JPH05270521A - 有害媒体の充填装置 - Google Patents
有害媒体の充填装置Info
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- JPH05270521A JPH05270521A JP4191673A JP19167392A JPH05270521A JP H05270521 A JPH05270521 A JP H05270521A JP 4191673 A JP4191673 A JP 4191673A JP 19167392 A JP19167392 A JP 19167392A JP H05270521 A JPH05270521 A JP H05270521A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B39/00—Nozzles, funnels or guides for introducing articles or materials into containers or wrappers
- B65B39/06—Nozzles, funnels or guides for introducing articles or materials into containers or wrappers adapted to support containers or wrappers
- B65B39/08—Nozzles, funnels or guides for introducing articles or materials into containers or wrappers adapted to support containers or wrappers by means of clamps
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- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B31/00—Packaging articles or materials under special atmospheric or gaseous conditions; Adding propellants to aerosol containers
- B65B31/02—Filling, closing, or filling and closing, containers or wrappers in chambers maintained under vacuum or superatmospheric pressure or containing a special atmosphere, e.g. of inert gas
- B65B31/024—Filling, closing, or filling and closing, containers or wrappers in chambers maintained under vacuum or superatmospheric pressure or containing a special atmosphere, e.g. of inert gas specially adapted for wrappers or bags
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人に対して危険ではなく、且つ実質的に低い
経費で有害媒体を袋に充填できる充填装置を提供するこ
と。 【構成】 有害なバルク媒体もしくは流体媒体を袋に充
填する充填装置であって、充填される媒体が、その製造
装置の出口にて、クリーンルーム状態下で配分・包装さ
れることを保証する充填装置を設計した。上記製造装置
の出口開口は気密シール式コンテナと連通し、そのコン
テナに有害媒体を流入させることができ、そのコンテナ
内に、充填装置と充填すべき袋が配置されている。
経費で有害媒体を袋に充填できる充填装置を提供するこ
と。 【構成】 有害なバルク媒体もしくは流体媒体を袋に充
填する充填装置であって、充填される媒体が、その製造
装置の出口にて、クリーンルーム状態下で配分・包装さ
れることを保証する充填装置を設計した。上記製造装置
の出口開口は気密シール式コンテナと連通し、そのコン
テナに有害媒体を流入させることができ、そのコンテナ
内に、充填装置と充填すべき袋が配置されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、有害媒体を、その製造
装置の出口においてクリーンルーム状態で袋に充填し、
配分・包装する有害媒体の充填装置に関する。
装置の出口においてクリーンルーム状態で袋に充填し、
