JPH05276642A - 分岐接続体用プロテクタ及びケーブル布設方法 - Google Patents
分岐接続体用プロテクタ及びケーブル布設方法Info
- Publication number
- JPH05276642A JPH05276642A JP6639892A JP6639892A JPH05276642A JP H05276642 A JPH05276642 A JP H05276642A JP 6639892 A JP6639892 A JP 6639892A JP 6639892 A JP6639892 A JP 6639892A JP H05276642 A JPH05276642 A JP H05276642A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- protector
- branch
- branch connector
- connection body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブルに設けられている分岐接続体を破損
・損傷させることなくケーブル貫通孔を走行通過させる
こと。 【構成】 分岐接続体1を収容するよう横断面凹状に形
成され、一側部A側を外方に向かって凸となる緩やかな
曲線状に形成してなる一対の保護部材によりプロテクタ
31を構成する。ケーブル2に設けられた分岐接続体1
をプロテクタ31で覆い、このプロテクタ31の外周に
形成されている溝部33に結束バンド34を巻き付けて
プロテクタ31を構成する一対の保護部材を一体化させ
る。その後、分岐接続体1がプロテクタ31によって保
護されたケーブル2を各階の床のケーブル貫通孔内を走
行通過させてケーブルの布設を行なう。
・損傷させることなくケーブル貫通孔を走行通過させる
こと。 【構成】 分岐接続体1を収容するよう横断面凹状に形
成され、一側部A側を外方に向かって凸となる緩やかな
曲線状に形成してなる一対の保護部材によりプロテクタ
31を構成する。ケーブル2に設けられた分岐接続体1
をプロテクタ31で覆い、このプロテクタ31の外周に
形成されている溝部33に結束バンド34を巻き付けて
プロテクタ31を構成する一対の保護部材を一体化させ
る。その後、分岐接続体1がプロテクタ31によって保
護されたケーブル2を各階の床のケーブル貫通孔内を走
行通過させてケーブルの布設を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビル等の建築物内に
布設されるケーブルに具備されている分岐接続体をケー
ブル布設作業時に保護するための分岐接続体用プロテク
タ及びこの分岐接続体を有するケーブルを建築物へ布設
するケーブル布設方法に関するものである。
布設されるケーブルに具備されている分岐接続体をケー
ブル布設作業時に保護するための分岐接続体用プロテク
タ及びこの分岐接続体を有するケーブルを建築物へ布設
するケーブル布設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル等の建築物内に布設される幹線ケー
ブルには、電力を各階毎に供給する分岐ケーブル接続用
の分岐接続体がその長さ方向の所定間隔毎に予め具備さ
れている。この分岐接続体として、図10に示すものを
例にとって説明する。図において、符号1は、分岐接続
体である。この分岐接続体1は、ケーブル2の端部近傍
を覆うケーブルアダプタ3と、ケーブル2の端部の導体
露出部4に圧着固定された圧着端子5と、この圧着端子
5にボルト6、6…によって導通状態に固定された分岐
ユニット7と、この分岐ユニット7の側部方向に突出固
定されたチューリップコンタクト8と、これらケーブル
アダプタ3、圧着端子5、分岐ユニット7及びチューリ
ップコンタクト8の外周を覆う樹脂等からなるカバー9
とから概略構成されており、前記チューリップコンタク
ト8が、L形の分岐コネクタ11と接続される接続部1
0となっている。
ブルには、電力を各階毎に供給する分岐ケーブル接続用
の分岐接続体がその長さ方向の所定間隔毎に予め具備さ
れている。この分岐接続体として、図10に示すものを
例にとって説明する。図において、符号1は、分岐接続
体である。この分岐接続体1は、ケーブル2の端部近傍
を覆うケーブルアダプタ3と、ケーブル2の端部の導体
露出部4に圧着固定された圧着端子5と、この圧着端子
5にボルト6、6…によって導通状態に固定された分岐
ユニット7と、この分岐ユニット7の側部方向に突出固
定されたチューリップコンタクト8と、これらケーブル
アダプタ3、圧着端子5、分岐ユニット7及びチューリ
ップコンタクト8の外周を覆う樹脂等からなるカバー9
とから概略構成されており、前記チューリップコンタク
ト8が、L形の分岐コネクタ11と接続される接続部1
0となっている。
【0003】分岐コネクタ11は、分岐ケーブル12の
端部近傍を覆うケーブルアダプタ13と、分岐ケーブル
12の端部の導体露出部14に圧着固定された圧着端子
15と、この圧着端子15に固定されたピンコンタクト
16と、これらケーブルアダプタ13、圧着端子15及
びピンコンタクト16を覆うカバー17とから概略構成
されている。
端部近傍を覆うケーブルアダプタ13と、分岐ケーブル
12の端部の導体露出部14に圧着固定された圧着端子
15と、この圧着端子15に固定されたピンコンタクト
16と、これらケーブルアダプタ13、圧着端子15及
びピンコンタクト16を覆うカバー17とから概略構成
されている。
【0004】そして、上記のような分岐接続体1を有す
る幹線ケーブル2をビル等の建築物内において、水平方
向あるいは垂直方向に延線布設して、分岐接続体1の接
続部10に分岐コネクタ11を接続するとピンコンタク
ト16がチューリップコンタクト8に導通嵌合し、かく
して幹線ケーブル2から分岐ケーブル12を介して建築
物内の各階に設置されている各種電気機器に給電がなさ
