JPH07116546A - 空気清浄器の集塵装置 - Google Patents

空気清浄器の集塵装置

Info

Publication number
JPH07116546A
JPH07116546A JP28591093A JP28591093A JPH07116546A JP H07116546 A JPH07116546 A JP H07116546A JP 28591093 A JP28591093 A JP 28591093A JP 28591093 A JP28591093 A JP 28591093A JP H07116546 A JPH07116546 A JP H07116546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust collecting
dust
unit
dust collection
electrode plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28591093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kondo
正人 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
Priority to JP28591093A priority Critical patent/JPH07116546A/ja
Publication of JPH07116546A publication Critical patent/JPH07116546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集塵装置を交換可能に備える空気清浄器にお
いて、その維持費が必要以上に高くなることを防止す
る。 【構成】 2つの集塵極板21および陽極板19をとも
に帯状につくり、それらを互いに直交する向きに配置し
て相手の幅寸法の間隔置きに交互に折り曲げ、スペーサ
突部により互いに一定間隔を保持して折り重ねて集塵部
25を形成し、その集塵部25の長さ方向両側をそれぞ
れキャップ29・30に嵌め込んで、そのキャップ29
・30を集塵部25の両側に取り付けて集塵ユニット2
0を形成する。そして、その集塵ユニット20を、ユニ
ット枠16内に交換自在に収納してなる。しかして、集
塵ユニット20が汚れたときは、ユニット枠16から集
塵ユニット20を取り出して該集塵ユニット20だけを
新しいものと取り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば取り入れた
空気中の煙・埃・粉塵などの汚染物質をイオン化装置で
帯電し、その帯電汚染物質を集塵装置で捕集して空気を
清浄する空気清浄器に適用しうる。詳しくは、そのよう
な空気清浄器において、集塵部を空気が通過するとき、
その空気中の帯電汚染物質を該集塵部で静電的に吸着す
る集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気清浄器として、たと
えば図11に示すように、本体ケース1内に、空気の吸
引口1aから排出口1bに向け、順にイオン化装置2、
集塵装置3、ファン4を備えたものがある。そして、空
気清浄時、高圧発生装置5によりイオン化装置2および
集塵装置3に高電圧を印加するとともに、ファンモータ
6を駆動してファン4を回転し、図中矢示するごとく、
吸引口1aから空気を吸引し、その空気中の煙・埃・粉
塵などの汚染物質をイオン化装置2で帯電し、その帯電
汚染物質を集塵装置3の集塵部で静電的に吸着して通過
空気を清浄し、清浄後きれいな空気として排出口1bか
ら排出していた。
【0003】ところで、そのような空気清浄器では、数
か月以上使用すると、集塵装置3の集塵部に付着した汚
染物質が次第に堆積して集塵効率を低下させるため、定
期的にその堆積した汚染物質を除去する必要がある。そ
こで、従来では、汚染物質が堆積した集塵部に振動を加
えて該汚染物質を払い落したり、集塵装置3を本体ケー
ス1から取り出して汚染物質を洗浄液で洗い落したりし
ていた。
【0004】しかし、そのように振動で汚染物質を払い
落すものでは、払い落した汚染物質の回収作業が面倒で
あり、また、洗浄液で洗い落すものでは、洗浄後に水洗
いや乾燥を行う必要があり、やはり面倒であった。
【0005】そこで、従来、他の空気清浄器の中には、
その本体ケース内に、たとえば図12に示すような構成
の集塵装置3を、定期的に新しいものと交換可能に収納
したものがある。しかして、この集塵装置3では、箱形
の枠体7内に、ともに帯状の陽極板3aおよび集塵極板
3bを、互いに一定間隔を保持して重ね合わせ、芯部7
aを中心として渦巻状に巻き付けて収納していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来、その
ように集塵装置3を交換可能とする空気清浄器では、渦
巻状の極板3a・3bを収納する枠体7が比較的大型ゆ
えに割高であり、その割高な枠体7を含めて集塵装置ご
と使い捨てとすると、1回当たりの交換コストが高くな
り過ぎ、その結果、全体としての維持費が必要以上に高
くなるという問題があった。
【0007】そこで、この考案の目的は、そのように集
塵装置を交換可能に備える空気清浄器の維持費が必要以
上に高くなることを防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明によ
る空気清浄器の集塵装置15は、たとえば以下の図示実
施例に示すように、集塵部25を空気が通過するとき、
その空気中の帯電汚染物質を該集塵部25で静電的に吸
着して通過空気を清浄する空気清浄器の集塵装置15に
おいて、ともに帯状をなす2つの極板、たとえば陽極板
19および集塵極板21を互いに直交する向きに配置し
てそれぞれを一定長さ置きに交互に折り曲げ、互いに所
定間隔を保持して折り重ねて形成し、前記2つの極板の
うちの一方の極板、たとえば集塵極板21の折り曲げ部
21cに、空気を通過する通風孔21bを設けて前記集
塵部25を構成し、前記2つの極板のうちの該通風孔2
1bを設けない他方の極板、たとえば陽極板19の折り
曲げ部19a側をそれぞれ嵌め込んで、該集塵部25の
両側に各々キャップ29・30を取り付けて集塵ユニッ
ト20を形成し、その集塵ユニット20をユニット枠1
6内に交換自在に収納してなる、ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の空気清浄器
の集塵装置15において、前記集塵ユニット20の前記
キャップ29・30のいずれか一方、たとえばキャップ
29に前記2つの極板の一方の接点部29eを設け、前
記キャップ29・30の他方、たとえばキャップ30に
前記2つの極板の他方の接点部30eを設けてなる、こ
とを特徴とする。
【0010】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項2に記載の空気清浄器
の集塵装置15において、前記ユニット枠16に、それ
に前記集塵ユニット20を収納したときその集塵ユニッ
ト20の前記接点部29e・30eと接触する接点部1
6d・16dを設けてなる、ことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の空気清浄器
の集塵装置15において、前記2つの極板の一方にそれ
らの極板を所定間隔に保持するスペーサ突部21aを設
けるとともに、前記2つの極板の他方を前記集塵部25
の折り重ね方向E始めと終りに設けてなる、ことを特徴
とする。
【0012】
【作用】この発明の集塵装置15を組み付けるとき、2
つの帯状の極板を互いに直交する向きに配置してそれぞ
れを一定長さ置きに交互に折り曲げ、互いに所定間隔を
保持して折り重ねて集塵部25を形成する。そして、そ
の集塵部25の、2つの極板のうちの通風孔21bを設
けない他方の極板の折り曲げ部19a側をそれぞれキャ
ップ29・30に嵌め込み、該集塵部25の両側に各々
キャップ29・30を取り付けて集塵ユニット20を形
成する。しかして、その集塵ユニット20をユニット枠
16内に収納して集塵装置15を形成する。そうして、
この集塵装置15を空気清浄器内に組み付ける。そし
て、集塵部25が汚染物質で汚れたとき、空気清浄器内
から集塵装置15を取り出す。しかして、ユニット枠1
6から集塵ユニット20を取り出し、それに代えて、新
しい集塵ユニット20をユニット枠16内に収納する。
そうして、その新しい集塵ユニット20に交換して集塵
装置15を空気清浄器内に再び組み付ける。
【0013】請求項2に記載のものでは、集塵部25の
両側にキャップ29・30を取り付けるとき、キャップ
29・30のいずれか一方の接点部29eと2つの極板
の一方と接続し、他方の接点部30eと2つの極板の他
方と電気的に接続する。
【0014】請求項3に記載のものでは、ユニット枠1
6内に集塵ユニット20を収納したとき、その集塵ユニ
ット20の接点部29e・30eとユニット枠16の接
点部16d・16dとが接触する。
【0015】請求項4に記載のものでは、ユニット枠1
6に対し集塵ユニット20を出し入れするとき、2つの
極板の他方における折り重ね方向E始めと終りにより、
一方の極板のスペーサ突部21aがユニット枠16に引
っかかることを防止する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
を説明する。図10は、この発明の一実施例である集塵
装置を備える空気清浄器の外観斜視図である。
【0017】図中符号10は、その空気清浄器の本体ケ
−スである。本体ケ−ス10は、比較的薄い箱状をな
し、その本体ケース10の正面にフロントパネル11を
開閉自在に設け、底面に空気入口10aを設け、正面上
側に空気出口10bを設ける。また、正面下側に、リモ
コン受信部12や、集塵状態やスイッチのオン・オフな
どを表示する表示パネル13等を備える。一方、本体ケ
−ス10内には、空気入口10aから空気出口10bに
向け、図示しないが、順次イオン化装置、この発明の集
塵装置、ファンなどを配置してなる。
【0018】しかして、たとえばリモコンを操作してフ
ァンを駆動することにより、空気入口10aより図中矢
印A方向から空気を取り入れ、その取り入れた空気中の
煙・埃・粉塵などの汚染物質を上向きの空気流路に通し
てイオン化装置で帯電し、その帯電汚染物質を集塵装置
で静電的に吸着して捕集し、きれいな空気を空気出口1
0bから矢印B方向に送り出す。
【0019】ところで、この発明の集塵装置は、本体ケ
ース10内に、フロントパネル11を開けたとき、図1
0中矢印C方向に出し入れ可能に備える。そして、図1
に示すように、該集塵装置15は、ユニット枠体16
と、そのユニット枠16内に収納した集塵ユニット20
とからなる。ユニット枠16は、矢印Dで示す空気流通
方向上下にそれぞれ長方形状の通気口16aをあけた細
長な枠体である。そして、出し入れ方向C手前側の正面
板部16bに、把手17を取り付ける。また、左右両端
板部16cに、その内面にそれぞれ板バネを取り付けて
接点部16d・16dを設ける。さらに、その左右両端
板部16cの上部背面側に、それぞれ係合凹部16e・
16eを設けてなる。
【0020】集塵ユニット20は、図1中符号25で示
す集塵部の長さ方向左右両側に各々キャップ29・30
を取り付けて形成する。集塵部25は、陽極板19と集
塵極板21の2つの極板で形成する。陽極板19は、図
2に示すように、帯状をなし、図3に示すように、アル
ミ板22の両面をポリプロピレン等の絶縁性樹脂シート
23で被覆してなる。
【0021】一方、集塵極板21は、図4に示すよう
に、比較的幅広な帯状をなし、図5に示すように、断面
略N状に折り曲げてスペーサ突部21aを表裏に設け、
それを幅方向に一定間隔に設けてなる。さらに、集塵極
板21には、図4に示すように、その長さ方向に陽極板
19の幅に合わせた間隔で等間隔に通風孔21bを設け
る。各通風孔21bは、幅方向に横長な長孔で形成して
なる。
【0022】なお、この集塵装置15では、集塵部25
をつくるとき、たとえば図6に示すように、陽極板19
と集塵極板21を互いに直交する向きに配置する。そし
て、図7に示すように、陽極板19および集塵極板21
のそれぞれを相手の幅寸法の長さ置きに、各々の折り曲
げ部19a・21cで交互に折り曲げる。しかして、ス
ペーサ突部21aにより互いに一定間隔を保持して折り
重ねる。そうして、陽極板19を、図8に示すように、
集塵部25の折り重ね方向E始めと終りに設けて集塵部
25全体を長手に形成してなる。
【0023】また、キャップ29・30は、四角い箱形
をなし、図8中上下の対向板部29a、30aに、各々
2つずつ貫通孔29b・30bをあけてなる。また、そ
のうち上側の板部29a・30a側には、後向きに突部
29c・30cを設けてなる。
【0024】さらに、集塵ユニット20には、それぞれ
細長角材でつくる4つの止め部材26を備える。止め部
材26は、各々の一側面に2つずつ係合爪部26aを突
出して設けるとともに、その爪部26aの片側に傾斜面
26bを形成してなる。
【0025】そして、集塵ユニット20では、集塵部2
5の長さ方向を横にし、通風孔21bを上向きに立てて
空気流通方向Cに配置し、陽極板19の折り曲げ部19
a側をそれぞれキャップ29・30内に嵌め込む。しか
して、図9に示すように、キャップ29・30と集塵部
25間の隙間に各止め部材26を、その傾斜面26bを
前側にして差し込み、係合爪部26aを貫通孔29b・
30bの孔縁に掛け止めて該集塵部25の両側にキャッ
プ29・30を取り付ける。そうして、図8に示すよう
に、集塵極板21に設ける端子片21dを、一方のキャ
ップ29の外面29dに取り付けてそこに接点部29e
を設ける。また、陽極板19の終端部19bを、図1に
示すように、他方のキャップ30の外面30dに取り付
けてそこに接点部30eを設ける。なお、陽極板19の
端部19bは、外面30d側で、図9でも示すように、
絶縁性樹脂シート23を剥離してアルミ板22を露出さ
せてある。
【0026】しかして、この発明の集塵装置15では、
集塵ユニット20を、図1に示すように、ユニット枠1
6の通気口16aに入れてキャップ29・30の突部2
9c・30cを係合凹部16e・16eに係合し、該ユ
ニット枠16内に交換自在に収納してなる。なお、集塵
ユニット20を収納したときその接点部29e・30e
とユニット枠16の接点部16d・16dとが接触す
る。
【0027】また、空気清浄器の本体ケース10内に集
塵装置15を組み付けるときは、把手17を持って通風
口16aをそれぞれ本体ケース10内の空気流通方向D
に面して配置する。そして、ユニット枠16の両側接点
部16d・16dを、陽極板19および集塵極板21に
高電圧を印加する高圧発生部(図示省略)と電気的に接
続する。
【0028】さて、上述した集塵装置15では、空気清
浄時に、高圧発生部により陽極板19と集塵極板21間
に高電圧が印加される。そして、空気入口10aから取
り入れられた空気を、通風孔21bの下側から集塵部2
5内に入れ、その集塵部25を通して通風孔21bの上
側から排出する。そのとき、帯電した空気中の煙・埃・
粉塵などの汚染物質を集塵極板21に静電的に吸着して
捕集する。
【0029】そして、その汚染物質で集塵部25が汚れ
たときは、フロントパネル11を開けてから、集塵装置
15を、把手17を持って本体ケース10内から取り出
す。しかして、ユニット枠16から集塵ユニット20を
取り出し、それに代えて、新しい集塵ユニット20をユ
ニット枠16内に収納する。そうして、集塵ユニット2
0だけを新しいものと交換する。そして、集塵ユニット
取替済みの集塵装置15を、再び把手17を持って本体
ケース10内に組み付ける。しかる後、フロントパネル
11を閉じる。なお、この集塵装置15では、集塵ユニ
ット20をその交換のためにユニット枠16に対し出し
入れするとき、フラットな陽極板19を折り重ね方向E
の始めと終りに設けるから、集塵極板21のスペーサ突
部21aがユニット枠16に引っかかることを防止する
ことができる。
【0030】ところで、上述した図示実施例では、集塵
極板21の折り曲げ部21cに通風孔21bを設けて集
塵部25を形成したが、陽極板19の折り曲げ部19a
に同様な通風孔を設けて集塵部を形成してもよい。この
場合は、その通風孔を設けない他方の集塵極板の折り曲
げ部側を各々キャップに嵌め込んで集塵ユニットを形成
する。また、上述した図示実施例では、集塵極板21に
スペーサ突部21aを設けて陽極板19および集塵極板
21間の間隔を一定に保持したが、反対に、陽極板19
に適宜のスペーサ突部を設けてその間隔を保持する構成
としてもよい。その場合には、集塵極板21を、その折
り重ね方向始めと終りに設けて集塵部25を被う構成と
する。すると、集塵ユニット20を出し入れするとき、
フラットな集塵極板21を折り重ね方向の始めと終りに
設けることにより、陽極板19のスペーサ突部がユニッ
ト枠16に引っかかることを防止することができる。
【0031】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、空気清
浄器の集塵装置において、2つの極板からなる集塵部の
両側に各々キャップを取り付けて集塵ユニットを形成
し、その集塵ユニットをユニット枠内に交換自在に収納
し、集塵部が汚れたとき、従来のように集塵装置ごとそ
の全体を交換するのではなく、該集塵ユニットのみを交
換するだけでよいことから、1回当たりの交換コストを
最低限に抑えることが可能となり、これにより、空気清
浄器全体の維持費が必要以上に高くなることを防止する
ことができる。
【0032】また、この発明では、互いに帯状の2つの
極板を、渦巻状に巻き付けるのではなく、互いに直交す
る向きに配置して折り重ねる構成とするため、従来のよ
うな巻き始めの芯部が不要となり、また、コーナー部の
ような四隅で空気抵抗となる部分を生じさせることもな
く、これにより、空気抵抗をできるたけ小さくして集塵
効率を向上させることもできる。さらに、従来のように
2つの極板を引っ張りながら渦巻状に巻き付ける必要も
なくし、これにより、それら電極間の間隔をより確実に
均一に保持して集塵効率をさらに向上させることもでき
る。
【0033】請求項2および3に記載のものによれば、
集塵ユニットのキャップのいずれか一方に2つの極板の
一方の接点部を設け、キャップの他方に2つの極板の他
方の接点部を設ける構成にして集塵ユニットを高圧発生
部に簡単な構成で接続し、これにより、全体の電気的構
成をより単純にすることができる。
【0034】請求項4に記載のものによれば、2つの極
板の一方にそれらの極板を所定間隔に保持するスペーサ
突部を設けるとともに、2つの極板の他方を集塵部の折
り重ね方向始めと終りに設ける構成とし、これにより、
ユニット枠に対し集塵ユニットを出し入れするとき、他
方の極板の折り重ね方向始めと終りにより、一方の極板
のスペーサ突部がユニット枠に引っかかることを防止す
ることができ、よりスムーズに集塵ユニットを交換する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である集塵装置のユニット
枠への集塵ユニット組付け状態を示す斜視図である。
【図2】その集塵装置の陽極板の部分平面図である。
【図3】その陽極板の縦断面図である。
【図4】その集塵装置の集塵極板の部分平面図である。
【図5】その集塵極板の部分縦断面図である。
【図6】その集塵極板と陽極板で集塵部をつくる作り始
めの配置構成を示す部分平面図である。
【図7】その集塵極板と陽極板を数段に折り重ねた状態
を示す斜視図である。
【図8】この集塵装置の集塵ユニットの分解斜視図であ
る。
【図9】図1中の線XーX断面図である。
【図10】この集塵装置を備えた空気清浄器の斜視図で
ある。
【図11】従来の集塵装置を備える空気清浄器の一例を
示すブロック図である。
【図12】従来の渦巻型集塵装置の斜視図である。
【符号の説明】
15 集塵装置 16 ユニット枠 16d ユニット枠の接点部 19 陽極板 19a 陽極板の折り曲げ部 20 集塵ユニット 21 集塵極板 21a スペーサ突部 21b 通風孔 21c 集塵極板の折り曲げ部 25 集塵部 29・30 キャップ 29e 集塵極板の接点部 30e 陽極板の接点部 E 集塵部の折り重ね方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵部を空気が通過するとき、その空気
    中の帯電汚染物質を該集塵部で静電的に吸着して通過空
    気を清浄する空気清浄器の集塵装置において、 ともに帯状をなす2つの極板を互いに直交する向きに配
    置してそれぞれを一定長さ置きに交互に折り曲げ、互い
    に所定間隔を保持して折り重ねて形成し、前記2つの極
    板のうちの一方の極板の折り曲げ部に、空気を通過する
    通風孔を設けて前記集塵部を構成し、 前記2つの極板のうちの該通風孔を設けない他方の極板
    の折り曲げ部側をそれぞれ嵌め込んで、該集塵部の両側
    に各々キャップを取り付けて集塵ユニットを形成し、 その集塵ユニットをユニット枠内に交換自在に収納して
    なる、空気清浄器の集塵装置。
  2. 【請求項2】 前記集塵ユニットの前記キャップのいず
    れか一方に前記2つの極板の一方の接点部を設け、前記
    キャップの他方に前記2つの極板の他方の接点部を設け
    てなる、請求項1に記載の空気清浄器の集塵装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニット枠に、それに前記集塵ユニ
    ットを収納したときその集塵ユニットの前記接点部と接
    触する接点部を設けてなる、請求項2に記載の空気清浄
    器の集塵装置。
  4. 【請求項4】 前記2つの極板の一方にそれらの極板を
    所定間隔に保持するスペーサ突部を設けるとともに、前
    記2つの極板の他方を前記集塵部の折り重ね方向始めと
    終りに設けてなる、請求項1に記載の空気清浄器の集塵
    装置。
JP28591093A 1993-10-20 1993-10-20 空気清浄器の集塵装置 Pending JPH07116546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28591093A JPH07116546A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 空気清浄器の集塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28591093A JPH07116546A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 空気清浄器の集塵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07116546A true JPH07116546A (ja) 1995-05-09

Family

ID=17697607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28591093A Pending JPH07116546A (ja) 1993-10-20 1993-10-20 空気清浄器の集塵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07116546A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020069446A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵機の集塵部

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020069446A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 株式会社富士通ゼネラル 電気集塵機の集塵部

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7258715B2 (en) Air cleaner
US5290343A (en) Electrostatic precipitator machine for charging dust particles contained in air and capturing dust particles with coulomb force
KR101156349B1 (ko) 집진장치
WO2007145329A1 (ja) 集塵装置
JP3440403B2 (ja) 電気集塵機のコレクタ部
JPH09290176A (ja) 空気清浄機
JPH0751594A (ja) 空気清浄器の集塵装置
JPH07116546A (ja) 空気清浄器の集塵装置
JP3403226B2 (ja) 電気集塵装置
EP4083526A1 (en) Air purifier and cleaning method therefor
KR200193584Y1 (ko) 전기 집진기
JP3066106U (ja) 煙浄化装置
JP3656517B2 (ja) 空気浄化装置
JP2007167799A (ja) 空気清浄ユニットおよび空気調和機の室内機
JP3179307B2 (ja) 空気清浄器の集塵ユニット
JPH05161857A (ja) 空気清浄器
JPH0857346A (ja) 空気清浄器の集塵フィルタ
JP3310328B2 (ja) 電気集塵フィルタ
JPH1094739A (ja) 空気清浄機
JP2007289832A (ja) 空気清浄機
CN211613067U (zh) 一种宽进风面除尘装置及具有该装置的输风设备
KR200178327Y1 (ko) 음이온 발생식 공기 청정기
JP3426873B2 (ja) 空気清浄機
JP3179306B2 (ja) 空気清浄器の集塵装置
JPH04346851A (ja) 電気集塵機