JP3478199B2 - 空気清浄機およびそのイオン化ユニット - Google Patents

空気清浄機およびそのイオン化ユニット

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JP3478199B2
JP3478199B2 JP26071999A JP26071999A JP3478199B2 JP 3478199 B2 JP3478199 B2 JP 3478199B2 JP 26071999 A JP26071999 A JP 26071999A JP 26071999 A JP26071999 A JP 26071999A JP 3478199 B2 JP3478199 B2 JP 3478199B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A50/2351Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気清浄機に関
し、特に放電によるイオンシャワーによって空気中に含
まれる塵埃粒子を帯電し、帯電した塵埃粒子を静電吸着
の原理で捕獲するようにした空気清浄機に関する。ま
た、かかる空気清浄機のためのイオン化ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気中に含まれる塵埃粒子を帯電し、帯
電した塵埃粒子を静電吸着による捕獲する電気集塵式の
空気清浄機が公知である。かかる空気清浄機には、塵埃
粒子を帯電させるためのイオン化部(放電部)が備えら
れている。イオン化部には放電電極としてのイオン化線
および対向電極が備えられており、イオン化線の放電に
より生じるイオンシャワーによって、イオン化線と対向
電極間を通過する空気中に含まれる塵埃粒子が帯電され
る。
【0003】そして帯電した塵埃粒子は、集塵部におい
て静電吸着されることにより捕獲される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電気集塵式の空気清浄
機においては、集塵性能を良好に保つために、イオン化
部および集塵部を定期的に清浄したり、集塵部のフィル
タを交換する必要がある。従来、イオン化部に備えられ
ているイオン化線および対向電極は共通のフレームに取
り付けられて一体化されている。このため、イオン化部
を洗浄する際にはイオン化線および対向電極を一緒に洗
浄しなければならない。
【0005】ところで、イオン化線は極めて細い金属線
であり、洗浄時に注意をしていなければ切断してしまう
おそれがある。また、イオン化線の汚れは比較的少ない
のに対し、イオン化線の放電を受ける対向電極は汚れや
すく、洗浄時には対向電極を念入りに洗浄する必要があ
る。このような状況であるから、イオン化線と対向電極
が一体化された従来のイオン化部は、定期的な洗浄を行
う場合等に、その洗浄がしにくいという課題があった。
【0006】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたもので、洗浄のしやすいイオン化ユニットおよび
かかるユニットを有する空気清浄機を提供することを目
的とする。またこの発明の他の目的は、洗浄時にイオン
化線を切断するおそれのないイオン化ユニットおよびそ
のユニットを有する空気清浄機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、イオン化線およびイオン化線に対向し
て配置された対向電極を有し、イオン化線から生じる放
電によって空気中に含まれる塵埃粒子を帯電し、帯電し
た塵埃粒子を集塵部で捕獲するようにした空気清浄機に
おいて、前記イオン化線は、その前面にイオン化線を保
護するプレフィルタが装着されたサブフレームに張設さ
れており、前記対向電極は、メインフレームに備えられ
ていて、前記サブフレームはメインフレームに対して着
脱可能に構成されており、メインフレームに対してサブ
フレームを嵌合させたときに、イオン化線と対向電極と
が所定の状態で対向すると共に、サブフレームに設けら
れた接続端子がメインフレームに備えられた対向電極と
接触して両者が電気的に接続されることを特徴とする、
空気清浄機である。
【0008】
【0009】請求項記載の発明は、前記メインフレー
ムには、帯電した塵埃粒子を捕獲するための集塵部が備
えられていることを特徴とする、請求項記載の空気清
浄機である。請求項記載の発明は、前記集塵部は、周
囲がメインフレームに支持されるように配置された空気
中の帯電した塵埃粒子を静電吸着により捕獲するフィル
タを含むことを特徴とする、請求項記載の空気清浄機
である。
【0010】請求項記載の発明は、前記メインフレー
ムの一端部には、複数回分使用できる長さの膜状フィル
タがロール状に巻かれたロールフィルタを収容できる収
容部が備えられていることを特徴とする、請求項また
記載の空気清浄機である。請求項記載の発明は、
空気中に含まれる塵埃粒子を帯電し、帯電した塵埃粒子
を捕獲する空気清浄機のためのイオン化ユニットであっ
て、サブフレームと、サブフレームに張設されたイオン
化線と、サブフレームの前面に、前記イオン化線を保護
する状態に装着されたプレフィルタと、サブフレームに
設けられた接続端子と、メインフレームと、メインフレ
ームに備えられた対向電極とを有し、サブフレームはメ
インフレームに対して着脱可能に構成されており、メイ
ンフレームに対してサブフレームを嵌合させたときに、
イオン化線と対向電極とが所定の状態で対向すると共
に、サブフレームに設けられた接続端子がメインフレー
ムに備えられた対向電極と接触して両者が電気的に接続
されるように構成されていることを特徴とする空気清浄
機のためのイオン化ユニットである。
【0011】請求項記載の発明は、前記メインフレー
ムには、集塵部が備えられており、集塵部は、周囲がメ
インフレームに支持されるように配置された空気中の帯
電した塵埃粒子を静電吸着により捕獲するフィルタを含
むことを特徴とする、請求項記載の空気清浄機のため
のイオン化ユニットである。請求項記載の発明は、前
記メインフレームの一端部には、複数回分使用できる長
さの膜状フィルタがロール状に巻かれたロールフィルタ
を収容できる収容部が備えられていることを特徴とす
る、請求項または記載の空気清浄機のためのイオン
化ユニットである。
【0012】請求項1、5の構成によれば、イオン化線
と対向電極とが分離可能であるから、両者を分離して別
々に洗浄できる。よって、汚れの付着しやすい対向電極
を、イオン化線を気にすることなく念入りに洗浄するこ
とができる。また、洗浄時に、イオン化線を切断するお
それもない。すなわち、イオン化線および対向電極は、
それぞれ、サブフレームおよびメインフレームに備えら
れている。そして、サブフレームはメインフレームに対
して着脱可能にされている。よって、使用時には、サブ
フレームをメインフレームに装着すれば、イオン化線と
対向電極とが所定の状態で対向するように組合わされ
る。また、洗浄時には、サブフレームが嵌合されたメイ
ンフレームを空気清浄機から取り出し、メインフレーム
からサブフレームを取り外すことにより、イオン化線と
対向電極とを簡単に分離することができる。
【0013】請求項の構成によれば、メインフレーム
に集塵部が備えられているので、イオン化部と集塵部と
を一体化することができる。請求項またはの構成に
よれば、イオン化部と集塵部とが一体化されたユニット
になっていて、便利である。また請求項またはのよ
うに、集塵部は複数回分の使用ができる膜状フィルタが
ロール状に巻かれたロールフィルタを収容できる構成に
なっていてもよい。この場合、イオン化部を定期的に洗
浄する場合等に、汚れた膜状フィルタを切り離して新た
な膜状フィルタをロールフィルタから引き出してメイン
フレームに容易にセットすることができる。
【0014】以上のように、この発明によれば、洗浄が
しやすく、洗浄時にイオン化線を切断するおそれのない
メンテナンス性に優れたイオン化ユニットおよびそのユ
ニットを有する空気清浄機を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の実施形態について具体的に説明をする。図1は、
この発明の一実施形態にかかる空気清浄機1の全体構成
を示す分解斜視図である。
【0016】空気清浄機1は、本体ハウジング2および
本体2の前面に嵌合される前面パネル3を有する。本体
ハウジング2内には、図示しないモータおよびモータに
より回転される送風ファンが備えられており、送風ファ
ンにより前面パネル3から空気が吸い込まれ、清浄化さ
れた後、本体ハウジング2の上面の吹出グリル4から吹
き出される。本体ハウジング2の前面下方には、表示お
よび操作部5が備えられている。表示および操作部5に
は、空気清浄機1の電源をオン/オフしたり、動作モー
ドを切換えたりする操作部と、動作状態を表示する表示
部とが備えられている。
【0017】本体ハウジング2内にはイオン化・集塵ユ
ニット6が収容されている。イオン化・集塵ユニット6
には、その前面側にプレフィルタ7が取り付けられてい
る。プレフィルタ7は比較的大きなごみや埃を捕獲する
ためのものである。イオン化・集塵ユニット6には、後
述するように、このユニットを通過する空気中に含まれ
る塵埃粒子を帯電させるためのイオン化線および対向電
極が組み込まれている。イオン化・集塵ユニット6の後
面側には帯電した塵埃粒子を捕獲するための膜状フィル
タ16が装着されている。膜状フィルタ16は、ロール
フィルタ8から引き出される。
【0018】本体ハウジング2内には、さらに、イオン
化・集塵ユニット6の奥側に、前後2層に配置された光
触媒エレメント9およびその間に配置されたインバータ
ランプ10が備えられている。光触媒エレメント9は前
面から吸い込まれる空気を後方へ通過するハニカム構造
の薄い板状体で、酸化チタンその他の光触媒を担持す
る。インバータランプ10は光触媒エレメント9に光を
当て、該エレメントに担持された光触媒を活性化させ
る。光触媒エレメントの活性化により、空気中の臭い成
分が除去できる。また、抗菌、抗ウィルス効果もある。
【0019】図2は、イオン化・集塵ユニット6の斜視
図である。イオン化・集塵ユニット6は、メインフレー
ム11およびサブフレーム12を有する。メインフレー
ム11は樹脂等の絶縁材で形成されており、枠で囲まれ
た開口部には対向電極13が備えられている。対向電極
13は、この実施形態では、上下に伸びる9本の平行に
配置された対向電極13を有している。各対向電極13
は横断面形状がU字形をし、隣接する対向電極13同士
は凹湾曲した多数の細い連結片14によってつながって
いる。つまり、9本の対向電極13は、1枚の金属板か
ら板金成形により作られている。隣接する対向電極13
同士が多数の細い連結片14でつながれているのは、こ
の間を空気が通過するようにしたためである。
【0020】サブフレーム12も、たとえば樹脂等の絶
縁材で形成されており、枠で囲まれた開口内には上下に
伸びる8本のイオン化線15が平行に張設されている。
サブフレーム12はメインフレーム11に対して着脱可
能に構成されている。そしてサブフレーム12がメイン
フレーム11に装着されたときには、対向電極13と対
向電極13との間にイオン化線15が配置され、対向電
極13と平行に延びる。つまり、8本のイオン化線15
と9本の対向電極13とは平行に交互に対向する。
【0021】また、サブフレーム12をメインフレーム
11から取り外すことにより、対向電極13に対してイ
オン化線15を分離することができる。イオン化線15
と対向電極13とを分離可能にすると、イオン化線15
および対向電極13のメンテナンス、具体的にはこれら
の洗浄がしやすいという利点がある。すなわち、使用に
伴ってイオン化線15および対向電極13に汚れが付着
するので、定期的にイオン化線15および対向電極13
を洗浄する必要がある。イオン化線15と対向電極13
とが分離できない一体化された構成では、注意していな
ければ洗浄時に細いイオン化線15を切るおそれがあ
る。また、イオン化線15が邪魔になり、対向電極13
や連結片14が洗浄しにくい等の不具合もある。
【0022】この実施形態では、イオン化線15を対向
電極13から分離し、両者を別々に洗浄または清掃でき
る。従って、対向電極13の洗浄時にイオン化線15を
切るおそれがない。また、イオン化線15を気にするこ
となく対向電極13を念入りに洗浄できる。メインフレ
ーム11の下端にはロールフィルタ収容部17が一体的
に形成されている。ロールフィルタ収容部17には、図
1に示すように、複数回分使用できる長さの膜状フィル
タがロール状に巻かれたロールフィルタ8が収容され
る。そしてロールフィルタ8から引き出された1回分の
膜状フィルタ16がメインフレーム11の後面側に支持
される。この膜状フィルタ16は静電吸着用フィルタで
あり、イオン化線15により生じるイオンシャワーによ
り帯電した塵埃粒子を静電吸着により捕獲する。
【0023】なお、対向電極13を洗浄する際には、メ
インフレーム11からロールフィルタ8および引き出さ
れた膜状フィルタ16が取り外される。メインフレーム
11に対するサブフレーム12の嵌合は、次のように行
われる。メインフレーム11の下枠11L(ロールフィ
ルタ収容部17の上面)には、左右に2つの係合孔18
が形成されている。サブフレーム12の下枠12Lには
上記係合孔18に係合する2つの突起19が備えられて
いる。係合孔18に突起19を嵌め、サブフレーム12
を、その下枠12Lを中心に上枠12U側を向こう側
(後方側)へ回動させることにより、メインフレーム1
1に対してサブフレーム12を嵌合することができる。
サブフレーム12の上枠12Uには、左右に2つの係止
片20が上方に向けて突設されている。一方、メインフ
レーム11の上枠11Uにも、2つの係止片21が前方
に向けて突設されている。
【0024】図3Aに示すように、メインフレーム11
に対してサブフレーム12が嵌合された状態では、サブ
フレーム12の上枠12Uに備えられた2つの係止片2
0と、メインフレーム11の上枠11Uに備えられた2
つの係止片21とは、互いに直交方向に隣接された状態
にある。各係止片20,21には、図3Bに示すよう
に、それぞれ小さな段差20s,21sが備えられてい
て、これら段差20s,21sが、それぞれ、メインフ
レーム11の上枠11Uおよびサブフレーム12の上枠
12Uを係止するようになっている。よってメインフレ
ーム11に対してサブフレーム12の嵌合状態が保持さ
れる。
【0025】サブフレーム12をメインフレーム11か
ら取り外す場合には、図3Aに示すように、各係止片2
0,21を、それぞれ、段差20s,21sと逆方向に
押すように力を加え、サブフレーム12の上枠12U側
を手前側(前面側)へ回動させればよい。この実施形態
では、サブフレーム12の正面側にプレフィルタ7が装
着されるようになっている。
【0026】具体的には、図2を参照して、サブフレー
ム12の右枠12Rおよび左枠12Lには、各正面に、
上下にプレフィルタ7をスライドさせるための案内桟2
3が形成されている。案内桟23には断面L字状のフッ
ク24が備えられている。案内桟23に沿ってスライド
されるプレフィルタ7の両側辺はフック24により案内
桟23から外れないようになっている。従って、プレフ
ィルタ7をサブフレーム12の上方から下方へスライド
させることによって、サブフレーム12の前面側にプレ
フィルタ7を装着することができる。
【0027】図4は図2のA−A矢視図であり、イオン
化・集塵ユニット6を組立てた状態の切断面端面図であ
る。図4における白抜き矢印は空気の流れを表わしてい
る。サブフレーム12の前面にプレフィルタ7を装着す
ると、プレフィルタ7がイオン化線15を保護する。イ
オン化線15は極めて細い線であって、見にくいことも
あり、イオン化・集塵ユニット6を本体ハウジング2か
ら取り外す際等にイオン化線に手が触れて、手を傷つけ
たり、あるいはイオン化線を切断するおそれがある。従
来は、プレフィルタ7は前面パネル3の背面側(図1参
照)に取り付けられていたので、前面パネル3を外した
とき、イオン化・集塵ユニット6の前面が表われ、そこ
にはイオン化線15が露出した状態であった。このた
め、イオン化・集塵ユニット6を取り外す際等に、イオ
ン化線15に気づかず、イオン化線15を切断してしま
う等の不具合があった。
【0028】この実施形態では、プレフィルタ7がサブ
フレーム12に装着されており、図4に示すように、プ
レフィルタ7がイオン化線15を保護している。よっ
て、イオン化・集塵ユニット6を本体ハウジング2から
取り外す際、プレフィルタ7により守られたイオン化線
15を誤って切断等することがない。図5は、サブフレ
ーム12の背面図である。図5を参照して、イオン化線
15の張設構造を説明する。
【0029】開口部に平行に張設された8本のイオン化
線15は、2本の細い金属線15A,15Bによって構
成されている。2本の金属線15A,15Bは、それぞ
れ、下枠12Lから上枠12Uに張設され、上枠12U
でUターンされて下枠12Lへ張設され、下枠12Lで
再びUターンされて上枠12Uへ張設され、上枠12U
でさらにUターンされて下枠12Lに戻されている。そ
して金属線15A,15Bの各一端はベース金具25に
固定され、金属線15A,15Bの各他端は張力調整用
コイルばね26A,26Bを介してベース金具25に固
定されている。
【0030】ベース金具25はサブフレーム12の左枠
12Lの上方に突設されたガイド突起28に備えられた
高電圧印加電極27と電気的に接続されている。左枠1
2Lにはガイド突起28から所定距離離れた下方側に、
ガイド突起28と対をなすガイド突起29が備えられて
いる。このガイド突起29にはアース用電極30が備え
られ、その近傍にはアース用電極30と電気的に接続さ
れた接続端子31が設けられている。
【0031】メインフレーム11に対してサブフレーム
12を嵌合させたとき、接続端子31がメインフレーム
11に備えられた対向電極13と接触し、電気的に接続
される。よって、高電圧印加電極27に電源回路から高
電圧を印加し、アース電極30を電源回路のアース側に
接続することにより、イオン化線15と対向電極13と
の間で放電を行わせることができる。
【0032】この実施形態ではサブフレーム12側にガ
イド突起28,29を設け、それに高電圧印加電極27
およびアース電極30を配置した構成としている。この
ため、高電圧印加電極27およびアース電極30の位置
決めが同一のフレーム(サブフレーム12)でできるの
で、電気的な接続に寸法ばらつき等が生じず、確実な電
気的接続ができるという利点がある。
【0033】なお、ガイド突起28,29をサブフレー
ム12ではなく、メインフレーム11側に設けて、メイ
ンフレーム11側に高電圧印加電極27およびアース電
極30を配置した構成としてもよい。この発明は、以上
説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求
の範囲記載の範囲内において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる空気清浄機1の
全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】この発明の一実施形態にかかるイオン化・集塵
ユニットの斜視図である。
【図3】この発明の一実施形態におけるメインフレーム
11に対してサブフレーム12を嵌合し、嵌合状態を固
定する係止構造を説明するための図である。
【図4】図2のA−A矢視図であり、この発明の一実施
形態にかかるイオン化・集塵ユニット6を組立てた状態
における切断面端面図である。
【図5】この発明の一実施形態にかかるサブフレームの
背面図である。
【符号の説明】
1 空気清浄機 6 イオン化・集塵ユニット 7 プレフィルタ 8 ロールフィルタ 11 メインフレーム 12 サブフレーム 13 対向電極 15 イオン化線 16 膜状フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−114046(JP,A) 特開 平2−164467(JP,A) 特開 平5−23615(JP,A) 特開 平10−43630(JP,A) 特開 平10−99720(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/00 B03C 3/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン化線(15)およびイオン化線(1
    5)に対向して配置された対向電極(13)を有し、イ
    オン化線(15)から生じる放電によって空気中に含ま
    れる塵埃粒子を帯電し、帯電した塵埃粒子を集塵部で捕
    獲するようにした空気清浄機において、 前記イオン化線(15)は、その前面にイオン化線(1
    5)を保護するプレフィルタ(7)が装着されたサブフ
    レーム(12)に張設されており、 前記対向電極(13)は、メインフレーム(11)に備
    えられていて、 前記サブフレーム(12)はメインフレーム(11)に
    対して着脱可能に構成されており、メインフレーム(1
    1)に対してサブフレーム(12)を嵌合させたとき
    に、イオン化線(15)と対向電極(13)とが所定の
    状態で対向すると共に、サブフレーム(12)に設けら
    れた接続端子(31)がメインフレーム(11)に備え
    られた対向電極(13)と接触して両者が電気的に接続
    されることを特徴とする、 空気清浄機。
  2. 【請求項2】前記メインフレーム(11)には、帯電し
    た塵埃粒子を捕獲するための集塵部が備えられているこ
    とを特徴とする、請求項記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】前記集塵部は、周囲がメインフレーム(1
    1)に支持されるように配置された空気中の帯電した塵
    埃粒子を静電吸着により捕獲するフィルタ(16)を含
    むことを特徴とする、請求項記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】前記メインフレーム(11)の一端部に
    は、複数回分使用できる長さの膜状フィルタがロール状
    に巻かれたロールフィルタ(8)を収容できる収容部
    (17)が備えられていることを特徴とする、請求項
    または記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】空気中に含まれる塵埃粒子を帯電し、帯電
    した塵埃粒子を捕獲する空気清浄機のためのイオン化ユ
    ニットであって、 サブフレーム(12)と、 サブフレーム(12)に張設されたイオン化線(15)
    と、サブフレーム(12)の前面に、前記イオン化線(1
    5)を保護する状態に装 着されたプレフィルタ(7)
    と、 サブフレーム(12)に設けられた接続端子(31)
    と、 メインフレーム(11)と、 メインフレーム(11)に備えられた対向電極(13)
    とを有し、 サブフレーム(12)はメインフレーム(11)に対し
    て着脱可能に構成されており、メインフレーム(11)
    に対してサブフレーム(12)を嵌合させたときに、イ
    オン化線(15)と対向電極(13)とが所定の状態で
    対向すると共に、サブフレームに設けられた接続端子
    (31)がメインフレームに備えられた対向電極(1
    3)と接触して両者が電気的に接続されるように構成さ
    れていることを特徴とする空気清浄機のためのイオン化
    ユニット。
  6. 【請求項6】前記メインフレーム(11)には、集塵部
    が備えられており、集塵部は、周囲がメインフレーム
    (11)に支持されるように配置された空気中の帯電し
    た塵埃粒子を静電吸着により捕獲するフィルタ(16)
    を含むことを特徴とする、請求項記載の空気清浄機の
    ためのイオン化ユニット。
  7. 【請求項7】前記メインフレーム(11)の一端部に
    は、複数回分使用できる長さの膜状フィルタがロール状
    に巻かれたロールフィルタ(18)を収容できる収容部
    (17)が備えられていることを特徴とする、請求項
    または記載の空気清浄機のためのイオン化ユニット。
JP26071999A 1999-09-14 1999-09-14 空気清浄機およびそのイオン化ユニット Expired - Fee Related JP3478199B2 (ja)

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