JP3293342B2 - イオン化線の取付構造及び電気集塵エレメント - Google Patents

イオン化線の取付構造及び電気集塵エレメント

Info

Publication number
JP3293342B2
JP3293342B2 JP17879194A JP17879194A JP3293342B2 JP 3293342 B2 JP3293342 B2 JP 3293342B2 JP 17879194 A JP17879194 A JP 17879194A JP 17879194 A JP17879194 A JP 17879194A JP 3293342 B2 JP3293342 B2 JP 3293342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
mounting structure
locking means
ionizing
ionizing wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17879194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0838938A (ja
Inventor
勝己 井口
完治 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP17879194A priority Critical patent/JP3293342B2/ja
Publication of JPH0838938A publication Critical patent/JPH0838938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3293342B2 publication Critical patent/JP3293342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン化線を支持体に
取り付けるイオン化線の取付構造、およびこれを含む電
気集塵エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気集塵機として、特開昭63−
51962号公報に示すものがあった。この電気集塵機
は、機器本体の吸気口と排気口とを結ぶ通気路と、
この通気路中に設けられたイオン化部と、このイオン
化部よりも排気口側に設けた荷電塵埃吸着用の集塵部と
を備えている。
【0003】上記のイオン化部は、放電線とこれに対向
する対向極板とにより構成されている。放電線の両端に
はリング状係止部が設けられている。このリング状係止
部は、一端が支持金具に固定されたバネ体の他端のフッ
ク状の爪に引っ掛けられている。これにより、放電線
は、バネ体により一定の張力を受けた状態で張設されて
いる。
【0004】バネ体は、イオン化線を張った状態で高電
圧印加部と当接するように変形されている。バネ体は導
電性を持ち、イオン化線にはバネ体を介して高電圧が印
加される。一方、張設状態のイオン化線が中間部で切断
されると、イオン化線の張力から開放されたバネ体が、
その復元力によって高電圧印加部から離反する結果、イ
オン化線に対する通電が解除され、露出したイオン化線
による感電等が防止される。
【0005】また、上記のフック状の爪の自由端先端は
外方へ反り加減に形成されており、バネ体の復元途中
で、バネ体の自由端が下方に向くようにされているの
で、上記自由端先端の反り返りに沿って、イオン化線の
係止部が容易に爪から外れるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、爪から外れ
たイオン化線のリング状係止部が、集塵部を構成する対
向電極板同士の間(この間隔は例えば1.5mm程度と
非常に狭い)に侵入し、これら対向極板間をショートさ
せる場合があった。また、対向極板間に侵入した係止部
を取り外して新たなイオン化線を設置するメンテナンス
作業が困難になっていた。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、上述の技
術的課題を解決し、イオン化線が断線してもイオン化線
が外れてしまうことがないイオン化線の取付構造を提供
することである。また、本発明の第2の目的はイオン化
線の交換作業の容易な電気集塵エレメントを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】(1) 上記第1
の目的を達成するため、請求項1に係るイオン化線の取
付構造は、張力が負荷されたイオン化線の端部を支持体
に取り付ける、イオン化線の取付構造において、上記イ
オン化線の端部に設けられ、且つ引っ掛け用の環状部を
有する端子と、上記支持体に固定され、その自由端から
上記端子の環状部が環入することでこれを引っ掛ける係
止手段と、この係止手段に環入した環状部を保持するた
めの空間であって、係止手段と区画手段とによって区画
される保持空間と、上記係止手段の自由端と上記区画手
段との間に形成され、自由端から環入する上記端子の環
状部が通る挿通路と、上記挿通路を閉じ方向に付勢する
ことで、イオン化線の断線時に保持空間からの端子の脱
落を防止する付勢手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0009】上記の構成によれば、付勢手段に抗して挿
通路を押し拡げることにより、挿通路を通して、端子の
環状部の一部を保持空間に、容易に出入りさせることが
できる。収容後は、付勢手段によって挿通路が閉じ方向
