JP2003010731A - 電気集塵ユニット - Google Patents

電気集塵ユニット

Info

Publication number
JP2003010731A
JP2003010731A JP2001198187A JP2001198187A JP2003010731A JP 2003010731 A JP2003010731 A JP 2003010731A JP 2001198187 A JP2001198187 A JP 2001198187A JP 2001198187 A JP2001198187 A JP 2001198187A JP 2003010731 A JP2003010731 A JP 2003010731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
filter
electrode
electrostatic precipitator
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001198187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3973859B2 (ja
Inventor
Toru Kai
徹 甲斐
Hiroshi Iwahashi
弘 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP2001198187A priority Critical patent/JP3973859B2/ja
Priority to CN 02140225 priority patent/CN1281328C/zh
Publication of JP2003010731A publication Critical patent/JP2003010731A/ja
Priority to HK03102913A priority patent/HK1050652A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3973859B2 publication Critical patent/JP3973859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン発生を抑制することができるとともに
マイナスイオンを発生することができ、また、奥行寸法
を小さくできる電気集塵ユニットを提供することを目的
とする。 【解決手段】 樹脂製のフィルター枠3の吸込口1側に
針状の放電電極4を設け、放電電極4と対向し通気可能
なアース電極5を設け、アース電極5の風下側に設けら
れるフィルター6によりフィルター装置7を形成し、フ
ィルター装置7が装着されることにより放電電極4にマ
イナスの高電圧が印加し、アース電極5にアースが接続
されるようにして空気調和機等の空気流路に配設するこ
とにより、オゾンの発生を抑制することができるととも
にマイナスイオンを発生することができる機器組み込み
に適した電気集塵ユニットが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機等の空
気流路に設け、空気調和される空気中内に含まれる粉塵
等を除去する電気集塵ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機の普及に伴い空気調和
機により加熱または冷却される空気中に含まれている粉
塵を集塵する電気集塵ユニットを設けることが普及して
きている。
【0003】従来、この種の電気集塵ユニットの一例と
して図27に示すものが知られている。以下、その構成
について図27を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、荷電部101は線状の放
電電極102と荷電部側アース電極板103とからな
り、荷電部101の通風方向下流側に設けられる集塵部
104は、電圧印加電極板105と集塵部側アース電極
板106とから形成され、荷電部101においては放電
電極102と荷電部側アース電極板103の間に5〜1
5kVの電位差を持つように高圧安定化電源107を印
加し、集塵部104の電圧印加電極板105と集塵部側
アース電極板106の間に2〜6kVの電圧差を持つよ
うに高圧安定化電源107を印加していた。
【0005】そして、荷電部101の放電電極102に
高い電圧がかかり、放電電極102近傍に非常に強い電
界が作られ、荷電部側アース電極板103との間に発生
するコロナ放電により、空気中に含まれる粉塵が帯電
し、帯電した粉塵が送風の流れに沿って集塵部104に
導入され電圧印加電極板105と集塵部側アース電極板
106との電界の力を受けて集塵部側アース電極板10
6に付着さして取り除いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
集塵ユニットでは、粉塵を帯電する荷電電流が針状部で
集中的に放電を行う場合と比較して大きく、消費電力が
大きくなるとともに、人体に有害なオゾンの発生量が大
きいという課題があり、消費電力およびオゾンの発生量
を極力抑制することが要求されている。
【0007】また、荷電部101ではオゾンの発生量を
抑えるために放電電極102にプラス電圧を印加するた
め人の気分をリラックスさせる効果のあるマイナスイオ
ンを放出できないという課題があり、マイナスイオンを
発生できるようにすることが要求されている。
【0008】また、荷電部101や集塵部104に平行
極板を用いるため構造が複雑で部品点数も多く、ユニッ
トの奥行寸法も大きくなり、空気調和機に装着するには
不具合であるという課題があり、ユニットの構造の簡素
化および奥行寸法を小さくすることが要求されている。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、集塵に使用するエネルギーを低減すると
ともに、オゾン発生を抑制することができ、また、マイ
ナスイオンを放出することができ、また、ユニットの構
造の簡素化および奥行寸法を小さくすることができる電
気集塵ユニットを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電気集塵ユニッ
トは上記目的を達成するために、吸込口および吹出口を
形成した樹脂製のフィルター枠と、このフィルター枠の
吸込口側に設けられる針状の放電電極と、この針状の放
電電極と対向し、前記フィルター枠の吹出口内に設けら
れる通風可能なアース電極と、このアース電極の風下側
に設けられる樹脂フィルムにひだを設け、多数の通風路
を形成したフィルターとを設けたフィルター装置と、こ
のフィルター装置が装着されることにより前記針状の放
電電極にマイナス極が接続され、前記アース電極にアー
