JP2000070760A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JP2000070760A JP3649699A JP3649699A JP2000070760A JP 2000070760 A JP2000070760 A JP 2000070760A JP 3649699 A JP3649699 A JP 3649699A JP 3649699 A JP3649699 A JP 3649699A JP 2000070760 A JP2000070760 A JP 2000070760A
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健裕 上原
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哲也 上野
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隆行 中田
Kenji Okuyama
健二 奥山
Kazuhiro Araki
一弘 荒木
Hirobumi Taga
博文 田賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風性能を低下させることなく粉塵の帯電効
率を上げることができ、集塵性能を向上させる。 【解決手段】 放電部3と対極部4とからなり、放電部
3から対極部4に向かう放電により粉塵を帯電させる帯
電部2と、帯電した粉塵を捕集するための集塵部6と、
帯電部2及び集塵部6に空気を送る送風手段とを備えた
空気清浄器1である。対極部4が、多数の開口孔14を
有する導電板7で構成され、この導電板7は複数の円弧
部9が連続して配列された断面波形形状に形成され、且
つ各円弧部9の略中心Mに放電部3がそれぞれ位置して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空気中に含ま
れる粉塵や臭気等を除去して空気の清浄化を行う空気清
浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気中に含まれる粉塵を放電により帯電
させ、集塵部でクローン力により電気的に集塵する手段
を備えた室内空気清浄器において、帯電部2′は、図1
7〜図19に示すように、放電線26と、送風方向と平
行に配置された導電板7′と、これらを収納する電極枠
25とで構成される場合が多い。また、帯電部2′で放
電を行うためには、放電線26と導電板7′の間に高電
圧を印加する必要があるが、従来は、電極枠25の一側
部に放電線26を高圧発生回路に電気的に接続するため
の放電用端子部71、他側部に導電板7′を高圧発生回
路に電気的に接続するための接点接触部10′をそれぞ
れ配置している。なお図19中の28はコイルバネ、3
0はチューブ、70は絶縁被覆部である。
【0003】ここで、図18に示すように、導電板7′
が送風方向と平行に配置されている場合は、放電線26
と最も近いエッジ部50に放電が集中するため、放電が
図18の矢印イで示すように直線方向となる。このた
め、粉塵が帯電部2を通過する際の時間が短くなり、粉
塵が帯電されるチャンスが少なくなって帯電効率が低下
するという問題が生じる。
【0004】一方、図20に示すように、導電板7′を
送風方向と垂直方向に配置した場合にあっては、導電板
7′の平面との間で放電が行われるため、放電範囲が広
がり、帯電のチャンスは増えるが、その反面、導電板
7′が送風の妨げになるため、風量が低下したり、騒音
が増すなどの別の問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、送
風性能を低下させることなく粉塵の帯電効率を上げるこ
とができ、集塵性能を向上させることができる空気清浄
器を提供するにあり、また別の目的とするところは、容
易な加工方法で導電板の接点接触部を形成することがで
きる空気清浄器を提供するにあり、また別の目的とする
ところは帯電部と集塵部と回路相互の配線等を簡略化で
きると共に、コストダウンを図ることができる空気清浄
器を提供するにあり、また別の目的とするところは、電
極枠に強度を持たせて変形を防止でき、電極枠の取り扱
い性を向上させることができると共に、導電板が洗浄の
際に変形した場合でも、電極枠によって導電板の変形に
対する矯正を行うことができ、粉塵の帯電効率を下げる
ことなく、集塵性能を維持できるようにした空気清浄器
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、放電部3と対極部4とからなり、放電部
3から対極部4に向かう放電により粉塵を帯電させる帯
電部2と、帯電した粉塵を捕集するための集塵部6と、
帯電部2及び集塵部6に空気を送る送風手段とを備えた
空気清浄器において、対極部4が多数の開口孔14を有
する導電板7で構成され、この導電板7は複数の円弧部
9が連続して配列された断面波形形状に形成され、且つ
各円弧部9の略中心Mに放電部がそれぞれ位置している
から、導電板7の各円弧部9において、それぞれ、放電
部3から導電板7に向かって放射状に放電が行われるこ
ととなり、放電範囲が広がって粉塵が帯電部2を通過す
る際の時間が長くなり、粉塵が帯電されるチャンスが増
大する。しかも、導電板7には多数の開口孔14が形成
されているので、送風の妨げにならず、風量の低下防
止、騒音防止を図ることができる。
【0007】上記導電板7における各円弧部9の配列方
向Aに沿う端部を折り曲げて、回路と電気的に接続され
る接点接触部10とするのが好ましく、この場合、簡単
なプレス加工で円弧部9の波形形状と接点接触部10の
垂直曲げ形状とを同時に且つ簡単に形成することができ
る。
【0008】上記導電板7の接点接触部10が、回路と
電気的に接続される集塵部6の接点接触部と共通化され
ているのが好ましく、この場合、帯電部2と集塵部6と
回路相互の配線を簡略化できる。
【0009】上記導電板7は複数の円弧部9が連続して
配列された断面波形形状に形成され且つ各円弧部9の配
列方向Aに沿う端部8bが折り曲げられており、電極枠
25の両端部25bには上記導電板7の折り曲げられた
端部8bを保持するための突起部45が設けられている
のが好ましく、この場合、導電板7の折り曲げられた端
部8bを電極枠25の両端部25bに設けた突起部45
に挿入することにより、電極枠25に強度を持たせるこ
とができ、例えば本体ケース15から取り出した際に電
極枠25が変形するのを防止できる。また、導電板7が
洗浄の際に変形したような場合においても、導電板7の
折り曲げられた端部8bを電極枠25の突起部45に挿
入することで、電極枠25によって導電板7の変形に対
する矯正を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】空気清浄器1の本体ケース15は、前面側
が大きく開口しており、図6及び図7に示すように、前
面側の開口部を覆うようにして前カバー16が着脱自在
に取り付けられている。前カバー16はその下半分が吸
込口17となっており、この吸込口17として例えば網
状または多数の小孔を形成したり、或いはルーバ片間に
吸い込み口を形成したりしてある。また本体ケース15
の下面も網状或いは多数の小孔状の吸込口18となって
いる。尚図6中の60は表示パネル、61は脚部であ
る。
【0012】本体ケース15内部は、図8に示すよう
に、上側の送風部19と下側の集塵部6とに大別されて
いる。ここでは本体ケース15内部の下側にフィルター
ブロック24が収納され、その左右両側部がフィルター
支持部(図示せず)で支持されている。フィルターブロ
ック24は、下から順にプレフィルター23、粉塵を帯
電させる帯電部2、帯電した粉塵を捕集するための集塵
部6とが配置されている。フィルターブロック24は、
前カバー16を取り外した状態で、手前に引き出すこと
ができるように着脱自在に取り付けられている。
【0013】上記帯電部2は、空気中の粉塵を帯電させ
る粉塵荷電手段を構成しており、図1〜図5に示すよう
に、本体ケース15の上下方向に開口する矩形状の電極
枠25と、この電極枠25内の下側に配置された放電線
26と、電極枠25内の上側に配置された導電板7とで
構成されている。放電線26の端部は、図19に示すコ
イルばね28により張力が与えられた状態で金属製の放
電線支持部材55に引っ掛けられて電極枠25に取り付
けられている。また放電線26の片側端部または両端部
