JPH0773689B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH0773689B2
JPH0773689B2 JP31406388A JP31406388A JPH0773689B2 JP H0773689 B2 JPH0773689 B2 JP H0773689B2 JP 31406388 A JP31406388 A JP 31406388A JP 31406388 A JP31406388 A JP 31406388A JP H0773689 B2 JPH0773689 B2 JP H0773689B2
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勝之 石橋
泰 鷹野
政雄 福永
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は空気清浄機に関するもので、更に詳しくは、
コロナ放電を行なう放電極と放電対極とから成る放電部
を有する電気集塵式の空気清浄機の改良に係るものであ
る。
従来の技術 従来この種の空気清浄機は第5図〜第7図に示すような
構造のものが一般的である。即ち、多数の吸気穴1aを有
するフロントグリル1を取付けた前本体2と後本体3は
合成樹脂で形成され、これらを合わせて箱体と成し空気
清浄機の本体を構成する。そしてフロントグリル1の後
方には比較的大きな塵埃を捕集するプレフィルター4が
着脱可能に配置され、さらにその下流側には着脱可能な
フィルター5が配設してある。本体上部には排気口6、
スイッチ部7が配置される。一方、本体内部には隔壁部
材8を介してうず室9を画成形成して駆動モータ10と直
結したファン11が収納されている。尚、このうず室9は
隔壁部材8の吸込穴8aを介して空気流路の上流側へ連通
すると共に、下流側は前記排気口6と連通する。そして
ファン11の上流側に配置されるフィルター5及びプレフ
ィルター4の間には、亜鉛メッキ鋼板等の強度を有する
導電材料から成る放電対極部材12が配置されている。
上記放電対極部材12はフランジ12aを切起すことで開口1
3を形成し、この開口13間には前記フランジ12aに対峙し
てタングステン細線等から成る放電極14が張架されてい
る。そしてこの放電極14と放電対極12a間に一般的に5
〜8KVの直流高圧が高圧電源部(図示せず)から印加さ
れた両極間にコロナ放電が行われる。プレフィルター4
を通気した微細な塵埃はこのコロナ放電域でイオン化さ
れ、フィルター5の滞電フィルター15に電気的に吸着さ
れる。尚、通常放電極14はプラス電位に設定されてお
り、これにより微細な塵埃はコロナ放電によるプラスイ
オンを浴びせられ、マイナス電位の滞電フィルター15に
吸着される。また、フィルター5には滞電フィルター15
と共に臭いを除去する脱臭フィルター16がセットされ、
空気中の塵埃と共に悪臭ガス等も除去し、浄化された清
浄空気を排気口6から室内へ還流させる。2aは前本体2
に一体に形成されたカバー部で放電極14の汚れを防ぐも
のである。前記放電極14は前本体2の凹所2bに配設され
た支持金具17に引張バネ18にて張架され、この支持金具
17を介して高圧電源部(図示せず)から高電圧が給電さ
れる。19は放電極14の引張バネ18との係着部に被着させ
た絶縁チューブである。
発明が解決しようとする課題 さて、放電極14の下流側に配置されたフィルター5は滞
電フィルター15および脱臭フィルター16をケース体20、
21で支持したものである。しかし、対向する前本体2の
リブ2c、隔壁8のリブ8b、そしてリブ8cとケース体20、
21との間にどうしても隙間が生じ、滞電フィルター15、
脱臭フィルター16を通過する本流に加え、この隙間を通
過する分流が発生する。一方隔壁のリブ8cと対向するリ
ブ2dとの合せ部22、前本体2と後本体3との接合部23は
部材の寸法バラツキや変形、そり等により隙間を無くす
ることは困難で、絶縁チューブ19の挿通のための欠除部
2e,2fを加えて、本体外から汚れた空気を吸込む空気流
路を形成する。そして集塵フィルター15が目詰りし、そ
の通気抵抗が大きくなると、前記分流が増大し、この分
流は接合部23からの空気流路の空気流を増加させる。こ
の空気流によって前本体2の内壁面2gは徐々に汚れてく
る。合成樹脂から成る前本体2の表面電気抵抗は通常10
13Ω程度であり絶縁体であるが、汚れによって107Ω程
度まで表面電気抵抗が低下すると、支持金具17を通じて
接合部23には電位が誘起され、万一この接合部23に手を
触れ他のアース間に人体が介在するとこの電位により電
気的衝撃を受けることになる。この電気的衝撃は数μA
程度の微小電流のため人体を損傷するものではないが好
ましくないものであった。
本発明はこの様な従来の課題を解消し、空気清浄機の安
全性を向上することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成すべく本発明は、放電極を取付ける本体
接合部近傍内壁に導電部材を配置し、この導電部材と放
電対極とを導通接続させた構成とするものである。
作 用 上記のように構成される本発明の空気清浄機において
は、放電極を取付ける部材が汚れて電気抵抗の減少が起
っても接合部近傍内壁に導電部材を配置し、この導電部
材が放電対極、即ちアース極に接続されているため、本
体外部へは電位が及ばず、電気的衝撃を受けることが解
消できるものとなる。
実施例 以下に本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図において、従来例と同一部分には同一符号を付す
ことで説明は省略する。図において、前本体2と後本体
3との接合部23の近傍内壁には、導電金属部材から成る
導電部材31を前本体2のリブ2hに係着させ、隔壁8のリ
ブ8dとで挾持させ、さらに放電対極12とリード線32で接
続している。33はリード線32を固定するネジである。こ
のように導電部材31が配置されるため、放電極14を張架
する支持金具17からの高電位は徐々に汚された本体2の
内壁面2gを介して接合部23に至る前に導電部材31によっ
て放電対極、即ちアース極へ導びかれ、従って、接合部
23には電位を誘発することが解消される。尚放電極14の
支持金具17が前本体2のフロントグリル側或はフロント
グリル1の内面に取付配置される場合は、放電極から誘
発される電位は前本体2とフロントグリル1との接合部
34に発生することになり、これを解消するためには前記
導電部材31をこの接合部34の近傍内面に配置すればよ
い。また導電部材31を接合部22や34の内面に全て延長配
置が困難な場合には、導電性塗装を施こせば容易に実施
できるものとなる。
次に本発明の他の実施例を第2図〜第4図を参照して説
明する。
図において、前本体41と後本体42とで箱体状の本体を形
成している。前本体41の両側面に吸気口43、上記に排気
口44、右上部にスイッチ部45を配置している。又吸気口
43から排気口44に至る通路の下流側には下方へ着脱され
るフィルター46が上流側で、しかも吸気口43の内面に位
置してプレフィルター47が装備されている。前本体41と
後本体42間には隔壁48を介してファン(図示せず)のう
ず室49を区画形成している。このうず室49の下流側は前
記排気口44と連通させ、上流側は吸気口43と連通してい
る。前記フィルター46はケース体50,51に収設された収
塵フィルター52および脱臭フィルター53とから成る。54
は放電対極で前本体41の内面形成した突片41aと支持部4
1b及び隔壁48のリブ48aにて保持固定される。
55は放電極56に被着させ絶縁部材から成る保持部材で、
前本体41の内面より突設した突片41cで離間させ、係止
突片41dで係着保持されている。前記放電極56は先尖状
放電針で保持部材55より複数箇所突設させ、前記放電対
極54間にそれぞれ対峙配置させている。この放電極56を
陽極性、放電対極54を負極性として5〜8KVの直流高圧
を印加してコロナ放電を発生させる。吸気口43からプレ
フィルター47の網47aで比較的大きな塵埃が過され、
その後上記コロナ放電域を通過する際プラスイオンを浴
びせられてプラスに滞電され、下流のマイナスに滞電さ
れた集塵フィルター52に電気的に吸着捕集される。プレ
フィルター47は前本体41のリブ41e、隔壁48のリブ48bを
それぞれガイドリブとして脱着可能に装着されている。
57は導電部材を配合し105〜108Ω程度の電気抵抗をも
ち、商用電圧下では非導電性で、且つ、高電圧下では導
通状態となる合成樹脂で形成した短絡部材で、平面形状
は第3図のように設定されている。すなわち、一端57a
部は放電対極54に係着すると共に、隔壁リブ48aで保持
固定され、他端可撓部57bはプレフィルタ47又は網47aに
弾性的に摺接可能に配置されている。そして前記プレフ
ィルター47は105〜108Ω程度の電気抵抗を有し網47aに
は導電繊維等から成る導電部材が編入されて形成されて
おり、本構成は放電極56が室内の汚れた空気が吸込まれ
る主流の中に配置され、しかも吸気口43に近い位置にあ
り、前本体41のリブ41c、係止突片41dを介してリブ41
e、そしてプレフィルター47へと前本体41の内面の汚れ
が付着しやすいものとなる。ところがプレフィルター47
や網47aに短絡部材57の可撓部57bが摺接可能に配置さ
れ、他端を負極性の放電対極54、即ちアース極に接続さ
れているため、プレフィルター47へは放電極56から前本
体41の内面を介して汚れによる表面抵抗の低下に起因す
る高電位の発生は短絡部材57が高電位で導通状態となっ
て放電対極54と短絡し、プレフィルター47の挿脱時に手
で触れても何ら電気的衝撃を生じさせないものとなる。
尚、短絡部材57及びプレフィルター47、網47aは吸気口4
3からみて露出する非充電金属部とはならず安全な構成
となるものである。
発明の効果 以上説明した様に本発明の空気清浄機によれば放電極を
取付ける部材が汚れ、電気抵抗の減少が起っても本体外
観上相手本体部材との接合部近傍内壁に配置した導電部
材と放電対極、即ちアース極が接続され、また放電極に
近い吸気口内方に配置したプレフィルターを導電部材を
編入して形成し、このプレフィルターと放電対極、即ち
アース極とを105〜108Ω程度の電気抵抗を有する合成樹
脂から成る短絡部材で接続することにより、放電極から
誘発させられる電位が本体外部、プレフィルター等に及
ばず電気的衝撃を受けることが解消されるものと成すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部断面図、第2図〜第
4図は他の実施例を示し、第2図は第4図のB−B断面
図、第3図は第2図のC−C矢視図、第4図は正面図、
第5図は従来例を示す要部断面図、第6図は全体断面
図、第7図は全体斜視図である。 2,41……前本体、3,42……後本体、4,47……プレフィル
ター、5,46……フィルター、12a,54……放電対極、14,5
6……放電極、23……接合部、31……導電部材、57……
短絡部材、57b……可撓部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−16063(JP,A) 特開 昭62−132561(JP,A) 特開 昭61−187955(JP,A) 実開 昭62−66750(JP,U) 実開 昭62−35647(JP,U) 実開 昭62−66751(JP,U) 特公 昭61−24054(JP,B2) 実公 昭54−20693(JP,Y2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂等の非導電部材より成る本体内の
    空気流路の上流側にコロナ放電を行なう放電極と放電対
    極とから成る放電部を、またこの放電部の下流側にこの
    放電部により滞電された塵埃を捕集するフィルターとを
    それぞれ内設し、上記放電極を取付ける本体の接合部近
    傍内壁に導電部材を設け、この導電部材と前記放電対極
    とを導通接続させて成る空気清浄機。
  2. 【請求項2】導電部材として導電性塗装を施した請求項
    1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】合成樹脂等の非導電部材より成る本体内の
    空気流路上流側にプレフィルターを下流側にコロナ放電
    を行なう放電極と放電対極とから成る放電部をそれぞれ
    配設し、この放電部の下流側にこの放電部より滞電され
    た塵埃を捕集するフィルターを内設し、105〜108Ω程度
    の電気抵抗を有した合成樹脂から成る短絡部材の一端を
    前記放電対極に係着支持させ、他端可撓部を105〜108Ω
    程度の電気抵抗を有する合成樹脂で形成したプレフィル
    ターに摺接可能に当接させて成る空気清浄機。
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