JPH0611533A - 複数の電子回路接続のフェールセーフ回路 - Google Patents

複数の電子回路接続のフェールセーフ回路

Info

Publication number
JPH0611533A
JPH0611533A JP4193314A JP19331492A JPH0611533A JP H0611533 A JPH0611533 A JP H0611533A JP 4193314 A JP4193314 A JP 4193314A JP 19331492 A JP19331492 A JP 19331492A JP H0611533 A JPH0611533 A JP H0611533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
connector
electronic circuit
detection
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4193314A
Other languages
English (en)
Inventor
Chogo Kiko
長五 喜古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
Priority to JP4193314A priority Critical patent/JPH0611533A/ja
Publication of JPH0611533A publication Critical patent/JPH0611533A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル接続不良に起因する複数の電子回路
接続の異常動作を事前に検出する。 【構成】 コネクタ1は入力信号端子1B〜1Dとプル
アップ抵抗Rが接続される検出入力端子1Aとをもつ。
ゲート回路4とゲート回路5は電子回路3の前後に接続
され、ゲート回路4に入力信号端子1B〜1Dからの入
力信号が接続されるとともに、検出入力端子1Aの出力
がゲート回路4とゲート回路5に接続し、検出入力端子
1Aの論理状態により電子回路3に組み込まれる機能が
安全な状態または非能動状態にする。コネクタ2は検出
出力端子2Aと出力信号端子2B〜2Dをもち、ゲート
回路5の出力が出力信号端子2B〜2Dに加えられ、検
出入力端子1Aの論理状態が出力端子2Aに接続され
る。バス入力回路6は検出入力端子1Aの論理状態をC
PU7で判別させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、第1のケーブルから
の入力信号を第1のコネクタから電子回路に接続し、電
子回路の出力を第2のコネクタから取り出し、第2のケ
ーブルで後続する次の電子回路に伝送する場合に、これ
らの電子回路間を接続するケーブルコネクタの脱落また
は接続不良を検出し、そのケーブルを特定するととも
に、電子回路の機能が安全な状態または非能動状態に固
定するための複数の電子回路接続のフェールセーフ回路
についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による複数の電子回路接
続の構成図を図2により説明する。図2の3は電子回
路、7はCPU、8と9はコネクタである。コネクタ8
の1B〜1Dは入力信号端子であり、電子回路3の入力
に接続される。コネクタ9の2B〜2Dは出力信号端子
であり、電子回路3の出力に接続される。
【0003】電子回路3は、コネクタ8の入力信号端子
1B〜1Dに加えられる信号の論理によって各種機能を
実現し、さらにその結果として応答信号をコネクタ9の
出力信号端子2B〜2Dへ出力し、後続する他の電子回
路ブロックへ導く。
【0004】コネクタ8への接続ケーブルが脱落または
接続不良等の異常状態になると、電子回路3の検出入力
端子への入力信号の論理は真偽が逆転、または不定の状
態となり、電子回路3内で処理する各種機能の動作が異
常になり、その結果電子回路3の出力信号も異常とな
り、後続する電子回路ブロックへも影響がでるととも
に、ケーブル接続異常個所を知る手段がないので、装置
全体の異常動作を防ぐことができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】計測器やICテストシ
ステムまたは制御装置等の大型装置では、それぞれ機能
の異なった複数の電子回路3を複数のプリント基板に分
けて実装し、その間の入出力信号を多数のケーブルまた
はその他の手段によりコネクタ接続する場合が多い。
【0006】従来は、このような装置の試験調整時また
はメンテナンス時に、ケーブル接続漏れまたは接続不良
があってもその場所の特定が困難であり、さらに大型装
置の機能は複雑多岐にわたり多数の機能があるのが一般
的なので、ある1つの機能を調整修復後、装置は回復し
たようにみえても他の機能に潜在的障害発生の要因を残
したままになることがある。この潜在要因は、装置のユ
ーザーがある特定の機能を使用したときに初めて顕在化
する。
【0007】この発明は、このようなケーブル接続不良
に起因する装置の異常動作を事前に検出し、ゲート回路
を動作させ、装置の機能を安全な状態または非能動状態
にし、さらに不良個所の特定ができるフェールセーフ回
路の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明では、第1のコネクタに第1のケーブルが
接続され、第1のコネクタからの入力信号が電子回路に
供給され、前記電子回路の出力が第2のコネクタに接続
され、第2のコネクタに第2のケーブルが接続される電
子回路ブロックにおいて、第1のコネクタは入力信号端
子とプルアップ抵抗Rが接続される検出入力端子とをも
ち、第1のゲート回路と第2のゲート回路は前記電子回
路の前後に接続され、第1のゲート回路に前記入力信号
端子からの入力信号が接続されるとともに、前記検出入
力端子の出力信号が第1のゲート回路と、第2のゲート
回路に接続し、前記検出入力端子の論理状態により前記
電子回路に組み込まれる機能が安全な状態または非能動
状態にし、第2のコネクタは検出出力端子と出力信号端
子をもち、第2のゲート回路の出力が前記出力信号端子
に加えられ、前記検出入力端子の論理状態が前記検出出
力端子に接続され、バス入力回路は前記検出入力端子の
論理状態をCPUで判別させる。
【0009】
【作用】次に、この発明による複数の電子回路接続のフ
ェールセーフ回路の構成を図1により説明する。図1の
1と2はコネクタ、4と5はゲート回路、6はバス入力
回路であり、その他は図2と同じものである。コネクタ
1は図2のコネクタ8に検出入力端子1Aを追加したも
のであり、コネクタ2は図2のコネクタ9に検出出力端
子2Aを追加したものである。
【0010】図1のコネクタ1は入力信号端子1B〜1
Dとプルアップ抵抗Rが接続される検出入力端子1Aと
をもつ。ゲート回路4とゲート回路5は電子回路3の前
後に接続され、ゲート回路4に入力信号端子1B〜1D
からの入力信号が接続され、検出入力端子1Aの論理状
態により電子回路3に組み込まれる機能が安全な状態ま
たは非能動状態にする。コネクタ2は検出出力端子2A
と出力信号端子2B〜2Dをもち、ゲート回路5の出力
が出力信号端子2B〜2Dに加えられ、検出入力端子1
Aの論理状態が検出出力端子2Aに接続される。バス入
力回路6は検出入力端子1Aの論理状態をCPU7で判
別させる。
【0011】次に、図1の作用を図3により説明する。
図3は図1の詳細図である。ゲート回路4とゲート回路
5は、入力と出力がそれぞれ同数のORゲートで構成さ
れる。検出入力端子1Aと入力信号端子1B〜1D、さ
らに検出出力端子2Aと出力信号端子2B〜2Dの論理
を真の状態のときにLレベル、偽の状態のときにHレベ
ルとする。
【0012】まず、電子回路3が正常に動作する場合を
説明する。検出入力端子1AにLレベルが入力される
と、インバータ4A〜5Bによりゲート回路4・5のゲ
ートを開け、検出出力端子2AもLレベルになる。これ
により入力信号端子1B〜1Dに入力された真の信号
は、ゲート回路3を通過して電子回路3にLレベルとし
て伝達され、電子回路3は正しく動作する。
【0013】その結果として電子回路3の出力に現れる
真の信号は、ゲート回路5のゲートが開いているので、
コネクタ2の出力信号端子2B〜2DへLレベルとして
伝達し、後続する次の電子回路ブロックへ真の情報とし
て伝達される。また、検出出力端子2Aも、Lレベルで
あり、次の電子回路ブロックのコネクタ1の検出入力端
子1Aへの入力情報として利用される。
【0014】バス入力回路6は、CPU7のREAD命
令の実行により、インバータ4Aの出力レベルを装置全
体を制御しているCPU7のバス10に乗せる働きをす
る。したがって、CPU7は検出入力端子1Aのレベル
がLであることを読みとり、コネクタ1に接続されてい
るケーブルが正しく装着されていると判断し、その装置
を正常に制御する。
【0015】次に、異常状態の場合を説明する。コネク
タ1への接続ケーブルが無接続、または脱落している場
合、検出入力端子1Aは無信号となり、プルアップ抵抗
RによってHレベルになるように電源VCCへプルアッ
プされる。Hレベルはインバータ4A〜5Bによりゲー
ト回路4・5のゲートを閉じ、検出出力端子2AもHレ
ベルとなる。
【0016】入力信号端子1B〜1Dはケーブル接続が
ないので、真・偽の区別がつかないが、ゲート回路4が
ゲートを閉じているので、電子回路3の入力端子へ偽の
信号としてHレベルを伝達する。これにより電子回路3
は、すべての機能を非能動状態または安全な状態側に固
定し装置の異常動作を防ぐ。電子回路3の応答結果とし
て現れる出力信号も、ゲート回路5のゲートが閉じてい
るので、コネクタ2の出力信号端子2B〜2DへHレベ
ルとして伝達される。
【0017】検出出力端子2AもHレベルであり、この
信号は後続する次の電子回路ブロックの検出入力端子1
Aへ異常情報として伝達されるので、後続の電子回路3
のすべてで以上の動作を順に繰り返し、装置の異常動作
を防ぐ。
【0018】バス入力回路6は、CPU7のREAD命
令の実行によりインバータ4Aの出力レベルをバス10
に乗せるため、CPU7は検出入力端子1Aのレベルが
Hであることを知る。すなわち、コネクタ1に接続され
ているケーブルが正しく装着されてないことを特定判断
することができ、その装置の稼働を中止して安全な状態
に保持する。
【0019】複数の電子回路ブロック間を接続する複数
ケーブルの異常個所を特定するには、それぞれの電子回
路ブロック内のバス入力回路6において、バス10に乗
せるビットウェイトを異なるようにするか、またはRE
AD命令のアドレスを異なるようにするか、またはこれ
らを併用することにより、実現することができる。
【0020】
【実施例】図1を縦続接続した実施例の構成を図4によ
り説明する。図4は電子回路ブロック11〜13で構成
される。電子回路ブロック11は、他の電子回路ブロッ
クからの入力信号を必要とせず、出力信号だけ要求され
る電子回路ブロックの例である。そのためコネクタ1は
なく、検出入力端子1Aに相当するインバータ4Aの入
力をスイッチ等を利用してLレベルに固定する。そのた
め検出出力端子2AのレベルもLレベルに固定される。
後続する回路ブロック12・13は、入力信号と出力信
号を必要とするので、ケーブル21・22で接続され
る。また、電子回路ブロック11〜13は、CPU7の
管理下で動作するためバス10に共通に接続される。
【0021】図4では、電子回路ブロック11の検出出
力端子2AのLレベルが基準となり、後続の回路ブロッ
ク12・13へ直列に伝達される。異常検出の例とし
て、接続ケーブル22が脱落していると仮定した場合、
電子回路ブロック13の検出入力端子1AへはLレベル
が伝達されず、電子回路ブロック13のプルアップ抵抗
RによりHレベルになる。これにより後続する電子回路
ブロックは、前述した動作によりすべてハードウェア的
に安全な状態に固定される。
【0022】また接続ケーブルの特定は、CPU7でブ
ロック番号の若い順にバス入力回路6をエネーブルに
し、READ命令をスキャン実行していき、電子回路ブ
ロック13のバス入力回路6をエネーブルにしたとき、
検出入力端子1AのレベルがHレベルであるため偽とし
て応答が帰ってくる。
【0023】このとき、最初に異常接続のあった電子回
路ブロック13以降、すべてのケーブル接続が正しかっ
たとしても、それ以降のスキャン結果は異常接続として
応答が帰ってくるが、最初に異常として見つけた電子回
路ブロック13のコネクタ1に接続されている接続ケー
ブル22が異常であると判断する。
【0024】したがって、複数個所に接続異常がある場
合は、最初に特定された個所を修復後、再度READ命
令を実行し、異常状態が消えるまで繰り返す。CPU7
で実行するREAD命令は、装置の初期起動プログラム
内で実行することにより、異常状態のままその装置が稼
働状態に入ることを防ぐことができる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、ケーブル接続不良に
起因する電子回路の異常動作を事前に検出するので、電
子回路の機能を安全な状態または非能動状態にし、不良
個所を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による複数の電子回路接続のフェール
セーフ回路の構成図である。
【図2】従来技術による複数の電子回路接続の構成図で
ある。
【図3】図1の詳細図である。
【図4】この発明による実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 1A 検出入力端子 1B〜1D 入力信号端子 2 コネクタ 2A 検出出力端子 2B〜2D 出力信号端子 3 電子回路 4 ゲート回路 5 ゲート回路 6 バス入力回路 7 CPU 10 バス R プルアップ抵抗 VCC 電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコネクタに第1のケーブルが接続
    され、第1のコネクタからの入力信号が電子回路に供給
    され、前記電子回路の出力が第2のコネクタに接続さ
    れ、第2のコネクタに第2のケーブルが接続される電子
    回路ブロックにおいて、 第1のコネクタは入力信号端子とプルアップ抵抗Rが接
    続される検出入力端子とをもち、 第1のゲート回路と第2のゲート回路は前記電子回路の
    前後に接続され、第1のゲート回路に前記入力信号端子
    からの入力信号が接続されるとともに、前記検出入力端
    子の出力信号が第1のゲート回路と、第2のゲート回路
    に接続し、前記検出入力端子の論理状態により前記電子
    回路に組み込まれる機能が安全な状態または非能動状態
    にし、 第2のコネクタは検出出力端子と出力信号端子をもち、
    第2のゲート回路の出力が前記出力信号端子に加えら
    れ、前記検出入力端子の論理状態が前記検出出力端子に
    接続され、 バス入力回路は前記検出入力端子の論理状態をCPUで
    判別させることを特徴とする複数の電子回路接続のフェ
    ールセーフ回路。
JP4193314A 1992-06-26 1992-06-26 複数の電子回路接続のフェールセーフ回路 Pending JPH0611533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193314A JPH0611533A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 複数の電子回路接続のフェールセーフ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193314A JPH0611533A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 複数の電子回路接続のフェールセーフ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611533A true JPH0611533A (ja) 1994-01-21

Family

ID=16305848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4193314A Pending JPH0611533A (ja) 1992-06-26 1992-06-26 複数の電子回路接続のフェールセーフ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611533A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115932667A (zh) * 2023-01-09 2023-04-07 广东氧迪力电气科技有限公司 一种电气元器件接线关系采集装置及接线关系检测方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115932667A (zh) * 2023-01-09 2023-04-07 广东氧迪力电气科技有限公司 一种电气元器件接线关系采集装置及接线关系检测方法
CN115932667B (zh) * 2023-01-09 2024-01-12 广东氧迪力电气科技有限公司 电气元器件接线关系检测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4829596A (en) Programmable controller with fiber optic input/output module
US4945540A (en) Gate circuit for bus signal lines
US4685053A (en) Programmable controller with fault detection
JPH06249919A (ja) 半導体集積回路装置の端子間接続試験方法
US3992696A (en) Self-checking read and write circuit
US4692691A (en) Test system for keyboard interface circuit
US3814920A (en) Employing variable clock rate
JPH0611533A (ja) 複数の電子回路接続のフェールセーフ回路
JPS6362765B2 (ja)
JP2531615B2 (ja) 集積回路
JPH11338594A (ja) 接触不良検出回路
JP2857479B2 (ja) バス・インターフェース検査を行う電子機器
JPH0693473B2 (ja) 検査機能を有する半導体集積回路
KR100401542B1 (ko) 피씨비(pcb) 테스트 장치
JPH0413737B2 (ja)
JPS6051136B2 (ja) デ−タ誤り検出方式
JPS6210833Y2 (ja)
JPH0847065A (ja) 遠方監視制御装置
JPS636471A (ja) 論理集積回路
JPH0746123B2 (ja) 集積回路の試験方式
JPS6161427B2 (ja)
JP2001327188A (ja) モータ制御システムの自己診断方法
JPS6051127B2 (ja) アドレス設定回路
JPH09127203A (ja) 論理集積回路の故障テスト方法及び論理集積回路
JP2000028663A (ja) クロック断試験回路