にゴム製或いは合成樹脂製の弾性及び絶縁性を有するチ
ューブ30を被せ、振動を吸収する構造となっている。
放電線26は例えば線形の細いタングステン線或いはピ
アノ線で形成されている。尚放電線26の代わりに放電
用電極として薄板状の打ち抜き針を用いてもよい。この
ように構成された帯電部2は、前カバー16を取り外す
ことで本体ケース15から着脱可能となっている。
【0014】放電線26の上方に配置される導電板7
は、例えば図1に示すような断面波形形状の導電性鋼鈑
よりなるパンチングネット8で構成されている。このパ
ンチングネット8は、その全面にわたって多数の開口孔
(小孔)14が穿設されていると共に、プレス加工によ
って複数の円弧部9が連続して配列された断面波形形状
に形成されている。さらにパンチングネット8の幅方向
(各円弧部9の配列方向A)の両端部8bは、下方に垂
直に折り曲げられており、この曲げ部分がGND接点1
2に接触する接点接触部10となっている。
【0015】一方、電極枠25の両端部25bには、図
3に示すように、パンチングネット8の折り曲げられた
端部8bを保持するための突起部45がそれぞれ設けら
れている。この突起部45は電極枠25の変形防止と、
パンチングネット8の変形を矯正する役割を有してい
る。本実施形態では、突起部45は、電極枠25の端部
25bの上下方向の略中央部から内側に向けて突出した
水平リブ45aと、電極枠25の端部25bと隙間をあ
けて配置される垂直リブ45bとからなり、垂直リブ4
5bと電極枠25の端部25bとの間に上方に開口した
凹状のパンチングネット収納部32が設けられている。
そして、パンチングネット8の折り曲げられた端部8b
を突起部45の上方から挿入することで、折り曲げられ
た端部8bの内面が突起部45の垂直リブ45bに保持
されてパンチングネット8の変形が防がれるようになっ
ている。さらに、上記突起部45が設けられている電極
枠25の端部25bと直交する側部25aの内面側に
は、波形状をした導電板支持部29が突設されており、
この波形状の導電板支持部29にパンチングネット8の
側部8aが載置されるようになっている。
【0016】また上記パンチングネット8は、図2〜図
5に示す導電板固定部材31により電極枠25に固定さ
れる。導電板固定部材31は、図5に示すように、電極
枠25の両側部25aに回動自在に支持されており、こ
の導電板固定部材31の下面側には、上方に突出した導
電板支持突起30が設けられている。そして、導電板固
定部材31を図3、図5(a)に示す起立状態とし、パ
ンチングネット8の長さ方向(各円弧部9の配列方向A
と直交する方向)の両側部8a,8aを左右の導電板支
持突起30にそれぞれ載置する。このとき、パンチング
ネット8の折り曲げられた端部8bは図3に示す電極枠
25の両端部25bに設けた突起部45にそれぞれ挿入
されて保持されると同時に、パンチングネット8の両側
部8aが電極枠25の両側部25aに設けた波形状の導
電板支持部29にそれぞれ載置された状態となる。この
状態で、図4、図5(b)に示すように、導電板固定部
材31を倒してその先端に設けた凸状フック33を電極
枠25の内壁に設けた凹状孔34に嵌め込むことによっ
て、パンチングネット8の両側部8aを導電板固定部材
31と導電板支持突起30との間で挟持でき、電極枠2
5にワンタッチで固定できるようにしてある。
【0017】フィルターブロック24の片側サイドには
高圧接点40(図7)が配設されており、高圧接点40
を介して上記放電線26と高圧発生回路(図示せず)と
が電気的に接続され、放電線26には例えば+6.5k
Vの電圧が印加されるようになっている。また、集塵部
6及び脱臭部21の最も奥の部分には、図8に示すよう
に、GND接点12,13が設けられており、パンチン
グネット8と集塵部6とがGND接点12,13を介し
て回路の接地側に接続されている。このGND接点1
2,13は、図9に示すように、1枚の導電性の金属板
50をプレス加工することによって形成されており、集
塵部6の接点接触部20に接触するGND接点12と、
パンチングネット8の接点接触部10に接触するGND
接点13とが一体に設けられている。
【0018】また本実施形態では、電極枠25の背面壁
の一部が切り欠かれており、パンチングネット8を収納
したときに、パンチングネット8の接点接触部10の一
部が該切欠孔60(図2)より帯電部2の背面側に露出
するようになっており、これにより、帯電部2を本体ケ
ース15に装着した状態では、パンチングネット8の曲
げ部分である接点接触部10の一部が本体ケース15の
奥側のGND接点12と接触できるようにしてある。
【0019】一方、集塵部6は、例えば導電性の繊維が
配合された濾材からなる集塵フィルター6aからなり、
この集塵フィルター6aの下流側に、活性炭等からなる
脱臭フィルター21aで構成された脱臭部21が配置さ
れている。導電性の繊維が配合された集塵フィルター6
aは前記GND接点13を通じて接地されている。この
脱臭部21の下流側に設けられる送風部19には、図7
に示すモータ36が設置されると共に、ファン収納部3
7が設けてあり、このファン収納部37にファン5が配
置してある。本体ケース15の上面部には、排出口38
が設けられている。
【0020】しかして、ファン5が回転すると、図7の
矢印ハ、ニで示すように、前カバー16の吸込口17及
び本体ケース15の下面の吸込口18から集塵部6に向
けて空気が吸い込まれ、プレフィルター23で大きな粉
塵が捕集され、帯電部2で小さな粉塵がプラスに帯電さ
れ、このプラスイオンに帯電した粉塵は、回路の接地側
に接続されている集塵部6にクーロン力で引き寄せられ
て捕集される。集塵部6で粉塵を除去された空気は、そ
の上方にある脱臭部21(図10)で臭気を除去され、
浄化・無臭化された空気がファン5を経て排出口38か
ら上方に排出される。
【0021】ここで、帯電部2において、導電板7とし
て多数の開口孔14を有するパンチングネット8を使用
し、このパンチングネット8を複数の円弧部9が連続し
て配列された断面波形形状に形成すると共に各円弧部9
の略中心Mに放電線26をそれぞれ位置させてあるの
で、放電線26からパンチングネット8に向かう放電
は、図1の矢印ロで示すような放射状となり、粉塵が帯
電部2を通過する際の時間が長くなる。これにより粉塵
が帯電されるチャンスが増大して帯電効率が向上し、集
塵性能が良くなる。しかもパンチングネット8を送風方
向と垂直方向に配置することで、放電範囲が広がり、帯
電のチャンスが更に増える上に、パンチングネット8に
は多数の開口孔14が形成されているので、送風の妨げ
にならず、風量が低下したり、騒音が増したりする問題
は生じないものである。
【0022】また、パンチングネット8における各円弧
部9の配列方向Aの両端部をそれぞれ垂直に折り曲げ
て、GND接点12に接触する接点接触部10としてい
るので、容易な加工方法で接点接触部10を形成でき
る。つまり、パンチングネット8に形成された各円弧部
9の配列方向Aと同じ方向に接点接触部10が形成され
ているので、深絞りなどの複雑な加工をすることなく、
簡単なプレス加工で円弧部9の波形形状と接点接触部1
0の垂直曲げ形状とを同時に容易に形成することが可能
となる。ちなみに従来では導電板の両端部に曲げ加工を
施しているが、特に粉塵の帯電効率を向上させるために
導電板の中央部分の形状を複雑な曲面形状に形成しよう
とすると、深絞りなどの複雑な加工が必要となる。
【0023】また、本実施形態では、パンチングネット
8の接点接触部10に接触するGND接点12,13の
位置を、従来のような本体ケース15内部の側面位置か
ら奥側の位置に移動させてあり、一方、電極枠25の背
面壁の一部に切り欠き形成された切欠孔60よりパンチ
ングネット8の接点接触部10の一部を露出させている
ので、帯電部2を本体ケース15に装着した状態で、パ
ンチングネット8の曲げ部分である接点接触部10の一
部を本体ケース15の奥側のGND接点12に接触させ
ることができる。そのうえ、このGND接点12と集塵
部6の接点接触部10が接触するGND接点13とを共
通の接点部材50に設けたことによって、帯電部2と集
塵部6をGND接点12,13に容易に且つ確実に接地
できるようになり、従って、帯電部2と集塵部6と回路
相互の配線を簡略化できると共に、低コスト化と組立の
簡略化とを実現できるものである。
【0024】ところで、空気中に含まれる粉塵を放電に
より帯電させ、集塵部6でクーロン力により電気的に集
塵する空気清浄器1において、帯電部2は放電線26と
パンチングネット8とこれらを収納する電極枠25とで
構成されているが、帯電部2で粉塵を帯電させるために
は、なるべく空気が抵抗なく通過できることが望まれ、
そのための電極枠25は空洞部を多く有しており、しか
も放電線26とパンチングネット8との間で高電圧を印
加し、放電を行っているため、高圧のかかっている放電
線26の近くに補強用の成形品などを配置することがで
きず、このため従来では電極枠25は強度的に弱いとい
う問題があり、また、パンチングネット8には帯電した
粉塵が付着し、粉塵が堆積すると異常放電が起こり、異
常音が発生する。その防止のために、パンチングネット
8は定期的に洗浄する必要があるが、洗浄の際にパンチ
ングネット8を変形させてしまうという問題がある。
【0025】かかる問題を解決するために、本発明で
は、図3、図4に示すように、パンチングネット8の各
円弧部9の配列方向Aに沿う両端部8bを下方に折り曲
げた形状とし、折り曲げられた両端部8bを電極枠25
の両端部25bの内側に突設させた突起部45にそれぞ
れ挿入することによって、電極枠25に強度を持たせる
ことができる。ここで、突起部45は電極枠25の補強
リブの役割を兼ねており、更にパンチングネット8の折
り曲げられた端部8bを突起部45に挿入して保持する
ことにより、パンチングネット8により電極枠25が補
強されることとなり、従って、空気が抵抗なく通過でき
るようにするための空洞部を多く有している電極枠25
であっても、本体ケース15から取り出す際に例えば図
11(b)のBで示すように、変形してしまうのを防止
できるものであり、これにより、電極枠25の取り扱い
がしやすくなる。尚図11中の80は取手部である。ま
た、パンチングネット8が洗浄の際に変形したような場
合においても、図12(a)(b)に示すように、パン
チングネット8の折り曲げられた端部8bを電極枠25
の両端部25bに設けた突起部45にそれぞれ挿入する
ことで、パンチングネット8の変形に対する矯正を行う
ことができる。その後、図5のようにパンチングネット
8の長さ方向(各円弧部9の配列方向Aと直交する方
向)の両側部8a,8aを左右の導電板支持突起30に
それぞれ載置して導電板固定部材31を倒し、凸状フッ
ク33を電極枠25の内壁に設けた凹状孔34に嵌め込
むことによって、パンチングネット8の両側部8aを導
電板固定部材31と導電板支持突起30との間でワンタ
ッチで固定できる。これにより、パンチングネット8の
変形を矯正して電極枠25に固定できるので、パンチン
グネット8の各円弧部9と放電線26との位置ずれ等を
防止できる結果、粉塵の帯電効率を下げることなく、集
塵性能を維持することができるものである。
【0026】なお、前記各実施形態では、集塵部6と脱
臭部21とを一体に設けた場合を説明したが、別々に構
成されてもよく、またその配置順序も特に限定されず、
集塵部6と脱臭部21は帯電部2以降の空気通過路中に
あればよいものである。
【0027】また、図10に示すように、集塵部6と脱
臭部21とを、通気性が良好で且つ導電材料が配合され
たカバー35で覆うようにしてもよいものである。
【0028】さらに、集塵部6はフィルター構造に限ら
れるものではなく、例えば金属板を風路と平行に配列
し、交互に電位を与えることによって電界を発生させる
形態のものであってもよいものである。
【0029】図13は、図8の本体ケース15内部の下
側に収納されるフィルターブロック24の一例を示して
いる。本実施形態のフィルターブロック24は、集塵フ
ィルター部6aと、中敷シート6cと、脱臭フィルター
部6bと、ハニカムコア部6dと、導電性カバーリング
材6eとからなる。図中のイは風の向きである。集塵フ
ィルター部6aは、例えばPET繊維と極細PP繊維
(エレクトレット処理)の2枚の不織布から構成され、
2枚の不織布をバインダーにより一体化してある。この
集塵フィルター部6aで空気清浄器内に吸い込まれた空
気内の粉塵が捕集される。
【0030】脱臭フィルター部6bは、本実施形態で
は、粒径、形状の異なる活性炭などの4種類の消臭剤
a,b1,b2,b3から構成され、これらのうち最も小
径の消臭剤aを集塵フィルター部6aの蛇腹部分に充填
し、残りの3種類の消臭剤a,b 1,b2,b3を中敷シ
ート6cよりも下流側のハニカムコア部6dに充填して
ある。これは、集塵フィルター部6aの蛇腹のピッチが
狭く、ピッチ間に消臭剤aを詰めすぎたり、粒径の大き
い消臭剤b1,b2,b3を積めたりすると、製造工程で
の充填作業の複雑化を招くと共に、フィルターの圧損を
増加させてしまう原因となる。そこで、フィルターの蛇
腹部分とハニカムコア部6dとに分離して充填すること
によって、フィルターブロック24のコンパクト化、低
圧損化を図ることができるものである。勿論、消臭剤の
種類は4種類に限られないものである。
【0031】ここで上記ハニカムコア部6dは、風の向
きイと略平行に配置された蜂の巣状の個室を多数有して
おり、3種類の球状、俵状の粒子形状の消臭剤b1
2,b 3を各個室になるべく均等となるように充填して
ある。これにより、ハニカムコア部6dによって消臭剤
1,b2,b3の充填のバラツキ、移動、偏りを防止で
きるようになっている。
【0032】また上記中敷シート6cは、集塵フィルタ
ー部6aの蛇腹部分の消臭剤aとハニカムコア部6dの
消臭剤b1,b2,b3とを分離する目的で、集塵フィル
ター部6aとハニカムコア部6dとの間に設けられてい
る。この中敷シート6cは消臭剤aの粒径より細かいメ
ッシュで形成され、中敷シート6cを蛇腹部分に接着さ
せるための接着シート(図示せず)が一体に設けられて
いる。このように中敷シート6cを集塵フィルター部6
aの蛇腹部分に接着することによって、蛇腹部分に充填
されている消臭剤aが蛇腹間で移動するのを抑制できる
ものである。
【0033】また、上記導電性カバーリング材6eは、
フィルターブロック24の最下流部に配置されている。
この導電性カバーリング材6eは、導電性の繊維が織り
込まれたものであり、ハニカムコア部6dに熱溶着され
ている。この導電性カバーリング材6eは、消臭剤
1,b2,b3のバラツキ、漏れを防止する働きのほか
に、回路と電気的に接続されている接点部13(図8)
と接触することにより、フィルターブロック24が電荷
を帯びるのを防止する働きがある。
【0034】本発明の更に他の実施例を図14に示す。
ちなみに、空気清浄器1はダストセンサ85により室内
の汚れを検知し、汚れ具合に応じて運転の強弱が自動的
に切り替わるようになっており、それに応じてダストセ
ンサ85へ流入する空気の量も変化する。特に送風用フ
ァンが停止した状態では、ダストセンサ85内に強制的
に空気を送り込むことができず、室内気流に頼ったもの
となり、室内の汚れが検知しづらいという問題がある。
また、従来ではダストセンサ85の検知部分は、本体ケ
ース15の外面のうちの一面側に開口部を設け、その開
口部の内側に設置される場合が多く、この場合、一方向
からの検知に関しては比較的良好な反応を示すが、その
他の方向からの検知に関しては、どうしても検知しづら
いという問題がある。
【0035】そこで、本発明ではダストセンサ85の検
知部分が多方向で、その一つ一つの開口部が大きく設け
られていることが好ましい点に鑑みて、図14(a)
(b)に示すように、本体ケース15に組み込まれるダ
ストセンサ85の入口部85aが本体ケース15の側面
15b方向、出口部85bが本体ケース15の前面15
a方向に向けられている。このように、ダストセンサ8
5の出口部85bを本体ケース15の前面15a方向に
出してくることにより、送風ファン停止状態の場合にダ
ストセンサ85の出口部85bとして使用される開口部
も粉塵の入口となり、開口面積が増加して、ダストセン
サ85内により多くの空気を送り込むことができると共
に、粉塵の侵入方向が入口部85aと出口部85bの2
方向となるので、効果的に汚れを検知することができる
ようになり、検知精度を高めることができる。また、ダ
ストセンサ85が汚れを検知して送風ファンが動き出す
と、本体ケース15の側面15b部はダストセンサ85
に流入する空気の吸込部となり、前面15a部がダスト
センサ85に流入した空気の吐出部となり、その役割が
固定されたものとなる。なお、ダストセンサ85の入口
部85aを本体ケース15の前面15a方向、出口部8
5bを側面15b方向に向けてもよいものである。
【0036】図15,図16は更に他の実施形態を示し
ている。図15に示すように、本体ケース15の前面側
の開口部を覆うようにして前カバー16が着脱自在に取
り付けられている。前カバー16はその下半分は例えば
網状或いは多数の小孔状の吸込口17となっている。ま
た本体ケース15の底面15cも例えば網状或いは多数
の小孔状の吸込口18となっている。本体ケース15内
部の上方に配置された送風部19(図7)によって、両
方の吸込口17,18から吸い込まれた空気ハ、ニは、
帯電部2、集塵部6等を通過して、空気中の粉塵や臭気
を捕集、脱臭することができるものである。
【0037】ここで、2つの吸込口17,18を前面1
5a方向と底面15c方向との2方向に分けることによ
り、壁掛けなどのように比較的高い位置に本体ケース1
5が設置された場合に、底面15cの吸込口18を有効
に使うことができるという利点がある。
【0038】なお、上記のように吸込口17,18を2
方向に分けた場合、その2方向から吸い込まれた気流
ハ、ニが合流することになり、合流部では複雑な流れと
なり、損失が生じるという問題が生じる。
【0039】そこで、本実施形態では、図15、図16
に示すように、帯電部2の下方空間に垂直フィン90を
立設し、2方向から吸い込まれた気流を垂直フィン90
で分割し整流するようにしている。この垂直フィン90
は、吸込口17の後方部と吸込口18の上方部とを仕切
る長尺の横フィン部90aと、横フィン部90aを支え
る短尺の複数の縦フィン部90bとからなり、これによ
り2方向から吸い込まれた気流ハ,ニが合流するのを防
止しながら、帯電部2側に送り込むことができ、損失を
無くすことができる。また垂直フィン90は、本体ケー
ス15の底面15cを補強するための補強リブの役割も
兼ねており、本体ケース15の底面15cに連続的に圧
力がかかる場合や、さらに本体ケース15が高温下に長
時間さらされることによる本体ケース15の変形を防止
する役割をも果たすものである。
【0040】
【発明の効果】上記のように本発明のうち請求項1記載
の発明は、放電部と対極部とからなり、放電部から対極
部に向かう放電により粉塵を帯電させる帯電部と、帯電
した粉塵を捕集するための集塵部と、帯電部及び集塵部
に空気を送る送風手段とを備えた空気清浄器において、
対極部が多数の開口孔を有する導電板で構成され、この
導電板は複数の円弧部が連続して配列された断面波形形
状に形成され、且つ各円弧部の略中心に放電部がそれぞ
れ位置しているから、放電部から導電板に向かって放射
状に放電が行われるので、放電範囲が広がり,粉塵が帯
電部を通過する際の時間が長くなって、粉塵が帯電され
るチャンスが増大する。しかも、導電板には多数の開口
孔が形成されているので、送風の妨げにならず、風量の
低下防止、騒音防止を図ることができる結果、対極部に
よる送風の妨げをできる限り小さくしながら、集塵性能
を向上させることが可能となる。
【0041】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、導電板における各円弧部の配列方向に
沿う端部を折り曲げて、回路と電気的に接続される接点
接触部としたから、深絞りなどの複雑な加工をすること
なく、簡単なプレス加工で円弧部の波形形状と接点接触
部の曲げ形状とを同時に且つ簡単に形成でき、生産効率
が向上する。
【0042】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、導電板の接点接触部が、回路と電気的
に接続される集塵部の接点接触部と共通化されているか
ら、帯電部と集塵部と回路相互の配線を簡略化できると
共に、低コスト化と組立の簡略化とを図ることができ
る。
【0043】また請求項4記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の効果に加えて、導電板は複
数の円弧部が連続して配列された断面波形形状に形成さ
れ且つ各円弧部の配列方向に沿う端部が折り曲げられて
おり、電極枠の両端部には上記導電板の折り曲げられた
端部を保持するための突起部が設けられているので、導
電板の折り曲げられた端部を電極枠の両端部に設けた突
起部に挿入することにより、電極枠に強度を持たせるこ
とができ、例えば本体ケースから取り出した際に電極枠
が変形するのを防止でき、取り扱い性が向上することと
なる。また、導電板が洗浄の際に変形したような場合に
おいても、導電板の折り曲げられた端部を電極枠の突起
部に挿入することで、電極枠によって導電板の変形に対
する矯正を行うことができ、粉塵の帯電効率を下げるこ
となく、集塵性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】同上の帯電部の分解斜視図である。
【図3】同上のパンチングネットの取り付け状態を説明
する断面図である。
【図4】同上のパンチングネットの取り付け状態を説明
する断面図である。
【図5】(a)(b)はパンチングネットの固定方法の
説明図である。
【図6】同上の空気清浄器の斜視図である。
【図7】同上の空気清浄器の側面断面図である。
【図8】同上のフィルターブロックの装着方法の説明図
である。
【図9】同上の接点部材の斜視図である。
【図10】他の実施形態の概略断面図である。
【図11】(a)は同上のパンチングネットを装着した
電極枠の斜視図、(b)は電極枠の変形を説明する斜視
図である。
【図12】(a)(b)は同上のパンチングネットの電
極枠への取り付け状態を説明する断面図である。
【図13】更に他の実施形態の断面図である。
【図14】(a)(b)はダストセンサを説明する斜視
図である。
【図15】更に他の実施形態の断面図である。
【図16】同上の切り欠き斜視図である。
【図17】従来例の帯電部の斜視図である。
【図18】従来例の導電板の配置状態の断面図である。
【図19】(a)(b)は従来例の帯電部の側面図及び
下面図である。
【図20】他の従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 空気清浄器 2 帯電部 3 放電部 4 導電板 6 集塵部 7 導電板 8b 折り曲げられた端部 9 円弧部 10,20 接点接触部 14 開口孔 15 本体ケース 25 電極枠 25b 端部 26 放電線 45 突起部 A 配列方向 M 略中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 隆行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥山 健二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 荒木 一弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田賀 博文 福井県武生市塚町54−6近江化工株式会社 福井工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電部と対極部とからなり、放電部から
    対極部に向かう放電により粉塵を帯電させる帯電部と、
    帯電した粉塵を捕集するための集塵部と、帯電部及び集
    塵部に空気を送る送風手段とを備えた空気清浄器におい
    て、対極部が多数の開口孔を有する導電板で構成され、
    この導電板は複数の円弧部が連続して配列された断面波
    形形状に形成され、且つ各円弧部の略中心に放電部がそ
    れぞれ位置していることを特徴とする空気清浄器。
  2. 【請求項2】 導電板における各円弧部の配列方向に沿
    う端部を折り曲げて、回路と電気的に接続される接点接
    触部としたことを特徴とする請求項1記載の空気清浄
    器。
  3. 【請求項3】 導電板の接点接触部が、回路と電気的に
    接続される集塵部の接点接触部と共通化されていること
    を特徴とする請求項2記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 導電板は複数の円弧部が連続して配列さ
    れた断面波形形状に形成され且つ各円弧部の配列方向に
    沿う端部が折り曲げられており、電極枠の両端部には上
    記導電板の折り曲げられた端部を保持するための突起部
    が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の空気清浄器。
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