JPH05279985A - ラミー麻セルロース繊維からなる不織シート及びその製造方法 - Google Patents

ラミー麻セルロース繊維からなる不織シート及びその製造方法

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JPH05279985A
JPH05279985A JP26515292A JP26515292A JPH05279985A JP H05279985 A JPH05279985 A JP H05279985A JP 26515292 A JP26515292 A JP 26515292A JP 26515292 A JP26515292 A JP 26515292A JP H05279985 A JPH05279985 A JP H05279985A
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Shozaburo Dobashi
正三郎 土橋
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TOSUKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ラミー麻セルロース繊維素のフィブリルとミ
クロフィブリルとから構成されている不織シート。 【効果】 天然セルロース繊維素100%から構成され
るため、廃棄時に環境を汚染するおそれがなく、また再
生利用する場合にも添加剤を分別する必要がないので、
再生を低コストで行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天然の麻を原料とする
ラミー麻セルロース繊維から得られるセルロース繊維素
のみから構成されている不織シート及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラミー麻(Boehmeria nivea
及び Boehmeria teuacissima) のセルロース繊維を含む
不織布は、各種繊維素類と糊剤やバインダーとしての複
数の添加剤とから構成されているのが通例である。添加
剤を使用するのは、ラミー麻繊維は不連続繊維であり、
ウエーブを作るだけでは、繊維の脱落が起こるため、何
らかの方法により繊維を結合させる必要があるからであ
る。例えば、熱融着性ポリエステル繊維を用いて熱によ
り結合させたり、PVA等の糊剤を吹きつけたりして強
度を持つ不織布を得る方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】不織布は、使い捨て商
品として使用されることが多いが、再生が難しい資源を
利用している場合は、その枯渇につながる重大な問題点
を含んでいる。また、麻セルロース繊維が生分解性繊維
であっても、併用される各種繊維素類や添加剤は難生分
解性のものが多いので、廃棄等により、分解されない成
分が自然界に拡散する結果となり、環境に対して悪影響
を与える恐れがある。このような現状から、再生型資源
であるラミー麻セルロース繊維のみで構成される不織シ
ートが望まれていた。従って、本発明の目的は、ラミー
麻セルロース繊維素のみから構成された不織シートを提
供することにある。また、本発明の第二の目的は、上記
不織シートの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成しうるような不織シートを開発するために研究
を重ねた結果、ラミー麻セルロース繊維のフィブリルと
ミクロフィブリルとから構成することによって、天然セ
ルロース繊維素のみからなる不織シートを製造すること
ができることを見出し、本発明を完成させた。
【0004】即ち、本発明は、ラミーセルロース麻繊維
素のみから構成されていることを特徴とする不織シート
に関する。上記不織シートにおいて、ラミー麻セルロー
ス繊維素はフィブリルとミクロフィブリルから構成され
ていることを特徴とする。また、上記不織シートにおい
て、フィブリルは、ラミー麻セルロース繊維を乾式でフ
ィブリル化したものであり、ミクロフィブリルは、ラミ
ー麻セルロース繊維を乾式でフィブリル化した後に湿式
で叩解ミクロフィブリル化したものであることを特徴と
する。本発明は、さらに、ラミー麻セルロース繊維を乾
式でフィブリル化したフィブリルと、ラミー麻セルロー
ス繊維を乾式でフィブリル化した後に湿式で叩解ミクロ
フィブリル化したミクロフィブリルとを水中に分散させ
て得られる分散液を用いて湿式成形することを特徴とす
る上記不織シートの製造方法に関する。本発明において
原料として使用されるラミー麻セルロース繊維素は、天
然セルロース繊維素であり、ヤング率が300〜500
0kg/mm 、平均直径が50μmで、植物繊維の中で最大の
ミセルを形成するものである。本発明において使用され
るこの繊維素は、ラミー麻セルロース繊維を乾式で機械
的にフィブリル化したフィブリルと、そのフィブリルを
さらに湿式叩解したミクロフィブリルとからなる。本発
明において、ミクロフィブリルは、フィブリルのバイン
ダー材として機能する。
【0005】ラミー麻セルロースは、ラミーのじん皮部
を取り出し、それをアルカリ処理(精錬)することによ
って得られる。上記のフィブリル化の方法は、本願出願
人が、既に特許出願した特開平4−82907号(特願
平2−198121号)に詳しく開示したが、簡単に説
明すると、天然セルロースの短繊維に解砕力とせん断力
とを与えることにより、フィブリル化する。フィブリル
化の程度は、ショッパー型濾水度がSR12〜20であ
り、X線回折分析による結晶化度が40〜65%であ
る。装置としては、例えば、解砕領域を形成するための
ハウジングと、該解砕領域内に配置されたロータと、該
ロータと一体的に回転されるハンマと、該ハンマの外端
面と所定の間隔を隔てて、所定の粗さを有する周面を形
成する周面形成手段とを有する解砕装置を含む装置が挙
げられる。この装置の具体例について、更に詳述する。
図1及び図2は、本発明で使用できるフィブリル化装置
の全体構成を概略的に示す正面図及び平面図である。図
1及び図2において、フィブリル化ラミー麻セルロース
の製造装置1は、ラミー麻セルロース繊維が供給される
原料供給装置10、原料供給装置10によって供給され
るラミー麻セルロース繊維を解砕する解砕機20、解砕
機20によって解砕されたラミー麻セルロースを給送す
る輸送管30、輸送管30の下流側端が接続されている
フィルターユニット40、フィルターユニット40の下
端部分に接続されているホッパ50、及び吸気管61を
介してフィルターユニット40の上端部分と接続されて
いるブロワーユニット60とから略構成されている。
【0006】原料供給装置10は、ラミー麻セルロース
の原料を解砕機20の上方から解砕機20に供給するた
めに、仮想線で示す架台11に支持されている。原料供
給装置10は、ラミー麻セルロース繊維が投入される原
料ホッパ12と、原料ホッパ12に投入されたラミー麻
セルロース繊維を解砕機20に向って移送するスクリュ
ー式フィーダー13と、フィーダー13の吐出口13a
から吐出されたラミー麻セルロース繊維を上面で受ける
振動板14とを備えている。フィーダー13は図示しな
いモータに連結され、モータの作動によって所定の方向
に回転されるように構成されている。また、振動板14
は、ラミー麻セルロース繊維を均一な送り速度で解砕機
20の原料受け口21に案内するように、図示しない振
動手段によって振動される。解砕機20は、仮想線で示
すフレーム20aに支持されており、上記原料受け口2
1と、解砕領域を形成するためのハウジング23とを備
えている。また、原料受け口21とハウジング23との
間には、ロータ24の回転によって生じる騒音を吸収す
るための消音器22が介挿されている。図3は、図1及
び図2に示す解砕機20の概略断面図であり、図4は、
図3に示すハンマの外端部分を概略的に示す拡大断面図
である。また、図6及び図7は、図3に示す内側被覆部
材を構成している被覆ブロックの拡大斜視図及び拡大断
面図である。
【0007】図3に示すように、消音器22の下端が、
ハウジング23に形成された原料案内通路23aと連通
している。ハウジング23内には、ハウジング23に回
転可能に支持されたロータ24と、ロータ24から半径
方向外方に延びるようにロータ24に枢着された複数の
ハンマ25と、ハンマ25の外端面から半径方向外方に
所定の間隔を隔てた周面を形成している内側被覆部材2
6と、ロータ24の下側に配置された全体的に半円状の
スクリーン27とが配置されている。また、ハウジング
23には、冷却水室23bが形成されており、冷却水室
23bは、冷却水入口ポート23c及び冷却水出口ポー
ト23dを介して、図示しない冷却水供給管路及び冷却
水戻し管路にそれぞれ連結されている。ロータ24は、
解砕機20の回転軸線方向に延びる回転軸24aと、回
