JPH0527733Y2 - - Google Patents

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JPH0527733Y2
JPH0527733Y2 JP2851086U JP2851086U JPH0527733Y2 JP H0527733 Y2 JPH0527733 Y2 JP H0527733Y2 JP 2851086 U JP2851086 U JP 2851086U JP 2851086 U JP2851086 U JP 2851086U JP H0527733 Y2 JPH0527733 Y2 JP H0527733Y2
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clutch
actuator
signal
automatic transmission
stroke
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両の自動変速システムに関す
る。
(従来の技術) 車両の自動変速システムは、エンジン回転数、
アクセル開度、クラツチ回転数、車速、ギヤ位
置、チエンジレバー位置等の各種車両情報に基づ
いて、マイクロコンピユータからなる自動変速コ
ントローラが適宜の制御信号を出してエンジン回
転操作、変速機のギヤ位置の切換操作、エンジン
と変速機間のクラツチの断接操作を共に自動化し
たものである。
第1図において、符号1はエンジンを、同2は
クラツチを、同3は変速機をそれぞれ示してい
る。エンジンは、電磁アクチユエータ4により作
動させられるラツク5を備えた燃料噴射ポンプ6
を有していて、電磁アクチユエータ4は電子ガバ
ナコントローラ7により操作される。燃料噴射ポ
ンプ6の入力軸8には、エンジン回転数信号を発
するエンジン回転センサ9が設けられている。
クラツチ2は、フライホイール10と、クラツ
チ出力軸11側のクラツチプレート12と、両回
転体を接離させるクラツチアクチユエータ13を
具備している。クラツチアクチユエータ13のピ
ストンロツド13aは、クラツチレリーズレバー
14の一端に枢着されている。クラツチレリーズ
レバー14の他端は、クラツチプレート12に枢
着されている。クラツチアクチユエータ13に
は、クラツチの断接状態を検出するクラツチスト
ロークセンサ15が設けられている。クラツチス
トロークセンサ15は、第2図に示すように、ク
ラツチアクチユエータ13のストローク位置を電
圧値で検出して、これをスラツチストローク信号
として自動変速コントローラ23に出力する。第
2図に示す例の場合、「接」の位置から「断」の
位置に向かうに連れて電圧値は、高くなる。従つ
て、「断」位置から「待機位置」を経て「接」に
向かうに連れて次第に低くなる。そして、断位置
から待機位置に向かうときには、比較的早いテン
ポでデユーテイ制御されてクラツチが移動し、待
機位置(クラツチホールドの状態)から接位置へ
はゆつくりとデユーテイ制御されるので、比較的
緩やかに低くなる。
第1図において、符号16はクラツチ出力軸1
1の回転数信号を発するクラツチ出力軸回転数セ
ンサを、同17は車速信号を発する車速センサを
それぞれ示している。クラツチアクチユエータ1
3には、エア通路18を介して、高圧エアを貯溜
しているエアタンク19が連結されている。エア
通路18には、デユーテイ制御されてエアタンク
19とクラツチアクチユエータ13とを選択的に
連通する常閉性の第1電磁弁20が配設されてい
る。第1電磁弁20とクラツチアクチユエータ1
3との間のエア通路には、デユーテイ制御されて
クラツチアクチユエータ13を断続的に開放する
常閉性の第2電磁弁21と、クラツチアクチユエ
タ13を大気開放する常開性の第3電磁弁22と
が設けられている。これら各弁は、後述する自動
変速コントローラ23から入力される作動信号に
より作動させられる。
変速機3は、図示しないチエンジレバーのシフ
トパターンに対応したギヤ列を備えていて、これ
にはギヤシフトユニツト24が設けられている。
ギヤシフトユニツト24は、自動変速コントロー
ラ23からの作動信号により作動する複数個の電
磁バルブ(一つのみ示す)25と、このバルブを
介して供給されるエアタンク19からの作動エア
により作動されて、図示しないセレクトフオーク
をセレクト方向やシフトフオークをシフト方向に
移動させるパワーシリンダとを有し、電磁バルブ
25に与えられる作動信号によりエアを給排し、
パワーシリンダを操作して変速機のギヤ位置を所
望の変速段に自動切換えするように作動する。ま
た、ギヤシフトユニツト24には、ギヤ位置を検
出するギヤ位置スイツチ26が対設され、このス
イツチからのギヤ位置信号は自動変速コントロー
ラ23に出力される。
変速スイツチ27は、図示されないチエンジレ
バーがシフトパターンに沿つて操作されたとき、
選択されたレンジに対応した変速信号を自動変速
コントローラ23に対して出力する。変速機3の
ギヤ位置を切り換えるには、チエンジレバー(図
示せず)を移動させることにより、変速スイツチ
27を切り換えて得られる変速信号に基づき、ギ
ヤ位置を切り換えるギヤシフトユニツト24を作
動し、シフトパターンに対応した目標変速段に切
り換える。
自動変速コントローラ23の入力側には、図示
されないアクセルペダルの踏み込み代を検知して
アクセル開度信号を出力するアクセル開度センサ
28が接続されている。
自動変速コントローラ23は、マイクロコンピ
ユータよりなり、車両情報源としての、エンジン
回転センサ9、クラツチストロークセンサ15、
クラツチ出力軸回転数センサ16、車速センサ1
7、ギヤ位置スイツチ26、変速スイツチ27、
アクセル開度センサ28を各々接続されていて、
これらの信号を入力される。また、自動変速コン
トローラ23の図示されないメモリには、各機構
の制御プログラムや、各電磁弁を作動させる信号
をアクセル開度、ギヤ位置、クラツチストローク
等に応じて決定するためのマツプが記憶されてい
て、適時処理される。そして、自動変速コントロ
ーラ23は、各種の車両情報に基づいて、電子ガ
バナコントローラ7を介して電磁アクチユエータ
4を操作し、更に、適時電磁弁20〜22や電磁
バルブ25を操作して、ギヤ位置を自動切換えす
る。
第1図において、初期設定でエア圧等の各種の
チエツクを行なつたのち、始動処理では、第3電
磁弁22を閉じると共に第1電磁弁20を一定時
間開く信号を出力してクラツチを断にし、チエン
ジレバー位置とギヤ位置を合せ、ギヤ位置がニユ
ートラルにあると、スタータリレー(図示せず)
をオンしてエンジンを始動する。こののち、車速
に応じて発進処理又は変速処理に移行する。
第4図において、発進処理の作動を説明する
と、第3電磁弁22を閉じて第1電磁弁22を開
くことにより、クラツチアクチユエータ13をク
ラツチ断の向きに作動させてクラツチを断にす
る。次いで、チエンジレバーを発進段に入れて変
速機のギヤを発進位置にチエンジしたのち、ギヤ
がニユートラル位置か否かを判定する。ギヤがニ
ユートラル位置でない場合には、第2電磁弁21
をデユーテイ制御して、クラツチアクチユエータ
13を徐々に大気開放し、クラツチをクラツチ接
の寸前位置である待機位置に向けて移動させる。
このとき、クラツチストロークセンサ15は、第
2図において、「断」位置から「待機」位置に向
かう電圧値に応じたクラツチストローク信号を出
力している。
クラツチを待機位置にする位置させる動作を実
行しながら、第5図に示すように、クラツチが待
機点に有するか否かを判断し、YESの場合、デ
ユーテイ制御される第2電磁弁21によるクラツ
チアクチユエータ13の大気開放を中断し、クラ
ツチホールドしてリターンする。待機点にない場
合には、クラツチが待機位置に未だ到達していな
いと判断して、クラツチを接にする向きの動作を
引き続き実行する。
(考案が解決しようとする問題点) 第5図に示すように、従来、クラツチストロー
クセンサのクラツチストローク信号が待機点を出
力していない場合には、クラツチを待機位置へ移
動させるべくクラツチアクチユエータを続けて作
動させていた。従つて、クラツチストロークセン
サが何等かの原因で故障したり破損している場
合、いつまで経つてもクラツチ待機点の信号を出
力しないから、クラツチは、待機位置を通り過ぎ
てしまい、遂にはクラツチを接にしてしまう。そ
のために、車両が突然飛び出すという問題点があ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、クラツチストロークセンサの不測の
事故に備えて、安全な車速の発進を行える車両の
自動変速システムの提供を目的としていて、上記
クラツチアクチユエータ作動手段に対してクラツ
チアクチユエータをクラツチ接の向きにクラツチ
待機位置に移動させる制御信号を出力した後、上
記クラツチストローク信号が変化していない場合
に、上記クラツチアクチユエータ作動手段を作動
させてクラツチを断にする制御信号を出力する自
動変速コントローラを備えたことを特徴とする。
(作用) クラツチをクラツチ待機位置へ移動させる信号
を出力したのち、クラツチストローク信号が変化
しないと、クラツチストロークセンサに異常があ
つたと判断して、クラツチを断にするよう制御信
号を出す。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本考案を詳細
に説明する。なお、既に説明した構成については
その説明を省略する。
第1図において、自動変速コントローラ23に
は、カウンタ29と、ウオーニングランプ30が
それぞれ接続されている。発進処理については、
第4図において説明した通り、クラツチアクチユ
エータ13をデユーテイ移動させて、クラツチを
待機位置に待機させる作動を行う。本考案は、待
機点検知動作とその後の処理に特徴があるので、
この点を第3図に基づいて説明する。
第3図において、クラツチを待機させる作動中
に、すなわち、第1電磁弁20と第2電磁弁22
が閉じられ、第2電磁弁21がデユーテイ制御さ
れて、クラツチアクチユエータ13をクラツチ待
機位置へ向けて移動させているとき、待機点に到
達したか否かを判断する。クラツチストロークセ
ンサ15が待機位置に到達したクラツチストロー
ク信号を出力していると、第2電磁弁22の作動
を停止させることにより、クラツチアクチユエー
タ13すなわちクラツチを待機位置にクラツチホ
ールドしてリターンする。
クラツチが待機点に到達していない場合には、
「クラツチを接にする」向きにクラツチアクチユ
エータ13を作動させる。そして、クラツチスト
ロークセンサ15の検出している電圧値SVCが
変化しているか否かを判断する。YESであれば
クラツチは、第2図における「断」位置から「待
機」位置に向かつて移動している途中であること
を意味しているから、「待機点か」のステツプへ
戻る。電圧値SVCが変化していないと、電磁弁
と電圧エアカラナルクラツチアクチユエータ作動
手段を作動させる制御信号を出力して、クラツチ
を断にする。クラツチを断にした回数(カウン
ト)が予め設定されているカウンタ29のカウン
タ値Nになつているかを判断する。カウントがN
になつていない場合には、カウントに「1」をプ
ラスして「待機点か」のステツプへ戻り、以上の
処理を繰り返す。そして、上記処理の繰り返しの
カウントがNになると、ウオーニング処理に進
む。すなわち、クラツチストロークセンサ15の
出力電圧値が、何回判断しても、第2図に示すよ
うに、「断」位置から「待機」位置に向かつて何
等変化しないということは、センサの異常と判定
して、安全のためにウオーニング処理をするので
ある。電圧値SVCが変化しないと判断する度に、
クラツチを断にするのは、待機点を通り過ぎてク
ラツチが接になつてしまうのを未然に防止するた
めである。
ウオーニング処理に移行すると、ウオーニング
ランプ30を点灯させて警報する。
(考案の効果) 以上のように、クラツチを接方向に移動させ
て、発進待機状態にしようとするとき、クラツチ
ストローク信号が待機点を検知しないとき、クラ
ツチストロークセンサの異常と判断してクラツチ
を断にする本考案によれば、車両が飛び出すとい
う問題を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略構成図、
第2図はクラツチストローク位置とクラツチスト
ロークセンサの電圧値(クラツチストローク信
号)との関係を示す線図、第3図は本考案の作動
を示すフローチヤート、、第4図は自動変速コン
トローラの発進動作を説明するためのフローチヤ
ート、第5図は従来の発進待機状態への移行する
作動を示すフローチヤートである。 1……エンジン、2……クラツチ、3……変速
機、13……クラツチアクチユエータ、18,1
9,20,21,22……クラツチアクチユエー
タ作動手段、15……クラツチストロークセン
サ、23……自動変速コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力された情報と検出された車両情報に基づい
    て始動処理、発進処理、変速処理を自動化した車
    両の自動変速システムにおいて、クラツチを断接
    する向きに移動自在のクラツチアクチユエータ
    と、このクラツチアクチユエータをクラツチ断位
    置、クラツチ接位置、クラツチ断位置とクラツチ
    接位置との間であつて、クラツチ接の寸前の待機
    位置とに選択的に位置させるクラツチアクチユエ
    ータ作動手段と、上記クラツチのストローク位置
    を検知してクラツチストローク信号を出力するク
    ラツチストロークセンサと、上記クラツチアクチ
    ユエータ作動手段に対してクラツチアクチユエー
    タをクラツチ接の向きにクラツチ待機位置に移動
    させる制御信号を出力した後、上記クラツチスト
    ローク信号が変化していない場合に、上記クラツ
    チアクチユエータ作動手段を作動させてクラツチ
    を断にする制御信号を出力する自動変速コントロ
    ーラとを具備したことを特徴とする車両の自動変
    速システム。
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JPS62139825U JPS62139825U (ja) 1987-09-03
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