れるものである。
る幹線ケーブル2をビル等の建築物内において、水平方
向あるいは垂直方向に延線布設して、分岐接続体1の接
続部10に分岐コネクタ11を接続するとピンコンタク
ト16がチューリップコンタクト8に導通嵌合し、かく
して幹線ケーブル2から分岐ケーブル12を介して建築
物内の各階に設置されている各種電気機器に給電がなさ
れるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記分岐接
続体1は、チューリップコンタクト8からなる接続部1
0が側部方向に突出しているため、特に、幹線ケーブル
2を建築物の垂直方向に延線布設する場合には、図11
に示すように上記側部方向に突出している接続部10が
建築物の各階の床に形成されているケーブル布設孔20
の縁端部に引っ掛かり、このため該接続部10が破損・
損傷する恐れを招くものであった。そのため、各階毎
に、監視作業員を配置して、ケーブル布設孔20の縁端
部に分岐接続体1の接続部10が引っ掛からないように
しつつケーブル2の布設を行なっているが、特に、高層
ビル等においては、フロア数が多くなるため多人数の監
視作業員を必要とし、そのため、人件費が富んでコスト
上昇を招くとともに、ケーブル布設作業自体も煩雑なも
のとなる問題があった。
続体1は、チューリップコンタクト8からなる接続部1
0が側部方向に突出しているため、特に、幹線ケーブル
2を建築物の垂直方向に延線布設する場合には、図11
に示すように上記側部方向に突出している接続部10が
建築物の各階の床に形成されているケーブル布設孔20
の縁端部に引っ掛かり、このため該接続部10が破損・
損傷する恐れを招くものであった。そのため、各階毎
に、監視作業員を配置して、ケーブル布設孔20の縁端
部に分岐接続体1の接続部10が引っ掛からないように
しつつケーブル2の布設を行なっているが、特に、高層
ビル等においては、フロア数が多くなるため多人数の監
視作業員を必要とし、そのため、人件費が富んでコスト
上昇を招くとともに、ケーブル布設作業自体も煩雑なも
のとなる問題があった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、分岐接続体を有するケーブルの布設作業を各階毎
に監視作業員を配置することなく、かつ分岐接続体を破
損・損傷させることなく容易に行なわしむることのでき
る分岐接続体用プロテクタ及びケーブル布設方法を提供
することを目的としている。
ので、分岐接続体を有するケーブルの布設作業を各階毎
に監視作業員を配置することなく、かつ分岐接続体を破
損・損傷させることなく容易に行なわしむることのでき
る分岐接続体用プロテクタ及びケーブル布設方法を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の分岐接続体
用プロテクタは、分岐ケーブルの分岐コネクタを接続可
能な接続部が側部方向に突出している分岐接続体を有す
るケーブルの前記分岐接続体を保護する分岐接続体用プ
ロテクタであって、前記分岐接続体を覆う一対の保護部
材から構成され、該保護部材は、前記接続部の突出方向
側が外方に向かって凸となる緩やかな曲線状の外形形状
を有することを特徴としている。第2の発明のケーブル
布設方法は、分岐接続体が所定間隔に設けられているケ
ーブルの前記分岐接続体を外方に向かって凸となる緩や
かな曲線状の外形形状を有するプロテクタによって覆う
とともに、前記ケーブルを建築物の各階の床に形成され
ているケーブル貫通孔内を走行通過させることを特徴と
している。第3の発明のケーブル巻き付け構造は、分岐
ケーブルの分岐コネクタが接続可能な分岐接続体を有
し、この分岐接続体がプロテクタによって覆われている
ケーブルをドラムの巻き胴に巻き付けるケーブルの巻き
付け構造であって、前記巻き胴の外周と前記プロテクタ
によって覆われた分岐接続体の両側近傍のケーブルとの
間に枕部材が介在され、前記分岐接続体の両端近傍にお
けるケーブル部分が前記巻き胴の外周上からドラムの半
径方向外方へ向かって離隔されていることを特徴として
いる。
用プロテクタは、分岐ケーブルの分岐コネクタを接続可
能な接続部が側部方向に突出している分岐接続体を有す
るケーブルの前記分岐接続体を保護する分岐接続体用プ
ロテクタであって、前記分岐接続体を覆う一対の保護部
材から構成され、該保護部材は、前記接続部の突出方向
側が外方に向かって凸となる緩やかな曲線状の外形形状
を有することを特徴としている。第2の発明のケーブル
布設方法は、分岐接続体が所定間隔に設けられているケ
ーブルの前記分岐接続体を外方に向かって凸となる緩や
かな曲線状の外形形状を有するプロテクタによって覆う
とともに、前記ケーブルを建築物の各階の床に形成され
ているケーブル貫通孔内を走行通過させることを特徴と
している。第3の発明のケーブル巻き付け構造は、分岐
ケーブルの分岐コネクタが接続可能な分岐接続体を有
し、この分岐接続体がプロテクタによって覆われている
ケーブルをドラムの巻き胴に巻き付けるケーブルの巻き
付け構造であって、前記巻き胴の外周と前記プロテクタ
によって覆われた分岐接続体の両側近傍のケーブルとの
間に枕部材が介在され、前記分岐接続体の両端近傍にお
けるケーブル部分が前記巻き胴の外周上からドラムの半
径方向外方へ向かって離隔されていることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】第1の発明の分岐接続体用プロテクタは、分岐
接続体を機械的外傷から保護する。また、このプロテク
タは、分岐接続体が具備されているケーブルを布設する
際に、この分岐接続体の側部方向に突出している接続部
が建築物の柱・壁・床等に引っ掛かるのを防止する。第
2の発明のケーブル布設方法は、上記ケーブルの分岐接
続体を建築物の各階の床のケーブル貫通孔の縁端部に引
っ掛けることなく該ケーブル貫通孔を円滑に走行通過さ
せる。第3の発明の巻き付け構造においては、分岐接続
体の両端近傍におけるケーブルの曲率半径が大となる。
接続体を機械的外傷から保護する。また、このプロテク
タは、分岐接続体が具備されているケーブルを布設する
際に、この分岐接続体の側部方向に突出している接続部
が建築物の柱・壁・床等に引っ掛かるのを防止する。第
2の発明のケーブル布設方法は、上記ケーブルの分岐接
続体を建築物の各階の床のケーブル貫通孔の縁端部に引
っ掛けることなく該ケーブル貫通孔を円滑に走行通過さ
せる。第3の発明の巻き付け構造においては、分岐接続
体の両端近傍におけるケーブルの曲率半径が大となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の分岐接続体用プロテクタ及び
ケーブル布設方法の実施例を図によって説明する。な
お、前記従来例と同一構造部分には、同一符号を付して
説明を省略する。図1ないし図3において、符号31
は、分岐接続体用プロテクタである。このプロテクタ3
1は、一対の横断面凹状に形成された保護部材32、3
2から構成されており、これら一対の保護部材32、3
2は、その外観形状においてそれぞれ一側部A側が外方
に向かって凸となる緩やかな曲線状に形成されている。
ケーブル布設方法の実施例を図によって説明する。な
お、前記従来例と同一構造部分には、同一符号を付して
説明を省略する。図1ないし図3において、符号31
は、分岐接続体用プロテクタである。このプロテクタ3
1は、一対の横断面凹状に形成された保護部材32、3
2から構成されており、これら一対の保護部材32、3
2は、その外観形状においてそれぞれ一側部A側が外方
に向かって凸となる緩やかな曲線状に形成されている。
【0010】そして、これら一対の保護部材32、32
を突き合わせて組み立てることにより、内部に前記分岐
接続体1を収納可能な空間部Bが形成される。即ち、保
護部材32、32を組み立てることにより形成される空
間部Bは、保護部材32、32の一側部A側にて拡張さ
れた形状に形成され、この空間部Bの拡張された側に前
記分岐接続体1の接続部10が配置されるようになって
いる。
を突き合わせて組み立てることにより、内部に前記分岐
接続体1を収納可能な空間部Bが形成される。即ち、保
護部材32、32を組み立てることにより形成される空
間部Bは、保護部材32、32の一側部A側にて拡張さ
れた形状に形成され、この空間部Bの拡張された側に前
記分岐接続体1の接続部10が配置されるようになって
いる。
【0011】また、保護部材32、32には、外周側に
溝部33、33…が形成されており、これら保護部材3
2、32を組み合わせることにより、これら溝部33、
33…同士が円周方向へ亘って連結されるようになって
いる。そして、この円周方向へ連結された溝部33、3
3…へは、結束バンド34、34…が巻き付けられ、保
護部材32、32同士が一体化される。
溝部33、33…が形成されており、これら保護部材3
2、32を組み合わせることにより、これら溝部33、
33…同士が円周方向へ亘って連結されるようになって
いる。そして、この円周方向へ連結された溝部33、3
3…へは、結束バンド34、34…が巻き付けられ、保
護部材32、32同士が一体化される。
【0012】なお、分岐接続体1の接続部10には、キ
ャップ35が被せられており、このキャップ35によっ
て分岐接続体1の接続部10を保護している。また、こ
の分岐接続体1の接続部10の突出方向と反対側には、
断面コ字状に形成された金属製の補強板41が沿わされ
ており、この補強板41によって分岐接続体1を補強し
ている。
ャップ35が被せられており、このキャップ35によっ
て分岐接続体1の接続部10を保護している。また、こ
の分岐接続体1の接続部10の突出方向と反対側には、
断面コ字状に形成された金属製の補強板41が沿わされ
ており、この補強板41によって分岐接続体1を補強し
ている。
【0013】上記構成のプロテクタ31によって分岐接
続体1を覆うには、まず、プロテクタ31によって覆わ
れるべき分岐接続体1の接続部10にキャップ35を被
せる。ついで、この分岐接続体1の接続部10の突出方
向と反対側の部分に、結束バンド等を用いてにより補強
板41を固定する。この状態において、分岐接続体1の
接続部10とプロテクタ31の一側部A側を対向させて
一対の保護部材32、32により分岐接続体1を両側か
ら挟み、これら両保護部材32、32同士を突き合わせ
る。
続体1を覆うには、まず、プロテクタ31によって覆わ
れるべき分岐接続体1の接続部10にキャップ35を被
せる。ついで、この分岐接続体1の接続部10の突出方
向と反対側の部分に、結束バンド等を用いてにより補強
板41を固定する。この状態において、分岐接続体1の
接続部10とプロテクタ31の一側部A側を対向させて
一対の保護部材32、32により分岐接続体1を両側か
ら挟み、これら両保護部材32、32同士を突き合わせ
る。
【0014】こうすることにより、一対の保護部材3
2、32の空間部B内に分岐接続体1が収納状態とな
る。この後、両保護部材32、32の周囲に形成されて
いる溝部33、33…を結束バンド34、34…により
締め付け、両保護部材32、32を一体化させる。こう
して分岐接続体1がプロテクタ31によって保護された
ケーブル2を建築物内に布設する。
2、32の空間部B内に分岐接続体1が収納状態とな
る。この後、両保護部材32、32の周囲に形成されて
いる溝部33、33…を結束バンド34、34…により
締め付け、両保護部材32、32を一体化させる。こう
して分岐接続体1がプロテクタ31によって保護された
ケーブル2を建築物内に布設する。
【0015】上記分岐接続体1がプロテクタ31によっ
て保護されたケーブル2を建築物内に布設するには、先
ず図4に示すようにケーブル2が巻き付けられているド
ラム51を建築物Cの下部に設置する。そして、建築物
Cの各階の床52、52…に設けられているケーブル貫
通孔20、20…に建築物Cの上部に設置した巻取装置
54のワイヤー55を挿通し、このワイヤー55の引き
出し端部にドラム51から引き出したケーブル2の先端
部を連結する。次に上記巻取装置54によってワイヤー
55を巻き取りつつケーブル2を鉛直上方へ向かって牽
引して、ケーブル2を建築物Cの各階の床52、52…
に設けられているケーブル貫通孔20、20…を走行通
過させる。
て保護されたケーブル2を建築物内に布設するには、先
ず図4に示すようにケーブル2が巻き付けられているド
ラム51を建築物Cの下部に設置する。そして、建築物
Cの各階の床52、52…に設けられているケーブル貫
通孔20、20…に建築物Cの上部に設置した巻取装置
54のワイヤー55を挿通し、このワイヤー55の引き
出し端部にドラム51から引き出したケーブル2の先端
部を連結する。次に上記巻取装置54によってワイヤー
55を巻き取りつつケーブル2を鉛直上方へ向かって牽
引して、ケーブル2を建築物Cの各階の床52、52…
に設けられているケーブル貫通孔20、20…を走行通
過させる。
【0016】ここで、建築物Cの各階の床52、52…
に形成されているケーブル貫通孔20、20…をケーブ
ル2の分岐接続体1が通過する様子は図5に示す通りで
ある。すなわち、ケーブル2の上方への引き上げに際し
て、ケーブル2の分岐接続体1を覆っているプロテクタ
31は、図5(a)〜(d)に示すようにケーブル貫通
孔20の縁端部に摺接しながら該貫通孔20に引っ掛る
ことなく円滑に通過する。
に形成されているケーブル貫通孔20、20…をケーブ
ル2の分岐接続体1が通過する様子は図5に示す通りで
ある。すなわち、ケーブル2の上方への引き上げに際し
て、ケーブル2の分岐接続体1を覆っているプロテクタ
31は、図5(a)〜(d)に示すようにケーブル貫通
孔20の縁端部に摺接しながら該貫通孔20に引っ掛る
ことなく円滑に通過する。
【0017】つまり上記プロテクタ31は、分岐接続体
1の側部方向に突出している接続部10側を覆う部分が
外方に向かって凸となる緩やかな曲線状の外形形状を有
することより、ケーブル貫通孔20の縁端部にプロテク
タ31が当接したとしても、ケーブル貫通孔20の縁端
部からの反力により、ねじられながらあるいは縁端部か
ら離間する方向へ移動しながら、ケーブル貫通孔20の
縁端部に引っ掛かることなく極めて円滑にケーブル貫通
孔20を走行通過する。
1の側部方向に突出している接続部10側を覆う部分が
外方に向かって凸となる緩やかな曲線状の外形形状を有
することより、ケーブル貫通孔20の縁端部にプロテク
タ31が当接したとしても、ケーブル貫通孔20の縁端
部からの反力により、ねじられながらあるいは縁端部か
ら離間する方向へ移動しながら、ケーブル貫通孔20の
縁端部に引っ掛かることなく極めて円滑にケーブル貫通
孔20を走行通過する。
【0018】なお、上記の実施例ではプロテクタ31を
構成する一対の保護部材32、32を突き合わせて結束
バンド34、34…によって一体化させているが、図6
に示すように、保護部材32、32の互いに当接される
当接面に、それぞれ係合する突起56及び係止孔57を
形成し、保護部材32、32を突き合わせた際に、これ
ら突起56及び係止孔57が互いに係合することによ
り、これら一対の保護部材32、32同士が一体化する
ようにしても良い。また、図7に示すように、一対の保
護部材32、32の一側部側を繋ぎ合わせて、ひんじ部
58とするとともに、他側部側の当接面を上記と同様
に、突起56及び係止孔57からなる係止構造に形成し
ても良い。
構成する一対の保護部材32、32を突き合わせて結束
バンド34、34…によって一体化させているが、図6
に示すように、保護部材32、32の互いに当接される
当接面に、それぞれ係合する突起56及び係止孔57を
形成し、保護部材32、32を突き合わせた際に、これ
ら突起56及び係止孔57が互いに係合することによ
り、これら一対の保護部材32、32同士が一体化する
ようにしても良い。また、図7に示すように、一対の保
護部材32、32の一側部側を繋ぎ合わせて、ひんじ部
58とするとともに、他側部側の当接面を上記と同様
に、突起56及び係止孔57からなる係止構造に形成し
ても良い。
【0019】上記のように分岐接続体1をプロテクタ3
1によって覆ってなるケーブル2は、通常ドラム51に
巻き付けられて建築物Cの布設現場に搬入される。ここ
で、ケーブル2の分岐接続体1は、プロテクタ31によ
って覆われて保護されているが、このケーブル2を単に
ドラム51に巻き付けると、プロテクタ31の両端部近
傍にてケーブル2が急曲率で曲げられて応力集中に基づ
く破損を生じる恐れを招く。
1によって覆ってなるケーブル2は、通常ドラム51に
巻き付けられて建築物Cの布設現場に搬入される。ここ
で、ケーブル2の分岐接続体1は、プロテクタ31によ
って覆われて保護されているが、このケーブル2を単に
ドラム51に巻き付けると、プロテクタ31の両端部近
傍にてケーブル2が急曲率で曲げられて応力集中に基づ
く破損を生じる恐れを招く。
【0020】そこで図8に示すように、ケーブル2が巻
き付けられるドラム51の巻き胴51Aの外周上に、一
対の枕部材61、61を相互に所定間隔を置いて設けて
おき、両枕部材61、61間にプロテクタ31が位置す
るようにして、プロテクタ31の両端部近傍のケーブル
2部分を枕部材61、61上に載置するようにする。こ
のようにすると、プロテクタ31の両端部近傍ケーブル
2部分が巻き胴51Aの外周上からドラム51の半径方
向外方へ向かって離隔され、したがって該プロテクタ3
1の両端部近傍のケーブル2部分が急曲率で曲がる恐れ
が排除される。
き付けられるドラム51の巻き胴51Aの外周上に、一
対の枕部材61、61を相互に所定間隔を置いて設けて
おき、両枕部材61、61間にプロテクタ31が位置す
るようにして、プロテクタ31の両端部近傍のケーブル
2部分を枕部材61、61上に載置するようにする。こ
のようにすると、プロテクタ31の両端部近傍ケーブル
2部分が巻き胴51Aの外周上からドラム51の半径方
向外方へ向かって離隔され、したがって該プロテクタ3
1の両端部近傍のケーブル2部分が急曲率で曲がる恐れ
が排除される。
【0021】なお、図8に示す実施例では枕部材61、
61として断面半月状のものを用いたが、これを図9に
示すような円筒状の枕部材62、62とさせても良い。
また、上記実施例のプロテクタ31の具体的な構造は実
施例に限定されない。
61として断面半月状のものを用いたが、これを図9に
示すような円筒状の枕部材62、62とさせても良い。
また、上記実施例のプロテクタ31の具体的な構造は実
施例に限定されない。
【0022】
【発明の効果】本発明よれば、下記の通りの効果が得ら
れる。第1の発明の分岐接続体用プロテクタによれば、
一対の保護部材を、単に分岐接続体を覆うように被せて
取り付けるだけで、分岐接続体を機械的に確実に保護す
ることができる。また、このプロテクタは、分岐接続体
の突出した接続部を覆う側が外方に向かって凸となる緩
やかな曲線状の外形形状を有することより、分岐接続体
が具備されたケーブルを布設する際に、この分岐接続体
の側部方向に突出している上記接続部が柱・壁・床等に
引っ掛かる恐れを確実に防止することができ、そのため
前記引っ掛かりに基づき生じる分岐接続体の破損・損傷
の恐れを確実に排除することができる。第2の発明のケ
ーブル布設方法によれば、プロテクタによって覆われて
いる分岐接続体も、その側部方向に突出している接続部
が建築物の各階の床のケーブル貫通孔の縁端部に引っ掛
かることなくケーブル貫通孔を円滑容易に走行通過させ
ることができるので、建築物の各階毎に配置していた監
視作業員を不要とすることができ、そのためケーブル布
設作業に伴うコストを低減することができるとともに布
設作業能率を大幅に向上することができる。第3の発明
の巻き付け構造によれば、ドラムの巻き胴の外周とプロ
テクタによって覆われた分岐接続体の両端近傍のケーブ
ルとの間に枕部材が介在され、分岐接続体の両端近傍に
おけるケーブルの曲率半径が大きくされるので、該プロ
テクタの両端部におけるケーブルが急曲率で曲がって応
力集中による破損を生じる恐れを排除することができ
る。
れる。第1の発明の分岐接続体用プロテクタによれば、
一対の保護部材を、単に分岐接続体を覆うように被せて
取り付けるだけで、分岐接続体を機械的に確実に保護す
ることができる。また、このプロテクタは、分岐接続体
の突出した接続部を覆う側が外方に向かって凸となる緩
やかな曲線状の外形形状を有することより、分岐接続体
が具備されたケーブルを布設する際に、この分岐接続体
の側部方向に突出している上記接続部が柱・壁・床等に
引っ掛かる恐れを確実に防止することができ、そのため
前記引っ掛かりに基づき生じる分岐接続体の破損・損傷
の恐れを確実に排除することができる。第2の発明のケ
ーブル布設方法によれば、プロテクタによって覆われて
いる分岐接続体も、その側部方向に突出している接続部
が建築物の各階の床のケーブル貫通孔の縁端部に引っ掛
かることなくケーブル貫通孔を円滑容易に走行通過させ
ることができるので、建築物の各階毎に配置していた監
視作業員を不要とすることができ、そのためケーブル布
設作業に伴うコストを低減することができるとともに布
設作業能率を大幅に向上することができる。第3の発明
の巻き付け構造によれば、ドラムの巻き胴の外周とプロ
テクタによって覆われた分岐接続体の両端近傍のケーブ
ルとの間に枕部材が介在され、分岐接続体の両端近傍に
おけるケーブルの曲率半径が大きくされるので、該プロ
テクタの両端部におけるケーブルが急曲率で曲がって応
力集中による破損を生じる恐れを排除することができ
る。
【図1】 本発明に係る分岐接続体用プロテクタの一実
施例を示す側面図である。
施例を示す側面図である。
【図2】 図1に示すプロテクタの横断面図である。
【図3】 図1に示すプロテクタの縦断面図である。
【図4】 本発明に係るケーブル布設方法を実施してい
る状況を示す説明図である。
る状況を示す説明図である。
【図5】 (a)ないし(d)は、分岐接続体用のプロ
テクタがケーブル貫通孔を通過する状況を示す説明図で
ある。
テクタがケーブル貫通孔を通過する状況を示す説明図で
ある。
【図6】 分岐接続体用プロテクタの他の実施例構造を
示す図2に対応する横断面図である。
示す図2に対応する横断面図である。
【図7】 分岐接続体用プロテクタのさらに異なる実施
例構造を示す図2に対応する横断面図である。
例構造を示す図2に対応する横断面図である。
【図8】 分岐接続体用プロテクタ付近のケーブルのド
ラムへの巻き付け構造を示す側面図である。
ラムへの巻き付け構造を示す側面図である。
【図9】 分岐接続体用プロテクタ付近のケーブルのド
ラムへの巻き付け構造の他の例を示す側面図である。
ラムへの巻き付け構造の他の例を示す側面図である。
【図10】 ケーブルの分岐接続体に分岐ケーブルの分
岐コネクタが接続されている状態を示す一部破断側面図
である。
岐コネクタが接続されている状態を示す一部破断側面図
である。
【図11】 従来のケーブル布設方法において、ケーブ
ルの分岐接続体がケーブル貫通孔を通過する状態を示す
斜視図である。
ルの分岐接続体がケーブル貫通孔を通過する状態を示す
斜視図である。
1…分岐接続体、2…ケーブル、10…接続部、11…
分岐コネクタ、12…分岐ケーブル、20…ケーブル貫
通孔、31…分岐接続体用プロテクタ、32…保護部
材、51…ドラム、51A…巻き胴、52…床、61,
62…枕部材、C…建築物
分岐コネクタ、12…分岐ケーブル、20…ケーブル貫
通孔、31…分岐接続体用プロテクタ、32…保護部
材、51…ドラム、51A…巻き胴、52…床、61,
62…枕部材、C…建築物
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記分岐接
続体1は、チューリップコンタクト8からなる接続部1
0が側部方向に突出しているため、特に、幹線ケーブル
2を建築物の垂直方向に延線布設する場合には、図11
に示すように上記側部方向に突出している接続部10が
建築物の各階の床に形成されているケーブル布設孔20
の縁端部に引っ掛かり、このため該接続部10が破損・
損傷する恐れを招くものであった。そのため、各階毎
に、監視作業員を配置して、ケーブル布設孔20の縁端
部に分岐接続体1の接続部10が引っ掛からないように
しつつケーブル2の布設を行なっているが、特に、高層
ビル等においては、フロア数が多くなるため多人数の監
視作業員を必要とし、そのため、人件費が嵩んでコスト
上昇を招くとともに、ケーブル布設作業自体も煩雑なも
のとなる問題があった。
続体1は、チューリップコンタクト8からなる接続部1
0が側部方向に突出しているため、特に、幹線ケーブル
2を建築物の垂直方向に延線布設する場合には、図11
に示すように上記側部方向に突出している接続部10が
建築物の各階の床に形成されているケーブル布設孔20
の縁端部に引っ掛かり、このため該接続部10が破損・
損傷する恐れを招くものであった。そのため、各階毎
に、監視作業員を配置して、ケーブル布設孔20の縁端
部に分岐接続体1の接続部10が引っ掛からないように
しつつケーブル2の布設を行なっているが、特に、高層
ビル等においては、フロア数が多くなるため多人数の監
視作業員を必要とし、そのため、人件費が嵩んでコスト
上昇を招くとともに、ケーブル布設作業自体も煩雑なも
のとなる問題があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】ここで、建築物Cの各階の床52、52…
に形成されているケーブル貫通孔20、20…をケーブ
ル2の分岐接続体1が通過する様子は図5に示す通りで
ある。すなわち、ケーブル2の上方への引き上げに際し
て、ケーブル2の分岐接続体1を覆っているプロテクタ
31は、図5(a)〜(d)に示すようにケーブル貫通
孔20の縁端部に摺接しながら該貫通孔20に引っ掛か
ることなく円滑に通過する。
に形成されているケーブル貫通孔20、20…をケーブ
ル2の分岐接続体1が通過する様子は図5に示す通りで
ある。すなわち、ケーブル2の上方への引き上げに際し
て、ケーブル2の分岐接続体1を覆っているプロテクタ
31は、図5(a)〜(d)に示すようにケーブル貫通
孔20の縁端部に摺接しながら該貫通孔20に引っ掛か
ることなく円滑に通過する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そこで図8に示すように、ケーブル2が巻
き付けられるドラム51の巻き胴51Aの外周上に、一
対の枕部材61、61を相互に所定間隔を置いて設けて
おき、両枕部材61、61間にプロテクタ31が位置す
るようにして、プロテクタ31の両端部近傍のケーブル
2部分を枕部材61、61上に載置するようにする。こ
のようにすると、プロテクタ31の両端部近傍のケーブ
ル2部分が巻き胴51Aの外周上からドラム51の半径
方向外方へ向かって離隔され、したがって該プロテクタ
31の両端部近傍のケーブル2部分が急曲率で曲がる恐
れが排除される。
き付けられるドラム51の巻き胴51Aの外周上に、一
対の枕部材61、61を相互に所定間隔を置いて設けて
おき、両枕部材61、61間にプロテクタ31が位置す
るようにして、プロテクタ31の両端部近傍のケーブル
2部分を枕部材61、61上に載置するようにする。こ
のようにすると、プロテクタ31の両端部近傍のケーブ
ル2部分が巻き胴51Aの外周上からドラム51の半径
方向外方へ向かって離隔され、したがって該プロテクタ
31の両端部近傍のケーブル2部分が急曲率で曲がる恐
れが排除される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【発明の効果】本発明よれば、下記の通りの効果が得ら
れる。第1の発明の分岐接続体用プロテクタによれば、
一対の保護部材を、単に分岐接続体を覆うように被せて
取り付けるだけで、分岐接続体を機械的に確実に保護す
ることができる。また、このプロテクタは、分岐接続体
の突出した接続部を覆う側が外方に向かって凸となる緩
やかな曲線状の外形形状を有することより、分岐接続体
が具備されたケーブルを布設する際に、この分岐接続体
の側部方向に突出している上記接続部が柱・壁・床等に
引っ掛かる恐れを確実に防止することができ、そのため
前記引っ掛かりに基づき生じる分岐接続体の破損・損傷
の恐れを確実に排除することができる。第2の発明のケ
ーブル布設方法によれば、プロテクタによって覆われて
いる分岐接続体を、その側部方向に突出している接続部
が建築物の各階の床のケーブル貫通孔の縁端部に引っ掛
かることなくケーブル貫通孔を円滑容易に走行通過させ
ることができるので、建築物の各階毎に配置していた監
視作業員を不要とすることができ、そのためケーブル布
設作業に伴うコストを低減することができるとともに布
設作業能率を大幅に向上することができる。第3の発明
の巻き付け構造によれば、ドラムの巻き胴の外周とプロ
テクタによって覆われた分岐接続体の両端近傍のケーブ
ルとの間に枕部材が介在され、分岐接続体の両端近傍に
おけるケーブルの曲率半径が大きくされるので、該プロ
テクタの両端部におけるケーブルが急曲率で曲がって応
力集中による破損を生じる恐れを排除することができ
る。
れる。第1の発明の分岐接続体用プロテクタによれば、
一対の保護部材を、単に分岐接続体を覆うように被せて
取り付けるだけで、分岐接続体を機械的に確実に保護す
ることができる。また、このプロテクタは、分岐接続体
の突出した接続部を覆う側が外方に向かって凸となる緩
やかな曲線状の外形形状を有することより、分岐接続体
が具備されたケーブルを布設する際に、この分岐接続体
の側部方向に突出している上記接続部が柱・壁・床等に
引っ掛かる恐れを確実に防止することができ、そのため
前記引っ掛かりに基づき生じる分岐接続体の破損・損傷
の恐れを確実に排除することができる。第2の発明のケ
ーブル布設方法によれば、プロテクタによって覆われて
いる分岐接続体を、その側部方向に突出している接続部
が建築物の各階の床のケーブル貫通孔の縁端部に引っ掛
かることなくケーブル貫通孔を円滑容易に走行通過させ
ることができるので、建築物の各階毎に配置していた監
視作業員を不要とすることができ、そのためケーブル布
設作業に伴うコストを低減することができるとともに布
設作業能率を大幅に向上することができる。第3の発明
の巻き付け構造によれば、ドラムの巻き胴の外周とプロ
テクタによって覆われた分岐接続体の両端近傍のケーブ
ルとの間に枕部材が介在され、分岐接続体の両端近傍に
おけるケーブルの曲率半径が大きくされるので、該プロ
テクタの両端部におけるケーブルが急曲率で曲がって応
力集中による破損を生じる恐れを排除することができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】 (a)ないし(d)は、分岐接続体用プロテ
クタがケーブル貫通孔を通過する状況を示す説明図であ
る。
クタがケーブル貫通孔を通過する状況を示す説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 勉 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (72)発明者 松川 茂樹 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 分岐ケーブル(12)の分岐コネクタ
(11)を接続可能な接続部(10)が側部方向に突出
している分岐接続体(1)を有するケーブル(2)の前
記分岐接続体(1)を保護する分岐接続体用プロテクタ
(31)であって、 前記分岐接続体(1)を覆う一対の保護部材(32)か
ら構成され、該保護部材(32)は、前記接続部(1
0)の突出方向側が外方に向かって凸となる緩やかな曲
線状の外形形状を有することを特徴とする分岐接続体用
プロテクタ。 - 【請求項2】 分岐接続体(1)が所定間隔に設けられ
ているケーブル(2)の前記分岐接続体(1)を外方に
向かって凸となる緩やかな曲線状の外形形状を有するプ
ロテクタ(31)によって覆うとともに、前記ケーブル
(2)を建築物(C)の各階の床(52)に形成されて
いるケーブル貫通孔(20)内を走行通過させることを
特徴とするケーブル布設方法。 - 【請求項3】 分岐ケーブル(12)の分岐コネクタ
(11)が接続可能な分岐接続体(1)を有し、この分
岐接続体(1)がプロテクタ(31)によって覆われて
いるケーブル(2)をドラム(51)の巻き胴(51
A)に巻き付けるケーブルの巻き付け構造であって、 前記巻き胴(51A)の外周と前記プロテクタ(31)
によって覆われた分岐接続体(1)の両側近傍のケーブ
ル(2)との間に枕部材(61,62)が介在され、前
記分岐接続体(1)の両端近傍におけるケーブル(2)
部分が前記巻き胴(51A)の外周上からドラムの半径
方向外方へ向かって離隔されていることを特徴とするケ
ーブル巻き付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6639892A JP2793418B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ケーブル巻き付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6639892A JP2793418B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ケーブル巻き付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05276642A true JPH05276642A (ja) | 1993-10-22 |
JP2793418B2 JP2793418B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=13314669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6639892A Expired - Fee Related JP2793418B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ケーブル巻き付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793418B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996004704A1 (fr) * | 1994-07-29 | 1996-02-15 | Nikodenki Kogyo Co., Ltd. | Intervention sans arret de la transmission des signaux et connecteur utilise a cet effet |
JP2012085463A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | ポリマー套管用の吊り治具、及び、ポリマー套管用吊り治具とポリマー套管との接続構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104466878A (zh) * | 2013-09-18 | 2015-03-25 | 上海翔洲电气科技有限公司 | 一种安全快捷连接箱 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318210U (ja) * | 1976-07-23 | 1978-02-16 | ||
JPS5340682U (ja) * | 1976-09-13 | 1978-04-08 | ||
JPS5930980U (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-25 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁 |
JPS6276422U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | ||
JPS6276423U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | ||
JPS62107614A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-19 | 三菱電線工業株式会社 | 屋内幹線ケ−ブルの布設方法 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP6639892A patent/JP2793418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318210U (ja) * | 1976-07-23 | 1978-02-16 | ||
JPS5340682U (ja) * | 1976-09-13 | 1978-04-08 | ||
JPS5930980U (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-25 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁 |
JPS6276422U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | ||
JPS6276423U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-16 | ||
JPS62107614A (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-19 | 三菱電線工業株式会社 | 屋内幹線ケ−ブルの布設方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996004704A1 (fr) * | 1994-07-29 | 1996-02-15 | Nikodenki Kogyo Co., Ltd. | Intervention sans arret de la transmission des signaux et connecteur utilise a cet effet |
JP2012085463A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | ポリマー套管用の吊り治具、及び、ポリマー套管用吊り治具とポリマー套管との接続構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2793418B2 (ja) | 1998-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4797512A (en) | Branch wire protector | |
US6246001B1 (en) | Method for manufacturing a grounding construction for a plurality of shielded cables and a grounding construction | |
JP7109351B2 (ja) | コネクタ端子 | |
JP5136259B2 (ja) | ワイヤハーネス用のプロテクタ | |
KR20210032098A (ko) | 건축용 방호관장치 및 그 설치방법 | |
JPH05276642A (ja) | 分岐接続体用プロテクタ及びケーブル布設方法 | |
JP7376321B2 (ja) | プロテクタの配索材固定構造 | |
KR102344312B1 (ko) | 전선방호용 커버장치 | |
JPH06295765A (ja) | コネクタハウジング用ブーツ | |
JP2514424Y2 (ja) | 光ファイバ複合海底ケ―ブルの端末構造 | |
KR20190136745A (ko) | 방호관 결합 장치 및 이를 구비하는 전선 설비, 방호관 결합부를 구비하는 바인드리스 커버 | |
JP2000331751A (ja) | ワイヤハーネスへのコネクタの固定構造 | |
JPH0254521B2 (ja) | ||
JPH041528Y2 (ja) | ||
KR102716222B1 (ko) | 전선 고정용 조인트 터미널 | |
JPS62109006A (ja) | 光コネクタ付光複合電線用プロテクタ | |
JPH11213786A (ja) | ワイヤハーネスの電線保護構造 | |
JPS6290604A (ja) | 光フアイバケ−ブルの端末処理方法 | |
JP2525725Y2 (ja) | アーマコイル型電線取付構造 | |
JP2801205B2 (ja) | 光ファイバケーブルの後分岐接続部 | |
JPS6039935Y2 (ja) | コネクタ付きケ−ブル | |
JPH02278216A (ja) | ケーブルの保護装置 | |
JP5496592B2 (ja) | 地中ケーブル接続部保護管 | |
JP2020155307A (ja) | ワイヤハーネス | |
JPS5922766Y2 (ja) | 二重シ−スケ−ブルのブ−リングアイ取付装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |