JPH09290176A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH09290176A
JPH09290176A JP10507996A JP10507996A JPH09290176A JP H09290176 A JPH09290176 A JP H09290176A JP 10507996 A JP10507996 A JP 10507996A JP 10507996 A JP10507996 A JP 10507996A JP H09290176 A JPH09290176 A JP H09290176A
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JP
Japan
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dust collecting
electrode
plate
dust
box body
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Application number
JP10507996A
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English (en)
Inventor
Keiichi Matsumura
啓一 松村
Tetsuhisa Nishikawa
哲央 西川
Takao Takeyama
隆雄 竹山
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気清浄機のホコリや煙等の粒子が堆積する
集塵板および電極板備えた集塵部において、その集塵部
の汚れた部位が容易に掃除できることを目的とする。 【解決手段】 電極板6および集塵板7の両側端面に設
けた電極凹部8a、集塵凹部8を、筒状の箱体13の両
側内面に設けた電極凸部5a、集塵凸部5に係止嵌合さ
せ、また集塵板6と電極板7を同一形状とすることによ
り、集塵板6および電極板7を集塵部9から脱着可能と
して、集塵板6および電極板7の掃除が容易で使い勝手
の良い空気清浄機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電部で帯電された粒
子を集塵部で集める空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の浮遊粉塵を取り除くために
空気清浄機が使用されている。
【0003】以下、従来の空気清浄機について図16〜
図18を参照しながら説明する。図に示すように、本体
ケース101は複数の放電線102と対向極板103と
を絶縁用側板104間に架設した放電部105と、複数
の電極板106と集塵板107とを平行に絶縁用側板1
08間に架設した集塵部109と、放電部105と集塵
部109へ高電圧を印加する高圧発生部110と、放電
部105と集塵部109に通風するファン111を内蔵
している。高圧発生部110は放電部105の放電線1
02に約7KV,集塵部109の集塵板107に約3.
5KVの高電圧を印加している。なお、放電部105の
対向極板103と集塵部109の集塵板107はアース
接続されている。
【0004】上記構成において、まず運転開始時はファ
ン111が回転すると、本体ケ−ス101の吸入口10
1aより室内空気が吸入され、また、高圧発生部110
より約7KVの高電圧が放電線102に印加され対向極
板103との間でコロナ放電を生じて、吸入された室内
空気が放電部105を通過するとき空気中のホコリや煙
等の粒子が帯電される。次に集塵部109を通過時、約
3.5KVに印加された集塵板107にクーロン力で引
き寄せられて付着し、清浄な空気が吹出口101bから
排出される。
【0005】空気清浄機を長期使用すると、集塵部10
9の集塵板107と電極板106にホコリや煙等の粒子
が堆積して集塵性能が低下するため、集塵部109を取
外し、そのまま水没して洗浄するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
清浄機では、集塵板107と電極板106が絶縁用側板
108により一体化されているため分解掃除が難しく、
集塵部109全体を水没させ洗浄するようにしている
が、細部まで汚れが取れにくく、手間がかかるという課
題があり、掃除をより簡単にできることが要求されてい
る。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、集塵
板または電極板の汚れを容易に掃除できる空気清浄機を
提供することを目的としている。
【0008】また、集塵部109は複数枚の集塵板10
7と電極板106を固定しているため、汚れやすい集塵
板107に汚れがこびり付くと、集塵性能が低下すると
いう課題があり、集塵性能を維持できることが要求され
ている。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、集塵
性能を長期間維持できる空気清浄機を提供することを目
的としている。
【0010】また、電極板と集塵板は両端で支持されて
いるため、中央部で両者の距離を保つことが難しく、集
塵性能にばらつきを生じやすいという課題があり、集塵
性能を安定化することが要求されている。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、集塵
性能にばらつきを生じない空気清浄機を提供することを
目的としている。
【0012】また、集塵板を簡単に取り外せる構造とし
ても、集塵板に付着した汚れを落とす作業が伴うため、
もっと簡単に清掃できる構造が要求されている。
【0013】本発明は上記課題を解決するもので、より
簡単に清掃できる空気清浄機を提供することを目的とし
ている。
【0014】また、集塵板を外したとき、集塵板の突起
端があると不安定となり、清掃時の取扱いに不便である
という課題があり、集塵板に突起端を有していても取扱
いが容易となる形状が要求されている。
【0015】本発明は上記課題を解決するもので、集塵
板清掃時の取扱いが容易な空気清浄機を提供することを
目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機は上
記目的を達成するために、イオンを付加する放電部と、
帯電された粉塵を集める集塵部を有し、この集塵部は対
向する2面が開放された箱体と、この箱体に等間隔に、
かつ平行に配置された複数の電極板と、この電極板間に
挿入される複数の集塵板からなり、この集塵板の端部に
設けた集塵凹部を前記箱体の内壁に設けた集塵凸部に係
脱可能として、前記集塵板を前記箱体に着脱可能に装着
したものである。
【0017】本発明によれば、集塵板の汚れを容易に掃
除できる空気清浄機が得られる。また他の手段は、電極
板の端部に設けた電極凹部を前記箱体の内壁に設けた電
極凸部に係脱可能として、前記電極板を前記箱体に着脱
可能に装着したものである。
【0018】本発明によれば、集塵板および電極板をと
もに集塵部より取り出すことが可能なため、集塵板と電
極板の汚れを容易に掃除できる空気清浄機が得られる。
【0019】また他の手段は、集塵凸部と電極凸部を同
一形状とするとともに、集塵凹部と電極凹部を同一形状
としたものである。
【0020】本発明によれば、集塵板と電極板を交換し
て集塵部に装着できるため、集塵性能を長期間維持でき
る空気清浄機が得られる。
【0021】また他の手段は、集塵部の略中央部に、電
極板と集塵板との間隔に略等しい高さの絶縁リブを突設
し、この絶縁リブを前記電極板に当接したものである。
【0022】本発明によれば、集塵板と電極板の間隔を
保ち、集塵性能にばらつきを生じない空気清浄機が得ら
れる。
【0023】また他の手段は、集塵部の集塵板は、主格
子枠に着脱可能に固定される補助格子枠と、前記主格子
枠と前記補助格子枠に挾持される導電性薄膜よりなるも
のである。
【0024】本発明によれば、より簡単に清掃できる空
気清浄機が得られる。また他の手段は、集塵板の端部よ
り側方に突出する突起帯を設け、この突起帯の高さ寸法
を集塵板の絶縁リブの突出寸法と同一寸法としたもので
ある。
【0025】本発明によれば、集塵板清掃時の取扱いが
容易な空気清浄機が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明は、イオンを付加する放電
部と、帯電された粉塵を集める集塵部を有し、この集塵
部は対向する2面が開放された箱体と、この箱体に等間
隔に、かつ平行に配置された複数の電極板と、この電極
板間に挿入される複数の集塵板からなり、この集塵板の
端部に設けた集塵凹部を前記箱体の内壁に設けた集塵凸
部に係脱可能として、前記集塵板を前記箱体に着脱可能
に装着したものであり、汚れやすい集塵板を簡単に取り
外して掃除することができるという作用を有する。
【0027】本発明は、電極板の端部に設けた電極凹部
を前記箱体の内壁に設けた電極凸部に係脱可能として、
前記電極板を前記箱体に着脱可能に装着したものであ
り、集塵板および電極板の汚れを容易に掃除できるとい
う作用を有する。
【0028】本発明は、集塵凸部と電極凸部を同一形状
