JPH05281517A - アクティブマトリクス液晶光バルブ - Google Patents

アクティブマトリクス液晶光バルブ

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JPH05281517A
JPH05281517A JP35884592A JP35884592A JPH05281517A JP H05281517 A JPH05281517 A JP H05281517A JP 35884592 A JP35884592 A JP 35884592A JP 35884592 A JP35884592 A JP 35884592A JP H05281517 A JPH05281517 A JP H05281517A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネル内の周辺回路内の各トランジスタ
の耐圧条件を緩和しつつ、かつ、高電圧振幅の信号をと
りあつかえる周辺回路を実現する。 【構成】 液晶とアクティブ素子とを有するセルを複数
具備するアクティブマトリクス液晶光バルブにおいて、
前記各セルに印加する信号を転送する為のスイッチを駆
動する回路が、シフトレジスタと該シフトレジスタの出
力を昇圧する昇圧手段を有することを特徴とするアクテ
ィブマトリクス液晶光バルブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は能動素子(active
element)により液晶セルをスイッチングする
アクティブマトリクス液晶ライトバルブ(AMLC
V),該光バルブを有する液晶表示装置(LCD)及び
該LCDを有する画像情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アクティブ素子を設けたAM
LCVとしての液晶表示素子LCDは、ツイステッドネ
マティック(TN)液晶を用いる場合に広く利用され、
フラットパネルディスプレイとして、あるいは、プロジ
ェクションテレビとして商品化されてきた。薄膜トラン
ジスタ(TFT)やダイオード素子、およびMIM(メ
タル・インシュレータ・メタル)素子などに代表される
上記アクティブ素子は、そのスイッチング特性により、
比較的応答の遅いTN液晶に対し実質ライン選択周期よ
り長い間電圧印加状態を保持することにより液晶の光学
スイッチ応答を助ける。また、TN液晶などのようにメ
モリ性(自己保持性)がない液晶に対して、上記電圧印
加状態保持により、単位セルに1フレーム間の実質的メ
モリ状態をもたらすものである。そしてLCDは、各ラ
イン間、画素間に対して原理的にはクロストークを与え
ず、良好な表示特性を与え得る。
【0003】近年では、TN液晶に対して、数桁応答速
度の速い強誘電液晶(FLC)もその開発が進み、これ
を用いた表示パネルやライトバルブなども発表されてい
る。ここで、FLCを前記アクティブマトリクス素子に
より駆動することにより、更に良好な表示素子を得る可
能性がある。FLCと前記TFTを組み合わせた例とし
ては、米国特許第4,840,462号明細書や、プロ
シーディング オブザエスアイディー、第30巻、19
89、「フェロエレクティブ リキッド−クリスタル
ビデオ ディスプレイ」(Proceeding of
theSID,vol.30,1989,「Ferr
oelective Liquid−Crystal
Video Display」)などに示されている。
【0004】図1に、従来の液晶表示素子の回路を示
す。
【0005】図1に示す回路は、共通電極COMと各画
素電極CEの間に液晶材料を封入した液晶セル701と
画素TFT702とからなる単位画素、映像信号を伝え
る信号配線703、ラインバッファ704、シフトパル
ススイッチ708、水平シフトレジスタ705、ゲート
信号を伝えるゲート配線711、及び垂直シフトレジス
タ706から構成されており、映像信号は、図中707
の信号入力端から、タイミングをずらして順次各画素あ
るいは、各ラインに転送されていく。
【0006】図12に、図11に示した従来のアクティ
ブマトリクス液晶表示素子の駆動パルスタイミングを示
す。図では、線順次駆動方法について示してある。すな
わち、液晶に記録されるべき映像信号SV は、その映像
信号の周波数に同期した出力を示す水平シフトレジスタ
705によって駆動するシフトパルススイッチ708を
介して、バッファ部に1ライン分の映像信号が記録され
る。あるラインの全画素の映像信号がラインバッファ部
704に記録された後、ラインバッファ部704の出力
スイッチと垂直シフトレジスタ706によってオンされ
た画素スイッチを通して各液晶セルに映像信号が記録さ
れる。各液晶セルへの信号転送は、一般には、水平走期
間中のブランキング期間中に、ある水平ラインに対して
パルスφT により一括に信号転送がなされる。上述のタ
イミングにより、各ラインに順次映像信号が転送されて
いく。
【0007】このように転送された信号電圧に対して、
セルを構成する液晶分子が動くことで、別にクロスポラ
ライザの関係で設けた偏向板の方向により、液晶セルの
透過率が変化する。この様子を図13に示す。
【0008】図13で横軸に示した信号電圧値は、用い
る液晶によって、その意味が異なる。例えば、TN液晶
を用いた場合は、その値は、実効電圧値(Vrms )とし
て定義される。この値の定性的な説明を、図14を参照
して行う。液晶にDC成分が長時間印加されるのを防止
する為に1フレームごとにその信号電圧の極性を変えて
信号を印加する方法がある。この場合液晶自身は、図中
の斜線部分で示したAC電圧成分に対応して動作するの
である。従って、実効電圧Vrms は、2フレーム分の時
間をtF 、液晶に転送される信号電圧をVLC(t)とす
ると、
【0009】
【数1】 で表わされる。一方、上記FLC液晶の場合は、一般に
は、DC電圧駆動である。例えば、FLCとして、双安
定状態を持つもの(このような液晶としては、カイラル
スメクチック液晶が好ましく、カイラルスメクチックC
相(SmC*)またはH相(SmH*)更にSmI*、
SmF*、SmG*等のカイラルスメクチック液晶が適
している。)を用いた場合、図15のような駆動波形と
なる。すなわち、信号電圧としては、信号を書き込む前
に、双安定状態の内の一方の状態にリセット電圧VR
より一度リセットし、その後、書き込み電圧信号(V
M )を印加する。図13の透過率に寄与する信号電圧
は、やはり斜線で示されている。TN液晶とは異なり、
書き込み電圧のDC成分がそのまま信号電圧となる。
【0010】図12の駆動法を用いると、画素電極の電
圧は信号電圧によって変化するが、液晶の共通電極の電
位に対して必ず正であり、液晶セルに常に直流電圧成分
が印加された状態と同じである。特に液晶材料としてT
N型液晶を用いる場合にはこの直流成分は液晶分子の焼
き付きの原因となる。
【0011】この直流電圧成分の除去方法の1つが、図
14に示したような、信号電圧の1フレーム反転駆動法
である。N回目の信号電圧は共通電極の電位に対して正
の方向になるよう印加し、(N+1)回目の信号電圧は
逆に負の方向になるよう印加する。このように1フレー
ムごとに共通電極電位に対する信号電圧の極性を反転さ
れることで、液晶セルに印加される直流電圧成分が相殺
され、液晶分子の焼き付きが防止できる。
【0012】同様の作用効果により、1H期間ごとの反
転駆動法、1画素ごとの反転駆動法などがある。しか
し、従来のこのような反転駆動法では、新たに以下のよ
うな解決すべき技術的課題が生じていた。
【0013】信号電圧の最大値をVMAX とすると、反転
駆動を行った場合、上記のいかなる方式であっても、シ
フトレジスタ部にはVMAX の2倍の振幅の信号を転送す
る能力が求められる。シフトレジスタ部には当然それ以
上のON時耐圧が要求されることになる。
【0014】耐圧条件を緩和する手段のひとつとして、
信号電圧の最大振幅を下げることが考えられるが、今
後、急速に普及すると考えられるハイビジョン用ディス
プレイのように高精細が要求されるものに対して、同手
段は図13からもわかるように階調の確保を困難にする
方向であり、望ましくない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】また、耐圧条件緩和の
別の手段として、シフトレジスタを構成するトランジス
タにLDD(lightly doped drai
n)構造のような高耐圧構造のMOSトランジスタをス
イッチとして用いることも考えられるが、現在考案され
ているこれら高耐圧型のMOSトランジスタは耐圧の向
上と引き換えに、ソース、ドレインに直列に付加される
抵抗の増大による相互コンダクタンスgmの低下という
問題点を持っている。先に言及したように、今後LCV
にはハイビジョンディスプレイのように、ますます高速
駆動が要求されるようになり、アクティブ素子としての
TFTにもより大きなgmが求められる。また上記のよ
うな高耐圧構造のMOSトランジスタは、プロセスが煩
雑であり、シフトレジスタを構成する上では歩留りを低
くしてしまい、その結果製造コストを比較的高いものと
してしまう。
【0016】一方、前述した耐圧の問題とは別に駆動速
度を向上させることが良好な画像を表示する為に要求さ
れる。とりわけ、線順次駆動を行う場合にはラインバッ
ファへの書き込み速度を速めることが要求される。その
為にはシフトパルスの周波数を高めることが考えられる
がそれも図11に示す回路や図12に示す駆動方法では
自ずと限界があった。
【0017】特に情報量が多くなるにつれ、この問題は
ソフトウェアの負担を増大させたり、周辺装置のメモリ
量やマイクロプロセッサ(MPU)等のハードウェアの
負担をも増大させる。
【0018】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、駆動回路を改良
することにより、上述した耐圧に係る技術的課題を解決
することにある。
【0019】本発明の第2の目的は、駆動回路と駆動タ
イミングとを改良することにより、上述した耐圧に係る
課題とは独立した信号処理速度に係る技術的課題を解決
することにある。
【0020】本発明の第3の目的は、周辺装置の大規模
化を抑制し、又はソフトウェアの複雑化を抑えることに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段及び作用】上述した第1及
び第3の目的は、液晶とアクティブ素子とを有するセル
を複数具備するアクティブマトリクス光バルブにおい
て、前記セルに印加する信号を転送する為のスイッチを
駆動する回路がシフトレジスタと該シフトレジスタの出
力を昇圧する昇圧手段を有することを特徴とする光バル
ブにより達成される。
【0022】又、上述した第1及び第3の目的は液晶と
アクティブ素子とを有するセルの複数を2次元状に配置
した液晶表示手段と該表示手段を駆動する為の駆動回路
とを具備し、前記駆動回路は、前記複数のセルに印加す
る信号を転送する為のスイッチと、シフトパルスを発生
するシフトレジスタと、該シフトレジスタのシフトパル
スの電圧を昇圧する昇圧回路と、を含み、該昇圧回路の
出力を該スイッチに入力することにより該スイッチを駆
動することを特徴とする液晶表示素子、及び該素子を有
する画像情報処理装置により達成される。
【0023】一方、上述した第2及び第3の目的は、液
晶とアクティブ素子とを有するセルの複数を2次元状に
配置した液晶表示手段と該表示手段を駆動する為の駆動
回路とを具備する液晶表示素子において、前記駆動回路
は、前記複数のセルに印加する画像信号を転送する為の
スイッチアレイと、該スイッチアレイを順次駆動する為
の時系列パルスを発生するパルス発生回路とを含み、前
記信号を該スイッチアレイに入力する為の信号線が複数
設けられており、前記時系列パルスを時系列的に少なく
とも一部オーバーラップさせて前記スイッチアレイに入
力することを特徴とする液晶表示素子、及び該素子を有
する画像情報処理装置により達成される。
【0024】
【好適な実施態様の説明】本発明による第1の実施態様
は、液晶セルに印加する信号を転送するスイッチに入力
する駆動信号パルスを昇圧するものであり、この構成に
よってシフトレジスタを構成するトランジスタ等の耐圧
を向上させる為の複雑な構造を省くことができる。この
ことは高性能な素子(デバイス)をその製造歩留りを低
くすることなく作製可能とする。
【0025】一方、本発明による第2の実施態様は液晶
セルに印加する信号を転送するスイッチアレイに入力す
る該信号のラインを複数にして、該複数ラインに対応し
たスイッチを駆動する駆動信号パルスを時系列的にオー
バーラップさせて供給するものであり、この構成によっ
て、画像(映像)信号の処理速度を向上させることがで
きる。
【0026】このことも、高性能な素子をその製造歩留
りを低くすることなく作製可能とするものである。しか
も、周辺装置のソフトウェア及びハードウェアの大規模
化を抑制することもできる。
【0027】そして、本発明は液晶プリンターや液晶表
示素子用の光バルブ及びそれらを搭載した画像情報処理
装置に用いられる。
【0028】本発明に用いられるアクティブ素子や転送
用のスイッチ更にはシフトレジスタ及び昇圧手段は望ま
しくは半導体集積回路として同一基体上に一体的に作製
される。このような基体としては絶縁膜上に半導体領域
を有するものが好ましい。このような基体は容易に周辺
回路内蔵の光透過型液晶ライトバルブを形成し易いから
である。
【0029】そして、第1の実施態様における昇圧手段
はトランジスタや容量素子やダイオードを用いて形成さ
れることが望ましい。
【0030】又、一方、第2の実施態様における複数の
ラインは映像信号を構成する複数の要素信号が供給され
る。この要素信号は合成されて1つの映像信号となるも
のである。とりわけ赤信号、緑信号、青信号といった色
分解信号を要素信号として用いれば複雑なカラー画像形
成の為の信号処理速度を高めることが容易になる。
【0031】より好ましくは、線順次駆動に採用するこ
とによりラインバッファへの書き込みが速くなり、その
他の時系列的な信号の処理を並行して行う為の余分な時
間を作り出せる。
【0032】
【実施例】以下、具体的且つ詳細に本発明の各実施例に
ついて述べるが、本発明は、これらの実施例に限定され
ることはなく、本発明の目的が達成される範囲内での設
計変更、要素の置換を含むものである。
【0033】(実施例1)図1に、本実施例に基づくア
クティブマトリクス素子の駆動回路を示す。図1中、1
01はシフトレジスタであり、P1〜P7は前記シフト
レジスタ101の出力端子である。102は第1のMO
Sトランジスタであり、シフトレジスタ101の第1の
出力端子P1にそのゲートとソースが接続されている。
103は第1のキャパシタでありキャパシタ103の第
1電極はシフトレジスタ101の第2の出力端子P2に
接続されている。104は第2のMOSトランジスタで
あり、シフトレジスタ101の第3の出力端子P3にそ
のゲートが接続され、そのソースはリセット用の基準電
極を与える基準電源VRSに接続されたリセット電源線1
05に接続されている。第1のMOSトランジスタ10
2のドレインと第1のキャパシタ103の第2電極と第
2のMOSトランジスタのドレインは互いに接続され、
第1の出力端子01となる。続いてシフトレジスタの第
3出力端子P3、第4出力端子P4、第5出力端子P5
に上記と同様の構成にMOSトランジスタ、およびキャ
パシタを接続し、第2の出力端子02とする。以下、順
次同様に2端子ずつずらして接続してゆく。106はシ
フトレジスタの信号で制御されるスイッチングトランジ
スタである。
【0034】具体的な動作を説明する為に、図2に動作
タイミングを示す。シフトレジスタ101の各出力は同
図のP1〜P7に示したように、各端子より互いに時間
的にオーバーラップすることなく順次出力される。出力
端子01の電位は、まずP1の信号により、P1の出力
電圧から第1のMOSトランジスタ102のしきい値電
圧分だけ落ちた電圧、まで昇圧される。続いてP2の信
号により、キャパシタ103を介してP2の信号電圧に
キャパシタ103とトランジスタ106のゲート容量と
の容量分割比をかけた電圧分だけ昇圧される。ここでた
とえばP1〜P7の出力振幅を7V、第1のMOSトラ
ンジスタ102のしきい値電圧を1V、キャパシタ10
3とトランジスタ106のゲート容量との容量分割比を
0.9と設定すると、スイッチングトランジスタ106
のゲートに印加される電圧は次式で表わされるように、
シフトレジスタ101の動作電圧7Vに対し、12.3
Vと1.76倍に昇圧される。
【0035】 出力端子電圧=(7−1)+7×0.9=12.3V 本回路により、シフトレジスタ101内、および本回路
内の各トランジスタに印加される電源電圧は7Vという
低電圧のまま、12.3Vという高電圧を発生すること
ができ、11V振幅の信号を取り扱うことができる。
【0036】又、スイッチングトランジスタ106とし
てPMOSを用いた場合のタイミング図を図3として示
す。PMOSの場合も同様の効果を得ることができる。
【0037】(実施例2)図4に、第2の実施例の回路
図を示す。本実施例では、シフトレジスタの第1出力端
子P1、第2出力端子P2、第3出力端子P3に本発明
の回路を接続した後、以下第2出力端子P2、第3出力
端子P3、第4出力端子P4と、、一端子づつずらして
順次接続される。本回路の動作タイミング図を図5に示
す。同図から分かるように、本回路の場合、ある期間出
力がオーバーラップして出力されるが、図4に示したよ
うに、スイッチングトランジスタ106により接続され
る信号線が複数ある場合、たとえばカラーパネルにおい
てR、G、B、各色ごとに信号線を有するような場合、
出力をタイミング的にオーバーラップさせることにより
実施例1に比べより高速な動作を実現することができ
る。
【0038】(実施例3)図6に第3の実施例の回路図
を示す。本実施例は、実施例1では所望の高電圧出力を
維持できる期間がP2信号が出力されている期間に限ら
れるのに対し、第1のキャパシタの第1電極とシフトレ
ジスタのP2出力端子の間に第3のMOSトランジスタ
601を挿入し、このMOSトランジスタのソースとゲ
ートをP2出力端子に接続し、ドレインを第1のキャパ
シタの第1電極に接続する構造を取ることで、図7に示
したようにP2信号の出力が終了した後もキャパシタの
第1電極側の電位は保持され第2電極側の電位も次のP
3信号が印加されるまで所望の高電圧出力を維持するこ
とができる。これによりスイッチングトランジスタが信
号を転送できる期間を延ばすことができる。
【0039】第1のキャパシタの第1電極にはリセット
トランジスタ602が接続されており、P3信号が印加
されると第1電極側の電位をリセットする。
【0040】(実施例4)図8に第4の実施例の回路図
を示す。本実施例は、チャージポンピング回路を用いて
昇圧回路を構成した実施例である。第4のMOSトラン
ジスタ801と第5のMOSトランジスタ802と第6
のMOSトランジスタ803と第2のキャパシタ804
を持ち、第4のMOSトランジスタ801のソースは電
源線VDD805に接続され、ゲートはシフトレジスタ
のP1出力端子に接続され、第4のMOSトランジスタ
801のドレインと第5のMOSトランジスタ802の
ソースおよびゲートと、第2のキャパシタ804の第1
電極は互いに接続されている。第2のキャパシタ804
の第2電極はP2出力端子に接続され、第6のMOSト
ランジスタ803のソースは電源線VSS806に接続
され、ゲートはシフトレジスタのP3出力端子に接続さ
れ、第5のMOSトランジスタ802および第6のMO
Sトランジスタ803のドレインは互いに接続され出力
端子となる。動作タイミング図を図9に示す。まず、P
1信号により、第4のMOSトランジスタ801のドレ
イン端子の電位を昇圧する。次にP2信号により、キャ
パシタ804を介して更に昇圧し、出力する。次にP3
信号によりリセットを行う。本回路構成においても上記
実施例と同様の効果が得られる。
【0041】以上説明した実施例1乃至4におけるスイ
ッチングトランジスタ106の出力(映像信号)は線順
次駆動法を採用する場合には図11のラインバッファ7
04を介して信号配線704に供給される。これとは別
に、画素毎に時系列的に順次駆動する場合には、ライン
バッファ704を介することなく直接出力を信号配線7
04に供給する。
【0042】以上説明した実施例1乃至4の回路は半導
体基板上に形成される。
【0043】図10は本発明によるAMLCDを用いた
画像情報処理装置を示す模式図である。
【0044】1はAMLCDであり、基体6の中央に表
示部5が設けられている。図10では模式的に画素部分
を拡大して4及び4’として示している。表示部5の周
囲にはシフトレジスタを含む駆動回路が配置されてい
る。信号配線に接続され映像信号を供給する水平駆動回
路3,3’は表示部の上下に、ゲート配線に接続されラ
イン選択信号を発生する駆動回路2,2’は表示部5の
左右に配置されている。
【0045】このAMLCD1はこれらの駆動回路は制
御する別基板に実装された駆動制御回路10に接続され
る。この回路10は実施例2乃至4用として設計される
場合には1つの映像信号を複数の要素信号(例えば
VR,SVG,SVB)に分離する回路を含む。
【0046】又、光源12及び光源の点灯を制御するイ
ンバータを含む点灯制御回路と共に上記駆動制御回路1
0は中央制御回路14に接続される。
【0047】更に、この画像情報処理装置では画像情報
を入力するレンズを含む光学系22と光電変換要素を含
むイメージセンサ21とその駆動回路20を有してい
る。
【0048】加えて、イメージセンサ21による画像情
報及び/又は表示された画像情報は記録ヘッド31を含
む記録制御回路30により記録媒体に記録される。
【0049】以上説明した実施例のアクティブマトリク
ス液晶表示素子1は、以下に示す方法により製造される
単結晶Si層を有する半導体基板を用いることにより、
液晶素子、液晶駆動回路及びその他の周辺駆動回路を同
時に同一基板上に作成することができる。以下、その方
法につき説明する。
【0050】半導体基板の単結晶Si層は単結晶Si基
体を多孔質化した多孔質Si基体を用いて形成したもの
である。
【0051】この多孔質Si基体には、透過型電子顕微
鏡による観察によれば、平均約600Å程度の径の孔が
形成されており、その密度は単結晶Siに比べると、半
分以下になるにもかかわらず、その単結晶性は維持され
ており、多孔質層の上部へ単結晶Si層をエピタキシャ
ル成長させることも可能である。ただし、1000℃以
上では、内部の孔の再配列が起こり、増速エッチングの
特性が損なわれる。このため、Si層のエピタキシャル
成長には、分子線エピタキシャル成長法、プラズマCV
D法、熱CVD法、光CVD法、バイアス・スパッタ
法、液晶成長法等の低温成長が好適とされる。
【0052】ここでP型Siを多孔質化した後に単結晶
層をエピタキシャル成長させる方法について説明する。
【0053】先ず、Si単結晶基体を用意し、それをH
F溶液を用いた陽極化成法によって、多孔質化する。単
結晶Siの密度は2.33g/cm3 であるが、多孔質
Si基体の密度はHF溶液濃度を20〜50重量%に変
化させることで、0.6〜1.1g/cm3 に変化させ
ることができる。この多孔質層は下記の理由により、P
型Si基体に形成され易い。
【0054】多孔質Siは半導体の電解研磨の研究過程
において発見されたものであり、陽極化成におけるSi
の溶解反応において、HF溶液中のSiの陽極反応には
正孔が必要であり、その反応は、次のように示される。
【0055】Si+2HF+(2−n)e+ →SiF2
+2H+ +ne- SiF2 +2HF→SiF4 +H2 SiF4 +2HF→H2 SiF6 又は、 Si+4HF+(4−λ)e+ →SiF4 +4H+ +λ
- SiF4 +2HF→H2 SiF6 ここで、e+ 及び、e- はそれぞれ、正孔と電子を表し
ている。また、n及びλはそれぞれSi1原子が溶解す
るために必要な正孔の数であり、n>2又は、λ>4な
る条件が満たされた場合に多孔質Siが形成されるとし
ている。
【0056】以上のことから、正孔の存在するP型Si
は、多孔質化され易いと言える。
【0057】一方、高濃度N型Siも多孔質化されうる
ことが報告されており、従って、P型、N型の別にこだ
わらずに多孔質化を行うことができる。
【0058】また、多孔質層はその内部に大量の空隙が
形成されているために、密度が半分以下に減少する。そ
の結果、体積に比べて表面積が飛躍的に増大するため、
その化学エッチング速度は、通常の単結晶層のエッチン
グ速度に比べて著しく増速される。
【0059】単結晶Siを陽極化成によって多孔質化す
る条件を以下に示す。尚、陽極化成によって形成する多
孔質Siの出発材料は、単結晶Siに限定されるもので
はなく、他の結晶構造のSiでも可能である。
【0060】印加電圧: 2.6(V) 電流密度: 30(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C25 OH=1:
1:1 時間: 2.4(時間) 多孔質Siの厚み:300(μm) Porosity: 56(%) このようにして形成した多孔質化Si基体の上にSiを
エピタキシャル成長させて単結晶Si薄膜を形成する。
単結晶Si薄膜の厚さは好ましくは50μm以下、さら
に好ましくは20μm以下である。
【0061】次に上記単結晶Si薄膜表面を酸化した
後、最終的に基板を構成することになる基体を用意し、
単結晶Si表面の酸化膜と上記基体を貼り合わせる。或
いは新たに用意した単結晶Si基体の表面を酸化した
後、上記多孔質Si基体上の単結晶Si層と貼り合わせ
る。この酸化膜を基体と単結晶Si層の間に設ける理由
は、例えば基体としてガラスを用いた場合、Si活性層
の下地界面により発生する界面準位は上記ガラス界面に
比べて、酸化膜界面の方が準位を低くできるため、電子
デバイスの特性を、著しく向上させることができるため
である。さらに、後述する選択エッチングにより多孔質
Si基体をエッチング除去した単結晶Si薄膜のみを新
しい基体に貼り合わせても良い。貼り合わせはそれぞれ
の表面を洗浄後に室温で接触させるだけでファン デル
ワールス力で簡単には剥すことができない程充分に密
着しているが、これをさらに200〜900℃、好まし
くは600〜900℃の温度で窒素雰囲気下熱処理し完
全に貼り合わせる。
【0062】さらに、上記の貼り合わせた2枚の基体全
体にSi34 層をエッチング防止膜として堆積し、多
孔質Si基体の表面上のSi34 層のみを除去する。
このSi34 層の代わりにアピエゾンワックスを用い
ても良い。この後、多孔質Si基体を全部エッチング等
の手段で除去することにより薄膜単結晶Si層を有する
半導体基板が得られる。
【0063】この多孔質Si基体のみを無電解湿式エッ
チングする選択エッチング法について説明する。
【0064】結晶Siに対してはエッチング作用を持た
ず、多孔質Siのみを選択エッチング可能なエッチング
液としては、弗酸、フッ化アンモニウム(NH4 F)や
フッ化水素(HF)等バッファード弗酸、過酸化水素水
を加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、アルコー
ルを加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、過酸化
水素水とアルコールとを加えた弗酸又はバッファード弗
酸の混合液が好適に用いられる。これらの溶液に貼り合
わせた基板を湿潤させてエッチングを行う。エッチング
速度は弗酸、バッファード弗酸、過酸化水素水の溶液濃
度及び温度に依存する。過酸化水素水を添加することに
よって、Siの酸化を増速し、反応速度を無添加に比べ
て増速することが可能となり、さらに過酸化水素水の比
率を変えることにより、その反応速度を制御することが
できる。またアルコールを添加することにより、エッチ
ングによる反応生成気体の気泡を、瞬時にエッチング表
面から攪拌することなく除去でき、均一に且つ効率よく
多孔質Siをエッチングすることができる。
【0065】バッファード弗酸中のHF濃度は、エッチ
ング液に対して、好ましくは1〜95重量%、より好ま
しくは1〜85重量%、さらに好ましくは1〜70重量
%の範囲で設定され、バッファード弗酸中のNH4 F濃
度は、エッチング液に対して、好ましくは1〜95重量
%、より好ましくは5〜90重量%、さらに好ましくは
5〜80重量%の範囲で設定される。
【0066】HF濃度は、エッチング液に対して、好ま
しくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重量
%、さらに好ましくは5〜80重量%の範囲で設定され
る。
【0067】H22 濃度は、エッチング液に対して、
好ましくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重
量%、さらに好ましくは10〜80重量%で、且つ上記
過酸化水素水の効果を奏する範囲で設定される。
【0068】アルコール濃度は、エッチング液に対し
て、好ましくは80重量%、より好ましくは60重量%
以下、さらに好ましくは40重量%以下で、且つ上記ア
ルコールの効果を奏する範囲で設定される。
【0069】温度は、好ましくは0〜100℃、より好
ましくは5〜80℃、さらに好ましくは5〜60℃の範
囲で設定される。
【0070】本工程に用いられるアルコールはエチルア
ルコールの他、イソプロピルアルコールなど製造工程等
に実用上差し支えなく、さらに上記アルコール添加効果
を望むことのできるアルコールを用いることができる。
【0071】このようにして得られた半導体基板は、通
常のSiウエハーと同等な単結晶Si層が平坦にしかも
均一に薄層化されて基板全域に大面積に形成されてい
る。
【0072】この半導体基板の単結晶Si層を部分酸化
法或いは島状にエッチングすることにより分離し、不純
物をドープしてp或いはnチャネルトランジスタを形成
する。
【0073】(実施例5)図16と図17とは本発明に
よる液晶ライトバルブの駆動回路及びそのタイミングを
示すチャートである。
【0074】本例は前述した実施例4を一部改良したも
のであり、その改良点を除く他の構成は実施例4とほぼ
同一である。
【0075】回路的にはMOSトランジスタ803のゲ
ートを端子P4に接続するというように、シフトレジス
タの端子を一段後にずらして接続することで、図17に
示すように昇圧回路一端子のリセットタイミング(オ
ン)と次の一端子のセットタイミング(オフ)とを時間
的に逆にしてオーバーラップする期間T01及びT02を順
次設けている。そして、シフトレジスタ101として高
周波数で動作するレジスタを採用している。これにより
スイッチ106の出力側に書き込まれる信号の処理速度
を速めることができる。
【0076】本例では実施例2,3同様に昇圧回路とオ
ーバーラップ駆動とを組み合わせているが、本発明にお
いては昇圧回路を設けずにシフトレジスタのシフトパル
スをオーバーラップさせるだけで昇圧せずに供給するも
のであってもよい。
【0077】
【発明の効果】本発明によればシフトレジスタを構成す
るトランジスタ等の耐圧を向上させる為の複雑な構造を
省くことができ、高性能な素子(デバイス)をその製造
歩留りを低くすることなく作製可能となる。
【0078】また、本発明によれば画像(映像)信号の
処理速度を向上させることができ、高性能な素子をその
製造歩留りを低くすることなく作製可能となる。しか
も、周辺装置のソフトウェア及びハードウェアの大規模
化を抑制することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のアクティブマトリクス液晶
光バルブの駆動回路を示す図
【図2】実施例1の駆動回路の動作タイミング図
【図3】実施例1の駆動回路に一部PMOSトランジス
タを用いた場合のタイミング図
【図4】本発明の実施例2のアクティブマトリクス液晶
光バルブの駆動回路を示す図
【図5】実施例2の駆動回路の動作タイミング図
【図6】本発明の実施例3のアクティブマトリクス液晶
光バルブの駆動回路を示す図
【図7】実施例3の駆動回路の動作タイミング図
【図8】本発明の実施例4のアクティブマトリクス液晶
光バルブの駆動回路を示す図
【図9】実施例4の駆動回路の動作タイミング図
【図10】本発明による液晶光バルブを用いた画像情報
処理装置の構造を示す模式図
【図11】従来の液晶表示装置の回路図
【図12】アクティブマトリクス液晶表示素子の駆動パ
ルスタイミングを示す図
【図13】TN液晶セルの透過率と信号電圧の相関を示
す図
【図14】TN液晶を用いたアクティブマトリクス液晶
表示素子の駆動波形を示す図
【図15】強誘電性液晶を用いたアクティブマトリクス
液晶表示素子の駆動波形を示す図
【図16】本発明の実施例5によるアクティブマトリク
ス液晶光バルブの駆動回路を示す図
【図17】実施例5の駆動回路の動作タイミング図

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶とアクティブ素子とを有するセルを
    複数具備するアクティブマトリクス液晶光バルブにおい
    て、前記各セルに印加する信号を転送する為のスイッチ
    を駆動する回路が、シフトレジスタと該シフトレジスタ
    の出力を昇圧する昇圧手段を有することを特徴とするア
    クティブマトリクス液晶光バルブ。
  2. 【請求項2】 前記昇圧機能は、第1のMOSトランジ
    スタと第1のキャパシタと第2のMOSトランジスタと
    から成り、第1のMOSトランジスタのゲートとソース
    はシフトレジスタの第1の出力に接続し、キャパシタの
    第1の電極はシフトレジスタの第2の出力に接続し、第
    2のMOSトランジスタのゲートはシフトレジスタの第
    3の出力に接続し、ソースは独立に設けられたリセット
    電源線に接続され、第1のMOSトランジスタのドレイ
    ンと第1のキャパシタの第2の電極と第2のMOSトラ
    ンジスタのドレインは互いに接続されていることを特徴
    とする請求項1記載のアクティブマトリクス液晶光バル
    ブ。
  3. 【請求項3】 前記昇圧機能は第4のMOSトランジス
    タと第5のMOSトランジスタと第6のMOSトランジ
    スタと第2のキャパシタを持ち、第4のMOSトランジ
    スタのソースは電源線に接続され、ゲートはシフトレジ
    スタの第1出力端子に接続され、第4のMOSトランジ
    スタのドレインと第5のMOSトランジスタのソースと
    ゲートと、第2のキャパシタの第1電極は互いに接続さ
    れている。第2のキャパシタの第2電極はシフトレジス
    タの第2出力端子に接続され、第6のMOSトランジス
    タのソースはリセット電源線に接続され、ゲートはシフ
    トレジスタの第3出力端子に接続され、第5、第6のM
    OSトランジスタのドレインは互いに接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のアクティブマトリクス液
    晶光バルブ。
  4. 【請求項4】 液晶とアクティブ素子とを有するセルの
    複数を2次元状に配置した液晶表示手段と該表示手段を
    駆動する為の駆動回路とを具備する液晶表示素子におい
    て、 前記駆動回路は、前記複数のセルに印加する信号を転送
    する為のスイッチと、シフトパルスを発生するシフトレ
    ジスタと、該シフトレジスタのシフトパルスの電圧を昇
    圧する昇圧回路と、を含み、該昇圧回路の出力を該スイ
    ッチに入力することにより該スイッチを駆動することを
    特徴とする液晶表示素子。
  5. 【請求項5】 液晶とアクティブ素子とを有するセルの
    複数を2次元状に配置した液晶表示手段と該表示手段を
    駆動する為の駆動回路とを具備し、前記駆動回路は、前
    記複数のセルに印加する画像信号を転送する為のスイッ
    チと、シフトパルスを発生するシフトレジスタと、該シ
    フトレジスタのシフトパルスの電圧を昇圧する昇圧回路
    と、を含み、該昇圧回路の出力を該スイッチに入力する
    ことにより該スイッチを駆動する液晶表示手段と、 該液晶表示手段に入力する該画像信号を供給する別個の
    画像信号供給手段と、を有する画像情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像情報処理装置は更に前記画像信
    号の基になる情報を発生するイメージセンサーを有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像情報処理装置は更に前記画像信
    号に応じた情報を記録媒体に記録する記録手段を有する
    ことを特徴とする請求項5ないし6に記載の画像情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】 液晶とアクティブ素子とを有するセルの
    複数を2次元状に配置した液晶表示手段と該表示手段を
    駆動する為の駆動回路とを具備する液晶表示素子におい
    て、 前記駆動回路は、前記複数のセルに印加する画像信号を
    転送する為のスイッチアレイと、該スイッチアレイを順
    次駆動する為の時系列パルスを発生するパルス発生回路
    とを含み、前記信号を該スイッチアレイに入力する為の
    信号線が複数設けられており、前記時系列パルスを時系
    列的に少なくとも一部オーバーラップさせて前記スイッ
    チアレイに入力することを特徴とする液晶表示素子。
  9. 【請求項9】 前記信号は複数の色分解信号であること
    を特徴とする請求項8に記載の液晶表示素子。
  10. 【請求項10】 前記パルス発生回路は、シフトパルス
    を発生するシフトレジスタと、シフトパルスの電圧を昇
    圧し、前記時系列パルスを形成する昇圧回路とを含むこ
    とを特徴とする請求項8に記載の液晶表示素子。
  11. 【請求項11】 液晶とアクティブ素子とを有するセル
    の複数を2次元状に配置した液晶表示手段と該表示手段
    を駆動する為の駆動回路とを具備し、前記駆動回路は、
    前記複数のセルに印加する画像信号を転送する為のスイ
    ッチアレイと、該スイッチアレイを順次駆動する為のシ
    フトパルスを発生するシフトレジスタとを含み、前記信
    号を該スイッチアレイに入力する為の信号線が複数設け
    られており、前記シフトパルスを時系列的に少なくとも
    一部オーバーラップさせて前記スイッチアレイに入力す
    る液晶表示手段と、 該液晶表示手段に入力する該画像信号を供給する別個の
    画像信号供給手段と、を有する画像情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記画像情報処理装置は更に前記画像
    信号の基になる情報を発生するイメージセンサーを有す
    ることを特徴とする請求項11に記載の画像情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記画像情報処理装置は更に前記画像
    信号に応じた情報を記録媒体に記録する記録手段を有す
    ることを特徴とする請求項11ないし12に記載の画像
    情報処理装置。
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