JPH05277400A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH05277400A
JPH05277400A JP7473892A JP7473892A JPH05277400A JP H05277400 A JPH05277400 A JP H05277400A JP 7473892 A JP7473892 A JP 7473892A JP 7473892 A JP7473892 A JP 7473892A JP H05277400 A JPH05277400 A JP H05277400A
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JP
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axial fan
dust collecting
air
fan
control circuit
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JP7473892A
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Sotsuo Miyoshi
帥男 三好
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化し、さらにコストを低下させるととも
に組立作業時間をも短縮させた空気清浄器を得る。 【構成】 上面に吸気口2、側面に排気口3を備えた本
体ケース1の内部に、ファン6bの外周に渦室を設ける
必要のない軸流ファン6と、上部から空気を流入させる
集塵部4、および高圧電源8と制御回路9とを一列に並
べて配置する。これにより、本体ケース1の高さ,奥行
両方向の寸法に対して空気流路が占める割合を非常に大
きく設定することが可能となる。その結果、充分な空気
の流量を確保した状態で本体ケース1の高さ,奥行両方
向の寸法を縮小して、空気清浄器を小型化することがで
きる。さらに導電塗装の代わりにパンチングメタル(電
磁シールド部材)13を用い、それを弾性板材14で制
御回路9のアース部9bに接続することにより、コスト
を低下させ、組立作業時間を短縮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車内等に設置
される、コロナ放電を利用した空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種の空気清浄器の構
成を示す正面断面図である(特開平3−266716号
参照)。
【0003】図のように、本体ケース51の左側面に吸
気口52、右側面に排気口53が設けられており、この
本体ケース51の内部には、吸気口52側から、集塵部
54、制御回路55、送風機56が配置されている。ま
た図示はしないが、本体ケース51内の余裕スペース
に、高圧電源が配置されている。
【0004】上記本体ケース51の上部内面には、導電
塗装が施されており、その導電塗装部分は、図示せぬリ
ード線で制御回路55のアース部に接続されている。
【0005】上記集塵部54は、複数の放電極板57と
複数のアース極板58とを上下に交互に並べるととも
に、その各極板57,58の吸気口52側にプレフィル
タ59、反対側にV字型の集塵脱臭フィルタ60を取り
付けて構成されている。その集塵脱臭フィルタ60は、
アース極板58に電気的に接続された集塵用静電帯電フ
ィルタと活性炭を組み込んだ脱臭用活性炭フィルタとを
貼り合わせることにより形成されたものである。そして
上記放電極板57とアース極板58とは、図示せぬリー
ド線で高圧電源に接続されている。
【0006】上記制御回路55は、基板61上に形成さ
れており、その基板61は、上記集塵脱臭フィルタ59
の下の本体ケース51の底面上に取り付けられている。
またこの制御回路55の上部はシールド板62でシール
ドされ、そのシールド板62は、制御回路55のアース
部に接続されるとともに、上記集塵部54の集塵脱臭フ
ィルタ60に接触してアース極板58に電気的に接続さ
れている。
【0007】上記送風機56は、駆動モータ63の軸に
ファン64を直結し、そのファン64の外周に渦室65
を設けて成るもので、そのファン64を水平にした状態
で、本体ケース51の底面にネジ66で固定されてい
る。そしてこの送風機56の渦室65は、上記排気口5
3に連結されている。このようにファン64を水平にし
た状態で送風機56を配置することにより、空気清浄器
の高さを低く抑えている。
【0008】上記構成において、送風機56を制御回路
55で制御して作動させ、吸気口52から排気口53へ
流れる空気流を発生させるとともに、集塵部54の各放
電極板57とアース極板58との間に高圧電源から高電
圧を印加してコロナ放電を発生させる。すると、吸気口
52から集塵部54に流入する空気中の比較的大きな塵
や埃は、プレフィルタ59で取り除かれ、さらにプレフ
ィルタ59を通り抜けた小さな塵や埃は、各極板57,
58間で発生しているコロナ放電により陽極化されて、
集塵脱臭フィルタ60に吸着される。
【0009】こうして、集塵部54で塵や埃が取り除か
れて清浄化された空気は、集塵脱臭フィルタ60を通り
抜ける際に脱臭され、送風機56の渦室65へ、その上
部と下部とから吸い込まれて排気口53から外部へ送り
出される。
【0010】また、上記動作中に集塵部54の放電部分
や送風機56の駆動モータ63で発生する電磁ノイズ
は、本体ケース51に施された導電塗装によってシール
ドされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
空気清浄器の構成では、空気清浄器の高さを低く抑える
ことができるが、送風機56のファン64の外周に設け
る渦室65のスペースを確保するとともに、充分な空気
の流量を確保するために、奥行方向の長さを長くしなけ
ればならない。その結果、自動車の室内等の狭い場所に
空気清浄器を設置する場合、設置し得る位置が非常に少
なくなるという問題があった。
【0012】また、電磁シールドの手段として高価な導
電塗装を施すため、コスト高になるとともに、その導電
塗装部分をリード線で制御回路55のアース部分に接続
するため、空気清浄器の組立作業時間が長くなるという
問題もあった。
【0013】さらに、送風機56の固定にネジ66を用
いているということも、コストと組立作業時間との増加
を招いていた。
【0014】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、高さ,奥行両方向の寸法の増加を抑え
て小型化した空気清浄器、およびコストを低下させると
ともに組立作業時間をも短縮させた空気清浄器を得るこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る空気清浄器では、上面に吸気口、側面
に排気口を備えた本体ケースの内部に、上記吸気口と排
気口とに向いて開口し、吸気口から流入する空気に対し
てコロナ放電による集塵を行う集塵部を配置するととも
に、その集塵部と排気口との間には、駆動モータの軸に
ファンを直結して成り、その駆動モータの軸と平行に上
記排気口へ向けて空気流を発生させる軸流ファンを配置
し、かつ上記集塵部の、軸流ファンの反対側には、集塵
部に高電圧を供給する高圧電源と、軸流ファンを制御す
る制御回路とを配置した。
【0016】また、上記本体ケースを、下ケースに上ケ
ースを組み付けて構成するとともに、その上ケースの全
体もしくは上部を電磁シールド部材で構成する。そして
上ケースを下ケースに組み付けた際に、上記電磁シール
ド部材と上記制御回路のアース部とを電気的に接続する
手段を設けた。
【0017】さらに、上記下ケースの底面上に立設した
一対の保持板と、その各保持板の外面上部に両端部が係
合するコ字状の弾性固定部材とにより、上記軸流ファン
の保護枠の外周を包囲した状態にその軸流ファンを下ケ
ースの底面上に固定する。そして上記弾性固定部材の上
部には、上記軸流ファンを固定した際に、その軸流ファ
ンの保護枠の上面に圧接し、かつその保護枠に圧接する
ことによって上記弾性固定部材の両端部を上記各保持板
の外面に押し付けるように付勢する一対の圧接突片を、
それぞれの先端を対向させた状態に形成した。
【0018】
【作用】上記空気清浄器では、上面に吸気口、側面に排
気口を備えた本体ケースの内部に、ファンの外周に渦室