転軸24aに一体的に支持された略円板状のハンマ支持
部材24bとから構成されている。回転軸24aは、図
示しない軸受を介してハウジング23に回転自在に支持
されるとともに、図2に示すように、ハウジング23を
貫通して回転軸線方向に延び、プーリ(図示せず)及び
無端ベルト24cを介して、原動機29に連結されてい
る。ハンマ25の各々は、半径方向外方に延びるアーム
部25aと、アーム部25aの半径方向外端部分に一体
的に連結されている解砕部25bとからなり、アーム部
25aの半径方向内端部は、ハンマ支持部材24bの側
面に固定軸25cを介して回動可能に支持されている。
【0008】図4に示すように、ロータ24の回転軸線
方向に整列して、2つの解砕部25bが配列されてお
り、各列における一方の解砕部25bと、他方の解砕部
25bとは、異なる長さを有し、互いに所定の間隔を隔
てている。周方向に隣合う解砕部25bも又、異なる長
さを有しており、比較的長い長さに設定された解砕部2
5bと、比較的短い長さに設定された解砕部25bとが
周方向に交互に配置されている。したがって、回転軸線
方向に列をなす2つの解砕部25bの間の間隙は、回転
軸線方向の中央部に配置されたハンマ支持部材24bの
両側に交互に位置決めされ、周方向に千鳥状に配列され
ている。また、図5に示すように、ハンマ25の解砕部
25bは、その外端面が、内側被覆部材26の周面から
所定の間隔l、例えば、1mmの間隔を隔てて、該周面と
相補するように湾曲している。更に、内側被覆部材26
は、図6に示すように、表面に所定の粗さを有する被覆
ブロック26a、26bを組み合わせることによって形
成されている。被覆ブロック26a、26bは、図7に
示すように、複数の突出部と、各突出部に隣接する複数
の溝部とを備えており、図7に矢印で示す解砕部25b
の進行方向に対して、相対的に大きな摩擦抵抗が作用す
るようにハウジング23の内周面に取付けられる。被覆
ブロック26a及び被覆ブロック26bは、互いに類似
する形状を有するが、突出部の高さhが互いに異なって
おり、第4図に示すように、周方向に交互に配置され
る。
【0009】スクリーン27は、図3に示すように、ロ
ータ24の下側に配置され、内側被覆部材26と協働し
て、略円筒状の解砕領域を形成しており、スクリーン2
7は、スクリーン27の前後の雰囲気に所定の差圧が形
成されたときに解砕されたラミー麻セルロース繊維のみ
を選択的に通過させる複数の孔部27aを備えている。
孔部27aの各々は、例えば、図8に示すような長孔状
の開口に形成され、その最小径Dは、好ましくは、0.3
mm乃至1.5mmに設定される。解砕機20は又、スクリー
ン27の下方に、スクリーン27を通過したラミー麻セ
ルロース繊維を受けるシュート28を備えており、シュ
ート28は、下方に延びるにつれて縮径し、その下端部
に、輸送管30と連通する開口(図示せず)が形成され
ている。輸送管30は、図1に示すように、解砕機20
から側方に延び、更に、上方に屈曲して、フィルターユ
ニット40の上端部に接続されている。フィルターユニ
ット40は、仮想線で示す架台41によって支持されて
おり、その内部空間が、所定の集塵効率を有するバグフ
ィルタ42によって、捕捉室43と排気室44とに区画
されている。輸送管30は捕捉室43と連通し、また、
吸気管61は排気室44と連通し、更に、ホッパ50は
捕捉室43と連通している。ホッパ50は、その上端部
が捕捉室42の幅及び奥行と相応する幅及び奥行を有
し、下方に延びるにつれて縮径している。ホッパ50の
下端部分には、床面(図示せず)から所定の高さにロー
タリーバルブ51が配設されており、フィブリル化され
たラミー麻セルロース繊維の搬出を可能にするための所
望の搬出空間が、ロータリーバルブ51の下方に形成さ
れる。ロータリーバルブ51は、図示しない駆動機構に
作動的に連結された回転軸と、該回転軸から放射状に延
びる複数の弁体とを備えており、ホッパ50内の領域と
周囲雰囲気とを隔絶しながら、ホッパ50内に蓄積した
天然セルロース繊維を下方に放出できるように構成され
ている。
【0010】ブロワーユニット60は、図2に示すよう
に、風量調整用ダンパ62を介して、吸気管61に接続
されており、解砕機20の原料受け口21から、解砕機
20、輸送管30、輸送管30、フィルターユニット4
0及び吸気管61を介して、製造装置1の周囲雰囲気の
空気を吸気するのに充分な吸気能力を有する電動機付送
風機からなる。なお、輸送管30は、所望により、シュ
ート28の下流側から周囲雰囲気の空気を輸送管30に
直接導入することができるバイパスバルブ31を備えて
おり、バイパスバルブ31には、消音器(図示せず)が
取り付けられている。このように構成された製造装置1
は、以下の如く作動される。製造装置1は、運転時に、
原料供給装置10のモータ、解砕機20の原動機28、
ブロアーユニット60の電動機及びロータリーバルブ5
1の駆動装置が作動される。好ましくは、ブロワーユニ
ット60の電動機が比較的早期に作動され、解砕機20
及び輸送管30が掃気される。また、解砕機20の冷却
水室23bに、図示しない冷却水供給装置から、冷却水
供給管路及び冷却水戻し管路を介して、所望の温度の冷
却水が給排される。ラミー麻セルロースは、原料供給装
置10の原料ホッパ11に投入され、ラミー麻セルロー
ス繊維は、スクリュー式フィーダー12の回転によっ
て、吐出口13aから振動板14上に落下し、振動板1
4の振動によって、比較的均一な移送速度で解砕機20
の受け口21内に案内される。受け口21は、ブロアユ
ニット60の吸気作用によって、周囲の空気を吸引して
おり、受け口21に案内されたラミー麻セルロース繊維
は、受け口21、消音器22及び原料案内通路23aを
通って、解砕機20の内部、即ち、解砕領域に達する。
【0011】ロータ24は、原動機28の作動によっ
て、所定の回転速度で回転され、ロータ24に枢着され
たハンマ25は、ロータ24の回転によって作用する遠
心力により、半径方向外方に最も延びた状態、即ち、内
側被覆部材26から所定の間隔lを隔てた状態で安定
し、回転される。なお、ロータ24の上記所定の回転速
度は、例えば、ハンマ25の外端面が100乃至130
m/sの周速で回転されるように設定される。解砕機2
0の解砕領域に達したラミー麻セルロース繊維は、ハン
マ25の外端部分によって、内側被覆部材26の周面に
沿って上昇され、ハンマ25の外端面と内側被覆部材2
6の内側面との間に挿入される。ハンマ25の各列を構
成する2つの解砕部25bの間の間隙が、周方向に千鳥
状に配列されており、また、異なる高さの突出部を有す
る被覆ブロック26a、26bが、周方向に交互に配置
されていることから、ハンマ25の回転に伴って解砕領
域に乱気流が生じるので、天然セルロース繊維は、ハン
マ25の外端面と内側被覆部材26の内側面との間に局
部的に偏って挿入されることなく、比較的均一に挿入さ
れるとともに、各一定の方向に配向することなく、ラン
ダムに配向される。解砕部25bと内側被覆部材26の
内側面との間に挿入されたラミー麻セルロース繊維は、
内側被覆部材26の内側面の摩擦抵抗と、ハンマ25の
回転に伴って該内側面に対して相対運動する解砕部25
bの解砕作用によって、その外表面が解砕され、外部フ
ィブリル化が施される。また、ラミー麻セルロース繊維
は、内側被覆部材26の内側面と解砕部25の相対運動
により、その内部に剪断応力が作用し、内部フィブリル
化が施される。
【0012】かくしてフィブリル化したラミー麻セルロ
ース繊維は、ブロアユニット60の吸気作用によって全
体的にスクリーン27に向かうように形成された気流に
より、スクリーン27上に運ばれて、スクリーン27に
付着し、更に、スクリーン27の通気抵抗によりスクリ
ーン27の前後に生じている差圧により、所望のフィブ
リル化がなされたラミー麻セルロース繊維のみがスクリ
ーン27を選択的に通過する。スクリーン27を通過し
たラミー麻セルロース繊維は、ブロアユニット60の吸
気作用により、シュート28及び輸送管30を介して、
フィルターユニット40の捕捉室43に給送され、バグ
フィルタ42によって、搬送媒体である空気と分離さ
れ、ホッパ50内に落下し、更に、ロータリーバルブ5
1の回転によって、ホッパ50の下方に順次放出され
る。このように、上記製造装置1は、解砕機20を有
し、解砕機20は、解砕領域を形成するためのハウジン
グ23と、解砕領域内に配置されたロータ24と、ロー
タ24と一体的に回転されるハンマ25と、ハンマ25
の外端面と所定の間隔を隔てて所定の粗さを有する周面
を形成する内側被覆部材26とを有しており、ハンマ2
5の回転によって、ハンマ25の外端面と内側被覆部材
26の内側面との間に挿入されたラミー麻セルロース繊
維は、その外表面が解砕され、外部フィブリル化が行わ
れるとともに、その内部に剪断応力が作用し、内部フィ
ブリル化が行われる。かくして、ラミー麻セルロース繊
維は、叩解することなく、即ち、湿式法によることな
く、乾式法によりフィブリル化される。
【0013】また、ハウジング23に冷却水が循環され
る冷却水室23bが形成され、解砕に伴う発熱が冷却水
によって吸収されることから、内側被覆部材26へのラ
ミー麻セルロース繊維の焼付きが防止される。更に、解
砕機20は、内側被覆部材26と協働して解砕領域を形
成するとともに、ブロアユニット60の吸気作用によっ
て、フィブリル化したラミー麻セルロース繊維のみを選
択的に通過させる複数の孔部27aを有するスクリーン
27を備えているので、所望のフィブリル化がなされた
ラミー麻セルロース繊維のみを連続的に送りだすことが
でき、かくして、フィブリル化したラミー麻セルロース
繊維を、連続運転によって、比較的大量に製造すること
が可能となる。一方、ミクロフィブリルは、例えば、水
中上記フィブリルの3〜5容量%の分散液を製造し、次
いでボールミル(例えば、細川ミクロン製のボールミル
MB−3型、又はボールミルFVR−30型)を用い
て、5〜10時間叩解を行うことによって製造すること
ができる。その他、ビーター、リファイナー等、叩解を
実施することができるいかなる装置をも使用することが
できる。また、ミクロフィブリルのバインダーとしての
強度を選定し、不織シートの強度をより均一化するため
には、回分式方法によって、ミクロフィブリル化するこ
とが好ましい。
【0014】本発明の不織シートは、上記フィブリル5
0〜95重量%及び上記ミクロフィブリル50〜5重量
%を水中に分散させ、次いで例えば、手漉きや機械漉き
等の一般の湿式成形を行うことによって、製造すること
ができる。上記のようにフィブリルとミクロフィブリル
を水中に分散させることによって、フィブリル活性面の
水和結合と物理的交絡によって、両者は、不織布又は紙
状物として成形が可能となる。尚、本明細書中では、
「不織シート」には、不織布及び紙が含まれる、不織シ
ート中のミクロフィブリルの添加量によって、不織シー
トの物性が変化する。ミクロフィブリルの添加量が少な
いと、外観がソフトで、嵩高となり、不織布としての性
質がつよく出る。但し、バインダー力が弱く、成形がや
や困難な場合がある。一方、ミクロフィブリルの添加量
が多いと、バインダー力が強くなり、硬くて強度の高い
ものとなり、例えばミクロフィブリルの含量が20%を
越えると紙としての性質がつよく出る。また、吸水性も
増加する。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。 実施例1 天然のラミー麻セルロース繊維を小野打製D型高速切断
機により、0.3〜2.0mmに切断した後、特願平2−19
8121号明細書に例示した上記のフィブリル化装置に
投入し、解砕力とせん断力を与え、フィブリル化した。
得られたフィブリルの走査型電子顕微鏡による拡大写真
(500倍)を図9に示す。
【0016】上記のフィブリルをさらに振動ミル(MB
=3型:中央加工機製)中に充填し、媒体としての水を
加え、フィブリル濃度5容量%として、密閉し、次いで
5時間摩砕加工して、ミクロフィブリル化した。得られ
たミクロフィブリルの走査型電子顕微鏡による拡大写真
(500倍)を図10に示す。このフィブリルとミクロ
フィブリルを下記表1に示す混合割合として、それぞれ
2容量%の濃度となるように水中分散液を製造し、その
分散液をミキサーに充填して、5〜10分間充分均一化
させるために攪拌した。その後、漉き機(試験機:第一
紙業製)により漉き上げ、水切り、乾燥させた後、プレ
ス装置により加工して、不織シートとした。下記表1に
示す混合割合(1)により得られた不織布の表面の走査
型電子顕微鏡による拡大写真(80倍)を図11に、混
合割合(2)のものを図12に、混合割合(3)のもの
を図13に、混合割合(4)のものを図14に、混合割
合(5)のものを図15に示す。また、混合割合(5)
によって得られた不織布の表面を5000倍に拡大した
走査型電子顕微鏡写真を図16に示す。
【0017】 表 1 ─────────────────────────────────── 混合割合(%) 特性 95:5 90:10 80:20 70:30 50:50 測定条件 (1) (2) (3) (4) (5) ─────────────────────────────────── 坪量 (g/m2) 200 196 218 226 238 厚み (mm) 0.84 0.90 0.78 0.63 0.49 引張強度(kg) 0.47 0.77 3.63 6.67 8.19 JIS-L1096 伸度 (%) 2.9 2.4 1.7 1.82 0.7 吸水度 ( 秒) 0.5 0.5 1.1 6.6 28.6 JIS-S3104 水膨潤度(%) 108 131 140 149 193 IIS-L1015 ─────────────────────────────────── 混合割合は乾式ラミーフィブリル化繊維対ラミーミクロ
フィブリル化繊維の比を示す。
【0018】上記混合割合(1)〜(5)によって得ら
れた不織布の物性について、調べた結果を同表1に示
す。JIS−L1015の方法によって調べた水膨潤度
の結果は、ミクロフィブリルの混合割合が多くなるにつ
れて保水特性が大きくなることを示している。また、J
IS−S3104の方法によって調べた吸水度(滴下し
た水滴が吸収されるまでの時間)は、ミクロフィブリル
の混合割合が多くなるにつれて水の拡散速度が遅くなる
ことを示している。 比較例1〜4 比較のために、以下の不織布についてJIS−S310
4による吸水度を測定した。 表 2 ─────────────────────────────────── 比較例 配 合 吸水度(sec) ─────────────────────────────────── ラミーフィブリル化繊維(*1) 90% 1 繊維状PVA(*2) 10% 水溶性セルロース(*3) エポキシ樹脂(*4) 22.0 ─────────────────────────────────── ラミーフィブリル化繊維(*1) 70% 2 ポリエステル系複合繊維(*5) 30% 水溶性セルロース(*3) エポキシ樹脂(*4) 12.9 ─────────────────────────────────── ラミーフィブリル化繊維(*1) 70% 3 ポリプロピレン系複合繊維(*6)30% 水溶性セルロース(*3) エポキシ樹脂(*4) 300以上 ─────────────────────────────────── 4 ポリエステル系複合繊維(*5)100% 300以上 ────────────────────────────────────
【0019】(*1)ラミーフィブリル繊維は実施例1
のラミーフィブリル繊維と同一。 (*2)繊維状PVAは、バインダーとして使用され、
極細(0.2デニール、15μm )で、引張り強さが1
3.7g/デニールで、ヤング率が3500Kg/mm2
もの。 (*3)水溶性セルロースは、湿式製法において抄紙性
を向上させるために添加した増粘剤。 (*4)エポキシ樹脂は、ポリアミドエポキシ系のも
の。湿潤紙力向上剤又はアニオン系紙力増強剤の安定剤
として添加。 (*5)ポリエステル系複合繊維は、他の繊維と比べ
て、融点、耐熱性、耐酸性、耐溶剤性、腰の強さが高
く、また高湿潤強度保持力を有するもの。 (*6)ポリプロピレン系複合繊維は、熱融着繊維とし
て使用。表2より、混合割合が90%:10%及び70
%:30%の混合の場合の本発明の実施例のものと比較
すると、比較例1〜4の場合では、吸水度が小さいこと
が分る。
【発明の効果】本発明によれば、天然の有機高分子物質
である天然セルロース繊維素100%から構成される不
織シートが提供される。天然セルロース繊維素100%
から構成されるために、廃棄時に環境を汚染するおそれ
がなく、また再生利用する場合にも添加剤を分別する必
要がないので、再生を低コストで行うことができる。
【0020】本発明の不織シートは、高吸水性を有して
いるので、各種の芯材、吸水布、衛生紙、含浸加工用シ
ート、トイレタリー製品として広く利用が期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される、フィブリル化ラミー麻セ
ルロースの製造装置の全体構成を概略的に示す正面図で
ある。
【図2】本発明に使用される、フィブリル化ラミー麻セ
ルロースの製造装置の全体構成を概略的に示す平面図で
ある。
【図3】図1及び図2に示す解砕機の概略断面図であ
る。
【図4】図3のA−A線における断面図である。
【図5】図3に示すハンマの外端部分を概略的に示す拡
大断面図である。
【図6】図3に示す内側被膜部材を構成する被膜ブロッ
クを示す拡大斜視図である。
【図7】図3に示す内側被膜部材を構成する被膜ブロッ
クを示す拡大断面図である。
【図8】図3に示すスクリーンに形成される孔部の形状
を示す説明図である。
【図9】フィブリルの走査型電子顕微鏡写真(500
倍)である。
【図10】ミクロフィブリルの走査型電子顕微鏡写真
(500倍)である。
【図11】本発明の不織シートの走査型電子顕微鏡写真
(80倍)である。
【図12】本発明の不織シートの走査型電子顕微鏡写真
(80倍)である。
【図13】本発明の不織シートの走査型電子顕微鏡写真
(80倍)である。
【図14】本発明の不織シートの走査型電子顕微鏡写真
(80倍)である。
【図15】本発明の不織シートの走査型電子顕微鏡写真
(80倍)である。
【図16】図13に示された不織シートの走査型電子顕
微鏡写真(5000倍)である。
【符号の説明】
1 フィブリル化ラミー麻セルロースの製造装置 10 原料供給装置 20 解砕機 21 原料受け口 22 消音器 23 ハウジング 23b 冷却水室 24 ロータ 24a 回転軸 24b ハンマ支持部材 25 ハンマ 25a アーム部 25b 解砕部 26 内側被覆部材 26a、26b 被覆ブロック 27 スクリーン 28 シュート 29 原動機 30 輸送管 40 フィルターユニット 50 ホッパ 60 ブロワーユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される、フィブリル化ラミー麻セ
ルロースの製造装置の全体構成を概略的に示す正面図で
ある。
【図2】本発明に使用される、フィブリル化ラミー麻セ
ルロースの製造装置の全体構成を概略的に示す平面図で
ある。
【図3】図1及び図2に示す解砕機の概略断面図であ
る。
【図4】図3のA−A線における断面図である。
【図5】図3に示すハンマの外端部分を概略的に示す拡
大断面図である。
【図6】図3に示す内側被膜部材を構成する被膜ブロッ
クを示す拡大斜視図である。
【図7】図3に示す内側被膜部材を構成する被膜ブロッ
クを示す拡大断面図である。
【図8】図3に示すスクリーンに形成される孔部の形状
を示す説明図である。
【図9】フィブリルの繊維の形状を示す走査型電子顕微
鏡写真(500倍)である。
【図10】ミクロフィブリルの繊維の形状を示す走査型
電子顕微鏡写真(500倍)である。
【図11】本発明の不織シートの繊維の形状を示す走査
型電子顕微鏡写真(80倍)である。
【図12】本発明の不織シートの繊維の形状を示す走査
型電子顕微鏡写真(80倍)である。
【図13】本発明の不織シートの繊維の形状を示す走査
型電子顕微鏡写真(80倍)である。
【図14】本発明の不織シートの繊維の形状を示す走査
型電子顕微鏡写真(80倍)である。
【図15】本発明の不織シートの繊維の形状を示す走査
型電子顕微鏡写真(80倍)である。
【図16】図13に示された不織シートの繊維の形状を
示す走査型電子顕微鏡写真(5000倍)である。
【符号の説明】 1 フィブリル化ラミー麻セルロースの製造装置 10 原料供給装置 20 解砕機 21 原料受け口 22 消音器 23 ハウジング 23b 冷却水室 24 ロータ 24a 回転軸 24b ハンマ支持部材 25 ハンマ 25a アーム部 25b 解砕部 26 内側被覆部材 26a、26b 被覆ブロック 27 スクリーン 28 シュート 29 原動機 30 輸送管 40 フィルターユニット 50 ホッパ 60 ブロワーユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラミー麻セルロース繊維素のみから構成
    されていることを特徴とする不織シート。
  2. 【請求項2】 前記ラミー麻セルロース繊維素がフィブ
    リルとミクロフィブリルから構成されている請求項1記
    載の不織シート。
  3. 【請求項3】 前記フィブリルが、ラミー麻セルロース
    繊維を乾式でフィブリル化したものであり、前記ミクロ
    フィブリルが、ラミー麻セルロース繊維を乾式でフィブ
    リル化した後に湿式で叩解ミクロフィブリル化したもの
    である請求項2に記載の不織布。
  4. 【請求項4】 ラミー麻セルロース繊維を乾式でフィブ
    リル化したフィブリルと、ラミー麻セルロース繊維を乾
    式でフィブリル化した後に湿式で叩解ミクロフィブリル
    化したミクロフィブリルとを水中に分散させて得られる
    分散液から湿式成形することを特徴とする請求項1に記
    載の不織シートの製造方法。
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