JP3051010U - 電子式集塵器付き空気調和機 - Google Patents

電子式集塵器付き空気調和機

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JP3051010U
JP3051010U JP1998000262U JP26298U JP3051010U JP 3051010 U JP3051010 U JP 3051010U JP 1998000262 U JP1998000262 U JP 1998000262U JP 26298 U JP26298 U JP 26298U JP 3051010 U JP3051010 U JP 3051010U
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dust collector
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寿信 田中
孝治 森中
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Funai Electric Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電電極と集塵電極の間の放電作用により空
気中に含まれる塵埃を集塵電極に吸着させると共に、集
塵電極に吸着した塵埃を酸化分解して取り除くセルフク
リーニング型の電子式集塵器付き空気調和機において、
集塵電極の給電用の端子と集塵器取り付け板との間で起
こり易い異常放電の発生を防止する。 【解決手段】 集塵電極70の給電用端子90と、集塵
器取り付け板である熱遮蔽板80との間の空間に絶縁部
材72bを配置したので、給電用端子90と熱遮蔽板8
0との間で起こり易い異常な放電の発生を防ぐことがで
きる。これにより、集塵効率の低下と不快な異音の発生
を抑えることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電子式集塵器付き空気調和機に関し、特に、集塵電極の給電用の端 子と集塵器取り付け板との間で起こり易い異常放電の発生を抑制する技術に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機において、本来の空気調和機能の他に、電子式集塵器を組み 込んでその機能を高めたものが知られている。電子式集塵器としては、ワイヤ状 の放電電極と面状の集塵電極の間に高電圧を印加することでコロナ放電等を生じ させ、これにより、周囲の空気中に含まれる微粒子や塵埃をイオン化し、集塵電 極に吸着させるものが一般的である。
【0003】 ところで、このような電子式集塵器においては、放電電極を構成する放電線の 端部と集塵電極との間で電界集中が生じ、これにより異常放電が起こり、不快な 異音が発生することがある。そこで、電子式集塵装置において、放電線の端部に 保護チューブを被せることにより、放電線の端部から発せられる電気力線を遮断 し、異常放電の発生を抑えるようにしたものが知られている(例えば、特開平3 −146148号公報参照)。また、放電線の端部を、この放電線に張力を付加 する引張コイルばねの内方に収納することにより、放電線の端部の先端部から発 生し得る異常放電の発生を抑えるようにしたものが知られている(例えば、特開 平6−254436号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に示された電子式集塵装置においては、集塵電極側に ついては、異常放電抑制のための対策は特に施されていない。これは集塵電極側 をグランド電位としていることによる。これに対して、放電電極に正の高電圧を 、集塵電極に負の高電圧を印加する場合、集塵電極に給電を行う給電用の端子と 、集塵器をハウジング(ケーシング)に取り付けるためのグランドレベルにある 取り付け板との間に電位差が生じることにより、これら両者間で異常放電が発生 し易くなる。
【0005】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、電子式集塵 器を空気調和機の室内ユニットのケーシング内に組み込んだ構成において、放電 電極と集塵電極との間に正負の高電圧を印加する場合に、集塵電極の給電用の端 子と集塵器取り付け板との間で起こり易い異常放電の発生を防止することができ 、集塵効率の向上を図った電子式集塵器付き空気調和機を提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、室内空気を空調すると共に空気中の塵 埃を放電作用を用いて集塵して空気を清浄にする電子式集塵器付き空気調和機に おいて、空気の吸入口と吐出口とが設けられたケーシングと、このケーシング内 に吸入口を臨んで設けられた熱交換器と、吸入口から熱交換器及びケーシング内 の通風路を通って吐出口へ空気を流通させるファンと、通風路に配置され、この 通風路を通る空気中の塵埃を放電作用を用いて集塵する電子式の集塵器とを備え 、集塵器は、所定の間隔をおいて並列状に設けられ両者間に高電圧が印加される 放電電極と集塵電極から成り、集塵器取り付け板を介してケーシングに取り付け られるものであり、集塵電極には、給電用の端子が集塵電極の外周面に固定され 、この給電用の端子と集塵器取り付け板の間の空間に絶縁部材を配置したもので ある。
【0007】 この構成においては、空調運転時には熱交換器及びファンが駆動されることで 、ケーシングの吸入口から吸入された空気は、熱交換器により冷却又は加熱され た後、通風路に流通する。このとき、通風路上に設けられた電子式集塵器の放電 電極と集塵電極の間に高電圧(放電電極に正の高電圧、集塵電極に負の高電圧) が印加されることにより、放電電極によって、通風路に流れる空気に含まれる塵 埃はイオンや電子が付着して帯電し、集塵電極側に吸引され、電気集塵される。 これにより、吸入空気は清浄化され吐出口から吐出される。
【0008】 ここで、集塵電極に給電用の端子を介して負の高電圧が印加されると、グラン ドレベルにある集塵器取り付け板と給電用の端子との間に電位差が生じ、両者間 で異常放電が起こり易くなるが、この電子式集塵器付き空気調和機においては、 給電用の端子と集塵器取り付け板の間の空間に配置された絶縁部材が、給電用の 端子から集塵器取り付け板に向かう電気力線を遮断するため、集塵電極の給電用 の端子と集塵器取り付け板との間で異常放電が発生することを防ぐことができる 。
【0009】 また、上記絶縁部材は、集塵電極の端部を覆う絶縁材質でなる取付用保護部材 の延長部で構成することができる。これにより、絶縁部材を別個に用意する必要 がなくなり、簡単な構成とすることができる。
【0010】 また、上記集塵電極は、その外周面に酸化分解型の触媒層が形成されると共に 、集塵電極内部にこの集塵電極の触媒層を再生するためのヒータが内蔵されたも のであることが望ましい。この構成においては、セルフクリーニング時には、ヒ ータへ通電することにより、集塵電極の触媒層が昇温され、集塵電極上に付着し た塵埃を、触媒の酸化作用により段階的に酸化分解し、最終的に塵埃を二酸化炭 素と水蒸気の無色無臭の気体とする。これにより、集塵電極はセルフクリーニン グされることになる。また、集塵器取り付け板は、集塵電極のヒータからの発熱 の熱遮蔽板としても機能する。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態に係る電子式集塵器付き空気調和機について図面を 参照して説明する。図1は電子式集塵器付き空気調和機の一部破断斜視図、図2 は同空気調和機の側断面図である。
【0012】 電子式集塵器付き空気調和機1は、室内空気を冷却又は加熱する空気調和機能 と、室内空気に含まれる塵埃を取り除いて、空気を清浄にする集塵機能とを併せ 持ち、室内ユニットとして、取付板2を介して壁等に取り付けられるものである 。空気調和機1は、前面が空気吸入口11として開口し、その空気吸入口11の 下方に空気吐出口12が設けられたケーシング10と、前面グリル21を有し、 ケーシング10の空気吸入口11に装着される前面パネル20と、ケーシング1 0の吸入口11に臨んでケーシング10内に設けられた熱交換器30と、この熱 交換器30を経由して吸入口11から吐出口12へ空気を流通させるために、吐 出口12の奥側に設けられたクロスフロー型のファン40と、熱交換器30の背 面側の通風路31に配置された電子式集塵器50とを備えるものである。また、 前面パネル20と熱交換器30との間には、フィルタ32が設けられている。ま た、ケーシング10の吐出口12には、角度調整式のルーバ13が設けられてい る。ケーシング10内部には、空気調和機1の全体を制御する制御回路15(制 御手段)が備えられている。熱交換器30は室外ユニット(図示なし)の熱交換 器と冷媒配管(図示なし)により連結される。
【0013】 次に、空気調和機1に搭載される電子式集塵器50の詳細を上記図1及び図2 に図3乃至図5を加えて説明する。図3は室内ユニットに搭載される電子式集塵 器の部分斜視図、図4は電子式集塵器の要部下面図、図5は電子式集塵器の要部 側面図である。
【0014】 電子式集塵器50は、水平に張設されたワイヤ状の放電電極60と、この放電 電極60から所定の間隔をおいて設けられ、セルフクリーニングのためのシーズ ヒータ71を内蔵した管体状の集塵電極70と、この集塵電極70のシーズヒー タ71の熱を遮蔽すると共に、放電電極60と集塵電極70とを保持する熱遮蔽 板80(集塵器取り付け板)から構成されており、放電電極60と集塵電極70 とが通風路31内に臨むようにケーシング10の垂直な背板部18の表面に取り 付けられる。熱遮蔽板80は、絶縁性を有する取付け部材81を介してケーシン グ10に取り付けられており、電位的にニュートラルな構成となっている。
【0015】 放電電極60を構成する放電線61は、その両端部が保持部材62に取り付け られた電極63に引張バネ64を介して保持され、この引張バネ64の張力によ って位置決め固定されている。放電線61には、電極63から引張バネ64を通 して正の直流電圧が付加されるようになっている。また、保持部材62は、熱遮 蔽板80に固定されている。