を設ける必要のない軸流ファンと、上部から空気を流入
させる集塵部、および高圧電源と制御回路とを一列に並
べて配置したことにより、本体ケースの高さ,奥行両方
向の寸法に対して空気流路が占める割合を非常に大きく
設定することが可能となる。その結果、充分な空気の流
量を確保した状態で本体ケースの高さ,奥行両方向の寸
法を縮小して、空気清浄器を小型化することが可能とな
る。
【0019】また、上ケースの全体もしくは上部を電磁
シールド部材で構成したことにより、高価な導電塗装を
施す必要がなくなってコストが下がる。それとともに、
上ケースを下ケースに組み付けた際に、その電磁シール
ド部材を制御回路のアース部に電気的に接続するように
したことにより、配線が省略されて、空気清浄器の組立
作業時間が短縮される。
【0020】さらに、一対の保持板に弾性固定部材を係
合させて軸流ファンを固定するようにしたことにより、
固定用のネジが省略されて、コストが下がるとともに組
立作業時間が短縮される。しかも一対の保持板と弾性固
定部材とで軸流ファンを固定した際には、弾性固定部材
の一対の圧接突片が、弾性固定部材の両端部を保持板の
外面に押し付けるように付勢するため、一対の保持板と
弾性固定部材との係合が不用意に外れることが防止され
る。これにより、軸流ファンの固定がより確実なものと
なる。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0022】図1は本発明に係る空気清浄器の正面断面
図、図2はその空気清浄器の上ケースを取り外した状態
を示す上面図である。
【0023】図のように、この空気清浄器では、本体ケ
ース1の上面に吸気口2、左側面に排気口3が設けられ
ており、その本体ケース1の内部には、ほぼ中央に集塵
部4が配置されている。またその集塵部4と排気口3と
の間には、ハニカム活性炭5aを用いた脱臭フィルタ5
と、送風機としての軸流ファン6と、芳香剤7aを収納
したハウジング7bに芳香制御用電磁弁7cを設けて成
る芳香部7とが、一列に並べられた状態で配置されてい
る。さらに上記集塵部4の、上記軸流ファン6の反対側
には、集塵部4への高電圧供給用の高圧電源8と、基板
9a上に形成された軸流ファン制御用の制御回路9と、
電源供給用コネクタ10とが配置されている。そしてこ
の空気清浄器は、本体ケース1の下面に取り付けられた
蝶ネジ11を用いて、自動車の車内等に設けられた取付
板12に固定されている。
【0024】上記本体ケース1は、合成樹脂等の絶縁材
から成る下ケース1aに上ケース1bを組み付けて成る
もので、その上ケース1bの下部は下ケース1aと同様
に合成樹脂等の絶縁材から成り、上ケース1bの上部は
導電体であるパンチングメタル13で構成されている。
このパンチングメタル13は、電磁シールド部材として
設けられたもので、上ケース1bを下ケース1aに組み
付けた際には、後述のように、導電性を有する弾性板材
14を介して上記制御回路9のジャンパー線から成るア
ース部9bに電気的に接続される。またこのパンチング
メタル13に形成されている多数の小孔が、吸気口2と
して利用されている。そしてこの上ケース1bの上部の
パンチングメタル13と下部の絶縁材部分とは、パンチ
ングメタル13の下端を、絶縁材部分の上端に設けられ
た取付孔15に挿着することによって結合されている。
一方の上ケース1bの絶縁材部分には、左端に上記排気
口3が設けられるとともに、右端の内面に、下ケース1
aに設けられた係止孔16に係合して下ケース1aと上
ケース1bとを組付状態にロックする着脱レバー17が
ネジ18で固定されている。尚、上ケース1bの全体を
パンチングメタル13で構成してもよい。
【0025】上記集塵部4は、上部に放電線19aが張
設された複数の放電極板19と複数のアース極板20と
を、前後に交互に並べた状態で極板保持ケース21内に
保持して成るもので、その極板保持ケース21の、上記
吸気口2に向いた上面と、上記排気口3に向いた側面と
が開口している。各極板19,20は、下端に嵌着され
た、導電性を有する二本の弾性固定部材22によって、
放電極板19どうしとアース極板20どうしとが別々に
電気的に接続された状態で、極板保持ケース21に固定
されている。
【0026】またこの集塵部4の、排気口3の反対側、
つまり上記制御回路9側の下部には、集塵部4を切り欠
いた状態に電源収納スペース23が形成されており、そ
の電源収納スペース23に、上記高圧電源8が配置され
ている。そしてこの電源収納スペース23に露出させた
一枚の放電極板19と一枚のアース極板20とに、高圧
電源8の陽極8aと陰極8bとをそれぞれ接触させ、つ
まりリード線を用いずに接続することにより、各放電極
板19とアース極板20との間に高電圧が印加される。
このように集塵部4の下部に電源収納スペース23を形
成しても、集塵部4の上部から流入した空気は、電源収
納スペース23を避けるように側方へ流れるため、集塵
部4の集塵性能にはほとんど影響しない。
【0027】上記集塵部4と排気口3との間に配置され
た軸流ファン6は、駆動モータ6aの軸にファン6bを
直結するとともにそのファン6bの外周に矩形状の保護
枠6cを設けて成り、その駆動モータ6aの軸と平行に
排気口3へ向けて空気流を発生させるものである。即
ち、ファン6bの外周に渦室を設ける必要はない。
【0028】そしてこの軸流ファン6は、図3の側断面
図と図4の図3における部分拡大図に示すように、下ケ
ース1aの底面上に立設した一対の保持板24と、その
各保持板24の外面上部に形成された係合凹部24aに
両端部の係合爪25aが係合するコ字状の弾性固定部材
25とにより、保護枠6cの外周が包囲された状態で下
ケース1a上に垂直に固定されている。
【0029】また、上記弾性固定部材25の上部には、
軸流ファン6を固定した際に、その軸流ファン6の保護
枠6cの上面に圧接する一対の圧接突片25bが、それ
ぞれの先端を対向させた状態に形成されている。本実施
例では、この一対の圧接突片25bは、図2のように二
組形成される。そしてこれらの圧接突片25bが、保護
枠6cに圧接して上方(図4中の矢印A方向)に変位す
ると、弾性固定部材25の両端部は、圧接突片25bの
基部を中心として内方(図4中の矢印B方向)へ回動す
るモーメントを受ける。即ち、上記圧接突片25bは、
保護枠6cに圧接することによって、弾性固定部材25
の両端部を、上記保持板24の外面に押し付けるように
付勢する。これにより、各保持板24の係合凹部24a
と弾性固定部材25の係合爪25aとの係合が不用意に
外れることが防止されて、この軸流ファン6の固定がよ
り確実なものとなる。
【0030】一方、上記集塵部4の、上記軸流ファン6
の反対側に配置された制御回路9の基板9aは、下ケー
ス1a上に形成された保護カバー26の内部の所定位置
に、立てた状態で組み付けられている。この制御回路9
の保護カバー26の、一段低くなった上面に、上記導電
性を有する弾性板材14が固定ネジ27で固定されてい
る。
【0031】上記弾性板材14は、図1,図2および図
5の図1における部分拡大図に示すように、長方形を成
し、その中間部を上述のごとく制御回路9の保護カバー
26に固定ネジ27で固定することにより下ケース1a
上に水平に支持されたものである。この弾性板材14の
一端14aは、保護カバー26に開けられた孔26aを
通してそのカバー26内に挿入され、上記立てた状態の
基板9aの上部に位置する制御回路9のアース部9bに
接触している。また弾性板材14の他端14bは、上記
上ケース1bの取付孔15から下方へ突出したパンチン
グメタル13の下端に接触している。即ち、上記弾性板
材14は、制御回路9の基板9aを保護カバー26内に
組み付けた際に、その制御回路9のアース部9bがこの
弾性板材14の一端14aに圧接し、また上ケース1b
を下ケース1aに組み付けた際に、その上ケース1bの
パンチングメタル13の下端がこの弾性板材14の他端
14bに圧接するように構成され配置されている。そし
てこの弾性板材14を介して、電磁シールド部材として
のパンチングメタル13はアースされることになる。
【0032】上記構成の空気清浄器において、電源供給
用コネクタ10を介し外部から高圧電源8に電力を供給
して高電圧(約6kV)を発生させ、その高電圧を集塵
部4の各放電極板19とアース極板20との間に印加す
る。すると各放電極板19の放電線19aとアース極板
