JPH05210116A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH05210116A JPH05210116A JP4049192A JP4049192A JPH05210116A JP H05210116 A JPH05210116 A JP H05210116A JP 4049192 A JP4049192 A JP 4049192A JP 4049192 A JP4049192 A JP 4049192A JP H05210116 A JPH05210116 A JP H05210116A
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- liquid crystal
- layer
- display device
- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶を挟持する基板間のギャップ差を繁雑な
工程を加えることなく解決し、該ギャップ差に由来す
る、液晶配向性や基板間の電界むらを無くし、高品質な
画像表示を行う液晶表示装置を提供する。 【構成】 ガラス基板上に形成したSi層のうち、画素
電極に対応する部分をLOCOS酸化することにより膜
厚の厚いLOCOS絶縁層を形成し、従来よりも高い位
置に画素電極をシフトしてTFTと画素部を平坦化せし
め、さらに、画素電極のシフトによりコンタクトが困難
になったドレインに対してはW又はAlからなる金属を
予めドレイン上部に蒸着した後ITOを蒸着して画素電
極とTFTのドレインとを接続した液晶表示装置。
工程を加えることなく解決し、該ギャップ差に由来す
る、液晶配向性や基板間の電界むらを無くし、高品質な
画像表示を行う液晶表示装置を提供する。 【構成】 ガラス基板上に形成したSi層のうち、画素
電極に対応する部分をLOCOS酸化することにより膜
厚の厚いLOCOS絶縁層を形成し、従来よりも高い位
置に画素電極をシフトしてTFTと画素部を平坦化せし
め、さらに、画素電極のシフトによりコンタクトが困難
になったドレインに対してはW又はAlからなる金属を
予めドレイン上部に蒸着した後ITOを蒸着して画素電
極とTFTのドレインとを接続した液晶表示装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像等画像表示を行う液
晶表示装置に関するものである。
晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像等を表示する液晶表示装置では、解
像度を高めて精細な表示を行うために、1画面をできる
限り多くの画素に分割する必要が有り、この膨大な画素
を効率よく駆動するために、各画素毎にスイッチング素
子を配置して該スイッチング素子をマトリクス駆動する
ことにより、画素電極のオン−オフを行う、アクティブ
マトリクス方式が広く用いられている。
像度を高めて精細な表示を行うために、1画面をできる
限り多くの画素に分割する必要が有り、この膨大な画素
を効率よく駆動するために、各画素毎にスイッチング素
子を配置して該スイッチング素子をマトリクス駆動する
ことにより、画素電極のオン−オフを行う、アクティブ
マトリクス方式が広く用いられている。
【0003】このアクティブマトリクス方式は用いるス
イッチング素子の種類により三端子方式と二端子方式に
大別されるが、三端子素子、中でもアモルファスSiや
多結晶Siを用いた薄膜トランジスタ(以下「TFT」
と記す)素子を用いた液晶表示装置が広く研究・開発さ
れている。
イッチング素子の種類により三端子方式と二端子方式に
大別されるが、三端子素子、中でもアモルファスSiや
多結晶Siを用いた薄膜トランジスタ(以下「TFT」
と記す)素子を用いた液晶表示装置が広く研究・開発さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする手段】図8に従来のTFT用
いた液晶表示装置の表示部における断面の該略図を示し
た。図中1はガラス等透明基板、2〜4はTFTの活性
層であり、説明上2をソース、3をドレインとする。4
はチャネルである。5はTFTのゲート、6はソース線
でAlの金属やITO(Indiumu Tin Ox
ide)が用いられる。7は画素電極で通常ITOが用
いられる。画素電極7はTFTのドレイン3に接続され
ている。9、9’、9”は絶縁層であり、10、10’
は液晶を配向させるための配向制御膜である。11は液
晶、12は対向電極、13は対向基板である。通常両基
板をそれぞれ作成した後、不図示のスペーサにより基板
間の距離を制御しながら液晶を封入する。基板間に挟持
された液晶はTFTのスイッチングにより制御された電
界に従って配向し光透過性を変化させる。
いた液晶表示装置の表示部における断面の該略図を示し
た。図中1はガラス等透明基板、2〜4はTFTの活性
層であり、説明上2をソース、3をドレインとする。4
はチャネルである。5はTFTのゲート、6はソース線
でAlの金属やITO(Indiumu Tin Ox
ide)が用いられる。7は画素電極で通常ITOが用
いられる。画素電極7はTFTのドレイン3に接続され
ている。9、9’、9”は絶縁層であり、10、10’
は液晶を配向させるための配向制御膜である。11は液
晶、12は対向電極、13は対向基板である。通常両基
板をそれぞれ作成した後、不図示のスペーサにより基板
間の距離を制御しながら液晶を封入する。基板間に挟持
された液晶はTFTのスイッチングにより制御された電
界に従って配向し光透過性を変化させる。
