JPH0434104Y2 - - Google Patents

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JPH0434104Y2
JPH0434104Y2 JP1985070436U JP7043685U JPH0434104Y2 JP H0434104 Y2 JPH0434104 Y2 JP H0434104Y2 JP 1985070436 U JP1985070436 U JP 1985070436U JP 7043685 U JP7043685 U JP 7043685U JP H0434104 Y2 JPH0434104 Y2 JP H0434104Y2
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shift
accelerator
transmission
neutral
clutch
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両の自動変速装置に関し、特にト
ランスミツシヨンのシフト時間を短くした自動変
速装置に関するものである。
〔従来技術〕
車両の運転の容易さと燃料費の節約を両立させ
る自動変速装置として、本出願人は先にセミオー
トマチツクシステムを開発し出願している(実願
昭59−70610号)。該セミオートマチツクシステム
においては、発進時のクラツチ操作はマニユアル
で行ない、その他の変速操作は自動化している。
例えば、運転車はシフトタワーのシフトレバーを
希望するシフト段にセツトするだけでアクセル、
クラツチ、トランスミツシヨンをコンピユータで
構成される制御ユニツトで適正に制御して行なう
ようになつている。
第2図は、上記車両の自動変速装置のシフトチ
エンジの制御の流れを示すフローチヤートであ
る。図において、シフトチエンジ要求が発生して
(ステツプ191)、制御処理が開始する(ステツプ
102)。クラツチを0FFするバルブをONし(ステ
ツプ103)、クラツチが0FFになつたか否かを判断
し(ステツプ104)、もしクラツチがOFFになつ
ていなかつたらOFFになるまで待機し、OFFに
なつたらトランスミツシヨンをニュートラルにセ
ツトする(ステツプ105)。次ぎにトランスミツシ
ヨンがニユートラルになつているか否かを判断し
(ステツプ106)、もしニユートラルになつていな
かつたらニユートラルになるまで待機し、ニユー
トラルになつていたらトランスミツシヨンの前記
ニユートラルセツトをOFFにする(ステツプ
107)。続いてクラツチOFFバルブをOFFとし
(ステツプ108)、シフトアツプか又はシフトダウ
ンか否かを判断し(ステツプ109)、シフトアツプ
の場合はアクセルを全閉し(ステツプ110)、シフ
トダウンの場合はアクセルを全開する(ステツプ
111)。次ぎにギアの回転速度を検出し(ステツプ
112)、シンクロしているか否かを判断し(ステツ
プ113)、シンクロしていない場合はシンクロする
まで待機し、シンクロしていたらアクセル制御を
OFF(ステツプ114)する。続いてギアをセツト
し(ステツプ115)、ギアセツトがセツトされてい
るか否かを判断し(ステツプ116)、セツトされて
いなかつたらセツトになるまで待機し、セツトさ
れていたらギアセツトをOFF(ステツプ117)し
てシフトチエンジの制御処理を終了する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記セミオートマチツクシステ
ムにおけるシフトチエンジ制御処理においては、
クラツチ操作の部分及びギアのシンクロを待つ部
分に長い時間を必要とするという欠点があつた。
特に前記ステツプ103及びステツプ104におけるク
ラツチをON,OFFする操作には時間がかかり、
それが長いシフト時間を必要とする原因となつて
いた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ク
ラツチのON,OFF操作を必要とせず、従つて短
時間でシフトチエンジが完了する車両の自動変速
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本考案は、トラン
スミツシヨンのシフトチエンジを行なうシフト操
作手段及びエンジンの回転を制御するエンジン回
転制御手段とを制御して変速を行なう変速制御手
段等を具備する自動変速装置において、前記シフ
ト操作手段をニユートラル方向に作動させた状態
でアクセル開の時はアクセルを閉に又はアクセル
閉の時はアクセルを開にすることによりトランス
ミツシヨンをニユートラルにするニユートラル制
御手段を設けた。
〔作用〕
上記のように構成することにより、シフトチエ
ンジする際、前記ニユートラル制御手段がシフト
操作手段をニユートラル方向に作動させた状態で
アクセル開の時はアクセルを閉に又はアクセル閉
の時はアクセルを開にすると、後述する如くトラ
ンスミツシヨンのスリーブの歯とギアの歯とが瞬
間的に離れる時がある。この時を利用してギアを
ニユートラルにするから、従来のようにクラツチ
をON,OFFする必要がなくなりその分シフト時
間が短縮できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図及び第3図は、本考案に係る車両の自
動変速装置のハードウエア構成及びこの回路構成
を示すブロツク図である。第1図において、エン
ジン10には機械式のクラツチ20を介してトラ
ンスミツシヨン30が取り付けられ、その出力軸
はプロペラシヤフト35を介して図示しないリヤ
アクスルに連結されている。
エンジン10には、電子ガバナ11を備えた燃
料噴射ポンプ12が設けられている。前記クラツ
チ20には、そのストローク量を検出するクラツ
チストロークセンサ22と、クラツチ操作用のク
ラツチアクチユエータ21が装着されている。前
記トランスミツシヨン30には、トランスミツシ
ヨン30をシフトするトランスミツシヨンアクチ
ユエータ31と、該トランスミツシヨンアクチユ
エータ31の内部に装着されたシフト位置を検出
するシフト位置センサ32、出力軸の回転速度を
検出する車速センサ33と、カウンタシヤフトの
回転速度を検出するカウンタシヤフト回転センサ
34が設けられている。
40は運転室内に設けられたシフトタワーで、
シフトレバー40aによりリバースR,1速から
6速までの6レンジ及びニユートラルNの各レン
ジを選択でき、内部には各レンジに対応するスイ
ツチからなるシフトレンジセンサが設けられてい
る。41は自動変速を指定するオートボタンスイ
ツチ、43はアクセルペダル、44はアクセル切
り換え装置、45はトランスミツシヨン30のシ
フトチエンジ操作にミスが合つた場合それを表示
するトランスミツシヨンエラーランプ、46はク
ラツチ操作にミスがあつた場合にそれを表示する
クラツチエラーランプ、47はトランスミツシヨ
ン30のシフトが完了したことを表示するシフト
完了ランプ、48,49はそれぞれトランスミツ
シヨン30のシンクロを早く得るために使用する
エキゾーストブレーキのONリレー及びマニユア
ルでエキゾーストブレーキを作動させた場合に一
時的にこれを解除すためのOFFリレー、50は
トランスミツシヨン30のポジシヨンを表示する
トランスミツシヨンボジシヨン表示器、51はダ
ブルクラツチ指令ランプである。
第3図において、制御ユニツト60は、シフト
チエンジ制御部61、シンクロ判定部62、エキ
ゾーストブレーキ制御部63、トランスミツシヨ
ン制御部64、アクセル制御部65及びクラツチ
制御部66から構成される。
シフトチエンジ制御部61にはシフトタワー4
0のシフトレンジセンサ40a、車速センサ3
3、シフト位置センサ32からの信号に基づきシ
フトチエンジ要求条件が満足されたときシフトチ
エンジ指令を出力する。シンクロ判定部62は、
前記シフトチエンジ制御部61からシフトチエン
ジ指令が出力された時にシフト位置センサ32か
らの信号に基づき車速センサ33からの検出信号
より指定されたシフトでのシンクロ速度を演算す
ると共に、その演算値とカウンタシヤフト回転セ
ンサ34からの回転速度信号とを比較してシンク
ロ状態を判定する。トランスミツシヨン制御部6
4は、前記シンクロ判定部62からのシンクロ判
定信号に基づきトランスミツシヨンアクチユエー
タ31へ制御指令を出力する。クラツチ制御部6
6は、シフトチエンジ制御部61からの指令に基
づきクラツチアクチユエータ21に制御指令を出
力する。アクセル制御部65は、前記シフトチエ
ンジ制御部61からの指令に基づきクラツチ切り
換え装置44にアクセル切り換え指令を出力しア
クセル操作をマニユアルから自動に切り換える。
また、アクセル制御部65は、トランスミツシヨ
ン制御部64からトランスミツシヨンアクチユエ
ータ31のニユートラルバルブがONしたらアク
セルが閉か又は開かを判断し、閉の場合アクセル
全開バルブをONし、開の場合アクセル全閉バル
ブをONにする。この時アクセルの全閉開はアク
セル全閉開センサで検出されてシフトチエンジ制
御部61に出力される。エキゾーストブレーキ制
御部63は、エキゾーストブレーキ連動ボタンス
イツチ53の指令信号を受けてトランスミツシヨ
ン30のシンクロを早く得るためエキゾーストブ
レーキ制御装置54を制御する。また、シフトチ
エンジ制御部61には、前記オートボタンスイツ
チ41が接続されていて、運転車が、該オートボ
タンスイツチ41を押すと、車速センサ33から
の車速により自動的にシフトチエンジ制御部61
に格納されている車速マツプに従つて変速され
る。
第4図a〜cはトランスミツシヨン30のギア
側の歯とスリーブの歯の関係を示す概略図であ
る。図示するように、アクセルを全開又は全閉し
た場合に瞬間的にスリーブの歯72とギアの歯7
1とが同図aから同図bのようになり、そして同
図cのように変位する。このbに示すギア側の歯
71とスリーブの歯72とが瞬間的に離れた時、
即ちバツクテーバーによる抵抗力が無くなつた時
にギアをニユートラルにすると、クラツチを
ON,OFFする必要が無くニユートラルにできる
ことになる。従つてこのことを利用すればクラツ
チのON,OFF操作に必要な時間だけシフト時間
を短縮できることになる。第5図は上記自動変速
装置のシフトチエンジ制御の流れを示すフローチ
ヤートである。シフトチエンジ制御部61からシ
フトチエンジ要求が発生すると(ステツプ201)、
シフトチエンジ制御が開始し(ステツプ202)ト
ランスミツシヨン制御部64からトランスミツシ
ヨンアクチユエータ31のニユートラルバルブ
ON信号が出力されニユートラルバルブはONす
る(ステツプ203)。これにより、前記スリーブの
歯72には、抜ける方向の力が加わる。アクセル
制御部65は、アクセルが閉か又は開かを判断し
(ステツプ204)、アクセルが閉であつたらアクセ
ル全開バルブをONし(ステツプ205)、反対にア
クセルが開の場合はアクセル全開バルブをONす
る(ステツプ206)。これにより第4図bに示すギ
ア側の歯71とスリーブの歯72とが瞬間的に離
れるからスリーブの歯72はギア側の歯71から
抜けてニユートラルとなる。続いてギアがニユー
トラルになつたか否かを判断し(ステツプ207)、
ニユートラルになつていなかつたらニユートラル
になるのを待ちニユートラルになつていたらニユ
ートラルセツトバルブをOFFにする。
以後の制御処理は第2図のステツプ109〜ステ
ツプ117と同様となる。
第6図は上記自動変速装置と従来の自動変速装
置とのシフトチエンジ操作の時間の流れを示すタ
ンミングチヤートである。同図において細い実線
は従来例を示し、太い点線は本実施例をしめす。
図示するように、時間Tだけ本実施例は従来例よ
りシフト時間を短縮できる。
以上説明したように、上記実施例によれば、従
来のように、シフト要求が発生した場合クラツチ
20をON,OFFしてトランスミツシヨン30を
ニユートラルにセツトする操作がなくなるのでそ
の分シフト時間の短縮が可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、ニユート
ラル制御手段がシフト操作手段をニユートラル方
向に作動させた状態でアクセル開の時はアクセル
を閉に又はアクセル閉の時はアクセルを開にして
クラツチをON,OFFすることなくギアをニユー
トラルにできるからクラツチの操作時間だけシフ
ト時間を短縮できるという極めてすぐれた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図はそれぞれ本考案に係る車両
の自動変速装置のハードウエア構成及び回路構成
を示すブロツク図、第2図はシフト制御処理の流
れを示すフローチヤート、第4図はトランスミツ
シヨンのギア側の歯とスリーブ側の歯との関係を
示す概略図、第5図は本考案に係る車両の自動変
速装置のシフト制御処理の流れを示すフローチヤ
ート、第6図は従来の車両の自動変速装置と本考
案に係る車両の自動変速装置の制御処理の時間的
流れを示すタイミングチヤート図である。 図中、10……エンジン、20……クラツチ、
30……トランスミツシヨン、40……シフトタ
ワー、52……キーロツク装置、60……制御ユ
ニツト、61……シフトチエンジ制御部、62…
…シンクロ判定部、63……エキゾーストブレー
キ制御部、64……トランスミツシヨン制御部、
65……アクセル制御部、66……クラツチ制御
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスミツシヨンのシフトチエンジを行なう
    シフト操作手段及びエンジンの回転を制御するエ
    ンジン回転制御手段とを制御して変速を行なう変
    速制御手段等を具備する自動変速装置において、
    前記シフト操作手段をニユートラル方向に作動さ
    せた状態でアクセル開の時はアクセルを閉に又は
    アクセル閉の時はアクセルを開にすることにより
    トランスミツシヨンをニユートラルにするニユー
    トラル制御手段を設けたことを特徴とする車両の
    自動変速装置。
JP1985070436U 1985-05-13 1985-05-13 Expired JPH0434104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985070436U JPH0434104Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

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JP1985070436U JPH0434104Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

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Publication Number Publication Date
JPS61185623U JPS61185623U (ja) 1986-11-19
JPH0434104Y2 true JPH0434104Y2 (ja) 1992-08-14

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