に戻されるので、環状部が保持空間から抜脱することが
防止される。 (2) 上記第1の目的を達成するため、請求項2に係る
イオン化線の取付構造は、請求項1記載のイオン化線の
取付構造において、上記区画手段は、支持体の一部によ
り構成されることを特徴とするものである。
【0010】上記の構成によれば、区画手段が支持体に
よって兼用されるので、部品点数を削減することができ
ると共に、構造を簡素化することができる。 (3) 上記第1の目的を達成するため、請求項3に係る
イオン化線の取付構造は、請求項1又は2記載のイオン
化線の取付構造において、上記付勢手段は、上記係止手
段であることを特徴とするものである。
【0011】上記の構成によれば、付勢手段が係止手段
によって兼用されるので、部品点数を削減することがで
きると共に、構造を簡素化することができる。 (4) 上記第1の目的を達成するため、請求項4に係る
イオン化線の取付構造は、請求項1記載のイオン化線の
取付構造において、上記係止手段の一部によって区画手
段が構成されており、係止手段は、ばね性を有する部材
からなっていて挿通路を閉じ方向に付勢する付勢手段を
兼用しており、係止手段に環状部を環入した後に、係止
手段により挿通路が閉じられるようにしてあることを特
徴とするものである。
【0012】上記の構成によれば、係止手段によって区
画手段および付勢手段が兼用されるので、部品点数を削
減することができると共に、構造を簡素化することがで
きる。 (5) 上記第2の目的を達成するため、請求項5に係る
電気集塵エレメントは、請求項1ないし4の何れかに記
載のイオン化線の取付構造を含む、電気集塵エレメント
において、電気集塵エレメントの外郭を構成する部材の
一の面に、イオン化線に風を流す通気口が設けられ、
記イオン化線および上記係止手段の自由端は、上記通気
口に臨まされていることを特徴とするものである。
【0013】上記の構成によれば、エレメントの外郭を
構成する部材の一の面に開口する通気口に、イオン化線
および係止手段の自由端を臨ませたので、エレメントの
外部から、通気口を通して、イオン化線の端子を、係止
手段の自由端に容易に着脱することができ、その結果、
イオン化線の交換等のメンテナンス作業を容易に行なう
ことができる。
【0014】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2は本発明の一実施例に係るイオン化線の取
付構造を含む、電気集塵エレメントの概略分解斜視図で
ある。図2を参照して、電気集塵エレメント1は、互い
に連設されて集塵部2を構成する一対の電極ユニット
3,4を、一対の樹脂製の側板5,6によって挟み込ん
でビス止めし、さらに、両側板5,6の上部に金属製の
カバー7を嵌め合わせて、ビス止めすることにより、一
体的なアセンブリとして構成されている。
【0015】また、樹脂製の側板5,6の上部同士の間
には、複数のイオン化線8が張設されている。一方、カ
バー7は、複数箇所において、矩形状の通気口Sを開口
させた状態に直角状に切り起こされ、これら切り起こさ
れた部分が、イオン化線8に対向する対向極板9を構成
している。そして、これらイオン化線8と対向極板9と
により、通気流中の塵埃を帯電させるイオン化部10が
構成されている。
【0016】イオン化線8をラジオペンチAによって取
り付けようとしている状態を示す、イオン化部の要部の
一部破断斜視図である図1を参照して、イオン化線8
は、タングステン等からなる小径の線材11と、この線
材11の両端部にそれぞれ固着された端子12とからな
る。端子12は、引っ掛け用の環状部13を有してい
る。
【0017】一対の電極ユニット3,4は、交互に積層
された多数の陽極板14および集塵極板15を、樹脂製
の枠体16によって支持してなる。カバー7は、長方形
形状の天板部17とその四辺を取り囲む周側壁18とか
らなり、天板部17には、上述した通気口Sが複数開口
されている。カバー7の略全面には、通気口Sからの異
物の侵入を防止するフェンス19がビス止めされてい
る。
【0018】上記側板5,6の上部の対向面には、それ
ぞれ支持体としての支持板部20、21が一体に形成さ
れている。一方の支持板部20には、ステンレス製の取
付板22がビス止めされ、イオン化線10の一方の端子
12は、引張コイルばね23を介して上記取付板22に
取り付けられている。この引張コイルばね23によっ
て、設置されたイオン化線に張力が負荷されている。
【0019】一方、図1を参照して、他方の支持板部2
1の上面21aには、所定間隔毎に直方体形状の突起部
21bが一体に形成されている。支持板部21には、断
面略コ字形形状の取付板24がビス25によって固定さ
れている。取付板24は、主体部26とその両側に連設
された一対の側板部27,28とを備えている。上側の
側板部27は斜め上方に傾斜している。この側板部27
には、係止手段および付勢手段を兼用する突片部29
が、複数連設されている。これら突片部29は、上記突
起部21bに対応する位置に配置されている。
【0020】イオン化部の要部断面図である図3を参照
して、突片部29は、支持板部21の上面21aおよび
突起部21bと協働して、端子12の環状部13を収容
するための保持空間Rを区画している。すなわち、支持
板部21が、突片部29との間に上記保持空間を区画す
るための区画手段を構成している。また、突片部29の
自由端29aは、支持板部21の突起部21bの上角部
21cに、突片部29の付勢力によって、押し付けられ
ている。この押し付けられた状態で、突片部29の自由
端29aは、上角部21cから1〜3mm程度上方へ突