【0016】 集塵電極70は、放電電極60に対して通風路31上の風下側に、放電電極6 0から所定の間隔をおいて配置されている。集塵電極70には、その外周面に取 り付けられた給電用端子90(給電用の端子)より負の直流電圧が印加されるよ うになっている。
【0017】 次に、集塵電極への給電構造について、上記の図に図6乃至図8を加えて説明 する。図6は集塵電極の部分斜視図、図7は集塵電極の側面図、図8は集塵電極 の外周に取り付けられる給電用端子及び給電用端子と接続されるタブ端子の斜視 図である。
【0018】 集塵電極70の長さ方向両端は、保護部材72によって覆われており、集塵電 極70は、この保護部材72を介して係止部材73により保持部材74に固定さ れる。保護部材72としては、絶縁性を有すると共に、耐熱性に優れた材質、例 えば絶縁ラバーを用い、この保護部材72には、鍔部72aと、この鍔部72a から部分的に略半円周分だけ軸方向に延長された絶縁部材72bとが一体的に設 けられている。保護部材72は、絶縁部材72bが給電用端子90と熱遮蔽板8 0との間の空間に配置されるような角度姿勢に保たれ、絶縁部材72bが切り欠 かれている部分から給電用端子90が外方にのぞくようになっている。
【0019】 給電用端子90は、導電性金属板より加工され、集塵電極70にかしめにより 固定されるリング部90aと、このリング部90aから集塵電極70の長さ方向 に対して垂直に伸びると共に、L字状に折り曲げられた接続部90bとから成る ものである。接続部90bの先端近傍には、孔90cが設けられている。
【0020】 給電用端子90に接合されるタブ端子93には、給電用端子90の接続部90 b先端が挿入される開口を有した接続部93aと、高電圧回路(不図示)から伸 びるコード94を保持するコード保持部93bとが形成されている。タブ端子9 3の接続部93a内には凸部93cが形成されており、給電用端子90とタブ端 子93とを結合したとき、給電用端子90の孔90cに凸部93cが嵌まり込み 、抜け止めがなされる。
【0021】 図9は集塵電極の要部断面図である。集塵電極70はシーズヒータ71を内蔵 し、このシーズヒータ71は、アルミニウムの金属管75と、この金属管75内 に挿入された電気抵抗線76とから成るものであり、この金属管75の表面の所 定の部位には、ゼオライト、活性アルミナ、二酸化マンガン等に代表される触媒 物質からなる触媒層77が塗布や溶着等により形成されている。
【0022】 ゼオライト(一般に沸石と称される)は、空洞を有する三次元網目構造をなし ており、この空洞内に吸着された分子の反応を促進する。活性アルミナ(Al2 O3 )は、吸着能力の高いアルミナ微粉末であり、結晶粒径が小さく、表面積が 大きく、触媒、触媒担体、吸着剤として好適である。二酸化マンガン(MnO2 )は、上述のゼオライト、活性アルミナと同様に触媒としての機能を有する。ま た、金属管75と電気抵抗線76とが接触しないように、金属管75内には酸化 マグネシウム78が充填されており、この金属管75の端部75aはガラス封口 材79によって封口されている。このシーズヒータ71は、単位面積あたりのエ ネルギーの小さい180W程度のものでよい。
【0023】 次に、上記のように構成された電子式集塵器付き空気調和機1の動作を説明す る。空気調和中は、熱交換器30及びファン40を作動させることにより、室内 空気が前面パネル20の前面グリル21及びフィルタ32を通過してケーシング 10内に吸入され、熱交換器30を通過する過程で冷却又は加熱された後、その 背面側の通風路31を上から下に流通する。この通風路31を通過する空気は集 塵器50の周辺を通過する。ここで、集塵器50の放電電極60と集塵電極70 の間には高電圧(例えば、一方に+4.5kV、他方に−4.5kV)が印加さ れ、両電極60,70間にはコロナ放電が発生する。このため、放電電極60の 周囲の空気中に存在する煙草のタール(油煙)の微粒子や綿埃等の塵埃にはコロ ナによって生じた正イオンが付着して、微粒子や塵埃は正に帯電する。その結果 、両電極間のクーロン力によって、集塵電極70に引き寄せられて、集塵電極7 0に捕集され、電気集塵が行われる。また、臭気成分が空気中に含まれている場 合には、臭気成分は集塵電極70の触媒層77により吸着脱臭される。こうして 、熱交換器30を通過した空気は、その背面側の通風路31を通過する過程で清 浄化されて、空気吐出口12から室内に吐出される。
【0024】 ここで、集塵電極70を、放電電極60の風下側にずらして配置しているので 、通風路31を流れる空気の風力及び塵埃が集塵電極70から受けるクーロン力 によって、塵埃は集塵電極70方向に向かうことになる。これにより、より多く の塵埃を集塵電極70に付着させることが可能となり、集塵器50による集塵効 果が向上する。
【0025】 また、集塵電極70の給電用端子90と熱遮蔽板80との間の空間に絶縁部材 72bを配置したので、給電用端子90と熱遮蔽板80との間の異常放電を防止 することができ、従って、集塵効率が低下したり、不快な異音が発生したりする ことを防ぐことができる。また、絶縁部材72bを保護部材72の延長部で構成 したので、絶縁部材72bを別部材とした場合よりも、構成が簡単で取り付け作 業に手間がかからず、低コスト化が図れる。また、空調運転を行った際にも絶縁 部材72bに水滴が溜まるような形態になっていないので、水滴による異常放電 をも防止することができる。
【0026】 また、触媒層のセルフクリーニング動作について説明すると、セルフクリーニ ング時には、シーズヒータ71に通電することにより、触媒層77を昇温させ、 集塵電極70の発熱部位上に付着した塵埃を触媒の酸化作用により段階的に酸化 分解し、最終的に塵埃を二酸化炭素と水蒸気の無色無臭の気体として、集塵電極 70をセルフクリーニングする。
【0027】 なお、本考案は上記の実施形態に限られず種々の変形が可能である。例えば、 絶縁部材72bとして保護部材72は別個の部材を用いたものであっても構わな い。
【0028】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る電子式集塵器付き空気調和機によれば、集塵電極 の給電用の端子と集塵器取り付け板の間の空間に絶縁部材を配置したことにより 、給電用の端子から集塵器取り付け板に向かう異常な放電が発生することを防ぐ ことができ、集塵効率の低下と不快な異音の発生を抑えることができる。
【0029】 また、絶縁部材を保護部材の延長部で構成することにより、絶縁部材の取り付 け作業の手間を省き、組立てコストの上昇を防ぐことができる。
【0030】 さらにまた、集塵電極の表面に触媒層を形成すると共に、この集塵電極の内部 にヒータを内蔵したものとすることにより、ヒータへの通電により触媒層を昇温 させることで、空気清浄動作によって集塵電極上に付着した塵埃を触媒の酸化作 用により段階的に酸化分解し、煙や異臭を発生することなく塵埃を除去して触媒 層を再生することができる。このため、空気調和機をメンテナンスフリーで運転 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態による電子式集塵器付き空気
調和機の一部破断斜視図である。
【図2】空気調和中の空気の流れを示す電子式集塵器付
き空気調和機の側面図である。
【図3】空気調和機に搭載される電子式集塵器の要部斜
視図である。
【図4】電子式集塵器の部分下面図である。
【図5】電子式集塵器の部分側面図である。
【図6】電子式集塵器を構成する集塵電極の部分斜視図
である。
【図7】集塵電極の側面図である。
【図8】集塵電極の外周に取り付けられる給電用端子及
び給電用端子と接続されるタブ端子の斜視図である。
【図9】集塵電極の要部断面図である。
【符号の説明】
1 電子式集塵器付き空気調和機 10 ケーシング 11 吸引口 12 吐出口 30 熱交換器 31 通風路 40 ファン 50 電子式集塵器 60 放電電極 70 集塵電極 71 シーズヒータ(ヒータ) 72 保護部材 72b 絶縁部材 77 触媒層 80 熱遮蔽板(集塵器取り付け板) 90 給電用端子(給電用の端子)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を空調すると共に空気中の塵埃
    を放電作用を用いて集塵して空気を清浄にする電子式集
    塵器付き空気調和機において、 空気の吸入口と吐出口とが設けられたケーシングと、 このケーシング内に前記吸入口を臨んで設けられた熱交
    換器と、 前記吸入口から前記熱交換器及びケーシング内の通風路
    を通って前記吐出口へ空気を流通させるファンと、 前記通風路に配置され、該通風路を通る空気中の塵埃を
    放電作用を用いて集塵する電子式の集塵器とを備え、 前記集塵器は、所定の間隔をおいて並列状に設けられ両
    者間に高電圧が印加される放電電極と集塵電極から成
    り、集塵器取り付け板を介して前記ケーシングに取り付
    けられるものであり、 前記集塵電極には、給電用の端子が該集塵電極の外周面
    に固定され、この給電用の端子と前記集塵器取り付け板
    の間の空間に絶縁部材を配置したことを特徴とする電子
    式集塵器付き空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材は、前記集塵電極の端部を
    覆う絶縁材質でなる取付用保護部材の延長部で構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子式集塵器付き空
    気調和機。
  3. 【請求項3】 前記集塵電極は、その外周面に酸化分解
    型の触媒層が形成されると共に、該集塵電極内部に該集
    塵電極の触媒層を再生するためのヒータが内蔵されたも
    のであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の電子式集塵器付き空気調和機。
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