とするとともに、集塵凹部と電極凹部を同一形状とした
ものであり、集塵板と電極板の取付位置を区別する必要
がないため、取付作業が楽になるとともに、集塵板に汚
れがこびり付いた場合でも、電極板と入れ替えて使用す
ることにより、集塵電極を維持できるという作用を有す
る。
【0029】本発明は、集塵部の略中央部に、電極板と
集塵板との間隔に略等しい高さの絶縁リブを突設し、こ
の絶縁リブを前記電極板に当接したものであり、集塵板
または電極板に反りや歪みがあっても、絶縁リブにより
両者に空間距離が一定に保たれるため、集塵性能のばら
つきを防止できるという作用を有する。
【0030】本発明は、集塵部の集塵板は、主格子枠に
着脱可能に固定される補助格子枠と、前記主格子枠と前
記補助格子枠に挾持される導電性薄膜よりなるとしたも
のであり、導電性薄膜を取り替えるだけの交換作業で集
塵板の掃除が楽に行え、導電性薄膜としてアルミ箔など
の安価な材料を使用することにより、交換部品費用を安
くできるという作用を有する。
【0031】本発明は、集塵板の端部より側方に突出す
る突起帯を設け、この突起帯の高さ寸法を集塵板の絶縁
リブの突出寸法と同一寸法としたものであり、集塵板を
取外し、主格子枠の裏面を下にして、平面上に安定して
設置できるので、導電性薄膜の交換が楽にできるという
作用を有する。
【0032】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0033】
【実施例】
(実施例1)図2および図3に示すように、本体ケース
1は浮遊粉塵にプラスイオンを帯電させる放電部105
と、帯電された粉塵を集める集塵部9と、ファン111
を内蔵している。また、放電部105および集塵部9を
本体ケース1より取り出すための裏蓋12を設けてい
る。
【0034】図5に示すように、本体ケース1内に放電
部105および集塵部9へ高電圧を印加する高圧発生部
10を設けている。
【0035】図1および図4において、集塵部9は上下
面が開放した箱体13と、この箱体13に平行に配設さ
れた複数の電極板6と、各電極板6の間に挿入された複
数の集塵板7により構成されている。箱体13は断面コ
字状の集塵枠2と、この集塵枠2に面した断面コ字状の
集塵カバー3を組み合わせて、ねじ4により一体化した
ものである。箱体13の内壁面に複数の集塵凸部5を設
け、集塵板7の端部に集塵凹部8を設けている。集塵板
7は、集塵凹部8を箱体13の集塵凸部5に係合して挿
入することにより、箱体13に装着できるようになって
いる。また、電極板6には高圧発生部10より、放電部
105に印加される電圧と同一の約7KVの高電圧を受
ける接続端子14を備え、電極板16と集塵板7の間隔
を通常より大きく設けている。なお、集塵板7はアース
接続されている。
【0036】上記構成において、運転を始めるとファン
111が回転して、本体ケース1の吸入口1aより空気
が吸入され、放電部105を通過するとき、放電線10
2と対向極板103との間で生じたコロナ放電によりホ
コリや煙等の粒子が帯電され、次に高電圧が印加されて
いる集塵部9を通過時、帯電粒子はクーロン力により集
塵板7に引き寄せられ集塵され、清浄な空気が出口1b
から排出される。集塵板7を清掃するときは、裏蓋12
を取り外して放電部105と集塵部9を本体ケース1よ
り取り出し、集塵部9の箱体13の集塵凸部5に集塵板
7の集塵凹部8が着脱可能に係合しているため、複数の
集塵板7を図1に示すように、取り出してきれいに清掃
することができる。このとき、集塵板7と電極板6の間
隔はやや大きくとれるので、着脱時の作業性もよいもの
となる。
【0037】なお、本実施例では、箱体の指示部分を集
塵凸部、集塵板の係合部分を集塵凹部としたが、凸部と
凹部を入れかえてもよく、その作用効果に差異を生じな
い。
【0038】(実施例2)図6は電極板6と集塵板7を
箱体13に装着した状態を示し、箱体13の内壁面に複
数の電極凸部5aを設け、電極板6の端部に電極凹部8
aを設けている。電極板6は、電極凹部8aを箱体13
の電極凸部5aに係合して挿入することにより、箱体1
3に装着できるようになっている。
【0039】また図2において、電極板6および集塵板
7を清掃するときは、裏蓋12を取り外して放電部10
5と集塵部9を本体ケース1より取り出すものである。
【0040】上記構成において、集塵部9の箱体13の
集塵凸部5に集塵板7の集塵凹部8が、また電極凸部5
aに電極板6の電極凹部8aが着脱可能に係合している
ため、電極板6および集塵板7をともに取り出して清掃
することができる。
【0041】このとき、集塵板7だけでなく、電極板6
も同時に着脱できるため、着脱時の作業性がよくなり、
また電極板6もきれいに清掃できるので集塵能力をさら
に回復することができる。
【0042】(実施例3)図7および図8は、電極板6
と集塵板7を箱体13に着脱可能とした状態を示し、図
9は電極板6と集塵板7は同一形状としたことを示して
いる。すなわち、電極板6の電極凹部8aは集塵板7の
集塵凹部8と同一形状であり、箱体13の集塵凸部5と
電極凸部5aは同一形状としている。また電極板6と集
塵板7はともに接続端子14を備え、集塵板7を電極板
6と交換して使用できるものである。したがって電極板
6と集塵板7を区別することなく、箱体13に取り付け
可能となっている。
【0043】上記構成において、電極板6および集塵板
7を清掃するときは、一緒に取り出し、清掃後は電極板
6と集塵板7が同一形状のため、電極板6と集塵板7の
区別なく箱体13への装着を容易にできる。
【0044】また集塵板7の方が電極板6より汚れ度合
が大きいため、集塵板7に汚れがこびり付いたような場
合には、電極板6と入れ替えて使用することにより、集
塵性能を低下させずに運転することができる。
【0045】(実施例4)図10は電極板6および集塵
板7の組立状態を示し、集塵板7は外周部と中央部に合
成樹脂製の補助格子枠16を備え、補助格子枠16の両
面中央部より絶縁リブ23,24を突設し、絶縁リブ2
3,24の高さを電極板6との空間距離と等しくするこ
とにより、集塵板7を箱体13に装着すると絶縁リブ2
3,24の先端が電極板6に当接する構成となってい
る。
【0046】図15は集塵板7が分解可能な場合を示
し、集塵板7の両面に絶縁リブ23,24を特設してい
る。
【0047】上記構成において、集塵板7を箱体13に
装着すると、絶縁リブ23,24の先端が隣り合う電極
板6に当接するため、集塵板7または電極板6が少々ひ
ずんだ場合でも、箱体13に装着することにより空間距
離を略一定に保つことができ、集塵効率にばらつきを生
じることなく、安定して運転することができる。
【0048】(実施例5)図11は集塵板7の分解状態
を示し、集塵板7は両端面に集塵凹部8を有する合成樹
脂製の主格子枠20と、この主格子枠20に重ねて取付
けられる合成樹脂製の補助格子枠16と、前記主格子枠
20と補助格子枠16により挟持される導電性薄膜とし
てのアルミ箔21により構成されている。主格子枠20
は両端の突起15を主格子枠20の穴部17に挿入して
取り付けられるものである。また、主格子枠20には、
高圧発生部10と電気接続するための接続端子19が設
けられている。
【0049】図12および図13は集塵部9の構成を示
し、集塵部9は集塵板7の集塵凹部8が箱体13の集塵
凸部5に嵌合し、また電極板6の電極凹部8aが箱体1
3の電極凸部5aと嵌合して装着されている。
【0050】上記構成において、集塵板7を清掃する場
合は、集塵部9から集塵板7を取り出し、主格子枠20
から補助格子枠16を分離し、アルミ箔21を新品と交
換する。アルミ箔21は主格子枠20と補助格子枠16
の間に挟持されているので、簡単に着脱することがで
き、交換用のアルミ箔21は安価に入手できるため、ラ
ンニングコストも少なくすることができる。
【0051】(実施例6)図14は集塵板7の主格子枠
20の裏面外観図を示し、主格子枠20の両端には側方
に突出した突起帯22を設け、この突起帯22には集塵
凹部8が形成されている。また、主格子枠20の裏面中
央には絶縁リブ24を突設し、前記突起帯22の裏面の
突出高さと絶縁リブ24の突出高さは同一寸法としてい
る。
【0052】図15は集塵板7の分解図を示し、主格子
枠20を下にして平面上に置き、補助格子枠16の絶縁
リブ23を持ち上げて分離し、アルミ箔21を交換でき
るようになっている。
【0053】上記構成において、集塵板7を箱体13か
ら抜き出し、集塵板7を分解するときは図15に示すよ
うに主格子枠20の裏面を下側にして平面上に置き、補
助格子枠16を上方に上げて、汚れたアルミ箔21を取
り出し、新品と交換して再び補助格子枠16を取り付け
る。
【0054】このとき、主格子枠20の裏面は突起帯2
2と絶縁リブ24により水平に安定して支えられるた
め、アルミ箔21の取換作業を容易に行うことができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば埃や煙などの粒子が最も堆積しやすい集塵板
を集塵部より脱着可能として、付着した汚れが容易に掃
除できるという効果のある空気清浄機を提供できる。
【0056】また、電極板を集塵部より集塵板と同時に
脱着可能とすることにより、着脱時の操作性が向上し、
集塵性能も向上できるという効果のある空気清浄機を提
供できる。
【0057】また、集塵板の集塵凹部と電極板の電極凹
部を同一形状とし、箱体の集塵凸部と電極凸部をともに
同一形状とすることにより、両者の区別なく集塵板と電
極板が容易に集塵部へ装着できるとともに、汚れやすい
集塵板を電極板と交換して使用することにより集塵効率
を維持できるという効果のある空気清浄機を提供でき
る。
【0058】また、集塵板の両面に絶縁リブを突設し
て、その先端を電極板に当接することにより、集塵板ま
たは電極板に変形を生じても強制的に集塵板と電極板の
間隔を一定に保ち、集塵性能の安定した空気清浄機を提
供できる。
【0059】また、集塵板を集塵部より取り出し主格子
枠と補助格子格を分離し、導電性薄膜を入れ替えること
で集塵板を容易かつ安価に掃除できるという効果のある
空気清浄機を提供できる。
【0060】また、集塵板の端部に突出する突起帯の高
さと、集塵板の絶縁リブの高さを同一寸法とすることに
より、集塵板を取り外して分解するときに、平面上に安
定して置くことができるため、導電性薄膜の交換作業を
容易に行うことができる効果のある空気清浄機を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の空気清浄機の集塵部の斜視
【図2】同実施例1および実施例2の分解斜視図
【図3】同実施例1の断面図
【図4】同集塵部の平面図
【図5】同ブロック回路図
【図6】同実施例2の集塵部の平面図
【図7】同実施例3の集塵部の分解斜視図
【図8】同平面図
【図9】同集塵板の外観斜視図
【図10】同実施例4の集塵部の平面図
【図11】同実施例5の集塵板の分解斜視図
【図12】同集塵部の分解斜視図
【図13】同集塵部の平面図
【図14】同実施例6の主格子枠の裏面斜視図
【図15】同実施例4および実施例6の集塵板の分解斜
視図
【図16】従来の空気清浄機の断面図
【図17】同集塵部の平面図
【図18】同放電部の平面図
【図19】同ブロック回路図
【符号の説明】
5 集塵凸部 5a 電極凸部 6 電極板 7 集塵板 8 集塵凹部 8a 電極凹部 9 集塵部 13 箱体 16 補助格子枠 20 主格子枠 21 アルミ箔(導電性薄膜) 22 突起帯 23 絶縁リブ 24 絶縁リブ 105 放電部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオンを付加する放電部と、帯電された
    粉塵を集める集塵部を有し、この集塵部は対向する2面
    が開放された箱体と、この箱体に等間隔に、かつ平行に
    配置された複数の電極板と、この電極板間に挿入される
    複数の集塵板からなり、この集塵板の端部に設けた集塵
    凹部を前記箱体の内壁に設けた集塵凸部に係脱可能とし
    て、前記集塵板を前記箱体に着脱可能に装着してなる空
    気清浄機。
  2. 【請求項2】 電極板の端部に設けた電極凹部を前記箱
    体の内壁に設けた電極凸部に係脱可能として、前記電極
    板を前記箱体に着脱可能に装着してなる請求項1記載の
    空気清浄機。
  3. 【請求項3】 集塵凸部と電極凸部を同一形状とすると
    ともに、集塵凹部と電極凹部を同一形状とした請求項2
    記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 集塵部の略中央部に、電極板と集塵板と
    の間隔に略等しい高さの絶縁リブを突設し、この絶縁リ
    ブを前記電極板に当接してなる請求項1〜3記載の空気
    清浄機。
  5. 【請求項5】 集塵部の集塵板は、主格子枠に着脱可能
    に固定される補助格子枠と、前記主格子枠と前記補助格
    子枠に挾持される導電性薄膜よりなる請求項1〜4記載
    の空気清浄機。
  6. 【請求項6】 集塵板の端部より側方に突出する突起帯
    を設け、この突起帯の高さ寸法を集塵板の絶縁リブの突
    出寸法と同一寸法とした請求項5記載の空気清浄機。
JP10507996A 1996-04-25 1996-04-25 空気清浄機 Pending JPH09290176A (ja)

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Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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