された選別シュ
ート(図示せず)に、収集される。
接部33に、偽造硬貨Bの落下方向に傾斜するテーパ面
を設けてもよい。
0を設け、落下穴30に対応する位置に、偽造硬貨Bを
落下方向に付勢する切り起し片41を設けて、落下を容
易にすることもできる。
る。図4に示すように、スクレーパ本体15aに、偽造
硬貨Bの外周に実質的に一致した凹部50が設けられ、
凹部50には、可動片31によりスクレーパ本体15a
側に付勢された偽造硬貨Bのみが受容されることにな
る。
を外れて、移動することとなり、基板4上の上端に穿設
された投出シュート24に送り出されず、また、コイン
通路18上の作動レバー26先端側に設けられたローラ
25に接触せず、計数用近接スイッチ28が作動しない
ことから、カウント誤りも防止される。
貨の通過する通路に、正規の径寸法よりも小さい偽造硬
貨Bのみを排除する機構を設けたから、硬貨をカウント
誤りを防止できる。
断面図である。
の拡大断面図である。
設けた切り起し片の正面図である。
断面図である。
磁石を用いて付勢する手段を示した拡大断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 第1の径寸法を有する第1の硬貨を一端
側に上載する基板面と、前記硬貨を予め定められた所定
の送出経路に沿って前記基板面の他端側に送る硬貨送り
手段とを有する硬貨送出装置において、 前記第1の径寸法よりも小さい第2の径寸法を有する第
2の硬貨を、前記送出経路から排除する排除手段を有す
ることを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の硬貨送出装置において、 前記排除手段は、 前記送出経路に対応する前記基板面の少なくとも一部
に、前記第2の硬貨を落下させるための落下穴を有する
ことを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の硬貨送出装置において、 前記硬貨送り手段は、 前記落下穴から離間して前記基板面に配され、前記基板
面に対向して回転可能に設けられた回転本体と、 該回転本体の回動に連れて前記送出経路に沿って移動
し、前記第1及び第2の硬貨を前記基板面の他端側に送
る羽根部とを有することを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の硬貨送出装置において、 前記回転本体に前記落下穴を介して対向する前記基板面
上に配され、前記送出経路上の前記第1硬貨を、前記回
転本体側に付勢する可動片を設け、 前記落下穴の可動片側の外縁から前記回転本体までの最
短距離は、前記第1の径寸法よりも小さく、前記第2の
径寸法よりも大きいことを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の硬貨送出装置において、 前記可動片は、一端を前記基板面に回動可能に枢支さ
れ、他端に前記第1の硬貨に当接する当接部を有する腕
部と、前記当接部を前記回転本体側に付勢する付勢部材
とを含むことを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の硬貨送出装置において、 前記当接部は、前記第2の硬貨の落下方向に傾斜するテ
ーパ面を有することを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項7】 請求項5又は6記載の硬貨送出装置にお
いて、 少なくとも前記落下穴を覆うカバーを設けると共に、該
カバーの少なくとも前記落下穴に対応する位置に、前記
第2の硬貨を前記落下方向に付勢する付勢片を設けたこ
とを特徴とする硬貨送出装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7記載のいずれかの硬貨送出
装置において、前記選別穴の落下側に、選別シュートを
設け、前記第2の硬貨を収集することを特徴とする硬貨
送出装置。 - 【請求項9】請求項1記載の硬貨送出装置において、 前記硬貨送り手段は、 前記基板面に対向して回転可能に設けられた回転本体
と、 該回転本体の回動に連れて前記送出経路に沿って移動し
て、前記第1及び第2の硬貨を前記基板面の他端側に送
る羽部とを有し、 前記排除手段は、 前記送出経路上の前記第1及び第2の硬貨を、前記回転
本体側に付勢する可動片と、 前記回転本体に設けられ、前記第2の硬貨の外周に実質
的に一致した凹部とを有し、 該凹部は、前記可動片により前記回転本体側に付勢され
た前記第2の硬貨のみを受容することを特徴とする硬貨
送出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122508A JP2699239B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 硬貨送出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122508A JP2699239B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 硬貨送出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05282515A true JPH05282515A (ja) | 1993-10-29 |
JP2699239B2 JP2699239B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=14837588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4122508A Expired - Lifetime JP2699239B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 硬貨送出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2699239B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011060263A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-03-24 | Hymex Kk | 円板状体繰出装置 |
WO2011081183A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | グローリー株式会社 | 硬貨繰出装置および硬貨処理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4870598A (ja) * | 1971-12-23 | 1973-09-25 | ||
JPS6336040A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-16 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の減速制御装置 |
JPH0255366U (ja) * | 1988-10-12 | 1990-04-20 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4122508A patent/JP2699239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0255366U (ja) * | 1988-10-12 | 1990-04-20 |
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JP2011060263A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-03-24 | Hymex Kk | 円板状体繰出装置 |
WO2011081183A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | グローリー株式会社 | 硬貨繰出装置および硬貨処理装置 |
JP2011138259A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Glory Ltd | 硬貨繰出装置および硬貨処理装置 |
US8720665B2 (en) | 2009-12-28 | 2014-05-13 | Glory Ltd. | Coin feeding machine and coin handling machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2699239B2 (ja) | 1998-01-19 |
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