配分・包装する有害媒体の充填装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の公知の充填装置を用いて、高活
性の粉末もしくは流体の媒体が、特に製薬工業および化
学処理工業において、“クリーンルーム”すなわち気密
シール室で再充填もしくは再包装されている。
性の粉末もしくは流体の媒体が、特に製薬工業および化
学処理工業において、“クリーンルーム”すなわち気密
シール室で再充填もしくは再包装されている。
【０００３】上記の媒体は、例えばスクリューミキサ
ー、濾過装置、撹拌バットなどを用いて製造され、次に
気密シール状態下、すなわちクリーンルーム内で袋に充
填され、充填作業に従事している職員を上記有害媒体に
暴露させないようにしている。このようにしても、充填
装置の作業員は防護服を着用して有害媒体との接触を回
避する必要がある。
ー、濾過装置、撹拌バットなどを用いて製造され、次に
気密シール状態下、すなわちクリーンルーム内で袋に充
填され、充填作業に従事している職員を上記有害媒体に
暴露させないようにしている。このようにしても、充填
装置の作業員は防護服を着用して有害媒体との接触を回
避する必要がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】かような公知の慣行に
よれば、作業員の“宇宙服”が適切な呼吸ヘルメットと
外部換気装置を備えていなければならないのと同様に、
クリーンルームも適切な外部換気装置を備えていなけれ
ばならない。
よれば、作業員の“宇宙服”が適切な呼吸ヘルメットと
外部換気装置を備えていなければならないのと同様に、
クリーンルームも適切な外部換気装置を備えていなけれ
ばならない。
【０００５】それ故に本発明の目的は、人に対して危険
ではなく、かつ実質的に低い経費で有害媒体を袋に充填
できる充填装置を提供することである。
ではなく、かつ実質的に低い経費で有害媒体を袋に充填
できる充填装置を提供することである。
【０００６】本発明によれば、充填される有害媒体を、
その製造装置の出口で、クリーンルーム状態下で配分・
包装するのに用いる、有害なバルク媒体もしくは流体媒
体の充填装置であって、前記製造装置、例えばコニカル
スクリューミキサーの出口開口が、該充填装置が配置さ
れている気密シール式コンテナに導入されている充填装
置が提供される。
その製造装置の出口で、クリーンルーム状態下で配分・
包装するのに用いる、有害なバルク媒体もしくは流体媒
体の充填装置であって、前記製造装置、例えばコニカル
スクリューミキサーの出口開口が、該充填装置が配置さ
れている気密シール式コンテナに導入されている充填装
置が提供される。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に開示されている
気密シール式コンテナは、上部壁が、包装される有害媒
体に対する入口開孔を備え、その内部空間には充填装置
が配設されている。
気密シール式コンテナは、上部壁が、包装される有害媒
体に対する入口開孔を備え、その内部空間には充填装置
が配設されている。
【０００８】上記コンテナには充填工程を観察できるよ
うに窓が設けられ、またコンテナは、作業員にコンテナ
内の充填・計量装置を操作させるために保護手袋が接続
されているハンドアクセス開口を備えている。
うに窓が設けられ、またコンテナは、作業員にコンテナ
内の充填・計量装置を操作させるために保護手袋が接続
されているハンドアクセス開口を備えている。
【０００９】
【作用・効果】作業員に対して特別な保護用具は全く不
必要であり、いわゆるクリーンルームを必要としない。
該コンテナは、有害媒体を高い信頼性で区分することが
でき、かつ有害媒体の安全な充填および取出しを確実に
実施することができる。
必要であり、いわゆるクリーンルームを必要としない。
該コンテナは、有害媒体を高い信頼性で区分することが
でき、かつ有害媒体の安全な充填および取出しを確実に
実施することができる。
【００１０】該コンテナは、その密封状態が万一不完全
になった場合に、有害物質がコンテナから漏洩するのを
防止するために、低圧装置に接続することが好ましい。
になった場合に、有害物質がコンテナから漏洩するのを
防止するために、低圧装置に接続することが好ましい。
【００１１】このようなコンテナは、内部を容易に掃除
できるので、充填装置の運転は、包装すべき有害媒体を
変える場合、ごく短時間の中断しか必要としない。
できるので、充填装置の運転は、包装すべき有害媒体を
変える場合、ごく短時間の中断しか必要としない。
【００１２】かようなコンテナは、製造と運転の両方を
行うのに経済的である。
行うのに経済的である。
【００１３】包装される媒体は、バルク物質および流体
物質、特に粉末物質であってもよい。
物質、特に粉末物質であってもよい。
【００１４】有害媒体を製造するコニカルスクリューミ
キサーは、その出口開口を、該コンテナの入口開口に対
して直接取付けてもよい。
キサーは、その出口開口を、該コンテナの入口開口に対
して直接取付けてもよい。
【００１５】媒体の計量、すなわちコンテナに導入され
る媒体の量の測定は、製造する側で行うのが好ましい。
コニカルスクリューミキサーの下側には、その末端に、
下部に計量弁が設置された出口開口に特定量の媒体を流
入させる球面セグメント弁が設けられている。
る媒体の量の測定は、製造する側で行うのが好ましい。
コニカルスクリューミキサーの下側には、その末端に、
下部に計量弁が設置された出口開口に特定量の媒体を流
入させる球面セグメント弁が設けられている。
【００１６】この球面セグメント弁はコニカルスクリュ
ーミキサーの底部開口を気密シールするためにのみ配置
され、有害媒体の計量は、前記底部開口の下流に設置さ
れた計量弁によって行われる。
ーミキサーの底部開口を気密シールするためにのみ配置
され、有害媒体の計量は、前記底部開口の下流に設置さ
れた計量弁によって行われる。
【００１７】この計量弁はコンテナの入口開口に直接取
付けられ、その入口開口の下に包装・重量測定装置が設
置されている。
付けられ、その入口開口の下に包装・重量測定装置が設
置されている。
【００１８】本発明の実施態様によれば、包装・重量測
定装置は、入口側に設置された膨脹式シーリング部材で
構成され、この部材に袋を取付けるためにコンテナの入
口開口に接続されたフランジのまわりを気密シールす
る。
定装置は、入口側に設置された膨脹式シーリング部材で
構成され、この部材に袋を取付けるためにコンテナの入
口開口に接続されたフランジのまわりを気密シールす
る。
【００１９】袋は保護するためにドラムコンテナ内に入
れるのが好ましい。
れるのが好ましい。
【００２０】このドラムコンテナは、２重壁になってい
てもよく、例えばプラスチック、紙もしくは金属製の比
較的硬質の外壁と、保護カバーの形態の内壁とで構成さ
れている。袋はドラムコンテナの中に入れられ、そのコ
ンテナは重量測定・持上げ装置の上に載置され、袋の上
部開口端が前記の膨脹式シーリング部材から垂下してい
る。ドラムコンテナの上部末端は、シール式コンテナを
上部と下部のチャンバーに分割するプレートの開口を通
じて突出している。シーリング部材は膨脹し、シール式
コンテナの入口開孔に接続されている前記フランジの下
側に、袋を保持しシールしている。
てもよく、例えばプラスチック、紙もしくは金属製の比
較的硬質の外壁と、保護カバーの形態の内壁とで構成さ
れている。袋はドラムコンテナの中に入れられ、そのコ
ンテナは重量測定・持上げ装置の上に載置され、袋の上
部開口端が前記の膨脹式シーリング部材から垂下してい
る。ドラムコンテナの上部末端は、シール式コンテナを
上部と下部のチャンバーに分割するプレートの開口を通
じて突出している。シーリング部材は膨脹し、シール式
コンテナの入口開孔に接続されている前記フランジの下
側に、袋を保持しシールしている。
【００２１】充填すべき袋が上記のように接続される
と、球面セグメント弁が開き、次に計量弁が作動して、
所定の計量された量の有害媒体を、シール式コンテナの
開いている入口開口を通じて袋の中へおよび前記フラン
ジに流入させる。
と、球面セグメント弁が開き、次に計量弁が作動して、
所定の計量された量の有害媒体を、シール式コンテナの
開いている入口開口を通じて袋の中へおよび前記フラン
ジに流入させる。
【００２２】媒体は、ドラムコンテナが載置されている
重量測定・持上げ装置によって予め決められた重量が測
定されるまで、ドラムコンテナ内の袋内に集まる。
重量測定・持上げ装置によって予め決められた重量が測
定されるまで、ドラムコンテナ内の袋内に集まる。
【００２３】必要重量の媒体が袋内に受取られると、計
量弁は閉じ、次に、シール式コンテナの入口開口の下側
のフランジに設けられた換気管によって、過剰の空気が
袋の中から吸引される。そのため袋は収縮して膨脹式シ
ーリング部材でシールすることができ、依然として袋
を、フランジの下側に対して気密シールすることができ
る。次いで袋はしっかりとくくられ、次にくくられた位
置の上方で切断される。袋の切断された上部は膨脹式シ
ール部材から垂下したまゝであり、一方袋の下部はしっ
かりとくくられドラムコンテナ内に残っている。
量弁は閉じ、次に、シール式コンテナの入口開口の下側
のフランジに設けられた換気管によって、過剰の空気が
袋の中から吸引される。そのため袋は収縮して膨脹式シ
ーリング部材でシールすることができ、依然として袋
を、フランジの下側に対して気密シールすることができ
る。次いで袋はしっかりとくくられ、次にくくられた位
置の上方で切断される。袋の切断された上部は膨脹式シ
ール部材から垂下したまゝであり、一方袋の下部はしっ
かりとくくられドラムコンテナ内に残っている。
【００２４】シール式コンテナのハンドアクセス開口を
通じて、袋は手でドラムコンテナ中に押込まれ、コンテ
ナ内で袋はドラムコンテナの内部保護カバーで包まれ
る。
通じて、袋は手でドラムコンテナ中に押込まれ、コンテ
ナ内で袋はドラムコンテナの内部保護カバーで包まれ
る。
【００２５】重量測定・持上げ装置は、その上のドラム
コンテナを下降させ、コンテナ内に枢軸旋回可能に設置
された保護ぶたを、シール式コンテナを２つのチャンバ
ーに分割する前記プレートの開口に向かって揺動させ
て、保護ぶたでこの開口をシールするが、ドラムコンテ
ナを下降させるまでは、ドラムコンテナの上部末端は、
上記プレートの開口を通じて突出している。
コンテナを下降させ、コンテナ内に枢軸旋回可能に設置
された保護ぶたを、シール式コンテナを２つのチャンバ
ーに分割する前記プレートの開口に向かって揺動させ
て、保護ぶたでこの開口をシールするが、ドラムコンテ
ナを下降させるまでは、ドラムコンテナの上部末端は、
上記プレートの開口を通じて突出している。
【００２６】シール式コンテナを前のように再び低圧状
態にし、シール式コンテナの側壁の装填孔を開き、充填
された袋が中に入っているドラムコンテナをシール式コ
ンテナから、装填孔を通じて取出す。ドラムコンテナを
下降させた後、有害媒体が故意ではなく流出するのを保
護ぶたが防止する。充填すべき袋が入っている新しいド
ラムコンテナを、次に、装填孔を通じて重量測定・持上
げ装置の上に置く。
態にし、シール式コンテナの側壁の装填孔を開き、充填
された袋が中に入っているドラムコンテナをシール式コ
ンテナから、装填孔を通じて取出す。ドラムコンテナを
下降させた後、有害媒体が故意ではなく流出するのを保
護ぶたが防止する。充填すべき袋が入っている新しいド
ラムコンテナを、次に、装填孔を通じて重量測定・持上
げ装置の上に置く。
【００２７】装填孔を閉じ、保護ぶたを、揺動させて、
前記プレートの開口から外し、その結果、ドラムコンテ
ナを重量測定・持上げ装置によって上昇させるとドラム
コンテナはその開口を通じて突出する。
前記プレートの開口から外し、その結果、ドラムコンテ
ナを重量測定・持上げ装置によって上昇させるとドラム
コンテナはその開口を通じて突出する。
【００２８】前記保護手袋を用い、手動で、充填すべき
新しい袋は、前記の膨脹式シーリング部材に接続され、
次にそのシーリング部材を膨脹させる。
新しい袋は、前記の膨脹式シーリング部材に接続され、
次にそのシーリング部材を膨脹させる。
【００２９】この新しいバッグは上記の方法によって充
填される。
填される。
【００３０】本発明によれば、袋の充填は、完全にクリ
ーンルーム状態下で、厳重な保護対策のもとに、大きな
クリーンルームを必要とせずに行われ、作業員は保護さ
れる。
ーンルーム状態下で、厳重な保護対策のもとに、大きな
クリーンルームを必要とせずに行われ、作業員は保護さ
れる。
【００３１】本発明の充填装置は、流体、すなわち粉末
もしくは顆粒の物質のみならず、液体およびペースト状
物質を袋に充填するのに使用することができる。
もしくは顆粒の物質のみならず、液体およびペースト状
物質を袋に充填するのに使用することができる。
【００３２】本発明の充填装置の作動を以下に要約す
る。先に述べたように、シール式コンテナは前記プレー
トによって前記２つのチャンバーに分割されている。上
部チャンバーは、シール式コンテナの入口開口から延び
るフランジに袋を保持する上記手段を備え、一方下部チ
ャンバーはドラムコンテナを受入れる。袋に充填中の場
合、その２つのチャンバーは互いに連通し、袋は前記プ
レートの開口を通じて突出しており、その開口は上部チ
ャンバーと下部チャンバーを接続している。
る。先に述べたように、シール式コンテナは前記プレー
トによって前記２つのチャンバーに分割されている。上
部チャンバーは、シール式コンテナの入口開口から延び
るフランジに袋を保持する上記手段を備え、一方下部チ
ャンバーはドラムコンテナを受入れる。袋に充填中の場
合、その２つのチャンバーは互いに連通し、袋は前記プ
レートの開口を通じて突出しており、その開口は上部チ
ャンバーと下部チャンバーを接続している。
【００３３】充填された袋の排気を完全に行った後、袋
をくくり、次いで切断し、前記チャンバーの分離は手動
で行われ、くくられた袋をドラムコンテナの中へ、すな
わちその保護カバーの中に押込み、ドラムコンテンナを
前記保護蓋によって閉じる。次にドラムコンテナを下降
させ、２つのチャンバー間の開口を閉じる。この場合、
シール式コンテナの上部チャンバーは、先に述べたよう
に、シール式コンテナ内に枢軸旋回可能に設置されてい
る保護蓋によって、下部チャンバーから分離されてい
る。したがって、閉じられたドラムコンテナは、前記装
填孔を通じて取出すのに下部チャンバーを利用すること
ができる。
をくくり、次いで切断し、前記チャンバーの分離は手動
で行われ、くくられた袋をドラムコンテナの中へ、すな
わちその保護カバーの中に押込み、ドラムコンテンナを
前記保護蓋によって閉じる。次にドラムコンテナを下降
させ、２つのチャンバー間の開口を閉じる。この場合、
シール式コンテナの上部チャンバーは、先に述べたよう
に、シール式コンテナ内に枢軸旋回可能に設置されてい
る保護蓋によって、下部チャンバーから分離されてい
る。したがって、閉じられたドラムコンテナは、前記装
填孔を通じて取出すのに下部チャンバーを利用すること
ができる。
【００３４】シール式コンテナが互いに上下に配置され
た２つのチヤンバーに分離され、その連通を保護蓋によ
って遮断することができると、上部チャンバーの汚染が
下部チャンバーに移行することがないという利点があ
る。
た２つのチヤンバーに分離され、その連通を保護蓋によ
って遮断することができると、上部チャンバーの汚染が
下部チャンバーに移行することがないという利点があ
る。
【００３５】シール式コンテナは、別のシール式コンテ
ナを気密シール方式で接続して組合わせてもよい。
ナを気密シール方式で接続して組合わせてもよい。
【００３６】このシール式コンテナによって、上記の袋
に充填するプロセスを自動的に実施することができる。
この場合、充填されたドラムコンテナの取外しは、装填
孔を通じて手動では行わない。代わりにドラムコンテナ
は、機械を用いて、圧力スルースもしくは洗浄スルース
を有する別のシール式コンテナ内に運ばれる。
に充填するプロセスを自動的に実施することができる。
この場合、充填されたドラムコンテナの取外しは、装填
孔を通じて手動では行わない。代わりにドラムコンテナ
は、機械を用いて、圧力スルースもしくは洗浄スルース
を有する別のシール式コンテナ内に運ばれる。
【００３７】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。コニカルスクリューミキサー１（底部のみ
を示す）は、通常の混合スクリュー１６がそれ自体の軸
のまわりを回転しうる内部チャンバーを備えている。
て説明する。コニカルスクリューミキサー１（底部のみ
を示す）は、通常の混合スクリュー１６がそれ自体の軸
のまわりを回転しうる内部チャンバーを備えている。
【００３８】コニカルスクリューミキサー１は、球面セ
グメント弁２を具備する底部開口を有し、その弁２は、
計量弁４により下方が閉じられている出口開口３に対し
て開く。計量弁４は、気密シールされた“クリーンルー
ム”コンテナとして製作された主コンテナ５の入口開孔
を形成するフランジ６の上に直接取付けられており、そ
のコンテナの中で有害媒体１５が下記のようにして袋に
充填され重量が測定される。
グメント弁２を具備する底部開口を有し、その弁２は、
計量弁４により下方が閉じられている出口開口３に対し
て開く。計量弁４は、気密シールされた“クリーンルー
ム”コンテナとして製作された主コンテナ５の入口開孔
を形成するフランジ６の上に直接取付けられており、そ
のコンテナの中で有害媒体１５が下記のようにして袋に
充填され重量が測定される。
【００３９】コンテナ５は、窓２２とハンドアクセス開
口２３を具備する壁を備えており、この開口２３には、
コンテナ５の中に保護手袋（図示せず）が接続され、外
界に対して気密シールされている。
口２３を具備する壁を備えており、この開口２３には、
コンテナ５の中に保護手袋（図示せず）が接続され、外
界に対して気密シールされている。
【００４０】上記のように、袋への充填と重量測定の工
程はコンテナ５の中で行われるので、有害媒体１５は周
囲の環境に漏れることはない。
程はコンテナ５の中で行われるので、有害媒体１５は周
囲の環境に漏れることはない。
【００４１】フランジ６の下側に、二重フランジの形態
でフランジ９が設けられている。これは、有害媒体を充
填する袋１３の中の排気を行うのに必要である。
でフランジ９が設けられている。これは、有害媒体を充
填する袋１３の中の排気を行うのに必要である。
【００４２】フランジ９の外側周辺には膨脹式シーリン
グ部材１０が配置され、この部材は、間に膨脹式シーリ
ング管１２を受入れている一対のフランジ１１で特に構
成されている。
グ部材１０が配置され、この部材は、間に膨脹式シーリ
ング管１２を受入れている一対のフランジ１１で特に構
成されている。
【００４３】充填される袋１３の上部は、シーリング管
１２の外側周辺のまわりに配置されている。
１２の外側周辺のまわりに配置されている。
【００４４】コンテナ５の中には、硬質材料製の外側カ
バーと、内室を形成する内側保護カバー１９とを有する
二重壁ドラムコンテナ１８が配置され、これらのカバー
はともに閉鎖フランジ２８によって保持されている。
バーと、内室を形成する内側保護カバー１９とを有する
二重壁ドラムコンテナ１８が配置され、これらのカバー
はともに閉鎖フランジ２８によって保持されている。
【００４５】ドラムコンテナ１８は、その内室に充填す
べき袋１３が入っているが、重量測定・持上げ装置２１
の上に乗っている。
べき袋１３が入っているが、重量測定・持上げ装置２１
の上に乗っている。
【００４６】ドラムコンテナ１８は、主コンテナ５内の
プレート２９の閉鎖可能な開口２７を通じて突出してい
る。プレート２９は、コンテナ５を、２つの重ね合わせ
た上部チャンバー３０と下部チャンバー３１に分割し、
これらチャンバーは閉鎖可能な開口２７で互いに連通し
ている。この開口２７は、コンテナ５内に枢軸旋回可能
に取付けられた保護蓋２４によって閉鎖することができ
る。
プレート２９の閉鎖可能な開口２７を通じて突出してい
る。プレート２９は、コンテナ５を、２つの重ね合わせ
た上部チャンバー３０と下部チャンバー３１に分割し、
これらチャンバーは閉鎖可能な開口２７で互いに連通し
ている。この開口２７は、コンテナ５内に枢軸旋回可能
に取付けられた保護蓋２４によって閉鎖することができ
る。
【００４７】下記のように袋１３に充填がなされてか
ら、ドラムコンテナ１８は、下部チャンバー３１の壁に
設けられた装填孔２０を通じて主コンテナ５から取出す
ことができ、次に、充填すべき空の袋が入っている別の
ドラムコンテナを装填孔２０を通じて導入することがで
きる。
ら、ドラムコンテナ１８は、下部チャンバー３１の壁に
設けられた装填孔２０を通じて主コンテナ５から取出す
ことができ、次に、充填すべき空の袋が入っている別の
ドラムコンテナを装填孔２０を通じて導入することがで
きる。
【００４８】充填法を以下に述べる。球面セグメント弁
２を開き計量弁４を作動させた後、正確に測定された重
量の前記媒体１５が、コニカルスクリューミキサー１６
によって、計量弁４と、フランジ９を通じてフランジ６
によって形成された入口開口とによって運ばれ、そのフ
ランジ９から、媒体１５の流れ１４が矢印１７の方向で
充填すべき袋１３内に流入する。
２を開き計量弁４を作動させた後、正確に測定された重
量の前記媒体１５が、コニカルスクリューミキサー１６
によって、計量弁４と、フランジ９を通じてフランジ６
によって形成された入口開口とによって運ばれ、そのフ
ランジ９から、媒体１５の流れ１４が矢印１７の方向で
充填すべき袋１３内に流入する。
【００４９】重量測定・持上げ装置２１が、袋１３に充
填される媒体１５の必要重量を測定すると、直ちに流れ
１４が停止し、袋１３の排気を行うために、フランジ９
に至る通気管２６を通じて、袋１３の中から空気をポン
プで排出する。それ故、袋１３は収縮するのでくくるこ
とができる。くくった後、袋１３を、フランジ９の下部
端縁と、袋１３がくくられている位置の間で切断され、
袋１３の切断され、くくられた部分はドラムコンテナ１
８の中に充分押込まれる。閉鎖フランジ２８を取外し、
保護カバー１９を同様にくくってドラムコンテナ１８に
押込む。重量測定・持上げ装置２１がドラムコンテナ１
８を下降させる。次にドラムコンテナ１８を、コンテナ
５内にゆるく配置された蓋（図示せず）を用いて、アク
セス開口２３を通じて手動で閉じる。
填される媒体１５の必要重量を測定すると、直ちに流れ
１４が停止し、袋１３の排気を行うために、フランジ９
に至る通気管２６を通じて、袋１３の中から空気をポン
プで排出する。それ故、袋１３は収縮するのでくくるこ
とができる。くくった後、袋１３を、フランジ９の下部
端縁と、袋１３がくくられている位置の間で切断され、
袋１３の切断され、くくられた部分はドラムコンテナ１
８の中に充分押込まれる。閉鎖フランジ２８を取外し、
保護カバー１９を同様にくくってドラムコンテナ１８に
押込む。重量測定・持上げ装置２１がドラムコンテナ１
８を下降させる。次にドラムコンテナ１８を、コンテナ
５内にゆるく配置された蓋（図示せず）を用いて、アク
セス開口２３を通じて手動で閉じる。
【００５０】保護蓋２４は、プレート２９の上に乗って
いるが、次に揺動させてその閉鎖位置に到達させ、プレ
ート２９の開口２７をおおわせ、その結果、媒体１５が
閉鎖されたドラムコンテナ１８に上から流出、もしくは
散布することが防止される。したがって、上部チャンバ
ー３０は下部チャンバー３１から分離される。
いるが、次に揺動させてその閉鎖位置に到達させ、プレ
ート２９の開口２７をおおわせ、その結果、媒体１５が
閉鎖されたドラムコンテナ１８に上から流出、もしくは
散布することが防止される。したがって、上部チャンバ
ー３０は下部チャンバー３１から分離される。
【００５１】下部チャンバー３１の装填孔２０は開いて
いるので、閉鎖されたドラムコンテナ１８がコンテナ５
から取出され、新しいドラムコンテナ１８が、開いた装
填孔２０を通じて、重量測定・持上げ装置２１の上に置
かれる。
いるので、閉鎖されたドラムコンテナ１８がコンテナ５
から取出され、新しいドラムコンテナ１８が、開いた装
填孔２０を通じて、重量測定・持上げ装置２１の上に置
かれる。
【００５２】次に装填孔２０を再び閉じて新しいドラム
コンテナ１８の蓋を取外す。蓋２４はその開放位置に揺
動して移動される。次に重量測定・持上げ装置２１を起
動させて、充填位置にある新しいドラムコンテナ１８
を、開口２７を通過させる。このとき開口２７には保護
蓋２４がない。充填すべき新しい袋１３の上部は、ハン
ドアクセス開口２３を通じて、収縮したまゝの膨脹式シ
ーリング部材１０の上に手動で配置され、次にこのシー
リング部材１０を再膨脹させて袋１３の上部を固定す
る。次いで、新しい袋１３に、上記の方法で媒体１５が
充填される。
コンテナ１８の蓋を取外す。蓋２４はその開放位置に揺
動して移動される。次に重量測定・持上げ装置２１を起
動させて、充填位置にある新しいドラムコンテナ１８
を、開口２７を通過させる。このとき開口２７には保護
蓋２４がない。充填すべき新しい袋１３の上部は、ハン
ドアクセス開口２３を通じて、収縮したまゝの膨脹式シ
ーリング部材１０の上に手動で配置され、次にこのシー
リング部材１０を再膨脹させて袋１３の上部を固定す
る。次いで、新しい袋１３に、上記の方法で媒体１５が
充填される。
【００５３】保護のために、コンテナ５も吸引・通気弁
を備えている。
を備えている。
【００５４】符号８の位置に渦流弁が設置されているが
図面には示していない。この渦流弁は、コンテナ５に漏
れが生じた場合、空気を吸引して、媒体がコンテナ５か
ら全く漏れない程度にまでコンテナ内の低圧力を確実に
増進させる。例えば弁類、制御要素類、スケール類など
のような適切な調節器および制御器が入っている制御ボ
ックス２５が、主コンテナ５の頂部に取付けられてい
る。
図面には示していない。この渦流弁は、コンテナ５に漏
れが生じた場合、空気を吸引して、媒体がコンテナ５か
ら全く漏れない程度にまでコンテナ内の低圧力を確実に
増進させる。例えば弁類、制御要素類、スケール類など
のような適切な調節器および制御器が入っている制御ボ
ックス２５が、主コンテナ５の頂部に取付けられてい
る。
【００５５】コンテナ５は、上記のコニカルスクリュー
ミキサーと必ずしも協働する必要はなく、有害媒体用に
適切な他のディスペンサーとともに使用することができ
る。
ミキサーと必ずしも協働する必要はなく、有害媒体用に
適切な他のディスペンサーとともに使用することができ
る。
【００５６】上記実施例に記載したコンテナ５の代わり
に、処理技術に使用される他の類似の装置も使用するこ
とができる。
に、処理技術に使用される他の類似の装置も使用するこ
とができる。
【図１】本発明の好ましい実施例を示す袋充填装置の１
部を切欠した１部省略斜視図である。
部を切欠した１部省略斜視図である。
１ コニカルスクリューミキサー ３ 出口開口 ４ 計量弁 ５ 主コンテナ ６ フランジ ９ フランジ １０ 膨脹式シーリング部材 １１ フランジ １２ 膨脹式シーリング管 １３ 袋 １４ 流れ １５ 有害媒体 １８ 二重壁ドラムコンテナ １９ 内側保護カバー ２０ 装填孔 ２１ 重量測定・持上げ装置 ２２ 窓 ２３ ハンドアクセス開口 ２４ 保護蓋 ２７ 開口 ２８ 閉鎖フランジ ２９ プレート ３０ 上部チャンバー ３１ 下部チャンバー
Claims (13)
- 【請求項１】 有害媒体を、その製造装置の出口におい
てクリーンルーム状態下で袋に充填し、配分・包装する
有害媒体の充填装置であって、入口開口を備えた気密シ
ール式主コンテナ内に作動するよう配置され、上記製造
装置の上記出口が上記コンテナの入口開口と連通されて
いて、上記有害媒体が、上記製造装置から充填装置へ通
過できるように構成された有害媒体の充填装置。 - 【請求項２】 主コンテナが、有害媒体を充填する袋を
シール取付けするための、入口開口から延びるフランジ
と、袋を受入れるドラムコンテナを支持する重量測定装
置とを備えている請求項１記載の充填装置。 - 【請求項３】 重量測定装置がドラムコンテナを持上
げ、且つ下降させるよう構成されている請求項２記載の
充填装置。 - 【請求項４】 フランジが、袋の内部と係合し、シール
する膨張式シーリング部材を備えている請求項２記載の
充填装置。 - 【請求項５】 ドラムコンテナが、外側カバー、および
袋を入れる内側保護カバーからなる二重壁を備えている
請求項２記載の充填装置。 - 【請求項６】 主コンテナの内部を低圧力に保持する手
段、窓を形成する主コンテナの壁およびハンドアクセス
の開口を備え、保護手袋が、ハンドアクセスの開口を気
密シールしながら主コンテナの内部にむかって突出して
いる請求項１記載の充填装置。 - 【請求項７】 主コンテナの内部を横切って延び、かつ
開口と、主コンテナに枢軸旋回可能に取付けられて、開
口を閉鎖する保護蓋とを具備する水平プレートを備え、
ドラムコンテナが開口を通じて延びている請求項２記載
の充填装置。 - 【請求項８】 主コンテナが、互いに開口を通じて連通
している２つの重ね合わせたチャンパーで構成され、蓋
が開口を閉鎖するために、主コンテナ内に設けられてい
る請求項１記載の充填装置。 - 【請求項９】 製造装置の出口開口が、コニカルスクリ
ューミキサーの出口開口である請求項１記載の充填装
置。 - 【請求項１０】 入口開口を有する気密シールされた主
コンテナ中に、作動するよう配設された袋充填装置によ
って、有害媒体を袋に充填する方法であって、前記有害
媒体の製造装置の出口開口が上記入口開口と連通し、 以下のステップ、すなわち、 上部端縁を有するドラムコンテナ内に袋を配置し；上記
ドラムコンテナを前記主コンテナ内の充填位置に配置
し；前記入口開口と、その開口から延びて下部端縁を有
するフランジとを通じて、前記媒体を、予め決められた
程度に袋に充填し；袋から排気して袋を収縮させ；袋
を、中に入っている流動媒体の上方でかつ前記フランジ
の下部端縁の下方にて袋をくくり；次いで袋がくくられ
ている位置の上方であって、フランジの下部端縁と、ド
ラムコンテナの上部端縁との間で、袋を切断する；ステ
ップからなる、有害媒体を袋に充填する方法。 - 【請求項１１】 下記ステップ、すなわち、 袋を切断するステップの後、袋をドラムコンテナに入
れ；ドラムコンテナを第１の蓋で閉鎖し；主コンテナの
内部を横切るプレートの開口を通じてドラムコンテナを
下降させ；開口を、保護用の第２の蓋を回転運動させる
ことによって閉鎖し；主コンテナの内部を横切る前記プ
レートの下方に位置する、主コンテナの装填孔を通じ
て、閉鎖されたドラムコンテナを主コンテナから取出
す；ステップからなる請求項１０記載の方法。 - 【請求項１２】 有害媒体が、粉末物質、顆粒物質、液
体物質およびペースト状物質からなる群から選択される
請求項１０記載の方法。 - 【請求項１３】 有害媒体が、粉末物質、顆粒物質、液
体物質およびペースト状物質からなる群から選択される
請求項１記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9107768U DE9107768U1 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | |
| DE9107768.0 | 1991-06-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270521A true JPH05270521A (ja) | 1993-10-19 |
| JP2542312B2 JP2542312B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=6868614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4191673A Expired - Lifetime JP2542312B2 (ja) | 1991-06-25 | 1992-06-24 | 有害媒体の充填装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5322095A (ja) |
| EP (1) | EP0521252B1 (ja) |
| JP (1) | JP2542312B2 (ja) |
| AT (1) | ATE142965T1 (ja) |
| DE (2) | DE9107768U1 (ja) |
| DK (1) | DK0521252T3 (ja) |
| ES (1) | ES2094250T3 (ja) |
Families Citing this family (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE4419333A1 (de) * | 1994-06-02 | 1995-12-07 | Bolz Alfred Gmbh Co Kg | Abfüllanlage für gefährliche, schütt- oder fließfähige Medien |
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- 1992-06-24 JP JP4191673A patent/JP2542312B2/ja not_active Expired - Lifetime
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