JP2002366505A - 実装位置検出方法及び装置 - Google Patents

実装位置検出方法及び装置

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JP2002366505A JP2001172667A JP2001172667A JP2002366505A JP 2002366505 A JP2002366505 A JP 2002366505A JP 2001172667 A JP2001172667 A JP 2001172667A JP 2001172667 A JP2001172667 A JP 2001172667A JP 2002366505 A JP2002366505 A JP 2002366505A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード等の回路ユニットを装置に不完全実装
した場合における装置の誤動作を的確に防止する。 【解決手段】 カード5を装置1に実装する際に、装置
側からカードに電源供給して当該カードにおいて装置側
からの実装位置データを検出し、その実装位置データを
構成する一定数の信号のための端子15の全てが当該カ
ードを経由して装置側とグランド接続されているか否か
により当該カードの実装の適否を実装適否検出部11で
判断し、正しい実装と判断した場合、実装位置検出部1
2で検出した実装位置データを正しい実装位置データと
して処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード等の回路ユ
ニットをコネクタにて装置に着脱可能に実装するシステ
ムにおいて、回路ユニットが装置に正しく実装されたか
否かを検出する実装位置検出方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のカードを実装する共通バス方式の
装置においては、複数のカードが1つのバスを共有して
使用するため、各カード間でバス信号の入出力時間が制
限される。カードが不完全に実装されると、自カードの
タイミングで信号入出力することが保証されず、装置の
誤動作を招くことになる。
【0003】そのため、装置にカードが実装されたとき
に、装置に設定されている実装位置データを検出して正
しい実装位置に実装されたかどうかを認識することで、
当該カードを正しい実装位置のカードとして動作させる
ことができる。その実装位置検出を行う方法として、例
えば特開平3−127595公報の記載された方法など
が従来より知られている。
【0004】図7は、実装位置検出機能を持たせたカー
ドの一例のブロック図を示す。同図において、カード1
00は、電源端子101と共通バス用信号端子102と
実装位置検出用信号端子103とを有するコネクタ10
4と、電源部105と、制御部106と、信号部107
とを備え、この信号部107は、更に外部インターフェ
ース部108と実装位置検出部109と実装位置誤り検
出部110とを有している。
【0005】このカード100をコネクタ104にて装
置111に実装すると、コネクタ104の電源端子10
1は装置111側の電源と接続され、電源部105に装
置111から電源が供給される。電源部105は、カー
ド100内部で使用する電源電圧を生成し、制御部10
6、信号部107の外部インタフェース部108,実装
位置検出部109及び実装位置誤り検出部110に供給
する。また、コネクタ104の共通バス用信号端子10
2は、外部インタフェース部108を装置111の共通
バス信号ラインと接続させ、実装位置検出用信号端子1
03は、装置111側の実装位置データを実装位置検出
部109及び実装位置誤り検出部110に取り込む。実
装位置誤り検出部110は、実装位置検出部109で検
出した実装位置データのパターンにより、正しい実装位
置であるか否かを判定する。
【0006】このように、図7に示した従来例では、カ
ード実装時、入力される実装位置データのパターンを検
出し、実装位置データが正しいものであるかを判定して
いる。従って、実装位置データのパターンを検出してい
るため、固定された実装位置にしかカードが実装でき
ず、かつ、実装位置データのパターンも限られている。
また、カードのコネクタが斜めに傾いた状態で実装され
ると、実装データの一部の信号端子が装置に対して未接
続状態となることがあり、実装位置誤り検出が正しく行
えなくなる。そのため、実装位置データが識別できなく
なり、カードが誤動作し、装置内の他カードに悪影響を
及ぼすことがあるため、装置の信頼性が著しく損なわれ
る。
【0007】この他、次の公報に開示されたものが知ら
れている。 <特開平2−308354号>装置に実装される各ユニ
ットに、実装位置を示すアドレス信号を入力する手段
と、その入力されたアドレス信号が実装位置を正確に示
さないとき計数動作禁止信号を出力する手段と、入力さ
れたアドレス信号を計数動作禁止信号が無いときに計数