20との間でコロナ放電が発生する。これと同時に、軸
流ファン6を制御回路9で制御して作動させると、空気
が吸気口2から本体ケース1内に吸い込まれる。その
際、外部の空気は、パンチングメタル13を通り抜ける
ことによって、その空気中に含まれる比較的大きな塵や
埃が取り除かれる。
【0033】本体ケース1内に吸い込まれた空気は、続
いて集塵部4へ、その上部から流入する。するとその流
入した空気中に含まれる、パンチングメタル13を通り
抜けてきた小さな塵や埃は、集塵部4内で発生している
コロナ放電により陽極化されて、アース極板20に吸着
される。こうして集塵部4で塵や埃が取り除かれて清浄
化された空気は、集塵部4の左側部から流出して、軸流
ファン6の方へ導かれ、その軸流ファン6の手前に位置
する脱臭フィルタ5を通り抜ける際にハニカム活性炭5
aで脱臭される。さらに、その清浄化され脱臭された空
気は、芳香部7で所望に応じて芳香が付けられた後、排
気口3およびパンチングメタル13の一部分から本体ケ
ース1の外へ送り出される。
【0034】また、上記動作中に集塵部4の放電部分や
軸流ファン6の駆動モータ6aで発生する電磁ノイズ
は、パンチングメタル13によってシールドされる。
【0035】本発明に係る空気清浄器では、ファン6b
の外周に渦室を設ける必要のない軸流ファン6と、上部
から空気を流入させる集塵部4、および高圧電源8と制
御回路9とを上述のように一列に並べて配置したため、
本体ケース1の高さ,奥行両方向の寸法に対して空気流
路が占める割合を非常に大きく、例えば断面積で70〜
90%に設定することが可能となる。その結果、充分な
空気の流量を確保した状態で本体ケース1の高さ,奥行
両方向の寸法を縮小して、空気清浄器を小型化すること
が可能となる。しかも集塵部4の下部に電源収納スペー
ス23を形成してそこに高圧電源8を配置したため、本
体ケース1内のスペースが有効に利用されて、より一層
小型化されることになる。
【0036】また、集塵部4の、軸流ファン6の反対側
に制御回路9を配置したため、制御回路9を空気流から
離して塵や埃から守ることができ、従って信頼性が向上
する。
【0037】さらに、上ケース1bを電磁シールド部材
であるパンチングメタル13で構成したため、高価な導
電塗装を施す必要がなくなってコストが下がる。それと
ともに、上ケース1bを下ケース1aに組み付けた際
に、そのパンチングメタル13を、弾性板材14を介し
て制御回路9のアース部9bに電気的に接続するように
したため、配線が省略されて、空気清浄器の組立作業時
間が短縮される。
【0038】その上、送風機としての軸流ファン6を、
一対の保持板24と、上部に圧接突片25bを形成した
弾性固定部材25とを係合させることで、ネジを用いず
に固定するようにしたため、このことによってもコスト
が下がるとともに組立作業時間が短縮される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る空気
清浄器では、高さ,奥行両方向の寸法の増加を抑えて小
型化することができ、それにより、自動車の室内等の狭
い場所に設置する場合にも、その設置位置をより自由に
選択することが可能となる。
【0040】また、本発明に係る空気清浄器では、高価
な導電塗装を不要とし、しかも固定ネジや配線を減らし
たことにより、コストを下げるとともに組立作業時間を
短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気清浄器の正面断面図である。
【図2】本発明に係る空気清浄器の上ケースを取り外し
た状態を示す上面図である。
【図3】本発明に係る空気清浄器の軸流ファンの固定状
態を示す側断面図である。
【図4】図3における部分拡大図である。
【図5】図1における部分拡大図である。
【図6】従来の空気清浄器の正面断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 下ケース 1b 上ケース 2 吸気口 3 排気口 4 集塵部 6 軸流ファン 6a 駆動モータ 6b ファン 6c 保護枠 8 高圧電源 9 制御回路 9b アース部 13 パンチングメタル(電磁シールド部材) 14 弾性板材 23 電源収納スペース 24 保持板 25 弾性固定部材 25b 圧接突片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に吸気口、側面に排気口を備えた本
    体ケースの内部に、 上記吸気口と排気口とに向いて開口し、上記吸気口から
    流入する空気に対してコロナ放電による集塵を行う集塵
    部を配置するとともに、 その集塵部と排気口との間には、駆動モータの軸にファ
    ンを直結して成り、その駆動モータの軸と平行に上記排
    気口へ向けて空気流を発生させる軸流ファンを配置し、 かつ上記集塵部の、上記軸流ファンの反対側には、上記
    集塵部に高電圧を供給する高圧電源と、上記軸流ファン
    を制御する制御回路とを配置して構成された空気清浄
    器。
  2. 【請求項2】 上面に吸気口、側面に排気口を備えた本
    体ケースの内部に、 上記吸気口と排気口とに向いて開口し、上記吸気口から
    流入する空気に対してコロナ放電による集塵を行う集塵
    部を配置するとともに、 その集塵部と排気口との間には、駆動モータの軸にファ
    ンを直結して成り、その駆動モータの軸と平行に上記排
    気口へ向かう空気流を発生させる軸流ファンを配置し、 かつ上記集塵部の、上記軸流ファンの反対側には、上記
    集塵部に高電圧を供給する高圧電源と、上記軸流ファン
    を制御する制御回路とを配置して構成された空気清浄器
    において、 上記集塵部の、上記制御装置側の下部に電源収納スペー
    スを形成し、その電源収納スペースに、上記高圧電源を
    配置したことを特徴とする空気清浄器。
  3. 【請求項3】 下ケースに上ケースを組み付けて成り、
    かつ吸気口と排気口とを備えた本体ケースの内部に、 コロナ放電による集塵を行う集塵部と、 その集塵部に高電圧を供給する高圧電源と、 上記集塵部を通る空気流を発生させる軸流ファンと、 その軸流ファンを制御する制御回路とを配置して構成さ
    れた空気清浄器において、 上記上ケースの全体もしくは上部を電磁シールド部材で
    構成するとともに、 上記上ケースを下ケースに組み付けた際に、上記電磁シ
    ールド部材と上記制御回路のアース部とを電気的に接続
    する手段を設けたことを特徴とする空気清浄器。
  4. 【請求項4】 上記電磁シールド部材と制御回路のアー
    ス部との電気的接続手段として、導電性を有する弾性板
    材をその中間部で上記下ケース上に支持し、上記制御回
    路の組付時にその制御回路のアース部を上記弾性板材の
    一端に圧接させるとともに、上記上ケースの組付時に上
    記電磁シールド部材を上記弾性板材の他端に圧接させる
    ことを特徴とする請求項第3項記載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 下ケースに上ケースを組み付けて成り、
    かつ吸気口と排気口とを備えた本体ケースの内部に、 コロナ放電による集塵を行う集塵部と、 駆動モータの軸にファンを直結するとともにそのファン
    の外周に矩形状の保護枠を設けて成り、上記集塵部を通
    る空気流を発生させる軸流ファンとを配置して構成され
    た空気清浄器において、 上記下ケースの底面上に立設した一対の保持板と、その
    各保持板の外面上部に両端部が係合するコ字状の弾性固
    定部材とにより、上記軸流ファンの保護枠の外周を包囲
    した状態にその軸流ファンを上記下ケースの底面上に固
    定するとともに、 上記弾性固定部材の上部には、上記軸流ファンを固定し
    た際に、その軸流ファンの保護枠の上面に圧接し、かつ
    その保護枠に圧接することによって上記弾性固定部材の
    両端部を上記各保持板の外面に押し付けるように付勢す
    る一対の圧接突片を、それぞれの先端を対向させた状態
    に形成したことを特徴とする空気清浄器。
JP7473892A 1992-03-30 1992-03-30 空気清浄器 Pending JPH05277400A (ja)

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