【0005】しかしながら、図8に示したように、画素
部における基板間のギャップd1 に比べてTFT上のギ
ャップd2 はかなり小さく、従って、同じ電圧が印加さ
れているにもかかわらず、TFT上の電界E2 、E3 と
画素部のE1 もE1 <E2 、E3 と異なり、画素部の電
界E1 が周辺のE2 、E3 の影響を強く受けて画質の劣
化等を引き起こしてしまう。さらにギャップの差はその
まま液晶の配向性にも影響し、表示画像の画質低下を招
いてしまう。
部における基板間のギャップd1 に比べてTFT上のギ
ャップd2 はかなり小さく、従って、同じ電圧が印加さ
れているにもかかわらず、TFT上の電界E2 、E3 と
画素部のE1 もE1 <E2 、E3 と異なり、画素部の電
界E1 が周辺のE2 、E3 の影響を強く受けて画質の劣
化等を引き起こしてしまう。さらにギャップの差はその
まま液晶の配向性にも影響し、表示画像の画質低下を招
いてしまう。
【0006】このようなギャップのばらつきに対して、
例えば特開昭62−247330号公報では、絶縁層を
画素電極間に設けることにより平坦化を図る方法が開示
されている。しかしながら、該公報に記載された技術で
はTFTを用いた装置までは考慮されていない。TFT
に代表される半導体能動素子は製造工程が複雑且つ緻密
であり、品質制御が非常に難しい。
例えば特開昭62−247330号公報では、絶縁層を
画素電極間に設けることにより平坦化を図る方法が開示
されている。しかしながら、該公報に記載された技術で
はTFTを用いた装置までは考慮されていない。TFT
に代表される半導体能動素子は製造工程が複雑且つ緻密
であり、品質制御が非常に難しい。
【0007】本発明の目的は、このTFTを用いた液晶
表示装置における上記ギャップ差の問題を解決すること
にある。
表示装置における上記ギャップ差の問題を解決すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、画素
電極下の絶縁層を制御することにより、TFTと画素部
とで基板間のギャップを無くし、平坦化を図った液晶表
示装置を提供するものである。
電極下の絶縁層を制御することにより、TFTと画素部
とで基板間のギャップを無くし、平坦化を図った液晶表
示装置を提供するものである。
【0009】即ち本発明は、スイッチング素子としてT
FTを用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置
であって、上記TFTの主電極に接続した画素電極下の
絶縁層が、該TFTの活性層よりも厚いことを特徴とす
る液晶表示装置である。
FTを用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置
であって、上記TFTの主電極に接続した画素電極下の
絶縁層が、該TFTの活性層よりも厚いことを特徴とす
る液晶表示装置である。
【0010】本発明において、上記絶縁層の厚みの制御
手段として好ましくはLOCOS(Local Oxi
dation of Silicon)層が用いられ
る。
手段として好ましくはLOCOS(Local Oxi
dation of Silicon)層が用いられ
る。
【0011】図2にこのLOCOS層の形成方法を示し
た。先ず石英基板21上に多結晶SiをCVD(Che
mical Vapor Deposition)によ
り蒸着する(図2(a))。ここで石英基板を用いるの
は1000〜1100℃と高温で湿式酸化処理するため
である。次に多結晶Si表面に薄膜酸化膜23を介して
SiNをパターニング(b)し、選択酸化(c)すると
酸化されて厚みの増したLOCOS層25が得られる。
た。先ず石英基板21上に多結晶SiをCVD(Che
mical Vapor Deposition)によ
り蒸着する(図2(a))。ここで石英基板を用いるの
は1000〜1100℃と高温で湿式酸化処理するため
である。次に多結晶Si表面に薄膜酸化膜23を介して
SiNをパターニング(b)し、選択酸化(c)すると
酸化されて厚みの増したLOCOS層25が得られる。
【0012】本発明において、上記TFTの活性層とし
ては多結晶Si、アモルファスSi、単結晶Siが好ま
しく用いられる。これらの製造方法、或いは基板上への
形成方法については、現在行われているいずれの方法で
も好適に用いられるが、特に単結晶Siについては次に
挙げる多孔質Siを基体としてエピタキシャル成長させ
て得られる薄膜が無欠陥で、しかも製造コストも低いた
め非常に好適に用いられる。
ては多結晶Si、アモルファスSi、単結晶Siが好ま
しく用いられる。これらの製造方法、或いは基板上への
形成方法については、現在行われているいずれの方法で
も好適に用いられるが、特に単結晶Siについては次に
挙げる多孔質Siを基体としてエピタキシャル成長させ
て得られる薄膜が無欠陥で、しかも製造コストも低いた
め非常に好適に用いられる。
【0013】この多孔質Si基体には、透過型電子顕微
鏡による観察によれば、平均約600Å程度の径の孔が
形成されており、その密度は単結晶Siに比べると、半
分以下になるにもかかわらず、その単結晶性は維持され
ており、多孔質層の上部へ単結晶Si層をエピタキシャ
ル成長させることも可能である。ただし、1000℃以
上では、内部の孔の再配列が起こり、増速エッチングの
特性が損なわれる。このため、Si層のエピタキシャル
成長には、分子線エピタキシャル成長法、プラズマCV
D法、熱CVD法、光CVD法、バイアス・スパッタ
法、液晶成長法等の低温成長が好適とされる。
鏡による観察によれば、平均約600Å程度の径の孔が
形成されており、その密度は単結晶Siに比べると、半
分以下になるにもかかわらず、その単結晶性は維持され
ており、多孔質層の上部へ単結晶Si層をエピタキシャ
ル成長させることも可能である。ただし、1000℃以
上では、内部の孔の再配列が起こり、増速エッチングの
特性が損なわれる。このため、Si層のエピタキシャル
成長には、分子線エピタキシャル成長法、プラズマCV
D法、熱CVD法、光CVD法、バイアス・スパッタ
法、液晶成長法等の低温成長が好適とされる。
【0014】ここでP型Siを多孔質化した後に単結晶
層をエピタキシャル成長させる方法について説明する。
層をエピタキシャル成長させる方法について説明する。
【0015】先ず、Si単結晶基体を用意し、それをH
F溶液を用いた陽極化成法によって、多孔質化する。単
結晶Siの密度は2.33g/cm3 であるが、多孔質
Si基体の密度はHF溶液濃度を20〜50重量%に変
化させることで、0.6〜1.1g/cm3 に変化させ
ることができる。この多孔質層は下記の理由により、P
型Si基体に形成され易い。
F溶液を用いた陽極化成法によって、多孔質化する。単
結晶Siの密度は2.33g/cm3 であるが、多孔質
Si基体の密度はHF溶液濃度を20〜50重量%に変
化させることで、0.6〜1.1g/cm3 に変化させ
ることができる。この多孔質層は下記の理由により、P
型Si基体に形成され易い。
【0016】多孔質Siは半導体の電界研磨の研究過程
において発見されたものであり、陽極化成におけるSi
の溶解反応において、HF溶液中のSiの陽極反応には
正孔が必要であり、その反応は、次のように示される。
において発見されたものであり、陽極化成におけるSi
の溶解反応において、HF溶液中のSiの陽極反応には
正孔が必要であり、その反応は、次のように示される。
【0017】 Si+2HF+(2−n)e+ →SiF2 +2H+ +n
e- SiF2 +2HF→SiF4 +H2 SiF4 +2HF→H2 SiF6 又は、 Si+4HF+(4−λ)e+ →SiF4 +4H+ +λ
e- SiF4 +2HF→H2 SiF6 ここで、e+ 及び、e- はそれぞれ、正孔と電子を表し
ている。また、n及びλはそれぞれSi1原子が溶解す
るために必要な正孔の数であり、n>2又は、λ>4な
る条件が満たされた場合に多孔質Siが形成されるとし
ている。
e- SiF2 +2HF→SiF4 +H2 SiF4 +2HF→H2 SiF6 又は、 Si+4HF+(4−λ)e+ →SiF4 +4H+ +λ
e- SiF4 +2HF→H2 SiF6 ここで、e+ 及び、e- はそれぞれ、正孔と電子を表し
ている。また、n及びλはそれぞれSi1原子が溶解す
るために必要な正孔の数であり、n>2又は、λ>4な
る条件が満たされた場合に多孔質Siが形成されるとし
ている。
【0018】以上のことから、正孔の存在するP型Si
は、多孔質化され易いと言える。
は、多孔質化され易いと言える。
【0019】一方、高濃度N型Siも多孔質化されうる
ことが報告されており、従って、P型、N型の別にこだ
わらずに多孔質化を行うことができる。
ことが報告されており、従って、P型、N型の別にこだ
わらずに多孔質化を行うことができる。
【0020】また、多孔質層はその内部に大量の空隙が
形成されているために、密度が半分以下に減少する。そ
の結果、体積に比べて表面積が飛躍的に増大するため、
その化学エッチング速度は、通常の単結晶層のエッチン
グ速度に比べて著しく増速される。
形成されているために、密度が半分以下に減少する。そ
の結果、体積に比べて表面積が飛躍的に増大するため、
その化学エッチング速度は、通常の単結晶層のエッチン
グ速度に比べて著しく増速される。
【0021】単結晶Siを陽極化成によって多孔質化す
る条件を以下に示す。尚、陽極化成によって形成する多
孔質Siの出発材料は、単結晶Siに限定されるもので
はなく、他の結晶構造のSiでも可能である。
る条件を以下に示す。尚、陽極化成によって形成する多
孔質Siの出発材料は、単結晶Siに限定されるもので
はなく、他の結晶構造のSiでも可能である。
【0022】印加電圧: 2.6(V) 電流密度: 30(mA・cm-2) 陽極化成溶液: HF:H2 O:C2 H5 OH=1:
1:1 時間: 2.4(時間) 多孔質Siの厚み: 300(μm) Porosity: 56(%) このようにして形成した多孔質化Si基体の上にSiを
エピタキシャル成長させて単結晶Si薄膜を形成する。
単結晶Si薄膜の厚さは好ましくは50μm以下、さら
に好ましくは20μm以下である。
1:1 時間: 2.4(時間) 多孔質Siの厚み: 300(μm) Porosity: 56(%) このようにして形成した多孔質化Si基体の上にSiを
エピタキシャル成長させて単結晶Si薄膜を形成する。
単結晶Si薄膜の厚さは好ましくは50μm以下、さら
に好ましくは20μm以下である。
【0023】次に上記単結晶Si薄膜表面を酸化した
後、最終的に基板を構成することになる基体を用意し、
単結晶Si表面の酸化膜と上記基体を貼り合わせる。或
いは新たに用意した単結晶Si基体の表面を酸化した
後、上記多孔質Si基体上の単結晶Si層と貼り合わせ
る。この酸化膜を基体と単結晶Si層の間に設ける理由
は、例えば基体としてガラスを用いた場合、Si活性層
の下地界面により発生する界面準位は上記ガラス界面に
比べて、酸化膜界面の方が準位を低くできるため、電子
デバイスの特性を、著しく向上させることができるため
である。さらに、後述する選択エッチングにより多孔質
Si気体をエッチング除去した単結晶Si薄膜のみを新
しい基体に貼り合わせても良い。貼り合わせはそれぞれ
の表面を洗浄後に室温で接触させるだけでファン デル
ワールス力で簡単には剥すことができない程充分に密
着しているが、これをさらに200〜900℃、好まし
くは600〜900℃の温度で窒素雰囲気下熱処理し完
全に貼り合わせる。
後、最終的に基板を構成することになる基体を用意し、
単結晶Si表面の酸化膜と上記基体を貼り合わせる。或
いは新たに用意した単結晶Si基体の表面を酸化した
後、上記多孔質Si基体上の単結晶Si層と貼り合わせ
る。この酸化膜を基体と単結晶Si層の間に設ける理由
は、例えば基体としてガラスを用いた場合、Si活性層
の下地界面により発生する界面準位は上記ガラス界面に
比べて、酸化膜界面の方が準位を低くできるため、電子
デバイスの特性を、著しく向上させることができるため
である。さらに、後述する選択エッチングにより多孔質
Si気体をエッチング除去した単結晶Si薄膜のみを新
しい基体に貼り合わせても良い。貼り合わせはそれぞれ
の表面を洗浄後に室温で接触させるだけでファン デル
ワールス力で簡単には剥すことができない程充分に密
着しているが、これをさらに200〜900℃、好まし
くは600〜900℃の温度で窒素雰囲気下熱処理し完
全に貼り合わせる。
【0024】さらに、上記の貼り合わせた2枚の基体全
体にSi3 N4 層をエッチング防止膜として堆積し、多
孔質Si基体の表面上のSi3 N4 層のみを除去する。
このSi3 N4 層の代わりにアピエゾンワックスを用い
ても良い。この後、多孔質Si基体を全部エッチング等
の手段で除去することにより薄膜単結晶Si層を有する
半導体基板が得られる。
体にSi3 N4 層をエッチング防止膜として堆積し、多
孔質Si基体の表面上のSi3 N4 層のみを除去する。
このSi3 N4 層の代わりにアピエゾンワックスを用い
ても良い。この後、多孔質Si基体を全部エッチング等
の手段で除去することにより薄膜単結晶Si層を有する
半導体基板が得られる。
【0025】この多孔質Si基体のみを無電解湿式エッ
チングする選択エッチング法についていて説明する。
チングする選択エッチング法についていて説明する。
【0026】結晶Siに対してはエッチング作用を持た
ず、多孔質Siのみを選択エッチング可能なエッチング
液としては、弗酸、フッ化アンモニウム(NH4 F)や
フッ化水素(HF)等バッファード弗酸、過酸化水素水
を加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、アルコー
ルを加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、過酸化
水素水とアルコールとを加えた弗酸又はバッファード弗
酸の混合液が好適に用いられる。これらの溶液に貼り合
わせた基板を湿潤させてエッチングを行う。エッチング
速度は弗酸、バッファード弗酸、過酸化水素水の溶液濃
度及び温度に依存する。過酸化水素水を添加することに
よって、Siの酸化を増速し、反応速度を無添加に比べ
て増速することが可能となり、さらに過酸化水素水の比
率を変えることにより、その反応速度を制御することが
できる。またアルコールを添加することにより、エッチ
ングによる反応生成気体の気泡を、瞬時にエッチング表
面から攪拌することなく除去でき、均一に且つ効率よく
多孔質Siをエッチングすることができる。
ず、多孔質Siのみを選択エッチング可能なエッチング
液としては、弗酸、フッ化アンモニウム(NH4 F)や
フッ化水素(HF)等バッファード弗酸、過酸化水素水
を加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、アルコー
ルを加えた弗酸又はバッファード弗酸の混合液、過酸化
水素水とアルコールとを加えた弗酸又はバッファード弗
酸の混合液が好適に用いられる。これらの溶液に貼り合
わせた基板を湿潤させてエッチングを行う。エッチング
速度は弗酸、バッファード弗酸、過酸化水素水の溶液濃
度及び温度に依存する。過酸化水素水を添加することに
よって、Siの酸化を増速し、反応速度を無添加に比べ
て増速することが可能となり、さらに過酸化水素水の比
率を変えることにより、その反応速度を制御することが
できる。またアルコールを添加することにより、エッチ
ングによる反応生成気体の気泡を、瞬時にエッチング表
面から攪拌することなく除去でき、均一に且つ効率よく
多孔質Siをエッチングすることができる。
【0027】バッファード弗酸中のHF濃度は、エッチ
ング液に対して、好ましくは1〜95重量%、より好ま
しくは1〜85重量%、さらに好ましくは1〜70重量
%の範囲で設定され、バッファード弗酸中のNH4 F濃
度は、エッチング液に対して、好ましくは1〜95重量
%、より好ましくは5〜90重量%、さらに好ましくは
5〜80重量%の範囲で設定される。
ング液に対して、好ましくは1〜95重量%、より好ま
しくは1〜85重量%、さらに好ましくは1〜70重量
%の範囲で設定され、バッファード弗酸中のNH4 F濃
度は、エッチング液に対して、好ましくは1〜95重量
%、より好ましくは5〜90重量%、さらに好ましくは
5〜80重量%の範囲で設定される。
【0028】HF濃度は、エッチング液に対して、好ま
しくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重量
%、さらに好ましくは5〜80重量%の範囲で設定され
る。
しくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重量
%、さらに好ましくは5〜80重量%の範囲で設定され
る。
【0029】H2 O2 濃度は、エッチング液に対して、
好ましくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重
量%、さらに好ましくは10〜80重量%で、且つ上記
過酸化水素水の効果を奏する範囲で設定される。
好ましくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重
量%、さらに好ましくは10〜80重量%で、且つ上記
過酸化水素水の効果を奏する範囲で設定される。
【0030】アルコール濃度は、エッチング液に対し
て、好ましくは80重量%、より好ましくは60重量%
以下、さらに好ましくは40重量%以下で、且つ上記ア
ルコールの効果を奏する範囲で設定される。
て、好ましくは80重量%、より好ましくは60重量%
以下、さらに好ましくは40重量%以下で、且つ上記ア
ルコールの効果を奏する範囲で設定される。
【0031】温度は、好ましくは0〜100℃、より好
ましくは5〜80℃、さらに好ましくは5〜60℃の範
囲で設定される。
ましくは5〜80℃、さらに好ましくは5〜60℃の範
囲で設定される。
【0032】本工程に用いられるアルコールはエチルア
ルコールの他、イソプロピルアルコールなど製造工程等
に実用上差し支えなく、さらに上記アルコール添加効果
を望むことのできるアルコールを用いることができる。
ルコールの他、イソプロピルアルコールなど製造工程等
に実用上差し支えなく、さらに上記アルコール添加効果
を望むことのできるアルコールを用いることができる。
【0033】このようにして得られた半導体基板は、通
常のSiウエハーと同等な単結晶Si層が平坦にしかも
均一に薄層化されて基板全域に大面積に形成されてい
る。
常のSiウエハーと同等な単結晶Si層が平坦にしかも
均一に薄層化されて基板全域に大面積に形成されてい
る。
【0034】本発明においては、周辺駆動回路を従来の
液晶表示装置同様にSi基板上に形成し、且つ表示部を
透明にすることもできる。
液晶表示装置同様にSi基板上に形成し、且つ表示部を
透明にすることもできる。
【0035】さらに、本発明において、画素電極下の絶
縁層が厚くなったことにより、画素電極用ITOが、ド
レインとの配線不良を起こすようであれば、ドレイン上
に金属配線層を設けた上でITOと接続することによ
り、良好な接続状態を得ることができる。
縁層が厚くなったことにより、画素電極用ITOが、ド
レインとの配線不良を起こすようであれば、ドレイン上
に金属配線層を設けた上でITOと接続することによ
り、良好な接続状態を得ることができる。
【0036】また、本発明を好ましく応用した例とし
て、カラー画像表示において、従来対向電極側に設けて
いた遮光層をTFT基板側に設けることができ、さらに
優れた遮光効果を引き出すことができる。
て、カラー画像表示において、従来対向電極側に設けて
いた遮光層をTFT基板側に設けることができ、さらに
優れた遮光効果を引き出すことができる。
【0037】本発明は基本的に画素電極下の絶縁層を厚
くすることにより、TFT部と画素部との平坦化を図っ
ているが、逆に画素電極下の絶縁層が厚くなり過ぎてT
FT側のギャップが広くなる場合には、画素電極上に付
設する絶縁層を薄くすることにより最終的な基板間ギャ
ップの調製を行えば良い。
くすることにより、TFT部と画素部との平坦化を図っ
ているが、逆に画素電極下の絶縁層が厚くなり過ぎてT
FT側のギャップが広くなる場合には、画素電極上に付
設する絶縁層を薄くすることにより最終的な基板間ギャ
ップの調製を行えば良い。
【0038】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明がこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明がこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0039】実施例1 図1に本発明の実施例の一つを示した。図中の符号は前
記した従来例と同じであるが、本発明においては、8の
LOCOS層により、画素電極下の絶縁層の厚みが厚く
なったためTFTとの高さの差がほとんどなくなってい
る。即ち図1のd1 とd2 がほぼ同等の寸法となること
により液晶層に印加される電界はほぼ一様、 となり、良好な表示特性が得られた。また図2に示すよ
うに、このLOCOS層8は、ガラス等の透明基板21
上に多結晶Si層22、さらに酸化層23を形成した
後、通常島状にパターニングしてTFTを形成するとこ
ろを、TFTに用いる部分をSiNマスク24して図2
(c)に示すようにLOCOS酸化することにより、厚
い酸化層25を部分的に効率良く形成することができ
る。
記した従来例と同じであるが、本発明においては、8の
LOCOS層により、画素電極下の絶縁層の厚みが厚く
なったためTFTとの高さの差がほとんどなくなってい
る。即ち図1のd1 とd2 がほぼ同等の寸法となること
により液晶層に印加される電界はほぼ一様、 となり、良好な表示特性が得られた。また図2に示すよ
うに、このLOCOS層8は、ガラス等の透明基板21
上に多結晶Si層22、さらに酸化層23を形成した
後、通常島状にパターニングしてTFTを形成するとこ
ろを、TFTに用いる部分をSiNマスク24して図2
(c)に示すようにLOCOS酸化することにより、厚
い酸化層25を部分的に効率良く形成することができ
る。
【0040】実施例2 図3に本発明の第2の実施例を示した。本実施例におい
ては、前記した多孔質Siを用いて単結晶Siを形成し
た後、表面を酸化させてSiO2 薄膜を形成し、Si基
板と貼り合わせる。この基板上に必要な部材を作り込ん
だ後、裏面エッチングによって表示部のみ基板のSi3
1を除去する。この時、上記SiO2 がエッチングスト
ッパーとなる。Si基板を除去した後にはポッティング
材32を充填して補強する。
ては、前記した多孔質Siを用いて単結晶Siを形成し
た後、表面を酸化させてSiO2 薄膜を形成し、Si基
板と貼り合わせる。この基板上に必要な部材を作り込ん
だ後、裏面エッチングによって表示部のみ基板のSi3
1を除去する。この時、上記SiO2 がエッチングスト
ッパーとなる。Si基板を除去した後にはポッティング
材32を充填して補強する。
【0041】本実施例においては、無欠陥の単結晶Si
を用いたことにより、TFTの高速駆動(μ=10→5
00cm2 /Vsec)、及びTFTのリーク電流を減
少させる(10-10 →10-12 〜10-13 )ことができ
る。
を用いたことにより、TFTの高速駆動(μ=10→5
00cm2 /Vsec)、及びTFTのリーク電流を減
少させる(10-10 →10-12 〜10-13 )ことができ
る。
【0042】実施例3 図4に本発明第3の実施例を示した。実施例1及び実施
例2において画素電極下の絶縁層は2層(8及び9)構
成になっていた。これに対し、本実施例では基板1上に
あらかじめTFTの活性層より厚いSi層を形成した
後、TFT部分のみ必要な厚さにエッチングする。残さ
れた厚い部分をLOCOS酸化すると、実施例1及び2
よりも厚いLOCOS層が形成され、1層構成の絶縁層
とすることができる。
例2において画素電極下の絶縁層は2層(8及び9)構
成になっていた。これに対し、本実施例では基板1上に
あらかじめTFTの活性層より厚いSi層を形成した
後、TFT部分のみ必要な厚さにエッチングする。残さ
れた厚い部分をLOCOS酸化すると、実施例1及び2
よりも厚いLOCOS層が形成され、1層構成の絶縁層
とすることができる。
【0043】実施例4 実施例1〜3において、LOCOS酸化によって形成し
た絶縁層をパターニングによって形成した液晶表示装置
である。構成上、また効果の点で上記実施例1〜3に劣
るところは無い。
た絶縁層をパターニングによって形成した液晶表示装置
である。構成上、また効果の点で上記実施例1〜3に劣
るところは無い。
【0044】実施例5 図5に本発明の第5の実施例を示した。図5でも明らか
なように、画素電極がドレインに接続する部分、即ちゲ
ート周囲の絶縁層9と画素電極下の絶縁層8及び9に囲
まれた部分は従来の液晶表示装置に比べて厚い絶縁層を
設けた分だけ深くなっている。そのため、画素電極とし
てITOを蒸着した時に、ITOが充分にドレインに届
かずに断線してしまう危険性が高い。本実施例はこれを
補ったもので、画素電極7とドレイン3とを金属配線層
51を介して接続した装置である。この金属配線層51
に用いる金属としては、例えばこのような深い部分にも
蒸着により充分に到達し易いWやAlを用いると良い。
この構成により、液晶表示装置における信頼性が飛躍的
に高まる。
なように、画素電極がドレインに接続する部分、即ちゲ
ート周囲の絶縁層9と画素電極下の絶縁層8及び9に囲
まれた部分は従来の液晶表示装置に比べて厚い絶縁層を
設けた分だけ深くなっている。そのため、画素電極とし
てITOを蒸着した時に、ITOが充分にドレインに届
かずに断線してしまう危険性が高い。本実施例はこれを
補ったもので、画素電極7とドレイン3とを金属配線層
51を介して接続した装置である。この金属配線層51
に用いる金属としては、例えばこのような深い部分にも
蒸着により充分に到達し易いWやAlを用いると良い。
この構成により、液晶表示装置における信頼性が飛躍的
に高まる。
【0045】実施例6 図6に本発明第6の実施例を示す。本実施例はカラー画
像表示を目的とした液晶表示装置である。比較例として
図7に従来のカラー用液晶表示装置を示す。図中66、
66’はカラーフィルター、71、71’は遮光層であ
る。図7に示した用に、従来の遮光層は対向基板側に設
けられていた。従って、該遮光層71、71’とTFT
とはその間の絶縁層や配線、カラーフィルター、液晶を
合わせると、約6〜10μmも離れており、光の回り込
みによりTFTのリーク現象が起こり、表示画像のコン
トラスト低下や諧調性低下といった問題が生じていた。
しかしながら、TFT側に遮光層を設けると前記した基
板間のギャップの問題をさらに大きくすることになるた
め、解決手段としては、開口率を犠牲にして遮光層のオ
ーバーラップを増加させていた。そのため、表示画像は
暗く、良質な画像が得られていなかった。
像表示を目的とした液晶表示装置である。比較例として
図7に従来のカラー用液晶表示装置を示す。図中66、
66’はカラーフィルター、71、71’は遮光層であ
る。図7に示した用に、従来の遮光層は対向基板側に設
けられていた。従って、該遮光層71、71’とTFT
とはその間の絶縁層や配線、カラーフィルター、液晶を
合わせると、約6〜10μmも離れており、光の回り込
みによりTFTのリーク現象が起こり、表示画像のコン
トラスト低下や諧調性低下といった問題が生じていた。
しかしながら、TFT側に遮光層を設けると前記した基
板間のギャップの問題をさらに大きくすることになるた
め、解決手段としては、開口率を犠牲にして遮光層のオ
ーバーラップを増加させていた。そのため、表示画像は
暗く、良質な画像が得られていなかった。
【0046】本実施例は、本発明によりTFTと画素部
との平坦化が実現したことにより、この遮光層をTFT
側に設け、その効果を充分に引き出した装置である。
との平坦化が実現したことにより、この遮光層をTFT
側に設け、その効果を充分に引き出した装置である。
【0047】即ち、図6に示す、第1遮光層61、62
と第2遮光層64、65を設けた装置である。図6に示
したように、TFTのソース及びドレインに接続する配
線をそれぞれソース、ドレインを覆うような形状に調整
し、さらに絶縁層を介して第2遮光層によりこれらの第
1遮光層を覆うことにより充分な遮光効果を得られる。
第1遮光層はTFTと接続するため、Al等金属を用い
る。第2遮光層も素材には第1遮光層と同様にAl等金
属を好適に用いることができる。ただし第2遮光層は遮
光が目的であるため、電位は固定されている。
と第2遮光層64、65を設けた装置である。図6に示
したように、TFTのソース及びドレインに接続する配
線をそれぞれソース、ドレインを覆うような形状に調整
し、さらに絶縁層を介して第2遮光層によりこれらの第
1遮光層を覆うことにより充分な遮光効果を得られる。
第1遮光層はTFTと接続するため、Al等金属を用い
る。第2遮光層も素材には第1遮光層と同様にAl等金
属を好適に用いることができる。ただし第2遮光層は遮
光が目的であるため、電位は固定されている。
【0048】本実施例では、光の回り込みがほとんどな
いために開口率を高くとることができ、コントラスト及
び階調性の高い非常に高品質な画像表示を行うことがで
きる。
いために開口率を高くとることができ、コントラスト及
び階調性の高い非常に高品質な画像表示を行うことがで
きる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶装置
では、TFTと画素部との段差が解決されたことによ
り、基板間ギャップ差による液晶の配向性や電界むらが
無く、高品質な画像を表示することができる。さらに、
カラー画像の表示においては、遮光層をTFT側に設け
ることができるために、開口部を広くとり、高コントラ
ストで階調性にも優れた高画質の表示を行うことができ
る。
では、TFTと画素部との段差が解決されたことによ
り、基板間ギャップ差による液晶の配向性や電界むらが
無く、高品質な画像を表示することができる。さらに、
カラー画像の表示においては、遮光層をTFT側に設け
ることができるために、開口部を広くとり、高コントラ
ストで階調性にも優れた高画質の表示を行うことができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例の主要部の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るLOCOS酸化の工程の説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第2の実施例の主要部の断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第3の実施例の主要部の断面図であ
る。
る。
【図5】本発明の第5の実施例の主要部の断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の第6の実施例の主要部の断面図であ
る。
る。
【図7】従来のカラー画増用液晶表示装置の主要部の断
面図である。
面図である。
【図8】従来の液晶表示装置の主要部の断面図である。
1 基板 2 ソース 3 ドレイン 4 チャネル 5 ゲート 6 ソース線 7 画素電極 8 LOCOS層 9、9’、9” 絶縁膜 10、10’ 配向制御膜 11 液晶層 12 対向電極 13 基板 21 石英 22 多結晶Si 23 SiO2 24 SiN 25 SiO2 31 Si基板 32 ポッティング材 33 SiO2 51 金属配線層 61 第1遮光層(ソース側) 62 第1遮光層(ドレイン側) 63 透明電極 64 第2遮光層(ソース側) 65 第2遮光層(ドレイン側) 66、66’ カラーフィルター 71 遮光層
Claims (7)
- 【請求項1】 スイッチング素子として薄膜トランジス
タを用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置で
あって、上記トランジスタの主電極に接続した画素電極
下の絶縁層が、該トランジスタの活性層よりも厚いこと
を特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 画素電極下の絶縁層の少なくとも一部が
LOCOS層からなることを特徴とする請求項1記載の
液晶表示装置。 - 【請求項3】 画素電極下の絶縁層の少なくとも一部が
パターニングにより形成されていることを特徴とする請
求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 薄膜トランジスタの活性層が単結晶Si
で形成されていることを特徴とする請求項1〜3いずれ
かに記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 表示部を除く周辺駆動部の基板がSi基
板であり、表示部が透明であることを特徴とする請求項
1〜4いずれかに記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 画素電極と薄膜トランジスタの主電極と
が金属配線層を介して接続されていることを特徴とする
請求項1〜5いずれかに記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 薄膜トランジスタのソース及びドレイン
をそれぞれ覆う形状の金属電極を該ソース及びドレイン
に第1遮光層として接続し、さらにトランジスタ全体を
覆う第2遮光層を上記第1遮光層上に絶縁層を介して設
けたことを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の液
晶表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049192A JPH05210116A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 液晶表示装置 |
EP19930300568 EP0554060A3 (en) | 1992-01-31 | 1993-01-27 | Liquid crystal display apparatus |
US08/675,807 US5644370A (en) | 1992-01-31 | 1996-07-05 | Liquid crystal display apparatus with a plural layer connection between the TFT drains and the pixel electrodes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4049192A JPH05210116A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05210116A true JPH05210116A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12582051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4049192A Withdrawn JPH05210116A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05210116A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6051883A (en) * | 1996-05-16 | 2000-04-18 | Nec Corporation | Manufacturing method and semiconductor device with low contact resistance between transparent electrode and pad electrode |
DE19714510C2 (de) * | 1996-04-08 | 2000-05-25 | Lg Electronics Inc | Herstellungsverfahren für eine Flüssigkristallanzeige |
JP2003157027A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-05-30 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及び発光装置 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4049192A patent/JPH05210116A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19714510C2 (de) * | 1996-04-08 | 2000-05-25 | Lg Electronics Inc | Herstellungsverfahren für eine Flüssigkristallanzeige |
US6051883A (en) * | 1996-05-16 | 2000-04-18 | Nec Corporation | Manufacturing method and semiconductor device with low contact resistance between transparent electrode and pad electrode |
US6096572A (en) * | 1996-05-16 | 2000-08-01 | Nec Corporation | Manufacturing method and semiconductor device with low contact resistance between transparent electrode and pad electrode |
JP2003157027A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-05-30 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及び発光装置 |
JP2004061825A (ja) * | 2001-07-27 | 2004-02-26 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置及び発光装置の作製方法 |
US6929986B2 (en) | 2001-07-27 | 2005-08-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device, display device, and method of manufacturing the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |