JPH05274068A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH05274068A
JPH05274068A JP9849492A JP9849492A JPH05274068A JP H05274068 A JPH05274068 A JP H05274068A JP 9849492 A JP9849492 A JP 9849492A JP 9849492 A JP9849492 A JP 9849492A JP H05274068 A JPH05274068 A JP H05274068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
slot
child
data bus
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9849492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhisa Suzuki
達久 鈴木
Akio Tanabe
昭夫 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP9849492A priority Critical patent/JPH05274068A/ja
Publication of JPH05274068A publication Critical patent/JPH05274068A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 親基板に対する複数の子基板の実装有無を判
断できるようにする。 【構成】 子基板2が接続されると、親基板1に設定さ
れているスロット信号がデコーダ22の入力に接続され
る。子基板2はスロットと同数のゲート手段20,21
を有する。CPU10からのセレクト信号SELでデコ
ーダ22はイネーブルとなる。その結果、前記スロット
信号に対応して出力ライン23,24の一方がアクティ
ブとなる。このアクティブなラインが接続されているゲ
ート手段がオープンとなり、ゲート手段の入力データが
データバス3の予定ビットに現れる。スロット毎にアク
ティブなラインは異なるので、CPU10は1回のリー
ド動作で、各スロットに対する子基板の実装有無を判定
できる。子基板の種類やスロット別にデータバスを割付
ければ、実装されている子基板の種類も判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置に関するも
のであり、特に、CPUを有する親基板と、この親基板
に対して着脱自在な子基板とから構成される情報処理装
置において、前記子基板の実装の有無を判別できる手段
を有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUを搭載した親基板と、この親基板
に対して着脱自在な子基板とから構成される情報処理装
置において、前記子基板が実装されているか否かを検知
できる手段を備えた画像記録装置が特開平2−1932
17号公報に記載されている。この画像記録装置では、
子基板の種類を示す情報が格納されたROMを子基板に
実装し、親基板のCPUがこのROMの内容を読むこと
によって子基板が実装されているか否かを判断するよう
にしている。
【0003】さらに、この画像記録装置では、子基板内
で信号線を接地すると共に、親基板には、前記信号線に
対応する信号線をプルアップしたI/Oポートを設け、
親基板のCPUは前記I/Oポートを通して前記信号線
を監視することにより、子基板の種類および実装の有無
を判断するようにしている。
【0004】また、特開昭59−112588号公報に
は、複数のスロットに子基板が接続される場合における
実装有無を判断する実装スロット読取方式が記載されて
いる。この読取方式では、親基板から子基板に対してス
ロット信号を与え、子基板では親基板から供給された信
号を読取り、子基板自身が誤って別スロット位置に実装
されていないかどうかを判断するようにしている。そし
て、この判断のために、子基板のそれぞれにCPUを設
けている。また、各子基板にCPUを設ける代わりに、
子基板に比較手段を設け、その比較結果によって親基板
が子基板の実装の有無を判断するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置や方式
では次のような問題点があった。まず、前記画像記録装
置のうち、ROMに子基板の情報を格納する装置では、
ROMは高価であり、これを子基板の種類および実装の
有無を検知するための手段として使用することはコスト
との面からみて適当ではない。
【0006】さらに、前記画像記録装置では、親基板に
子基板を接続するスロットが単一の場合しか考慮されて
おらず、複数のどのスロットにどの種類の子基板が実装
されているかを検知することはできなかった。
【0007】また、後者の公報に記載されているスロッ
ト読取方式は、複数のスロットを対象とする方式であ
る。しかしながら、子基板にCPUを設けるか、比較手
段を設けるかして親基板および子基板間で通信を行い、
この通信結果に基づいて子基板の実装有無を判断してい
るので、構成が複雑であるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
高価なROMや親基板および子基板間での専用の通信手
段を用いることなく、親基板のCPUで通常のリード動
作を行うことによって子基板の実装有無が判断できる情
報処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、子基板を接続するスロッ
トの数と同数だけ子基板に搭載され、入力側には予定の
電位が接続され、出力側はデータバスの予定ビットに接
続されたゲート手段と、各スロットに対応させて親基板
に設定された1組のスロット信号を入力とし、かつ親基
板から供給される1つのセレクト信号に応答して前記ス
ロット信号を出力し、この出力信号によって前記ゲート
手段のうち各スロット信号に対応した予定のゲート手段
を開放する手段と、前記データバス上の予定ビットのデ
ータに基づいて子基板の実装有無を検知する手段とを具
備した点に第1の特徴がある。
【0010】また、本発明は、前記ゲート手段の出力側
は、子基板の種類およびスロットに応じて割付けられた
データバスの予定ビットに接続され、子基板の実装有無
を、子基板の種類およびスロットに対応するように割付
けられた前記データバス上のデータに基づいて検知する
ように構成した点に第2の特徴がある。
【0011】さらに、本発明は、入力側には子基板の種
類に対応する基板情報を表わす予定の電位が接続され、
出力側はスロットに応じて割付けられたデータバスの予
定ビットに接続されたゲート手段群と、各スロットに対
応させて親基板に設定された1組のスロット信号を入力
とし、かつ親基板から供給される1つのセレクト信号に
応答して前記スロット信号を出力し、この出力信号によ
って前記ゲート手段群のうち各スロット信号に対応した
予定のゲート手段群を開放する手段と、スロットに対応
するように割付けられた前記データバス上の、前記基板
情報を表わすデータ有無に基づいて予定種類の子基板の
実装有無を検知する手段とを具備した点に第3の特徴が
ある。
【0012】
【作用】上記の特徴を有する本発明によれば、あらかじ
めスロットや子基板の種類が割付けられたデータバスの
予定ビットのデータが、予定のデータと対応関係にある
か否かによって、子基板が実装されているかどうか、お
よびどの種類の子基板が実装されているかどうかが検知
される。
【0013】そして、上記検知動作は、CPUによる1
回のリード動作によって実行することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第1実施例であり、親基板および
子基板の接続を示す回路図である。同図において、親基
板1にはCPU10と、該CPU10のアドレスバスお
よびその他の必要な信号線をデコードするデコーダ11
とが搭載されている。親基板1は子基板を接続するため
のスロット5,6を有する。親基板1には、スロット5
および6に接続されるそれぞれ2ビットのスロット信号
が設定される。このスロット信号を設定するため、スロ
ット5では2ビットを接地し、スロット6では1ビット
を接地し、別の1ビットを電源Vccに接続している。す
なわち、スロット5に対応してスロット信号(00)が
設定され、スロット6に対応してスロット信号(10)
が設定されている。
【0015】スロット5,6を介して親基板1と接続さ
れている子基板2には、ゲート手段として3ステートバ
ッファ20,21が設けられている。3ステートバッフ
ァ20,21の入力側は、それぞれプルダウンされてお
り、出力側はデータバス3に接続され、出力信号が該デ
ータバス3の予定のビットに結合される。例えば、デー
タバス3が8ビットの場合、1ビット目には3ステート
バッファ20が、2ビット目には3ステートバッファ2
1の出力を結合する。
【0016】さらに、子基板2には、3ステートバッフ
ァ20,21のゲートを開くゲート開放信号を出力する
デコーダ22が設けられる。該デコーダ22のコントロ
ール端子には前記親基板1のデコーダ11から出力され
るセレクト信号SELが接続されている。
【0017】デコーダ22の出力ラインのうち一方のラ
イン23はスロット信号(00)でアクティブ状態とな
り、他方のライン24はスロット信号(10)でアクテ
ィブ状態となる。前記出力ライン23,24はそれぞれ
3ステートバッファ20,21に接続される。
【0018】以上の構成により、親基板1のデコーダ1
1はCPU10から供給される信号に基づいてセレクト
信号SELを出力する。ここで子基板2が接続されてい
れば、セレクト信号SELは、スロット5,6を介して
子基板2のデコーダ22のコントロール端子に入力され
る。このセレクト信号SELによってデコーダ22はイ
ネーブル状態になり、ライン12,13および14,1
5を介して接続されている前記スロット信号がデコーダ
22の出力側に現れる。