して実装位置を表示する手段とを備えたもの。これによ
ると、ユニットが斜めに不完全実装された場合にも、ア
ドレス信号が正しく認識され、その他の信号は正しく認
識されないという不都合が発生する。また、異なる実装
位置に斜めに実装した場合、不完全実装のために、正し
い実装位置と誤認識される恐れもある。
【0008】<特開平4−160777号>装置側に、
実装位置毎のスロット番号を生成するスロット番号生成
手段を設け、各ユニットには、スロット番号生成手段か
らスロット番号を読み出すスロット番号読出手段と、当
該ユニットに対応するスロット番号を予め記憶した記憶
手段と、その記憶されたスロット番号とスロット番号読
出手段により読み出したスロット番号との一致を検出す
る一致判断手段とを設け、またユニットがスロットで装
置に嵌合されている状態のときに一致判断手段を動作さ
せる嵌合確認手段を備え、その嵌合確認手段の単一の嵌
合確認端子を他の端子よりも短くしたもの。これによる
と、ユニットが斜めに嵌合された場合、嵌合確認端子を
通じた確認がたとえ正しく行われても、その他の信号端
子が不完全接続となる恐れがある。
【0009】<特開平11−233974号>装置側の
バックプレーンの端子群に、スロットアドレスに対応し
たバイナリコードとなるように給電し、これを電子回路
パッケージ側で検出することにより、自パッケージの実
装の適否を判別するもの。これによると、パッケージが
斜めに不完全実装された場合にも、バイナリコードが正
しく認識され、その他の信号は正しく認識されないとい
う不都合が発生する。また、異なる実装位置に斜めに実
装した場合、不完全実装のために、正しい実装位置と誤
認識される恐れもある。
【0010】<特許第2940018号>上記特開平2
−308354号と同様に、装置側から入力したアドレ
ス信号によりユニットの実装の適否を判断しているだけ
であるため、ユニットが斜めに不完全実装された場合に
も、アドレス信号が正しく認識され、その他の信号は正
しく認識されないという不都合が発生する。また、異な
る実装位置に斜めに実装した場合、不完全実装のため
に、正しい実装位置と誤認識される恐れもある。
【0011】本発明は、実装位置データの検出だけでな
く、実装状態になったことを別に検出することにより、
上記のような従来の問題点を解決できる実装位置検出方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の実装位置検出方
法は、カード等の回路ユニットをコネクタにて装置に着
脱可能に実装するシステムにおいて、回路ユニットを装
置に実装する際に、装置側から回路ユニットに電源供給
して当該回路ユニットにおいて装置側からの実装位置デ
ータを検出し、その実装位置データを構成する一定数の
信号のための端子の全てが当該回路ユニットを経由して
装置側と帰還接続されているか否かにより当該回路ユニ
ットの実装の適否を判断し、正しい実装と判断した場
合、検出した実装位置データを正しい実装位置データと
して処理することを特徴とする。
【0013】本発明の実装位置検出装置は、カード等の
回路ユニットをコネクタにて装置に着脱可能に実装する
システムにおいて、回路ユニットに、装置側から電源供
給される電源部と、装置側の実装位置データを検出する
実装位置検出部と、その実装位置データを構成する一定
数の信号のための端子の全てが当該回路ユニットを経由
して装置側と帰還接続されているか否かにより当該回路
ユニットの実装の適否を判断する実装適否検出部と、装
置側との間で信号の入出力を行う外部インターフェース
部と、前記実装適否検出部が正しい実装と判断した場
合、前記実装位置検出部にて検出された実装位置データ
を正しい実装位置データとして処理するとともに、前記
外部インターフェース部の機能を有効にする制御部とを
備えたことを特徴とする。
【0014】実装適否検出部は、実装位置データを構成
する一定数の信号のための端子の全てが当該回路ユニッ
トを経由して装置側にグランド接続された場合、正しい
実装と判断する。
【0015】グランド接続は、コネクタの複数個所に配
置されたグランド接続用信号端子にて行う。
【0016】コネクタの電源端子を、実装位置データを
構成する一定数の信号のための信号端子及びグランド接
続用信号端子よりも長くして、これら信号端子よりも先
に装置側と接続されるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、回路ユニットとし
てカードを用いた本発明の一実施例のブロック図を示
す。装置1側には、実装される複数のカード5(#0〜
#n)の実装位置に対応する実装位置データ生成部4
(#0〜#n)が設けられ、また各実装位置毎に、装置
側電源端子13A、装置側共通バス信号端子14A、装
置側実装適否検出用信号端子15A、装置側実装位置検
出用信号端子16Aが設けられている。装置1内におい
て、全ての装置側電源端子13Aは共通の電源ライン3
に接続され、全ての装置側共通バス信号端子14Aは共
通バス信号ライン2に接続されている。
【0018】各カード5(#0〜#n)には、コネクタ
6と電源部7と制御部8と信号部9とが設けられ、コネ
クタ6は、電源端子13と共通バス用信号端子14と実
装適否検出用信号端子(グランド接続用信号端子)15
と実装位置検出用信号端子16とを有し、また信号部9
は、外部インターフェース部10と実装適否検出部11
と実装位置検出部12とを有している。そして、各カー
ド5(#0〜#n)内において、電源端子13は電源部
7と、共通バス用信号端子14は外部インターフェース
部10と、実装適否検出用信号端子15は実装適否検出
部11と、実装位置検出用信号端子16は実装位置検出
部12とそれぞれ接続されている。
【0019】今、装置1にある一枚のカード5(#0)
を実装すると、このカード5(#0)の電源部7に装置
1側の電源ライン3から電源が供給される。カード5
(#0)内の信号部9の実装適否検出部11及び実装位
置検出部12は、装置1の実装位置データ生成部4(#
0)と接続され、実装適否検出部11でカード5(#
0)の実装の適否を検出そ、実装位置検出部12ではカ
ード5(#0)が正しい実装位置(#0)に実装された
か否かを検出し、それぞれの検出情報を当該カードの制
御部8に伝達する。制御部8に伝達された検出情報によ
り、カード5(#0)において外部インタフェース部1
0の出力制御を行う。他のカード5(#1),・・・,
5(#n)についても同様である。
【0020】従って、実装適否検出部11で適切な実装
と検出した場合、制御部8は外部インタフェース部10
を出力動作許可状態にし、また不完全な実装と検出した
場合には、制御部8は外部インタフェース部10を出力
動作禁止状態にすることができ、すなわち共通バス信号
ライン2と信号の送受信を行わないことにより、カード
5(#0)の不完全実装による誤動作で、他のカード5
(#1),・・・,5(#n)に悪影響を与えず動作さ
せることができる。これは他のカード5(#1),・・
・,5(#n)についても同様である。
【0021】更に具体的に説明する。図1において、装
置1にカード5(#0)が実装されると、装置1からの
電源がコネクタ6を介してカード5(#0)の電源部7
に、実装位置データ(#0)がコネクタ6を介して実装
適否検出部11及び実装位置検出部12に入力される。
実装適否検出部11及び実装位置検出部12に入力され
た検出情報を制御部8に伝達する。制御部8に伝達され
た検出情報により、外部インタフェース部10の出力制
御を行う。
【0022】電源部7は、カード5(#0)内部で使用
される電源電圧を生成する回路で、例えばレギュレー
タ、DC−DCコンバータで構成することができる。
【0023】実装位置データ(#0)は、例えば図2に
示すGND及びBB0,・・・,BB3で構成されてい
る。ここでGNDは、カード5(#0)のコネクタ6が
装置1に帰還接続されたかを示す信号で、BB0,・・
・,BB3は装置1の各実装位置にある実装位置を示す
データ信号であり、実装位置ごとに異なるデータが設定
されている。
【0024】実装適否検出部11は、例えば図3に示す
抵抗R及びNORゲート17で構成されている。ここで
抵抗Rは、NORゲート17の入力信号がオープン状態
になった時、NORゲート17の入力信号を電源電圧レ
ベルの信号にするプルアップ抵抗で、NORゲート17
は、カード5(#0)に入力される実装位置データ4
(#0)のGND信号を検出する回路である。
【0025】実装位置検出部12は、例えば図3に示す
抵抗R及びバッファ18で構成されている。ここで抵抗
Rは、バッファ18の入力信号がオープン状態になった
時、バッファ18の入力信号を電源電圧レベルの信号に
するプルアップ抵抗で、バッファ18は、カード5(#
0)に入力される実装位置データ4(#0)のBB0,
・・・,BB3を検出する回路である。
【0026】コネクタ6は、例えば図4に示す電源端子
13、信号端子14,15及び16で構成されている。
ここで電源端子13は、電源部7に接続している端子
で、信号端子14は外部インタフェース部10に接続し
ている端子で、信号端子15は、実装適否検出部11に
接続しているコネクタ6の四隅(1a,1c,32a及
び32c)に配列されているグランド接続用信号端子
で、信号端子16は、実装位置検出部12に接続してい
る端子で構成されている。
【0027】また、コネクタ6は、例えば図6に示すよ
うに、端子の種類により端子の長さが異なる構成になっ
ている。すなわち、電源端子13は、カード5(#0)
が装置1に実装されると、信号端子14,15及び16
より早く装置1に接続される端子長になっており、信号
端子14,15及び16は電源端子13より端子長が短
く、電源端子13が装置1に接続された後に装置1に接
続されるように構成されている。他のカード5(#
1),・・・,5(#n)についても同様である。
【0028】次に、図1に示す本実施例の動作につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0029】装置1にカード5(#0)を実装すると、
コネクタ6の電源端子13は装置1の電源ライン3と接
続され、カード5(#0)の電源部7に電源が供給され
る。電源部7は、カード5(#0)内部で使用する電源
電圧を生成し、制御部8、信号部9の外部インタフェー
ス部10,実装適否検出部11及び実装位置検出部12
に供給する。その後、コネクタ6の信号端子14は共通
バス信号ライン2と接続し、外部インタフェース部10
と接続する。信号端子15は実装位置データ4(#0)
のGNDと接続し、実装適否検出部11と接続する。信
号端子16は、実装位置データ4(#0)のBB0,・
・・,BB3と接続し、実装位置検出部12と接続す
る。
【0030】次に、実装適否検出部11がカード5(#
0)の実装状態を判定する。カード5(#0)の実装状
態は、実装適否検出部11に入力される実装位置データ
(#0)のGNDが全てGNDと認識できれば適切な実
装と判定し、1つ以上がGNDでなかった場合は不完全
実装と判定する。
【0031】ここで、不完全実装と判定される場合につ
いて、図4の端子構成図及び図6のコネクタの構成図と
共に説明する。カード5(#0)が装置1に実装された
時、図6に示す電源端子13のみが装置1の電源ライン
3と接続され、他の信号端子14,15及び16が装置
1側の共通バス信号ライン2及び実装位置データ生成部
4(#0)と未接続になった場合、実装適否検出部11
の入力に実装位置データ生成部(#0)のGNDが接続
されていないため、実装適否検出部11は不完全実装と
判定する。また、装置1にカード5(#0)を実装した
時、コネクタ6が斜めに傾いた状態で装置1に接続され
た場合、例えば図4で示す電源端子13は電源ライン3
と、信号端子15の1a,1c及び32aが実装位置デ
ータ生成部4(#0)のGNDに接続されており、信号
端子15の32cが実装位置データ生成部4(#0)の
GNDに未接続となった場合、実装適否検出部11は、
信号端子15の32cが実装位置データ4(#0)のG
NDと未接続となっているため、不完全実装と判定す
る。信号端子15の1a,1c及び32aが実装位置デ
ータ生成部4(#0)のGNDと未接続となった場合も
同様である。
【0032】このように、カード5(#0)が不完全実
装と判定された場合、図5のフローチャートに示すよう
に、制御部8が外部インタフェース部10の出力動作を
禁止し、装置1の共通バス信号ライン2に誤信号送出を
防ぐことができる。また、カード5(#0)が正しい実
装と判定された場合、図5のフローチャートに示すよう
に、制御部8が実装位置データ(#0)のBB0,・・
・,BB3を正しいデータと認識し、外部インタフェー
ス部10の出力動作を許可し、装置1の共通バス信号ラ
イン2に信号を送出することができる。他のカード5
(#1),・・・,5(#n)についても同様である。
【0033】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば前記実施例のカードの電源部を用
いず、カードで使用する電源を装置から直接供給する装
置にも適用できる。また、複数のカードが時分割で1つ
の信号線を共有する他の用途に使用する電子機器にも適
用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実装位置データを構成する一定数の信号のための端子の
全てが当該回路ユニットを経由して装置側と帰還接続さ
れているか否かにより当該回路ユニットの実装の適否を
判断し、回路ユニットが装置に適切に実装されていれ
ば、回路ユニットの実装位置データを有効として、外部
とのデータ送受信を行い、回路ユニットが装置に不完全
実装されていれば、回路ユニットの実装位置データを無
効として、外部とのデータ送受信を行わないことができ
るので、回路ユニットを不完全実装した場合における装
置の誤動作を的確に防ぐことができる。
【0035】コネクタの電源端子を、他の信号端子より
も長くして、先に装置側との接続を行うことにより、装
置側から回路ユニットへ確実に電源供給した後に、実装
の適否及び実装位置データによる実装位置の適否の検出
を行うことができるので、誤検出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシステム構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】装置側の実装位置データ生成部の構成及び生成
される実装位置データの内容を示す図である。
【図3】装置側の実装位置データ生成部とカード側の実
装適否検出部及び実装位置検出部との構成関係を示すブ
ロック図である。
【図4】カード側のコネクタの端子配列を示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図6】コネクタの端子長の関係を示す図である。
【図7】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 装置 2 共通バス信号ライン 3 電源ライン 4 実装位置データ生成部 5 カード 6 コネクタ 7 電源部 8 制御部 9 信号部 10 外部インターフェース部 11 実装適否検出部 12 実装位置検出部 13 電源端子 14 共通バス用信号端子 15 実装適否検出用信号端子(グランド接続用信号端
子) 16 実装位置検出用信号端子 100 カード 101 電源端子 102 共通バス用信号端子 103 実装位置検出用信号端子 104 コネクタ 105 電源部 106 制御部 107 信号部 108 外部インターフェース部 109 実装位置検出部 110 実装位置誤り検出部 111 装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード等の回路ユニットをコネクタにて装
    置に着脱可能に実装するシステムにおいて、前記回路ユ
    ニットを前記装置に実装する際に、装置側から回路ユニ
    ットに電源供給して当該回路ユニットにおいて装置側か
    らの実装位置データを検出し、その実装位置データを構
    成する一定数の信号のための端子の全てが当該回路ユニ
    ットを経由して装置側と帰還接続されているか否かによ
    り当該回路ユニットの実装の適否を判断し、正しい実装
    と判断した場合、検出した実装位置データを正しい実装
    位置データとして処理することを特徴とする実装位置検
    出方法。
  2. 【請求項2】実装位置データを構成する一定数の信号の
    ための端子の全てが当該回路ユニットを経由して装置側
    にグランド接続された場合、正しい実装と判断すること
    を特徴とする請求項1記載の実装位置検出方法。
  3. 【請求項3】グランド接続は、コネクタの複数個所に配
    置されたグランド接続用信号端子にて行うことを特徴と
    する請求項2記載の実装位置検出方法。
  4. 【請求項4】コネクタの電源端子を、実装位置データを
    構成する一定数の信号のための信号端子及びグランド接
    続用信号端子よりも長くして、これら信号端子よりも先
    に装置側との接続を行うことを特徴とする請求項3記載
    の実装位置検出方法。
  5. 【請求項5】当該回路ユニットの実装の適否を判断し、
    正しい実装と判断した場合、装置と接続される当該回路
    ユニットの外部インターフェース部の機能を有効にする
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の実装位
    置検出方法。
  6. 【請求項6】当該回路ユニットの実装の適否を判断し、
    不完全実装と判断した場合、装置と接続される当該回路
    ユニットの外部インターフェース部からの出力動作を禁
    止することを特徴とする1、2、3又は4記載の実装位
    置検出方法。
  7. 【請求項7】カード等の回路ユニットをコネクタにて装
    置に着脱可能に実装するシステムにおいて、前記回路ユ
    ニットに、装置側から電源供給される電源部と、装置側
    の実装位置データを検出する実装位置検出部と、その実
    装位置データを構成する一定数の信号のための端子の全
    てが当該回路ユニットを経由して装置側と帰還接続され
    ているか否かにより当該回路ユニットの実装の適否を判
    断する実装適否検出部と、装置側との間で信号の入出力
    を行う外部インターフェース部と、前記実装適否検出部
    が正しい実装と判断した場合、前記実装位置検出部にて
    検出された実装位置データを正しい実装位置データとし
    て処理するとともに、前記外部インターフェース部の機
    能を有効にする制御部とを備えたことを特徴とする実装
    位置検出装置。
  8. 【請求項8】実装適否検出部は、実装位置データを構成
    する一定数の信号のための端子の全てが当該回路ユニッ
    トを経由して装置側にグランド接続された場合、正しい
    実装と判断することを特徴とする請求項7記載の実装位
    置検出装置。
  9. 【請求項9】グランド接続は、コネクタの複数個所に配
    置されたグランド接続用信号端子にて行うことを特徴と
    する請求項8記載の実装位置検出装置。
  10. 【請求項10】コネクタの電源端子を、実装位置データ
    を構成する一定数の信号のための信号端子及びグランド
    接続用信号端子よりも長くして、これら信号端子よりも
    先に装置側と接続されるようにしたことを特徴とする請
    求項9記載の実装位置検出装置。
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Cited By (5)

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