JP2663740B2 - 電気集塵機における極板の支持構造 - Google Patents

電気集塵機における極板の支持構造

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JP2663740B2
JP2663740B2 JP3090566A JP9056691A JP2663740B2 JP 2663740 B2 JP2663740 B2 JP 2663740B2 JP 3090566 A JP3090566 A JP 3090566A JP 9056691 A JP9056691 A JP 9056691A JP 2663740 B2 JP2663740 B2 JP 2663740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧が印加された極
板と、接地された極板とにより空気中の塵埃を除去する
電気集塵機において、上記極板を支持する支持構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一対の電極の一方に高電圧を印加
し、他方を接地した状態で、両電極の間に予めイオン化
させた空気を流通させることで、当該空気に含まれる塵
埃を接地側の電極に集めて除去する電気集塵機が、単独
で、あるいは空気清浄機や空気調和機等に組み込まれて
使用されている。
【0003】上記電気集塵機としては、電極の形態によ
って種々の構成のものがあるが、特に、集塵の効率アッ
プや清掃の容易さ等を考慮して、電極として金属製の板
体(極板)を用い、それを、高電圧側および接地側いず
れも複数枚用意して、4〜10mmの間隔で、高電圧側の
極板と接地側の極板とを交互に配列した電気集塵機が、
一般的に用いられている。
【0004】上記構成の電気集塵機においては、通常、
図9に示すように、交互に配列された高電圧側および接
地側の極板90,90…、91,91…に設けた穴90
a,90a…、91a,91a…に、それぞれ、アルミ
ニウム管等の金属製の管体からなる、高電圧側および接
地側の支持棒92,93を挿通したのち、上記支持棒9
2,93を拡管させることで、高電圧側の極板90,9
0…を、高電圧側の支持棒92で支持、固定するととも
に、接地側の極板91,91…を、接地側の支持棒93
で支持、固定する極板の支持構造が採用されている。
【0005】なお、図において符号90bは、高電圧側
の極板90が接地側の支持棒93と接触するのを防止す
るため、当該極板90に設けられた穴を示し、符号91
bは、同じく、接地側の極板91が高電圧側の支持棒9
2と接触するのを防止するため、当該極板91に設けら
れた穴を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記支持構
造では、前記のように、極板90,91…の固定のため
に、支持棒92,93の拡管作業が必要で、手間がかか
る上、支持棒92,93には位置決めのための対策が全
く講じられていないので、極板90,91…を等間隔に
配列するのが難しく、極板90,91…の間隔にばらつ
きが生じやすいという問題がある。
【0007】極板90,91…の間隔にばらつきが生じ
た場合には、高電圧側と接地側の極板90,91の間隔
が一定でなくなり、所定の集塵能力が得られなくなるお
それがある他、最悪の場合には、高電圧側と接地側の極
板90,91が短絡して、電源装置が破損したり、漏電
による事故が発生したりするおそれがある。そこで、絶
縁材料からなり、極板90,90の間隔に相当する長さ
を有する管状のスペーサ94,94…を、図10に示す
ように、極板90,90…と交互に、支持棒92に外挿
するとともに、同じスペーサ94,94…を、極板9
1,91…と交互に、支持棒93に外挿した極板の支持
構造が提案された。
【0008】しかし、上記構成では、複数のスペーサ9
4,94…を必要とする分、部品点数が多くなるととも
に、組み立て工数が増加して、装置全体のコストアップ
に繋がるという問題がある。本発明は、以上の事情に鑑
みてなされたものであって、部品点数が少なく、かつ組
み立てが容易で、しかも、極板を正確に等間隔に配列す
ることができる、極板の支持構造を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の電気集塵機における極板の支持構造は、複
数枚の極板を等間隔に配列した状態で支持、固定する少
なくとも2本の支持棒を設け、各支持棒の極板支持位置
に、当該各極板の厚みと同じかまたは極板の厚みより僅
かに広い幅を有する環状の溝を形成するとともに、極板
の周縁の、各支持棒に対応する位置に、上記溝の部分の
外径と同じかまたは溝の部分の外径より広い幅を有する
切込みを形成し、それぞれの溝に切込みを係合させた状
態で、各支持棒により、各極板を挟み込んで支持したこ
とを特徴とする。
【0010】上記構成からなる、本発明の極板の支持構
造においては、支持棒の溝に極板の切り込みを係合させ
るだけで、極板を等間隔に配列できるとともに、少なく
とも2本の支持棒により各極板を挟み込むだけで、複数
枚の極板を支持、固定することができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の電気集塵機における極板の
支持構造を、当該支持構造が適用された、電気集塵機の
一例を示す図面を参照しつつ説明する。図1および図2
に示すように、上記電気集塵機は、箱状で、その前面お
よび背面に空気取入口10と空気取出口11とが形成さ
れた本体1と、この本体1の、上記空気取入口10、空
気取出口11が形成された前面および背面と直交する2
側板12,13間に架けわたされた6本の支持棒21,
22…と、これら支持棒21,22…によって支持され
ることで、本体1内において、側板12,13と平行
に、交互に配列された複数枚の高電圧側および接地側の
極板31,32…と、上記空気取入口10と極板31,
32…との間に、支持棒21,22…と平行に張設され
た複数本のイオン化電極線40,40…と、空気取出口
11に取り付けられたフィルタ5とを備えている。
【0012】本体1は、全体が鉄板等の金属板からなる
もので、空気取入口10の前面には、この本体1と同じ
く、全体が鉄板等の金属板からなる枠体14が取り付け
られている。枠体14には、当該枠体14を本体1に取
り付けた際に、イオン化電極線40,40…と平行に配
置されて、このイオン化電極線40,40…とともに空
気をイオン化するのに用いられる、複数の対向電極板1
4a,14a…が設けられている。
【0013】高電圧側の3本の支持棒21(低電圧側の
3本の支持棒22も同様)は、図3に示すように、一本
の金属製の丸材からなり、両端には、側板12,13へ
の固定のためのねじ部21a(22a)が形成されてい
る。また、この支持棒21(22)の中央部には、極板
31(32)の厚みと同じかまたは極板31(32)の
厚みより僅かに広い幅を有する、複数の環状の溝21b
(22b)が、極板31,31…(32,32…)の配
列間隔に合わせて、等間隔に形成されている。溝21b
(22b)の幅が、極板31(32)の厚みと同じかま
たは極板31(32)の厚みより僅かに広い幅に限定さ
れるのは、極板31(32)の、当該溝21b(22
b)への係合をスムーズにし、かつ、係合された極板3
1(32)ががたつくのを防止するためである。
【0014】なお、上記溝21b(22b)の入口の両
縁部には、同図中の拡大円内に示すように、環状のテー
パー面21d(22d)が形成されている。テーパー面
21d(22d)は、溝21b(22b)に、後述する
極板31(32)の切込み31a(32a)を係合し易
いようにするためのものである。また、両支持棒21,
22のうち、高電圧側の支持棒21には、ねじ部21a
に近い位置に、後述するイオン化電極線40,40…張
設のための支持板41,41が係合される、一対の環状
の溝21c,21cが形成されている。
【0015】高電圧側の支持棒21は、図2〜図4に示
すように、その両端を、側板12,13に取り付けられ
た碍子61,62の通孔61a,62aに挿通すること
で、両側板12,13間に架けわたされ、本体1の外側
に突出したねじ部21a,21aにナットn,nを螺着
することで、当該本体1に固定されるようになってい
る。なお、高電圧側の3本の支持棒21のうち、上側の
支持棒21の、側板12側の端部には、図示しない高電
圧電源との接続用の端子板tが、上記ナットnと碍子6
2との間に介装されて、ナットnの締めつけにより、支
持棒21と電気的に接続され、かつ機械的に固定され
る。
【0016】一方、接地側の支持棒22は、上記の図に
示すように、その両端を、側板12,13に形成された
通孔12a…に挿通することで、両側板12,13間に
架けわたされ、本体1の外側に突出したねじ部21a,
21aにナットn,nを螺着することで、当該本体1に
固定されるようになっている。高電圧側の極板31は、
図5に示すように、全体がステンレス板等の金属板から
なる矩形状の板体で、上下の2辺に、それぞれ、支持棒
21の溝21bの部分の外径と同じかまたは溝の部分の
外径より広い幅を有する3つの切込み31aが形成され
ている。切込み31aの入口には、支持棒21の溝21
bと係合し易いようにするために、アールが付けられて
いる。
【0017】上記高電圧側の極板31は、図7に示すよ
うに、切込み31aを、高電圧側の支持棒21の複数箇
所に形成された溝21b,21b…に係合することによ
り、支持棒21上に等間隔に配列されるとともに、図1
に示すように、3本の支棒棒21,21…によって上下
から挟み込まれて、本体1内に固定される。一方、接地
側の極板32は、図6に示すように、上記高電圧側の極
板31よりも大きい板体からなり、上下の2辺に、それ
ぞれ、支持棒22の溝22bの部分の外径と同じかまた
は溝の部分の外径より広い幅を有する3つの切込み32
aが形成されている。切込み32aの入口には、先の高
電圧側の極板31の場合と同様に、支持棒22の溝22
bと係合し易いようにするために、アールが付けられて
いる。また、上記接地側の極板32には、高電圧側の支
持棒21との接触を避けるための3つの切り欠き32b
も形成されいる。
【0018】上記接地側の極板32は、高電圧側の極板
31と同様に、図7に示すように、切込み32aを、高
電圧側の支持棒22の複数箇所に形成された溝22b,
22b…に係合することにより、支持棒22上に等間隔
に配列されるとともに、図1に示すように、3本の支棒
棒22,22…によって上下から挟み込まれて、本体1
内に固定される。
【0019】イオン化電極線40,40…は、図2に示
すように、両端が、前述した支持板41,41に、コイ
ルばねを含む張力部材42,42…を介して接続されて
いる。支持板41は、図8に示すように、全体がステン
レス板等の金属板からなる略矩形状の板体で、上下の2
辺に、それぞれ、支持棒21の溝21cの部分の外径と
同じかまたは溝の部分の外径より広い幅を有する3つの
切込み41aが形成されている。切込み41aの入口に
は、先の高電圧側の極板31の場合と同様に、支持棒2
1の溝21cと係合し易いようにするために、アールが
付けられている。また、上記支持板41の前面側の辺に
は、張力部材42,42…接続のための複数の突起41
b,41b…が形成されている。さらに、上記支持板4
1は、上述したように、イオン化電極線40,40…を
張設するものであるため、その張力によって撓むことを
防止すべく、4辺を直角に折り返すことで、補強のため
のリブ41c,41c…が形成されている。
【0020】上記支持板41は、極板31と同様に、切
込み41a,41a…を、高電圧側の支持棒21に設け
られた環状の溝21c,21c…に係合させるととも
に、3本の支棒棒21,21…によって上下から挟み込
むことで、所定の位置に固定される。イオン化電極線4
0,40…は、上記のように、支持板41,41を所定
の位置に固定すると、張力部材42,42…によって張
力がかけられた状態で、図にみるように、支持棒21,
22…と平行に張設される。
【0021】フィルタ5は、本体1の背面に設けられた
取り付け枠15,15によって、当該背面に着脱自在に
取り付けられている。上記各部からなる電気集塵機は、
例えば、以下の手順により組み立てることができる。ま
ず、本体1に、各支持棒21,22…のうち下側の支持
棒21,21,22を取り付ける。
【0022】つぎに、高電圧側の支持棒21,21の、
溝21b,21b…の部分に、高電圧側の極板31,3
1…の、下側の切込み31a,31a…を係合させると
ともに、接地側の支持棒22,22の、溝22b,22
b…の部分に、接地側の極板32,32…の、下側の切
込み32a,32a…を係合させて、各極板31,32
…を交互に配列する。また、上記高電圧側の支持棒2
1,21の、溝21c,21c…の部分に、支持板41
の、下側の切込み41a,41a…を係合させる。
【0023】つぎに、上記極板31,31…の、上側の
切込み31a,31a…に、上側の支持棒21の溝21
b,21b…を係合させるとともに、一対の支持板4
1,41の、上側の切込み41a,41aに、支持棒2
1の溝21c,21cを係合させつつ、当該上側の支持
棒21を本体1に取り付けると、極板31,31…、お
よび一対の支持板41,41が、3本の支棒棒21,2
1…によって上下から挟み込まれて、本体1内に固定さ
れた状態となる。
【0024】また、極板32,32…の、上側の切込み
32a,32a…に、上側の支持棒22,22の溝22
b,22b…を係合させつつ、当該上側の支持棒22,
22を本体1に取り付けると、極板32,32…が、3
本の支棒棒22,22…によって上下から挟み込まれ
て、本体1内に固定された状態となる。このあと、空気
取入口10の前面に枠体14を取り付け、空気取出口1
1にフィルタ5を取り付ければ、電気集塵機が完成す
る。
【0025】上記各部からなる電気集塵機においては、
本体1を図示しないアース端子と接続して接地状態にす
るとともに、同じく図示しない高電圧電源から、端子板
tを介して、高電圧側の支持棒21に高電圧を供給する
と、この支持棒21に支持された高電圧側の極板31,
31…と、同じく支持棒21に支持された支持板41に
張設されたイオン化電極線40,40…とに高電圧が印
加される。そして、イオン化電極線40,40…と、対
向電極板14a,14a…との間にコロナ放電が発生す
る。
【0026】この状態で、図示しない送風機等により、
空気取入口10から空気取出口11へ空気を流通させる
と、空気中に含まれる塵埃が、まず、イオン化電極線4
0,40…と、対向電極板14a,14a…との間を通
る際に帯電状態となる。つぎに、帯電状態になった塵埃
は、極板31,32…間を通る際に、接地側の極板3
2,32…に捕集されて空気から除去される。
【0027】そして、塵埃が除去された空気は、フィル
タ5を通って、極板32,32…に捕集されなかった塵
埃や、極板32,32…から再度飛散した塵埃等が除去
されたのち、機外へ排出される。以上で説明したよう
に、図の電気集塵機においては、高電圧側の極板31,
31…、および接地側の極板32,32…の両方に、本
発明の極板の支持構造を採用しているため、それぞれ、
3本ずつの支持棒21,22…だけで、各極板31,3
2…を正確に等間隔に配置することができる。しかも、
極板31,32の切込み31a,32aに、支持棒2
1,22の溝21b,22bを係合させつつ、上下3本
のの支持棒21,21…で各極板31,31…を挟み込
み、同じく上下3本の支持棒22,22…で、各極板3
2,32…を挟み込むだけで、上記のように、各極板3
1,32…を正確に等間隔に配置することができるの
で、組み立ても容易である。
【0028】なお、本発明の極板の支持構造は、上記図
のものには限定されない。たとえば、図においては、支
持棒21,22によって極板31,32を上下から挟み
込むべく、上下の2辺に切込み31a,32aが形成さ
れていたが、支持棒係合のための切込みは、極板の左右
の2辺に形成されていてもよく、となり合う2辺に形成
されていてもよい。あるいは、極板の3辺または4辺に
切込みが形成されて各辺の切込みに支持棒が係合される
ようになっていてもよい。また、上記切込みは、極板の
角の部分に形成されていてもよい。
【0029】図の装置では、高電圧側、接地側それぞれ
3本ずつの支持棒が使用されていたが、支持棒は、極板
を挟み込むために、2本以上あれば、その数は特に限定
されない。
【0030】図の電気集塵機では、高電圧側および接地
側の両方の極板に、本発明の支持構造が採用されていた
が、本発明の極板の支持構造は、高電圧側および接地側
の何れか一方の極板のみに採用するだけでも、十分に部
品点数の低減等の効果を奏することができる。その他、
本発明の要旨を変更しない範囲で、種々の設計変更を施
すことができる。
【0031】
【発明の効果】本発明の電気集塵機における極板の支持
構造は、以上のように構成されているため、支持棒の溝
に極板の切込みを係合させるだけで、極板を等間隔に配
列できるとともに、少なくとも2本の支持棒により各極
板を挟み込むだけで、複数枚の極板を支持、固定するこ
とができる。したがって、上記支持構造によれば、少な
い部品点数で、かつ組み立てが容易で、しかも、極板を
正確に等間隔に配列することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の極板の支持構造を採用した電気集塵機
の一例の、内部構成を示す断面図である。
【図2】上記電気集塵機の内部構成を示す、別の断面図
である。
【図3】上記電気集塵機に使用される支持棒の正面図で
ある。
【図4】上記支持棒の、電気集塵機への取り付け状態を
示す断面図である。
【図5】上記支持棒によって支持される、高電圧側の極
板の正面図である。
【図6】上記支持棒によって支持される、接地側の極板
の正面図である。
【図7】支持棒と極板の係合部を拡大した斜視図であ
る。
【図8】上記支持棒によって支持される、イオン化電極
線張設のための支持板の正面図である。
【図9】従来の支持構造の一例を示す断面図である。
【図10】従来の支持構造の別の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
21 支持棒 21b 溝 22 支持棒 22b 溝 31 極板 31a 切込み 32 極板 32a 切込み
フロントページの続き (72)発明者 森本 克政 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキ ン工業株式会社淀川製作所内 (56)参考文献 特開 昭51−150171(JP,A) 実開 昭48−101270(JP,U) 実開 昭48−99967(JP,U) 実開 昭48−74371(JP,U) 実公 昭51−15176(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧側および接地側の極板(31)(32)を複
    数枚、交互に配列した電気集塵機における極板(31)(32)
    の支持構造であって、高電圧側または接地側の少なくと
    も一方の複数枚の極板(31)(32)を等間隔に配列した状態
    で支持、固定する少なくとも2本の支持棒(21)(22)を設
    け、各支持棒(21)(22)の極板支持位置に、当該各極板(3
    1)(32)の厚みと同じかまたは極板(31)(32)の厚みより僅
    かに広い幅を有する環状の溝(21b)(22b)を形成するとと
    もに、極板(31)(32)の周縁の、各支持棒(21)(22)に対応
    する位置に、上記溝(21b)(22b)の部分の外径と同じかま
    たは溝の部分の外径より広い幅を有する切込み(31a)(32
    a)を形成し、それぞれの溝(21b)(22b)に切込み(31a)(32
    a)を係合させた状態で、各支持棒(21)(22)により、各極
    板(31)(32)を挟み込んで支持したことを特徴とする、電
    気集塵機における極板(31)(32)の支持構造。
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