【0019】上述のように、スロット信号(00)によ
ってライン23上のゲート開放信号はアクティブにな
り、スロット信号(10)によってライン24上のゲー
ト開放信号はアクティブになるので、スロット5に装着
されている子基板2の3ステートバッファ20のゲート
が開いて該3ステートバッファ20の入力信号“0”が
データバス3の1ビット目に出力される。同時に、スロ
ット6に装着されている子基板2の3ステートバッファ
21のゲートが開いて該3ステートバッファ21の入力
信号“0”がデータバス3の2ビット目に出力される。
【0020】こうして子基板2がスロット5,6に挿入
されていれば、データバス3上のデータは111111
00(バス幅=8ビットの場合)となる。CPU11
は、リード動作を行ってこのデータを取込む。そして、
1,2ビット目のデータが共に“0”であることから、
スロット5および6に子基板2が接続されていることを
認識する。
【0021】このように本実施例では、CPU11によ
る1回のリード動作によって、複数のスロットのどこに
子基板2が接続されているかを判定できる。本実施例で
は、データバス3の1ビット目および2ビット目に、そ
れぞれスロット5,6を対応させたが、データバス幅を
すべて使用すれば、バス幅が8ビットの場合、8つのス
ロットについて、その実装有無を判定できる。
【0022】なお、本実施例では、3ステートバッファ
20,21の入力側を接地している例を示したが、これ
はデータバス3がプルアップされている場合を想定して
いる。したがって、データバス3がプルダウンされてい
る場合は、3ステートバッファ20,21の入力側は、
データバス3の電位とは逆になるように電源に接続(プ
ルアップ)する。
【0023】次に本発明の第2実施例を説明する。該第
2実施例は、複数のスロットに対する複数種類の子基板
の実装有無を判断する場合である。この場合には、ま
ず、子基板の種類数とスロット数との積がデータバスの
ビット数以内であることを前提とする。
【0024】第2実施例では、データバスのビットを図
5のように分割し、子基板の種類およびスロット番号を
対応させた。図5においてデータバスの幅が16ビット
であり、スロット数は4つ、子基板の種類は4種類であ
る。同図のように、データバスのビットD0〜D15の
うち、ビットD0〜D3を種類Aの子基板に、ビットD
4〜D7を種類Bの子基板に、ビットD8〜D11を種
類Cの子基板に、ビットD12〜D15を種類Dの子基
板に、それぞれ割付けた。そして、各子基板に割付けら
れた4ビットは、それぞれスロット#1〜#4に割付け
ている。
【0025】このように割付けられたデータバス上のデ
ータをCPUが読取ることによって、スロット#1〜#
4のどれにどの種類の子基板が接続されているか否かを
判断する。例えば、データバスがプルアップされてい
て、ビットD0〜D3が(1010)の場合には、子基
板Aがスロット#1とスロット#3とに接続されている
と判定する。
【0026】上述の判定を行うための、具体的な回路例
を図2に示す。同図において図1と同符号は同一または
同等部分を示す。同図において、種類Aの子基板7がス
ロット#1に、種類Cの子基板8がスロット#2に、そ
れぞれ接続されている。なお、この第2実施例では、ス
ロット#1,#2のほか、部分的に図示されているスロ
ット#3および図示しないスロット#4が設けられてお
り、それぞれ子基板が接続されるが、説明はスロット#
1,#2に接続される部分についてのみ詳細に行う。
【0027】子基板7に設けられている3ステートバッ
ファ70,71,72,73は、その出力がデータバス
3のビットD0〜D3に結合される。また、子基板8に
設けられている3ステートバッファ80,81,82,
83は、その出力がデータバス3のビットD8〜D11
に結合される。
【0028】子基板7,8に設けられているデコーダ7
4,84には、親基板1に設定されているスロット信号
が接続される。デコーダ74は、デコーダ11からコン
トロール端子に供給されるセレクト信号SELに応答
し、出力ライン75,76,77,78のうちスロット
信号に対応するラインをアクティブ状態にする。同様
に、デコーダ84は、デコーダ11からコントロール端
子に供給されるセレクト信号SELに応答し、出力ライ
ン85,86,87,88のうちスロット信号に対応す
るラインをアクティブ状態にする。
【0029】子基板7が親基板1のスロット#1に接続
されると、デコーダ74にはスロット信号(00)が接
続され、出力ライン75がアクティブになる。その結
果、3ステートバッファ70が開放され、その出力
“0”がデータバス3のビットD0に与えられる。子基
板7の、その他の3ステートバッファ71,72,73
は開放されないので、データバス3のビットD1〜D3
はデータバス3のプルアップ状態、すなわちデータ
“1”に維持される。
【0030】同時に、親基板1のスロット#2に接続さ
れている子基板8のデコーダ84にはスロット信号(0
1)が接続され、出力ライン86がアクティブになる。
その結果、3ステートバッファ81が開放され、その出
力“0”がデータバス3のビットD9に与えられる。子
基板8の、その他の3ステートバッファ80,82,8
3は開放されないので、データバス3のビットD8,D
10,D11はデータ“1”に維持される。
【0031】同様に、部分が図示されているスロット#
3に種類Aの子基板が接続され、図示しないスロット#
4に種類Dの子基板が接続されると、各子基板のデコー
ダは、スロット#3に与えられたスロット信号(1
0)、およびスロット#4に与えられたスロット信号
(11)に対応する出力ラインをそれぞれアクティブに
する。その結果、データバス3のビットD2にデータ
“0”が出力され、データバス3のビットD15にデー
タ“0”が出力される。
【0032】こうして、スロット#1および#3には種
類Aの子基板が接続されているので、ビットD0〜D3
のデータは(0101)となり、スロット#2には種類
Cの子基板が接続されているので、ビットD8〜D11
のデータは(1011)となり、スロット#4には種類
Dの子基板が接続されているのでビットD12〜D15
のデータは(1110)となる。また、種類Bの子基板
は接続されていないので、ビットD4〜D7のデータは
(1111)になる。
【0033】スロット#1と#3に種類Aの子基板、ス
ロット#2に種類Cの子基板、スロット#4に種類Dの
子基板が接続されている場合のデータバス3の各ビット
のデータは、図6のようになる。
【0034】データバス3に現れた図6のようなデータ
をCPU10で読取り、予め各種類の子基板および各ス
ロットに割付けられたビットのデータが“1”か“0”
かを判定することによって子基板種類別、スロット別の
実装状態を検知できる。
【0035】次に、本発明の第3実施例を説明する。第
2実施例では、スロットが4つの場合には、子基板の種
類は4つ以内に限定された。この第3実施例では、子基
板の種類がさらに多い場合に対応できるようにしてい
る。図7に示すように、16ビットのデータバスをスロ
ットの数に分割し、その分割されたビット数のデータに
基づいて子基板の種類を判定するようにした。すなわ
ち、スロットが4つ設けられている場合には、子基板の
種類は4ビットで表わすことができる。
【0036】例えば、種類Aの子基板の基板情報を(0
000)、種類Bの子基板の基板情報を(0001)、
種類Cの子基板の基板情報を(0010)、種類Dの子
基板の基板情報を(0011)というように設定してお
く。
【0037】前記基板情報は図3に示した回路によって
設定される。図3(a)は種類Aの子基板の要部を示
し、図3(b)は種類Bの子基板の要部を示す。同図に
おいて、デコーダ100は、第2実施例と同様の機能を
有する。3ステートバッファ群a〜d,e〜hは、それ
ぞれ4つの3ステートバッファからなる群を示す。そし
て、それぞれの3ステートバッファ群には、各子基板の
基板情報を示す入力が接続されている。
【0038】種類Aの子基板の基板情報は、(000
0)なので、3ステートバッファ群a〜dの入力側はす
べて接地される。また、種類Bの基板情報は(000
1)なので、3ステートバッファ群e〜hの1ビット目
に対応する3ステートバッファのみの入力側が電源に接
続され、他のビットに対応する3ステートバッファのみ
の入力側は接地される。
【0039】3ステートバッファ群a,eはデータバス
3のビットD0〜D3に、b,fはデータバス3のビッ
トD4〜D7に、c,gはデータバス3のビットD8〜
D11に、d,hはデータバス3のビットD12〜D1
5に接続される。
【0040】したがって、種類Aの子基板7がスロット
#1に接続され、種類Bの子基板8がスロット#2に接
続されていると、親基板からセレクト信号SELが供給
されると、スロット信号(00),(01)によってそ
れぞれ子基板7の3ステートバッファ群a、および子基
板8の3ステートバッファ群fが開放され、データバス
3に基板情報が出力される。すなわち、ビットD0〜D
3は(0000)となり、ビットD4〜D7は(000
1)となる。
【0041】同様に、スロット#3に種類Cの子基板が
接続され、スロット#4に種類Dの子基板が接続されて
いれば、ビットD8〜D11は(0010)となり、ビ
ットD12〜D15は(0011)となる。すなわち、
データバス3の各ビットのデータは、図8のようにな
る。
【0042】スロットに子基板が接続されていない場合
は、そのスロットに割付けられているビットデータは
(1111)となる。なお、これは、データバス3がプ
ルアップされている場合であって、データバスがプルダ
ウンされている場合に、子基板が接続されていないスロ
ットのビットデータは(0000)になる。
【0043】したがって、データバス3がプルアップさ
れている場合には、データ(1111)は基板情報とし
て使用できないし、データバス3がプルダウンされてい
る場合には、データ(0000)は基板情報として使用
できない。図3に示した例では、データバス3がプルア
ップされている。
【0044】データバス3に現れた図8のようなデータ
をCPU10で読取り、予め各スロットに割付けられた
4ビットのデータを予定の基板情報と比較することによ
ってどの種類の子基板がどのスロットに実装されている
か否かを検知できる。
【0045】以上の各実施例では、親基板に子基板が直
接接続される場合について説明したが、親基板および子
基板間に第3の基板すなわち中継基板が存在する場合
も、同様にして子基板の実装状態を検知できる。
【0046】図4には、親基板に、中継基板を介して子
基板が接続されている例を示し、図1と同符号は同一ま
たは同等部分を示す。
【0047】同図において、中継基板Mには2つのスロ
ット5,6が設けられ、親基板1に対し、中継基板Mを
介して子基板2,2が接続されている。この実施例で
も、子基板2,2が、中継基板Mに実装されているか否
かの判断は、第1実施例と同様に行う。すなわちスロッ
ト信号に対応してデコーダ22の出力ライン23,24
のいずれか一方がアクティブ状態になり、3ステートバ
ッファ20,21が開かれ、予定の入力信号がデータバ
ス3に出力される。そして、このデータバスの情報をC
PU10で読取ることによって子基板2,2の実装有無
を判断する。
【0048】なお、この第4実施例では、基板の種類が
1つの場合の例、すなわち第1実施例の変形例を示して
いるが、第2および第3実施例も同様に変形できる。
【0049】以上説明したように、本実施例では、親基
板に搭載されたCPUによる通常のリード動作を1回だ
け行うことによって複数のスロットを対象として子基板
の実装の有無を判断できるきるようにした。
【0050】本実施例では、基板情報を出力するか否か
の決定を3ステートバッファの動作によって行うように
したが、このバッファに代えてトランジスタを設けても
よい。そして、デコーダから出力される信号SELをこ
のトランジスタのベースに与えるようにすれば、本実施
例と同様の効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、CPUによる通常のリード動作を1回行って
データバスにのった基板情報を読取ることにより、特別
な通信手段を用いることなく、複数のスロットのどの位
置に子基板が挿入されているかを判断できる。また、同
様にして挿入されている複数種類の子基板の種類を判別
できる。
【0052】本発明では、スロットが多数あっても子基
板の実装有無判断のためのセレクト信号は1つだけ、す
なわち1スロット分だけ発生すればよいので、そのため
のアドレス空間を節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す親基板および子基
板の接続図である。
【図2】 本発明の第2実施例を示す親基板および子基
板の接続図である。
【図3】 本発明の第3実施例を示す親基板および子基
板の接続図である。
【図4】 本発明の第4実施例を示す親基板および子基
板の接続図である。
【図5】 第2実施例におけるデータバスの割付け例を
示す図である。
【図6】 第2実施例におけるデータバス上のデータの
例を示す図である。
【図7】 第3実施例におけるデータバスの割付け例を
示す図である。
【図8】 第3実施例におけるデータバス上のデータの
例を示す図である。
【符号の説明】
1…親基板、 2,7,8…子基板、 3…データバ
ス、 10…CPU、 11,22,74,84…デコ
ーダ、 20,21,70,71,72,73,80,
81,82,83…3ステートバッファ、 a,b,
c,d,e,f,g,h…3ステートバッファ群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親基板に対し、直接または中継基板を介
    して複数の子基板を接続できる情報処理装置において、 子基板を接続するスロットの数と同数だけ子基板に搭載
    され、入力側には予定の電位が接続され、出力側はデー
    タバスの予定ビットに接続されたゲート手段と、 各ス
    ロットに対応させて親基板に設定された1組のスロット
    信号を入力とし、かつ親基板から供給される1つのセレ
    クト信号に応答して前記スロット信号を出力し、この出
    力信号によって前記ゲート手段のうち各スロット信号に
    対応した予定のゲート手段を開放する手段と、 前記データバス上の予定ビットのデータに基づいて子基
    板の実装有無を検知する手段とを具備したことを特徴と
    する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 親基板に対し、直接または中継基板を介
    して複数の子基板を接続できる情報処理装置において、 子基板を接続するスロットの数と同数だけ子基板に搭載
    され、入力側には予定の電位が接続され、出力側は、子
    基板の種類およびスロットに応じて割付けられたデータ
    バスの予定ビットに接続されたゲート手段と、 各スロットに対応させて親基板に設定された1組のスロ
    ット信号を入力とし、かつ親基板から供給される1つの
    セレクト信号に応答して前記スロット信号を出力し、こ
    の出力信号によって前記ゲート手段のうち各スロット信
    号に対応した予定のゲート手段を開放する手段と、 子基板の種類およびスロットに対応するように割付けら
    れた前記データバス上のデータに基づいて子基板の実装
    有無を検知する手段とを具備したことを特徴とする情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 親基板に対し、直接または中継基板を介
    して複数の子基板を接続できる情報処理装置において、 子基板を接続するスロットの数と同数だけ子基板に搭載
    され、入力側には子基板の種類に対応する基板情報を表
    わす予定の電位が接続され、出力側は、スロットに応じ
    て割付けられたデータバスの予定ビットに接続されたゲ
    ート手段群と、 各スロットに対応させて親基板に設定された1組のスロ
    ット信号を入力とし、かつ親基板から供給される1つの
    セレクト信号に応答して前記スロット信号を出力し、こ
    の出力信号によって前記ゲート手段群のうち各スロット
    信号に対応した予定のゲート手段群を開放する手段と、 スロットに対応するように割付けられた前記データバス
    上の、前記基板情報を表わすデータ有無に基づいて予定
    種類の子基板の実装有無を検知する手段とを具備したこ
    とを特徴とする情報処理装置。
JP9849492A 1992-03-26 1992-03-26 情報処理装置 Pending JPH05274068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9849492A JPH05274068A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9849492A JPH05274068A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05274068A true JPH05274068A (ja) 1993-10-22

Family

ID=14221202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9849492A Pending JPH05274068A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05274068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158700A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 接続検知装置及び接続検知システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158700A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Ricoh Co Ltd 接続検知装置及び接続検知システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2118995A1 (en) Arbitration Logic for Multiple Bus Computer System
JPH05274068A (ja) 情報処理装置
US5247622A (en) Id processing dedicated scsi bus interface logic circuit
CN100511011C (zh) 用于检测单元安装在成像装置中的位置的设备和方法
JPH05274067A (ja) 情報処理装置
JPH05265945A (ja) 情報処理装置
JP2002366505A (ja) 実装位置検出方法及び装置
JPH05289790A (ja) 情報処理装置
JPH06337838A (ja) ユニット実装/非実装検出方法
JPS636642A (ja) カ−ド実装状態検出装置
KR200233853Y1 (ko) 다킹시스템의식별자검출장치
JP2725680B2 (ja) バス異常検出回路
JP2979918B2 (ja) 割り込み検出回路
JP3088144B2 (ja) Fifoリセット回路
JPH08297596A (ja) サンプリングトレース回路
JP2528219B2 (ja) ステ―タスレジスタ装置
JPS6052455B2 (ja) パリティ検出機能のチェック方式
JPH087648B2 (ja) プリント板一致検出方式
JPH04297913A (ja) インターフェースステータス検出装置
JPH04136756U (ja) Prom書込み状態設定回路
US20030061429A1 (en) Synchronizer for processor facility and PCMCIA card
JPH0378196A (ja) 半導体集積回路
JPH0546487A (ja) フアイル盤誤実装検出装置
JPH05265613A (ja) データ転送回路
JPS58115514A (ja) 接続検知方式