出している。イオン化線8の端子12の環状部13を、
突片部29に引っ掛けようとする状態を示す図4を参照
して、突片部29が付勢力に抗して傾斜を起こされた状
態では、突片部29の自由端29aと、上記突起部21
bの上角部21cとの間に、端子12の環状部13を保
持空間Rに出入りさせるための挿通路Pが開放されるよ
うになっている。
【0021】次いで、イオン化線8を取り付ける作業に
ついて説明する。電気集塵エレメント1のカバー7に取
り付けられたフェンス15は、事前に取り外しておき、
カバー7は取り外さない状態で、作業を行なう。まず、
図1及び図4 に示すように、ラジオペンチAによっ
て、端子12を摘み、カバー7に開口された通気口Sを
通して、端子12の環状部13を突片部29に引っ掛け
る。このとき、突片部29の自由端29aが、突起部2
1bの上角部21cよりも1〜3mm程度突出している
ので、図4に示すように、突起部21bの上面21dを
ガイドにして、端子12を滑らせることにより、容易
に、突片部29に、端子12の環状部13を引っ掛ける
ことができる。
【0022】そして、突片部29の付勢力に抗して、突
片部29を起こすことにより、容易に、挿通路Pが開放
されるので、環状部13の一部を容易に保持空間Rに挿
入することができる。しかも、挿入後は、突片部29の
復元力により上記挿通路Pが閉じられる(図3参照)の
で、保持空間Rからの端子12の抜脱が、確実に防止さ
れる。上記はイオン化線8を取り付ける作業について示
したが、断線したイオン化線8を取り外す場合にも、突
片部29を起こして、挿通路Pを開放させることによ
り、容易に端子12を取り外すことができる。
【0023】本実施例によれば、突片部29の付勢力に
抗して突片部29を起こし、挿通路Pを開放させること
により、端子12の環状部13を容易に保持空間Rに出
入りさせることができるので、容易にイオン化線8を取
り付けることができる。しかも、取付け後は、上記突片
部29の復元によって上記挿通路Pが閉じられるので、
端子12の脱落を確実に防止できる。したがって、イオ
ン化線8が断線しても、端子12が集塵部2へ侵入する
ことがない結果、短絡の発生を防止することができ、且
つ断線後のイオン化線8の交換作業をより容易に行なえ
る。
【0024】しかも、電気集塵エレメント1の外郭を構
成する部材であるカバー7に形成された通気口Sに、イ
オン化線8を臨ませたので、カバー7を取り外すことな
く、電気集塵エレメント1の外部から通気口Sを通し
て、イオン化線8の交換等のメンテナンス作業を、一層
容易に行なうことができる。また、支持板部21によっ
て区画手段が兼用されるので、部品点数を削減すること
ができると共に、構造を簡素化することができる。
【0025】さらに、係止手段である突片部29によっ
て、付勢手段が兼用されるので、部品点数をより削減す
ることができると共に、構造を簡素化することができ
る。図5は、本発明の他の実施例を示している。同図を
参照して、本実施例が図1の実施例と異なるのは、図1
の実施例においては、支持板部21の上面21aに所定
間隔毎に複数の突起部21dを形成していたが、本実施
例では、上記複数の突起部21dに代えて、突条21e
を、支持板部21の上面21aに形成したこともでき
る。この場合、突片部29は、突条21eの上角部21
fを押圧することになる。本実施例においても、図1の
実施例と同様の作用効果を奏する。
【0026】図6は本発明のさらに他の実施例を示して
いる。同図を参照して、本実施例が図1の実施例と異な
るのは、取付板24の上側の側板27を廃止し、係止
手段としての突片部29を、主体部26に直接連設した
こと、突片部29を略S字状断面のフック形状とした
こと、支持板部21の突起部21bを廃止し、突片部
29と支持板部21の上面21aとの間に保持空間Rが
区画されるようにしたこと、および突片部29の自由
端29aと支持板部21の上面21aとの間に、挿通路
Pが形成されるようにしたことである。なお、突片部2
9の自由端29aでは、先端側が上向きに反らされてい
るので、端子12の環状部13を引っ掛けやすい。ま
た、イオン化線8の取付け時、端子12は支持板部21
の上面21aによって案内される。
【0027】本実施例によれば、図1の実施例と同様の
作用効果を奏することに加えて、支持板部21に突起部
等を形成する必要がないので、支持板部21の形状を簡
単にすることができ、ひいては樹脂成形される支持板部
21の製造コストを低減することができる。また、突片
部29をS字状のフックとしたので、当該突片部29が
撓むときには全体が撓み、したがって、応力集中を回避
でき耐久性に優れている。
【0028】図7および図8は本発明のさらに他の実施
例を示している。これらの図を参照して、本実施例が図
6の実施例と主に異なるのは、取付板24が、断面階
段状の部材からなり、係止手段兼付勢手段としての突
片部29が、支持板部21の上面部21aに沿わされる
部分29bと、図6の実施例と同様のS字状に屈曲され
た部分29cとを有し、両部分29b,29cの間に、
保持空間Rおよび挿通路Pを区画していることである。
すなわち、突片部29が区画手段をも構成している。本
実施例においても図6の実施例と同様の作用効果を奏す
る。
【0029】図9は本発明のさらに他の実施例を示して
いる。同図を参照して、本実施例では、階段状の取付
板24の上端から、係止手段を構成する突片部29を上
方へ延設し、下端部が取付板24にスポット溶接等に
より固着された板ばね片30の上端部を、突片部29の
自由端29aに当接させている。これにより、取付板2
4の鉤形部分24a、板ばね片30および突片部29と