スが接続されるように形成した高電圧印加装置とを備
え、前記高電圧印加装置を介して前記フィルター装置を
空気調和機等の空気流路に配設する構成としたものであ
る。
【0011】本発明によれば、集塵に使用するエネルギ
ーを低減するとともに、オゾン発生を抑制することがで
き、また、マイナスイオンを放出することができ、ま
た、ユニット構造の簡素化および奥行寸法を小さくする
ことができる電気集塵ユニットが得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、吸込口および吹出口を
形成した樹脂製のフィルター枠と、このフィルター枠の
吸込口側に設けられる針状の放電電極と、この針状の放
電電極と対向し、前記フィルター枠の吹出口内に設けら
れる通風可能なアース電極と、このアース電極の風下側
に設けられる樹脂フィルムにひだを設け、多数の通風路
を形成したフィルターとを設けたフィルター装置と、こ
のフィルター装置が装着されることにより前記針状の放
電電極にマイナス極が接続され、前記アース電極にアー
スが接続されるように形成した高電圧印加装置とを備
え、前記高電圧印加装置を介して前記フィルター装置を
空気調和機等の空気流路に配設する構成としたものであ
り、針状の放電電極を使用することおよび、集塵部を樹
脂フィルムにひだを設け、多数の通風路を形成したフィ
ルターにより形成することによって集塵に使用するエネ
ルギーを低減することができるとともに、放電電極にマ
イナスの高電圧が印加されることによりオゾンの発生の
抑制および、マイナスイオンを発生することができ、ま
た、針状の放電電極と通風可能なアース電極および、フ
ィルターを使用することにより構造を簡単にすることが
できるとともに、ユニットの奥行寸法を小さくでき空気
調和機への組み込みを容易にすることができるという作
用を有する。
【0013】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0014】
【実施例】(実施例1)図1〜図14に示すように、吸
込口1および吹出口2を形成した樹脂製のフィルター枠
3の吸込口1側に針状の放電電極4を設け、放電電極4
と対向しフィルター枠3の吹出口2内にラスまたはパン
チングメタル等の通気可能なアース電極5を設け、アー
ス電極5の風下側に樹脂フィルム6aを連続的に折り曲
げまたは、折畳み樹脂フィルム6aにひだ6bを設け、
多数の通風路6cを形成したフィルター6を設け、フィ
ルター装置7を形成し、フィルター装置7が装着される
ことにより針状の放電電極4にマイナス極が接続され、
アース電極5にアースが接続されるように高電圧印加装
置8を形成する。
【0015】そして、吸込口1を格子状に組合わせたリ
ブ9により形成し、吸込口1に設けられる針状の放電電
極4の先端部近傍に対応するリブ9Aの高さを他のリブ
9の高さより低くして、針状の放電電極4の先端部に対
応するリブ9Aを、針状の放電電極4の先端部より遠ざ
けるように形成し、吸込口1に設けられる放電電極4を
複数設けるステンレス製の長寸の導体10を正面側より
被覆する断面略コの字状の導体被覆体11を吸込口1に
一体的に設け、吸込口1に複数設けられる放電電極4の
間に奥部が通気可能なアース電極5に当接するリブ状で
針状の放電電極4の間を仕切る仕切板12を導体被覆体
11より離して隙間12aを形成し、吸込口1と一体的
に形成する。
【0016】また、アース電極の風下側に配設されるフ
ィルター6の飛び出し落下するのを防ぐように設けられ
るフィルター押さえ13をフィルター枠3と別体に形成
し、フィルター押さえ13の一辺の両端にフィルター枠
3に設けたピン孔3aに係合する支持ピン13aを設
け、中央部にフィルター枠3の横リブ3bに回動自在に
係合するアール状の支持片13bを設けて結合手段14
を形成し、結合手段14を介してフィルター押さえ13
をフィルター枠3に開閉自在に結合し、フィルター押さ
え13の閉鎖時にフィルター枠3に係合し支持される支
持爪13cを設けフィルター押さえ13の両側にはフィ
ルター押さえ13の閉鎖時にアース電極5とフィルター
枠3間に挿入される邪魔板15を設ける。
【0017】また、アース電極5はラスまたはパンチン
グメタル等の通風可能な板材16の4周を金属板17で
囲み形成し、金属板17には入口が狭く奥部に円形孔を
設けた杓子状の切欠孔18を設けた取付部19を4隅と
中央部に設け、フィルター枠3の内面にアース電極5の
取付部19に設けた切欠孔18が係合する頭部の大きい
ピン20を設ける。
【0018】また、針状の放電電極4を形成する針状部
4aが挿入される切起し孔21を切り起こしにより形成
した取付片22を導体10に設け、切起し孔21に挿入
される針状部4aを、切起し孔21が縮少するようにか
しめ、または溶接して取付片22に取り付け、導体10
の反針状部側を覆う樹脂製のカバー23を設け、吸込口
1に設けた導体被覆体11に合致するように導体10を
樹脂製のカバー23を介して吸込口1に取付爪24によ
り取り付ける。
【0019】そして、フィルター装置7が装着される装
着部25の片方側にフィルター装置7に設けた導体10
およびアース電極5に電気的に接続されるマイナスの高
電圧印加部26および、アース接点部27を設け、装着
部25の奥部側には、フィルター装置7に設けたガイド
ピン28が係合する杓子状のガイド溝29を設け、前方
側にはフィルター装置7の装着時のガイドを兼ねる飛び
出し防止片30を設け、アース接点部27をスプリング
31を介して弾性接触する略半球状の接点部32を設け
て高電圧印加装置8を形成する。
【0020】また、高電圧印加装置8に装着されるフィ
ルター装置7を形成するフィルター枠3の装着側角部に
傾斜した案内面33および、高電圧印加装置8に設けた
飛び出し防止片30に係合するように、飛び出し防止片
30の厚み分だけ肉落しをした係合部34を設け、高電
圧印加装置8にフィルター装置7を装脱するための取手
35をフィルター枠3に設け、高電圧印加装置8を介し
てフィルター装置7を空気調和機等の空気流路に配設し
て構成する。
【0021】上記構成において、空気調和機(図示せ
ず)等の空気流路に、高電圧印加装置8を介して取り付
けたフィルター装置7に空気が流れると吸込口1に設け
た針状の放電電極4に印加されているマイナスの高電圧
とアース電極5により針状の放電電極4の附近に大きな
電界が形成され、空気分子中の電子が分離したり、ま
た、分離した電子が別の空気分子に結合するなどして空
気分子がイオン化され空気イオンとなり、空気イオンが
電界の力によって拡散し粉塵に付着して粉塵を帯電さ
せ、帯電した粉塵粒子は粒子同志の緩衝を防ぎアース電
極5の風下側に設けたフィルター6に吸着されて集塵さ
れる。
【0022】そして、集塵が進んだ後、吸着された粉塵
を除去するときには、取手35を介してフィルター装置
7を高電圧印加装置8より引き出して取り外し、フィル
ター装置7を洗浄水で洗浄し粉塵を除去する。また、フ
ィルター装置7に設けたフィルター6を交換するとき
は、フィルター押さえ13を開いてフィルター6を交換
する。
【0023】次に、フィルター装置7の洗浄または、フ
ィルター6を交換したフィルター装置7を高電圧印加装
置8に取り付けるときには、フィルター装置7のフィル
ター枠3に設けた案内面33を用いて高電圧印加装置8
の装着部25にフィルター枠3を合致させ、合致させた
フィルター枠3に設けたガイドピン28を高電圧印加装
置8に設けたガイド溝29に係合し、ガイド溝29に沿
い上方に移動させるとフィルター枠3に設けた係合部3
4が高電圧印加装置8に設けた飛び出し防止片30の内
面側に挿入され、フィルター枠3を介してフィルター装
置7が高電圧印加装置8の装着部25に装着され、フィ
ルター装置7の導体10およびアース電極5が高電圧印
加部26およびアース接点部27に電気的に接続され使
用できることとなる。
【0024】このように本発明の実施例1の電気集塵ユ
ニットによれば、吸込口1および吹出口2を形成した樹
脂製のフィルター枠3と、フィルター枠3の吸込口1側
に設けられる針状の放電電極4と、放電電極4と対向し
フィルター枠3の吹出口2内に設けられるラスまたはパ
ンチングメタル等で形成される通風可能なアース電極5
と、アース電極5の風下側に設けられる樹脂フィルム6
aにひだ6bを設け多数の通風路6cを形成したフィル
ター6とを設けたフィルター装置7と、フィルター装置
7が装着されることにより針状の放電電極4にマイナス
極が接続され、アース電極5にアースが接続されるよう
に形成した高電圧印加装置8とを備え、高電圧印加装置
8を介してフィルター装置7を空気調和機等の空気流路
を配設したので、高電圧を印加する部分が針状の放電電
極4側のみで良くなり電気エネルギーを低減することが
できるとともに、有害なオゾンの生成が抑制され、人体
により優しい状態でマイナスイオンを同時に発生するこ
とにより人体に影響をもたらすことができ、また、針状
の放電電極4より発生したイオンにより帯電した粉塵粒
子は、粒子同志の緩衝を防ぎ、集塵効率が向上すること
ができ、また、集塵側はフィルター6で形成されること
によりユニットの奥行寸法が小さくなり、空気調和機に
設けるのに適した電気集塵ユニットが得られる。
【0025】また、針状の放電電極4が設けられる吸込
口1を格子状に組み合わせたリブ9およびリブ9Aによ
り形成し、針状の放電電極4の先端部に対応するリブ9
Aを、針状の放電電極4の先端部より遠ざけるように形
成したので、針状の放電電極4を形成する針状部4aの
保護ができ、安全性が確保できるとともに、吸込口1を
流れる空気の圧損低下を緩和することができ、また、放
電時の影響が緩和され、性能向上を図ることができる。
【0026】また、吸込口1に設けられる針状の放電電
極4を複数設けた導体10を、正面側より被覆する断面
略コの字状の導体被覆体11を吸込口1に一体的に設け
たので導体10の保護および安全性が高められる。
【0027】また、吸込口1に複数設けられる針状の放
電電極4の間に奥部がアース電極5に当接するリブ状
で、針状の放電電極4の間を仕切るように設けられる仕
切板12を、導体被覆体11より離して隙間12aを形
成し吸込口1に一体的に設けたので、針状の放電電極4
同志の緩衝を防ぎ、アース電極に集塵するようになって
性能向上を図ることができるとともに、隙間12aを設
けることで延面距離が保たれほこり付着によるリークを
防ぐことができ、また、アース電極5に当接させること
で一定の距離を確保することができ性能の安定を図るこ
とができる。
【0028】また、アース電極5の風下側に配設される
フィルター6を支えるフィルター押さえ13をフィルタ
ー枠3と別体に形成し、フィルター押さえ13に設けた
支持ピン13aをフィルター枠3に設けたピン孔3aに
係合する結合手段14を介してフィルター押さえ13を
フィルター枠3に開閉自在に結合し、フィルター押さえ
13の閉鎖時に支持爪13cを介してフィルター枠3に
支持されるので、フィルター枠3とフィルター押さえ1
3を一体的に成形する場合と比較して成形時の金型が小
形で成形も容易となるとともに、フィルター装置7を高
電圧印加装置8より取り出すときにフィルター押さえ1
3が開き、フィルター6が落下したりするのを防止する
ことができる。
【0029】また、フィルター押さえ13の両側に、フ
ィルター押さえ13の閉鎖時にアース電極5とフィルタ
ー枠3間に挿入される邪魔板15を設けたので、延面距
離がかせげ、フィルター枠3の内面に付着しようとする
ほこりの付着量を低減することができる。
【0030】また、ラスまたはパンチングメタル等の通
風可能な板材16の4周を金属板17で囲みアース電極
5を構成したので、板材16全体がアース機能を持つこ
ととなり集塵性能が向上する。
【0031】また、アース電極5に設けられる金属板1
7に入口が狭く奥が円形の略杓子状の切欠孔18を設け
た取付部19を複数突出して設け、フィルター枠3の内
面に取付部19の切欠孔18が係合するピン20を設け
たので、ねじを用い取り付ける場合と比較して取付工数
が削減されコストダウンを可能にするとともに、アース
電極5のそりも無くすることができる。
【0032】また、針状の放電電極4を形成する針状部
4aが挿入される切起し孔21を設けた取付片22を導
体10に設け、切起し孔21に挿入された針状部4aを
かしめまたは溶接をして前記取付片22に取り付ける構
成としたので、針状部4aを確実に固定することがで
き、性能にばらつきの少ない針状の放電電極4が得られ
る。
【0033】また、導体10の反針状部側を覆う樹脂製
のカバー23を設け、吸込口1に設けた導体被覆体11
に合致するように導体10をカバー23を介して吸込口
1に取付爪24により取り付ける構成としたので、針状
部4aのみ放電することができ集塵性能が向上するとと
もに、ねじを用いず針状の放電電極4を取り付けること
ができる。
【0034】また、フィルター装置が装着される装着部
25の片方側にマイナスの高電圧印加部26および、ア
ース接点部27を設けた高電圧印加装置8を設け、装着
部25の奥部側にはフィルター装置7に設けたガイドピ
ン28が係合するガイド溝29を設け、前方側には、フ
ィルター装置7の装着時のガイドを兼ねる飛び出し防止
片30とを設け高電圧印加装置8を形成したので、高電
圧印加装置8に取り付けるフィルター装置7の取り付け
がスムーズで確実に取り付け保持することができる。
【0035】また、アース接点部27をスプリング31
を介して弾性接触する略半球状の接点部32により形成
したので、電気的接続を確実に行うことができるととも
に、フィルター装置7の保持に利用することができる。
【0036】また、高電圧印加装置8に装着されるフィ
ルター装置7を形成するフィルター枠3の装着側角部に
案内面33を形成したので、高電圧印加装置8にフィル
ター装置7を装着するときの装着作業が容易となりスム
ーズに装着することができる。
【0037】(実施例2)図15および図16に示すよ
うに、フィルター装置7Aに設けた取手35Aに係合部
35aを設け、高電圧印加装置8Aに空気調和機(図示
せず)に装着するための取手36を設け、取手36に取
手35Aに設けた係合部35aに弾性係合してロックさ
れるロック片36aを設けた構成とする。
【0038】上記構成において、高電圧印加装置8Aに
フィルター装置7Aにロックするときには、高電圧印加
装置8Aの装着部25にフィルター装置7Aを装着し、
高電圧印加装置8Aの取手36にフィルター装置7Aの
取手35Aを重合し、取手36に設けたロック片36a
にフィルター装置7Aの取手35Aに設けた係合部35
aを弾性係合してロックさせる。
【0039】このように本発明の実施例2の電気集塵ユ
ニットによれば、フィルター装置7Aおよび高電圧印加
装置8Aに夫々取手35Aおよび取手36を設け、高電
圧印加装置8Aの装着部25にフィルター装置7Aを装
着したときに、高電圧印加装置8Aに設けた取手36に
フィルター装置7Aに設けた取手35Aが重合してロッ
クされるように高電圧印加装置8Aの取手36にロック
片36aを設け、フィルター装置7Aの取手35Aにロ
ック片36aに係合する係合部35aを設けたので、高
電圧印加装置8Aの装着部25に装着されるフィルター
装置7Aが取手36と取手35Aが重合しロックされフ
ィルター装置7Aが高電圧印加装置8Aから離脱し落下
することがなく、取扱性が向上することとなる。
【0040】(実施例3)図17に示すように、高電圧
印加装置8に設けられたアース接点部27の接点部32
に対向するフィルター装置7Bに設けられるアース電極
5Aの金属板17Aに、フィルター装置7Bが高電圧印
加装置8に装着されたときに、アース接点部27の接点
部32が係合する係合凹部37を設けた構成とする。
【0041】上記構成において、高電圧印加装置8にフ
ィルター装置7Bを装着したときに高電圧印加装置8に
設けたアース接点部27の接点部32がフィルター装置
7Bに設けられたアース電極5Aの金属板17Aの係合
凹部37に弾性係合してフィルター装置7Bが保持され
ることとなる。
【0042】このように本発明の実施例3の電気集塵ユ
ニットによれば、高電圧印加装置8に設けられたアース
接点部27に対向するフィルター装置7Bに設けられる
アース電極5Aに、フィルター装置7Bが高電圧印加装
置8に装着されたときに、アース接点部27が係合する
係合凹部37を設けたので、高電圧印加装置8に装着さ
れたフィルター装置7Bがアース接点部27と係合凹部
37との係合により保持され、フィルター装置7Bがア
ース接点部27と係合凹部37との係合により保持さ
れ、フィルター装置7Bが簡単に抜け落ちることが防止
される。
【0043】(実施例4)図18および図19に示すよ
うに、高電圧印加装置8Bの装着部25の左右にフィル
ター装置7Bの装着方向にガイド片38を設け、フィル
ター装置7Bのフィルター枠3Bにガイド片38を摺動
挟持できる挟持溝39を設け構成する。
【0044】上記構成において、高電圧印加装置8Bの
装着部25にフィルター装置7Bを装着するときに、高
電圧印加装置8Bに設けたガイド片38に、フィルター
枠3Bに設けた挟持溝39が係合してフィルター装置7
Bが装着され、高電圧印加装置8Bに設けたガイド片3
8がフィルター装置7Bに設けた挟持溝39により挟持
される。
【0045】このように本発明の実施例4の電気集塵ユ
ニットによれば高電圧印加装置8Bの装着部25の左右
に、フィルター装置7Bの装着方向にガイド片38を設
け、フィルター装置7Bのフィルター枠3Bにガイド片
38を摺動挟持できる挟持溝39を設けたので、高電圧
印加装置8Bおよびフィルター装置7Bの左右への拡が
りが抑制され、高電圧印加装置8Bからフィルター装置
7Bが簡単に抜け落ちるのが防止できる。
【0046】(実施例5)図20に示すように、針状の
放電電極4Aを形成する針状部4bを略くの字状に形成
し、2本の針状部4bを略X状となるように取付片22
Aに1箇所で取り付ける。
【0047】また、図21に示すように、針状の放電電
極4Bを形成する針状部4cを略コの字状に形成し、2
本の針状部4cを針状部4cの先端が外側に向くように
取付片22Bに1箇所で取り付ける。
【0048】上記構成において、針状の放電電極4Aま
たは針状の放電電極4Bは何れも針状部4b、4cの先
端が外方向に向いて先端部が4箇所となることにより放
電電流を増加することができる。
【0049】このように本発明の実施例5の電気集塵ユ
ニットによれば針状の放電電極4Aまたは針状の放電電
極4Bを形成する針状部4bまたは針状部4cをくの字
状またはコの字状に形成し、取付片22Aまたは取付片
22Bに1箇所で固定する構成としたので、放電電流が
増加し集塵性能の向上を図ることができ、また、印加す
る高電圧を下げて1本の針状部を用いた場合の電流に合
わせることにより安全性を確保しながら高性能を得るこ
とができるとともに、1箇所で取り付けることができ
る。
【0050】(実施例6)図22に示すように、針状の
放電電極4Cの針状部4dの先端をアース電極5側に突
出させるように形成し構成する。
【0051】上記構成において、針状の放電電極4Cの
針状部4dの先端がアース電極5側に向くことにより針
状部4dの先端がアース電極5に近づくこととなる。
【0052】このように本発明の実施例6の電気集塵ユ
ニットによれば、針状の放電電極4Cを形成する針状部
4dの先端をアース電極5側に突出させるように形成し
たので集中的に針状部4dの先端周辺の性能を上げるこ
とができる。
【0053】(実施例7)図23に示すように、針状の
放電電極4Dを形成する針状部4eの先端を内側に向け
て形成し構成する。
【0054】上記構成において、針状の放電電極4Dを
形成する針状部4eの先端を内側に向けることにより、
性能の向上を図れないが、針状部4eの先端に触れにく
くなり安全となる。
【0055】このように本発明の実施例7の電気集塵ユ
ニットによれば、針状の放電電極4Dを形成する針状部
4eの先端を内側に向けて形成したので、安全性を高め
ることができる。
【0056】(実施例8)図24に示すように、針状の
放電電極4Eを形成する針状部4fに釣針に形成されて
いるかえり40を設け構成する。
【0057】上記構成において、針状の放電電極4Eに
は針状部4fの先端とかえり40の先端の2箇所の先端
が形成され放電電流が増加されることとなる。
【0058】このように本発明の実施例8の電気集塵ユ
ニットによれば、針状の放電電極4Eを形成する針状部
4fに釣針に形成されているかえり40を設けたので放
電電流が増加し、集塵性能の向上を図ることができると
ともに、かえり40を形成する簡単な構造により対応す
ることができる。
【0059】(実施例9)図25に示すように、放電電
極4Iを放電線42により形成し構成する。
【0060】上記構成において、針状部の代わりに放電
線42を使用することにより放電線42の全体から放電
することとなる。
【0061】このように本発明の実施例9の電気集塵ユ
ニットによれば、放電電極4Iを放電線42により形成
したので、放電線42全体から放電され集塵性能が向上
するとともに、針状部と比較して安全性が高くなる。
【0062】(実施例10)図26に示すように、フィ
ルター6Aに形成されている通風路6cが、フィルター
6Aに向かい流れる風の流れに略平行となるようにフィ
ルター6Aを配設する構成とする。
【0063】上記構成において、風の流れに対し、フィ
ルター6Aの通風路6cが平行状態でないときには、平
行となるようにフィルター6Aを傾けて対応させる。
【0064】このように本発明の実施例7の電気集塵ユ
ニットによれば、フィルター6Aに形成されている通風
路6cがフィルター6Aに向かい流れる風の流れに略平
行となるようにフィルター6Aを配設する構成としたの
で、電気集塵ユニットを空気調和機に装着したときに、
空気調和機の空気流に対しフィルター6Aの通風路6c
が平行状態でない場合にはフィルター6Aを傾けて通風
路6cを平行状態にすることにより、フィルター6Aの
性能を最大限に上げることができる。
【0065】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば吸込口および吹出口を形成した樹脂製のフィ
ルター枠と、このフィルター枠の吸込口側に設けられる
針状の放電電極と、この針状の放電電極と対向し前記フ
ィルター枠の吹出口内に設けられる通風可能なアース電
極と、このアース電極の風下側に設けられる樹脂フィル
ムにひだを設け、多数の通風路を形成したフィルターと
を設けたフィルター装置と、このフィルター装置が装着
されることにより前記針状の放電電極にマイナス極が接
続され、前記アース電極にアースが接続されるように形
成した高電圧印加装置とを備え、前記高電圧印加装置を
介して前記フィルター装置を空気調和機等の空気流路に
配設する構成としたので、電気エネルギーを低減するこ
とができ、また、有害なオゾンの生成を抑制することが
できるとともに、マイナスイオンを発生することがで
き、また、奥行寸法を小さくして機器への組み込みに適
した電気集塵ユニットを提供できる。
【0066】また、針状の放電電極が設けられる吸込口
を格子状に組み合わせたリブにより形成し、前記針状の
放電電極の先端部に対応するリブを、前記針状の放電電
極の先端部より遠ざけるように形成したので、針状部の
保護の安全性が確保でき、また、放電時の影響が緩和さ
れ性能の向上を図ることができる。
【0067】また、吸込口に設けられる針状の放電電極
を複数設けた導体を正面側より被覆する断面略コの字状
の導体被覆体を吸込口に一体的に設けたので、導体の保
護および安全性が高められる。
【0068】また、吸込口に複数設けられる針状の放電
電極の間に奥部がアース電極に当接するリブ状で、前記
針状の放電電極の間を仕切るように設けられる仕切板
を、導体被覆体より離して隙間を形成し、前記吸込口に
一体的に設けたので、針状の放電電極同志の緩衝を防
ぎ、性能の向上を図ることができるとともに、ほこり付
着によるリークを防ぐことができ、また、アース電極と
一定の距離を確保することで、性能の安定を図ることが
できる。
【0069】また、アース電極の風下側に配設されるフ
ィルターを支えるフィルター押さえをフィルター枠と別
体に形成し、前記フィルター押さえを前記フィルター枠
に結合手段を介して開閉自在に結合し、前記フィルター
押さえの閉鎖時に前記フィルター枠に支持される構成と
したので、成形時の金型が小形で成形も容易で、フィル
ターの落下を防止することができる。
【0070】また、フィルター押さえの両側に、フィル
ター押さえの閉鎖時にアース電極とフィルター枠間に挿
入される邪魔板を設けたので、ほこりの付着量を低減す
ることができる。
【0071】また、ラスまたはパンチングメタル等の通
風可能な板材の4周を金属板で囲みアース電極を構成し
たので、集塵性能が向上する。
【0072】また、アース電極に設けられる金属板に、
入口が狭く奥が円形の略杓子状の切欠孔を設けた取付部
を複数突出して設け、フィルター枠の内面に前記取付部
の切欠孔が係合するピンを設けたので、コストダウンお
よびアース電極のそりを防止することができる。
【0073】また、針状の放電電極を形成する針状部が
挿入される切起し孔を設けた取付片を導体に設け、前記
切起し孔に挿入された針状部をかしめまたは溶接をして
前記取付片に取り付ける構成としたので、針状部を確実
に固定することができ、性能にばらつきの少ない針状の
放電電極が得られる。
【0074】また、導体の反針状部側を覆う樹脂製のカ
バーを設け、吸込口に設けた導体被覆体に合致するよう
に前記導体を樹脂製のカバーを介して前記吸込口に取り
付ける構成としたので、集塵性能の向上を図ることがで
きる。
【0075】また、フィルター装置が装着される装着部
の片方側にマイナスの高電圧印加部およびアース接点部
を設けた高電圧印加装置を備え、前記装着部の奥部側に
は、前記フィルター装置に設けたガイドピンが係合する
ガイド溝を設け、前方側には前記フィルター装置の装着
時のガイドを兼ねる飛び出し防止片とを設け高電圧印加
装置を形成したので、フィルター装置の取り付けをスム
ーズに行うことができるとともに、確実に取付、保持す
ることができる。
【0076】また、アース接点部をスプリングを介して
弾性接触する略半球状の接点部により形成したので、電
気的接続を確実に行うことができる。
【0077】また、高電圧印加装置に装着されるフィル
ター装置を形成するフィルター枠の装着側角部に案内面
を形成したので装着作業が容易となりスムーズに装着す
ることができる。
【0078】また、フィルター装置および、高電圧印加
装置に夫々取手を設け、高電圧印加装置の装着部に前記
フィルター装置を装着したときに、前記高電圧印加装置
に設けた取手にフィルター装置に設けた取手が重合して
ロックされる構成としたので、フィルター装置が落下す
るのが防止できる。
【0079】また、高電圧印加装置に設けられたアース
接点部に対向するフィルター装置に設けられるアース電
極に、前記フィルター装置が前記高電圧印加装置に装着
されたときに、前記アーム接点部が係合する係合凹部を
設けたので、アース接点部を利用してフィルター装置が
簡単に抜け落ちるのが防止できる。
【0080】また、高電圧印加装置の装着部の左右に、
フィルター装置の装着方向にガイド片を設け、前記フィ
ルター装置のフィルター枠に前記ガイド片を摺動挟持で
きるガイド溝を設けたので、高電圧印加装置の左右への
拡がりを抑制してフィルター装置の抜け落ちるのが防止
できる。
【0081】また、針状の放電電極を形成する針状部を
くの字状または、コの字状の2本の針状部により形成
し、取付片に1箇所に固定する構成としたので、集塵性
能の向上を図ることができるとともに、1箇所で取り付
けることができる。
【0082】また、針状の放電電極を形成する針状部先
端をアース電極側に突出させるように形成したので、性
能の向上を図ることができる。
【0083】また、針状の放電電極を形成する先端を内
側に向けて形成したので、安全性を高めることができ
る。
【0084】また、針状の放電電極を形成する針状部に
釣針に形成されているかえりを設けたので、集塵性能の
向上を図ることができる。
【0085】また、放電電極を放電線により形成したの
で、集塵性能を向上することができる。
【0086】また、フィルターに形成されている通風路
がフィルターに向かい流れる風の流れに略平行となるよ
うに、前記フィルターを配設したので、フィルターの性
能を最上限にあげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の電気集塵ユニットのフィル
ター装置の構成を示す断面図
【図2】同電気集塵ユニットのフィルター押さえの背面
【図3】同電気集塵ユニットのフィルター枠の背面図
【図4】同電気集塵ユニットのフィルター枠にフィルタ
ー押さえを結合した状態を示す側面図
【図5】同電気集塵ユニットの邪魔板とフィルター枠の
関係を示す概略図
【図6】同電気集塵ユニットのフィルターの構成を示す
概略図
【図7】同電気集塵ユニットのアース電極の構成を示す
斜視図
【図8】同電気集塵ユニットのアース電極の取付構成を
示す断面図
【図9】同電気集塵ユニットの針状部の取付状態を示す
正面図
【図10】同電気集塵ユニットの取付片の構成を示す側
面図
【図11】同電気集塵ユニットの高電圧印加装置の正面
【図12】同電気集塵ユニットのアース接点部の構成を
示す拡大図
【図13】同電気集塵ユニットの高電圧印加装置のガイ
ド近傍の概略図
【図14】同電気集塵ユニットのフィルター枠の正面図
【図15】本発明の実施例2の電気集塵ユニットの取手
によるロック状態を示す断面図
【図16】同電気集塵ユニットの高電圧印加装置の正面
【図17】本発明の実施例3の電気集塵ユニットにおけ
るアース接点部の係合状態を示す断面図
【図18】本発明の実施例4の電気集塵ユニットにおけ
るガイド片を挟持している状態を示す断面図
【図19】同電気集塵ユニットのフィルター枠の正面図
【図20】本発明の実施例5の電気集塵ユニットにおけ
る針状の放電電極の正面図
【図21】同他の例の電気集塵ユニットにおける針状の
放電電極の正面図
【図22】本発明の実施例6の電気集塵ユニットにおけ
る針状の放電電極の側面図
【図23】本発明の実施例7の電気集塵ユニットにおけ
る針状の放電電極の側面図
【図24】本発明の実施例8の電気集塵ユニットにおけ
る針状の放電電極の側面図
【図25】本発明の実施例9の電気集塵ユニットにおけ
る放電電極の正面図
【図26】本発明の実施例10の電気集塵ユニットのフ
ィルターの状態を示す概略図
【図27】従来の電気集塵ユニットの構成を示す概略図
【符号の説明】
1 吸込口 2 吹出口 3 フィルター枠 3A フィルター枠 3B フィルター枠 4 針状の放電電極 4A 針状の放電電極 4B 針状の放電電極 4C 針状の放電電極 4D 針状の放電電極 4E 針状の放電電極 4a 針状部 4b 針状部 4c 針状部 4d 針状部 4e 針状部 4f 針状部 5 アース電極 5A アース電極 6 フィルター 6A フィルター 6a 樹脂フィルム 6b ひだ 6c 通風路 7 フィルター装置 7A フィルター装置 7B フィルター装置 8 高電圧印加装置 8A 高電圧印加装置 9A リブ 10 導体 11 導体被覆体 12 仕切板 12a 隙間 13 フィルター押さえ 13A フィルター押さえ 14 結合手段 15 邪魔板 16 板材 17 金属板 18 切欠孔 19 取付部 20 ピン 21 切起し孔 22 取付片 22A 取付片 22B 取付片 23 カバー 25 装着部 26 高電圧印加部 27 アース接点部 28 ガイドピン 29 ガイド溝 30 飛び出し防止片 31 スプリング 32 接点部 33 案内面 35A 取手 35a 係合部 36 取手 36a ロック片 37 係合凹部 38 ガイド片 39 挟持溝 40 かえり 41 放電電極 42 放電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 3/45 B03C 3/68 A 3/68 F24F 3/16 F24F 3/16 B03C 3/14 A Fターム(参考) 3L053 BD01 4D054 AA13 BA03 BB04 BC08 BC31 EA22 4D058 JA14 KC52 KC54 QA01 QA05 SA20

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込口および吹出口を形成した樹脂製の
    フィルター枠と、このフィルター枠の吸込口側に設けら
    れる針状の放電電極と、この針状の放電電極と対向し、
    前記フィルター枠の吹出口内に設けられる通風可能なア
    ース電極と、このアース電極の風下側に設けられる樹脂
    フィルムにひだを設け、多数の通風路を形成したフィル
    ターとを設けたフィルター装置と、このフィルター装置
    が装着されることにより前記針状の放電電極にマイナス
    極が接続され、前記アース電極にアースが接続されるよ
    うに形成した高電圧印加装置とを備え、前記高電圧印加
    装置を介して前記フィルター装置を空気調和機等の空気
    流路に配設する構成とした電気集塵ユニット。
  2. 【請求項2】 針状の放電電極が設けられる吸込口を格
    子状に組み合わせたリブにより形成し、前記針状の放電
    電極の先端部に対応するリブを、前記針状の放電電極の
    先端部より遠ざけるように形成した請求項1記載の電気
    集塵ユニット。
  3. 【請求項3】 吸込口に設けられる針状の放電電極を複
    数設けた導体を、正面側より被覆する断面略コの字状の
    導体被覆体を吸込口に一体的に設けた請求項1記載の電
    気集塵ユニット。
  4. 【請求項4】 吸込口に複数設けられる針状の放電電極
    の間に、奥部がアース電極に当接するリブ状で前記針状
    の放電電極の間を仕切るように設けられる仕切板を、導
    体被覆体より離して隙間を形成し、前記吸込口に一体的
    に設けた請求項1記載の電気集塵ユニット。
  5. 【請求項5】 アース電極の風下側に配設されるフィル
    ターを支えるフィルター押さえをフィルター枠と別体に
    形成し、前記フィルター押さえを前記フィルター枠に結
    合手段を介して開閉自在に結合し、前記フィルター押さ
    えの閉鎖時に前記フィルター枠に支持される構成とした
    請求項1記載の電気集塵ユニット。
  6. 【請求項6】 フィルター押さえの両側に、フィルター
    押さえの閉鎖時にアース電極とフィルター枠間に挿入さ
    れる邪魔板を設けた請求項1、5または6記載の電気集
    塵ユニット。
  7. 【請求項7】 ラスまたはパンチングメタル等の通風可
    能な板材の4周を金属板で囲みアース電極を構成した請
    求項1記載の電気集塵ユニット。
  8. 【請求項8】 アース電極に設けられる金属板に入口が
    狭く奥が円形の略杓子状の切欠孔を設けた取付部を複数
    突出して設け、フィルター枠の内面に前記取付部の切欠
    孔が係合するピンを設けた請求項1または8記載の電気
    集塵ユニット。
  9. 【請求項9】 針状の放電電極を形成する針状部が挿入
    される切起し孔を設けた取付片を導体に設け、前記切起
    し孔に挿入された針状部をかしめまたは溶接をして前記
    取付片に取り付ける構成とした請求項1記載の電気集塵
    ユニット。
  10. 【請求項10】 導体の反針状部側を覆う樹脂製のカバ
    ーを設け、吸込口に設けた導体被覆体に合致するように
    前記導体を樹脂製のカバーを介して前記吸込口に取り付
    ける構成とした請求項1または3記載の電気集塵ユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】 フィルター装置が装着される装着部の
    片方側にマイナスの高電圧印加部およびアース接点部を
    設けた高電圧印加装置を備え、前記装着部の奥部側に
    は、前記フィルター装置に設けたガイドピンが係合する
    ガイド溝を設け、前方側には前記フィルター装置の装着
    時のガイドを兼ねる飛び出し防止片とを設け高電圧印加
    装置を形成した請求項1記載の電気集塵ユニット。
  12. 【請求項12】 アース接点部をスプリングを介して弾
    性接触する略半球状の接点部により形成した請求項1記
    載の電気集塵ユニット。
  13. 【請求項13】 高電圧印加装置に装着されるフィルタ
    ー装置を形成するフィルター枠の装着側角部に案内面を
    形成した請求項1記載の電気集塵ユニット。
  14. 【請求項14】 フィルター装置および高電圧印加装置
    に夫々取手を設け、高電圧印加装置の装着部に前記フィ
    ルター装置を装着したときに、前記高電圧印加装置に設
    けた取手にフィルター装置に設けた取手が重合してロッ
    クされる構成とした請求項1記載の電気集塵ユニット。
  15. 【請求項15】 高電圧印加装置に設けられたアース接
    点部に対向するフィルター装置に設けられるアース電極
    に、前記フィルター装置が前記高電圧印加装置に装着さ
    れたときに前記アース接点部が係合する係合凹部を設け
    た請求項1、7または12記載の電気集塵ユニット。
  16. 【請求項16】 高電圧印加装置の装着部に左右にフィ
    ルター装置の装着方向にガイド片を設け、前記フィルタ
    ー装置のフィルター枠に前記ガイド片を摺動挟持できる
    ガイド溝を設けた請求項1記載の電気集塵ユニット。
  17. 【請求項17】 針状の放電電極を形成する針状部をく
    の字状またはコの字状の2本の針状部により形成し、取
    付片に1箇所で固定する構成とした請求項1記載の電気
    集塵ユニット。
  18. 【請求項18】 針状の放電電極を形成する針状部先端
    をアース電極側に突出させるように形成した請求項1記
    載の電気集塵ユニット。
  19. 【請求項19】 針状の放電電極を形成する針状部の先
    端を内側に向けて形成した請求項1記載の電気集塵ユニ
    ット。
  20. 【請求項20】 針状の放電電極を形成する針状部に釣
    針に形成されているかえりを設けた請求項1記載の電気
    集塵ユニット。
  21. 【請求項21】 放電電極を放電線により形成した請求
    項1記載の電気集塵ユニット。
  22. 【請求項22】 フィルターに形成されている通風路が
    フィルターに向かい流れる風の流れに略平行となるよう
    に前記フィルターを配設する構成とした請求項1記載の
    電気集塵ユニット。
JP2001198187A 2001-06-29 2001-06-29 電気集塵ユニット Expired - Fee Related JP3973859B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001198187A JP3973859B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 電気集塵ユニット
CN 02140225 CN1281328C (zh) 2001-06-29 2002-06-28 电集尘装置
HK03102913A HK1050652A1 (en) 2001-06-29 2003-04-24 Electric dust collector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001198187A JP3973859B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 電気集塵ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003010731A true JP2003010731A (ja) 2003-01-14
JP3973859B2 JP3973859B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=19035676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001198187A Expired - Fee Related JP3973859B2 (ja) 2001-06-29 2001-06-29 電気集塵ユニット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3973859B2 (ja)
CN (1) CN1281328C (ja)
HK (1) HK1050652A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005021817A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
JP2006021077A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
JP2006102687A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄ユニット
JP2006224054A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
JPWO2006009187A1 (ja) * 2004-07-23 2008-05-01 松下電器産業株式会社 電気集塵装置及び電気集塵システム
US7368004B2 (en) 2003-07-03 2008-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electric dust collector
CN105091155A (zh) * 2014-05-08 2015-11-25 肖继林 室内空气双重净化系统
CN105091152A (zh) * 2014-05-07 2015-11-25 王盘铭 镶嵌式窗户通风装置
CN105091153A (zh) * 2014-05-07 2015-11-25 王盘铭 三板式室内空气净化装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10071384B2 (en) 2013-02-07 2018-09-11 Mitsubishi Hitachi Power Systems Environmental Solutions, Ltd. Dust collector, dust collection system, and dust collection method
CN107618763A (zh) * 2017-09-20 2018-01-23 长兴三通能源科技有限公司 一种防火散热型电子元器件收纳盒

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005021817A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
US7368004B2 (en) 2003-07-03 2008-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electric dust collector
JP4529386B2 (ja) * 2003-07-03 2010-08-25 パナソニック株式会社 電気集塵ユニット
JP2006021077A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
JPWO2006009187A1 (ja) * 2004-07-23 2008-05-01 松下電器産業株式会社 電気集塵装置及び電気集塵システム
JP4875983B2 (ja) * 2004-07-23 2012-02-15 パナソニック株式会社 電気集塵装置
JP2006102687A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気清浄ユニット
JP4622436B2 (ja) * 2004-10-07 2011-02-02 パナソニック株式会社 空気清浄ユニット
JP2006224054A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
CN105091152A (zh) * 2014-05-07 2015-11-25 王盘铭 镶嵌式窗户通风装置
CN105091153A (zh) * 2014-05-07 2015-11-25 王盘铭 三板式室内空气净化装置
CN105091155A (zh) * 2014-05-08 2015-11-25 肖继林 室内空气双重净化系统

Also Published As

Publication number Publication date
HK1050652A1 (en) 2003-07-04
CN1394690A (zh) 2003-02-05
CN1281328C (zh) 2006-10-25
JP3973859B2 (ja) 2007-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880000127B1 (ko) 공기청정기
JP2003010731A (ja) 電気集塵ユニット
CN105264298B (zh) 离子发生器以及具有离子发生器的空调
JP2007007589A (ja) 電気集塵デバイス及びこれを組込んだ空気清浄装置
KR100452028B1 (ko) 공조기용 실내 유닛
KR20070086782A (ko) 전기 집진 유닛
US7547352B2 (en) Air cleaner conductor system
JP3818101B2 (ja) 電気集塵装置およびそれを用いた送風装置
JP2004286418A (ja) 空気浄化装置
JPH05277400A (ja) 空気清浄器
JP4381994B2 (ja) 空気調和機の空気清浄装置
JP3287294B2 (ja) 電子式集塵器とそれを有した空気調和機
CN207756285U (zh) 静电除尘装置、空调室内机及空调器
JP2006021077A (ja) 電気集塵ユニット
WO2005002412A2 (ja) 電気集塵装置
KR100192438B1 (ko) 룸에어컨의 공기정화장치
JPS61107957A (ja) 空気清浄装置
JP2001179130A (ja) 空気清浄装置
JP2004344569A (ja) 電気掃除機
JP4810780B2 (ja) 空気清浄機
JP2004053154A (ja) 空気清浄装置付空気調和機
CN216308117U (zh) 一种净化器
JP3267239B2 (ja) 電子式集塵器付き空気調和機
JP3051010U (ja) 電子式集塵器付き空気調和機
CN220707513U (zh) 空气处理装置的进风组件、空气处理装置和空调器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050728

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees