JPH0527819Y2 - - Google Patents

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JPH0527819Y2
JPH0527819Y2 JP3035489U JP3035489U JPH0527819Y2 JP H0527819 Y2 JPH0527819 Y2 JP H0527819Y2 JP 3035489 U JP3035489 U JP 3035489U JP 3035489 U JP3035489 U JP 3035489U JP H0527819 Y2 JPH0527819 Y2 JP H0527819Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電気機器のプリント基板や筐体に取
付けられ、コンタクトの接続端子の取り出し方向
や取り出し方を自由に組合せることのできるAC
アウトレツトに関するものである。
[従来の技術] 従来、ACアウトレツトは第8図a,b,cに
示すように、コンタクトの接続端子20が側面、
上面、底面、平面など、種々の方向から取り出さ
れているものがあるが、いずれの場合も、接続端
子20の取り出し方向が予め個々の製品毎に固定
的に決定されているものであつた。また、3Pや
4Pなどの多連のコンタクトをもつACアウトレツ
トはその多連のコンタクト4が第9図aのように
並列に連結されているか、第9図bのように全く
独立しているかのどちらかで、これも予め一義的
に決められていて自由度がなかつた。
[考案が解決しようとする課題] 以上のようなACアウトレツトのコンタクトの
接続端子20の取り出し方向は、個々の製品毎に
固定的に決定されているものであるので、この接
続端子20のレイアウトを利用者が自由に設定で
きずに、そのときどきの必要に応じたレイアウト
の製品を用意しなければならず、多種多様な製品
を揃えておかなければならなかつた。また、3P
や4P以上の多連のACアウトレツトでは、個々の
ACアウトレツト間のコンタクト4の接続や接続
端子20のレイアウトの種類が非常に少なく、場
合によつては特注や改造が必要になる、などの問
題点があつた。
本考案は、用意する部品の数を少なくして、多
種多様なレイアウトに対応できるACアウトレツ
トを得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は以上のような課題を解決するためにな
されたもので、ハウジング1の背面部にホルダ3
を一体に設け、前記ハウジング1の正面部2のプ
ラグ孔15から、ACプラグを挿脱すると、前記
プラグ孔15と連通した前記ホルダ3の貫通孔7
に背面からそれぞれ嵌入されたコンタクト4と接
離するようにしたACアウトレツトにおいて、前
記ホルダ3の貫通孔7の両側に、前記コンタクト
4と一体の接続端子20の基部を保持する保持溝
8を背面から切り込んで設け、前記ハウジング1
の側面外壁に、前記接続端子20について、その
端部の取り出し方向を選択的に保持導出させるた
めの複数の導出溝10,11を異なる向きに背面
から切り込んで設けてなることを特徴とするAC
アウトレツトである。
[作用] 接続端子20を一体に形成した種々の形状のコ
ンタクト4を用意し、この種々のコンタクト4の
うち2個以上のコンタクト4を選択して組合せ、
前記ハウジング1のホルダ3にコンタクト4を嵌
入し、保持溝8に接続端子20の基部を嵌め込
み、導出溝10,11に接続端子20の端部を嵌
めこむ。すると、前記異なる形状のコンタクト4
の組合せに応じたレイアウトをもつACアウトレ
ツトが形成される。
[実施例] 本考案の一実施例を第1図ないし第7図に基づ
いて説明する。
1は、電気機器などに取付けられる3PのACア
ウトレツトの合成樹脂からなるハウジングを示
し、このハウジング1の正面部2には、ACプラ
グが差し込まれるプラグ孔15を穿設し、前記ハ
ウジング1の背面にコンタクト4が嵌入されるホ
ルダ3を一体に形成するとともに、背面の2つの
側面に電気機器などの基板に固着するための外壁
5を形成し、かつこの外壁5に電気機器の筐体に
取付けるためのねじ止用ボス6を形成する。
前記ホルダ3には、前記正面部2のプラグ孔1
5から背面にまで貫通した前記コンタクト4の嵌
入される貫通孔7が形成され、この貫通孔7の長
手方向にコンタクト4と一体の接続端子20を取
り出し保持する保持溝8が形成されており、ま
た、左右一対のホルダ3間はリブ9で相互に支持
しあつている。
前記外壁5はハウジング1の一方の側面と上面
に設けられており、側面の外壁5には1組の貫通
孔7,7に対しての深い導出溝10と浅い導出溝
11をそれぞれ1対として、計6個設けられ、上
面外壁5には浅い導出溝11が2個または必要に
応じて3個設けられている。上面外壁5に3個の
浅い導出溝11を設けた場合、そのうち2個の浅
い導出溝11は、前記ホルダ3の保持溝8と一直
線上になるように設けられている。また、右側面
および上面の外壁5には基板に固着するための突
起12がそれぞれ3個ずつ設けられ、この突起1
2には電気機器などの基板に係止するための膨出
した頭部13と基板の孔に嵌入するときのための
摺り割14が形成されている。
中央のACアウトレツトの左右には電気機器の
筐体に取付けるためのねじ止用ボス6が設けら
れ、このねじ止用ボス6にはタツピングねじをね
じ込むためのねじ孔17が設けられている。ま
た、上下のACアウトレツトの左右には位置決め
突起18が形成されている。
第4図a,b,cは、前記ホルダ3の貫通孔
7、保持溝8、導出溝10,11に嵌入されるコ
ンタクト4を示すもので、このうち、第4図aの
コンタクト4は1個の接触部19と接続端子20
を一体に形成したもので、接触部19は圧接部2
2と係止部21が切り起し形成されている。ま
た、b,cはそれぞれ接触部19が2連と3連の
場合を示している。
これらのコンタクト4において、接続端子20
は実線方向に延びたもの、鎖線方向に延びたも
の、さらに、90度折曲したもの、浅い導出溝11
に嵌入するもの(第3図の右側のコンタクト)、
深い導出溝10に嵌入するもの(第3図の左側の
コンタクト)などが用意される。また、4連以上
のハウジングを用意した場合には、それに応じた
連数のコンタクト4を用意すればよい。
以上の3連のハウジング1とコンタクト4を用
いたACアウトレツトの具体的な使用例を、第5
図、第6図、第7図に示す。
第5図a,bは、3連のハウジング1に直線的
な3連のコンタクト4を嵌入した例で、3個の
ACアウトレツトが並列に接続されて、接続端子
20が上面の外壁5の浅い導出溝11から導出さ
れ、その結果、第5図bに示すような等価回路と
なる。
第6図a,bは3連のハウジング1に3連の直
線コンタクト41個と1連のL型コンタクト43
個を嵌入した例で、その等価回路が第6図bに示
される。
第7図a,bは3連のハウジング1にL型コン
タクト46個を嵌入した例で、その等価回路が第
7図bに示される。
以上、3連のハウジング1にコンタクト4を組
合せた3種類のACアウトレツトについて説明し
たが、本考案はこれらの例だけに限られるもので
はなく、そのときどきの必要性に応じて多種多様
な組合せに対応できる。
以上、3連のACアウトレツトのハウジング1
について説明したが、2連のACアウトレツトの
場合、4連以上のACアウトレツトの場合の各ハ
ウジングについても略同様に形成できる。
また、単一のACアウトレツトの場合において
も、コンタクト4の接続端子20の先端部を、側
面、上面、下面などの外壁5の導出溝10,11
を使用してから取り出したり、導出溝10,11
を使用しないで背面方向から取り出したりするこ
とができる。
[考案の効果] (1) コンタクト4の接続端子20の先端部を、上
面外壁5の導出溝10,11のみを使用して導
出すれば、多連の場合は、並列接続のACアウ
トレツトが得られる。
(2) コンタクト4の接続端子20の先端部を、上
面と側面の外壁5の導出溝10,11を使用す
れば、多連の場合は、一方が共通端子で、他方
が独立端子としたACアウトレツトが得られる。
(3) コンタクト4の接続端子20の先端部を、側
面の外壁5の導出溝10,11のみを使用すれ
ば、多連の場合は、それぞれ独立端子のACア
ウトレツトが得られる。
(4) 外壁5の導出溝10,11を使用しなけれ
ば、コンタクト4の接続端子20の先端部を、
背面から導出したACアウトレツトが得られる。
(5) 多連の場合、前記(1)(2)(3)(4)のいずれか2以上
の組み合わせもできる。
(6) 単一のACアウトレツトの場合において、コ
ンタクト4の接続端子20の先端部を、側面、
上面、下面の外壁5の導出溝10,11を使用
して取り出したり、導出溝10,11を使用し
ないで背面方向から取り出したりすることがで
きる。
(7) このように、数種類のハウジング1と数種類
のコンタクト4を組合せることによつて、非常
に多種多様なACアウトレツトを構成すること
ができ、用途にあわせた最適なACアウトレツ
トを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案によるACアウト
レツトの一実施例を示すもので、第1図は3連の
ハウジングの背面斜視図、第2図は3連のハウジ
ングの正面図、第3図は第2図のA−A線断面図
とコンタクトの側面図、第4図a,b,cはコン
タクトの斜視図または正面図、第5図a,bは3
連のハウジングにコンタクトを嵌入した一例を示
す略図および等価回路図、第6図a,bは3連の
ハウジングにコンタクトを嵌入した他の例を示す
略図および等価回路図、第7図a,bは3連のハ
ウジングにコンタクトを嵌入したさらに他の例を
示す略図および等価回路図、第8図a,b,cは
従来のACアウトレツトの接続端子の取り出し方
を示す正面図または平面図、第9図a,bは従来
のACアウトレツトの断面図である。 1……ハウジング、2……正面部、3……ホル
ダ、4……コンタクト、5……外壁、6……ねじ
止用ボス、7……貫通孔、8……溝、9……リ
ブ、10……深い導出溝、11……浅い導出溝、
12……突起、13……頭部、14……摺り割、
15……プラグ孔、16……タツピングねじ、1
7……ねじ孔、18……ダミー突起、19……接
触部、20……接続端子、21……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング1の背面部にホルダ3を一体に設
    け、前記ハウジング1の正面部2のプラグ孔15
    から、ACプラグを挿脱すると、前記プラグ孔1
    5と連通した前記ホルダ3の貫通孔7に背面から
    それぞれ嵌入されたコンタクト4と接離するよう
    にしたACアウトレツトにおいて、前記ホルダ3
    の貫通孔7の両側に、前記コンタクト4と一体の
    接続端子20の基部を保持する保持溝8を背面か
    ら切り込んで設け、前記ハウジング1の側面外壁
    に、前記接続端子20について、その端部の取り
    出し方向を選択的に保持導出させるための複数の
    導出溝10,11を異なる向きに背面から切り込
    んで設けてなることを特徴とするACアウトレツ
    ト。
JP3035489U 1989-03-18 1989-03-18 Expired - Lifetime JPH0527819Y2 (ja)

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JPH02123082U JPH02123082U (ja) 1990-10-09
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