で取り囲まれる三角形状の保持空間Rが構成されてい
る。すなわち、本実施例では、取付板24の鉤形部分2
4aおよび板ばね片30によって区画手段が構成されて
いる。また、板ばね片30は付勢手段をも構成してい
る。イオン化線8の端子12の環状部13を引っ掛ける
際には、板ばね片30を、図9に一点鎖線で示すように
回動させて、板ばね片30と突片部29の自由端29a
との間に、挿通路Pを形成するようにする。本実施例に
よれば、図1の実施例と同様の作用効果を奏し、イオン
化線8の着脱が容易であり、且つイオン化線8が断線し
ても端子12が保持空間Rから抜脱することがない。
【0030】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、種々の設計変更を施すことが可能である。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、付勢手段
に抗して挿通路を押し拡げることにより、挿通路を通し
て、端子の環状部の一部を保持空間に、容易に出入りさ
せることができる。且つ、収容後は、付勢手段によって
挿通路が閉じ方向に戻されるので、環状部が保持空間か
ら抜脱することが防止される。このように、イオン化線
の着脱が容易であることに加えて、抜脱の防止も確実で
ある。したがって、イオン化線が断線しても、端子が集
塵部へ侵入することがない結果、短絡の発生を防止する
ことができ、且つ断線後のイオン化線の交換作業を容易
に行なえる。
【0032】請求項2に係る発明によれば、支持体の一
部によって区画手段が兼用されるので、部品点数を削減
することができると共に、構造を簡素化することができ
る。請求項3に係る発明によれば、係止手段によって付
勢手段が兼用されるので、部品点数を削減することがで
きると共に、構造を簡素化することができる。請求項4
に係る発明によれば、係止手段によって、区画手段およ
び付勢手段が兼用されるので、部品点数を削減すること
ができると共に、構造を簡素化することができる。
【0033】請求項5に係る発明によれば、電気集塵エ
レメントの外郭を構成する部材の一の面に設けられた
気口に、イオン化線および係止手段の自由端を臨ませた
ので、不要に多くの部材を取り外すことなく、エレメン
トの外部から通気口を通して、イオン化線の端子を係止
手段に着脱することができ、その結果、イオン化線の交
換等のメンテナンス作業を一層容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るイオン化線の取付構造
を含む電気集塵エレメントの要部の一部破断概略斜視図
である。
【図2】電気集塵エレメントの概略分解斜視図である。
【図3】イオン化線が取り付けられた状態を示す、イオ
ン化線の取付け部分の要部断面図である。
【図4】イオン化線の取り付け過程を示す、イオン化線
の取付け部分の要部断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るイオン化線の取付構
造の概略斜視図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例に係るイオン化線の
取付構造の要部断面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例に係るイオン化線の
取付構造の概略斜視図である。
【図8】図7の実施例のイオン化線の取付構造の要部断
面図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例に係るイオン化線の
取付構造の要部断面図である。
【符号の説明】
1 電気集塵エレメント 2 集塵部 7 カバー S 通気口 8 イオン化線 10 イオン化部 12 端子 13 環状部 21 支持板部 21a 上面 21b 突起部 24 取付板 29 突片部 29a 自由端 R 保持空間 P 挿通路 30 板ばね片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−131250(JP,U) 実開 昭63−189346(JP,U) 実開 昭63−152648(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/00 - 3/88

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】張力が負荷されたイオン化線(8) の端部を
    支持体(21)に取り付ける、イオン化線(8) の取付構造に
    おいて、 上記イオン化線(8) の端部に設けられ、且つ引っ掛け用
    の環状部(13)を有する端子(12)と、 上記支持体(21)に固定され、その自由端(29a) から上記
    端子(12)の環状部(13)が環入することでこれを引っ掛け
    る係止手段(29)と、 この係止手段(29)に環入した環状部(13)を保持するため
    の空間であって、係止手段(29)と区画手段(21)とによっ
    て区画される保持空間(R) と、 上記係止手段(29)の自由端(29a) と上記区画手段(21)と
    の間に形成され、自由端(29a) から環入する上記端子(1
    2)の環状部(13)が通る挿通路(P) と、 上記挿通路(P) を閉じ方向に付勢することで、イオン化
    線(8) の断線時に保持空間(R) からの端子(12)の脱落を
    防止する付勢手段(29)とを備えたことを特徴とするイオ
    ン化線の取付構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載のイオン化線の取付構造にお
    いて、上記区画手段は、支持体(21)の一部により構成さ
    れることを特徴とするイオン化線の取付構造。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のイオン化線の取付構
    造において、上記付勢手段は、上記係止手段(29)である
    ことを特徴とするイオン化線の取付構造。
  4. 【請求項4】請求項1記載のイオン化線の取付構造にお
    いて、上記係止手段(29)の一部によって区画手段が構成
    されており、係止手段(29)は、ばね性を有する部材から
    なっていて挿通路(P) を閉じ方向に付勢する付勢手段を
    兼用しており、係止手段(29)に環状部(13)を環入した後
    に、係止手段(29)により挿通路(P) が閉じられるように
    してあることを特徴とするイオン化線の取付構造。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4の何れかに記載のイオン
    化線の取付構造を含む、電気集塵エレメントにおいて、 電気集塵エレメント(1) の外郭を構成する部材の一の面
    に、イオン化線(8) に風を流す通気口(S) が設けられ、 上記イオン化線(8) および上記係止手段(29)の自由端(2
    9a) は、上記通気口(S) に臨まされていることを特徴と
    する電気集塵エレメント。
JP17879194A 1994-07-29 1994-07-29 イオン化線の取付構造及び電気集塵エレメント Expired - Fee Related JP3293342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17879194A JP3293342B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 イオン化線の取付構造及び電気集塵エレメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17879194A JP3293342B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 イオン化線の取付構造及び電気集塵エレメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0838938A JPH0838938A (ja) 1996-02-13
JP3293342B2 true JP3293342B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=16054714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17879194A Expired - Fee Related JP3293342B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 イオン化線の取付構造及び電気集塵エレメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3293342B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4606100B2 (ja) * 2004-09-10 2011-01-05 コットレル工業株式会社 湿式電気集塵機内に配線する放電電極線および湿式電気集塵機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0838938A (ja) 1996-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950004657B1 (ko) 전기 집진기
JP5868289B2 (ja) 放電装置及び空気調和機
JP2007038220A (ja) 空調機用浮遊粒子イオン化装置
KR930009563B1 (ko) 공기청정 기능을 갖는 공기조화기
US4602921A (en) Air cleaner
JP2014039659A5 (ja)
JP2014041754A (ja) 放電装置及び空気調和機
JPS6029531A (ja) 空気清浄機
JPH02169052A (ja) 空気清浄装置
JP3293342B2 (ja) イオン化線の取付構造及び電気集塵エレメント
JP4362001B2 (ja) 空気清浄装置
JP3688878B2 (ja) 空気清浄装置
JPH05277400A (ja) 空気清浄器
JP2663740B2 (ja) 電気集塵機における極板の支持構造
JPH04363157A (ja) エアーフィルター装置
JP2006305447A (ja) 電気式集塵ユニット
JPH05277399A (ja) 空気清浄器
KR101556973B1 (ko) 정화유닛 어셈블리
JP3179307B2 (ja) 空気清浄器の集塵ユニット
JP2015131152A (ja) 放電装置及び放電装置を備える製品
JP5968489B2 (ja) 放電装置
JP4770201B2 (ja) 電気集塵ユニット
JP5996035B2 (ja) 放電装置及び放電装置を備える製品
JPH105623A (ja) 空気清浄機のイオン化部
JP5996034B2 (ja) 放電装置及び放電装置を備える製品

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees